JP2009132438A - 複合容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】液漏れを有効に防止できるシール手段を備えた複合容器を提供する。
【解決手段】複数の容器体の各上部を相互に連結するヘッド部材12を設け、このヘッド部材の上下方向一部を垂直な主軸を中心に回動自在な回動盤34とし、上記口頸部からヘッド部材頂面の注出口に至る注出路の一部を、上記回転板を上下に貫く貫通路38とし、回動盤の回転により流量の調整が可能な複合容器において、ヘッド部材12は、口頸部嵌合用の連結筒18を設けた基台14と、この基台に対して一定間隔を存して回動不能に支持された頂板27とを有し、基台と頂板との間に回動盤の回転板40を挟持させ、貫通路との連通用の注出路部分として、基台及び頂板にそれぞれ第1、第2透孔20、28を穿設し、上方から見て第1、第2透孔と貫通路Si、Soとを中間に挟んで回動盤の回転軸を中心とする内外2条のシール条を形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、複合容器、特に異種の内容物を収納するに適した複合容器であって、各内容物の注出量の調整が容易としたもの、或いは音出し機構を利用して注出量の調整を確実に行うことができるものに関する。
尚、この明細書において、複合容器とは、別々の内容物を収納するための、複数の容器体を一体化してなる容器をいう。
この種の複合容器としては、複数の容器体の口頸部を結束具で束ねて一体化し、各口頸部上端から注出した液体を混合することができるようにしたものが知られている(特許文献1)。
この特許文献1の容器は、複数種の薬剤を混合することを目的としているため、各容器体からの液体の注出量を利用者が調整するようなことは想定されていない。しかし内容物の種類によっては、注出すべき複数種の内容物の注出量や割合を変えたい場合がある。また、注出量の割合を変更するときに、予め設定した幾つかの混合割合のうち所望の一つを固定できるようにすること、及び、所望の割合になったことを音で知らせることができれば更に便利である。
本出願人は、こうした要請に応えるために、胴部から口頸部を起立する複数の容器体の各上部を相互に連結するとともに、各上部を覆うヘッド部材を設け、このヘッド部材の上下方向一部を垂直な主軸を中心に回動自在な回動盤とするとともに、上記口頸部からヘッド部材頂面の注出口に至る注出路の一部を、上記回転板を上下に貫く貫通路とし、回動盤の回転により上記貫通路と、貫通路を除く注出路部分との間の流路面積を変化させることができるように設けたものを提案した(特願2007−120267号)。
実開平3−86063号
上記特願2007−120267号の容器(以下先願発明という)では、貫通路付きの回動盤の回転により流路面積を調整するようにしているが、回動盤の僅かな成形誤差により他の注出路部分との間に隙間が生じ、液漏れを生ずるおそれがあった。
本発明は、先願発明の改良発明であって、液漏れを有効に防止できるシール手段を備えた複合容器を提案することを目的とする。
第1の手段は、
胴部から口頸部を起立する複数の容器体の各上部を相互に連結するとともに、各上部を覆うヘッド部材を設け、このヘッド部材の上下方向一部を垂直な主軸を中心に回動自在な回動盤とするとともに、上記口頸部からヘッド部材頂面の注出口に至る注出路の一部を、上記回転板を上下に貫く貫通路とし、回動盤の回転により上記貫通路と、貫通路を除く注出路部分との間の流路面積を変化させることができるように設けた複合容器において、
このヘッド部材12は、上記口頸部6との嵌合用の連結筒18を下面に設けた基台14と、この基台14に対して一定間隔を存して回動不能に支持された頂板26とをさらに有するとともに、基台と頂板との間に回動盤の水平板部分である回転板40を挟持させ、
貫通路との連通用の注出路部分として、基台14及び頂板26にそれぞれ第1、第2透孔20、28を穿設し、
貫通路38を含みかつ回動盤の回転軸を中心とする環状回転板部分42の下面と、第1透孔20を含みかつ環状回転板部分と向かい合う環状基台部分21の上面とのうちの一方を、第1凹溝44に、他方を、第1凹溝内に摺動自在かつ液密に嵌着される第1凸条22にそれぞれ形成し、
上記環状回転板部分42の上面とこの環状回転板部分と向かい合って第2透孔28を含む環状頂板部分下面との一方を、第2凹溝45に、他方を、第2凹溝内に摺動自在かつ液密に嵌着される第2凸条30にそれぞれ形成し、第1、第2凹溝の内周面と第1、第2凸条との対向面とで内側のシール条Siを、また第1、第2凹溝の外周面と第1、第2凸条との対向面とで外側のシール条Soをそれぞれ形成している。
本手段では、容器体の各部を締結するヘッド部材に、容器体全体の主軸の周りを回動可能な回動盤を組み込み、各容器体の口頸部からヘッド部材頂面の注出口に至る流出路がヘッド部材を通過するように設けている。そうすることで、回動盤の回動により各容器体の流路の流路面積を一度で調整することができる。また、回動盤の上下両面のようなフラットな面を精密に他部材の対向面に密接してシール性を確立することは技術的に難しく、部品の僅かな反りや歪みが原因で液漏れを生ずる場合が多い。そこで本手段では、注出路のうち、回動盤を通る部分(導通路)とそれ以外の注出路部分との継目部分を凹凸状に噛み合うシール条として液洩れを防止するように構成している。
「容器体」は、主軸方向に口頸部を起立した状態で複数個を束ねることが出来ればどのようなものでも良い。これら容器体は主軸から各口頸部(の中心)までの距離を一定にして相互に連結することが望ましい。主軸から好適な図示例では圧縮可能なチューブ容器を例にとっているが、これに限る訳ではない。容器体の本数は、2本以上の適数とする。数が多すぎると一つの注出口に割り当てられる回動範囲が狭くなるので、この点を考慮して適当数を選択すると良い。
「主軸」は、各容器体の口頸部の筒軸と平行であり、かつこれら筒軸と主軸との距離がほぼ同じであれば足りる。
「ヘッド部材」は、各容器体の上部(特に口頸部)を相互に連結して束ねる機能と、内容物の流路のうち回動盤の貫通路と残りの流路部分との間の流路抵抗を変化させる機能とを有しており、これらの機能を有していればどのような構造でも良い。後述の図示例では、上記貫通路の上端及び下端でそれぞれ流路抵抗が変化するが、少なくとも流路の何れか一箇所で流れが狭くなる構造であれば、本手段に該当する。
「回動盤」は、主軸周りを回動可能に、即ち周方向へ正逆何れの方向へも回転可能に支持されており、この主軸を中心として各容器体口頸部の中心を通る円周上に貫通路を貫設している。後述の図示例では、回動盤は複雑な構造になっているが、単に一つの厚板(回転板)に貫通路を穿設したものでも良い。
「貫通路」は、回動盤の回動に伴い、他の流路部分との間で流れがすぼまる(或いは広がる)ような形状に形成する。好適な図示例では、回動盤を一方に回動することにより、一つの貫通路の端部では流れがすぼまり、他の貫通路の端部では流れが広がるように形成しているが、これとは逆に、回動盤を一方に回動することにより、全ての貫通路で流れがすぼまるように形成してもよい。上記貫通路は、上方から見て周方向に配置された複数の孔列、又は周方向に延びる長孔とし、これら孔列の径又は長孔の巾が周方向一方に向かって次第に小さくなるように設けることができる。
「シール条」は、回動盤の回転板と他部材(基台又は頂板)との間の液漏れ防止手段であり、それら2部品の対向面で形成するシール面が水平面ではないこと、即ち図1のような垂直面又はテーパ状の傾斜面であることを特徴とする。これにより回転板の上下面のように広い面を完全に平坦にすることは困難であるが、上記の構成では予め2つのシール面が強めに密着し合うように設計することができ、不具合を生じにくい。シール条は、好適な一つの形態として、回転板と基台又は頂板の対応面からリブ(又は突条)を、回転軸を通る縦断面上で見て、互い違いに突出し、それらのリブの側面が液密に当接するようにすればよい。後述の図示例では、回転板側の内外1対のリブの外側に基台(又は頂板)側の1対のリブを当接しているようにしているが、例えば回転板の外リブの内面と基台の外リブの外面とが、また回転板の内リブの内面と基台の内リブの外面とが当接するようにしてもよい。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
上記貫通路38を含みかつ回動盤の回転軸を中心とする環状回転板部分42の下面と、第1透孔20を含みかつ環状回転板部分と向かい合う環状基台部分21の上面とのうちの一方を、第1凹溝44に、他方を、第1凹溝内に摺動自在かつ液密に嵌着される第1凸条22にそれぞれ形成し、
上記環状回転板部分42の上面とこの環状回転板部分と向かい合って第2透孔28を含む環状頂板部分下面との一方を、第2凹溝45に、他方を、第2凹溝内に摺動自在かつ液密に嵌着される第2凸条30にそれぞれ形成し、
第1、第2凹溝の内周面と第1、第2凸条との対向面とで内側のシール条Siを、また第1、第2凹溝の外周面と第1、第2凸条との対向面とで外側のシール条Soをそれぞれ形成している。
本手段では、シール条を形成するために、第1、第2凹溝内に第1、第2凸条を嵌着させるようにして、シール面相互の密着性を高めている。
第3の手段は、第2の手段を有し、かつ
上記環状回転板部分42の下面及び上面を、第1、第2凹溝44,45とするとともに、環状基台部分21の上面及び環状頂板部分29の下面を、第1、第2凸条22、30とし、
これら第1、第2凸条22、30は、巾方向中間部分を肉抜きするとともに巾方向両側に第1、第2凹溝44,45の側面と液密に接する内外2本のリブ23を形成し、
これら両リブの間にあって、第1透孔20の孔縁から上方へ第1シール筒24を、第2透孔28の孔縁から下方へ第2シール筒32を、それぞれリブ23の上下巾と同じ長さに突出し、
第1シール筒24の上面及び第1シール筒に連なる基台側の2本のリブの上面を面一として、第1凹溝44の内面に液密に圧接し、
第2シール筒32の下面及び第2シール筒に連なる頂板側の2本のリブの下面を面一として、第2凹溝45の内面に液密に圧接している。
本手段では、第1透孔の孔径から第1シール筒を、また第2透孔の孔縁から第2シール筒をそれぞれ突出し、その先端面を回転板に圧接することでさらにシール性を高めている。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段のいずれかを有し、
ヘッド部材12のうち可動部である回動盤34と不動部である回動盤以外の部分との一方に複数の第1突片162を、他方に第2突片164を付設し、回動盤の回転により第1突片162が第2突片164を乗り越えることで音を発生する音出し機構160を設け、
少なくとも一つの貫通路38において、当該貫通路を除く流路部分との重合箇所が、回動盤34が回転する過程で、貫通路38の周方向一端部から他端部へ移る間に複数の第1突片162が第2突片164を乗り越えることで一連の音を発生し、かつこれらの音のうち任意の一音の発生時と次の一音の発生時とで注出量の総量或は比率が異なるように設計している。
本手段では、各注出口から注出される内容物の総量、或いはそれらの注出量の比率の変化に応じて音を発する複合容器を提案している。本発明では、総注出量又は注出量の比率が回動盤の回動量にリンクしているので、各容器体からの注出流路が開通している状態で回動盤の回動量に応じて音を生ずるようにすれば良い。
「音出し機構」は、従来公知の原理で回動盤の回転による注出の総量又は比率の変化を音で知らせる機能を有する。本願図1の如く、注出路として、時計周りに孔径が大きくなる孔列と、反時計周りに孔径が大きくなる孔列を設けると、注出比率を調整することができる。また周方向同じ向きに孔径が大きくなる2つの孔列を設けると、注出総量を変化させることができる。長孔の場合でも同じである。
第5の手段は、第4の手段を有し、かつ
ヘッド部材12のうち可動部である回動盤34と不動部である回動盤以外の部分との間に、相互に嵌り合う凹凸状の位置決め手段170,172を設け、
各孔の穿設箇所又は長孔の周方向の複数箇所を定位置として、これら各定位置で位置決め手段170,172が嵌り合うようにするとともに、貫通路を除く流路部分との重合箇所が一の定位置から隣の定位置へ移る途中で音出し機構160が音を生ずるように形成している。
回動盤を回転する過程で所定の注出量又は注出量比率のときに報知音を生じたとしても、音を生じた時点と、その音を聴いて利用者が回動を止めた時点との間にタイムギャップがあるとすると、所要の注出量又は比率の内容物を正確に注出することが難しい。そこで本手段では、音出し作用と位置決め作用とを交互に繰り返すことで機能の向上を図っている。なお、本手段において、「定位置」とは位置決め手段により決定された位置をいう。
位置決め手段は、凹凸状の嵌合構造を有するので位置決めを確実にするとともに回動盤の付勢を促す機能も有する。即ち利用者が回動盤を回そうとすると、この回転に対して位置決め手段が抵抗するので、利用者は自然と抵抗を上回る回転力を回動盤に加えることとなり、そして位置決め手段の嵌合が急に外れることで回動盤に勢いがつき、この付勢状態で第1突片が第2突片に衝突するので、十分に大きな音を発生する。
第1の手段に係る発明によれば次の効果を奏する。
○各注出口33からの注出量を回動盤34の操作によって調節できるから、内容物を過剰に取り出してしまうことを防止できる。
○流量調整の手段として容器の主軸の周りを回転する回動盤34を設けたから、一つの回動盤の操作で複数の容器体の注出量を調整できて便利である。
○注出口を形成したヘッド部材の頂面とは別の場所に、操作部である回動盤34の側面を設けたから、操作中に注出口を手で触ってしまうことがなく衛生的である。
○貫通路と第1、第2透孔とを間に挟む内外2条のシール条を形成したから、回転板と基台又は頂板との間からの液漏れを防止できる。
第2の手段に係る発明によれば、貫通路38を含む環状回転板部分42の下面と第1透孔20を含む環状基台部分21の上面との一方を、第1凹溝44に、他方を、第1凹溝内に摺動自在かつ液密に嵌着される第1凸条22に形成したから、シール箇所における成形誤差を吸収してシール性を高めることができる。
第3の手段に係る発明によれば、第1、第2凹溝及び第1、第2凸条の凹凸構造と、第1、第2シール筒とで2重に液体をシールしたから、シール性がさらに高まる。
第4の手段に係る発明によれば、回動盤34の回転に伴い、貫通路38と残余の流路部分との重なり箇所の変化に伴って第1、第2突片162,164が音を生ずるようにしたから、注出量の比率の変化又は総注出量の変化に応じた報知音を生ずることができ、使い勝手がよい。
第5の手段に係る発明によれば、音出し機構160に加えて位置合わせ手段170,172を設けたから、所望の注出量又は比率の内容物を確実に取り出すことが容易となる。
図1から図8は、本発明の第1実施形態に係る複合容器である。説明の都合上、まず先願発明と共通する構成について説明する。
この複合容器は、左右一対の容器体2と、ヘッド部材12と、キャップ64とで構成されている。これら各部材は合成樹脂で形成することができる。
容器体2は、圧縮可能な胴部4から肩部を介して円筒形の口頸部6を起立している。この口頸部の基部には逆止弁8を形成している。上記胴部は半筒形に形成されており、各胴部の平坦部を合わせると全体としてほぼ筒形になるように形成している。上記口頸部6の内面には内筒10を液密に嵌合している。
ヘッド部材12は、基台14と、保持具25と、回動盤34とで形成されている。
上記基台14は、円板状の水平な基板16の裏面から垂下した連結筒18を、両容器体2の口頸部6外面に嵌合させるとともに、上記基板16の外縁から外周壁15を垂下している。基板16は、連結筒18と外周壁15との間の板部分を陥没部100とするとともに、その板中央部を有頂筒形に隆起させた大径筒102としている。この大径筒102の頂壁中央部裏面からは、下端閉塞で筒形の軸筒103を、かつ頂壁の左右両部に穿設した第1透孔20、20の各孔縁からは一対の流路筒104をそれぞれ垂下している。図示例では、各流路筒の左右の側壁をそれぞれ大径筒102の周壁の左右両部及び軸筒103の左右両面に連続させて形成している。また上記流路筒104は、基板16及び基板と同じ高さの軸筒103の底壁よりも下方に延長し、容器体の口頸部6内に嵌合され、内筒10上端に突き当てている。上記軸筒103の内面左右両部には保持具回り止め用の係止溝106を縦設し、また大径筒102の外周面上部には回動盤抜止め用の係合リブ108を周設している。この係合リブ下方の大径筒左右両面からは、下端を基板16に連結させた横板状の第1係合手段60を、図左右外方へ突出している。
上記保持具25は、左右一対の第2透孔28を穿設した頂板26裏面から、軸筒103内への挿入用の中空筒形の棒部27を垂下している。棒部27の外面上部には上記係止溝106内に嵌合する一対の縦リブ120を付設している。また棒部の外面下部と筒軸の内面下部とには、保持具抜止め用突条及び嵌合溝を周設している。更に頂板26の外周部前後方向一側には、図3に示すように注出量の比率又は総注出量を表す複数のマーク122を付設している。
回動盤34は、貫通路38を穿設した一枚の回転板40の外周部から、内周筒142と、この内周筒よりも長い外周筒144とを相互に隙間を存して垂下している。
回転板40の中央部には、上記棒部27の外径に対応した軸受孔36を、回転板40の内周部の前後両側には、貫通路38として周方向に配列した3つの孔38A、38B、38Cからなる2列の孔列を穿設している。この貫通路38と上記容器体の口頸部6と第1透孔20と第2透孔28とで、内容物の注出路Pを形成している。図3中符号39は注出路を遮蔽する板部分(閉塞部)であり、外観上は回転板の他の部分と同じである。又回転板の前後左右には、周方向に湾曲した4つの型抜き孔146を穿設している。この型抜き孔146は、後述の内周筒下端の係合突条の輪郭を形成する金型の上側部分を抜くためのものである。上記内周筒142は、大径筒102の係合リブ108下面よりもやや下方まで垂下しており、内周筒142の内周面前後左右部分に、係合リブ108下面への係止用の係合突条148を間欠的に横設している。外周筒144は、基台14の陥没部100上面まで垂下しており、この陥没部に対応する外周筒の下端部分を大内径部150に形成している。この大内径部のうち一箇所には、第2の係合手段62として突起を設けている。この突起は図3の状態では、右側の第1の係合手段60に当接しており、回動盤の回転とともに移動して、回動盤が180度回転したところで左側の第1係合手段60に突き当たるように設ける。また外周筒144の外面には外リブ152を縦設している。
また図3の如く回動盤34に薄板状の多数の第1突片162を、また基台14に一対の第2突片164を付設して、音出し機構160としている。さらに図7に示すように回動盤34の大内径部150内に第1の位置決め手段170を形成し、図4に示す如く基台14の陥没部100の周面から第2の位置決め手段172を外方へ突設している。
キャップ64は、上記基台14の外周壁15に螺合させている。
本発明においては、図7に示す如く回転板40のうち、貫通路38を含みかつ回転軸を中心とする環状回転板部分42の下面を第1凹溝44に、また図6に示す如く環状回転板部分の上面を第2凹溝45にそれぞれ形成する。これら凹溝の側面は精密に回転軸を中心とする円形に形成し、後述の凸条を嵌合させたときに周方向にスムーズに回転できるように形成する。第1凹溝44の上底面及び第2凹溝45の底面に、それぞれ貫通路38の下端及び上端を開口するように形成する。図示例では、第1凹溝44及び第2凹溝45の巾がほぼ一致しているが、必ずしもそのような構成とする必要はない。第1凹溝を除く回転板40の下面、及び第2凹溝を除く回転板40の上面はそれぞれ水平面に形成している。
また基台14の大径筒102頂壁のうち、第1透孔20を含みかつ上記第1凹溝44に向かい合う環状基台部分21の上面を、周囲から上方へ突出する第1凸条22に形成する。図示の例では、第1凸条のうち内縁部分及び外縁部分を2本のリブ23として残して、その巾方向中間部分を凹没している。そしてその凹没部内に上記第1透孔20を開口させている。この第1透孔の孔縁からは第1シール筒24を起立している。このシール筒24は両側部を内外2重のリブ23と連続しており、かつシール筒24の上面と両リブ23の上面とは面一になっている。第1凸条22は、第1凹溝44と等しい巾に形成され、第1凹溝44内に嵌着されている。これにより、第1凹溝44の内周面と第1凸条の内側面とで内側のシール条Siを形成し第1凹溝44の外周面と第1凸条の外側面とで外側のシール条Soを形成している。
こうした基台と回転盤との間の構造は、回転盤と頂板との間にも転用する。頂板26のうち、第2透孔28を含みかつ上記第2凹溝45に向かい合う環状頂板部分21の上面を、周囲から上方へ突出する第1凸条22に形成する。図示の例では、第1凸条のうち内縁部分及び外縁部分を2本のリブ23として残して、その巾方向中間部分を凹没している。そしてその凹没部内に上記第1透孔20を開口させている。この第1透孔の孔縁からは第1シール筒24を起立している。このシール筒24は両側部を内外2重のリブ23と連続しており、かつシール筒24の上面と両リブ23の上面とは面一になっている。第1凸条22は、第1凹溝44と等しい巾に形成され、第1凹溝44内に嵌着されている。これにより、第1凹溝44の内周面と第1凸条の内側面とで内側のシール条Siを形成し第1凹溝44の外周面と第1凸条の外側面とで外側のシール条Soを形成している。
上記構成によれば、図1の状態で、シール条Si、Soの第1シール筒24及び第2シール筒32の各先端面が第1、第2凹溝44、45の底面に液密にシールされ、さらに第1、第2凸条22、30の内外側面が第1、第2凹溝44,45の内外周面に液密にシールされているので、注出路P内の液体が外部に漏れ出すことを防止できる。第1、第2凹溝44,45及び第1、第2凸条22,30は環状であるので、回動盤を回転させてもシール性を維持できる。
次に本発明のシール条以外の機構の作用を説明する。まず図8の行程(1)において回動盤34の外面のうちマーク「1」の隣りの外リブに指を合せて回動盤34の外周筒を摘み、時計回りに力を加えると、第2位置決め手段172が、第1位置決め手段170の間の内リブ174の下に潜り込むことで回動盤34が回転し始める。隣接する2本の補助線間の角度の半分を回転すると、図8の行程(2)に示す如く、第1突片162が第2突片164に衝突して乗り越えるとともに、音を発し、さらに回動盤34が回転して図9の行程(3)に至ると、図面の右側の注出口33が貫通路の最大径端孔38Aに重なるとともに図面の左側の注出口33が閉塞部39で閉塞される状態となり、第2位置決め手段172が隣りの第1位置決め手段170内に嵌合する。これにより、回動盤34は注出口33と最大径端孔38Aとが重なった状態で位置決めされる。これと同時に予め外周筒144を押えた指が保持具の「1」マークの位置に移動するので、孔列の1孔分を回動盤が回転したことが判る。もし回動盤を回すときに勢い余って孔列の2孔分を回してしまうとすれば、その間に2度音がなり、また指も「2」マークのところまで移動するので、聴覚及び視覚の両方で回転量を利用者に知らせることができる。同様の操作を繰り返して回動盤34が180度回転すると、係合手段62が左側の係合手段60に突き当たって回転を停止する。
図10は、回動盤34の変形例を示す実施例であり、貫通路38の形態を、前述の孔列から長孔に変形したものである。
本発明の第1実施形態に係る複合容器の縦断面図である。 図1の複合容器の要部拡大縦断面図である。 図1の複合容器の、キャップを外した状態での平面図である。 図1の複合容器の一の要部(基台)の平面図である。 図1の複合容器の他の要部(保持具)の底面図である。 図1の複合容器の更に他の要部(回動盤)の平面図である。 図6の要部の底面図である。 図1の複合容器の回動行程の第1、第2段階の説明図である。 同じく回動行程の第3、第4段階の説明図である。 図6の変形例を示す平面図である。
符号の説明

2…容器体 4…胴部 6…口頸部 8…逆止弁 10…内筒
12…ヘッド部材 14…基台 15…外周壁 16…基板
18…連結筒 20…第1透孔 21…環状基台部分 22…第1凸条
23…リブ 24…第1シール筒
25…保持具 26…頂板
27…棒部 28…第2透孔 29…環状頂板部分
30…第2凸条 32…第2シール筒 33…注出口
34…回動盤 36…軸受孔 38…貫通路 39…閉塞部
40…回転板 42…環状回転板部分 44…第1凹溝 45…第2凹溝
60、62…係合手段 64…キャップ
100…陥没部 102…大径筒 103…軸筒
104…流路筒 106…係止溝 108…係合リブ
120…縦リブ 122…マーク
142…内周筒 144…外周筒 146…型抜き孔
148…係合突条 150…大内径部 152…外リブ
160…音出し機構 162…第1突片 164…第2突片
170…第1位置決め手段 172…第2位置決め手段 174…内リブ
P…注出路 Si,So…シール条

Claims (5)

  1. 胴部から口頸部を起立する複数の容器体の各上部を相互に連結するとともに、各上部を覆うヘッド部材を設け、このヘッド部材の上下方向一部を垂直な主軸を中心に回動自在な回動盤とするとともに、上記口頸部からヘッド部材頂面の注出口に至る注出路の一部を、上記回転板を上下に貫く貫通路とし、回動盤の回転により上記貫通路と、貫通路を除く注出路部分との間の流路面積を変化させることができるように設けた複合容器において、
    このヘッド部材12は、上記口頸部6との嵌合用の連結筒18を下面に設けた基台14と、この基台14に対して一定間隔を存して回動不能に支持された頂板26とをさらに有するとともに、基台と頂板との間に回動盤の水平板部分である回転板40を挟持させ、
    貫通路との連通用の注出路部分として、基台14及び頂板26にそれぞれ第1、第2透孔20、28を穿設し、
    上方から見てこれら第1、第2透孔20、28と貫通路38とを中間に挟んで回動盤の回転軸を中心とする内外2条のシール条Si,Soを、基台14と回転板40との間、及び回転板40と頂板26との間に形成しており、
    これらシール条は、回転板と基台乃至頂板との対応するシール面が垂直面又は径方向に傾斜するテーパ面となっていることを特徴とする、複合容器。
  2. 上記貫通路38を含みかつ回動盤の回転軸を中心とする環状回転板部分42の下面と、第1透孔20を含みかつ環状回転板部分と向かい合う環状基台部分21の上面とのうちの一方を、第1凹溝44に、他方を、第1凹溝内に摺動自在かつ液密に嵌着される第1凸条22にそれぞれ形成し、
    上記環状回転板部分42の上面とこの環状回転板部分と向かい合って第2透孔28を含む環状頂板部分下面との一方を、第2凹溝45に、他方を、第2凹溝内に摺動自在かつ液密に嵌着される第2凸条30にそれぞれ形成し、
    第1、第2凹溝の内周面と第1、第2凸条との対向面とで内側のシール条Siを、また第1、第2凹溝の外周面と第1、第2凸条との対向面とで外側のシール条Soをそれぞれ形成したことを特徴とする、請求項1記載の複合容器。
  3. 上記環状回転板部分42の下面及び上面を、第1、第2凹溝44,45とするとともに、環状基台部分21の上面及び環状頂板部分29の下面を、第1、第2凸条22、30とし、
    これら第1、第2凸条22、30は、巾方向中間部分を肉抜きするとともに巾方向両側に第1、第2凹溝44,45の側面と液密に接する内外2本のリブ23を形成し、
    これら両リブの間にあって、第1透孔20の孔縁から上方へ第1シール筒24を、第2透孔28の孔縁から下方へ第2シール筒32を、それぞれリブ23の上下巾と同じ長さに突出し、
    第1シール筒24の上面及び第1シール筒に連なる基台側の2本のリブの上面を面一として、第1凹溝44の内面に液密に圧接し、
    第2シール筒32の下面及び第2シール筒に連なる頂板側の2本のリブの下面を面一として、第2凹溝45の内面に液密に圧接したことを特徴とする、請求項2記載の複合容器。
  4. ヘッド部材12のうち可動部である回動盤34と不動部である回動盤以外の部分との一方に複数の第1突片162を、他方に第2突片164を付設し、回動盤の回転により第1突片162が第2突片164を乗り越えることで音を発生する音出し機構160を設け、
    少なくとも一つの貫通路38において、当該貫通路を除く流路部分との重合箇所が、回動盤34が回転する過程で、貫通路38の周方向一端部から他端部へ移る間に複数の第1突片162が第2突片164を乗り越えることで一連の音を発生し、かつこれらの音のうち任意の一音の発生時と次の一音の発生時とで注出量の総量或は比率が異なるように設計したことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載の複合容器。
  5. ヘッド部材12のうち可動部である回動盤34と不動部である回動盤以外の部分との間に、相互に嵌り合う凹凸状の位置決め手段170,172を設け、
    各孔の穿設箇所又は長孔の周方向の複数箇所を定位置として、これら各定位置で位置決め手段170,172が嵌り合うようにするとともに、
    貫通路を除く流路部分との重合箇所が一の定位置から隣の定位置へ移る途中で音出し機構160が音を生ずるように形成したことを特徴とする、請求項4記載の複合容器。
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