JP2009125566A

JP2009125566A - 紅色表示囲碁

Info

Publication number: JP2009125566A
Application number: JP2007329296A
Authority: JP
Inventors: Kenji Yamamoto; 憲治山本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2007-11-22
Filing date: 2007-11-22
Publication date: 2009-06-11

Abstract

【課題】従来の囲碁では、囲碁盤の中央部分も外側の隅や辺の部分も、終局後の地の計算では全部、１目は１目で計算され囲碁盤の中央部分と外側の隅や辺の部分に不公平があった。またこのため囲碁の布石も序盤は隅や辺から着手され、終盤になると中央部で石と石との争いになり、ゲームの流れが単純になりやすかった。
【解決手段】囲碁盤の中央部分と外側の隅や辺の部分の不公平を是正するため、囲碁盤の中心点（天元）より四方の隅の黒点（星）との間に赤色の点が４か所ある。その４か所の赤色の点の内側の部分は、通常の囲碁ゲームでは１目は１目で計算されるが、このゲームでは１目は倍の２目で計算される。碁石は囲碁盤の４か所の赤色の点の内側で使う石は、黒色がかかった赤色の石（黒番）とピンク色の石（白番）を使用する。囲碁盤の４か所の赤色の点の外側で使う石は、通常の囲碁ゲームでつかう黒石（黒番）と白石（白番）の計４種類の碁石を使用する。
【選択図】図２

Description

産業上の利用分野

この発明は、通常の囲碁ゲームでつかう黒石と白石に加えて、黒色がかかった赤色の石とピンク色の石をつかい、囲碁盤には目印となる赤色の点が４か所あり、終局後の地の計算が、４か所の赤色の点で囲まれたところは、従来の囲碁ゲームでは１目は１目の計算のところが、１目は倍の２目の計算とする。

通常、おこなわれている囲碁ゲームでは終了後にお互いの占領された地の計算をするが、囲碁盤のどの地点も１目は１目として計算されている。しかし囲碁盤の中心部は１個の石を囲うのに４個の石で囲わなければならず、囲碁盤の隅や辺では、１個の石を囲うのに２個ないし３個の石で囲えばよく、地の計算で非常に不公平があった。またこの不公平により、囲碁ゲームの布石も序盤は隅や辺から始まって終盤に囲碁盤の中央部へむかうなどの単調なゲームの流れにならざるをえなかった。

発明が解決しようとする課題

この発明は、上記した通常の囲碁ゲームのルールの問題点を解決し、まったく新しく、画期的な囲碁ゲームを目的とする。

課題を解決するための手段

この発明は、上記目的を解決するため、黒色がかかった赤色の石とピンク色の石を、通常の囲碁ゲームで使う黒石と白石にくわえて使う。
また囲碁盤の中心点（天元）より、黒色でしるされている４か所の点（星）との間に目印となる赤色の点が４か所ある。黒色がかかった赤色の石とピンク色の石は、囲碁盤にしるされた４か所の赤色の点に囲まれた中でのみ使用する。黒色がかかった赤色の石は黒番（黒石を使う方）が使用する。
ピンク色の石は白番（白石を使う方）が使用する。黒色がかかった赤色の石と、通常の囲碁ゲームでつかわれる黒石は、ゲーム内での石の機能、性質は色が違うだけでまったく同じである。ピンク色の石と、通常の囲碁ゲームでつかわれる白石は、ゲーム内での石の機能、性質は色が違うだけでまったく同じである。その４か所の赤色の点で囲われた地は終局後の地の計算では、通常の囲碁ゲームでは１目は１目で計算されるが、このゲームでは１目は２目で計算される。またその４か所の赤色の点より外の隅や辺で囲まれた地は従来の囲碁ゲームどおり、黒番は黒石を使用し、白番は白石を使用し、１目は１目で計算される。

作用

黒石がかかった赤色の石とピンク色の石を、通常の囲碁ゲームで使う黒石と赤石にくわえて使い、また囲碁盤は中心点（天元）より、黒色でしるされている点（星）との間に目印となる赤色の点が４が所ある。
その４か所の赤色の点の内の部分で囲われた地は、通常の囲碁ゲームでは１目は１目で計算されるが、このゲームでは１目は２目で計算される。またその４か所の赤色の点より外の部分の隅や辺で囲われた地は従来どおり１目は１目で計算される。これによってゲームは従来の囲碁ゲームより盤面のどこからでも自由に着手できる。ゲームも逆転がおきやすく非常にスリリングとなる。

通常の囲碁ゲームで使う１９路盤にくわえて、９路盤、１１路盤、１３路盤、１５路盤、１７路盤、２１路盤、２３路盤をつかう。それぞれの囲碁盤には４か所に赤色の点が表示されている。４か所の赤色の点の内側の部分に着手する場合は、黒番（黒石を使う方）は黒色がかかった赤色の石をつかう。白番（白石を使う方）はピンク色の石をつかう。４か所の赤色の点の外の部分、隅や辺などに着手する場合は、従来の囲碁ゲームどおり、黒番は黒石、白番は白石をつかう。
９路盤、１１路盤、１３路盤では囲碁盤の中心点（天元）より四方にタテ３目×ヨコ３目の所に４か所に赤色の点がある。終局後の地の計算では通常の囲碁ゲームではタテ３目×ヨコ３目で９目計算だが、４か所の赤色の点の内の部分は倍の１８目計算とする。
１５路盤、１７路盤、１９路盤では囲碁盤の中心点（天元）より四方にタテ５目×ヨコ５目の所に４か所に赤色の点がある。終局後の地の計算では通常の囲碁ゲームではタテ５目×ヨコ５目で２５目計算だが、４か所の赤色の点の内の部分は、倍の５０目計算とする。
２１路盤、２３路盤では囲碁盤の中心点（天元）より四方にタテ７目×ヨコ７目の所に４か所に赤色の点がある。終局後の地の計算では通常の囲碁ゲームではタテ７目×ヨコ７目で４９目計算だが、４か所の赤色の点の内の部分は、倍の９８目計算とする。

本発明の９路盤の正面図である。本発明の１１路盤の正面図である。本発明の１３路盤の正面図である。本発明の１５路盤の正面図である。本発明の１７路盤の正面図である。本発明の１９路盤の正面図である。本発明の２１路盤の正面図である。本発明の２３路盤の正面図である。本発明の２種類の碁石である。

符号の説明

１、赤色で表示された点
２、赤色で表示された点
３、赤色で表示された点
４、赤色で表示された点
５、黒色がかかった赤色の石
６、ピンク色の石

Claims

囲碁ゲームでつかう囲碁盤で、盤の中心点（天元）より四方の隅の黒点（星）との間に赤色の点が４か所ある囲碁盤。通常の囲碁ゲームでつかう１９路盤にくわえて、９路盤、１１路盤、１３路盤、１５路盤、１７路盤、２１路盤、２３路盤がある。通常の囲碁ゲームでつかう黒石と白石にくわえて、黒色がかかった赤色の石とピンクの石の計４種類の碁石を使用する。