JP3211781U - 電気音響製品の安定装置 - Google Patents
電気音響製品の安定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3211781U JP3211781U JP2017002309U JP2017002309U JP3211781U JP 3211781 U JP3211781 U JP 3211781U JP 2017002309 U JP2017002309 U JP 2017002309U JP 2017002309 U JP2017002309 U JP 2017002309U JP 3211781 U JP3211781 U JP 3211781U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible support
- support member
- electroacoustic product
- angle adjusting
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Headphones And Earphones (AREA)
Abstract
【課題】粘質の装着感の良さと、硬質の安定性とを整合して耳介に固定する構造の電気音響製品の安定装置であって、かつ使用上便利な電気音響製品の安定装置を提供する。【解決手段】音声発生装置1と、該音声発生装置の一方の側に回動自在に設けられて、該音声発生装置の角度の調整に供する角度調整部材2と、該角度調整部材の一方の側に位置を限定して形成される硬質固定部21と、該角度調整部材の該音声発生装置から離れた側の一端に接続し、使用者の耳介の軟骨の輪郭に応じて自在に変形して固定を行う可撓性支持部材3と、を具える。【選択図】図3
Description
この考案は電気音響製品の安定装置に関し、特に軟質耳栓の装着感の良さと硬質耳掛け用フックの安定性を兼ね備え、かつ角度の調整を行うことのできる電気音響製品安定装置置に関する。
イヤホンの使用率は高い。耳栓式のイヤホンの使い心地の良さに対する要求はますます高くなっている。このため、業者はイヤホンの耳掛け用フックを軟質の樹脂材に変更して、耳介の耳介軟骨上に固定するようにした。然しながら、係る軟質の樹脂材による耳掛け用フックは、耳介の耳介軟骨上に固定した場合、比較的不快感を覚えないものの、従来のプラスチック材による耳掛け用フックに比して固定強度が明らかに不足する。而も軟質の樹脂材と雖も、人それぞれに耳介軟骨の輪郭が若干異なるため、すべてのユーザーに対して一律確実に適用できるとは限らない。
上述する耳栓式イヤホンを使用する場合、次に掲げる問題、欠点が確かに存在し改善が望まれる。
1、 耳栓の材質が形状変化の能力を有しない。よって、それぞれの使用者の耳介の形状に対応することができない。
2、 軟質の耳栓は固定強度が不足するが、硬質の耳栓は皮膚の発炎を容易に招く。
3、 軟質の樹脂材による耳掛け用フックはサイズに制限があり、かつ付け換えて使用することができない。
1、 耳栓の材質が形状変化の能力を有しない。よって、それぞれの使用者の耳介の形状に対応することができない。
2、 軟質の耳栓は固定強度が不足するが、硬質の耳栓は皮膚の発炎を容易に招く。
3、 軟質の樹脂材による耳掛け用フックはサイズに制限があり、かつ付け換えて使用することができない。
したがって、上述する従来のイヤホンに係る問題、欠点を如何にして改善するかが、考案者と当業者の研究開発の目指すところである。
この考案は、粘質の装着感の良さと、硬質の安定性とを整合して耳介に固定する構造の電気音響製品の安定装置であって、かつ使用上便利な電気音響製品の安定装置を提供することを課題とする。
そこで、上述する課題を解決するために、本考案の電気音響製品の安定装置は音声発生装置と、該音声発生装置の一方の側に回動自在に設けられて、該音声発生装置の角度の調整に供する角度調整部材と、該角度調整部材の一方の側に位置を限定して形成される硬質固定部と、該角度調整部材の該音声発生装置から離れた側の一端に接続し、使用者の耳介の軟骨の輪郭に応じて自在に変形して固定を行う可撓性支持部材と、を具える。
上述する構成の電気音響製品の安定装置は、該可撓性支持部材が適宜に形状変化して使用者の耳介の軟骨の形状に合わせて固定され、耳介に密接し、角度を調整する角度調整部材が該音声発生装置に連結する。該可撓性支持部材が接触する位置は好ましい着装感が得られ、さらに該硬質固定部が音声発生装置の固定を強化し、音声発生装置の耳介への着装の安定性が高まる。軟質、硬質の連結による固定、支持方式によって音声発生装置を着装する安定性が増し、かつ回転させて角度を調整する機能を提供する。
図1から図3に開示するように、この考案は音声発生装置1と、角度調整部材2と、硬質固定部21と、可撓性支持部材3とを含んでなる。
音声発生装置1は、耳栓座11と、耳栓座11の一方の側に設ける連結部12と、連結部12の耳栓座11から離れた側に設ける電子デバイス13とを含むとともに、連結部12は後述する嵌合部22がずれることを防ぐためのストッパー部121を具える。
角度調整部材2は、音声発生装置1の一方の側に回動自在に設けられて音声発生装置1の角度の調整に供する。角度調整部材2の長手方向の一方の側には連結部12に着脱自在に嵌合する嵌合部22と、嵌合部22の一端の内側に形成される滑り止め部221とを具え、長手方向の他方の側には位置を限定して硬質固定部21を形成する。硬質固定部21の短手方向の一方の側には耳栓座11の外周縁部が係合する位置決め部211を形成する。また、硬質固定部21の一端には嵌挿部23を少なくとも1以上形成する。嵌挿部23は少なくとも1以上の係合溝231を含む。
可撓性支持部材3は、角度調整部材2の音声発生装置1から離れた側の一端に接続し、使用者の耳介の軟骨の輪郭に応じて自在に変形して固定を行う。可撓性支持部材3の一端には少なくとも1以上の係合部31を形成する。係合部31は、係合溝231に係合する少なくとも1以上のストッパーリブ311を含む。
また、可撓性支持部材3には、内部に可撓性支持部材3の形状変化能力を高める中空部32を形成する。
図1から図6に開示するように、この考案における音声発生装置1の基本構造は、外耳道入り口に挿入して密閉する耳栓座11を具え、耳栓座11の一方の側には柱状を呈し、角度調整部材2の連結に供する連結部12を介して電子デバイス13を設ける(音声発生装置1がイヤホンであれば、電子デバイス13はマイクロフォンであって、音声発生装置1が補聴器であれば、電子デバイスは音声を集める装置である。また、音声発生装置1がリアルタイム翻訳機であれば、電子デバイス13は音声を集める装置と翻訳装置である)。
角度調整部材2は、嵌合部22によって連結部12に支持する(連結方式は、着脱自在にC字状の嵌合部か、又は環状の嵌合部を嵌合する、凹凸の係合部を係合するなどの方式が挙げられるが、但し、これらに限定しない)とともに、ストッパー部121を設けることによって嵌合部22の位置が上下にずれることを防ぐ。また、滑り止め部221を形成することによって嵌合部22連結する位置が固定する。さらに、硬質固定部21の一方の側には、耳栓座11の外周縁部が係合して支持する切り欠き状の位置決め部211を形成する。
実際に操作する場合、使用者は音声発生装置1を手に持ち、耳栓座11を外耳道入り口に挿入し、同時に可撓性支持部材3を耳介の内側に置く。また、可撓性支持部材3の形状変化の特性を利用し、かつ使用者の耳介の耳介軟骨の輪郭に合わせて可撓性支持部材3の湾曲度を自由に調整する。可撓性支持部材3の内部には、半月状、又はハニカム状などのフレーム状の中空部32が形成されるため、極めて好ましい形状変化能力を具える。
可撓性支持部材3を暫時位置決めした後、角度調整部材2を利用して音声発生装置1を回転させ、可撓性支持部材3を相対的に回転させる。よって、使用者が可撓性支持部材3を調整して耳介の内側に接触させるために便利であって、耳介に固定した場合の装着感の良さを大幅に高めることができる。また、硬質固定部21によって音声発生装置1と可撓性支持部材3との相対的な位置関係を安定させる。このため使用者の動作によって音声発生装置1が外れて落ちることを防ぐ。
また、可撓性支持部材3は適宜な形状に変化するが、但し、人と人の個体の差異を全てカバーすることは難しい。このため可撓性支持部材3のサイズの問題が発生する。即ち、如何に調整しようと最適の固定は得られないことになる。この問題に対し、この考案においてはC字状の形状をした嵌合部22を用いることで音声発生装置1を固定する。而も取り外しに便利という効果も得られる。可撓性支持部材3は、係合部31を硬質固定部21の嵌挿入部23に嵌挿する以外に、ストッパーリブ311が係合溝231に係合し、かつ可撓性支持部材3の材質自身が摩擦力を有することで、内外から同時に硬質固定部21を固定する。したがって、連結の強度と取り外しの便利さとを兼ね備える。このため、使用者に異なるサイズの可撓性支持部材3を提供するだけで、上述する問題を解決できる。
図7に他の実施の形態を開示する。図面の開示から明らかなように、この実施の形態は、上述した実施の形態とほぼ同様であるが、音声発生装置1aが補聴器であって、電子デバイス13aは音声を集める装置と拡声器(リアルタイム翻訳機などの電子音響製品であってもよい)であり、同様に角度調整部材2aと可撓性支持部材3aを利用して、硬質と軟質を兼ね備えた固定の効果を達成する。
1、1a 音声発生装置
11 耳栓座
12 連結部
121 ストッパー部
13、13a 電子デバイス
2、2a 角度調整部材
21 硬質固定部
211 位置決め部
22 嵌合部
221 滑り止め部
23 嵌挿部
231 係合溝
3、3a 可撓性支持部材
31 係合部
311 ストッパーリブ
32 中空部
11 耳栓座
12 連結部
121 ストッパー部
13、13a 電子デバイス
2、2a 角度調整部材
21 硬質固定部
211 位置決め部
22 嵌合部
221 滑り止め部
23 嵌挿部
231 係合溝
3、3a 可撓性支持部材
31 係合部
311 ストッパーリブ
32 中空部
Claims (6)
- 音声発生装置と、
該音声発生装置の一方の側に回動自在に設けられて、該音声発生装置の角度の調整に供する角度調整部材と、
該角度調整部材の一方の側に位置を限定して形成される硬質固定部と、
該角度調整部材の該音声発生装置から離れた側の一端に接続し、使用者の耳介の軟骨の輪郭に応じて自在に変形して固定を行う可撓性支持部材と、を具えることを特徴とする電気音響製品の安定装置。 - 前記音声発生装置が耳栓座と、該耳栓座の一方の側の連結部と、該連結部の該耳栓座から離れた側に設ける電子デバイスとを含み、
該角度調整部材が該連結部に着脱自在に嵌合して支持する嵌合部を含み、
該連結部が、該嵌合部の位置が上下にずれることを防ぎ、かつ少なくとも1以上の滑り止め部が形成されたストッパー部を含むこと特徴とする請求項1に記載の電気音響製品の安定装置。 - 前記可撓性支持部材の内部に、該可撓性支持部材の形状変化能力を高める中空部を形成することを特徴とする請求項1に記載の電気音響製品の安定装置。
- 前記硬質固定部の一方の側には、該耳栓座の外周縁部が係合して支持する切り欠き状の位置決め部を形成すること特徴とする請求項2に記載の電気音響製品の安定装置。
- 前記硬質固定部の一端には嵌挿部を少なくとも1以上形成し、該可撓性支持部材の一端には該嵌挿部に係合する少なくとも1以上の係合部を形成し、該嵌挿部は少なくとも1以上の係合溝を含み、該係合部は、該係合溝に係合する少なくとも1以上のストッパーリブを含むこと特徴とする請求項1に記載の電気音響製品の安定装置。
- 前記音声発生装置が、イヤホンか、補聴器か、又はリアルタイム翻訳機の内の一つであること特徴とする請求項1に記載の電気音響製品の安定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002309U JP3211781U (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | 電気音響製品の安定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002309U JP3211781U (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | 電気音響製品の安定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3211781U true JP3211781U (ja) | 2017-08-03 |
Family
ID=59498760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017002309U Expired - Fee Related JP3211781U (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | 電気音響製品の安定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211781U (ja) |
-
2017
- 2017-05-24 JP JP2017002309U patent/JP3211781U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10212525B2 (en) | Universal earpiece | |
US10009680B2 (en) | Retaining structure for an earpiece | |
US9955249B2 (en) | Earpiece with movable joint | |
US8428289B2 (en) | Headphone adaptation and positioning device | |
US10003878B2 (en) | In-the-ear earphone, its variations and methods of wearing the earphone | |
TWM544746U (zh) | 自由調節的人體工學骨導耳機架及其骨導耳機 | |
US9584897B2 (en) | In-the-ear earphone, its variations and methods of wearing the earphone | |
TW200403980A (en) | Earmold for improved retention of coupled device | |
JPWO2009116272A1 (ja) | 骨伝導スピーカ及びそれを用いた聴取装置 | |
JP2010530659A (ja) | 改良されたイヤーピース | |
US10687138B2 (en) | Conformable headset earloop for stability and comfort | |
CN217011123U (zh) | 骨传导耳机 | |
EP3731536B1 (en) | Auricular structure using skirt attachment | |
US9973841B2 (en) | Earbud set, and hearing aid and earphone using same | |
WO2024103725A1 (zh) | 耳机 | |
JP3211781U (ja) | 電気音響製品の安定装置 | |
CN111935582B (zh) | 一种可变式自适应耳机壳及应用其的耳塞装置、助听设备 | |
US20120002834A1 (en) | Earbud Headset Positioning Device | |
JP2023502020A (ja) | 耳整形機構 | |
CN219960811U (zh) | 一种能实现互换扩展的头戴式耳机 | |
JP2000115876A (ja) | イヤホン | |
CN217116341U (zh) | 耳罩结构及头戴式耳机 | |
JPH05316583A (ja) | 外耳道挿入型イヤピース | |
JP2013058880A (ja) | 既製耳あな型補聴器 | |
WO2024090030A1 (ja) | 骨伝導スピーカユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3211781 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |