JP2009119227A - 聴力増強器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】人間の聴力は、聴覚器官の機能のみならず、耳の構造によっても影響を及ぼすが、一般的に耳の方向が顔の正面に向いている人は、正面から聞こえる音を良く聞きとることができる。しかし、耳の構造が側面を向いている人の場合には、前者と比べて聞きとりにくい為、このような人に容易な器具を用いることで、耳の方向を正面に傾けるようにすること。
【解決手段】本発明による器具は、メガネやサングラスのフレーム部分に接続させたり、耳の根元部分に引っ掛けたりすることで、容易に脱着が可能な耳の角度を調整するための器具を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明による器具は、メガネやサングラスのフレーム部分に接続させたり、耳の根元部分に引っ掛けたりすることで、容易に脱着が可能な耳の角度を調整するための器具を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、人の聴力を強化させる為の器具の分野に関する。
日常生活において、特に高齢者の方々には、相手の声が聞き取りにくい場合やテレビの音が聞こえないといった問題が起こっており、このような状況下では、相手に大きな声で話してもらったり、テレビのボリュームを大きくしたりして対応している。
著しく聴力が低下した場合では、補聴器を利用したり、話し相手のそばに近寄って聞く等の方法もある。
一般的に人間の耳の構造(ここで言う構造とは、聴覚システムの構造では無く、耳の形状をいう)は、千差万別と言っても良い。
大きな耳の人もいれば、耳が正面に向いて突出している人もいる。
このような人の場合には、比較的音を聞きやすい訳である。
大きな耳の人もいれば、耳が正面に向いて突出している人もいる。
このような人の場合には、比較的音を聞きやすい訳である。
一方、耳が小さい人や、耳が顔の側面に張り付いたような構造であったりした場合、先にご説明したような大きな耳を持つ人達と比べて、音を聞き取る力が弱い。
本発明は、このような人にも、容易に音を聞き取り易くするような器具を提供することである。
本発明は、このような人にも、容易に音を聞き取り易くするような器具を提供することである。
このような課題を解決するために、本発明は、日常生活において、例えば入浴時や睡眠時など、容易に取付や取外しが可能な構造でなくてはならない。
また、装着時には、利用者に圧迫感や違和感を与えないような物でなくてはならない。
また、装着時には、利用者に圧迫感や違和感を与えないような物でなくてはならない。
本発明による器具は、こうした問題点を排除した構造とし、耳の角度を、音が聞き取りたい方向に向かせることで、聴力を強化するための器具を提供する。
はじめに、メガネやサングラスを使っている人には、両サイドのフレームに装着し、帽子を被っている人には、帽子の両脇に装着することができる。何も使っていない人には、耳の付け根部分に引っ掛けるようにすることで、容易に装着が可能となる。
装着された発明品本体は、その装着部(付け根部分)より棒状の突起物を有しており、その突起物は、自由に折り曲げることが可能な構造である。
一例を挙げれば、ゴム等でコーティングされた針金のような構造である。
一例を挙げれば、ゴム等でコーティングされた針金のような構造である。
この突起物は、装着部より耳の後ろ側へ突出しており、耳の裏側に対して様々な形状に折り曲げることで、耳の裏側を押さえることができる。
このように耳の裏側を押さえる場合、利用者が音を聞きたいと考える方向に耳を向けることができるように自由に調整が可能となり、例えば正面からの音を捉えたい場合には、両方の耳を正面側へ傾斜させることで、使用前に比べて音を聞き取り易くなる。
次に、耳の裏側を押さえる際に、利用者が歩行中であったり、おじぎをしたりといった際に、押さえていた突起物が簡単にズレてしまわないように、螺旋状の形状を有した押さえ部を構成する等の工夫を凝らすことが望ましい。
さらには、講演会のように長時間、本発明器具を装着していなくてはならないような状況下では、押さえられていることから圧迫感を持ってしまう為、突起物の表面は柔らかい構造や汗などを吸収できるような素材を用いることも良い。
また、本発明器具の重量についても、できる限り軽量な物を選択することが望ましい。
本発明器具を用いることで、補聴器のようにバッテリーを気にしたり、機械の故障や価格が高いことから導入しにくいといった問題も容易に克服できる。
また、極度に聴力が低下している訳では無い方にも、必要に応じて簡単に利用することが可能な為、無駄に補聴器等を購入する必要も無い。
次に、見た目の雰囲気については、耳の裏側に本発明器具が隠れる構造の為に、周囲の人々から見ても、正面から良く見ない限り、違和感も少なく、仮に見えたとしても会話を聞いたりする間だけ角度を調整すれば良いことから、必要の無い場面では、手で器具の角度を戻すか、器具自体を取り外すことで、違和感を取り除くことも可能である。
次に、人それぞれが調節する角度が異なることから、固定された器具を用いた場合、その角度により効果にバラツキが出てしまうが、本発明器具は、突出部を自由自在に曲げることで、その角度を調節することが容易にできることから、各々の耳の形状に合った調節を行うことができる。
以下、本発明の器具を、実施例のイラスト図を参照しながら説明をする。
図1は、本発明器具の全体図である。
本実施例の図1において、1.本発明器具の装着部は、ワニクリップ方式の構造となっており、メガネのフレームや帽子の側面に挟み込むことが可能であり、また、1.本発明器具の装着部の周囲には、耳と顔との間の隙間にひっかかるように、そして容易に落下しないようにスポンジもしくはゴムのような素材で被服された構成となっており、仮にメガネや帽子等を使っていない状況でも落下しにくい。
本実施例の図1において、1.本発明器具の装着部は、ワニクリップ方式の構造となっており、メガネのフレームや帽子の側面に挟み込むことが可能であり、また、1.本発明器具の装着部の周囲には、耳と顔との間の隙間にひっかかるように、そして容易に落下しないようにスポンジもしくはゴムのような素材で被服された構成となっており、仮にメガネや帽子等を使っていない状況でも落下しにくい。
次に、2.装着部から突出した折り曲げ可能な棒は、1.本発明器具の装着部より突出した構造であり、その棒の内部には、針金状の金属棒もしくは形状記憶合金等のように、手で容易に折り曲げることが可能でかつ、極度に重くない素材を用いることが良い。
また、その周りには、ゴム状もしくは繊維等で被服された、柔らかい素材を用いることで、耳や顔の一部と接触した状態でも、違和感や痛み、痒み等を与えない素材を用いることが望ましい。
また、その周りには、ゴム状もしくは繊維等で被服された、柔らかい素材を用いることで、耳や顔の一部と接触した状態でも、違和感や痛み、痒み等を与えない素材を用いることが望ましい。
このような、本発明器具本体を実際にメガネフレームに装着したものが、図2のイメージ図である。
この図を参照すると、実際に3.メガネ本体に、4.本発明器具本体を装着した際の2.装着部から突出した折り曲げ可能な棒がフレーム先端にほぼ平行して突出している様子が判る。
この状態を基本として、各人の耳の形状や傾斜させたい角度等を、各個人が自由自在に折り曲げることで、自分に合った角度調整を行うことができる。
この図を参照すると、実際に3.メガネ本体に、4.本発明器具本体を装着した際の2.装着部から突出した折り曲げ可能な棒がフレーム先端にほぼ平行して突出している様子が判る。
この状態を基本として、各人の耳の形状や傾斜させたい角度等を、各個人が自由自在に折り曲げることで、自分に合った角度調整を行うことができる。
また、図2のイメージを基に、図3の本発明器具を装着したメガネをかけた際の側面図を見ると、実際に耳の裏側部分に対して、どのように装着されているのかが理解できる。
本実施例においては、2.装着部から突出した折り曲げ可能な棒は、螺旋を描きながら左右対称にうずまき構造を持っていて、各々が左右の耳を前面に押し出すようになっている。
本実施例においては、2.装着部から突出した折り曲げ可能な棒は、螺旋を描きながら左右対称にうずまき構造を持っていて、各々が左右の耳を前面に押し出すようになっている。
次に、図4のように本発明器具を装着した場合と未装着の比較した8.正面及び9.背面からのイメージ図を参照すると、先にご説明した図3の側面図に記載されていた、7.装着時の本発明器具の影響により、10.本発明器具を装着した側の耳の広がり幅と、11.本発明器具を装着しない側の耳の広がり幅が異なっていることがわかる。
即ち、10.本発明器具を装着した側の耳の広がり幅の方が広いことから、実際には、7.装着時の本発明器具は、6.耳の後部を前面へ押し出し、結果、7.耳が前面に傾斜していることとなる為、前方向からの音が聞き易いということになる訳である。
即ち、10.本発明器具を装着した側の耳の広がり幅の方が広いことから、実際には、7.装着時の本発明器具は、6.耳の後部を前面へ押し出し、結果、7.耳が前面に傾斜していることとなる為、前方向からの音が聞き易いということになる訳である。
本発明器具を導入することで、耳が遠くて音が聞こえにくい人には、簡単に自由自在に調節が可能な聴力をアップさせる器具を使うことで、聴こえにくさを解消させることができる。
1 本発明器具の装着部
2 装着部から突出した折り曲げ可能な棒
3 メガネ本体
4 本発明器具本体
5 装着時のメガネ
6 耳
7 装着時の本発明器具
8 正面
9 背面
10 本発明器具を装着した側の耳の広がり幅
11 本発明器具を装着しない側の耳の広がり幅
2 装着部から突出した折り曲げ可能な棒
3 メガネ本体
4 本発明器具本体
5 装着時のメガネ
6 耳
7 装着時の本発明器具
8 正面
9 背面
10 本発明器具を装着した側の耳の広がり幅
11 本発明器具を装着しない側の耳の広がり幅
Claims (4)
- メガネやサングラスのフレーム部分に接続させたり、耳の根元部分に引っ掛けたり、帽子に接続させることで、本発明品本体を固定させ、固定された付け根部分より、自由に曲げることが可能な棒状の突起物が、取付られた人の耳の構造に応じて、自由な角度を設けて、耳の裏側より自分が希望する方向に耳を向かせることができるように、本発明品の突起物を当てて押さえるることで、角度を調整させることを行うための器具。
- 請求項1の器具において、その棒状の突起物に形状記憶合金を用いて、利用者の耳の構造に合わせた突起物の形状を記憶させることができる器具。
- 請求項1又は2の器具において、耳を押さえる突起物と耳との圧迫感を和らげるために、棒状の突起物をスプリング状の形状を有した弾力性を持った構造とすることを特徴とした器具。
- 請求項1の器具において、耳を押さえる棒状の突起物の代わりに、立体構造を有する器具を用いて、耳の後ろ部分より角度を設けさせることが可能な器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007324001A JP2009119227A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 聴力増強器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007324001A JP2009119227A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 聴力増強器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009119227A true JP2009119227A (ja) | 2009-06-04 |
Family
ID=40812037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007324001A Pending JP2009119227A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 聴力増強器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009119227A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020138519A1 (ko) * | 2018-12-26 | 2020-07-02 | 임동혁 | 안경 고정수단이 구비된 수술용 모자 |
-
2007
- 2007-11-16 JP JP2007324001A patent/JP2009119227A/ja active Pending
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WO2020138519A1 (ko) * | 2018-12-26 | 2020-07-02 | 임동혁 | 안경 고정수단이 구비된 수술용 모자 |
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