JP2009119977A - ヘッドレスト - Google Patents

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JP2009119977A
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Daisuke Uchimoto
大介 内本
Koichi Hashimoto
晃一 橋本
Minoru Morita
実 森田
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Toyo Seat Co Ltd
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Toyo Seat Co Ltd
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Abstract

【課題】ヘッドレストの取付部材の製造上のばらつきを吸収できるようにして、高さ調整の操作性が良好なヘッドレストを安価に得る。
【解決手段】取付部材20は、シートバックが有する第1差し込み孔及び第2差し込み孔にそれぞれ差し込まれる第1脚部21及び第2脚部22と、第1脚部21及び第2脚部22を連結する連結部25とを有している。取付部材20には、第1脚部21及び第2脚部22を互いに接離する方向に変位させるための潰し部23a、24aが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートに装着されるヘッドレストに関する。
従来より、例えば、自動車のシートの背もたれには、ヘッドレストが装着されている。ヘッドレストは、クッション材からなるヘッドレスト本体と、ヘッドレスト本体を背もたれに装着するための取付部材とを備えている。取付部材は、ヘッドレスト本体から突出する一対の脚部を有している。一方、背もたれには、ヘッドレストの脚部がそれぞれ差し込まれる2つの筒部材が脚部の間隔に対応して設けられている。そして、ヘッドレストの一対の脚部を背もたれの筒部材に差し込むことで、ヘッドレストが背もたれに取り付けられ、この状態で、ヘッドレストを上下動させると、脚部が筒部材内を移動して、ヘッドレストの高さ調整が可能となる。
特開2003−310382号公報 特開2005−255100号公報
ところで、ヘッドレストの取付部材を製造する際には、製造上のばらつきは避けられないものなので、一対の脚部の間隔が設計値よりも広くなった取付部材と、狭くなった取付部材とが製造されることがある。このように一対の脚部の間隔が設計値からずれると、ヘッドレストを背もたれに装着した状態で、脚部が筒部材の内周面に強く接触することになって、両者の間の摩擦力が大きくなる。こうなると、乗員がヘッドレストの高さ調整を行う際に、ヘッドレストを上下動させようとするときに大きな力が必要となって操作性が悪化する。このことに対し、取付部材の製造公差範囲を狭めたり、手直しを加えることで、一対の脚部の間隔を設計値に近づけて、ヘッドレストの高さ調整の操作性を良好にすることが考えられるが、コストの高騰を招く結果となってしまう。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ヘッドレスト本体をシートの背もたれに装着するための取付部材の製造上のばらつきを吸収できるようにして、高さ調整の操作性が良好なヘッドレストを安価に得ることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、取付部材の第1脚部と第2脚部とを互いに接離する方向に小さい力で変位可能とした。
具体的には、第1の発明では、ヘッドレスト本体と、該ヘッドレスト本体をシートの背もたれに装着するための取付部材とを備えたヘッドレストであって、上記取付部材は、上記背もたれが有する第1差し込み孔及び第2差し込み孔にそれぞれ差し込まれる第1脚部及び第2脚部と、該第1脚部及び第2脚部を連結する連結部と、上記第1脚部及び上記第2脚部を互いに接離する方向に変位させるための剛性低減部とを有している構成とする。
この構成によれば、取付部材に剛性低減部が設けられていることによって、第1脚部と第2脚部とが、互いに接離する方向に小さい力で容易に変位するようになる。これにより、第1脚部と第2脚部との間隔が設計値からずれたヘッドレストを背もたれに装着した状態で、第1脚部及び第2脚部の間隔が第1差し込み孔及び第2差し込み孔の間隔に対応するようになり、各脚部が差し込み孔の内周面に強く接触しなくなる。よって、ヘッドレストの高さ調整時の操作性が良好になる。
第2の発明では、第1の発明において、取付部材は、管部材を折り曲げ成形してなり、剛性低減部は、上記管部材の一部を潰してなる構成とする。
この構成によれば、取付部材を構成する管部材を潰すだけで剛性低減部が得られる。
第3の発明では、第2の発明において、剛性低減部は、管部材の折り曲げ部を潰してなる構成とする。
この構成によれば、管部材に折り曲げ部を成形するときに、折り曲げ部を潰すことで、剛性低減部を得ることが可能になる。
第4の発明では、第1から3のいずれか1つの発明において、剛性低減部は、ヘッドレスト本体の内部に配置されている構成とする。
この構成によれば、剛性低減部がヘッドレスト本体の外部から見えなくなる。
第1の発明によれば、ヘッドレスト本体をシートの背もたれに装着するための取付部材が、背もたれの第1差し込み孔及び第2差し込み孔に差し込まれる第1脚部及び第2脚部を互いに接離する方向に変位させるための剛性低減部を有しているので、第1脚部と第2脚部との間隔が設計値からずれていても、第1脚部及び第2脚部が第1差し込み孔及び第2差し込み孔の内周面に強く接触するのを回避することができる。これにより、取付部材の製造公差範囲を狭めることや手直しを不要にしてヘッドレストを安価にしながら、その高さ調整の操作性を良好にできる。
第2の発明によれば、管部材を折り曲げ成形して取付部材を構成し、この管部材を潰すことにより剛性低減部を得るようにしたので、剛性低減部を簡単に得ることができる。
第3の発明によれば、管部材に折り曲げ部を成形するときに剛性低減部を得ることができるので、製造工数を低減することができる。
第4の発明によれば、剛性低減部をヘッドレスト本体の内部に配置したので、剛性低減部の形状がヘッドレストのデザインに影響を与えることはなく、ヘッドレストの見栄えを良好にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るヘッドレスト1を有する自動車用シート2を示すものである。このシート2は、自動車の運転席用シートや助手席用シートとして使用されるものであるが、本発明は、これら以外にも、例えば、後部座席用シートに装着されるヘッドレストに適用することが可能である。
上記シート2は、車両のフロアに車両前後方向に延びるスライドレール(図示せず)を介して取り付けられるシートクッション3と、シートクッション3の車両後端部に連結されたシートバック(背もたれ)4と、シートバック4の上端部に装着されるヘッドレスト1とを備えている。シートバック4の内部には、シートバックフレーム5が配設されている。シートバックフレーム5の上部には、シートバック4の右側寄りに第1ポールガイド11が固定され、左側寄りに第2ポールガイド12が固定されている。第1ポールガイド11は、上下方向に延びる筒状をなしており、内部には、ヘッドレスト1の取付部材20の第1脚部21(後述する)が差し込まれる第1差し込み孔11aが形成されている。第1ポールガイド11の上端部は、シートバック4の上面から突出しており、この突出部分には、フランジ11bが形成されている。第1ポールガイド11には、取付部材20の第1脚部21の抜けを防止するロック機構(図示せず)が組み込まれている。このロック機構は、例えば、上記特許文献2に開示されているような従来周知のものであるため、詳細な説明は省略する。尚、第2ポールガイド12は、第1ポールガイド11と同様に、ヘッドレスト1の取付部材20の第2脚部22(後述する)が差し込まれる第2差し込み孔12aとフランジ12bとを有している。また、第1ポールガイド11と第2ポールガイド12とは、互いの軸線が平行となるように配置されている。
ヘッドレスト1は、ヘッドレスト本体15と、ヘッドレスト本体15をシートバック4に装着するための取付部材20とを備えている。ヘッドレスト本体15は、例えば、クッション材を布材で覆ってなるものである。一方、取付部材20は、図2に示すように、下方に開放するコ字状をなすように、1本の円管部材に略直角な第1折り曲げ部23及び第2折り曲げ部24を形成してなるものである。この取付部材20は、第1差し込み孔11aに差し込まれる第1脚部21と、第2差し込み孔12aに差し込まれる第2脚部22と、第1脚部11及び第2脚部12の基端部である上端部同士を連結する連結部25とを備えている。第1脚部21と第2脚部22との間隔は、第1ポールガイド11と第2ポールガイド12との間隔と同じに設定されている。また、第1脚部21と第2脚部22とは、互いに平行に延びている。
第1脚部21及び第2脚部22の略上半部と、連結部25とは、ヘッドレスト本体15に埋め込まれており、これによってヘッドレスト本体15が補強されている。図4にも示すように、第1脚部21の上下方向中間部には、ヘッドレスト本体15から突出した部位に、屈曲部21aが設けられている。この屈曲部21aにより、第1脚部21の下半部が下側へ行くほど車両前側に位置するように傾斜している。第2脚部22にも同様な屈曲部22aが設けられている。
連結部25は、ヘッドレスト本体15の左右方向に直線状に延びている。連結部25と第1脚部21との間の第1折り曲げ部23には、円管部材を径方向に潰してなる第1潰し部23aが形成されている。第1潰し部23aは、図5(b)に示すように、円管部材の内壁面が密着して空間が無い状態となっている。第1潰し部23aの断面形状は、車両前後方向に長い扁平形状とされている。このため、第1脚部21は連結部25に対して車両前後方向には、変位し難くなっており、一方、図2に矢印で示すように、第1脚部21に、第2脚部22へ接離する方向(ヘッドレスト1の左右方向)に力を加えた場合には、第1潰し部23aが小さい力で弾性変形して、第1脚部21の下側が第2脚部22に接離する方向に容易に変位するようになっている。また、連結部25と第2脚部22との間の第2折り曲げ部24にも、同様な第2潰し部24aが形成されており、第2脚部22も、連結部25に対し、車両前後方向には変位し難い一方、ヘッドレスト1の左右方向には、第2潰し部24aが弾性変形して、下側が第1脚部21に接離する方向に変位し易くなっている。上記第1潰し部23a及び第2潰し部24aは、本発明の第1脚部21及び第2脚部22を互いに接離する方向に変位させるための剛性低減部を構成している。
上記ヘッドレスト1の第1脚部21及び第2脚部22をシートバック3の第1差し込み孔11a及び第2差し込み孔12aにそれぞれ差し込むことで、ヘッドレスト1がシートバック4に装着される。このとき、製造上のばらつきによって、第1脚部21と第2脚部22との間隔が設計値からずれていることや、第1差し込み孔11aと第2差し込み孔12aとの間隔が設計値からずれていることがある。これらの場合に、第1脚部21及び第2脚部22が互いに接離する方向に小さい力で容易に変位するので、第1脚部21及び第2脚部22が第1差し込み孔11a及び第2差し込み孔12aの内周面に強く接触することはなく、両者の間の摩擦力が低減される。これにより、ヘッドレスト1を小さな力で上下動させることが可能になり、ヘッドレスト1の高さ調整時の操作性が良好になる。
以上説明したように、この実施形態に係るヘッドレスト1によれば、ヘッドレスト本体15をシートバック4に装着するための取付部材20に、第1脚部21及び第2脚部22を互いに接離する方向に変位させるための第1潰し部23a及び第2潰し部24aを形成したので、第1脚部21と第2脚部22との間隔が製造時に設計値からずれていても、第1脚部21及び第2脚部22が第1差し込み孔11a及び第2差し込み孔12aの内周面に強く接触するのを回避することができる。これにより、取付部材20の製造公差範囲を狭めることや手直しを不要にしてヘッドレスト1を安価にしながら、その高さ調整の操作性を良好にできる。
また、取付部材20を構成する円管部材に第1潰し部23a及び第2潰し部24aを形成するという簡単な構造で、第1脚部21と第2脚部22とを小さい力で互いに接離する方向に変位させることができる。
また、円管部材に第1折り曲げ部23及び第2折り曲げ部24を成形するときに、これら折り曲げ部23、24を潰すことで、第1潰し部23a及び第2潰し部24aを形成することができるので、製造工数を低減することができる。
また、第1潰し部23a及び第2潰し部24aをヘッドレスト本体15の内部に配置したので、これら潰し部23a、24aの形状がヘッドレスト1のデザインに影響を与えることはなく、ヘッドレスト1の見栄えを良好にすることができる。
尚、上記実施形態では、取付部材20を1本の円管部材で構成しているが、これに限らず、第1脚部21、第2脚部22及び連結部25を別部材で構成し、一体化してもよい。また、取付部材20は、円管部材でなく、例えば、角パイプや中実部材等で構成してもよい。また、第1潰し部23a及び第2潰し部24aのいずれか一方のみ形成してもよい。
また、上記実施形態では、第1潰し部23a及び第2潰し部24aにより本発明の剛性低減部を構成しているが、これに限らず、剛性低減部は、円管部材を切り欠いた切欠部や、円管部材の周壁部を貫通する貫通孔等であってもよい。
以上説明したように、本発明に係るヘッドレストは、例えば、自動車の運転席用シートのシートバックに装着することができる。
本発明の実施形態に係るヘッドレストを有するシートの斜視図である。 ヘッドレストの取付部材の正面図である。 ヘッドレストの取付部材の側面図である。 ヘッドレストの取付部材の斜視図である。 (a)は、図4におけるA−A線断面図であり、(b)は、図4におけるB−B線断面図である。
符号の説明
1 ヘッドレスト
2 シート
4 シートバック(背もたれ)
11a 第1差し込み孔
12a 第2差し込み孔
20 取付部材
21 第1脚部
22 第2脚部
23 第1折り曲げ部
23a 第1潰し部(剛性低減部)
24 第2折り曲げ部
24a 第2潰し部(剛性低減部)

Claims (4)

  1. ヘッドレスト本体と、該ヘッドレスト本体をシートの背もたれに装着するための取付部材とを備えたヘッドレストであって、
    上記取付部材は、上記背もたれが有する第1差し込み孔及び第2差し込み孔にそれぞれ差し込まれる第1脚部及び第2脚部と、該第1脚部及び第2脚部を連結する連結部と、上記第1脚部及び上記第2脚部を互いに接離する方向に変位させるための剛性低減部とを有していることを特徴とするヘッドレスト。
  2. 請求項1に記載のヘッドレストにおいて、
    取付部材は、管部材を折り曲げ成形してなり、
    剛性低減部は、上記管部材の一部を潰してなることを特徴とするヘッドレスト。
  3. 請求項2に記載のヘッドレストにおいて、
    剛性低減部は、管部材の折り曲げ部を潰してなることを特徴とするヘッドレスト。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のヘッドレストにおいて、
    剛性低減部は、ヘッドレスト本体の内部に配置されていることを特徴とするヘッドレスト。
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