JP2009121269A - 送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物に対して上下に亘って同時に空気を吹き付けることができる小型の送風装置を提供する。
【解決手段】送風機3から送られた空気が充填されて内圧の上昇により基部2から上方に向かって筒状に伸長する伸縮部4に、伸縮部4の上下に亘って延在するように吹出部5を開口形成する。そして、送風機の送風によって伸縮部を伸長させて、吹出部から伸縮部の上下に亘って空気を吹き出させ、対象物に対して所定の高さ範囲に亘って同時に空気を吹き付ける。そして、送風機3の送風停止によって伸縮部4を収縮させて、未使用時に装置全体の大きさを小型化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、送風装置に関し、特に身体に空気を吹き付けて身体を冷却或いは乾燥させる送風装置に関する。
従来より、風呂場の脱衣場で入浴後の身体を冷やしたり、乾燥させるために、扇風機が使用されている。一般的な扇風機は、モータの回転軸に取り付けられたファンをモータの駆動により回転させて、モータの回転軸が延在する方向と同一の方向に向かって風を送る構造を有しており、送風の高さ位置及び範囲がファンの高さ位置及び大きさに応じて決定される。
従って、例えば一般住宅の脱衣場のような狭い場所で扇風機を使用した場合には、身体と扇風機との距離が短く、身体の一部のみに風が当たり、身体の長手方向に亘って同時に風を当てることは困難であった。従って、全身を冷やしたり、乾燥させるのに長時間を要していた。
そこで、風呂場の脱衣場において全身に風を当てて乾燥させるボディドライヤが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。このボディドライヤは、身体の上下に亘る大きさの筐体が脱衣場に設置されており、その筐体の正面に吹出孔が上下に延在するように設けられている。そして、筐体内の送風機を駆動することによって吹出口から温風を吹き出させ、身体の長手方向に亘って同時に当てて乾燥させる構成を有している。
特開2001−46277号公報
しかしながら、上記構成を有する従来のボディドライヤは、身体の上下に亘る大きさの筐体を有することから、大きな設置スペースを要する。従って、設置場所が広い場合に限定されてしまい、例えば一般住宅の脱衣場のような狭い場所に設置することは困難であった。
また、身体の上下に亘る大きさの筐体は、未使用時には邪魔になり、簡単に移動させることもできなかった。また、ボディドライヤを設置する際に、複数人で運ぶ必要があり、設置工事の費用が嵩むという問題を有していた。
このような問題は、身体の長手方向に亘って同時に空気を吹き付けるボディドライヤの場合に限定されず、対象物に対して所定の高さ範囲に亘って同時に空気を吹き付けることが要求される一般的な送風装置にも存在する。
本発明は、これらの問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、対象物に対して所定の高さ範囲に亘って同時に空気を吹き付けることができる小型の送風装置を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に記載の発明による送風装置は、送風機を有する基部と、基部に設けられ、送風機から送られた空気が充填されて内圧が上昇することにより、基部から上方に向かって筒状に伸長し、送風機の送風停止による内圧の低下により収縮する伸縮部と、伸縮部に開口形成されて、伸縮部が伸長した伸長状態における伸縮部の上下に亘って配置されて、伸縮部内の空気を吹き出す吹出部とを有することを特徴とする。
請求項1に記載した送風装置の発明によれば、送風機の送風によって伸縮部を伸長させて、吹出部から伸縮部の上下に亘って空気を吹き出させることができ、対象物に対して所定の高さ範囲に亘って同時に空気を吹き付けることができる。
従って、例えば、送風装置の側方位置に立つ利用者に対して、身体の長手方向に亘って同時に風を当てることができ、身体を効率的に冷却或いは乾燥させることができる。
そして、送風機の送風停止によって伸縮部を収縮させることができ、未使用時に装置全体の大きさを小型化でき、邪魔にならない。また、比較的狭い場所にも設置でき、簡単に移動させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の送風装置において、伸縮部は、それぞれ外径の異なる複数の筒状体が組み合わされてなり、筒状体は、伸縮部が収縮した収縮状態では順次径の小さな筒状体が径の大きい筒状体の内側に装填された状態となり、伸長状態ではそれぞれ内側の筒状体の下端部が直近外側の筒状体の上端部に係止され、最外側の筒状体の下端部が基部の上端部に係止された状態となることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、伸縮部の具体的な構成の一例を示したものであり、これによれば、伸縮部を基部から上方に向かって筒状に伸長させ、また、下方に収縮させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の送風装置において、各筒状体は、係止状態となっている内側の筒状体の下端部と外側の筒状体の上端部とが全周に亘って密着した状態となるように構成されたことを特徴とする。
請求項3に記載した発明によれば、送風機から筒状体の内方に送られた空気が、内側の筒状体の下端部と外側の筒状体の上端部との間から漏れるのを防止することができる。従って、伸縮部を確実に伸長させることができ、また、吹出部から伸縮部内の空気を漏れなく吹き出させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の送風装置において、伸縮部は、内圧の上昇によって膨らみ基部から上方に向かって筒状に伸長する袋体によって形成されたことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、伸縮部の具体的な構成の一例を示したものであり、これによれば、伸縮部を基部から上方に向かって筒状に伸長させ、また、下方に収縮させることができる。特に、袋体を、ビニールシートや薄手の布地等、可撓性を有するシート部材によって形成することによって、より一層の軽量化を図ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の送風装置において、吹出部は、伸縮部に上下に所定間隔をおいて開口する複数の孔部によって形成されたことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、吹出部の具体的な構成の一例を示したものであり、これによれば、伸縮部に上下に所定間隔をおいて開口形成された孔部から伸縮部内の空気を吹き出させることができる。従って、対象物に対して所定の高さ範囲に亘って同時に空気を吹き付けることができ、例えば、送風装置の側方位置に立つ利用者に対して、身体の長手方向に亘って同時に風を当てて、身体を効率的に冷却或いは乾燥させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の送風装置において、吹出部は、伸縮部に上下に亘って開口する長孔部によって形成されたことを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、吹出部の具体的な構成の一例を示したものであり、これによれば、伸縮部に上下に亘って開口する長孔部から伸縮部内の空気を吹き出させることができる。従って、対象物に対して所定の高さ範囲に亘って同時に空気を吹き付けることができ、例えば、送風装置の側方位置に立つ利用者に対して、身体の長手方向に亘って同時に風を当てて、身体を効率的に冷却或いは乾燥させることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の送風装置において、上下に筒状に延在して内部に送風機が取り付けられる筐体と、筐体の底部に設けられ、送風機の駆動によって基部内に発生する負圧を導入することにより床面に吸着され、筐体を床面に固定する固定手段とを有することを特徴とする。
請求項7に記載した発明によれば、送風機の駆動によって基部内に発生する負圧を利用して固定手段を床面に吸着させ、基部を床面に固定することができる。従って、送風機を駆動しているときは、基部を床面に固定することができ、吹出部から吹き出される空気の反力等によって装置が傾倒するのを防ぐことができる。そして、送風機の駆動停止により基部の床面への固定を解除することができ、装置を簡単に移動させることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の送風装置において、基部は、伸縮部に供給される空気を加熱する加熱手段を有することを特徴とする。
請求項9に記載した発明によれば、伸縮部に供給される空気を加熱手段によって加熱することができる。従って、吹出部から温風を吹き出させることができ、身体等に付着した水分を迅速に蒸発させて乾燥させる、いわゆるボディドライヤとして用いることができる。
本発明によると、送風機から送られた空気を充填させて内圧を上昇させることにより、伸縮部を基部から上方に向かって筒状に伸長させて、伸縮部の上下に亘って吹出部から空気を吹き出させることができる。従って、対象物に対して所定の高さ範囲に亘って同時に空気を吹き付けることができ、例えば、送風装置の側方位置に立つ利用者に対して、身体の長手方向に亘って同時に風を当てることができ、身体を効率的に冷却或いは乾燥させることができる。
そして、送風機の送風停止によって伸縮部を収縮させることができ、未使用時における装置全体の大きさを小型化でき、邪魔にならない。また、比較的狭い場所にも設置でき、簡単に移動させることができる。
[第1実施の形態]
本発明の送風装置が適用されるボディドライヤ1は、風呂場の脱衣場に置かれて、入浴後の身体を冷却或いは乾燥させるのに用いられる。
図1は、伸縮部4が収縮された状態のボディドライヤ1の斜視図、図2は、伸縮部4が伸長された状態のボディドライヤ1を示す斜視図、図3は、ボディドライヤ1の断面図、図4は、ボディドライヤ1の底面図、図5は、ボディドライヤ1の下部を拡大して断面で示す図、図6は、伸縮部4の要部を拡大して断面で示す図、図7は、伸縮部4の平面図、図8は、ボディドライヤ1の機能ブロック図、図9は、ボディドライヤ1の動作を説明するタイムチャート、図10は、ボディドライヤ1の具体的な使用状態の一例を示す図、図11は、図10の矢印A方向から示す図である。
ボディドライヤ1は、図2に示すように、基部2と、基部2から上方に向かって伸長する伸縮部4と、伸縮部4に開口して伸縮部4内の空気を吹き出す吹出部5を有する。
基部2は、図3に示すように、一定の内径を有して上下に延在する円筒状の周壁部11Aと、周壁部11Aの下側を閉塞する平面状の底壁部11Bとからなる有底筒状の筐体11を有する。そして、図1及び図2に示すように、周壁部11Aの下部には、筐体11内の送風室2Aに空気を取り入れる取入口14が開口して形成されている。
基部2の筐体11は、図3に示すように、その内部が上下2枚の仕切壁15、16によって送風室2A、加熱室2B、収容室2Cの3つの部屋に区画されている。2枚の仕切壁15、16は、いずれも筐体11の内部で筐体11の軸方向に直交する方向に亘って延在するように設けられており、送風室2Aと加熱室2Bとの間、及び加熱室2Bと収容室2Cとの間を連通させ、送風機3から送られた空気を送風室2Aから加熱室2Bを通過させて収容室2Cに流入させることができる、例えば網目状のフレーム部材等、空気の流れを阻害しない部材によって構成されている。
送風室2Aには、送風機3が設けられている。送風機3は、電力の供給により回転軸が回転駆動される電動モータ21と、伝動モータ21の回転軸に一体に回転可能に取り付けられて、回転により回転軸の軸方向と同一の方向に向かって送風する軸流ファン22とを有する。
電動モータ21は、仕切壁部15の下面に取り付けられており、電動モータ21の回転軸が上下に延在して下方に向かって突出する姿勢状態で固定されている。軸流ファン22は、電動モータ21の回転軸の先端に取り付けられており、電動モータ21の回転駆動により回転軸と一体に回転方向一方側に回転して空気を軸流ファン22から上方に向かって送る構成を有する。そして、軸流ファン22の回転によって、送風室2Aの下部に負圧を発生させる。
送風機3は、フットペダルスイッチ7の操作によってON・OFFされる。フットペダルスイッチ7は、図1及び図2に示すように、筐体11の下端から側方に突出する板状のフットペダル7aを有しており、そのフットペダル7aを足で踏む毎に、ONとOFFを交互に繰り返すようになっている。
そして、図3に示すように、加熱室2Bには、加熱部であるヒータ線6が設けられている。ヒータ線6は、仕切壁15、16の間で筐体11の軸方向に直交する方向に亘って延在するように配設されている。ヒータ線6は、通電により発熱し、送風機3によって送風室2Aから加熱室2Bに送られてきた空気を加熱する。ヒータ線6によって空気を加熱するか否かは、ヒータスイッチ8の操作によって選択される。ヒータスイッチ8は、図1及び図2に示すように、筐体11の周壁部11Aに設けられており、送風と温風のいずれか一方を選択できるようになっている。
そして、図3に示すように、筐体11の上端部には、収容室2Cの上部を上方に向かって開放するように円形の開口部12が開口し、フランジ部13が全周に亘って連続して形成されている。
フランジ部13は、周壁部11Aの上端で筐体11の径方向内側に向かって折曲され、更に下方に向かって折曲されて形成されており、下方に向かって開口するコ字状の断面形状を有する。そして、伸縮部4の後述する第1の筒状体31を上下に移動自在に案内する。
伸縮部4は、送風機3から送られた空気が充填されて内圧が上昇することにより、基部2から上方に向かって筒状に伸長し、送風機3の送風停止による内圧の低下により収縮する構成を有する。伸縮部4は、伸長させた場合に基部2から人の背丈とほぼ等しい高さ位置まで伸長し、収縮により基部2内に完全に収容される大きさを有する。
伸縮部4は、それぞれ外径の異なる複数の筒状体30が組み合わされてなる。複数の筒状体30は、伸縮部4が収縮した収縮状態では順次径の小さな筒状体30が径の大きい筒状体30の内側に装填された状態となり、伸長状態ではそれぞれ内側の筒状体30の下端部が直近外側の筒状体30の上端部に係止され、最外側の筒状体30の下端部が基部2の上端部に係止された状態となる。
複数の筒状体30は、送風機3から空気が送られた場合に容易に上方に移動可能な、例えば合成樹脂製材料等の軽量な材料によって構成されており、図2に示すように、第1の筒状体31〜第4の筒状体34の4つの筒状体30からなる。尚、筒状体30の数は、4つに限定されるものではなく、適宜増加若しくは減少させてもよい。
第1の筒状体31は、4つの筒状体30の中で最も太径で最外側に配置される筒状体30であり、上方への移動により筐体11の開口部12から上方に突出して下端部が基部2の上端部に係止され、下方への移動により収容室2C内に完全に収容される構成を有する。
第1の筒状体31は、図3に示すように、一定径で軸方向に延在し筐体11のフランジ部13に外周面が対向して筐体11の内方を上下に移動自在に案内される円筒状の胴部31aを有し、胴部31aの下端部に、下フランジ部31bが全周に亘って連続して形成され、胴部31aの上端部に、上フランジ部31cが全周に亘って連続して形成されている。
下フランジ部31bは、胴部31aの下端部で径方向外側に向かって折曲され、更に上方に向かって折曲されて形成されており、上方に向かって開口するコ字状の断面形状を有する。下フランジ部31bは、収容室2C内で筐体11の内周面に全周に亘って対向し、筐体11に対して第1の筒状体31を上下に移動自在に案内する。そして、第1の筒状体31が筐体11に対して上方に移動した場合に、筐体11のフランジ部13に係止されてフランジ部13と全周に亘って密着した状態となり、第1の筒状体31を筐体11に対する上限位置に位置決めすると共に、第1の筒状体31と筐体11との間から外部に空気が漏れないように気密的にシールする。
上フランジ部31cは、胴部31aの上端部で径方向内側に向かって折曲され、更に下方に向かって折曲されて形成されており、下方に向かって開口するコ字状の断面形状を有する。上フランジ部31cは、第2の筒状体32の胴部32aの外周面に全周に亘って対向し、第1の筒状体31に対して第2の筒状体32を上下に移動自在に案内する。
第2の筒状体32は、第1の筒状体31よりも細径で、4つの筒状体30の中で二番目に太径の筒状体30であり、第1の筒状体31の内方を上方に移動することにより、第1の筒状体31の上端部から上方に突出し、下方への移動により、第1の筒状体31の内方に完全に収容される構成を有する。
第2の筒状体32は、一定径で軸方向に延在し第1の筒状体31の上フランジ部31cに外周面が対向して第1の筒状体31の内方を上下に移動自在に案内される円筒状の胴部32aを有し、胴部32aの下端部に、下フランジ部32bが全周に亘って連続して形成され、胴部32aの上端部に、上フランジ部32cが全周に亘って連続して形成されている。
下フランジ部32bは、胴部32aの下端部で径方向外側に向かって折曲され、更に上方に向かって折曲されて形成されており、上方に向かって開口するコ字状の断面形状を有する。下フランジ部32bは、第1の筒状体31の内方で胴部31aの内周面に全周に亘って対向し、第1の筒状体31に対して第2の筒状体32を上下に移動自在に案内する。そして、第2の筒状体32が直近外側の第1の筒状体31に対して上方に移動した場合に、第1の筒状体31の上フランジ部31cに係止されて上フランジ部31cと全周に亘って密着した状態となり、第2の筒状体32を第1の筒状体31に対する上限位置に位置決めすると共に、第2の筒状体32と第1の筒状体31との間から外部に空気が漏れないように気密的にシールする。
上フランジ部32cは、胴部32aの上端部で径方向内側に向かって折曲され、更に下方に向かって折曲されて形成されており、下方に向かって開口するコ字状の断面形状を有する。上フランジ部32cは、第3の筒状体33の胴部33aの外周面に全周に亘って対向し、第2の筒状体32に対して第3の筒状体33を上下に移動自在に案内する。
第3の筒状体33は、第2の筒状体32よりも細径で、4つの筒状体30の中で三番目に太径の筒状体30であり、第2の筒状体32の内方を上方に移動することにより、第2の筒状体32の上端部から上方に突出し、下方への移動により、第2の筒状体32の内方に完全に収容される構成を有する。
第3の筒状体33は、一定径で軸方向に延在し第2の筒状体32の上フランジ部32cに外周面が対向して第2の筒状体32の内方を上下に移動自在に案内される円筒状の胴部33aを有し、胴部33aの下端部に、下フランジ部33bが全周に亘って連続して形成され、胴部33aの上端部に、上フランジ部33cが全周に亘って連続して形成されている。
下フランジ部33bは、胴部33aの下端部で径方向外側に向かって折曲され、更に上方に向かって折曲されて形成されており、上方に向かって開口するコ字状の断面形状を有する。下フランジ部33bは、第2の筒状体32の内方で胴部32aの内周面に全周に亘って対向し、第2の筒状体32に対して第3の筒状体33を上下に移動自在に案内する。そして、第3の筒状体33が直近外側の第2の筒状体32に対して上方に移動した場合に、第2の筒状体32の上フランジ部32cに係止されて上フランジ部32cと全周に亘って密着した状態となり、第3の筒状体33を第2の筒状体32に対する上限位置に位置決めすると共に、第3の筒状体33と第2の筒状体32との間から外部に空気が漏れないように気密的にシールする(例えば、図6を参照)。
上フランジ部33cは、胴部33aの上端部で径方向内側に向かって折曲され、更に下方に向かって折曲されて形成されており、下方に向かって開口するコ字状の断面形状を有する。上フランジ部33cは、第4の筒状体34の胴部34aの外周面に全周に亘って対向し、第3の筒状体33に対して第4の筒状体34を上下に移動自在に案内する。
第4の筒状体34は、第3の筒状体33よりも細径で、4つの筒状体の中で最も細径の筒状体30であり、伸長状態で伸縮部4の最上部に配置され、第3の筒状体33の内方を上方に移動することにより第3の筒状体33の上端部から上方に突出し、下方への移動により、第3の筒状体33の内方に完全に収容される構成を有する。
第4の筒状体34は、一定径で軸方向に延在し第3の筒状体33の上フランジ部33cに外周面が対向して第3の筒状体33の内方を上下に移動自在に案内される円筒状の胴部34aを有し、胴部34aの下端部に、下フランジ部34bが全周に亘って連続して形成されている。
下フランジ部34bは、胴部34aの下端部で径方向外側に向かって折曲され、更に上方に向かって折曲されて形成されており、上方に向かって開口するコ字状の断面形状を有する。下フランジ部34bは、第3の筒状体33の内方で胴部33aの内周面に全周に亘って対向し、第3の筒状体33に対して第4の筒状体34を上下に移動自在に案内する。そして、第4の筒状体34が直近外側の第3の筒状体33に対して上方に移動した場合に、第3の筒状体33の上フランジ部33cに係止されて上フランジ部33cと全周に亘って密着した状態となり、第4の筒状体34を第3の筒状体33に対する上限位置に位置決めすると共に、第4の筒状体34と第3の筒状体33との間から空気が漏れないように気密的にシールする(例えば、図6を参照)。胴部34aの上端部は、頭頂面34bによって閉塞されており、筒状体30の内方に充填された空気が上方に抜けないようになっている。
従って、送風機3の送風によって送風室2Aから加熱室2Bを介して収容室2C内に空気が送られると、まず最初に、収容室2Cに収容されている第4の筒状体34の内方に空気が充填されて内圧が上昇し、第4の筒状体34が第3の筒状体33に対して上方に移動される。そして、第4の筒状体34の下フランジ部34bが第3の筒状体33の上フランジ部33cに係止され、第4の筒状体34が第3の筒状体33から上方に突出した状態で連結される(例えば、図6を参照)。
第4の筒状体34が第3の筒状体33に対して上方に移動すると、第4の筒状体34に加えて第3の筒状体33の内方にも空気が充填されて内圧が上昇し、第3の筒状体33が第2の筒状体32に対して上方に移動する。そして、第3の筒状体33の下フランジ部33bが第2の筒状体32の上フランジ部32cに係止され、第3の筒状体33が第2の筒状体32から上方に突出した状態で連結される(例えば、図6を参照)。
第3の筒状体33が第2の筒状体32に対して上方に移動すると、第4の筒状体34及び第3の筒状体33に加えて第2の筒状体32の内方にも空気が充填されて内圧が上昇し、第2の筒状体32が第1の筒状体31に対して上方に移動する。そして、第2の筒状体32の下フランジ部32bが第1の筒状体31の上フランジ部31cに係止され、第2の筒状体32が第1の筒状体31から上方に突出した状態で連結される。
第2の筒状体32が第1の筒状体31に対して上方に移動すると、第4の筒状体34〜第2の筒状体32に加えて第1の筒状体31の内方にも空気が充填されて内圧が上昇し、第1の筒状体31が筐体11に対して上方に移動する。そして、第1の筒状体31の下フランジ部31bが筐体11のフランジ部13に係止され、第1の筒状体31が基部2の筐体11から上方に突出した状態で連結される。
そして、第1の筒状体31〜第4の筒状体34は、送風機3の送風停止によって第1の筒状体31〜第4の筒状体34の内方への空気の送りが停止されると、第1の筒状体31〜第4の筒状体34の内圧が低下し、自重によりそれぞれ下方に移動し、収容室2C内に完全に収容される。
吹出部5は、伸縮部4に上下に所定間隔をおいて開口する複数の孔部41〜48によって形成されている。複数の孔部41〜48は、第1の筒状体31〜第4の筒状体34の胴部31a〜34aにそれぞれ上下2個ずつ開口するように形成されている。
各孔部41〜48は、略円形状を有しており、身体を乾燥させるのに適切な風量の空気を吹き出すことができる大きさに設定されている。各孔部41〜48の大きさは、本実施の形態では互いに同一の大きさに設定されているが、これに限定されるものではなく、例えば、伸縮部4の下側から上側に移行するに従って小さくする等、伸縮部4に設けられる位置に応じて大きさを相異させてもよい。
そして、基部2及び伸縮部4には、伸縮部4を伸長させた場合に、常に複数の孔部41〜48を互いに所定間隔を有して上下一列に整列させ、各孔部41〜48から伸縮部4の上下に亘って同時に空気を吹き出させることができるように、基部2に対する第1の筒状体31〜第4の筒状体34の相対的な回転移動を規制する回転規制手段35が設けられている。
回転規制手段35は、図2及び図7に示すように、胴部31a〜34aの外周面に突設されて胴部31a〜34aの上端部から下端部に亘ってレール状に延在する突条部36と、筐体11のフランジ部13及び第1の筒状体31〜第4の筒状体34の上フランジ部31c〜34cに凹設されて突条部36が挿入される凹部37を有する。突条部36と凹部37は、互いに組み合わされて、筐体11と第1の筒状体31、及び、互いに隣り合う筒状体30どうしの相対的な回転移動を規制しつつ、上下に移動自在に案内し、そして、伸縮部4を伸長させた場合に複数の孔部41〜48を予め設定された方向に向かって上下一列に整列させる位置に設けられている。
上記構成を有するボディドライヤ1には、基部2を床面Gに固定する固定手段50と、空気の吹出温度、風量、時間を制御する制御手段60(図8を参照)が設けられている。
固定手段50は、送風機3の駆動により基部2内に発生する負圧を導入して床面Gに吸着する吸盤51を有する。吸盤51は、図4に示すように、筐体11の底壁部11Bに設けられている。吸盤51は、複数個、本実施の形態では、3個の吸盤51が互いに広い間隔をおいて正三角形の頂点に相当する位置に配設されている。
吸盤51は、図5に示すように、底壁部11Bに穿設された穴部11Baに嵌挿される脚部52と、脚部52から平面状に広がる吸着面部53とを有し、脚部52と吸着面部53を貫通して筐体11の送風室2Aに連通する連通孔54が形成されている。吸盤51は、送風機3の駆動により送風室2A内に発生する負圧を連通孔54を介して吸着面部53に導き、床面Gに吸着し、所定の吸着力で基部2を床面Gに固定する。
制御手段60は、例えば予めプログラムされたマイクロコンピュータ等によって構成されており、図8に示すように、入力側には、フットペダルスイッチ7やヒータスイッチ8、風量切換スイッチ9等の入力手段が接続され、出力側には、送風機3の電動モータ21やヒータ線6等の出力手段が接続されている。また、制御部60には、家庭用電源が接続されており、かかる電源からの電力が制御部60を介して電動モータ21やヒータ線6に供給される構成となっている。
制御部60は、内部機能として、モータ制御手段61と、温度制御手段62を有する。モータ制御手段61は、電動モータ21の回転制御を行い、伸縮部4を伸縮させる速度や、吹出部5から吹き出される空気の流量・流速を制御し、温度制御手段62は、ヒータ線6の発熱量を制御して空気の加熱温度を制御する処理を行う。
次に、上記構成を有するボディドライヤ1の動作について説明する。
ボディドライヤ1が床面Gに置かれた状態で、ボディドライヤ1の使用を開始すべく、フットペダル7aが踏まれてフットペダルスイッチ7がON操作されると、制御部60のモータ制御手段61は、送風機3の電動モータ21に電力を供給して、電動モータ21を駆動し、軸流ファン22を回転させる。
そして、軸流ファン22の回転により、取入口14から外部の空気が基部2の筐体11内に取り入れられ、送風室2Aから加熱室2Bを介して収容室2Cに送られる。
送風機3によって収容室2Cに送られた空気は、収容室2Cで伸縮部4の筒状体30内に充填され、筒状体30内の内圧の上昇により、第1の筒状体31〜第4の筒状体34を上方に移動させて軸方向に連結させ、伸縮部4を基部2から上方に向かって伸長する伸長状態とし、吹出部5から吹き出される。
モータ制御手段61は、図9に示すように、フットペダルスイッチ7のON操作により、電動モータ21の回転数を立ち上がり制御時間Taの間に漸次増加させる立ち上がり制御を行い、収容室2Cに送り込まれる空気の量を漸次増加させて、伸縮部4をスムーズに伸長させる。
そして、風量切換スイッチ9により強風が選択されている場合には、電動モータ21の回転数を予め設定された高速回転数に調整して吹出部5から吹き出される風量を増大させ、弱風が選択されている場合には、電動モータ21の回転数を予め設定された低速回転数に調整して吹出部5から吹き出される風量を減少させる。
温度制御手段62は、ヒータスイッチ8により温風が選択されている場合には、ヒータ線6に通電を行い、ヒータ線6を発熱させて、加熱室2Bを通過する空気を加熱し、吹出部5から温風を吹き出させ、ヒータスイッチ8により送風が選択されている場合には、ヒータ線6への通電を行わず、取入口14から取り入れた空気をそのまま吹出部5から吹き出させる。
また、軸流ファン22の回転によって送風室2A内に発生した負圧を利用して固定手段50の吸盤51が床面Gに吸着され、基部2が床面Gに固定され、吹出部5から吹き出される空気の反動等によるボディドライヤ1の傾倒が防止される。
そして、ボディドライヤ1の使用を停止すべく、フットペダル7aが踏まれてフットペダルスイッチ7がOFF操作されると、制御部60のモータ制御手段61は、電動モータ21の回転を停止させて送風機3の送風を停止させる。これにより、筒状体30内の内圧を低下させ、第1の筒状体31〜第4の筒状体34を自重により下方に移動させて、伸縮部4を収縮させ、筐体11の収容部2Cに収容させる。
モータ制御手段61は、図9に示すように、回転停止制御時間Tcの間に電動モータ21の回転数を漸次減少させる回転停止制御を行い、筒状体30内の内圧を徐々に低下させ、伸縮部4をスムーズに収縮させる。そして、ヒータスイッチ8により温風が選択されている場合には、フットペダルスイッチ7がOFF操作されてから予め設定されたヒータ冷却時間Tbが経過するまで電動モータ21の回転を継続させ、ヒータ冷却時間Tbが経過した後に、回転停止制御を行い、軸流ファン22の回転を停止させる。
上記構成を有するボディドライヤ1によれば、基部2から上方に伸縮部4を伸長させて、吹出部5から伸縮部4の上下に亘って空気を吹き出すことができる。従って、対象物に対して所定の高さ範囲に亘って同時に空気を吹き付けることができる。
従って、例えば狭い場所であっても、図10及び図11に示すように、利用者がボディドライヤ1の側方位置に立つことによって、利用者の身体の長手方向に亘って同時に送風や温風を当てることができ、身体を効率的に冷却或いは乾燥させることができる。
そして、送風機3の送風停止により伸縮部4を収縮させて、図1に示すように、伸縮部4を基部2の筐体11内に収容することができる。従って、未使用時における装置全体の大きさを小型化でき、邪魔にならない。そして、狭い場所にも設置でき、簡単に移動させることができる。
また、複数の筒状体30のうち、伸長状態で内側に配置される筒状体30の下端部が、外側に配置される筒状体30の上端部に係止されて上端部と全周に亘って密着した状態となり、上端部との間から空気が漏れないように気密的にシールするので、伸縮部4を確実に伸長させることができ、また、吹出部5から伸縮部4内の空気を漏れなく吹き出させることができる。
また、軸流ファン22の回転によって基部2の送風室2A内に発生する負圧を利用して、固定手段50の吸盤51を所定の吸着力で床面Gに吸着させ、基部2を床面Gに固定することができる。従って、吹出部5から吹き出される空気の反動等によってボディドライヤ1が傾倒するのを有効に防ぐことができる。そして、軸流ファン22の回転停止により、送風室2内の負圧が消滅するので、吸盤51の吸着力を消滅させることができ、ボディドライヤ1を床面Gから上方に持ち上げて簡単に移動させることができる。
尚、上述の実施の形態では、伸長状態で上側に配置される筒状体を細径とし、下側に配置される筒状体を太径とした場合を例に説明したが、上側に配置される筒状体を太径とし、下側に配置される筒状体を小径としてもよい。
また、吹出部5が、複数の孔部41〜48によって構成される場合を例に説明したが、伸縮部4が伸長した状態で、第1の筒状体31〜第4の筒状体34に上下に亘って開口する長孔部(例えば、図12を参照)により形成してもよい。
[第2実施の形態]
本実施の形態におけるボディドライヤ71は、伸縮部4が内圧の上昇によって膨らみ、基部2から上方に向かって筒状に伸長する袋体72によって形成され、吹出部5が伸縮部4に上下に亘って開口する長孔部76によって形成されたことを特徴とする。
以下、本実施の形態におけるボディドライヤ71の特徴点である伸縮部4及び吹出部5の構成について説明し、第1実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
図12は、伸縮部4が伸長された状態のボディドライヤ71の斜視図である。ボディドライヤ71の伸縮部4は、図12に示すように、袋体72によって形成されている。袋体72は、例えばビニールシートや、薄手の布地等、可撓性を有するシート部材を袋状に形成することによって構成されている。
袋体72は、内圧を上昇させて膨らませた場合に一定径で軸方向に延在する円筒状の胴部73と、胴部73の一方端部を閉塞する円形の頭頂部74を有する。そして、胴部73の他方端部が筐体11の開口部12に取り付けられて、胴部73の内方と基部2の収容室2Cとが連通している。袋体72は、萎んだ状態では折り畳まれて基部2の収容室2Cに収容される。そして、送風機3から送られた空気が充填されて内圧が上昇することによって膨らみ、基部2から上方に向かって筒状に伸長するように構成されている。
袋体72の内方には、袋体72を収容室2C内に収容する方向に付勢する付勢手段が設けられている。付勢手段は、例えばゴムひも等の伸縮率が大きい弾性ひも状部材によって構成されており、基端が基体2の収容室2C内に結合され、先端が袋体72の頭頂部74に結合されている。付勢手段は、袋体72が内圧の上昇により膨らんだ場合には伸びて袋体72の伸長を許容し、内圧の低下により萎んだ場合には縮んで袋体72を基部2の収容室2C内に収容する。
長孔部76は、袋体72が内圧の上昇により膨らんで基部2から上方に伸長した状態で胴部73の上下に亘って延在し、予め設定された方向に向かって開口するように胴部73に形成されている。
従って、送風機3によって収容室2Cに送られた空気を袋体72内に充填させて、袋体72の内圧を上昇させて袋体72を膨らませ、基部2の収容室2Cから上方に向かって伸長させることができ、長孔部76から袋体72内の空気を胴部73の上下に亘って予め設定された方向に向かって吹き出させることができる。また、送風機3の送風停止により、袋体72の内圧を低下させて袋体72を萎ませ、付勢手段によって袋体72を収容室2C内に収容することができる。
上記構成を有するボディドライヤ71によれば、伸縮部4が袋体72によって形成されているので、上述の第1実施の形態と比較して、複数の筒状体30のような相互に上下に移動する可動部がなく、伸縮部4を確実に伸縮させることができる。また、伸縮部4を袋体72で構成することによって、更なる軽量化を図ることができる。
尚、上述の第2実施の形態では、吹出部5が、袋体72の上下に亘って延在する長孔部76を有する場合を例に説明したが、長孔部76の代わりに第1実施の形態における複数の孔部41〜48を設ける構成としてもよい。
また、付勢手段は、必須の構成要件ではなく、第2実施の形態において省略することもできる。例えば、袋体72自体を、ゴムやストッキング等の伸縮性の極めて高い素材によって形成し、内圧の低下により萎んだ場合に縮んで基部2の収容室2C内に収容される構成とすることにより、付勢手段を省略でき、構造の単純化が図れる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述の第1及び第2実施の形態では、本発明の送風装置の一例として身体を冷却又は乾燥させるボディドライヤ1、71の場合を説明したが、用途は身体に限定されるものではなく、他のものに用いてもよい。また、上述のヒータ線6、固定手段50、制御手段60は、本発明の必須の構成要素ではなく、適宜省略した構成としてもよい。
また、上述の各実施の形態では、伸縮部4が円筒形状を有する場合を例に説明したが、かかる構成に限定されるものではなく、筒状であればよく、例えば断面が三角形や四角形等の多角形をなす筒形状であってもよい。
伸縮部が収縮された状態のボディドライヤの斜視図である。 伸縮部が伸長された状態のボディドライヤの斜視図である。 ボディドライヤの断面図である。 ボディドライヤの底面図である。 ボディドライヤの下部を拡大して断面で示す図である。 伸縮部の要部を拡大して断面で示す図である。 伸縮部の平面図である。 ボディドライヤの機能ブロック図である。 ボディドライヤの動作を説明するタイムチャートである。 ボディドライヤの具体的な使用状態の一例を示す図である。 図10の矢印A方向から示す図である。 伸縮部が伸長された状態のボディドライヤの斜視図である。
符号の説明
1、71 ボディドライヤ(送風装置)
2 基部
3 送風機
4 伸縮部
5 吹出部
11 筐体
21 電動モータ
30 筒状体
41〜48 孔部
72 袋体
76 長孔部

Claims (8)

  1. 送風機を有する基部と、
    該基部に設けられ、前記送風機から送られた空気が充填されて内圧が上昇することにより、前記基部から上方に向かって筒状に伸長し、前記送風機の送風停止による内圧の低下により収縮する伸縮部と、
    該伸縮部に開口形成されて、前記伸縮部が伸長した伸長状態における前記伸縮部の上下に亘って配置されて、前記伸縮部内の空気を吹き出す吹出部と、
    を有することを特徴とする送風装置。
  2. 前記伸縮部は、
    それぞれ外径の異なる複数の筒状体が組み合わされてなり、
    前記筒状体は、
    前記伸縮部が収縮した収縮状態では順次径の小さな筒状体が径の大きい筒状体の内側に装填された状態となり、
    前記伸長状態ではそれぞれ内側の筒状体の下端部が直近外側の筒状体の上端部に係止され、最外側の筒状体の下端部が前記基部の上端部に係止された状態となることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 各筒状体は、
    前記係止状態となっている内側の筒状体の下端部と外側の筒状体の上端部とが全周に亘って密着した状態となるように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の送風装置。
  4. 前記伸縮部は、
    内圧の上昇によって膨らみ前記基部から上方に向かって筒状に伸長する袋体によって形成されたことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  5. 前記吹出部は、
    前記伸縮部に上下に所定間隔をおいて開口する複数の孔部によって形成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の送風装置。
  6. 前記吹出部は、
    前記伸縮部に上下に亘って開口する長孔部によって形成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の送風装置。
  7. 前記基部は、
    上下に筒状に延在し、内部に前記送風機が取り付けられる筐体と、
    該筐体の底部に設けられ、前記送風機の駆動によって前記基部内に発生する負圧を導入することにより床面に吸着され、前記筐体を前記床面に固定する固定手段とを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の送風装置。
  8. 前記基部は、
    前記伸縮部に供給される空気を加熱する加熱手段を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の送風装置。
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