JP2009133151A - 建築板 - Google Patents

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Nobuhiro Tai
信博 田井
Keiji Hattori
啓治 服部
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KMEW Co Ltd
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Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd
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【課題】建築板の接続部分を目立たないようにして建物の外観低下を少なくすることができる建築板を提供する。
【解決手段】複数本の目地状溝1、1…を基板2の表面に設け、各目地状溝1を基板2の長手方向に連続して形成すると共に複数本の目地状溝1、1…を基板2の短手方向に略等間隔に並べて形成した建築板Aにおいて、基板2の短手方向の中央部を通るように仮想されるセンターラインCLに隣り合って位置する目地状溝1、1の一つを幅広目地状溝1bとして形成し、幅広目地状溝1bの幅寸法Wを他の目地状溝1の設計幅寸法Wに基板2の寸法公差tを加えたものとする。隣接する建築板A、Aの接続部分(継ぎ目部分)に形成される目地溝3と同様の外観を有する幅広目地状溝1bを建築板Aの中央部近傍に形成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅用建材などとして用いられる建築板に関するものである。
従来より、外壁材などの建築板(サイディング材)Aは基板2の表面に複数の目地状溝1、1…を設けることによって、凹凸模様により意匠性を高めることが行われており、また、建築板Aとしては下端などの一端に実部12を、上端などの他の一端に実受け部11をそれぞれ設け、隣接する建築板Aの実部12と実受け部11とを実接合により接続して施工することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−88293号公報
しかし、上記のような建築板では、目地状溝1と隣接する建築板A、Aの接続部分に形成される目地溝3との外観が同等でないために、建築板A、Aの接続部分(継ぎ目部分)が目立ってしまい、建物の外観が低下するという問題があった。これは、基板2の縦方向及び横方向の寸法や、目地状溝1及び実部12と実受け部11の切削加工やプレス成形の位置に誤差があり、この誤差が±1.5〜2.0mmの基板2の寸法公差tとして生じるものであり、図3に示すように、目地溝3の寸法Wにバラツキが生じて目地溝3が細くなったり太くなったりして目立つからである。尚、目地溝3の寸法Wは目地状溝1の設計幅寸法Wに基板2の寸法公差tが増減した寸法(W=W±t)となる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、建築板の接続部分を目立たないようにして建物の外観低下を少なくすることができる建築板を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る建築板Aは、複数本の目地状溝1、1…を基板2の表面に設け、各目地状溝1を基板2の長手方向に連続して形成すると共に複数本の目地状溝1、1…を基板2の短手方向に略等間隔に並べて形成した建築板Aにおいて、基板2の短手方向の中央部を通るように仮想されるセンターラインCLに隣り合って位置する目地状溝1、1の一つを幅広目地状溝1bとして形成し、幅広目地状溝1bの幅寸法Wを他の目地状溝1の設計幅寸法Wに基板2の寸法公差tを加えたものとすることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る建築板Aは、複数本の目地状溝1、1…を基板2の表面に設け、各目地状溝1を基板2の長手方向に連続して形成すると共に複数本の目地状溝1、1…を基板2の短手方向に略等間隔に並べて形成した建築板Aにおいて、基板2の短手方向の最も中央に位置する目地状溝1aに隣り合う他の目地状溝1、1の一つを幅広目地状溝1bとして形成し、幅広目地状溝1bの幅寸法Wを他の目地状溝1の設計幅寸法Wに基板2の寸法公差tを加えたものとすることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る建築板Aは、請求項1又は2に加えて、基板2の短手方向の最も中央に位置する目地状溝1aと幅広目地状溝1b以外の目地状溝1のうちの少なくとも一つを、目地状溝1の設計幅寸法Wに基板2の寸法公差tの半分を増減した幅寸法Wを有する幅調整目地状溝1cとして形成して成ることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る建築板Aは、請求項3に加えて、幅調整目地状溝1cを基板2の短手方向の中央部の両側に同数ずつ設けて成ることを特徴とするものである。
請求項1、2の発明では、隣接する建築板A、Aの接続部分(継ぎ目部分)に形成される目地溝3と同様の外観を有する幅広目地状溝1bを建築板Aの中央部近傍に形成することができ、この幅広目地状溝1bの存在により目地溝3の幅寸法のバラツキを目立たなくすることができるものであり、建物の外観低下を少なくすることができるものである。
請求項3の発明では、幅調整目地状溝1cを設けることにより、さらに目地溝3の幅寸法Wのバラツキを目立たなくすることができるものであり、建物の外観低下を少なくすることができるものである。
請求項4の発明では、建築板Aの全体に複数の幅調整目地状溝1c、1c…を設けることができ、さらに目地溝3の幅寸法Wのバラツキを目立たなくすることができるものであり、建物の外観低下を少なくすることができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の建築板Aは外壁材などに用いられるものであって、方形板状の基板1の表面に複数本の目地状溝1、1…を設けて形成することができる。基板2は正面視で横方向(水平方向)を長手方向とし、縦方向(鉛直方向)を短手方向とする略長方形に形成されるものであり、各目地状溝1は基板2の長手方向と平行に連続して長く形成されるものであり、また、複数本の目地状溝1、1…は基板2の短手方向に略等間隔に並べて形成されている。建築板Aの表面は上記目地状溝1を設けることにより凹凸模様を有して形成されている。また、目地状溝1は基板2の一方の端部(建築板Aの施工時に下端部となる端部)2aと他方の端部(建築板Aの施工時に上端部となる端部)2bと平行に長く形成されるものである。また、基板2の一方の端部2aに実部12が、他方の端部2bに実受け部11がそれぞれ形成されている。そして、実部12を実受け部11の表面に重ね合わせるようにして、上下に隣接して施工された建築板A、Aを実接合により接続することができるものであり、実部12と実受け部11の接続部分には目地状溝1と似た外観を有する目地溝3が形成されるものである。建築板Aは窯業系基材や金属系基材のように無機質のものであっても、樹脂系基材のように有機質のものであってもいずれでもよく、窯業系基材の場合は、無機質硬化体の原料となるセメントなどの水硬性膠着材に無機充填材、繊維質材料等を配合し、プレス成形等で成形した後に養生硬化させて作製することができる。また、目地状溝1、実部12、実受け部11はプレス成形加工や切削加工等で形成することができる。
そして、本発明では目地状溝1を以下のように形成するものである。まず、基板2の短手方向の最も中央に位置する目地状溝1aに隣り合う他の目地状溝1、1の一つを幅広目地状溝1bとして形成する。図1のものでは、基板2の短手方向の中央部を通るように仮想される横方向のセンターラインCLと、基板2の短手方向の最も中央に位置する目地状溝1aとが重なっているので、その中央の目地状溝1aの直ぐ上側または直ぐ下側に位置する目地状溝1を幅広目地状溝1bとして形成する。また、幅広目地状溝1bの幅寸法(短手方向(鉛直方向)の寸法)Wは他の目地状溝1の設計幅寸法Wに基板2の寸法公差tを加えたものとする。すなわち、W=W+tの式で表されるものであり、例えば、基板2の寸法公差t=±1.5〜2.0の場合はW=W+1.5〜2.0とすることができる。
尚、基板2の短手方向の最も中央に位置する目地状溝1aとセンターラインCLとが重ならない場合には、センターラインCLの直ぐ上側または直ぐ下側に隣り合って位置する目地状溝1のいずれか一方を幅広目地状溝1bとして形成する。
そして、本発明の建築板Aでは、図2(a)に示すように、上下に隣接して実接合することにより施工した場合には、隣接する建築板A、Aの接続部分(継ぎ目部分)に形成される目地溝3と同様の外観を有する幅広目地状溝1bを建築板Aの中央部近傍に形成することができる。従って、目地溝3の幅寸法Wが寸法公差tとの関係で幅広になったときでも、幅広目地状溝1bが建築板Aの略中央部にバランス良く配置されているために目地溝3の幅寸法のバラツキを目立たなくすることができるものであり、建物の外観低下を少なくすることができるものである。尚、図2(b)に示すように、基板2の最も上端又は下端に位置する目地状溝1を幅広目地状溝1bとした場合は目地溝3と幅広目地状溝1bとが隣接するため帯状の幅広のラインが生じて目地溝3が形成される隣接する建築板A、Aの接続部分が目立つことになる。
本発明においては、さらに、基板2の短手方向の最も中央に位置する目地状溝1aと幅広目地状溝1b以外の目地状溝1のうちの少なくとも一つを幅調整目地状溝1cとして形成することができる。また、幅調整目地状溝1cの幅寸法(短手方向(鉛直方向)の寸法)Wは他の目地状溝1の設計幅寸法Wに基板2の寸法公差tの半分を増減したものとすることができる。すなわち、W=W±t/2の式で表されるものであり、例えば、基板2の寸法公差t=±1.5〜2.0の場合はW=W±0.75〜1.0とすることができる。一枚の建築板Aに形成する幅調整目地状溝1cの本数は、特に限定されないが、建築板Aに形成した目地状溝1の全本数をBとすると、B/6の整数部分の数とすることができる。また、幅調整目地状溝1cは基板2の短手方向の中央部の両側に同数ずつ設けることができる。例えば、図1に示すものではセンターラインCLの上側と下側に1本ずつの幅調整目地状溝1cを形成している。
そして、この建築板Aでは幅調整目地状溝1cを設けることにより、さらに目地溝3の幅寸法のバラツキを目立たなくすることができるものであり、建物の外観低下を少なくすることができるものである。
本発明の実施の形態の一例を示し、(a)は正面の概略図、(b)は接続した状態を示す一部の断面図である。 (a)は本発明の建築板の接続状態の一例を示す正面図、(b)は比較となる建築板の接続状態の一例を示す正面図である。 従来例を示す一部の断面図である。
符号の説明
1 目地状溝
1a 目地状溝
1b 幅広目地状溝
1c 幅調整目地状溝
2 基板
3 目地溝
A 建築板
CL センターライン

Claims (4)

  1. 複数本の目地状溝を基板の表面に設け、各目地状溝を基板の長手方向に連続して形成すると共に複数本の目地状溝を基板の短手方向に略等間隔に並べて形成した建築板において、基板の短手方向の中央部を通るように仮想されるセンターラインに隣り合って位置する目地状溝の一つを幅広目地状溝として形成し、幅広目地状溝の幅寸法を他の目地状溝の設計幅寸法に基板の寸法公差を加えたものとすることを特徴とする建築板。
  2. 複数本の目地状溝を基板の表面に設け、各目地状溝を基板の長手方向に連続して形成すると共に複数本の目地状溝を基板の短手方向に略等間隔に並べて形成した建築板において、基板の短手方向の最も中央に位置する目地状溝に隣り合う他の目地状溝の一つを幅広目地状溝として形成し、幅広目地状溝の幅寸法を他の目地状溝の設計幅寸法に基板の寸法公差を加えたものとすることを特徴とする建築板。
  3. 基板の短手方向の最も中央に位置する目地状溝と幅広目地状溝以外の目地状溝のうちの少なくとも一つを、目地状溝の設計幅寸法に基板の寸法公差の半分を増減した幅寸法を有する幅調整目地状溝として形成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の建築板。
  4. 幅調整目地状溝を基板の短手方向の中央部の両側に同数ずつ設けて成ることを特徴とする請求項3に記載の建築板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003314022A (ja) * 2002-04-26 2003-11-06 Nichiha Corp 建築板

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