JP2009131139A - 自動車のバケット充電式パワートレイン - Google Patents

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Abstract

【課題】
燃費がよく、車輪駆動用の電動機やバッテリを大容量化、あるいは大重量化させることのないBHEV構成でありながら、低電圧で、バッテリからの出力を一時的に大きくする手段を備えたパワートレインを得ることにある。
【解決手段】
車輪に連結された電動機を駆動するバッテリと、発電機によって充電される2個のバッテリを有し、エンジンの急加速操作時に前記充電用バッテリを前記駆動用バッテリと直列に電動機へ接続可能に構成したものである
【選択図】図1

Description

本発明は、原油価格の高騰や地球温暖化の危機に晒されている今、低燃費自動車は強く求められており、それを実現するためのパワートレインに関するもので、特に、エンジン発電機によって最高効率で発電した安価な電気を用いて、車輪に連結された電動機を間接的に駆動する、いわゆる、直列形ハイブリット駆動装置の改良の範疇に属する。
直列形のハイブリッド駆動装置は、エンジンによって直接に車輪を駆動せず、発電機を駆動して得られた電力によってバッテリを充電して、その電力で車輪に連結された電動機を駆動して走行するものである。すなわち、エンジン付き電気自動車である。
エンジン付きの電気自動車にはPHEV(プラグインハイブリッド自動車)が知られている。PHEVは自宅で充電した安価な電気で走ることが可能な反面、航続距離が50Km以下と短いため毎日の頻繁な充電操作は大変面倒である。従って、エンジンを使ってしまうケースが多くなり、それほどの効果は上がらないのが現実である。
今、自動車には航続距離が500Km以上で、2リッターカー(モード燃費50Km/L)が求められ、欲を言えば1リッターカー(モード燃費100Km/L)が出来ないものかとの願望がある。BHEV(バケット充電式ハイブリッド自動車)は、航続距離が800Kmあり、2リッターカー以上の燃費性能にはなりうるものの、キャパシターなどの複合バッテリと高電圧を使わなければならなかった(特許文献1参照)。
BHEVは、小型エンジンを最高熱効率が得られる回転速度と負荷状態でのみ、一定量(1バケット)発電運転をし、間欠充電を繰り返すから理論上最も安価な電気が発生しているので、車両を低燃費、長航続距離で走らせうる。
他方、バッテリは一般に用いられている鉛式バッテリで自動車が所望する出力と電気量を満たすには、重量と容積が増大してしまう難点があり、高価ではあるが重量と容積が3分の1にまで減らせるリチウムイオン式バッテリを搭載せざるを得なかった。そして、安全面から電圧は100V(ボルト)以下が望まれていた。
特願2007−97159号
解決しようとする問題点は、燃費がよく、車輪駆動用の電動機やバッテリを大容量化、あるいは大重量化させることのないBHEV構成でありながら、低電圧で、バッテリからの出力を一時的に大きくする手段を備えたパワートレインを得ることにある。
本発明は、車輪に連結された電動機を駆動するバッテリと、そのバッテリを充電するための発電機を駆動するエンジンとを備え、前記エンジンをバッテリの電気量が予定以下に低下したとき再起動可能に構成した直列形ハイブリット自動車において、前記バッテリは同一の種類でしかも、同一の電気容量である2個のバッテリであり、その片方を車両駆動用バッテリに、他方を充電準備用バッテリとに分けて機能させ、その機能を即時交替可能に構成することを最も主要な特徴とする。
加えて、車両を急加速操作した時は、前記2個のバッテリが短時間直列に接続して車両駆動用バッテリ化するよう構成し、急加速操作時間は駆動用電動機の短時間定格の範囲内に設定されていることが望ましい。
本発明に係る自動車のバケット充電式パワートレインは、同一種類で、同一電気容量の2個のバッテリを即時交替可能に構成しているから、通常の運転時には1個を充電しつつ他の1個で走行することとし、駆動中のバッテリの電気量が予定以下に低下したとき、完充電されたバッテリと即時に自動交替することで、運転者は何も知らずに連続して運転を続行できる。
また、急加速時に両バッテリを直列接続して用いるものであるから、バッテリ自体を高電圧化することなく一時的にバッテリの出力電圧を2倍に昇圧できる。
そして、バッテリ側から供給される高圧の電流は、急加速時の数秒間作用するだけであるから、車輪駆動用の電動機の短時間定格の範囲内で動作させれば、電動機を大型化させる必要がなく、車載上の問題を生じることがなく、BHEVであるから低燃費が得られるなどの効果がある。
以下、図示した本願発明の一実施例を説明する。図1中、10は車両の直列形ハイブリットパワートレインであり、直列形ハイブリットパワートレイン10は車輪12を駆動するべく連結された駆動用の電動機14を有し、その電動機14はバッテリ装置16から給電される。
18は前記バッテリ装置16を充電する充電用の発電機である。その発電機18はエンジン20に連結されており、それによって駆動される。20aは燃料タンクであり、エンジン20へ燃料を供給する。
かくて、前記車輪12はエンジン20の動力によって直接駆動されるのではなく、発電された電力を介して駆動されるので、全体として、直列形ハイブリットパワートレイン10が構成される。
前記バッテリ装置16は、走行用に供された状態にある駆動用バッテリBaと、充電を行う発電機18によって充電され電気量を充分満たした状態で待機する状態にある充電用バッテリBbとの2個を有し、それらはコンピュータ22によって接続が切り替えられて、一方が駆動用として、また、他方が充電用として作用する。
BaとBbとは、鉛バッテリ、ニッケル水素バッテリ、リチウムイオンバッテリなど何れの種でもよいが、同一種類で無ければならず、しかも、同一の電気容量を持つように設けなければならない。つまりBaとBbとは同じものであることが、即時交替の要件である。
また、図3で示すように、バッテリ装置16における駆動用バッテリBaと、充電用バッテリBbの接続の切り替えには、
1)充電のため両バッテリBa、Bbを交互に充電用の発電機へ接続する充電のための切り替えと、
2)充電用バッテリBbを駆動用バッテリBaと直列接続にして出力電圧を昇圧させる昇圧のための切り替え、
との各々2種、合計4通りが準備される。
コンピュータ22はエンジン20の操作子であるアクセルペダル24の操作量と、前記駆動用バッテリBaの有する電気量と、メインスイッチ19のキー状態を制御信号として、駆動用バッテリBaと充電用バッテリBbとを入れ替え接続したり、あるいは両者を同時に前記電動機14へ接続したりするための出力信号を発する。
コンピュータ22の主要な機能は、大別すると、
1)駆動用バッテリBaの電気残量を制御信号として、駆動用バッテリBaの電気量が予定以下になったとき、完充電された充電用バッテリBbと即時交替させ、駆動用バッテリBaは充電用発電機18に接続してエンジン20を再起動させバケット充電して完充電状態にしておく、交替・充電管理と、
2)アクセルペダル24の踏み込み量を制御信号として、急加速時に駆動用バッテリBaと充電用バッテリBbとを直列に短時間接続して駆動用の電動機14へ給電して、その電動機14を介して車輪12を急加速させるための増力管理と、
3)メインスイッチ19のキー状態を制御信号として、走行及び走行準備中か、インガレージかを判断する状態管理
とを行う。
図2は前記コンピュータ22によって電気的な切り替えを行うバッテリ装置16の構成を示すものである。バッテリ装置16はスイッチング基板16aと、そのスイッチング基板16aの端子G+、G−に連結された充電用発電機18、端子M+、M−に連結された駆動用電動機14、および、端子a+、a−に連結された前記駆動用バッテリBaと端子b+、b−に連結された充電用バッテリBbなどからなっている。
図2では複雑さを避けるため直流表示をしているが、実際には、図5に示したように3相交流を用いて電動機にはインバータ16c、発電機からはコンバータ16bを介在させることが多い。
スイッチング基板16aでの接続替えには、図3で示すように、定常運転と急加速運転との運転状態の変化、および両バッテリBa、Bbの充電状況に応じて、コンピュータ22からの指令によってパワースイッチング素子で行う。
素子としては、サイリスタ、GTO、IGBTなどを用いることができ、定格電圧1000V以上、定格電流600A以上であってもターンオン、ターンオフ時間が20マイクロ秒以下の短時間で接続替えが可能である。車両の運転者は100ミリ秒以下ならば気付かないといわれている。図6に電動機の回転力特性を示した。
即ち、定常運転時には駆動用バッテリBaが車輪12を駆動し、充電用バッテリBbが充電用の発電機18から給電されて充電する。なお、定常運転は急加速以外の全ての運転状態を含み、登坂時の運転をも包含する。
充電用バッテリBbの充電は比較的小型のエンジンを熱効率の良い狭い回転域・負荷域で運転し、駆動用バッテリBaが放電してしまう以前に充電を完了し、充電が完了するとエンジン20は停止して次の充電のため待機する。この作動を図4で示す。
バッテリの電気容量はAh(アンペアアワー)で表すが、全容量を100%とすると、当初は100%からスタートするが、消費、充電を繰り返すようになると、0%まで使い切るのは好ましくない。
よって、上限と下限を設けて管理しなければならず、下限が交替レベル、上限が1バケット充電レベルになり、その幅をSOC(ステイトオブチャージ)といい、50%程度である。また、上限を完充電状態ともいい、電気量は化学センサーによる直接計測、もしくはシャント電流の時間積分による電荷移動計測で知る事ができる。
アクセルペダル24が急加速操作されると、図3(a)で示すように、充電用バッテリBbが駆動用バッテリBaと駆動用の電動機14とを結ぶ回路中へ直列に接続され、駆動用の電動機14に2倍の電力が供給されて、車両が急加速する。
この際、充電用バッテリBbに連結された充電用の発電機18もそのままに、駆動用の回路に接続されていたほうがよい。エンジン20の無負荷運転は、過回転を招き好ましくない。
アクセルペダル24の急加速操作は、普通踏み切りスイッチによって行ない、また、充電用発電機18の1回分の発電量(1バケット充電)はコンピュータ22のタイマー指令で行う。
この急加速時間は実用上3秒以下であり、その時間を過ぎるとコンピュータ22が設定するタイマーによってバッテリの直列化が解除される。また、1回急加速すると1分間は急加速が利かないようにしてある。
当然ながら、駆動用の電動機14の短時間定格はこの操作を許容する水準に設定されている。よって、駆動用の電動機14の定格を急加速に合わせて強化する必要がないので、電動機の定格を強化して急加速以外の全運転域に亘って余裕をもたせてしまう場合に比して車量の増加を最小限にとどめることができる。
また、従来の直列形ハイブリッド駆動装置のバッテリを2つに分け、一方を充電用、他方を駆動用とし、交互に充電するように構成したから、急加速時に両者を直列に接続すれば、2倍の出力電圧が得られる。よって、バッテリの容量を大型化することなく出力電圧を増し、急加速させることができるようになるのでバッテリを増設する必要がなく、バッテリの増設による車重の増加が回避できる。
この考え方の前者は、在庫管理学におけるダブルビン方式の応用である。
本願発明の実施方法を示したシステム説明図である。 図1中のスイッチング基板の端子を示すシステム説明図である。 図2中のスイッチング基板の動作を示す作動説明図であり、(a)は運転状態に対応させた回路図を示し、(b)は各運転状態における各端子の接続の切り替わりを表す。 充電バッテリの電気容量を示す特性図である。 実用基板のシステム説明図である。 電動機の回転力特性図である。
符号の説明
10 直列形ハイブリット駆動装置
12 車輪
14 駆動用の電動機
16 バッテリ装置
16a スイッチング基板
16b コンバータ
16c インバータ
18 充電用の発電機
20 エンジン
20a 燃料タンク
22 コンピュータ
24 アクセルペダル
Ba 駆動用バッテリ
Bb 充電用バッテリ
G+、G−、M+、M−、a+、a−、b+、b− 端子

Claims (3)

  1. 車輪に連結された電動機を駆動するバッテリと、そのバッテリを充電するための発電機を駆動するエンジンとを備え、前記エンジンをバッテリの電気量が予定以下に低下したとき再起動可能に構成した直列形ハイブリット自動車において、前記バッテリは同一の種類でしかも、同一の電気容量である2個のバッテリであり、その片方を車両駆動用バッテリに、他方を充電準備用バッテリとに分けて機能させ、その機能を即時交替可能に構成してなる自動車のバケット充電式パワートレイン。
  2. 請求項1において、車両を急加速操作した時は、前記2個のバッテリが短時間直列に接続して車両駆動用バッテリ化するよう構成した自動車のバケット充電式パワートレイン。
  3. 請求項2において、前記急加速操作時間は駆動用電動機の短時間定格の範囲内に設定されている自動車のバケット充電式パワートレイン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011218854A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Toyota Motor Corp 始動制御装置

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