JP2009132574A - 炭素ナノ結晶材料及びそれを用いた電熱板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】炭素繊維の電熱板の表面の温度上昇と放熱と均一である炭素ナノ結晶材料とそれを用いた電熱板の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素ナノ結晶材料は全体重量の70〜80%を占めるアクリロニトリル基炭素繊維と、全体重量の1〜5%を占める炭素ナノ繊維と、全体重量の15〜29%を占める炭素結晶とから組成される。アクリロニトリル基炭素繊維は、K数が10〜15K、直径が1〜5μm、長さが2〜4mmと4.5〜6mmのアクリロニトリル基炭素繊維の重量比が0.5〜2:1の組成であり、炭素ナノ繊維は直径50〜200nm、炭素結晶のメッシュの数は400〜1000である。炭素ナノ結晶材料は均質な面状発熱体を形成でき、それを用いた電熱板の表面の温度上昇と放熱とを均一にさせることができる。発熱が均一で安定し、温度上昇が速く、絶縁性に優れ、寿命が長いため、生活の需要に応じた大量生産に適する。
【選択図】図4

Description

本発明は炭素ナノ結晶材料及びそれを用いた電熱板の製造方法、詳しく言えば結晶材料およびそれを用いた面状発熱体の製造方法に関するものである。
炭素は一定の条件下で優良な性能を呈する半導体材料であるとされる。理論上、炭素結晶を切削して形成された顆粒はいかに小さくても単体ごとに正負電極を有するはずであるが、多くの炭素顆粒はそのような特徴を持っていない。特殊な加工技法、例えば高温高圧環境下でボールミルによる研磨、軟化、精製、抽出などの工程を行うことで炭素類材料の性質を変えることにより、純度が高くメッシュの数が大きい炭素結晶を精製することが可能である。
大量の炭素結晶が電場の作用を受けるとブラウン運動(Brownian motion)が起こり、互いに摩擦と振動とをすることで大量の熱エネルギーを生じ、“電気エネルギー→熱エネルギー”という変換を実現可能である。
炭素繊維(carbon fibers)は良好な導電性と導熱性を有する高性能材料であり、そのコストが低いため、日常生活領域におけるその開発・利用の幅が徐々に広がっている。しかし、保温暖房の用途において炭素繊維を用いた電熱板には下記の問題がある。
(1)不適切な炭素繊維、例えば密度が粗く柔らかい炭素繊維を紙パルプに混ぜると一つの塊になり、それを圧延してできた製品は表面の温度上昇と放熱が不均一であり、変形または焦げ付きが起こりやすい。
(2)炭素繊維と導電帯との間に形成される間隙は接触不良の原因になるため、電流を通すとアークを生じ、炭素繊維紙と電極との接合箇所を覆う板材が穿孔・破壊される恐れがある。
(3)炭素繊維材料を塩霧または湿度が高い環境で使用する場合、大量の漏電が発生し、使用の際に生命の安全を脅かす恐れがある。
上述の問題点のため、炭素繊維を用いた電熱板はまだ生活に大規模に利用されるに至っていない。
本発明の目的は、従来の炭素繊維を用いた電熱板の、表面の温度上昇と放熱が不均一である、炭素繊維と導電帯との接触が不良である、絶縁性に劣る、寿命が短いという問題を解決するために、炭素ナノ結晶材料とそれを用いた電熱板の製造方法を提供することである。
本発明による炭素ナノ結晶材料は、全体重量の70〜80%を占めるアクリロニトリル基(Acrylonitrile)炭素繊維と、全体重量の1〜5%を占める炭素ナノ繊維(carbon nanofibers)と、全体重量の15〜29%を占める炭素結晶とから組成される。アクリロニトリル基炭素繊維は、K数(一株あたりの単一の繊維の数。Kは1000である)が10〜15K、直径が1〜5μm、長さがそれぞれ2〜4mmと4.5〜6mmであるアクリロニトリル基炭素繊維から0.5〜2:1の重量比に基づいて組成されたものである。炭素ナノ繊維の直径は50〜200nmである。炭素結晶のメッシュの数は400〜1000である。
前記炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板を製造する方法は下記(1)〜(3)の製造工程を含む。
(1)は炭素ナノ結晶を用いた発熱紙の製造工程であって、下記のステップa)〜c)を含む。
ステップa)は、炭素ナノ結晶材料と製紙用パルプとの重量比を1:9〜19にして、炭素ナノ結晶材料を製紙用パルプに混ぜ、続いてそれを分散剤の水溶液に加えて炭素繊維と製紙用パルプとの混合パルプを形成するステップである。ステップa)における分散剤の使用量は炭素ナノ結晶材料の重量の0.5〜5%である。
ステップb)は、水溶性の接着剤溶液が入れてある高速攪拌機に炭素繊維と製紙用パルプとの混合パルプを流し込み、続いて紙パルプの叩解度(ビーティング)が35°〜55°SRの間に達するまで800〜2000rpmの速度で1〜2時間攪拌するステップである。
ステップc)は、攪拌処理された炭素繊維と製紙用パルプとの混合パルプを抄紙網のメッシュ数が50である抄紙機に流し込み、抄紙機の速度を10〜15m/minに制御し、かつ毛布を当てて圧縮して、続いて加熱ドラムにより乾燥成型を行うステップである。
(2)はガラス繊維プリプレグの製造工程であって、プリプレグ縦横25×16以上のガラス繊維を有するガラス繊維布の上に混合塗料を塗布し、厚さが0.1〜0.3mmのガラス繊維プリプレグを形成することによる。前記混合塗料は重量比が1〜5:4〜8:1のフェノール樹脂、エポキシ樹脂及びアセトンの混合物である。
(3)炭素ナノ結晶を用いた電熱板の製造工程であって、下記のステップd)〜j)を含む。
ステップd)は、鉄製トレイ上に六層の50gクラフト紙を敷き、そののち厚さが1〜3mmの平坦な鉄板を敷き、続いて鉄板上に離型剤を塗布するステップである。
ステップe)は、鉄板上に耐高圧性能を有する厚さが0.01〜0.05mmのポリエチレンフィルムを敷き、耐高圧性能を有するポリエチレンフィルムに装飾紙を敷くステップである。
ステップf)は、装飾紙の上に三層から五層のガラス繊維プリプレグを敷き、そののち炭素ナノ結晶を用いた発熱紙を敷き、続いて両側に錫箔から包まれた銅箔を別々に配置することにより導電電極を形成するステップである。銅箔は幅が10〜15mm、厚さが0.6mmであり、その両側はローレット機により網目模様を形成されている。
ステップg)は、前記炭素ナノ結晶を用いた発熱紙の上に三層から五層の繊維プリプレグを敷くステップである。
ステップh)は、繊維プリプレグの上に耐高圧性能を有する厚さが0.01〜0.05mmのポリエチレンフィルムを敷き、離型剤を塗布し、耐高圧性能を有するポリエチレンフィルムに厚さが1〜3mmの平坦な鉄板を敷き、鉄板上に六層の50gクラフト紙を敷くステップである。
ステップi)は、扁平な銅網状の導線を導電電極にはんだ付けして固定することにより正負導電極を形成し、その導線をガラス繊維プリプレグの背面から平行に引き出すステップである。
ステップj)は、ステップi)でできた半製品を熱圧機の上に置き、予熱が80度に達したら熱圧機を起動し、200トンに達するまで加圧し、温度を100℃まで上昇させ、恒温恒圧を8〜9分維持し、温度を120℃まで上昇させ、恒温恒圧を8〜9分維持し、温度を140℃まで上昇させ、恒温恒圧を8〜9分維持し、保圧の状態で温度を55℃まで降下させ、続いて減圧を行い、温度を室温まで降下させた後、型を開いて炭素ナノ結晶を用いた電熱板を完成させるステップである。
前記分散剤はアルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、ポリアクリルアミンのいずれか一種を含むか、二種以上の組み合せである。製紙用パルプは木材セルロースを原料とする紙パルプである。水溶性の接着剤はポリアニリン、ポリビニルアルコール、水溶性のフェノール樹脂などのいずれか一種を含むか、二種以上の組み合せである。離型剤はポリアミノエステルの離型剤である。
(発明の効果)
前記炭素ナノ結晶材料において、炭素結晶は格子振動を行い、熱を生じ、長径比が異なるアクリロニトリル基炭素繊維は格子状に連なる。炭素ナノ繊維を加えることで、静電気の消散と火花発生が減少すると同時に、互いに接触しているか原子径の距離で離れている原子に格子状の接続により熱を伝導させる。
また、前記炭素ナノ結晶材料は、三次元的に点、線及び面が交差した網目状の構造を持つため、キャリアーはこの網目に沿い電位が低い方向へ移動する。炭素ナノ結晶材料は微視的に見ると一様でないが、全体的には一様であるように見られる。従って、均質な面状発熱体を形成可能であり、炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の表面の温度上昇と放熱とを均一にさせることができる。
本発明に基づいて製造した炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板は、面全体上に放熱を行い、かつ導体が三次元の網目構造を呈し、長さがばらばらの炭素繊維から形成された面状発熱板であり、かつ8〜10μmの遠赤外線を発生することが可能であるため、長期間にわたって使用すれば健康維持、トレーニングなどの効果を果たすことがでる。
また材質、安全性、絶縁性などが良好であるため電圧10000Vを遮断することができ、また使用寿命が長いため3万時間以上を持続的に使用しても破裂や剥離などは発生しない。また防湿、防水などの機能を有するため、家庭用暖房、プールの加熱、衣類の乾燥、オフィス、会議室またはホテルに適用できる。
また、本発明により製造された電熱板は発熱が均一で安定し、温度上昇が速く、絶縁性に優れ、寿命が長いため、生活の需要に応じ大量生産をするに足りる。またその製造方法と加工方法は簡単であるため、操作に便利である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による炭素ナノ結晶材料は、全体重量の70〜80%を占めるアクリロニトリル基炭素繊維と、全体重量の1〜5%を占める炭素ナノ繊維と、全体重量の15〜29%を占める炭素結晶とから組成される。そのうちのアクリロニトリル基炭素繊維は、K数が10〜15K、直径が1〜5μm、長さがそれぞれ2〜4mmと4.5〜6mmであるアクリロニトリル基炭素繊維から0.5〜2:1の重量比に基づいて組成される。炭素ナノ繊維の直径は50〜200nmである。炭素結晶のメッシュの数は400〜1000である。
その処理方法は下記のステップに基づいて行う。
(1)全体重量の70〜80%を占めるアクリロニトリル基炭素繊維と、全体重量の1〜5%を占める炭素ナノ繊維と、全体重量の15〜29%を占める炭素結晶とを均質に混合させる。
(2)質量濃度が10〜30%のアセトン溶液が入れてある清潔な容器に混合物を流し込み、続いて300〜600rpmの速度で攪拌し、そして一時間で浸漬・軟化を行う。
(3)超音波振動により攪拌処理された溶液を0.5〜2時間で洗浄することにより、雑物を除去し、表面を清潔に維持する。
(4)洗浄処理された溶液を加熱し、アセトンを完全に揮発させれば、炭素ナノ結晶材料が完成する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による炭素ナノ結晶材料は、第1実施形態による炭素ナノ結晶材料と構成及び作用効果において実質的に同じである。第1実施形態による炭素ナノ結晶材料との違いは、全体重量の72〜78%を占めるアクリロニトリル基炭素繊維と、全体重量の2〜4%を占める炭素ナノ繊維と、全体重量の18〜25%を占める炭素結晶とから組成されることである。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による炭素ナノ結晶材料は、第1実施形態による炭素ナノ結晶材料と構成及び作用効果において実質的に同じである。第1実施形態による炭素ナノ結晶材料との違いは、全体重量の75%を占めるアクリロニトリル基炭素繊維と、全体重量の3%を占める炭素ナノ繊維と、全体重量の20%を占める炭素結晶とから組成されることである。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による炭素ナノ結晶材料は、第1実施形態による炭素ナノ結晶材料と構成及び作用効果において実質的に同じである。第1実施形態による炭素ナノ結晶材料との違いは、アクリロニトリル基炭素繊維の直径が2〜4μmであることである。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態による炭素ナノ結晶材料は、第1実施形態による炭素ナノ結晶材料と構成及び作用効果において実質的に同じである。第1実施形態による炭素ナノ結晶材料との違いは、アクリロニトリル基炭素繊維の直径が3μmであることである。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態による炭素ナノ結晶材料は、第1実施形態による炭素ナノ結晶材料と構成及び作用効果において実質的に同じである。第1実施形態による炭素ナノ結晶材料との違いは、炭素ナノ繊維の直径が80〜150nmであることである。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態による炭素ナノ結晶材料は、第1実施形態による炭素ナノ結晶材料と構成及び作用効果において実質的に同じである。第1実施形態による炭素ナノ結晶材料との違いは、炭素ナノ繊維の直径が100nmであることである。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態による炭素ナノ結晶材料は、第1実施形態による炭素ナノ結晶材料と構成及び作用効果において実質的に同じである。第1実施形態による炭素ナノ結晶材料との違いは、炭素結晶のメッシュの数が600〜900であることである。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態による炭素ナノ結晶材料は、第1実施形態による炭素ナノ結晶材料と構成及び作用効果において実質的に同じである。第1実施形態による炭素ナノ結晶材料との違いは、炭素結晶のメッシュの数が800であることである。
(第10実施形態)
本発明の第10実施形態による炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法は、第1実施形態による炭素ナノ結晶材料で電熱板を製造する方法であり、その製造方法は次の製造工程を含む。
(1)炭素ナノ結晶を用いた発熱紙の製造工程は下記のステップa)〜c)を含む。
ステップa)において、炭素ナノ結晶材料と製紙用パルプとの重量比を1:9〜19にして、炭素ナノ結晶材料を製紙用パルプに混ぜ、続いてそれを分散剤の水溶液に加えて炭素繊維と製紙用パルプとの混合パルプを形成する。分散剤の使用量は炭素ナノ結晶材料の重量の0.5〜5%であり、分散剤はアルギン酸ナトリウム、メチル基繊維素、ポリアクリルアミンなどのいずれか一種または二種以上の組み合せであり、製紙用パルプは木材セルロースを原料とする紙パルプである。
ステップb)において、水溶性の接着剤溶液が入れてある高速攪拌機に炭素繊維と製紙用パルプとの混合パルプを流し込み、続いて紙パルプの叩解度が35°〜55°SRの間に達するまで800〜2000rpmの速度で1〜2時間攪拌する。水溶性の接着剤はポリアニリン、ポリビニルアルコール、水溶性のフェノール樹脂などのいずれか一種または二種以上の組み合せである。
ステップc)において、攪拌処理された炭素繊維と製紙用パルプとの混合パルプ抄紙網のメッシュ数が50である抄紙機に流し込み、抄紙機の速度を10〜15m/minに制御し、かつ毛布を当てて圧縮して、続いて加熱ドラムにより乾燥成型を行い、それを巻き取り、巻き取った炭素ナノ結晶の発熱紙から裁断設備と検査装置とにより炭素結晶の含有量が製品の必要条件を満たす原紙を選び出し、かつ製品の必要に応じそれを所定の形に裁断する。
(2)ガラス繊維プリプレグの製造工程は、縦横が25×16以上のガラス繊維を有する繊維布の上に混合塗料を塗布し、厚さが0.1〜0.3mmのガラス繊維プリプレグを形成することである。混合塗料は重量比が1〜5:4〜8:1のフェノール樹脂、エポキシ樹脂及びアセトンの混合物である。フェノール樹脂はフェノール樹脂1411であり、エポキシ樹脂はエポキシ樹脂E44である。
(3)炭素ナノ結晶を用いた電熱板の製造工程は下記のステップd)〜j)を含む。
ステップd)において、鉄製トレイ上に六層の50gクラフト紙を敷き、厚さが1〜3mmの平坦な鉄板を敷き、続いて鉄板上に離型剤を塗布する。離型剤はポリアミノエステルの離型剤である。
ステップe)において、鉄板上に耐高圧性能を有する厚さが0.01〜0.05mmのポリエチレンフィルムを敷き、耐高圧性能を有するポリエチレンフィルムに装飾紙を敷く。
ステップf)において、装飾紙の上に三層から五層の繊維プリプレグを敷き、そののち炭素ナノ結晶紙を敷き、続いて両側に錫箔から包まれた銅箔を別々に配置することにより導電電極を形成する。銅箔は幅が10〜15mm、厚さが0.6mmであり、その両側にローレット機によって網目模様を形成されている。前記網目模様により錫箔、銅箔と炭素結晶紙は十分に接触する。
ステップg)において、炭素ナノ結晶紙の上に三層から五層の繊維プリプレグを敷く。
ステップh)において、繊維プリプレグの上に耐高圧性能を有する厚さが0.01〜0.05mmのポリエチレンフィルムを敷き、離型剤を塗布し、耐高圧性能を有するポリエチレンフィルムに厚さが1〜3mmの平坦な鉄板を敷き、鉄板上に六層の50gクラフト紙を敷く。離型剤はポリアミノエステルの離型剤である。
ステップi)において、扁平な銅網状の導線を導電電極にはんだ付けして固定し正負導電極を形成し、その導線をガラス繊維プリプレグの背面から平行に引き出す。
ステップj)において、それを熱圧機の上に置き、予熱が80度に達したら熱圧機を起動し、200トンに達するまで加圧し、温度を100℃まで上昇させ、恒温恒圧を8〜9分維持し、温度を120℃まで上昇させ、恒温恒圧を8〜9分維持し、温度を140℃まで上昇させ、恒温恒圧を8〜9分維持し、保圧の状態で温度を55℃まで降下させ、減圧を行い、温度を室温まで降下させた後、型を開けば炭素ナノ結晶を用いた電熱板が完成する。
第10実施形態における発熱紙は、坪量(Basis weight)が30〜70g/m2、厚さが60〜80μmである。上下の両層のクラフト紙は減圧緩衝作用を果たすことが可能である。分散剤が混合物である場合、各種の分散剤を任意の比率で配合することが可能である。水溶性の接着剤が混合物である場合、各種の水溶性の接着剤を任意の比率で配合することが可能である。混合塗料のうちのフェノール樹脂は固化剤、エポキシ樹脂は接着剤、アセトン溶液は希釈剤である。
下記の実験に基づいて本発明の第10実施形態の効果を実証する。
国際基準に達する温度制御・密閉方式による個室内で実験を進める。個室は内外の熱源がなく、かつ断熱に近いように設定される。個室の内部の実際の大きさは地面が(3.93±0.2m)×(3.93±0.2m)であり、高度が2.8±0.2mである。個室は地面に炭素ナノ結晶を用いた電熱板(600mm×900mm)を16枚有し、すべての炭素ナノ結晶の電熱板の間は直列に接続される。
測定条件は、標準の個室に炭素ナノ結晶を用いた電熱板を水平に舗装し、かつ電熱板の辺縁から壁面までに0.3mの距離を置いた範囲内に舗装することである。
測定器材は、熱電対温度計、ヒートセンサー、温度表示器、電圧計器、電流計器、風速計器、湿度測定器、電流メーターなどである。
続いて、任意の電熱板を選び出し、図1に示すように電熱板の表面に温度測定点を八箇所設定し、標準の個室内に置く。個室は内部に空調などの冷熱源を備えず、かつ断熱に近いように設定される。室温が12.5℃に達したら、炭素ナノ結晶の電熱板に電流を通して温度測定を持続的に行う。表1に温度が上昇する際の電熱板の測定点の温度を示し、表2に温度が安定した後の電熱板の測定点の温度を示す。
表1及び表2に示す測定結果から、表1の温度を上昇させる過程及び表2の温度を安定させる過程のいずれにおいても、電熱板の表面の各測定点間の温度は均一であり、等温の温度場に近い状態を実現し、それぞれの測定時間と測定点の平均の最高温度と最低温度の差は0.5〜2.5℃の範囲内であることが判明した。
Figure 2009132574
Figure 2009132574
図2に室温が12.5℃の標準の個室内において炭素ナノ結晶の電熱板に電流を通した後、16枚の電熱板の表面の平均温度が時間に伴い生じた変化を示す。これにより、電流を通した後、電熱板の表面温度は迅速に上昇し、わずか4.4分間が経過した後、16枚の電熱板の平均温度は地面を暖める適切な温度36℃に達することが判明した。
図3に標準の個室の内部の空気温度が時間に伴い生じた変化を示す。これにより炭素ナノ結晶の電熱板は空気中、熱を迅速に拡散させ、室内温度の上昇は早く、室内を暖める標準の温度18℃まで上昇するまでの所要時間わずか23.2分間であることが判明した。
図4に16枚の電熱板の表面の平均発熱量が時間に伴い生じた変化をグラフで示す。これにより、通電された電熱板の発熱量は迅速に上昇し、4.3分が経過した後、発熱量は最大に達し、かつ安定状態を持続することが判明した。
(第11実施形態)
本発明の第11実施形態による炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法は、第10実施形態と基本的な製造方法及び効果において実質的に同じである。第10実施形態との違いは、炭素ナノ結晶材料と製紙用パルプとの重量比が1:12〜17であることである。
(第12実施形態)
本発明の第12実施形態による炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法は、第10実施形態と基本的な製造方法及び効果において実質的に同じである。第10実施形態との違いは、炭素ナノ結晶材料と製紙用パルプとの重量比が1:15であることである。
(第13実施形態)
本発明の第13実施形態による炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法は、第10実施形態と基本的な製造方法及び効果において実質的に同じである。第10実施形態との違いは、フェノール樹脂、エポキシ樹脂及びアセトンの重量比が3:6:1であることである。
本発明の第10実施形態による炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法において、温度測定点の分布を示す模式図である。 本発明の第10実施形態による炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法において、室内の空気温度が時間に伴い生じた変化を示すグラフである。 本発明の第10実施形態による炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法において、電熱板の表面の平均温度が時間に伴い生じた変化を示すグラフである。 本発明の第10実施形態による炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法において、電熱板の表面の発熱量が時間に伴い生じた変化を示すグラフである。

Claims (10)

  1. 全体重量の70〜80%を占めるアクリロニトリル基炭素繊維と、全体重量の1〜5%を占める炭素ナノ繊維と、全体重量の15〜29%を占める炭素結晶とから組成されることを特徴とする炭素ナノ結晶材料。
  2. 全体重量の72〜78%を占める前記アクリロニトリル基炭素繊維と、全体重量の2〜4%を占める前記炭素ナノ繊維と、全体重量の18〜25%を占める前記炭素結晶とから組成されることを特徴とする請求項1に記載の炭素ナノ結晶材料。
  3. 前記アクリロニトリル基炭素繊維は、K数が10〜15K、直径が1〜5μm、長さがそれぞれ2〜4mmと4.5〜6mmである長短のアクリロニトリル基炭素繊維の重量比を0.5〜2:1にした組成であり、前記炭素ナノ繊維の直径は50〜200nmであり、前記炭素結晶のメッシュの数は400〜1000であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の炭素ナノ結晶材料。
  4. 請求項1に記載の炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法であって、炭素ナノ結晶を用いた発熱紙の製造工程と、ガラス繊維プリプレグの製造工程と、炭素ナノ結晶を用いた電熱板の製造工程とを含み、
    前記炭素ナノ結晶を用いた発熱紙の製造工程は、
    請求項1に記載の炭素ナノ結晶材料と製紙用パルプの重量比を1:9〜19にして、前記炭素ナノ結晶材料を製紙用パルプに混ぜ、分散剤の水溶液に加えて炭素繊維と製紙用パルプとの混合パルプを形成し、前記分散剤の使用量は前記炭素ナノ結晶材料の重量の0.5〜5%であるステップa)と、
    水溶性の接着剤溶液が入れてある高速攪拌機に前記混合パルプを流し込み、前記混合パルプの叩解度が35°〜55°SRの範囲に達するまで800〜2000rpmの速度で1〜2時間攪拌するステップb)と、
    攪拌処理された前記混合パルプを抄紙網のメッシュ数が50である抄紙機に流し込み、前記抄紙機の速度を10〜15m/minに制御し、かつ毛布を当てて圧縮して、続いて加熱ドラムにより乾燥成型を行うステップc)とを含み、
    前記ガラス繊維プリプレグの製造工程は、
    横縦25×16以上のガラス繊維を有するガラス繊維布の上に混合塗料を塗布し、厚さが0.1〜0.3mmのガラス繊維プリプレグを形成し、前記混合塗料はフェノール樹脂とエポキシ樹脂とアセトンの重量比を1〜5:4〜8:1にした混合物であり、
    前記炭素ナノ結晶を用いた電熱板の製造工程は、
    鉄製トレイ上に六層の50gクラフト紙を敷き、そののち厚さが1〜3mmの平坦な鉄板を敷き、その上に離型剤を塗布するステップd)と、
    前記鉄板上に厚さが0.01〜0.05mmの耐高圧性能を有する第一のポリエチレンフィルムを敷き、前記耐高圧性能を有する第一のポリエチレンフィルムに装飾紙を敷くステップe)と、
    前記装飾紙の上に三層から五層の前記ガラス繊維プリプレグを敷き、前記炭素ナノ結晶を用いた発熱紙を敷き、続いて両側に錫箔から包まれた銅箔を別々に配置することにより導電電極を形成するステップf)と、
    前記炭素ナノ結晶を用いた発熱紙の上に三層から五層の前記ガラス繊維プリプレグを敷くステップg)と、
    その上に0.01〜0.05mmの耐高圧性能を有する第二のポリエチレンフィルムを敷き、離型剤を塗布し、前記耐高圧性能を有する第二のポリエチレンフィルムに厚さが1〜3mmの平坦な鉄板を敷き、その上に六層の50gクラフト紙を敷くステップh)と、
    扁平な銅網状の導線を前記導電電極にはんだ付けして固定することにより正負導電極を形成し、その導線をガラス繊維プリプレグの背面から平行に引き出すステップi)と、
    ステップi)でできた半製品を熱圧機の上に置き、予熱が80度に達したら熱圧機を起動し、200トンに達するまで加圧し、温度を100℃まで上昇させ、恒温恒圧を8〜9分維持し、温度を120℃まで上昇させ、恒温恒圧を8〜9分維持し、温度を140℃まで上昇させ、恒温恒圧を8〜9分維持し、保圧の状態で温度を55℃まで降下させ、続いて減圧を行い、温度を室温まで降下させた後、型を開いて炭素ナノ結晶を用いた電熱板を完成させるステップj)とを含むことを特徴とする炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法。
  5. 前記分散剤はアルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、ポリアクリルアミンのいずれかを含むか又はその組み合せであることを特徴とする請求項4に記載の炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法。
  6. 前記製紙用パルプは木材セルロースを原料とする紙パルプであることを特徴とする請求項4に記載の炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法。
  7. 前記水溶性の接着剤は、ポリアニリン、ポリビニルアルコール、水溶性のフェノール樹脂のいずれかを含むか又はその組み合せであることを特徴とする請求項4に記載の炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法。
  8. 前記フェノール樹脂はフェノール樹脂1411であり、前記エポキシ樹脂はエポキシ樹脂E44であることを特徴とする請求項4に記載の炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法。
  9. 前記銅箔は幅が10〜15mm、厚さが0.6mmであり、その両側にローレット機により網目模様を形成されたものであることを特徴とする請求項4に記載の炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法。
  10. 前記離型剤はポリアミノエステルの離型剤であることを特徴とする請求項4に記載の炭素ナノ結晶材料を用いた電熱板の製造方法。
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