JP2009132520A - リタードローラの押圧調整機構、給紙装置、及び画像形成装置 - Google Patents

リタードローラの押圧調整機構、給紙装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置を大型化することなく、かつ容易にリタードローラの押圧を調整することを可能とする。
【解決手段】用紙の搬入方向に回転するフィードローラ10に対向するリタードローラ11に所定の押圧を印加するスプリング251と、段階的に回転する操作プレート253b、多段カム253cを有し、調整ダイヤル253の回転の段階に応じてスプリング251の押圧の大きさを段階的に変化させる調整ダイヤル253及びステージ部材252を備えた、リタードローラの押圧調整機構25。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置等において利用される給紙装置、画像形成装置に内蔵されるリタードローラの押圧調整機構等に関する。
従来より複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、画像形成の対象となる用紙を供給する給紙装置が内蔵されている。図8は、そのような画像形成装置の模式的構成図である。
図8に示すように、画像形成装置100は、画像をトナー像として生成し、手差しトレイ110又は給紙装置120から供給された用紙上に形成させる画像形成部130、及び用紙上のトナー像を定着して印刷物とする画像定着部140を備えている。
又、画像形成部130等の下部には複数の給紙装置120が積層して備えられている。
各給紙装置120は、用紙を積載するトレイ125と、トレイ125からの用紙を画像形成部130へ導くための、図中囲み点線にて示す給紙機構200とが備えられており、トレイ125及び給紙機構200から搬出された用紙は、共通の搬送路を通って画像形成部130へ搬入される。
次に、図9は、給紙装置120の要部の構造を示す模式的側面図である。図9に示すように、給紙装置120内部において、トレイ125は図示しないバネ等の作用により所定角で傾斜している。
又、ピックローラ211は、後述するフィードローラ212とともに樹脂製の筐体部210に格納されている。筐体部210は、給紙装置120の図示しない筐体上面に弾性部材213を介して取り付けられており、弾性部材213からの押圧によってフィードローラ212の回転軸を中心として図中下向きに回動する。これによりピックローラ211が傾斜したトレイ125に載置された用紙表面に接触する。なお、図9においては、トレイ125に用紙は載置されておらず、トレイ125の表面が直接ピックローラ211に接触している状態を例示した。
次に、筐体部210に内蔵されたフィードローラ212に対向するように、リタードローラ215が給紙装置120の筐体側に設けられている。リタードローラ215はバネ216によりフィードローラ212の表面に向かう付勢力が加えられ、フィードローラ212に所定圧で押圧される。
フィードローラ212は図示しない外部駆動力により常時回転するローラであり、中間ギア214を介してピックローラ211を自らと同一回転方向に従動させる。又、リタードローラ215は、通常はフィードローラ212の回転方向と逆方向に回転し、図示しないトルクリミッタに加わる負荷に応じて順方向に回転するローラである。
フィードローラ212及びリタードローラ215は、用紙の重送を防ぐための機構である。複数枚の用紙がフィードローラ212とリタードローラ215のニップに送り込まれると、リタードローラ215の作用により、リタードローラ215に接触する用紙は、フィードローラ212に接触する用紙とは逆方向の力が加わるため、これら用紙は分離する。
なお、一枚の用紙が入力したときは、当該用紙はフィードローラ212とリタードローラ215の両方からそれぞれ逆向きの力が加えられることとなるが、リタードローラ215は、トルクリミッタに一定以上の負荷が加えられた場合はフィードローラ212と同じ向きに回転するため、用紙はフィードローラ212とリタードローラ215の両方によって外部へ搬送される。
以上のようなフィードローラ212及びリタードローラ215を用いた機構においては、リタードローラ215がフィードローラ212に接する圧力(以下、押圧力と呼ぶ)の調整が重要である。リタードローラ215の押圧力は用紙の分離性能に大きな影響を与える。すなわち、押圧力が過大であればトルクリミッタに上記一定以上の負荷が加わり用紙を分離することができなくなる恐れがある。一方押圧力が過少であれば、用紙の不送りやローラ自体の摩耗を招く恐れがある。
そこで従来より、リタードローラの押圧力を調整するための各種の技術が提案されている。
図10は、フィードローラ302と接触するリタードローラ301を支持する支持リンク部材304がスプリング303によって付勢されることでリタードローラ301に押圧力を与えるようにした構成において、スプリング303に接続され、支持リンク部材304にねじ込まれた調整ボルト305のねじ込み長を調整することによってスプリング303の弾性を調整するようにしたものである(例えば、特許文献1参照)。
又、図11は、リタードローラ401に図中矢印A方向の付勢力を与えるねじりコイルバネ402を備えた構成である(例えば、特許文献2参照)。図11に示すように、ねじりコイルバネ402の一端402aはリタードローラ401の壁面に、ローラの回転に追従しないように固定され、他端402bは、底面部材403の開口部404に設けられたスリット404a、404b及び404cに係止される。スリット404a、404b及び404cはそれぞれ異なる長さを有しており、各スリット毎に係止位置を変えることによって、ねじりコイルバネ402の弾性力を段階的に調整することができる。
特開平11−49394号公報 特開2003−81471号公報
しかしながら、上記の従来のリタードローラの押圧力の調整においては、以下のような課題があった。すなわち、図10に示す構成例は、調整ボルト305を操作するためには、装置の底面に開口した挿入穴306を介して工具を挿入する必要があり、メンテナンス業者等の利用者であっても容易に調整を行うことが困難であった。
又、図11に示す構成は、リタードローラ401周囲の筐体部分の内側に設けられたものであり、実際に調整を行うためには、給紙装置を分解して調整箇所を露出させる必要があった。又、ねじりコイルバネ402及びその係止の為の構造は、リタードローラ401と併置して設ける必要があるため、給紙装置を大型化していた。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、装置を大型化することなく、かつ容易にリタードローラの押圧を調整することができる、リタードローラの押圧調整機構及びそれを用いた給紙装置、画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、用紙の搬入方向に回転するフィードローラに対向するリタードローラに所定の押圧を印加する弾性部材と、
段階的に回転可能な操作部を有し、前記操作部の回転の段階に応じて前記弾性部材の前記押圧の大きさを段階的に変化させる押圧調整部とを備えた、リタードローラの押圧調整機構である。
又、第2の本発明は、前記押圧調整部は、
前記操作部と同一の回転軸上に設けられ、前記回転軸からの距離が段階的に変化する複数の接触面を有する多段カムと、
前記多段カムを前記フィードローラに対する一定位置で回転させるための保持部材と、
一方の主面が前記多段カムの前記複数の接触面のいずれかに接触し、他方の主面が前記弾性部材と接触し、かつ前記押圧を前記リタードローラに印加するように前記弾性部材を支持する支持板とを有する、第1の本発明のリタードローラの押圧調整機構である。
又、第3の本発明は、前記支持板は、前記操作部の回転に伴い、前記押圧が増加する方向又は減少する方向に移動可能に保持されている、第2の本発明のリタードローラの押圧調整機構である。
又、第4の本発明は、前記操作部は、所定の厚みを有する円形状部材であり、その外周縁部に人間の指により操作可能な凹凸が形成されている、第1の本発明のリタードローラの押圧調整機構である。
又、第5の本発明は、用紙を積載するトレイ上に積載された用紙を摘出するピックローラと、前記ピックローラにより摘出された前記用紙を搬送する、用紙の搬入方向に回転するフィードローラ及び前記フィードローラに対向するリタードローラ、及び前記リタードローラの前記フィードローラに対する押圧を調整する押圧調整部を有する搬送部とを備え、
前記押圧調整部として、第1から第4のいずれかの本発明のリタードローラの押圧調整機構を有する、給紙装置である。
又、第6の本発明は、第5の本発明の給紙装置と、
前記給紙装置から搬送された用紙上に画像を形成する画像形成部とを備えた、画像形成装置である。
以上のような本発明によれば、装置を大型化することなく、かつ容易にリタードローラの圧力を調整することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の押圧調整機構が組み込まれた給紙装置の要部を模式的に示す、側部断面図である。
図1において、給紙装置1は、フィードローラ10と、フィードローラ10に対向して設けられたリタードローラ11と、用紙を摘出するピックローラ12と、フィードローラ10の駆動力をピックローラ12に伝達する伝達ギア13と、用紙の残量を検知するためのアクチュエータ14と、リタードローラ11のトルクリミッタ15とを備える。
次に、図2は、本実施の形態の給紙装置1における、リタードローラ11近傍の構成を示す図である。
図2において、リタードローラ11は、ハウジング20内に、その回転軸11aごと収納されている。ハウジング20は、リタードローラ11の外形回りにブラケット上の形状を有し、リタードローラ11の駆動軸21を延長した軸22を回転軸として回転する。軸22は、ハウジング20と給紙装置の本体部24とを接続する役割も有する。リタードローラ11は駆動軸21に設けられたギア23からギア15bが駆動力を伝達されハウジング20内で回転する。
又、ハウジング20は、本体部24の載置面24aに設けられた一対の押圧調整機構25と接続されており、押圧調整機構25からの押圧によって軸22回りにハウジング20が回動することにより、リタードローラ11は図示しないフィードローラ10に所定のニップ圧で接触する。
押圧調整機構25は、ハウジング20に弾性力を与えるスプリング251、スプリング251を載置するステージ部材252、ステージ部材252の高さを調整する調整ダイヤル253、及び調整ダイヤル253の回転軸を載置面24aに固定する固定部材254a及び254bから構成される。
次に、図3(a)は、押圧調整機構25の構成を示す側面図であり、図4(a)(b)は調整ダイヤル253の構成を示す斜視図であり、図5(a)(b)はステージ部材252の構成を示す斜視図であり、これら各図を参照して押圧調整機構25の構成を説明する。
図4(a)(b)に示すように、調整ダイヤル253は、主軸253aと同軸に設けられた、利用者が円盤状の操作プレート253b及び多段カム253cを備える。操作プレート253bの縁部には利用者が直接指を触れる際の滑り止めとなるリブ41が設けられている。又、多段カム253cは不等辺多角形の柱状形状を有する。本実施の形態においては、六角柱としたが任意の多角形柱としてよい。面積の互いに異なる6つの側面のうち、大きな面積のものから順に5つの側面が、後述するステージ部材252と接触する接触面42に用いられる。各接触面42の中央には共通形状の断面弧状の凹溝42aが設けられており、主軸253aの中心軸と一致する多段カム253cの回転中心Oとそれぞれの各凹溝42aとの距離d1、d2、d3、d4。d5との間には、d1<d2<d3<d4<d5の関係があり、これは回転中心Oと各接触面42との距離の関係に一致する。
次に、図5(a)(b)に示すように、ステージ部材252は、スプリング251を収納する収納筒51及び収納筒51の下部に設けられた支持板52及び脚部53を備える。
収納筒51には、スプリング251の外形に対応した凹部51aがくりぬかれており、凹部51aの底面51bには、スプリング251と嵌合する凸部51cが設けられている。
又、支持板52は、調整ダイヤル253の接触面42と対向する接触面52a、及び凹溝42aの形状に対応した凸部52bが形成されている。又、脚部53は、調整ダイヤル253の主軸253aを跨ぐ間隙54を挟んで設けられている。
図2に示すように、ハウジング20は、スプリング50を間に挟んでステージ部材252と接触しているが、図3(a)に示すように、ステージ部材252と調整ダイヤル253とは、支持板52が多段カム253cの接触面42に接触し、かつ凸部52bが凹溝42aに嵌合することにより一体的に結合され、ハウジング20を一定の位置に支持する台座として機能する。
以上の構成において、押圧調整機構25は本発明の押圧調整機構に相当し、スプリング251は本発明の弾性部材に相当する。又、ステージ部材252、調整ダイヤル253、及び固定部材254a、254bは、本発明の押圧調整部に相当し、操作プレート253bは本発明の操作部に相当し、多段カム253cは本発明の多段カムに相当し、多段カム253cにおける接触面42は本発明の接触面に相当する。又、リブ41は本発明の凹凸に相当する。
又、固定部材254a、254bは、本発明の保持部材に相当する。又、ステージ部材252の支持板52は本発明の支持板に相当し、接触面52aは一方の主面に相当し、収納筒51の底面51bは本発明の他方の主面に相当する。
以上のような構成を有する本発明の実施の形態による給紙装置1におけるリタードローラの押圧調整機構25の動作を、図2〜5を参照して説明する。
図3(a)に示す状態においては、多段カム253cの回転中心Oとの距離が最も短いd1を有する接触面42が支持板52の接触面52aと当接することにより、ステージ部材252は、本体部24の載置面24aに対して最も低い位置に保たれている。
一方、図2及び図4(a)(b)に示すように、調整ダイヤル253は、外部から利用者が操作プレート253bを回転させることにより回動させることができる。このとき、ステージ部材252と調整ダイヤル253との結合は、スプリング50からの弾性力により支持板52が多段カム253cに圧力が加えられることによってなされているが、図3(a)に示すように、凹溝42aと凸部52bとの接触部分は断面が弧状となっているため、多段カム253cの回転方向に対して摺動させることができる。
したがって、調整ダイヤル253を操作すると、凹溝42aと凸部52bとの嵌合は徐々に解除され、凸部52bとの接触を保ちつつ多段カム253cを回転させることができる。回転を継続すると、凸部52bは多段カム253cの他の凹溝42aに嵌合して、当該凹溝42aを含む接触面42と支持板52の接触面52aとが当接し、ステージ部材252と調整ダイヤル253とは再び一体的に結合される。なお、凸部52bと凹溝42aとの嵌合はクリック感として利用者の指に伝わるため、利用者は調整ダイヤル253の回転が段階的な回転角でなされていることを直感的に把握することができる。
ここで図3(b)は、調整ダイヤル253の回転により接触面42を変更したあとのステージ部材252の状態の変化を示す図である。多段カム253cの回転中心Oとの距離が最も長いd5を有する接触面42が支持板52の接触面52aと当接することにより、収納筒51は、本体部24の載置面24aに対して最も高い位置に保たれている。
以上説明したように、押圧調整機構25は、調整ダイヤル253の操作により多段カム253cを回転させて、支持板52の接触面52aと、複数の接触面42のいずれかとを接触させることで、ステージ部材252の高さを段階的に可変できる構造となっている。図3(a)及び(b)に示すように、載置面24aを基準としたステージ部材252の高さの変化は収納筒51の高さの変化となり、スプリング251は図中上部に持ち上げられるが、図1に示すように、リタードローラ11は、給紙装置1内においてはフィードローラ10と一定距離で配置される構成となっているため、上記調整によって図2に示すようにスプリング251はハウジング20と押圧調整機構25との間における長さが変化し、弾性力を変化させる。これにより、リタードローラ11の押圧力が変化する。
以上の動作において、押圧調整機構25の動作は利用者が直接調整ダイヤル253の操作プレート253bを指で操作することによってのみ行われる。又、押圧の調節は多段カム253cの接触面42の個数に応じて段階的に行われている。したがって、定期的なメンテナンス等を行う場合であっても、技術者は押圧の調整を簡易かつ直感的に実現することが可能である。又、押圧調整機構25はハウジング20の直下に設けられているため、給紙装置1内における占有空間を小さくすることができる。
このように、本実施の形態のリタードローラの押圧調整機構25によれば、装置を大型化することなく、かつ容易にリタードローラの圧力を調整することができる効果が得られる。
なお、上記の説明においては、ハウジング20の両端部に一対の押圧調整機構25を設けた構成としたが、それぞれの押圧調整機構25において同一の押圧が得られるように、操作プレート253bの縁部又はリブ41に対し、多段カム253cの各接触面42に応じた目印を設けるようにすることが望ましい。利用者が押圧の大きさを視覚的に把握することができ、調整をより容易に行うことができる。目印としては、接触面42の数に応じた色分け又は番号を表示させるようにすることができる。又、接触面42と回転中心Oとの距離に応じて、押圧の程度を示す目盛りを刻むようにしてもよい。更に、リブ41の形状を、各接触面42に応じて異ならせるようにしてもよい。で利用者が押圧の大きさを触覚的に把握することができる効果がある。
又、図6に示すように、押圧調整機構25の調整ダイヤル253同士を結合軸60で結合させる構成としてもよい。調整動作を連動させることができ、より容易な調整が可能となる。このとき、さらに一方の押圧調整機構25において操作プレート253bを省略した構成としてもよい。
又、上記の説明においては、2つの押圧調整機構25を設けた構成としたが、図7に示すように、ハウジング20の中央部に1つの押圧調整機構25を設けた構成としてもよい。要するに、本発明のリタードローラの押圧調整機構は、給紙装置内における位置、個数等によって限定されるものではない。
又、上記の各実施の形態においては、リタードローラ11の押圧調整機構25を中心に説明を行ったが、本発明は、本発明のリタードローラの押圧調整機構を搭載した給紙装置として実現してもよい。このとき、ピックローラ211は本発明のピックローラに相当する。又、フィードローラ10及びリタードローラ11は本発明のフィードローラ及びリタードローラにそれぞれ相当し、押圧調整機構25は本発明の押圧調整部に相当し、これらは本発明の搬送部を構成することとなる。
又、図8に示す画像形成装置において、給紙装置として本発明の給紙装置を備えた画像形成装置も、本発明に含まれる。このとき画像形成部130は本発明の画像形成部に相当する。
本発明は、装置を大型化することなく、かつ容易にリタードローラの圧力を調整することができる効果を有し、リタードローラの押圧調整機構、及びそれを用いた給紙装置、画像形成装置等において有用である。
本発明の実施の形態1の押圧調整機構25が組み込まれた給紙装置1の要部を模式的に示す側部断面図である。 本発明の実施の形態1の押圧調整機構25が組み込まれた給紙装置1における、リタードローラ11近傍の構成を示す図である。 (a)本発明の実施の形態1の押圧調整機構25の構成及び動作を説明するための側面図である。(b)本発明の実施の形態1の押圧調整機構25の構成及び動作を説明するための側面図である。 (a)調整ダイヤル253の構成を示す斜視図である。(b)調整ダイヤル253の構成を示す斜視図である。 (a)ステージ部材252の構成を示す斜視図である。(b)ステージ部材252の構成を示す斜視図である。 押圧調整機構25の他の構成例を示す図である。 押圧調整機構25の他の構成例を示す図である。 画像形成装置100の構成を模式的に示す図である。 給紙装置120の要部を模式的に示す側面図である。 従来の技術によるリタードローラの押圧力を調整するための技術を示す図である。 従来の技術によるリタードローラの押圧力を調整するための技術を示す図である。
符号の説明
1 給紙装置
10 フィードローラ
11 リタードローラ
11a 回転軸
12 ピックローラ
13 伝達ギア
14 アクチュエータ
15 トルクリミッタ
15b、23 ギア
20 ハウジング
21 駆動軸
22 軸
24 本体部
24a 載置面
25 押圧調整機構
42 接触面
42a 凹溝
51 収納筒
51a 凹部
51b 底面
51c 凸部
52 支持板
52a 接触面
52b 凸部
53 脚部
54 間隙
251 スプリング
252 ステージ部材
253 調整ダイヤル
253a 主軸
253b 操作プレート
253c 多段カム
254a、254b 固定部材

Claims (6)

  1. 用紙の搬入方向に回転するフィードローラに対向するリタードローラに所定の押圧を印加する弾性部材と、
    段階的に回転可能な操作部を有し、前記操作部の回転の段階に応じて前記弾性部材の前記押圧の大きさを段階的に変化させる押圧調整部とを備えた、リタードローラの押圧調整機構。
  2. 前記押圧調整部は、
    前記操作部と同一の回転軸上に設けられ、前記回転軸からの距離が段階的に変化する複数の接触面を有する多段カムと、
    前記多段カムを前記フィードローラに対する一定位置で回転させるための保持部材と、
    一方の主面が前記多段カムの前記複数の接触面のいずれかに接触し、他方の主面が前記弾性部材と接触し、かつ前記押圧を前記リタードローラに印加するように前記弾性部材を支持する支持板とを有する、請求項1に記載のリタードローラの押圧調整機構。
  3. 前記支持板は、前記操作部の回転に伴い、前記押圧が増加する方向又は減少する方向に移動可能に保持されている、請求項2に記載のリタードローラの押圧調整機構。
  4. 前記操作部は、所定の厚みを有する円形状部材であり、その外周縁部に人間の指により操作可能な凹凸が形成されている、請求項1に記載のリタードローラの押圧調整機構。
  5. 用紙を積載するトレイ上に積載された用紙を摘出するピックローラと、
    前記ピックローラにより摘出された前記用紙を搬送する、用紙の搬入方向に回転するフィードローラ及び前記フィードローラに対向するリタードローラ、及び前記リタードローラの前記フィードローラに対する押圧を調整する押圧調整部を有する搬送部とを備え、
    前記押圧調整部として、請求項1から4のいずれかに記載のリタードローラの押圧調整機構を有する、給紙装置。
  6. 請求項5に記載の給紙装置と、
    前記給紙装置から搬送された用紙上に画像を形成する画像形成部とを備えた、画像形成装置。
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