JP2009131583A - 貼付剤用剥離シート(ライナー) - Google Patents
貼付剤用剥離シート(ライナー) Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009131583A JP2009131583A JP2007341611A JP2007341611A JP2009131583A JP 2009131583 A JP2009131583 A JP 2009131583A JP 2007341611 A JP2007341611 A JP 2007341611A JP 2007341611 A JP2007341611 A JP 2007341611A JP 2009131583 A JP2009131583 A JP 2009131583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- plaster
- release sheet
- double structure
- patch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Abstract
【課題】貼付剤を貼り易くし、特に身体の後面(背側面)に対しても、粘着面同士が貼り付いたりすることなく自力で貼ることを可能とするような、貼付時の操作性を向上させる貼付剤用剥離シート(ライナー)を提供する。
【解決手段】折り返し、二重構造としたライナーを用いる。二重になったライナーとライナーとの接触面は接着させておくが、必要に応じて容易に剥がすこともできるようにしておく。剥がして伸展させたライナーの先端を持って操作することにより、これまで手の届きにくかった身体面への貼付をも可能とする。この二重構造のライナーは、膏体面の一部又は全部のいずれを覆うようにも使用できる(残る一部に従来の一重のライナーを用いても良い。)。その使用の一例として、二重構造のライナー二枚のそれぞれの折り返し部が支持体(不織布、基布)の長軸中央で接するように配した形態などがある。
【選択図】図1
【解決手段】折り返し、二重構造としたライナーを用いる。二重になったライナーとライナーとの接触面は接着させておくが、必要に応じて容易に剥がすこともできるようにしておく。剥がして伸展させたライナーの先端を持って操作することにより、これまで手の届きにくかった身体面への貼付をも可能とする。この二重構造のライナーは、膏体面の一部又は全部のいずれを覆うようにも使用できる(残る一部に従来の一重のライナーを用いても良い。)。その使用の一例として、二重構造のライナー二枚のそれぞれの折り返し部が支持体(不織布、基布)の長軸中央で接するように配した形態などがある。
【選択図】図1
Description
本発明は貼付剤を貼りやすくするための発明である。
従来の貼付剤においては、その貼付時の操作性を改善させる工夫は少々散見されるものの(例えば、特許文献1、2参照)、基本的にライナーが支持体(不織布、基布)の膏体面を一重に被覆しているという構造は、何ら変わるところはない。
特開2002−306530号 特開2001−258926号
従来の貼付剤は、貼る際に膏体面に触れずにその緊張を保つことが難しく、膏体面同士が貼りついたり、しわになったりして、貼りにくいことが多かった。特に、身体の後面(背側面)に対しては、自分できれいに貼付することはなかなか出来なかった。
イ ライナーを折り返し、二重構造とする。
ロ 二重になったライナーとライナーとの接触面は接着させているものの、必要に応じて容易に剥がすこともできるようにしておく。
ハ 膏体を被覆している(膏体面に直接触れている)側のライナーと、折り返され外側に(膏体のない側に)あるライナーとは材質、硬度、厚み等が異なってもかまわない。
上記イ、ロ、ハの特徴を有するライナーが、貼付剤の膏体面の一部又は全部を覆っているようにする。
ロ 二重になったライナーとライナーとの接触面は接着させているものの、必要に応じて容易に剥がすこともできるようにしておく。
ハ 膏体を被覆している(膏体面に直接触れている)側のライナーと、折り返され外側に(膏体のない側に)あるライナーとは材質、硬度、厚み等が異なってもかまわない。
上記イ、ロ、ハの特徴を有するライナーが、貼付剤の膏体面の一部又は全部を覆っているようにする。
二重になっているライナーを剥離して伸展することにより、ライナー先端から膏体面に至る距離が長くとれるため、背部などこれまで手の届きにくかった部位へも粘着面同士が貼り付いたりすることなく、自力で貼ることが可能となる。
上記ライナーは貼付剤の膏体面の一部あるいは全部に対して使用されてかまわないが、その特長を生かせる最良の形態の一例として、上記ライナー二枚が、支持体(不織布、基布)の長軸中央で、折り返し部を接するようにして支持体全面を覆っているものを挙げることができる。
図1,2に一例を示す。
1 ライナーの折り返し部(膏体面の長軸中央)
2 支持体(不織布、基布)
2 支持体(不織布、基布)
Claims (1)
- イ 折り返して二重構造となっていることを特徴とするライナー(貼付剤用剥離シート)。
ロ 二重になったライナーとライナーとの接触面は接着させているものの、必要に応じて容易に剥がすこともできるようにしてある。
ハ 膏体を被覆している(膏体面に直接触れている)側のライナーと、折り返して外側に(膏体のない側に)あるライナーとは材質、硬度、厚み等が異なってもかまわない。
ニ 上記イ、ロ、ハの特徴を有するライナーは、貼付剤の膏体面の一部又は全部のいずれを覆ってもかまわない。すなわち、膏体面の一部には従来の一重構造のライナーを使用しても良い。一例としては、上記イ、ロ、ハの特徴を有するライナー二枚が、支持体(不織布、基布)の長軸中央で折り返し部を接するようにして膏体面全面を覆っている形態、などがある。
以上の如く構成された、貼付剤を貼る際、必要に応じて二重面を剥離して伸張した先端を持って貼ることのできるライナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007341611A JP2009131583A (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | 貼付剤用剥離シート(ライナー) |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007341611A JP2009131583A (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | 貼付剤用剥離シート(ライナー) |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009131583A true JP2009131583A (ja) | 2009-06-18 |
Family
ID=40864109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007341611A Pending JP2009131583A (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | 貼付剤用剥離シート(ライナー) |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009131583A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011046023A1 (ja) | 2009-10-14 | 2011-04-21 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤を製造するための方法及び装置 |
-
2007
- 2007-11-30 JP JP2007341611A patent/JP2009131583A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011046023A1 (ja) | 2009-10-14 | 2011-04-21 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤を製造するための方法及び装置 |
WO2011046024A1 (ja) | 2009-10-14 | 2011-04-21 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
JP2013213035A (ja) * | 2009-10-14 | 2013-10-17 | Hisamitsu Pharmaceut Co Inc | 貼付剤を製造するための方法 |
JP5352677B2 (ja) * | 2009-10-14 | 2013-11-27 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤を製造するための装置 |
JP5460726B2 (ja) * | 2009-10-14 | 2014-04-02 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
US9314378B2 (en) | 2009-10-14 | 2016-04-19 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Method and apparatus for manufacturing adhesive patch |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USD578651S1 (en) | Bandage | |
RU2010143580A (ru) | Медицинский приклеиваемый при надавливании лейкопластырь | |
JP2010540203A5 (ja) | ||
JP2005261947A (ja) | 粘着性の塗布具用品 | |
WO2007149958A3 (en) | Superthin wound dressing having folded release sheet | |
RU2005128912A (ru) | Свернутые адсорбирующие изделия одноразового использования | |
JP2006102485A (ja) | 特に化粧製品などの製品塗布装置 | |
JP2009131583A (ja) | 貼付剤用剥離シート(ライナー) | |
KR200439156Y1 (ko) | 일회용 의료밴드 | |
KR200404263Y1 (ko) | 일회용 의료밴드 | |
JP2009132165A (ja) | 装着用金箔の積層体 | |
JP3158124U (ja) | 貼付薬 | |
JP3156365U (ja) | 傘の柄のカバー部材 | |
JP2008061690A (ja) | 貼付材 | |
JP2010029681A (ja) | 台紙付貼付剤 | |
JP3170999U (ja) | 貼付剤貼付用補助具 | |
JP2012096391A (ja) | 貼付物の持ち手付き保護フィルム | |
JP3144140U (ja) | 貼付薬貼り付け補助材 | |
JP2004305310A (ja) | 脱毛シート | |
JP6706398B2 (ja) | 皮膚貼付用シート | |
TWM315724U (en) | Two-sided adhesive tape | |
JP3147104U (ja) | 外用薬貼り付け補助具 | |
JP3165615U (ja) | シート状貼り薬 | |
JP3976091B2 (ja) | 貼付材 | |
JP2004344678A (ja) | ウイング付吸収性物品 |