JP2009132793A - 液晶組成物およびそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

液晶組成物およびそれを用いた液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】広い温度範囲において小さい粘度を有する液晶組成物を提供する。且つ、広い温度範囲において応答速度にすぐれた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】一般式(1)
Figure 2009132793

、または、一般式(2)
Figure 2009132793

(式中、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)で表される化合物などを含有する液晶組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、ネマチック液晶組成物およびそれを用いた液晶表示装置に関するものである。
液晶表示装置は二枚のガラス基板の間隙に液晶層を設け、電気光学効果により文字,数字,図,絵などを表示する装置として既に知られている。現在、TN(Twisted Nematic),STN(Super Twisted Nematic),IPS(In-Plane Switching),VA(Vertical Alignment),OCB(Optically Compensated Birefringence)等の駆動モードが知られている。近年、これら駆動を有する液晶表示装置においては、ディスクトップ型パソコンの液晶表示装置としてだけでなく、液晶テレビへ向けて大画面の液晶表示装置が製造される一方、携帯電話などの小型の液晶表示装置への展開も急速に進んでいる。
液晶表示装置は液晶テレビとしての表示装置として期待されている観点から、スポーツ番組などをはじめ動画表示用として応答時間の高速化が求められている。この要求に対する液晶組成物は従来よりも低粘度である必要がある。このような潮流の中で、STN液晶で用いられてきたシアノ系ネマチック液晶組成物に替わって、フッ素系液晶組成物が開発されてきた(非特許文献1)。これらフッ素系ネマチック液晶組成物はシアノ系ネマチック液晶組成物と比較して比抵抗が高いため、表示むらなども少なく、信頼性の高い液晶組成物ともなっている。
液晶の化学、1994年、学会出版センター、p.40−49
上述のように、液晶テレビへ向けて大画面の液晶表示装置が製造される一方、携帯電話などの小型の液晶表示装置への展開も急速に進んでいる。しかしながら、液晶テレビに対応するための液晶組成物の開発はされているものの、携帯電話などの小型の液晶表示装置に向けた液晶組成物の開発は進んでいない状況にある。これは、液晶表示装置が使用される環境が異なることによる。すなわち、液晶テレビが室温近傍で視聴されるのに対して、携帯電話などの小型の液晶表示装置は、冬のような寒い環境から夏の暑い環境までの広い温度範囲で使用されるためである。
このような事情により、液晶組成物の開発は室温近傍での動作環境に対応することに注力されてきたこともあり、広い温度範囲での動作環境には余り注目されてこなかったと思われる。液晶組成物の物性の観点から、従来は室温での粘度や応答速度に着目されてきたといえる。携帯電話などの小型の液晶表示装置に対しては、広い温度範囲において粘度や応答速度に着目することが求められていると言うことができる。
したがって、本発明の目的は、広い温度範囲において小さい粘度を有する液晶組成物を提供することにあり、且つ、広い温度範囲において応答速度にすぐれた液晶表示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、広い温度範囲において小さい粘度を有する液晶組成物、つまりは広い温度範囲において応答速度にすぐれた液晶表示装置について鋭意検討した結果、本発明に至った。
本発明の請求項1は、一般式(1)
Figure 2009132793
(一般式(1)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)で表される化合物を含有した液晶組成物をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項2は、一般式(2)
Figure 2009132793
(一般式(2)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)で表される化合物を含有した液晶組成物をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項3は、一般式(3)
Figure 2009132793
(一般式(3)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。MはCH2,O,NH,C=Oから選択される。)で表される化合物を含有した液晶組成物をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項4は、一般式(4)
Figure 2009132793
(一般式(4)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)で表される化合物を含有したことを特徴とする請求項1,2,3に記載の液晶組成物をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項5は、一般式(5)
Figure 2009132793
(一般式(5)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)で表される化合物を含有したことを特徴とする請求項1,2,3に記載の液晶組成物をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項6は、一般式(6)
Figure 2009132793
(一般式(6)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)で表される化合物を含有したことを特徴とする請求項1,2,3に記載の液晶組成物をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項7は、一般式(7)
Figure 2009132793
(一般式(7)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)で表される化合物を含有したことを特徴とする請求項1,2,3に記載の液晶組成物をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項8は、一般式(8)
Figure 2009132793
(一般式(8)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)で表される化合物を含有したことを特徴とする請求項1,2,3に記載の液晶組成物をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項9は、一般式(9),一般式(10),一般式(11)
Figure 2009132793
Figure 2009132793
Figure 2009132793
(一般式(11)において、MはCH2,O,NH,C=Oから選択される。)
の連結基うち二つ以上の連結基を同一化合物内に含有した化合物を用いることを特徴とした液晶組成物をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項10は液晶組成物中に一般式(1)で表される化合物を含有したことを特徴とした液晶表示装置、請求項11は液晶組成物中に一般式(2)で表される化合物を含有したことを特徴とした液晶表示装置、請求項12は液晶組成物中に一般式(3)で表される化合物を含有したことを特徴とした液晶表示装置をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項13は液晶組成物中に、一般式(4)で表される化合物を含有したことを特徴とした請求項10,11,12に記載の液晶表示装置、請求項14は、液晶組成物中に、一般式(5)で表される化合物を含有したことを特徴とした請求項10,11,12に記載の液晶表示装置、請求項15は、液晶組成物中に、一般式(6)で表される化合物を含有したことを特徴とした請求項10,11,12に記載の液晶表示装置、請求項16は、液晶組成物中に、一般式(7)で表される化合物を含有したことを特徴とした請求項10,11,12に記載の液晶表示装置、請求項17は、液晶組成物中に、一般式(8)で表される化合物を含有したことを特徴とした請求項10,11,12に記載の液晶表示装置をその解決のための手段として用いる。
本発明の請求項18は、液晶組成物中に、一般式(9),一般式(10),一般式(11)の連結基のうち二つ以上の連結基を同一化合物内に含有した化合物を用いることを特徴とした液晶表示装置をその解決のための手段として用いる。
以上、説明したように本発明のネマチック液晶組成物を用いれば、広い温度範囲において小さい粘度を有する液晶組成物を提供でき、且つ、広い温度範囲において応答速度にすぐれた液晶表示装置を提供できる。
以下、本発明に係る液晶組成物とそれを用いた液晶表示装置について詳細に説明する。
本発明に係る置換基を有するフェニル基とは、一般式(12)
Figure 2009132793
で表される。
(一般式(12)において、Rはそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3から選択される。YはH原子,F原子から選択される。ZもH原子,F原子から選択される。)
本発明に係る連結基は狭義には、一般式(13)において、
Figure 2009132793
(一般式(13)において、R3とR4はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。AとBはそれぞれシクロヘキサン環とフェニル環から選択される。)
Mで表され、つぎのような化学構造をしている。
−CH=N−,−C(=O)−O−,−N=N−,−CH=CH−,−CH2−O−,−CH2−CH2−,−CF2−O−
広義には一般式(14),(15)
Figure 2009132793
Figure 2009132793
も含まれる。
本発明に係る一般式(9),一般式(10),一般式(11)の連結基のうち二つ以上の連結基を同一化合物内に含有した化合物とは、一般式(16)
Figure 2009132793
(一般式(16)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)
が一例となる。一般式(16)では連結基を同一化合物内に二つ有し、且つそれぞれの連結基が重なりあって配置された化合物となる。
一般式(17)もその一例となるが、一般式(17)は連結基を同一化合物内に二つ有し、且つそれぞれの連結基が重なりあうことなく独立に配置された化合物となる。
Figure 2009132793
(一般式(17)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)
つぎに、本発明に係るネマチック液晶組成物を用いた液晶表示装置および、その製造方法の実施形態について具体的に説明する。
(実施形態1)
表1に本発明のホスト液晶として標準液晶組成物とであるZLI−1132(メルク社製)の物性値を示した。透明点(Tni)の測定には示差熱分析装置および偏光顕微鏡を用いた。粘度測定には回転粘度計を使用した。
Figure 2009132793
このZLI−1132に分子構造式(18)で示されるジフェニルメタンをドーパントとして5wt%添加し、液晶組成物No.2を得た。
Figure 2009132793
ジフェニルメタンに関しては透明点を観測することができなかった。この液晶組成物No.2の物性値を表1に示した。この表1から分かるように、ジフェニルメタンの添加による透明点の低下は観測されたが、大きな低下とはならなかった。特に、注目されるのは5℃における粘度の低下は顕著である。この理由は明らかでない。ただし、ジフェニルメタンは従来の液晶化合物に見られる直線性を示しておらず、このような屈曲分子構造が有効に利いていると考えられる。このことを念頭に、類似構造を示すジフェニルエーテルを添加してZLI−1132に添加して調べたところ、ジフェニルメタンとほぼ同様な結果を得た。したがって、低温側での粘度低下には屈曲分子構造を有する化合物を添加することが有効と考えられる。このことは、液晶表示装置の使用温度範囲の全温度領域での粘度低下にも有効であることになる。
(実施形態2)
本実施例では、ZLI−1132(メルク社製)にジフェニルメタンをドーパントとして5wt%添加した。さらに、分子構造式(19)で表される1−エトキシ、4′−ヘキシルシクロヘキシル−ビフェニルを5wt%添加し、液晶組成物No.3を得た。
Figure 2009132793
1−エトキシ,4′−ヘキシルシクロヘキシル−ビフェニル関しては148℃に透明点を観測することができた。この液晶組成物No.3の物性値を表1に示した。
この表から分かるように、ジフェニルメタンの添加により透明点の低下はなく、5℃における粘度の低下のみが観測されている。これはジフェニルメタンの添加にともなう透明点の低下が、1−エトキシ,4′−ヘキシルシクロヘキシル−ビフェニル添加にともなう透明点の向上で補償されたことによる。この実施例から分かるように、透明点の低下をともなわずに低温側での粘度低下するには屈曲分子構造を有する化合物を添加することに加え、透明点の大きい液晶化合物を添加することが有効と考えられる。
(実施形態3)
本実施例では、ZLI−1132(メルク社製)に分子構造式(20)で表される4−ヘキシロキシ安息香酸,3′−ペンチル−フェニルエステルをドーパントとして5wt%添加し、液晶組成物No.4を得た。
Figure 2009132793
4−ヘキシロキシ安息香酸,3′−ペンチル−フェニルエステルに関しては透明点を観測することができなかった。この新しい液晶組成物No.4の物性値を表1に示した。
実施例1で示したジフェニルメタンとは異なり、透明点の低下が小さいにも関わらず、5℃の粘度の大きな低下を観測することができた。この4−ヘキシロキシ安息香酸,3′−ペンチル−フェニルエステルはメタ位にアルキル鎖が入ることにより屈曲分子構造を有しており、これが粘度の低下に寄与していると推定している。一方、ジフェニルメタンより分子の長さが大きくなっており、これが透明点の低下を小さくしていると考えられる。このように、分子構造に屈曲分子構造と分子長の二つの点を導入することにより、透明点の低下なく、低温での粘度の低下という物性値を引き出すことができた。
(実施形態4)
本実施例では、ZLI−1132(メルク社製)に分子構造式(21)で表される3−ヘキシロキシ安息香酸,3′−ペンチル−フェニルエステルをドーパントとして5wt%添加し、液晶組成物No.5を得た。
Figure 2009132793
3−ヘキシロキシ安息香酸,3′−ペンチル−フェニルエステルに関しても透明点を観測することができなかった。この液晶組成物No.5の物性値を表1に示した。
実施例1で示したジフェニルメタンとは異なり、透明点の低下が小さいにも関わらず、5℃の粘度の大きな低下を観測することができた。この3−ヘキシロキシ安息香酸,3′−ペンチル−フェニルエステルは二つのメタ位にアルキル鎖などが入ることにより屈曲分子構造を2つ有しており、これが粘度の低下に寄与していると推定している。一方、ジフェニルメタンより分子の長さが大きくなっており、これが透明点の低下を小さくしていると考えられる。このように、分子構造に屈曲分子構造と分子長の二つの点を導入することにより、透明点の低下なく、低温での粘度の低下という物性値を引き出すことができた。
(比較例1)
本比較例では、ZLI−1132(メルク社製)に分子構造式(22)で表される4−ヘキシロキシ安息香酸,4′−ペンチル−フェニルエステルをドーパントとして5wt%添加し、液晶組成物No.6を得た。
Figure 2009132793
4−ヘキシロキシ安息香酸,4′−ペンチル−フェニルエステルに関しては70℃に透明点を観測することができた。この新しい液晶組成物No.6の物性値を表1に示した。
実施例3で示した4−ヘキシロキシ安息香酸,4′−ペンチル−フェニルエステルとは異なり、透明点の低下はないが5℃の粘度の大きな低下を観測することができなかった。このことから、屈曲分子構造を有していない4−ヘキシロキシ安息香酸,4′−ペンチル−フェニルエステルでは、これが粘度の低下に寄与しない分子構造であると推定している。
(実施形態5)
図1に液晶表示装置1の全体図を示す。液晶表示装置のサイズは100mm(長片側)×100mm(短片側)で表示部は対角で約6インチサイズであり、厚みが1.1mmで表面を研磨した透明なガラス基板を用いた。これら基板の上に共通電極,信号電極,画素電極などを形成し、更にその最表面の配向膜を形成した。本実施例では配向膜としてポリイミドを採用し、印刷機で塗布し焼成後の膜厚を0.07〜0.1μm程度とした。その後、配向膜の表面を液晶配向させるための配向処理を施した。配向処理はラビング機を使用し、ラビングロールにレーヨン製バフ布を用いて行った。上下基板の接着はシール剤2(エポキシ系樹脂)の中にポリマビーズを適量混入し、シールマスクを用いて図1のシール剤2を持つように基板上に印刷した。その後、シール剤の仮硬化を行い、上下基板を組み合わせた。そして、プレスを用いて2枚の基板を加圧しつつ、シール剤を硬化した。パネル面内には球形のポリマビーズを基板間に挟持し、液晶封入状態でギャップを8.0μmとした。この液晶表示体のラビング角度は短辺側に対して45度にし、上下基板間で直交する配置とした。液晶封入口3の幅は10mmである。これはTN型の液晶表示装置となる。
つぎに、この液晶表示装置への液晶注入方法について説明する。図示しないが、真空容器の中に液晶表示装置が液晶封入口3を下にして配置されている。真空容器の外部に設けられた上下駆動装置に接続されている液晶皿には液晶が入れてある。本実施例では、ZLI−1132(メルク社製)に分子構造式(20)で表される4−ヘキシロキシ安息香酸,3′−ペンチル−フェニルエステルを5wt%添加した液晶組成物(4)が容れてある。液晶組成物の構成は表1に記載済である。また、この液晶組成物にはカイラル化合物が微量添加してある。以降では、このネマチック液晶組成物をネマチック液晶組成物Aと記載する。液晶は液晶皿中で若干盛り上がった状態で保持されている。真空容器の外部には真空ポンプとピラニ真空計に接続される配管が設けられている。真空ポンプを作動させ、調整バルブでピラニ真空計をモニタしながら排気量を調整し、真空度が120分で5Paになるまで真空容器内を排気する。つぎに上下駆動装置を作動させて液晶を液晶封入口3に漬す。その後調整バルブを閉じ、リーク配管の調整バルブを開けて、窒素又は空気を導入して液晶表示装置にネマチック液晶組成物Aを注入する。液晶注入終了後、液晶封入口3を紫外線硬化剤(アクリル性樹脂)で封止した。
本実施例では、ZLI−1132(メルク社製)に分子構造式(20)で表される4−ヘキシロキシ安息香酸,3′−ペンチル−フェニルエステルを5wt%添加した液晶組成物No.4の物性値はZLI−1132とほぼ変わりなく、誘電率異方性は10.3、屈折率異方性は0.14、25℃の粘度は20cPである。本実施例で最も強調されるのは、5℃での立ち下がりの応答速度である。一般にTN型液晶表示装置の良し悪しはその立ち下りの応答時間となる。25℃では40msとZLI−1132単独と余り違いは無いが、5℃での立ち下がりの応答速度は120msとZLI−1132単独の140msと比較して大幅に改善された。これらの評価において、印加電圧は6Vである。また、透明点の低下が心配されたが、液晶表示装置内での透明点は69℃近傍にあり実用上問題ないものとなっていた。
本発明の液晶表示装置の動作温度は−10℃から69℃である。この動作温度範囲とは液晶表示装置として使用可能な温度範囲である。本発明に使用された液晶組成物ZLI−1132の結晶化温度は−20℃であり、本発明の液晶表示装置は低温での動作も充分保障されている。一般に、この結晶化温度の特定は困難であり、かつ多大な時間を要し、評価時間の短縮が課題となっていた。しかしながら、次に述べる手段で容易に知ることができる。すなわち、液晶表示装置の中に含有される液晶組成物を低温試験温度より低い二つの異なる温度に一定時間保持する方法で、これら二つの異なる温度のうち、低い方の温度で一定時間保持したあと、高い方の温度で一定時間保持する手順で実施すれば容易に結晶化温度を知ることができる。この場合、低温試験温度は−10℃である。低温試験温度より低い二つの異なる温度のうち、低い方の温度としてはこの液晶組成物のガラス転移温度より少し高い値が好ましい。これは結晶核生成を促進する作用がある。もう1つの高い方の温度はこのガラス転移温度と低温試験温度の間にあればよいが、−60℃から−40℃の間が好ましい。これは結晶成長を促進する作用がある。これら二つの作用により短時間で評価できる効果が生じている。これらの評価試験は熱分析装置を用いれば、結晶化温度を吸熱ピークとして検出できるので大変便利である。ただし、冷凍庫を用いても充分評価が可能で、結晶化は目視で容易に判定可能である。
本実施例ではTN型の液晶表示装置の低温での応答速度の改善に関して示した。ただし、この改善理由が液晶組成物の粘度低減にあることから、STN,IPS,VA,OCBなどの液晶表示装置においても低温での応答速度が改善されることは言うまでもない。
(比較例2)
本比較例では、液晶組成物としてZLI−1132(メルク社製)に分子構造式(22)で表される4−ヘキシロキシ安息香酸,4′−ペンチル−フェニルエステルを5wt%添加した液晶組成物No.6を用いた以外、実施例5と同様にして液晶表示装置を作製した。また、この液晶組成物にはカイラル化合物が微量添加してある。以降では、このネマチック液晶組成物をネマチック液晶組成物Bと記載する。
ネマチック液晶組成物Bの物性値はZLI−1132とほぼ変わりなく、誘電率異方性は10.3、屈折率異方性は0.14、25℃の粘度は23cPである。25℃での立ち下がりの応答時間40msとZLI−1132単独と余り違いは無いが、5℃での立ち下がりの応答速度は170msとZLI−1132単独の140msと比較して大幅に遅い結果となった。
本発明に係る液晶表示装置の液晶注入方法の説明図である。
符号の説明
1 基板
2 シール剤
3 液晶封入口

Claims (18)

  1. 一般式(1)
    Figure 2009132793
    (一般式(1)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)
    で表される化合物を含有したことを特徴とした液晶組成物。
  2. 一般式(2)
    Figure 2009132793
    (一般式(2)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)
    で表される化合物を含有したことを特徴とした液晶組成物。
  3. 一般式(3)
    Figure 2009132793
    (一般式(3)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。MはCH2,O,NH,C=Oから選択される。)
    で表される化合物を含有したことを特徴とした液晶組成物。
  4. 一般式(4)
    Figure 2009132793
    (一般式(4)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)
    で表される化合物を含有したことを特徴とする請求項1〜3の少なくとも1項に記載の液晶組成物。
  5. 一般式(5)
    Figure 2009132793
    (一般式(5)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)
    で表される化合物を含有したことを特徴とする請求項1〜3の少なくとも1項に記載の液晶組成物。
  6. 一般式(6)
    Figure 2009132793
    (一般式(6)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)
    で表される化合物を含有したことを特徴とする請求項1〜3の少なくとも1項に記載の液晶組成物。
  7. 一般式(7)
    Figure 2009132793
    (一般式(7)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)
    で表される化合物を含有したことを特徴とする請求項1〜3の少なくとも1項に記載の液晶組成物。
  8. 一般式(8)
    Figure 2009132793
    (一般式(8)において、R1とR2はそれぞれ独立にアルキル基,アルコキシル基,F原子,Cl原子,OCF3,CF3,置換基を有するフェニル基、あるいは連結基を介し且つ置換基を有するフェニル環から選択される。)
    で表される化合物を含有したことを特徴とする請求項1〜3の少なくとも1項に記載の液晶組成物。
  9. 一般式(9),一般式(10),一般式(11)
    Figure 2009132793
    Figure 2009132793
    Figure 2009132793
    (一般式(11)において、MはCH2,O,NH,C=Oから選択される。)
    の連結基うち二つ以上の連結基を同一化合物内に含有した化合物を用いることを特徴とした液晶組成物。
  10. 液晶組成物中に一般式(1)で表される化合物を含有したことを特徴とした液晶表示装置。
  11. 液晶組成物中に一般式(2)で表される化合物を含有したことを特徴とした液晶表示装置。
  12. 液晶組成物中に一般式(3)で表される化合物を含有したことを特徴とした液晶表示装置。
  13. 液晶組成物中に、一般式(4)で表される化合物を含有したことを特徴とした請求項10〜12の少なくとも1項に記載の液晶表示装置。
  14. 液晶組成物中に、一般式(5)で表される化合物を含有したことを特徴とした請求項10〜12の少なくとも1項に記載の液晶表示装置。
  15. 液晶組成物中に、一般式(6)で表される化合物を含有したことを特徴とした請求項10〜12の少なくとも1項に記載の液晶表示装置。
  16. 液晶組成物中に、一般式(7)で表される化合物を含有したことを特徴とした請求項10〜12の少なくとも1項に記載の液晶表示装置。
  17. 液晶組成物中に、一般式(8)で表される化合物を含有したことを特徴とした請求項10〜12の少なくとも1項に記載の液晶表示装置。
  18. 液晶組成物中に、一般式(9)の連結基うち二つ以上の連結基を同一化合物内に含有した化合物を用いることを特徴とし液晶表示装置。
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