JP2009125661A - 浄水カートリッジ及びこれを備えた浄水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した濃度のミネラル成分が添加された浄水を供給することのできる浄水カートリッジ及びこれを備えた浄水器を提供する。
【解決手段】原水を浄化する浄水部4と、原水にミネラル成分を添加するミネラル添加部5とを具備し、浄水器50の原水貯留部51と浄水貯留部52との間に装着されて原水を自重で通過させる浄水カードリッジ1とする。そして、上記ミネラル添加部5は、浄水器50の原水貯留部51の最下部51a以上の高さに位置するように形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、原水を流下させる際に浄化させる浄水カートリッジ及びこれを備えた浄水器に関する。
従来から、浄水カートリッジを備えた浄水器として、いわゆるポット型のものが知られている。このポット型の浄水器は、上側に位置する原水貯留部と、下側に位置する浄水貯留部との間に浄水カートリッジを介在させ、原水貯留部側に貯留される原水が自重により浄水カートリッジを通じて浄水貯留部側にまで流下する際に、浄水カートリッジ内にて原水を浄化する構造になっている。
図5には、上記構造の浄水カートリッジ1を具備する浄水器50として、特許文献1に記載のものを示している。この浄水カートリッジ1は、充填してある吸着剤(活性炭)の吸着作用によって原水を浄化する上流側の吸着浄水部2と、充填してある濾過体(中空糸膜)の濾過作用によって吸着浄水部2を通過した原水を更に浄化する下流側の濾過浄水部3とを具備したものである。図中の符号51は原水貯留部であり、符号52は浄水貯留部である。
ところで、特許文献1に開示される上記の浄水カートリッジ1にあっては、原水を浄化して浄水貯留部52に吐出させることはできるが、この原水にミネラル成分を添加したうえで浄水貯留部52に吐出するようにはなっていない。これに対して、原水にミネラル成分を添加するには、浄水カートリッジ1内の原水が通水する流路中において吸着剤や濾過体と共にミネラル剤を充填させておくことが考えられる。
しかし、上記構成としたときには以下の問題が生じる。つまり、浄水貯留部52内の満水となる位置にまで浄水を生成して溜め置いた場合、浄水貯留部52側に突出する浄水カートリッジ1内は浄水中に長時間浸かった状態に置かれるので、浄水貯留部52内の浄水に対してミネラル剤のミネラル成分が溶出し続けてしまうという問題や、浄水カートリッジ1内の原水が通水する流路中に充填されるミネラル剤からは、通水開始当初は大量のミネラル成分が溶出する一方で通水量が増えるにつれてミネラル成分の溶出量が大幅に減少してしまうという問題である。上記問題により、安定した濃度のミネラル成分が添加された浄水を供給することが困難となる。
特開2004−230335号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、安定した濃度のミネラル成分が添加された浄水を供給することのできる浄水カートリッジ及びこれを備えた浄水器を提供することを、課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明を、原水を浄化する浄水部4と、原水にミネラル成分を添加するミネラル添加部5とを具備し、浄水器50の原水貯留部51と浄水貯留部52との間に装着されて原水を自重で通過させる浄水カードリッジ1であって、上記ミネラル添加部5は、浄水器50の原水貯留部51側に突出するように形成したものとする。このようにすることで、ミネラル添加部5内のミネラル剤が水に浸り続けることが防止される。これにより、ミネラル添加部5内のミネラル剤のミネラル成分が溶出し続けるという事態が防止される。
なお、上記ミネラル添加部5は、浄水器50の原水貯留部51の最下部51a以上の高さに位置するように形成することが好適である。このようにすることで、原水貯留部51内に貯留される浄水が満水位置に至る場合であっても、ミネラル添加部5内のミネラル剤が水に浸り続けることは防止される。
また、上記構成の浄水カートリッジ1においては、浄水器50の原水貯留部51から上記導水部4を経て浄水貯留部52に流下する主流路と、上記主流路の流路途中にミネラル添加部5を連通させる分岐路35とを具備することが好適である。このようにすることで、主流路中の流れに対して分岐路35を通じてミネラル添加部5内の高ミネラル水を適量ずつ合流させてゆくことができ、安定量のミネラル成分を通水当初から継続供給していくことが可能となる。
更に、上記分岐路35が、浄水部4とミネラル添加部5とを仕切る隔壁40に貫設したミネラル溶出孔20であることも好適である。このようにすることで、コンパクトであり且つ設計自由度の高い構造によって分岐路35を形成することが可能となる。
更に、上記隔壁40のミネラル溶出孔20よりも上方に、浄水部4とミネラル添加部5を連通する空気導入孔22を設けることも好適である。このようにすることで、原水貯留部51側の原水が略全て浄水部4側に導入されて浄水部4側の水位が低下してゆくと、隔壁40により仕切られるミネラル添加部5側の水位が下方のミネラル溶出孔20に至る前段階の空気導入孔22に至った段階で、ミネラル添加部5側の水位も低下し出すことになる。これにより、浄水カートリッジ1を通って浄水貯留部52側に吐出される浄水のうち最終の僅かな量の浄水だけが非常に高濃度のミネラル成分を含有するものとなることが防止される。
また、浄水カートリッジ1の外殻を成すカートリッジハウジング30に、ミネラル添加部5内の気泡をカートリッジ外に排出させる排気口23と、排気口23の周囲から内方に延設される突起部25とを設けることも好適である。このようにすることで、ミネラル添加部5内に充填されるミネラル剤が排気口23に詰まることを防止したうえで、ミネラル添加部5内に生じる気泡を排気口23を通じて速やかに外部に排出することが可能となる。
そして、上記構成の浄水カートリッジ1を具備した浄水器50とすることで、安定した濃度のミネラル成分が添加された浄水を供給することのできる浄水器50を提供することが可能となる。
請求項1に係る発明は、ミネラル添加部内のミネラル剤が水に浸り続けることを防止し、安定した濃度のミネラル成分が添加された浄水を供給することが可能になるという効果を奏する。
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、原水貯留部内に貯留される浄水が満水位置に至るような場合であっても、ミネラル添加部内のミネラル剤が水に浸り続けることは防止されるという効果を奏する。
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明の効果に加えて、安定量のミネラル成分を通水当初から継続供給していくことが可能になるという効果を奏する。
また請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明の効果に加えて、コンパクトであり且つ設計自由度の高い構造によって分岐路を形成することが可能になるという効果を奏する。
また請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明の効果に加えて、浄水カートリッジを通って浄水貯留部側に吐出される浄水のうち最終の僅かな量の浄水だけが非常に高濃度のミネラル成分を含有するものになることが防止されるという効果を奏する。
また請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、ミネラル剤が排気口に詰まることを防止したうえで、ミネラル添加部内に生じる気泡を排気口を通じて速やかに外部に排出することが可能になるという効果を奏する。
また請求項7に係る発明は、安定した濃度のミネラル成分が添加された浄水を供給することができる浄水器を提供することが可能となるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1〜図3には、本発明の実施形態における一例の浄水器50を示している。
本例の浄水器50はいわゆるポット型浄水器であって、水道水等の原水を供給して一旦貯留させておく原水貯留部51と、原水貯留部51の底部に装着される浄水カートリッジ1と、原水貯留部51及び浄水カートリッジ1の下方に位置する浄水貯留部52とで主体を成し、原水貯留部51内に貯留される原水が自重により浄水カートリッジ1を通過して浄水貯留部52内にまで流下する際に、浄水カートリッジ1内にて原水が浄化されるようになっている。
浄水器50は、上端が開口した有底筒型の外容器53と、外容器53の上端開口から挿入されて該外容器53内に配置される同じく上端が開口した有底筒型の内容器54とを具備している。内容器54は、外容器53の半分程度又はそれ以下の深さで形成してあり、外容器53の上半部に対して所定の隙間55を除く部分で隙間なく嵌合することで、内容器54内に上記の原水貯留部51を形成するとともに、内容器54の底壁54aと外容器53の底壁53aとの間に上記浄水貯留部52を形成するように設けている。上記隙間55は浄水貯留部52から上方に延設されるように形成され、浄水を注ぐ際の注ぎ路として機能する。
内容器54の上端開口には、上蓋部56を嵌め込み固定している。上蓋部56の中央には給水口57を開口させるとともに、該給水口57をその上方から塞ぐフラップ58を設けている。フラップ58の後端部には軸孔59を穿設しており、上蓋部56において給水口57よりも後方に設置される円柱状の軸60を上記軸孔59内に回動自在に嵌合させることで、フラップ58を給水口57に対して開閉自在としている。
なお、ここでの前後方向とは、注ぎ路を成す隙間55が位置する側を前方としたものである。したがって、隙間55の上端に形成される注ぎ口55aが給水口57の前方に位置し、給水口57を挟んで注ぎ口55aとは反対側に軸60が位置している。注ぎ口55aには、開閉自在な注ぎ蓋61を設けているが、設けない構造であってもよい。
原水貯留部51の底面はその最下部51aに向けて緩やかに下り傾斜に形成しており、浄水カートリッジ1は、上記原水貯留部51の最下部51aから更に下方に凹設される装着凹段部62内に上方から嵌め込んで装着される。装着凹段部62の底部中央は開口させており、装着凹段部62及びこれの底部の開口を介して(つまり装着凹段部62内に装着される浄水カートリッジ1を介して)、原水貯留部51とこれの下方に位置する浄水貯留部52とが連通する構造である。
浄水カートリッジ1は、内部に充填してある吸着剤(図示せず)の吸着作用によって原水を浄化する上流側の吸着浄水部2と、内部に充填してある濾過体(図示せず)の濾過作用によって吸着浄水部2を通過した原水を更に浄化する下流側の濾過浄水部3とを有しており、この吸着浄水部2と濾過浄水部3とで、原水貯留部51内の原水を流下させながら順次浄化したうえで浄水貯留部52内に吐出する浄水部4を構成している。更に、この浄水カートリッジ1内の浄水部4の上方には、内部に充填してあるミネラル剤(図示せず)のミネラル成分を浄水部4内を流れる原水の主流中に添加していくミネラル添加部5を形成している。
浄水カートリッジ1の下半部に形成される浄水部4は、上下端の開口した円筒状の濾過容器6内に中空糸膜等である濾過体を充填し、上端が開口した有底筒状を成すとともにその底部7aの中央から一段低い段部8を延設した吸着容器7の該段部8内に上記濾過容器6の下端部を嵌合させ、更に、内側の濾過容器6の周壁と外側の吸着容器7の周壁との間に活性炭等である粒状の吸着剤を充填させることで形成される。上記段部8の底壁中央には、段部8に嵌合される濾過容器6の下端開口に対して上下に所定空間を介して対向する吐出口9を開口させている。段部8の周壁の下端にはリブ状の係止突部10を内方に突出させており、この係止突部10が濾過容器6の下端面に当たることで、段部8内に嵌合される濾過容器6の下端と吐出口9との間の上記所定空間を規定する。
濾過容器6の下端部の外周面の溝部にはOリング11を嵌め込んでおり、このOリング11を介して濾過容器6の下端部と段部8とを密着させている。また、段部8の周壁には水平方向を長手方向とするスリット状の空気抜き孔12を濾過容器6の下端と同一高さとなるように複数設けており、濾過容器6の下端と吸着容器7の段部8との間に溜まった空気が側方の空気抜き孔12を通じて浄水貯留部52側に抜ける構造にしている。
また、濾過容器6の周壁から成る隔壁13には、この隔壁13を介して水平方向に並設される中央の濾過浄水部3とこれを囲む外周側の吸着浄水部2とを連通させる連通孔14を、複数設けている。この連通孔14は、水平方向を長手方向としてスリット状に形成されるもので、濾過容器6が段部8内に嵌合された状態で吸着浄水部2の下端部と同一高さになるように設けている。図示例では、吸着浄水部2の下端と同一高さに一列と、吸着浄水部2の下端から僅かに上方の高さに一列の、上下二列の連通孔14を設けている。各連通孔14の幅は、吸着浄水部2内に充填する吸着剤の径よりも小さく設けている。
浄水カートリッジ1の上半部に形成されるミネラル添加部5は、上端が開口した有底筒状を成すとともにその外底面中央には上方に経込んだ凹段部15aを設けてあるミネラル容器15の該凹段部15a内に濾過容器6の上端部を嵌合係止させ、該嵌合係止により濾過容器6上に載置されるミネラル容器15内にカルシウム剤等である粒状のミネラル剤を充填させ、更に、このミネラル容器15の上方から、下端が開口したキャップ状の上カバー16を被せ、該上カバー16の下端開口縁を吸着容器7の上端開口縁と係合させることで形成される。ここで、ミネラル容器15の上端開口縁は上カバー16の内周面に密着し、ミネラル容器15と上カバー16とで囲まれる空間がミネラル添加部5となる。浄水カートリッジ1の外殻を成すカートリッジハウジング30は、この上カバー16と吸着容器7とで形成される。
上カバー16の周壁であってミネラル容器15の側方に位置する部分には、小径の導水口17を全周に亘って多数開口させており、これら導水口17を通じて浄水カートリッジ1内に原水が導入される構造である。また、上カバー16の頂部であって濾過容器6内の濾過浄水部3の真上に位置する部分には、濾過部側排気口18を上下方向に貫通形成している。ミネラル容器15の上方に経込んだ凹段部15aの底面中央部からは、ミネラル容器15のミネラル剤を収容する部分を抜けて上方に伸びる細長パイプ状の空気抜き路19が延設されている。空気抜き路19の上端開口は、上カバー16の濾過部側排気口18に連通接続される。つまり、ミネラル容器15の凹段部15aに接続される濾過容器6内の濾過浄水部3は、この空気抜き路19及び濾過部側排気口18を通じて上方の原水貯留部51に連通接続される構造である。
ミネラル容器15の外周壁には、スリット状のミネラル溶出孔20を多数穿設している。このミネラル容器15の外周壁は、ミネラル容器15内の空間であるミネラル添加部5と吸着容器7内の空間である吸着浄水部2とを仕切る隔壁40を成すものである。そして、ミネラル溶出孔20は、隔壁40により仕切られるミネラル添加部5と吸着浄水部2とを連通接続させる流路を成すものである。更に、ミネラル容器15の周壁の上端縁には、下方に凹設した切り欠き21が周方向に間隔を空けて複数設けてあり、ミネラル容器15の上端開口縁が上カバー16の内面に密着したときに、各切り欠き21が、下方のミネラル溶出孔20とは別にミネラル添加部5と吸着浄水部2を連通させる空気導入孔22を成すようにしている。ミネラル溶出孔20や空気導入孔22の幅は、充填されるミネラル剤の径よりも小さく設けたものである。
ここで、上カバー16の頂部であって濾過部側排気口18を囲む部分には、周方向に等間隔を隔てて複数の排気口23を濾過部側排気口18とは別に上下方向に穿設している。この排気口23は、ミネラル添加部5内に生じる気泡をカートリッジ外に排出させるものであり、且つ、吸着浄水部2内に生じる気泡をカートリッジ外に排出させる吸着部側排気口24を兼用したものである。上カバー16の頂部であって各排気口23を囲む部分からは、排気口23の周方向に等間隔を隔てて複数の突起部25を内方に(即ち下方に)延設している。
ところで、上記構成の浄水カートリッジ1を浄水器50に装着する際、浄水カードリッジ1の浄水部4が形成される下半部を、原水貯留部51から下方に凹設される上記装着凹段部62内に嵌め込み、浄水カートリッジ1のミネラル添加部5を形成する上半部を原水貯留部51の最下部51aよりも上方に位置させるのであるが、このとき装着凹段部62の底部中央の開口を通じて、吸着容器7の段部8の吐出口9や該段部8内に位置する濾過容器6の下端部が下方の浄水貯留部52側に突出する。
吸着容器7の周壁には、外側方に向けて凸状に形成される弾性変形可能な凸部26が全周に亘って一体に形成されており、この凸部26を全周に亘って装着凹段部62の内周面に弾接させることで、吸着容器7の周壁と装着凹段部62とを密着させている。また、吸着容器7の段部8の外周面の溝部にはOリング27を嵌め込んでおり、このOリング27を介して段部8と装着凹段部62とを密着させている。
そして、上記構成から成る浄水カートリッジ1を備えた本例の浄水器50を用いて浄水を得ようとする場合は、以下の手順による。即ち、まず上蓋部56のフラップ58を上方に回動させて給水口57を開き、給水口57を通じて水道水等の原水を原水貯留部51内に供給する。供給された原水は原水貯留部51内に一旦貯留されるとともに、上カバー16の多数の導水口17を通じて浄水カートリッジ1内に導入され、吸着浄水部2およびこれに連通する濾過浄水部3やミネラル添加部5内にまで原水が充填される。
ここで、原水が自重により浄水カートリッジ1内を通って浄水貯留部52にまで流下していく主流路は、導水口17から流下した後に吸着浄水部2内に一旦溜まって吸着剤の吸着作用により浄化された後に、吸着浄水部2の下端部と連通する連通孔14を通って濾過浄水部3内に導入され、濾過浄水部3内に充填される濾過体の濾過作用により更に濁り成分を濾過して浄化された後に、浄水カートリッジ1の最下端に開口される吐出口9を通じて下方の浄水貯留部52内に順次流下していく流路である。この主流路を通過する過程で、吸着作用及び濾過作用による浄水が行われる。
そして、この主流路(図2中の白抜き矢印参照)に対してミネラル添加部5からは、該ミネラル添加部5内に充填された原水にミネラル剤のミネラル成分が溶出して得られた高ミネラル水が、ミネラル溶出孔20を通じて順次供給されていく。つまり、浄水カートリッジ1内を通過する原水には、吸着作用及び濾過作用による浄水が行われるとともに、ミネラル成分が添加されるものである。
ところで、浄水カートリッジ1内全体に原水が充填されて浄水が行われる際に、吸着浄水部2内や濾過浄水部3内に気泡が滞留していると通水性能が低下するとともに浄水の水質も不安定化する。しかし、上記構成の浄水カートリッジ1によれば、吸着浄水部2内に生じる気泡はミネラル溶出孔20や空気導入孔22を通じて上方のミネラル添加部5内にまで浮上したうえで、ミネラル添加部5内に生じる気泡と共に排気口23から原水貯留部51側に排出される。また、濾過浄水部3内に生じる気泡は濾過容器6内の上方にまで浮上したうえで、該濾過容器6と連通接続される空気抜き路19を通じて濾過部側排気口18に運ばれ、原水貯留部51側に排出される。
なお、原水貯留部51内において浄水カートリッジ1の濾過部側排気口18よりも上方にまで原水が貯留されている場合であっても、この空気抜き路19の上端部には空気溜りが常時生じて原水の流入を阻止する。したがって、空気抜き路19を通じて原水貯留部51内の原水が直接濾過浄水部3内に流入することは防止される。
以下、本例の浄水カートリッジ1を具備する浄水器50の特徴部分について、更に詳述していく。上記したように、本例の浄水カートリッジ1にあっては、原水を浄化するための吸着浄水部2及び濾過浄水部3から成る浄水部4と、この浄水部4を通過する原水に対して更にミネラル成分を添加していくミネラル添加部5とを具備しているので、原水貯留部51内の原水を浄化させるとともにミネラル成分を添加したうえで、浄水貯留部52に吐出することが可能になっている。
そして、浄水カートリッジ1を原水貯留部51の最下部51aから更に下方に凹設される装着凹段部62内に嵌め込んで装着したときに、浄水カートリッジ1の下半部に形成される浄水部4が装着凹段部62内に位置し、且つ、浄水カートリッジ1の上半部に形成されるミネラル添加部5が原水貯留部51側に突出するとともに、浄水器50の原水貯留部51の最下部51aの高低ライン(図2中のラインL参照)以上の高さに位置するように設けているので、仮に浄水貯留部52内の水面が満水位置に至るまで浄水を生成して溜め置いた場合であってもミネラル添加部5内のミネラル剤が水に浸ることがない。これにより、浄水貯留部52内のミネラル剤のミネラル成分が溶出し続けるという事態が防止される。なお、ここでの浄水貯留部52内の満水位置とは、ここから更に原水貯留部51内に原水を供給した場合には、原水貯留部51内の原水が浄水カートリッジ1内に導入されることなく原水貯留部51内に残留することとなる位置である。
また、本例の浄水カートリッジ1にあっては、原水貯留部51から浄水カートリッジ1内の吸着浄水部2及び濾過浄水部3を経て吐出口9から下方の浄水貯留部52へと流下していく主流路とは距離を隔てた別の箇所にミネラル添加部5を配しておき、主流路の流路途中とミネラル添加部5とを連通させる分岐路35として機能するミネラル溶出孔20を通じて、主流路中を流れる原水にミネラル添加部5内の高ミネラル水を適量ずつ合流させてゆく構成にしているので、安定量のミネラル成分を通水当初から継続供給していくことが可能になっている。
図4には、本例のように分岐路35を介して主流路と連通されるミネラル添加部5内にミネラル剤を充填させた場合と、主流路中にミネラル剤を充填させた場合とを比較したデータを示している。このデータからも明らかなように、主流路中にミネラル剤を充填させた場合には、通水開始当初には非常に大量のミネラル成分が溶出していく反面、通水量が増えるにつれてミネラル成分の溶出量が大幅に減少してゆく結果となる。これに対して、分岐路35を介して連通されるミネラル添加部5内にミネラル剤を充填させた場合には、安定量のミネラル成分が通水当初から継続供給されることが分かる。
ここで、上記分岐路35として、主流路中の浄水部4とミネラル添加部5とを仕切る隔壁40に貫設したミネラル溶出孔20を用いたことで、コンパクトであり且つ設計自由度の高い構造によって分岐路35を形成することが可能になっている。つまり、この分岐路35を成すミネラル溶出孔20は、ミネラル容器15の外周壁にスリット状に穿設するだけで形成できるので、特別な部材を付加する必要もなく、且つ形状の設計自由度も高いものとなる。したがって、例えばミネラル溶出孔20の数やそのスリット形状を変更するだけで、ミネラル成分の溶出量が大きな(又は小さな)他の仕様に変更することが容易である。
また、上記隔壁40の下端部に形成されるミネラル溶出孔20よりも上方である隔壁40の上端部に、主流路中の浄水部4とミネラル添加部5とを連通する空気導入孔22をミネラル溶出孔20とは別に設けたことで、原水貯留部51内の原水が全て浄水カートリッジ1内を通って浄水貯留部52側に供給される際の最終段階で、ミネラル添加部5内の高ミネラル水が一気に浄水部4に流下することを防止している。
というのも、仮に上記空気導入孔22を設けていない場合には、浄水部4内及びミネラル添加部5内に原水が充満した状態で原水貯留部51内の水位が低下してゆくと、まず、上カバー16の周壁において上下方向に並設される多数の導水口17のうち最下方に位置する導水口17にまで原水貯留部51内の水位が低下した段階で、浄水カートリッジ1内において隔壁40により仕切られる浄水部4側内の水位が低下し始める。そして、浄水部4側の水位が隔壁40の上端から徐々に低下してゆき、隔壁40の下端のミネラル溶出孔20に至った時点で、今度はミネラル添加部5内に充満する高ミネラル水の水位が低下し初め、この高ミネラル水のかたまりが最終段階において一気に浄水部4内及び浄水貯留部52内に流下する。このため、浄水カートリッジ1を通って浄水貯留部52側に吐出される浄水のうち最終の僅かな量の浄水だけが非常に高濃度のミネラル成分を含有するものとなる。
これに対して、上記空気導入孔22を設けた場合には、浄水部4内の水位が低下し始めるタイミング(つまり、浄水部4内に充満する原水のかたまりが浄水貯留部52側に抜け始めるタイミング)と、ミネラル添加部5内の水位が低下し始めるタイミング(つまり、ミネラル添加部5内に充満する高ミネラル水のかたまりが浄水部4側に抜け始めるタイミング)とを、略一致させることができる。つまり、上記空気導入孔22を設けた場合には、浄水部4内及びミネラル添加部5内に原水が充満した状態で原水貯留部51内の水位が低下してゆくと、上カバー16の周壁の最下方の導水口17にまで水位が低下した段階で、隔壁40により仕切られる浄水部4側内の水位が低下し始めると同時に、上端の空気導入孔22を通じて連通されるミネラル添加部5内に充満する高ミネラル水の水位も低下し初める。これにより、ミネラル添加部5内に充満する高ミネラル水が浄水部4側に抜け始めるタイミングを極力早め、浄水貯留部52側に吐出される浄水のうち最終の僅かな量の浄水だけが非常に高濃度のミネラル成分を含有するものとなることを防止することができる。
また、本例の浄水カートリッジ1にあっては、浄水カートリッジ1の外殻を成すカートリッジハウジング30の頂部(即ち、浄水カートリッジ1の上半部に形成されるミネラル添加部5の上側の部分)に、ミネラル添加部5内に生じる気泡をカートリッジ外に排出させる排気口23を設けてあるので、ミネラル添加部5内に生じる気泡を下方の吸着浄水部2や濾過浄水部3を通過することなく外部に排出することができる。加えて、排気口23の周囲からは下方に延設される複数の突起部25を設けているので、ミネラル添加部5内に充填されるミネラル剤が各排気口23に詰まることは防止されている。
本発明の実施形態における一例の浄水カートリッジを備えた浄水器の側断面図である。 図1の要部拡大図である。 同上の浄水器の分解斜視図である。 同上の浄水器のミネラル溶出量と比較例の浄水器のミネラル溶出量を対比させたグラフ図である。 従来の浄水カートリッジを備えた浄水器を示す側断面図である。
符号の説明
1 浄水カートリッジ
4 浄水部
5 ミネラル添加部
20 ミネラル溶出孔
22 空気導入孔
23 排気口
25 突起部
30 カートリッジハウジング
35 分岐路
40 隔壁
50 浄水器
51 原水貯留部
51a 最下部
52 浄水貯留部

Claims (7)

  1. 原水を浄化する浄水部と、原水にミネラル成分を添加するミネラル添加部とを具備し、浄水器の原水貯留部と浄水貯留部との間に装着されて原水を自重で通過させる浄水カードリッジであって、上記ミネラル添加部は、浄水器の原水貯留部側に突出するように形成していることを特徴とする浄水カートリッジ。
  2. 上記ミネラル添加部は、浄水器の原水貯留部の最下部以上の高さに位置するように形成していることを特徴とする請求項1に記載の浄水カートリッジ。
  3. 浄水器の原水貯留部から上記浄水部を経て浄水貯留部に流下する主流路と、上記主流路の流路途中にミネラル添加部を連通させる分岐路とを具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の浄水カートリッジ。
  4. 上記分岐路が、浄水部とミネラル添加部とを仕切る隔壁に貫設したミネラル溶出孔であることを特徴とする請求項3に記載の浄水カートリッジ。
  5. 上記隔壁のミネラル溶出孔よりも上方に、浄水部とミネラル添加部を連通する空気導入孔を設けたことを特徴とする請求項4に記載の浄水カートリッジ。
  6. 浄水カートリッジの外殻を成すカートリッジハウジングに、ミネラル添加部内の気泡をカートリッジ外に排出させる排気口と、排気口の周囲から内方に延設される突起部とを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の浄水カートリッジ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の浄水カートリッジを具備することを特徴とする浄水器。
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