JP2009125069A - 釣具用ジグヘッド錘 - Google Patents

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Abstract

【課題】 餌あるいは擬似餌に生き物のような動きを生じさせることができ且つ姿勢を安定させ、獲物の魚を鉤に効率良くかかりやすくし、糸絡みを防止する釣具用ジグヘッドを提供する。
【解決手段】 底面が曲面状のジグヘッドであって、上部から後部につながる餌或いは擬似餌を取り付けるための凹部11及び12を形成し、且つ鉤のシャンクを受け入れる凹部13を形成し、上部が軽く下部が重い形状にするとともに、鉤の可動を制限する壁面を立設し、仕掛けの遊泳姿勢を安定させる着脱式の鉤吸着用マグネットユニットを設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、釣具用ジグヘッドに係り、根掛かりしにくく、特に餌又は疑似餌が動き易く魚を誘う効果と鉤かかり効果が高い釣具用ジグヘッドに関する。
魚釣りでは、魚をいかにして餌に食いつかせて鉤にかけるかが最も重要であり、餌の姿勢と動きが魚にとって興味ある、自然な生き物の動きに見えるように種々の仕掛けが工夫されている。
一方、ジグヘッドは、例えば、ミミズや小魚に似せたソフトルアーを鉤に付け、水中で安定して泳ぎ、ルアーの自然な動きを妨げないことが要求される。このためジグヘッドの重さや重心位置、形状及びソフトルアーの取り付け固定方法については種々の工夫がなされており、例えば、特許文献1にはソフトルアーを取り付けた際、脱落することなく取り付け姿勢を崩さないためのストッパーが提案されている。また特許文献2にはジグヘッドの比重又は質量を容易に調整可能にし、狙う魚の遊泳層に対応させるジグヘッドが提案されている。
特開2001−028971 特開2007−222071
本発明は、着水後から水底での仕掛けの餌(疑似餌を含む)の動きが良く、餌に生き物のような動きを生じさせ仕掛け全体の誘い効果が発揮でき且つ獲物の魚がジグヘッドの重さ又は違和感を感じ難く餌を捕食でき、鉤かかり効果に優れる上、姿勢安定性が良く、しかも水底で糸絡らみを防止し、根掛かりしずらく、水上からの仕掛けの移動コントロールが容易なジグヘッドを提供することを目的とする。
本発明のジグヘッドは、上部に餌或いは疑似餌(以下、これらを合わせて餌ともいう)を取り付けるための凹部を形成し、上部が軽く下部が重い形状にするとともに、ジグヘッドの着地点を含む下面以外の面に道糸を連結するラインアイを設けるとともに、上部凹部内面に、釣鉤(以下これらを鉤という)を取り付けるための管状部材を突出固定させ、更に前記管状部材の外周にスプリットリング又は鉤の横倒れを防ぎ、且つ回動範囲を規制させる壁面を設け、餌又は鉤を一定方向に受け入れる第二或いは第三の凹部を有し、更にはジグヘッドに獲物を誘うデザインを施すことにより上記課題を解決するものである。
即ち、本発明のジグヘッドは、底面が曲面状であって、上部より後端部へ滑らかに連続する凹面に、鉤をスプリットリングを介して取り付けるための管状部材を埋設し、餌及び鉤の適度な動きを損なうことなく、前記凹部に沿って一定方向へ確実に誘導固定させることを特徴とする。
好ましくは、前記凹部は餌の受け入れ部と鉤の受け入れ部が滑らかに連続する段差状に分れ、引掛かりなくジグヘッドと一体になるようにする。
また本発明のジグヘッドは、好ましくは、鉤を受け入れる凹部は、長手方向を形成する一端から他端へ向かって広がる幅のテーパー溝となり、逸早くジグヘッドと鉤が一体化できるようにする。
本発明のジグヘッドは、鉤を素早く確実に固定できるように、鉤受け溝底面近傍に着脱可能に設けられた磁石により鉤を吸着させ、仕掛け全体の姿勢を良くし、魚への鉤かかりを良くすることができる。
本発明のジグヘッドによれば、上部に餌を取り付けるための凹部を形成し、ジグヘッドが水面から落ちて行く間から水底に着地したときの餌の自然な動きを妨げず、且つ鉤の向きを一定に保ち仕掛けを安定な姿勢に保つことができる。また下部が曲面状であるため、水の動きや道糸の張力の変化で容易に揺れ、餌に、自然な動きを与えることができる。またジグヘッドは常に立地点を真下にするため、餌の姿勢を一定方向へ保ち、又は鉤の先端を上向に保ち、鉤が水底で餌とともに横倒れする状態を防ぐ。たとえ釣り人が操作の手を止め、餌が横たわった場合でも姿勢良く鉤先を絶えず上方に向けたまま、餌に自然な動きを自発的に継続させることができる。
また本発明のジグヘッドによれば、スプリットリングを介して鉤を連結する管状部材の周囲に壁面を作り、スプリットリングと鉤の倒れ込みを防ぎ、鉤先が下を向かないように、鉤の過度の振れを規制し、道糸への絡みや根掛かりを防止できるとともに、魚への鉤かかり効果を高めることができる。
さらに本発明のジグヘッドによれば、特に道糸を巻き餌を遊泳させるなど水底以外の仕掛け操作を行う場合は、ジグヘッドに備えられた磁石により鉤が引き付けられ、素早く密着するため姿勢良く餌の動きを生き生きとさせ獲物を誘うための遊泳操作を実践できる。
以下本発明による釣具用錘の実施の形態を、図面を参照して説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施形態を示す図であり、図1(a)は丸型ジグヘッドの断面図、(b)は後面図、(c)は上面図である。
図示するジグヘッド10は、金属、樹脂等の水よりも比重の重い材料からなり、略球状の形状を有し、外面に道糸を連結するためのラインアイ19が固定され、さらにラインアイと略反対方向に、くぼみ11、12、13が形成されるとともに、くぼみ11には鉤18をスプリットリング17を介して固定される管状部材16が埋設されている。なお、ラインアイ19は、回転スイベルを埋め込み回転可能に固定して、ラインアイとしてもよい。
くぼみ11、12は餌を受け入れるためのもので、上部方向のくぼみ11に対して、ラインアイと略反対方向に前記くぼみ11の垂直方向と交差する方向に形成されるくぼみ12は、お互いに連続する空間及をつくり、くぼみ12の底部近傍より形成されるくぼみ13は、鉤18を受け入れるスリットである。
くぼみ11、12、13の深さは特に限定されないが、すくなくともくぼみ11及び12の底部がジグヘッドの重心に達する程度が好ましいが、使用する餌、擬似餌のサイズ、または鉤のサイズや目的とする水深により、ジグヘッドの大小、くぼみの深さは自由に選択出来る。
くぼみ11に埋設された管状部材16の周囲には、ある一定の空間610を空け、ジグヘッド本体から突出した壁面15が形成されている。
壁面15はジグヘッドを構成する同一材料で形成されることが好ましいが、別材料を利用し、立設しても良く、壁面により、管状部材16に連結されたスプリットリング17あるいは、鉤連結部18aがともに倒れ込まず壁面に絶えず支えられるようにすることで、スプリットリング及び鉤の倒れ込みを防止することができ、鉤の向きを一定方向へ維持させながら、餌に魚の誘いに必要な柔軟な動きを与えることができる。
なお、前記管状部材と前記壁面との空間は、使用されるスプリットリングの外径に応じて倒れ込まないよう適宜間隔の変更は可能である。
次に図2(a)、(b)、(c)に示すジグヘッドは、本発明の第1の実施形態の変更例を示す図であり、図2(a)は略涙型あるいはジグヘッドの立地点14が同じく略球形を呈する船型ジグヘッドの断面図、(b)はその後面図、(c)は上面図である。
変更例におけるジグヘッド10では、スプリットリングと鉤を連結させる管状部材16は、ジグヘッド上部に形成されたくぼみ11の略直向する縦の壁面に埋設されており、ジグヘッドの前進方向が先細りとなり、障害物をすり抜けやすくなっている。
また、本発明の変更例による図2(a)に示すジグヘッド10の断面図によれば、鉤を受け入れる長溝13は、前記長溝を構成する長手方向の溝幅が一端から他端に向かい広がるテーパー溝を有する。すなわち図示するように、溝の深さを形成する一端D1から他端D2に向かい角度をもって後部長手方向に広がっている。この長溝は、深さD1=D2であってもよいが、好ましくは、D1が浅くD2が深く(D1<D2)もしくは、逆にD1が深くD2が浅く(D1>D2)なるように形成させる方がより多種類形状の鉤を受け入れることが可能であり、鉤のジグヘッドへの設置面積を増やすことにより、安定した姿勢での受入れが可能になる。
また、図示は省略するが、D1が深くD2が浅い(D1>D2)テーパー溝であれば、受け入れられた鉤の鉤先が進行方向に向かい下方向へ傾き設置されるので、ジグヘッドが進んだ時、障害物に対して直接鉤先を向けにくくなるため、藻やゴミが絡みにくくなる。
さらに、本発明の変更例による図2(c)では、鉤を受け入れる長溝13は、前記長溝を構成する長手方向に交差する溝幅の一端から他端に向かって広がる扇状の溝を有する。すなわち図示するように一端W1が他端W2の溝幅に向かって変化するように形成されている。この溝幅の変化により、長溝がすり鉢形状になり、鉤を長溝内へ呼び込みやすくなる。
なお、溝幅の形態は、形状をなす一端から他端に向かって変化すればよいので、図示しないが、逆にW1が狭くW2の後端側が広がることでもよい。
よって、本発明による前記鉤を受け入れるための長溝の変更例によれば、使用するさまざまな鉤の形態に対応できるように長溝の形状は、本発明の技術に逸脱しないものであれば、適宜変更が可能である。
このように、本発明の第1の実施形態では、図3(a)、(b)に示すように、(a)は、水底を真直ぐ引っ張った状態あるいは停止させた状態を示し、餌413の頭部をジグヘッドのくぼみ内へ収納させ、鉤のシャンク410bを受け入れ、鉤先412を上にしたまま安定した姿勢を保っている。
一方(b)では、連結される道糸414の操作より、例えば、シェイキングと呼ばれる糸の緊張の細かな強弱変化により、餌413が揺さぶられ跳ね上げられた状態を示す。ジグヘッドのくぼみ内に沿って上方へ動かされた餌は、ジグヘッドの縦の壁面15に当たり、餌の回動範囲を規制されることになる。例えば、シェイキング操作中に仮に餌がずれたり、外れた場合でも鉤の連結部410a及びスプリットリング17の回動も同時に規制されるため、鉤の進行方向への反転は回避できる。
これに対し、図7に示すように、従来のジグヘッドでは、シェイキング操作を行った際、餌413は鉤もろとも反転してしまい、鉤先412が道糸414に絡み、もつれが生じる問題が起き、また根掛かりが起きる原因にもなる。その結果、水中で獲物の魚に違和感を与えることになり、絶好の釣り機会を逃してしまうことになっていた。
本実施形態のジグヘッド10は、上部よりも下部が重い構成とし、且つ下部が球状であるので安定したジグヘッドの動作を可能にするとともに、水の動きやラインの引張り力によって容易に揺れ、餌に自然な動きをもたらすことができる。
本実施形態のジグヘッド10の形状は、(1)底部が曲面であること、(2)餌を受け入れるくぼみ(凹)空間がジグヘッドの上部くぼみの垂直方向と交差するジグヘッドの後部方向に形成されるくぼみ(凹)へつながること、(3)鉤に取り付けられた餌がジグヘッドと密着したまま自由な動きをもたらすこと、(4)鉤の向きが必要以上に反転したり、倒れ込みを防止する為の壁面を有すること、(5)鉤の向きを絶えず一定方向に維持するための鉤を受け入れるくぼみ(凹)があること、を満たすものであれば、種々の変更が可能であり、魚への誘い効果と鉤かかり効果を同時に高めることが可能となる。
また形状の変更のほか、別の機能を付加することも可能である。以下、第1の実施形態のジグヘッドを基本として、別の機能を付加した実施の形態を説明する。
<第2の実施の形態>
図4及び図5は、それぞれ本発明の第2実施形態を示す図で、鉤受け溝13に設けた下部近傍にさらなる溝を設け、マグネット20を固定する収納ルーム30とし、鉤が鉤受け溝13に落ちた段階で、即座にマグネットに吸着され固定されるようにする。
図4(a)、(b)、(c)、(d)に示したジグヘッドは、角柱形状をしたマグネット20を鉤受け溝13側に少なくともその1面を露出するように保護カバー21で覆い一体ユニットとなったマグネット部品510(以下これらをマグネットユニットという)がジグヘッドの収納ルーム30へ嵌合したものである。収納ルーム30に対するマグネットユニット510の固定は、例えば、収納ルームの幅及び高さとマグネットユニット510の差し込み幅と高さとをほぼ同じにして、単に押し込むだけで固定するようにしてもよい。
マグネットユニットは圧入及び接着固定したままでも良いが、好ましくは、着脱可能にし、釣り場の状況や使用する鉤の大きさに応じて、マグネットの磁力調整が行えるよう部品交換できることが望ましい。そのため図示するように、ジグヘッドの収納ルーム外面に、ユニット取り出し用くぼみ(凹)31を設け、適宜ピン状のものもしくは爪先で、ジグヘッドの鉤受け溝13の空間側へ押し出し取り外しが可能になっている。
また、図示はしないが、円柱状のマグネットユニットであれば、保護カバーとジグヘッド本体にネジ溝を施し、螺合により固定させ着脱させることもできる。
なお、保護カバーはマグネットの割れを保護できる材質が望ましく、例えば、プラスティクや硬質ゴム材等が有効である。また、図4(c)に示すマグネットユニット512は、マグネット全体を保護カバーで抱隠させた変更例で、絵図左が側面図、右が断面を示した図であるが、マグネットの磁力調節により、ある一定の薄肉カバーであれば、カバー表面への磁場発生を持続でき、マグネットの割れや錆びつきも防止できる。
さらに使用するマグネットは、保護カバーとのユニット形態だけにとらわれず、例えば、ゴム材料の中に磁気粉末を混合させ成形し着磁させたゴム磁石でもよい。
なお、図4(a)はマグネットユニット装着用の収納ルームを示す断面図、図4(b)はマグネットユニット510を含む後面図の拡大図面、図4(c)はマグネットユニットの変更例、図4(d)はマグネットユニット510を含む上面図である。
次に図5(a)、(b)、(c)に示すジグヘッドは、鉤受け溝13の下部近傍に位置するマグネットユニット513装着用の収納ルーム30は、ジグヘッドを構成する材質の肉厚を残し、鉤受け溝とマグネットユニットとの間に隔壁612を設けている。
このマグネットユニット513は、略U字工の形状をしており、鉤受け溝13をU字に沿った形状で囲み、押し込み嵌合されている。マグネットの磁力調整により、取り囲まれる肉厚部の壁沿いに磁場613を発生させ、鉤受け溝の底面及び側面にも磁場を広げることができる。
鉤受け溝の内面全体が磁場作用を受けやすくなるため、鉤受け溝への鉤の呼び込みが更にスムースに行われ、マグネットの割れも防止できる。本形態によるマグネットユニットの取り外しには、ジグヘッドに設けられた貫通孔32に細長いピンをジグヘッド正面より通し、マグネットユニット513を後部方向へ突き出す方法をとっている。
なお、図5(a)はマグネットユニット装着用の収納ルームを示す断面図、図5(b)はマグネットユニット513を含む後面図の拡大図面、図5(c)はマグネットユニットの取り出し用ピン挿入孔を示すジグヘッド正面図である。
以上のようにマグネットユニットの形状や着脱形態は、ジグヘッドの鉤受け溝13の形状、大きさまたは受け入れる鉤の形状により種々に対応できることはいうまでも無い。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態は、第1及び第2実施形態のジグヘッドを基本として、外周面の一部に意匠デザインを施した一例である。
図6(a)は魚眼形状部材を取り付けた正面図、(b)はその側面図である。
この実施形態においては、他にもジグヘッドの外内周面に様々な色のデザイン塗装や、光反射系フィルムで覆い表面をコーティングするなど、魚に違和感を与えない自然なデザインや逆に目立たせることが可能になる。
<第4の実施の形態>
次に本発明のジグヘッドの材料を特徴とする実施の形態について説明する。
複雑な形状を有する本発明のジグヘッドを、効率良く製造するには、比重の大きい鉛で鋳造するのがよいが、鉛は有害金属で環境汚染の原因になり、好ましくない。
そこで本発明の第4の実施形態では、本発明のジグヘッドの素材を比重の大きい金属粒子と樹脂材料との混合材料や金属粉末と粘結材混合物を原料として射出成形を可能にした。射出成形では複雑な形状や小さいものであっても、効率よく製造できるだけでなく、混入した金属粒子が樹脂で覆われることや、化合物を除去した自然鉱物の合金による形状体で成形出来るため、水中で外部に有害物が溶け出すことが無く、環境に優しいものとなる。
例えば、本発明の第4の実施形態における、使用金属材料全体の構成粒子の一つとして、鉄(Fe)成分を約5%以下で含ませることにより、本発明の第2の実施形態で利用される技術機能を更に有効に協働させながら、腐食に対するジグヘッドの寿命も長く保てる。仮に腐食が始まった場合においても、自然環境に及ぼす悪影響は少ない。
本実施の形態は、上述した第1〜第4の実施の形態を含む本発明のジグヘッドの全てについて適用できるので、特に図示することを省略する。
本発明のジグヘッドによれば、ジグヘッドの下面を球面または略球面としたことによりわずかな水の流れやラインの張力で揺れ動き、魚を誘うことができる。また餌もしくは釣鉤をくぼみに固定することにより内部に隠された鉤は、水底に横たわることなく立っているため、根掛かりを防止でき、且つ魚が飲み込みやすく鉤かかりさせる確立が高い。また仕掛けの操作を止めた場合でも、ジグヘッドの移動位置を変えずにその場で餌を自発的に揺らし誘いをかけることもできる。さらに道糸の緊張度合に強弱を付けることにより、くぼみ内に沿って適度な上下又は一定の回転方向へ餌の動きを大きく揺れ動かすことも可能となった。
また餌の動きが大きくなった場合でも、鉤又は鉤を連結する可動部材の動きをジグヘッドの壁面で適度に規制することにより、餌の過度の動きを抑え、不意に鉤先端が下方向へ返えらず、道糸への絡みも防止できるため、誘いをかけることに集中できる。
さらに釣場の状況に合わせて、仕掛けを泳がせる場合は、餌の遊泳姿勢を安定させるため、磁石の吸着作用を活かし、ジグヘッドと鉤とを即座に一体固定させることが可能となった。
本発明の球形ジグヘッドの、第1の実施形態を示す断面図と後面図及び上面図 本発明の涙形ジグヘッドの、第1の実施形態及び釣鉤受けくぼみ(凹)の例を示す断面図と後面図及び上面図 本発明のジグヘッドの第1の実施形態の作用例を示す断面図 本発明のジグヘッドの、第2の実施形態を示す断面図と後面拡大図、マグネットユニットの変更例及び上面図 本発明のジグヘッドの、第2の実施形態の変更例を示す断面図と後面拡大図及び前面図 本発明のジグヘッドの、第3の実施形態を示す前面図と側面図 従来の実施形態例を示す図
符号の説明
10・・・ジグヘッド、11・・・くぼみ(凹)、12・・・くぼみ(凹)、13・・・くぼみ(凹:鉤受け溝)、14・・・立地点、15・・・壁面、16・・・管状部材、17・・・スプリットリング、18・・・釣鉤、18a・・・鉤連結部、18b・・・鉤のシャンク、19・・・ラインアイ、20・・・マグネット、21・・・保護カバー、30・・・収納ルーム、31・・・取り出し用くぼみ(凹)、32・・・取り出し用貫通孔、410・・・釣鉤、410a・・・鉤連結部、410b・・・鉤のシャンク、412・・・鉤先、413・・・餌(又は擬似餌)、414・・・道糸、510・・・マグネットユニット、512・・・マグネットユニット、513・・・マグネットユニット、610・・・空間、612・・・隔壁、613・・・磁場、70・・・魚眼意匠部材。

Claims (9)

  1. 曲面状の底面であって、道糸を連結するラインアイが立地面を外した位置に固定又は回転可能に固定され、上部に餌又は疑似餌の一部を受け入れる凹部を有し、且つ釣鉤を取り付けるための管状部材が前記凹部を形成する内面の少なくとも一部に固定され、スプリットリングを介在させ釣鉤と連結される釣具用ジグヘッドであって、前記スプリットリング及び釣鉤の倒れ込みを防止し、且つ前記スプリットリング及び釣鉤の回動範囲の規制をおこなうための壁面を前記管状部材の外周の少なくとも一部に対向するように、一定の空間を空け立置させたことを特徴とする釣具用ジグヘッド。
  2. 請求項1記載の釣具用ジグヘッドであって、前記ラインアイと略反対方向に位置し、前記上部を形成する凹部の垂直方向に交差し、且つ前記凹部に連続してなる第二の凹部を形成し、前記餌又は疑似餌の向きを一定方向に誘導受け又は固定させることを特徴とする釣具用ジグヘッド。
  3. 請求項1又は2に記載の釣具用ジグヘッドであって、前記第二の凹部の底面近傍に連続し、前記釣鉤の向を一定方向に誘導受け又は固定させる為の第三の凹部を形成し、前記第三の凹部は、前記釣鉤を構成するシャンクの少なくとも一部を受け入れ固定するための長溝であることを特徴とする釣具用ジグヘッド。
  4. 請求項1、2又は3に記載の釣具用ジグヘッドであって、前記ジグヘッドを構成する荷重部材は、金属に樹脂あるいは粘結材混合物を混入させた材料からなり、射出成形又は燒結により作成されていることを特徴とする釣具用ジグヘッド。
  5. 請求項3に記載の釣具用ジグヘッドであって、前記長溝を構成する長手方向に交差する溝幅が一端から他端に向かって変化することを特徴とする釣具用ジグヘッド。
  6. 請求項3又は5のいずれか1項に記載の釣具用ジグヘッドであって、前記長溝は、構成する長手方向の溝幅が一端から他端に向かって変化することを特徴とする釣具用ジグヘッド。
  7. 請求項3、5又は6のいずれか1項に記載の釣具用ジグヘッドであって、前記長溝の底部又は底部に隣接する側面部の少なくとも一部に前記釣鉤を磁力で引き付けて保持するための磁石又は磁場を有することを特徴とする釣具用ジグヘッド。
  8. 請求項3、5,6又は7のいずれか1項に記載の釣具用ジグヘッドであって、前記保持磁石は、ジグヘッドと着脱可能に取り付けられていることを特徴とする釣具用ジグヘッド。
  9. 請求項1、2,3,4,5,6,7又は8のいずれか1項に記載の釣具用ジグヘッドであって、ジグヘッドの外内周に意匠を施したことを特徴とする釣具用ジグヘッド。
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