JP2009121071A - アスファルト混合物の打設方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るアスファルト混合物の打設方法は、施工設備として、アスファルトプラント1と、クッカー車10と、複数の投入バケット8と、第1のクレーン装置たるクレーン車4と、複数の運搬船12と、第2のクレーン装置たるクレーン台船7と、を備えている。アスファルト混合物の入った投入バケット8を搭載した運搬船12がクレーン台船7の打設サイクルに合わせてクレーン台船7に順次到着するように、運搬船12の出航間隔を調整する。
【選択図】図1
Description
従来例1では、アスファルトプラント1で製造したアスファルト混合物を保温箱3に積み込み、この保温箱3を運搬トラック2で港まで運搬する。港には、例えば3台の固定クッカー5を艤装した1隻の艤装台船6とクレーン車4とを用意する。ここで、固定クッカー5は、投入されたアスファルト混合物を所定温度に温めて保持する装置である。
港では、クレーン車4を用いて保温箱3を持ち上げて固定クッカー5にアスファルト混合物を積み込む。また、必要に応じて、アスファルト混合物を積載した保温箱3を固定クッカー5の上部に設置する。
大量のアスファルト混合物を積んだ艤装台船6は、固定クッカー5内のアスファルト混合物を温めながら施工現場へ航行する。施工現場には、クレーン台船7と投入バケット8を用意する。
施工現場では、固定クッカー5から投入バケット8にアスファルト混合物を移し変え、クレーン台船7を用いて投入バケット8を水中の打設箇所(例えばケーソン9の根元)に移動し、アスファルト混合物を放出する。空になった投入バケット8は艤装台船6に戻し、次のアスファルト混合物を入れる。艤装台船6に積まれたアスファルト混合物がなくなるまでこの作業を行う。
従来例2では、複数のクッカー車10と、一隻のフェリー台船11を用意する。そして、各クッカー車10にアスファルト混合物を積み込み、これらをフェリー台船11に載せ施工現場まで運搬する。施工現場では、クッカー車10から投入バケット8にアスファルト混合物を移し変え、クレーン台船7を用いて投入バケット8を水中の投入箇所(例えばケーソン9の根元)に移動し、アスファルト混合物を放出する。空になった投入バケット8はフェリー台船11に戻し、次のアスファルト混合物を入れる。フェリー台船11に積まれたアスファルト混合物がなくなるまでこの作業を行う。
(1)従来例1の方法は、固定クッカー5を搭載した艤装台船6を用意しなければならないが、このような艤装台船6は特殊であるため、複数の艤装台船6を調達することは困難であった。また、艤装台船6は、一隻に大量のアスファルト混合物を積載しているため、施工現場に停留している時間が長く、一日の運搬回数が少なくなってしまう。そのため、従来例1の方法では、アスファルト混合物の1日の打設量に限界があった。
(2)従来例2の方法は、複数のクッカー車10を用意しなければならないが、調達できるクッカー車10の数には限度があった。また、フェリー台船11は、一隻に大量のアスファルト混合物を積載しているため、施工現場に停留している時間が長く、一日の運搬回数が少なくなってしまう。そのため、従来例2の方法では、アスファルト混合物の1日の打設量に限界があった。
(3)固定クッカーやクッカー車は、比較的高価であるので、工事に合わせて新たに製造、購入等すると、工事費が嵩む。
(4)従来例1,2の方法では、1つの船に多量のアスファルト混合物が積載されているので、出荷から打設完了まで長時間を要する。そのため、船に積まれたアスファルト混合物のうち、始めの方に打設されたものと最後の方に打設されたものとの間に品質のばらつきが生じてしまう。また、出荷から長時間経過したアスファルト混合物の品質が低下するおそれがある。
また、複数の運搬船が第2のクレーン装置の打設サイクルに合わせてアスファルト混合物を次々に運搬してくるので、第2のクレーン装置の打設能力を最大限に活用することができる。
また、投入バケットは、固定クッカーやクッカー車に比べて安価に購入(或いは製造)できる上、小型の運搬船で運ぶことができる。また、小型の運搬船は比較的容易に調達することができる。そのため、アスファルト混合物の運搬手段を必要なだけ確保できるので、大量のアスファルト混合物を施工することができる。
図1は、本実施形態に係るアスファルト混合物の打設方法の施工手順を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態に係るアスファルト混合物の打設方法は、施工設備として、アスファルトプラント1と、クッカー車10と、複数の投入バケット8と、第1のクレーン装置たるクレーン車4と、複数の運搬船12と、第2のクレーン装置たるクレーン台船7と、を備えている。
アスファルトプラント1では、例えば、水中打設に適したアスファルトマスチックやグースアスファルトなど、各種のアスファルト混合物を製造することができる。
アスファルトプラント1は、製造したアスファルト混合物をクッカー車10に積み込むことができるようになっている。なお、アスファルトプラント1が港に近い場所にある場合には、クッカー車10ではなく、通常のダンプトラックに積み込んだり、空の投入バケット8に直接積み込んだりしてもよい。
投入バケット8は、後記する運搬船12の数に対応する数だけ用意されている。投入バケット8は、クレーン装置によって吊り上げることができるようになっている。
投入バケット8としては、例えば特許公開平6−228961号公報に記載されているような、公知の投入バケットを用いることができる。
なお、投入バケット8の底部は、無線あるいは有線による遠隔操作によって開閉するのが好ましい。
なお、第1のクレーン装置は、クレーン車4のような移動式クレーンに限られるものではなく、港に設置されたタワークレーンやジブクレーンのような、固定式クレーンであってもよい。
運搬船12は、クレーン車4からクレーン台船7までの航行時間(例えば60分)を、クレーン台船7の打設サイクル(例えば10分)で除した台数の2倍(12台)以上用意するのが好ましい。このようにすれば、クレーン台船7に、運搬船12を10分間隔で到着させることができる。
なお、小型の運搬船は比較的容易に調達することができるので、設備に係るコストを低く抑えることができる。
また、アスファルト混合物をアスファルトプラント1で製造してからクレーン台船7で打設箇所に打設するまでに要する時間が、各運搬船12で略等しくなるので、安定した品質のアスファルト混合物を施工することができる。
また、運搬船12は、例えば1回の打設に用いる分のアスファルト混合物しか積んでいないので、クレーン台船7の近傍で長時間待機する必要がない。そのため、大量のアスファルト混合物を打設しても、アスファルト混合物の品質が低下することがない。
また、運搬船12がアスファルト混合物を積んだまま長時間待機することがないので、アスファルト混合物の保温設備を簡易にすることができる。そのため、設備コストを低く抑えることができる。
また、アスファルト混合物を運搬船12上で投入バケット8に積み替える手間がなくなるので、クレーン台船7の打設サイクルを短くすることができ、ひいては打設量の増加を図ることができる。
4 クレーン車
7 クレーン台船
8 投入バケット
9 ケーソン
10 クッカー車
12 運搬船
Claims (2)
- 港に設置され、運搬船が運んできた空の投入バケットを運搬船から下ろすとともに、アスファルト混合物の入った投入バケットを運搬船に積み込む第1のクレーン装置と、
水中の打設箇所の近傍に設置され、運搬船が運んできたアスファルト混合物の入った投入バケットを前記打設箇所に運搬するとともに、前記打設箇所にアスファルト混合物を放出した空の投入バケットを運搬船に積み込む第2のクレーン装置と、
前記第1のクレーン装置によって積み込まれたアスファルト混合物の入った投入バケットを前記第2のクレーン装置まで運搬するとともに、前記第2のクレーン装置によって積み込まれた空の投入バケットを前記第1のクレーン装置まで運搬する複数の運搬船と、を用いたアスファルト混合物の打設方法であって、
アスファルト混合物の入った投入バケットを搭載した前記運搬船が前記第2のクレーン装置の打設サイクルに合わせて前記第2のクレーン装置に順次到着するように、前記運搬船の出航間隔を調整することを特徴とするアスファルト混合物の打設方法。 - 前記各運搬船は、前記第2のクレーン装置が保持している空の投入バケットを受け取った後に、アスファルト混合物の入った投入バケットを前記第2のクレーン装置に受け渡すことを特徴とする請求項1に記載のアスファルト混合物の打設方法。
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