JP2009130683A - 画像再生装置 - Google Patents

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    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel

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Abstract

【課題】使用前に特別な操作をすることなく、連続的に表示される画像から任意の画像を表示する画像再生装置を得る。
【解決手段】動画が再生されているときにユーザが再生・一時停止ボタンを操作すると、制御装置は動画停止処理を実行することにより、動画の再生を一時的に停止する。動画は例えば1秒間当たり30のフレームにより構成される。動画再生が一時的に停止されると、動画の連続する15フレームが各々縮小されて15枚の静止画像として表示領域に表示される。各フレームどうしの間隔は1フレームである。15枚の静止画像は時系列に従い昇順で並べられ、時系列順に矢印で繋がれる。その中心の静止画像211は、ユーザが再生・一時停止ボタンを操作しようと思った瞬間に再生していたフレームの静止画像ではなく、再生していたフレームからタイムラグ量ΔTだけ巻き戻したフレームの静止画像(第1の目的画像)である。
【選択図】図3

Description

本発明は、連続的に表示される画像の中から任意の画像を選択可能な画像再生装置に関する。
画像再生装置は、連続的に画像を表示する表示装置と、表示された画像から任意の画像を選択するための選択手段とを備える。ユーザは、表示装置に表示された画像を見て、意図する画像を見つけたときに選択手段を操作して任意の画像を選択する。
画像が高速で更新されている場合、ユーザの選択動作が遅れて、意図した画像を選択できない場合がある。そこでユーザが意図した画像を選択できるようにするために、試験用画像を用いて予めユーザ固有の遅れ時間を測定し、ユーザが選択動作を行ったときに遅れ時間を考慮して画像を選択する画像再生装置が知られている(特許文献1)。
特開2001−175281号公報
しかし、従来の構成では、使用前に試験用画像を用いてユーザ毎に遅れ時間を測定しなければならず、ユーザにとって煩雑である。また、予め試験用画像を用意し画像再生装置に記憶しておく必要がある。さらに、一度遅れ時間を測定するとその後変更できず、遅れ時間を変更するときは再度測定を行わなければならない。
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、使用前に特別な操作をすることなく、連続的に表示される画像から任意の画像を表示する画像再生装置を得ることを目的とする。
本発明による画像再生装置は、複数の画像を連続的に表示する表示手段と、表示手段に表示された画像から第1および第2の画像を選択する画像選択手段と、第1の画像と第2の画像との間隔を検出する間隔検出手段と、間隔を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された間隔を更新する間隔更新手段とを備え、表示手段は、第1の画像が選択されたとき間隔分ずらした目的画像を表示することを特徴とする。
表示手段はユーザが撮影した動画を表示し、画像選択手段は、表示手段に表示された動画から第1および第2の画像を選択することが望ましい。
間隔は動画のフレーム数、又は時間が好適である。
第1の画像が選択されたとき、表示手段は、目的画像と目的画像の前後に撮像された複数の画像とを同時に表示することが望ましい。これにより、目的画像と目的画像の前後に撮像された複数の画像の中から第2の画像を選択することが容易になる。
表示手段は、目的画像を他の画像よりも大きく表示しても良い。これにより目的画像を詳細に観察することが容易になる。
表示手段は、目的画像と目的画像の前後に撮像された複数の画像とを撮影された時系列の順に並べて表示することが望ましい。これにより、複数の画像の中から第2の画像を選択することが容易になる。
表示手段は、目的画像と目的画像の直前直後に並べられた2つの画像とを他の画像よりも大きく表示しても良い。これにより目的画像と目的画像の直前直後に並べられた2つの画像とを詳細に観察することが容易になる。
間隔検出手段は、第1および第2の画像が選択されるごとに間隔を検出し、検出された複数の間隔の平均間隔を算出し、表示手段は、第1の画像が選択されたとき平均間隔分ずらした画像を表示することが望ましい。これにより画像再生装置は間隔を学習して、第1の画像が選択されたときに目的画像を正確に表示することが可能になる。平均間隔は、相加平均又は加重平均により算出される。
画像再生装置は、画像再生装置を使用するユーザを判別するユーザ判別手段をさらに備え、記憶手段はユーザ判別手段が判別したユーザと関連付けて間隔を記憶し、表示手段は、画像再生装置を使用しているユーザに関連付けられた間隔分をずらした画像を表示することが望ましい。これにより画像再生装置はユーザ毎に間隔を学習して、第1の画像が選択されたときに目的画像を正確に表示することが可能になる。
本発明によれば、使用前に特別な操作をすることなく、連続的に表示される画像から任意の画像を表示する画像再生装置を得ることができる。
以下、本発明における画像再生装置の第1の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1から3を用いて画像再生装置10の構成について説明する。
画像再生装置10は、制御装置11と、動画を表示する表示画面12と、動画等を記憶する記憶装置13と、画像再生装置10の電源の投入・切断を制御する電源スイッチ14と、制御装置11に情報を入力するための複数の操作手段15、16、17とから主に構成される。
複数の操作手段15、16、17は、キーボード15、マウス16、及び学習ボタン17により構成される。ユーザが電源スイッチ14を操作して画像再生装置10の電源を投入すると、制御装置11は後述するユーザ判別処理を実行し、画像再生装置10を使用するユーザを判別する。そして、制御装置11は記憶装置13から動画を読み出し、表示画面12に表示する。
表示画面12は、動画を表示する動画表示領域210と、操作ボタンを表示する操作領域220と、現在の動画の表示位置を表示するスクロールバー230とを有する。操作領域220には、動画の再生を開始し、又は動画再生時に動画の再生を一時停止するための再生・一時停止ボタン221、動画再生を停止するための停止ボタン222、動画の再生を早送りするための第1の早送りボタン223、動画の巻き戻し再生を行う第1の巻き戻しボタン224、次の動画を再生するための送りボタン225、前の動画を再生するための戻しボタン226が表示される。ユーザはマウス16を用いてこれらのボタンを操作し、動画を観察する。
スクロールバー230は、動画ファイルの再生時間全体を示すスルーバー231と、画像の再生位置を示すスライダ232と、スクロールバー230の両端に設けられる第2の早送りボタン233及び第2の巻き戻しボタン234とを備える。ユーザはマウス16を用いてスライダ232を移動させることが可能である。ユーザは第2の早送りボタン233及び第2の巻き戻しボタン234をマウス16でクリックすることにより動画をそれぞれ早送り、巻き戻しすることができる。
記憶装置13は、ユーザ名に固有のタイムラグ量である固有タイムラグ量ΔTuとユーザ名とを関連付けたユーザデータベースを記憶する。タイムラグ量ΔTは、ユーザが動画を見て停止したいと思った瞬間から、再生・一時停止ボタン221の操作を経て動画が停止する瞬間までのフレーム数である。制御装置11はユーザデータベースを検索して固有タイムラグ量ΔTuを入手する。
動画が再生されているときにユーザが再生・一時停止ボタン221を操作すると、制御装置11は後述する動画停止処理を実行することにより、動画の再生を一時的に停止する。動画は例えば1秒間当たり30のフレームにより構成される。動画再生が一時的に停止されると、動画の連続する15フレームが各々縮小されて15枚の静止画像として表示領域に表示される。各フレームどうしの間隔は例えば1フレームである。15枚の静止画像は時系列に従い昇順で並べられ、時系列順に矢印で繋がれる。その中心の静止画像211は、ユーザが再生・一時停止ボタン221を操作した瞬間に再生していたフレームの静止画像ではなく、再生していたフレームからタイムラグ量ΔTだけ巻き戻したフレームの静止画像(第1の目的画像)である。再生していたフレームからタイムラグ量ΔTだけ巻き戻したフレームの静止画像(第1の目的画像)を表示することにより、ユーザが望む静止画像を表示することができる。
次に、ユーザ判別処理について図4を用いて説明する。
画像再生装置10の電源が投入されると、制御装置11がユーザ判別処理を実行する。まずステップS41において、ログイン処理が実行される。ログイン処理では、表示画面12にユーザが画像再生装置10にログインするための表示がなされ、ユーザはキーボード15を用いてユーザ名を入力し、ログインする。不正利用を防止する必要がある場合は、パスワードを入力させる構成とすることが好ましい。
次のステップS42では、ユーザが画像再生装置10に登録されているか否かが判断される。判断は、記憶装置13に記憶されるユーザデータベースにユーザ名が登録されているか否か制御装置11が検索することにより行われる。ユーザ名がユーザデータベースに登録されていない場合、処理はステップS43に進み、ユーザデータベースに登録されている場合、処理はステップS44に進む。
ステップS43では、予め算出されて記憶装置13に記憶されている平均タイムラグ量ΔTaをタイムラグ量ΔTに代入する。平均タイムラグ量ΔTaは、一般的なユーザが動画を見て停止したいと思った瞬間から、動画が停止するまでのフレーム数を平均して得られた平均フレーム数である。
ステップS44では、タイムラグ量ΔTに現在ログインしているユーザ固有の固有タイムラグ量ΔTuを代入する。ステップS43及びS44が終了すると、ユーザ判別処理は終了する。
これにより、過去に画像再生装置10を使用したことのあるユーザは、再度タイムラグ量ΔTを測定することなく、固有タイムラグ量ΔTuを用いることができる。
次に、動画停止処理について図3から5を用いて説明する。ユーザが再生・一時停止ボタン221を操作したとき、動画停止処理が実行される。
まずステップS51において、制御装置11は、ユーザが動画を見て停止したい位置で再生・一時停止ボタン221を操作した瞬間から、タイムラグ量ΔTだけ前に表示されていたフレームを縮小した静止画像(目的画像)と、そのフレームの前後7フレームずつのフレームを縮小した静止画像とを表示画面12に静止画像として表示する。つまり、合計15フレームが15枚の静止画像として表示画面12に表示される。これにより、ユーザによる選択動作が遅れても、所望の静止画像を中央に表示することが可能になる。
次にステップS52では、表示された15枚の静止画像から所望の静止画像をユーザが選択したか否かが判断される。選択は、ユーザがマウス16で静止画像をクリックすることにより行われる。これにより、実際にユーザが選択したときのタイムラグ量とタイムラグ量ΔTとが異なっても、ユーザは所望の静止画像を選択することが可能になる。
ステップS52において、所望の静止画像が選択されない場合は再度ステップS52が繰り返され、選択された場合はステップS53に処理が移動する。
ステップS53では、選択された静止画像は図2に示されるように拡大表示される。これにより、ユーザは選択した画像を詳細に観察することが可能になる。
ステップS54では、ユーザが学習ボタン17を操作したかを判断することにより、固有タイムラグ量ΔTuを学習するか否かが判断される。ユーザが学習ボタン17を操作した場合、処理はステップS55に進む。操作しない場合、動画停止処理は終了する。
ステップS55では、制御装置11はユーザが選択した画像とユーザが再生・一時停止ボタン221を操作した瞬間に表示されていたフレームの画像との間のフレーム数を算出し、このフレーム数を固有タイムラグ量ΔTuとして記憶装置13に記憶されるユーザデータベースに登録する。さらに、固有タイムラグ量ΔTuをタイムラグ量ΔTに代入し、タイムラグ量ΔTを更新、すなわち学習する。そして、動画停止処理が終了する。
これにより、実際にユーザが選択したときのタイムラグ量とタイムラグ量ΔTとが異なっても、ユーザは所望の静止画像を選択し、観察することが容易になる。また、ユーザが意図したときにユーザ固有の固有タイムラグ量ΔTuを記憶することができる。さらに、動画の観察中においてタイムラグ量ΔTを更新、すなわち学習することにより、常にユーザの使用状況に応じて目的画像を表示することが可能になる。
第2の実施形態について図6を用いて説明する。第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
動画が再生されているときにユーザが再生・一時停止ボタン221を操作すると、制御装置11は動画停止処理を実行することにより、動画の再生を停止する。ユーザが再生・一時停止ボタン221を操作しようと思った瞬間に表示していたフレームからタイムラグ量ΔTだけ巻き戻したフレームと、その前後10フレームずつ、合計21フレームとそれぞれ縮小した静止画像が表示画面12に表示される。タイムラグ量ΔTだけ巻き戻したフレームの静止画像は第2の目的画像212である。21枚の静止画像は時系列に従い昇順で並べられる。第2の目的画像212は、他の20枚の静止画像よりも略4倍の表示面積で、21枚の静止画像の中間に表示される。
これにより、ユーザは所望の静止画像を容易に観察することが可能になる。
第3の実施形態について図7を用いて説明する。第1および第2の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
動画が再生されているときにユーザが再生・一時停止ボタン221を操作すると、制御装置11は動画停止処理を実行することにより、動画の再生を停止する。ユーザが再生・一時停止ボタン221を操作しようと思った瞬間に再生していたフレームからタイムラグ量ΔTだけ巻き戻したフレームと、その前後6フレームずつ、合計15フレームとを縮小した静止画像が表示画面12に表示される。タイムラグ量ΔTだけ巻き戻したフレームの静止画像は第3の目的画像213である。15枚の静止画像は時系列に従い昇順で並べられる。第3の目的画像213の前後1フレームを縮小した前後静止画像214、215、及び第3の目的画像213は、15枚の静止画像の中央に表示される。これらの静止画像213、214、215は、他の12枚の静止画像よりも略4倍の表示面積で表示される。
これにより、ユーザは所望の静止画像とその前後の静止画像を容易に観察することが可能になる。
なお、ユーザ判別処理では、ユーザ名を入力せずに、表示画面12に登録されているユーザ名の一覧を表示し、ユーザがマウス16を使用してユーザ名を選択するように構成されても良い。
表示画面12に表示される静止画像は1フレーム間隔でなくても良く、複数フレーム間隔や、時間間隔であっても良い。
タイムラグ量ΔT、及び固有タイムラグ量ΔTuはフレーム数でなくても良く、ユーザが動画を見て停止したい位置で再生・一時停止ボタン221を操作しようと思った瞬間から、動画が停止するまでの時間を測定して得られた時間量であっても良い。また、平均タイムラグ量ΔTaはフレーム数でなくても良く、一般的なユーザが動画を見て停止したい位置で再生・一時停止ボタン221を操作しようと思った瞬間から、動画が停止するまでの時間を平均して得られた時間量であっても良い。
ユーザ判別処理のステップS43において、タイムラグ量ΔTは0、又はユーザデータベースに登録されているユーザの固有タイムラグ量ΔTuの平均が代入されても良い。
動画停止処理のステップS54において、表示画面12に固有タイムラグ量ΔTuを学習するか否かをユーザに問うダイアログを表示し、ユーザがキーボード15又はマウス16を用いて選択することにより学習するか否かを判断しても良い。
動画停止処理のステップS55において、記憶装置13に過去数回分の固有タイムラグ量ΔTuを記憶しておき、記憶されている複数の固有タイムラグ量ΔTuと今回算出された固有タイムラグ量ΔTuとの平均を求めることにより新たな固有タイムラグ量ΔTuを算出しても良い。これにより、固有タイムラグ量ΔTuの精度を向上させることが可能になる。
静止画像は昇順でなく、時系列による降順で並べられても良い。
本発明による画像再生装置10は動画ではなく、静止画像を連続的に表示してもよい。連続的に表示される複数の静止画像から任意の静止画像を選択することが容易になる。
第1の実施形態による画像再生装置のブロック図である。 ログイン処理を示したフローチャートである。 画像選択処理を示したフローチャートである。 画像再生装置の表示画面を模式的に示した図である。 画像再生装置の表示画面を模式的に示した図である。 第2の実施形態による画像再生装置の表示画面を模式的に示した図である。 第3の実施形態による画像再生装置の表示画面を模式的に示した図である。
符号の説明
10 画像再生装置
11 制御装置
12 表示画面
13 記憶装置
14 電源スイッチ
15 キーボード
16 マウス
17 学習ボタン

Claims (10)

  1. 複数の画像を連続的に表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された画像から第1および第2の画像を選択する画像選択手段と、
    前記第1の画像と前記第2の画像との間隔を検出する間隔検出手段と、
    前記間隔を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記間隔を更新する間隔更新手段とを備え、
    前記表示手段は、前記第1の画像が選択されたとき前記間隔分ずらした目的画像を表示する画像再生装置。
  2. 前記表示手段はユーザが撮影した動画を表示し、
    前記画像選択手段は、前記表示手段に表示された動画から第1および第2の画像を選択する請求項1に記載の画像再生装置。
  3. 前記間隔は動画のフレーム数である請求項2に記載の画像再生装置。
  4. 前記第1の画像が選択されたとき、前記表示手段は、前記目的画像と前記目的画像の前後に撮像された複数の画像とを同時に表示する請求項2に記載の画像再生装置。
  5. 前記表示手段は、前記目的画像を他の画像よりも大きく表示する請求項4に記載の画像再生装置。
  6. 前記表示手段は、前記目的画像と前記目的画像の前後に撮像された複数の画像とを撮影された時系列の順に並べて表示する請求項4に記載の画像再生装置。
  7. 前記表示手段は、前記目的画像と前記目的画像の直前直後に並べられた2つの画像とを他の画像よりも大きく表示する請求項5に記載の画像再生装置。
  8. 前記間隔検出手段は、第1および第2の画像が選択されるごとに前記間隔を検出し、検出された複数の前記間隔の平均間隔を算出し、
    前記表示手段は、前記第1の画像が選択されたとき前記平均間隔分ずらした画像を表示する請求項1に記載の画像再生装置。
  9. 前記画像再生装置は、前記画像再生装置を使用するユーザを判別するユーザ判別手段をさらに備え、
    前記記憶手段は前記ユーザ判別手段が判別したユーザと関連付けて前記間隔を記憶し、
    前記表示手段は、前記画像再生装置を使用しているユーザに関連付けられた前記間隔分をずらした画像を表示する請求項8に記載の画像再生装置。
  10. 前記間隔は時間である請求項1に記載の画像再生装置。
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