JP2009132352A

JP2009132352A - ルーフファン共振ハイブリッドカー

Info

Publication number: JP2009132352A
Application number: JP2007341899A
Authority: JP
Inventors: Yoshioki Tomoyasu; 良興友安
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2007-10-30
Filing date: 2007-12-24
Publication date: 2009-06-18

Abstract

【課題】風などの自然力から補助駆動動力を得る共振ハイブリッドカー。
【解決手段】自動車の屋根にダクトで周囲を囲んだプロペラを自動車の走行時に発生する向い風を転換して前記プロペラを作動させてダクト壁の共振と内外部の差圧による引張力で前記プロペラを強力に作動させて空気流を後方に流出させた反動で得る推進力で省エネを果たし、プロペラのハブ部に発電機を設置することによって発生する電力を元の動力と連携させるハイブリッドカーを更に航空機のコアンダ効果と単純フラッペによって増大させた推進力で一層の省エネ効果を利用したルーフファン共振ハイブリッドカー。
【選択図】図１

Description

省エネと排ガス低減を促進するメカニズムの自動車

技術背景

従来の省エネ自動車は、エンジンやモーターやバッテリー等自動車内部の装置の改良又は改造に集中して、その見地から省エネを考案していた為、改良の効率が小幅に留まっている反面、その改造の為の費用が効果の割に莫大である。

自動車の屋根にダクトで囲ったプロペラを設置し、自動車の走行中に発生する向い風をダクトの共振で増幅させ、更に、ダクトの内部と外部の差圧による引張力で気流を引っ張って増幅されたプロペラの回転で後方に大量に流出する空気の反動で得る推進力を元の駆動力に加えることによって、自動車の燃料とそれに伴うＣＯ_２発生を低減すると同時に、上記プロペラのハブに発電機を設置して発電した電力を駆動力として元の動力と連携させたハイブリッド車で、更に、プロペラの後部に曲面を施した板を設置し、気流が曲面に付着して流れる性質の所謂、コアンダ効果と板の先端にフラップを付けて単純フラップを併せて高揚力を発生させて車体の重量を軽減させて燃料とそれに伴うＣＯ_２を低減させる自動車。

（第１図）プロペラ共振ハイブリッド車の側面図の一例。

符号の説明

１．ルーフファン２．ハブ３．電線４．バッテリ５．エンジン６．モーター７．タイヤ８．屋根９．発電機１０．ダクト１１．フラッペ１２アー１３．ウイング１４．コンデンサー又はキャパシター

発明の詳細な説明

当該発明は、自動車の屋根（８）に喇叭状のダクト（１０）で周囲を囲んだプロペラ（１）を設置することによって、自動車の走行時に発生する向い風で前記プロペラ（１）を回転させると同時に、前記ダクト（１０）の壁に振動を与えて共振によって丁度、息によって与える音の振動を遠隔地に届くように増幅させるように増幅させ、併せてダクト（１０）の内部と外部の差圧で気流に伝播され発生される引張力で前記プロペラ（１）の回転を大幅に加速して空気流を大量に後方に流出する反動で得られる推進力によって自動車の燃料とそれに伴うＣＯ_２発生を半減します。この原理を利用した類似製品として超音波魚群探知機や超音波金属加工機があります。

上記（０００６）の説明の中で、プロペラ（１）のハブ（２）の部分に発電機（９）を取付けて発電した電気を電線で機構内のコンデンサー（１４）に送電してバッテリー（４）に充電しエンジン（５）と連携する動力のモーター（６）を駆動させる、従って、当該ハイブリッドカーはプロペラ（１）の回転による発電以外の外部からの充電を必要としない上、既存のハイブリッドカーに見るように１０％近く従来の自動車に較べて燃料とそれに伴うＣＯ_２を減少させます。

上記（０００６）及び（０００７）の装置を取付けた自動車の屋根（８）の後部に曲面を構成する板で出来たウィング（１３）と、その先端に更に下向きの勾配を大きく曲げたフラッペ（１１）を伸ばし、気流が曲面に付着して流れる性質を利用するコアンダ効果と単純フラッペによって高揚力を発生させて、何十トンもするプロペラ飛行機の機体重量を離陸させる際の浮力を構成するのと同様に、自動車の走行時の車体重量を持上げるので少なくとも１０％の燃料とそれに伴うＣＯ_２を減少させます。
以上を総合しますと、従来の自動車が必要とした燃料とＣＯ_２の発生を少なくとも７０％削減可能となります。

Claims

自動車の屋根にルーフファンを設置し、その周囲を喇叭状のダクトで囲むことによって自動車の走行中に発生する向い風がダクトに進入する際その壁面を振動させて発生する震動波と、前記ダクトの入口に設置された前記ファンの羽を回転させて発生する空気流が共振によって回転速度を増大させて、後方に気流を流出させる反動で得る推進力を前記自動車の本来の動力のエンジン又はモーターによる推進力の動力に付加させることによって自動車の燃料の消費とそれに伴い発生するＣＯ_２を低減するメカニズム。
上記（請求項１）のルーフファンのハブに発電機を設置し、ファンに伴う回転で発電し、その電気を導線で必要に応じてコンデンサー又はキャパシターを経由してバッテリーに充電して他の駆動装置の動力と連携するハイブリッド車、又は、発電された電気を走行中常時補充する電気自動車。
上記（請求項１）のルーフファンの後に下向きに曲面の板のウイングを設置し、更に、必要に応じてその先端を急勾配に折り曲げたフラップを追加して、気流がウイングの曲面に付着して流れる性質を利用するのと自動車の下から吹き上げる風を併せて前記ウイングおよび単純フラップによって浮力を増大させて車重を軽減することにより自動車の走行中の燃料の消費とそれに伴うＣＯ_２の発生を低減するメカニズム。