JP2009121750A - 空気調和機 - Google Patents

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air conditioner
moving wall
drain
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Naoki Matsumoto
直樹 松本
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Abstract

【課題】熱交換器等の腐食およびスライムの発生を防止することが可能な空気調和機を提供する。
【解決手段】熱交換器3と、送風機2と、熱交換器3からのドレン水を受けるドレン水受け皿5と、ドレン水受け皿5内で往復移動可能で、熱交換器3の風上側のドレン水を風下側に送る移動壁9を設けたもので、例えば、ドレン水受け皿5の熱交換器3の風下側にドレン水排出用のドレン穴6aを設けておけば、移動壁9で、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5内のドレン水を風下側に送って、風下側のドレン水と共に排出することができ、熱交換器3や、それを固定する固定板(図示せず)の下部の腐食およびスライムの発生を防止し、また、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5にドレン水が常時溜まらないので、ドレン水受け皿5の同部分の外郭に貼り付けられる断熱材を廃止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機に関するものである。
図5は、従来の空気調和機の一例を示す概略図であり、図6は、図5のA−A断面図である。
図5、6において、空気調和機本体1内には、中央のモータ2bにより駆動されるファン2aからなる送風機2や、熱交換器3等が収容され取付けられている。空気は、背面側吸込口1aから吸い込まれ、送風機2、熱交換器3を通過して前面側吹出口1bの方向へ吹き出される。熱交換器3には、冷媒配管4が取付けられるとともに、冷房時の熱交換により生じるドレン水を排出するためのドレン排水機構としてドレン穴6aが、熱交換器3の風下側のドレン水受け皿5に2箇所設けられ、1箇所にはドレン栓6bが、もう1箇所にはドレンホース7がそれぞれ取付けられている。また、熱交換器3は、固定板3aおよび3bに取付けられ、風もれを防ぐためにシール材8が取付けられている。
このため、ドレン水をできるだけ溜めずに排水する目的で、ドレン穴6aはできるだけ熱交換器3に近い位置に取り付ける構成にしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−172343号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたような従来の空気調和機の技術では、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5に溜まるドレン水(図6の斜線部)を排出することができず、前記ドレン水が、熱交換器3および固定板3a、3bの下部を浸し、熱交換器3および固定板3a、3bを腐食し、長期間前記ドレン水が溜まることにより、スライムが発生するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ドレン水の溜まりをなくすとともに熱交換器等の腐食およびスライムの発生を防止することが可能な空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、熱交換器と、送風機と、前記熱交換器からのドレン水を受けるドレン水受け皿と、前記ドレン水受け皿の内部で往復移動可能で、前記熱交換器の風上側のドレン水を、前記熱交換器の風下側に送る移動壁を設けたもので、例えば、ドレン水受け皿の熱交換器の風下側にドレン水を排出するためのドレン穴を設けておけば、移動壁で、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水を、風下側に送って、風下側のドレン水と共に排出することができ、熱交換器や、熱交換器を固定する固定板の下部の腐食およびスライムの発生を防止することができる。また、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水は常時溜まらないため、熱交換器の風上側のドレン水受け皿の外郭に貼り付ける断熱材を廃止することができる。
又、本発明の空気調和機は、熱交換器と、送風機と、前記熱交換器からのドレン水を受けるドレン水受け皿とを備え、前記ドレン水受け皿の前記熱交換器の風上側および風下側に、ドレン水を排出するためのドレン排水機構を設けたもので、安価な構成で、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水も確実に排出することができ、それによって
、熱交換器および固定板の下部の腐食を防止することができる。
本発明の空気調和機は、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水を排出することができ、熱交換器および固定板の下部の腐食およびスライムの発生を防止することができる。また、熱交換器の風上側のドレン水受け皿外郭に貼り付けられる断熱材を廃止することができる。
第1の発明は、熱交換器と、送風機と、前記熱交換器からのドレン水を受けるドレン水受け皿と、前記ドレン水受け皿の内部で往復移動可能で、前記熱交換器の風上側のドレン水を、前記熱交換器の風下側に送る移動壁を設けたもので、例えば、ドレン水受け皿の熱交換器の風下側にドレン水を排出するためのドレン穴を設けておけば、移動壁で、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水を、風下側に送って、風下側のドレン水と共に排出することができ、熱交換器や、熱交換器を固定する固定板の下部の腐食およびスライムの発生を防止することができる。また、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水は常時溜まらないため、熱交換器の風上側のドレン水受け皿の外郭に貼り付ける断熱材を廃止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の移動壁を、伸縮自在の伸縮アームを介してアーム駆動装置で往復移動させるもので、簡単な機構で移動壁を動かすことができ、しかも伸縮アームをコンパクトに収納することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明のアーム駆動装置を、送風機とドレン水受け皿の間に配置したもので、熱交換器を通過する空気の通風抵抗を増大させることなく、アーム駆動装置をコンパクトに配置することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の移動壁の前後に、前記移動壁の移動範囲を規制する移動壁停止装置を設けたもので、移動壁の移動範囲を規制し、移動壁の停止を制御することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の移動壁を弾性部材で形成したもので、移動壁とドレン水受け皿底面との摩擦が樹脂製の移動壁より減少するため、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水をより少ないアーム駆動力で排出することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか一つの発明の冷房および/又は除湿運転開始後、ある時間間隔で、移動壁を1往復させるもので、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水を定期的に排出することができ、熱交換器および固定板の下部の腐食を防止することができる。また、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水が常時溜まらないため、熱交換器の風上側のドレン水受け皿外郭に貼り付けられる断熱材を廃止することができる。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の冷房および/又は除湿運転停止後、移動壁を1往復させるもので、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水を完全に排出することができ、熱交換器および固定板の下部の腐食およびスライムの発生を防止することができる。
第8の発明は、熱交換器と、送風機と、前記熱交換器からのドレン水を受けるドレン水受け皿とを備え、前記ドレン水受け皿の前記熱交換器の風上側および風下側に、前記ドレ
ン水を排出するためのドレン排水機構を設けたもので、安価な構成で、熱交換器の風上側のドレン水受け皿に溜まるドレン水も確実に排出することができ、それによって、熱交換器および固定板の下部の腐食を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の概略図であり、図2は、図1のB−B断面図である。なお、上記従来の空気調和機と同一部分については同一符号(1〜8)を付してその説明を省略する。
図1および図2において、本実施の形態における空気調和機は、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5の内部に往復移動自在に配され、ゴムやナイロンなどの弾性部材で形成された移動壁9と、移動壁9に取り付けられ伸縮自在の伸縮アーム10と、伸縮アーム10を動かすアーム駆動装置11を設けたもので、簡単な機構で、移動壁9を左右方向に動かすことができ、また、伸縮アーム10をコンパクトに収納することができるようになっている。
ここで、アーム駆動装置11を、送風機2とドレン水受け皿5の間に配置することより、熱交換器3を通過する空気の通風抵抗を増大させることなく、アーム駆動装置11をコンパクトに配置することができる。また、移動壁9の前後に、移動壁9の移動範囲を規制するための移動壁停止装置としてリミットスイッチ12a、12bを設けている。
以下に、本実施の形態における空気調和機のドレン水の排出時の動作、作用を説明する。
空気調和機1のある運転条件およびある停止条件のもとで、アーム駆動装置11が運転開始し、移動壁9が、図1および図2に示すように矢印方向に移動し、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5に溜まるドレン水を、熱交換器3の風下側に移動させ、移動壁9は、対向する熱交換器3側のリミットスイッチ12bに当たり、停止する。
その後、移動壁9は、図1および図2に示す矢印の反対方向に移動し、アーム駆動装置11側のリミットスイッチ12aに当たって停止し、初期の位置に戻る。
以上の動作により、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5に溜まったドレン水を、風下側に送って、ドレン穴6aより排出することができる。
また、移動壁9がゴムなどの弾性部材で形成されているので、移動壁9とドレン水受け皿5の底面との摩擦が樹脂製の移動壁9より減少するため、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5に溜まるドレン水をより少ないアーム駆動力で排出することができる。
ここで、冷房および/又は除湿運転開始後、ある時間間隔で移動壁9を1往復させるようにようにすれば、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5に溜まるドレン水を定期的に排出することができ、熱交換器3および固定板3aおよび3bの下部の腐食を防止することができる。また、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5に溜まるドレン水が常時溜まらないため、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5の外郭に貼り付けられる断熱材を廃止することができる。
また、冷房および/又は除湿運転停止後、移動壁9が1往復することにより、熱交換器
3の風上側のドレン水受け皿5に溜まるドレン水を完全に排出することができ、熱交換器3および固定板3aおよび3bの下部の腐食およびスライムの発生を防止することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における空気調和機の概略図であり、図4は、図3のC−C断面図である。なお、上記従来の空気調和機と同一部分については同一符号(1〜8)を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図3および図4に示すように、熱交換器3の風上側および風下側の両側に、ドレン排水機構としてのドレン穴6aを設けたもので、これにより、熱交換器3の風上側のドレン水受け皿5に溜まるドレン水も確実に排出することができ、熱交換器3および固定板3aおよび3bの下部の腐食を防止することが可能となる。また、上記実施の形態1における空気調和機よりも、空気調和機1の材料費、組立工数および製造コストを削減することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、ドレン水の溜まりをなくすとともに熱交換器等の腐食およびスライムの発生を防止することが可能となるので、埋込み形の室内ユニット装置および除湿機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の概略図 図1のB−B断面図 本発明の実施の形態2における空気調和機の概略図 図3のC−C断面図 従来の空気調和機の一例を示す概略図 図5のA−A断面図
符号の説明
1 空気調和機本体
1a 背面側吸込口
1b 前面側吹出口
2 送風機
2a ファン
2b モータ
3 熱交換器
4 冷媒配管
5 ドレン水受け皿
6a ドレン穴(ドレン排水機構)
6b ドレン栓
7 ドレンホース
8 シール材
9 移動壁
10 伸縮アーム
11 アーム駆動装置
12 リミットスイッチ(移動壁停止装置)

Claims (8)

  1. 熱交換器と、送風機と、前記熱交換器からのドレン水を受けるドレン水受け皿と、前記ドレン水受け皿の内部で往復移動可能で、前記熱交換器の風上側のドレン水を、前記熱交換器の風下側に送る移動壁を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 移動壁を、伸縮自在の伸縮アームを介してアーム駆動装置で往復移動させることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. アーム駆動装置を、送風機とドレン水受け皿の間に配置したことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 移動壁の前後に、前記移動壁の移動範囲を規制する移動壁停止装置を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 移動壁を弾性部材で形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 冷房および/又は除湿運転開始後、ある時間間隔で、移動壁を1往復させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和機。
  7. 冷房および/又は除湿運転停止後、移動壁を1往復させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機。
  8. 熱交換器と、送風機と、前記熱交換器からのドレン水を受けるドレン水受け皿とを備え、前記ドレン水受け皿の前記熱交換器の風上側および風下側に、前記ドレン水を排出するためのドレン排水機構を設けたことを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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