JP2009117500A - 有機el素子 - Google Patents

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【課題】高い光取り出し効率と外光反射によるコントラスト低下の回避を両立させる構成を持つ有機EL素子を提供する。
【解決手段】陽極及び陰極が光透過性を持つ電極よりなる有機EL素子において、一方の電極3の外側に光反射吸収層2が形成され、該電極3と該光反射吸収層2の形成する界面が素子の発光波長に対して1%以上10%以下の反射率、及び90%以上99%以下の吸収率を持ち、且つ素子の発光層4から該電極3と該光反射吸収層2の界面までの光学距離が発光波長の概略1/4に調整され、発光層4から光取り出し方向の電極5と外界の界面までの光学距離が発光波長の概略1/16又は1/4に調整されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は有機EL素子において、高い光取り出し効率と外光反射によるコントラスト低下の回避を両立させる素子構成に関するものである。
有機EL素子の光取り出し効率を向上させる手法として、一方の電極にAgやAlなどの高反射層を組み合わせ、且つ素子の膜厚を発光波長に応じて調整している。これにより、光取り出し側への放射光と反射層による反射光の位相を同期させて光学干渉効果を利用する手法が開示されている(特許文献1)。
しかし、このような手法では高反射層による外光反射が大きいため、実用に供するには外光反射低減手法との組み合わせが必須となる。この手法としては、例えば円偏光板を用いた外光反射低減手法が挙げられる。しかし、外光反射が低減できる代わりに、素子の光取り出し効率が半分以下になるというデメリットがある。
もう1つの光取り出し効率向上の手法として、高反射層ではなく光吸収層を用いることで外光反射低減を行ない、実用に供する際に問題となる先述の円偏光板による光取り出し効率低下を回避する手法が開示されている(特許文献2、3、4、5、6)。
特開2000−323277号公報 特開2005−310799号公報 特開2004−303481号公報 特開2002−198185号公報 特開2002−033185号公報 特開2000−040591号公報
しかし、光吸収層を用いる手法では反射層による光学干渉効果を用いることが出来ないというデメリットがある。
本発明は前記の課題を解決するもので、高い光取り出し効率と外光反射によるコントラスト低下の回避を両立させる構成を持つ有機EL素子を提供する。
上記課題を解決するための手段として、本発明は、
陽極及び陰極が光透過性を持つ電極よりなる有機EL素子において、
一方の電極の外側に光反射吸収層が形成され、該電極と該光反射吸収層の形成する界面が素子の発光波長に対して1%以上10%以下の反射率、及び90%以上99%以下の吸収率を持ち、且つ素子の発光層から該電極と該光反射吸収層の界面までの光学距離が発光波長の概略1/4に調整され、発光層から光取り出し方向の電極と外界の界面までの光学距離が発光波長の概略1/16又は1/4に調整されていることを特徴とする。
本発明によれば、外光反射を実用に供することの出来る程度に抑えながら、高い光取り出し効率を達成することが出来る。
以下に、本発明をより詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態にかかる有機EL素子の構成の一例を示す。有機EL素子は
基板1上に形成されており、光透過性を持つ電極3、5を具備する。電極3の外側に光反射吸収層2が形成されており、電極3と光反射吸収層2の形成する界面による反射率は、素子の発光波長に対して1%以上10%以下、吸収率は90%以上99%以下である。素子の発光層4から電極3と光反射吸収層2の界面までの光学距離が発光波長の概略1/4に調整され、発光層4から光取り出し方向の電極5と外界の界面までの光学距離が発光波長の概略1/16又は1/4に調整されている。
すなわち、本発明は光吸収特性に加えて所望の光反射特性を持つ光反射吸収層を有機EL素子に導入することで光学干渉効果を共存させ、外光反射によるコントラスト低下を回避しながら、高い光取り出し効率を両立させるものである。
図2に光学干渉効果を利用した有機EL素子において、光反射吸収層の反射率と光取り出し効率の相関について検討を行った結果を示す。なお、光学干渉効果を利用するには、光取り出し側電極方向へ照射される発光と、光反射吸収層で反射されて光取り出し側電極へ向かう発光の位相が揃うようにすればよい。そのため、本発明では、素子の発光層から電極と該光反射吸収層の界面までの光学距離を発光波長の概略1/4に調整し、発光層から光取り出し方向の電極と外界の界面までの光学距離を発光波長の概略1/16又は1/4に調整した。
ここで発光波長の概略1/16が好適なのは、原理上は発光波長の0倍で位相が揃うが、実際には発光波長の1/16程度でも充分に高い光取り出し効率を達成出来るという検討結果に基づく。このとき、反射率の高い電極を用いた場合の発光強度を1.0とすると、反射率が無視できるほど小さい場合には光学干渉効果を利用できないため、その強度は0.35となる。しかし、反射層を導入することで光取り出し効率は急激に増加し、反射率が3%である光反射吸収層を導入した場合には発光強度は0.54となる。
一般に円偏光板の反射率は表面反射により3〜5%程度存在する。また、反射率の高い電極を用いた素子に円偏光板を組み合わせた場合の光取り出し効率は0.48程度である。このことから、光吸収層による外光反射低減と光反射層による光学干渉効果の導入を共存させることで、高反射電極+円偏光板の構成を凌ぐ特性を持つ素子を得ることが出来る。
図2の相関関係において、実際の素子に応用してメリットがあるのは、反射率の増加割合(傾き1)に対して光取り出し強度がそれ以上の増加割合(傾き1以上)を満たす場合である。これは光反射吸収層の反射率が10%以下の場合である。逆に反射率が小さすぎる場合には光学干渉を用いることが出来ない。検討の結果、1%以上の反射率を持つ素子においては光学干渉が効果的に寄与することがわかっている。
また、反射されない光は一般に散乱や吸収の過程を経るが、散乱は背景輝度を増加させることでコントラストを低下させる原因となる。そのため、光反射吸収層の吸収率は90%以上99%以下であることが望ましい。
このような構成を持つ有機EL素子とすることで、外光反射を実用に供することの出来る程度に抑えながら、高い光取り出し効率を達成することが出来る。
光透過性を持つ電極3、5としてはITOやIZOといった透明導電膜が好適である。電極3と光反射吸収層2の界面による反射率は、より好適には3%以上5%以下、吸収率は95%以上97%以下であり、反射率調整剤としてスチレンを共重合させたアクリル樹脂にカーボンブラックを分散させたものなどが好適である。なお、光透過性を持つ電極の材料及び光反射吸収層の材料としては両者の屈折率が異なる構成であれば良く、この例に限定されるものではない。
以下に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。以下に示す具体例は、本発明にかかる最良の実施形態の一例ではあるが、本発明はかかる具体的形態に限定されるものではない。
<実施例1>
本実施例は、単層からなる光反射吸収層(図1の構成)を持つ素子を作製した。
ポジ型アクリル樹脂レジスト(JSR)にスチレンモノマー(キシダ化学)を5wt%添加し、更にカーボンブラック(東海カーボン:平均粒径14nm)を10wt%添加したものを用意した。これを大きさ15mm×15mm、厚み0.7mmの無アルカリガラス上にスピンコート法で約0.8μmの膜厚に塗布した。これを200℃で60分、N2還流下でベークすることで光反射吸収層2を形成した。
これに光透過性電極3としてITO薄膜をスパッタにより120nmの膜厚で図5の符号3と同形状にマスク成膜した。このときの光反射吸収層2と光透過性電極3の界面が寄与する光反射率は約3%、光吸収率は約97%である。
このようにして得られた基板上に有機層を真空蒸着法により全面に形成した。蒸着は順にCuPcを10nm、α−NPDを10nm、Alq3とCoumarin540の95:5の共蒸着層を20nm、Alq3を5nm、Alq3とCs2CO3の95:5の共蒸着層を10nmの膜厚に形成した。ここでAlq3とCoumarin540の95:5の共蒸着層は発光を生じる領域であり、発光層4に相当する。
更にその上に光透過性電極5としてITO薄膜をスパッタにより20nmの膜厚で図5の符号5と同形状にマスク成膜した。
なお、この場合の発光層4から光反射吸収層2と光透過性電極3の界面までの光学距離は140nmであり、発光波長の概略1/4となっている。また、発光層4から光取り出し方向の光透過性電極5と外界の界面までの光学距離は35nmであり、発光波長の概略1/16となっている。
この素子に光透過性電極3を陽極、光透過性電極5を陰極として1mAの電流を印加することにより、発光を確認することができる。
<実施例2>
本実施例は、二層からなる光反射吸収層(図3の構成)を持つ素子を作製した。
ポジ型アクリル樹脂レジスト(JSR)にカーボンブラック(東海カーボン:平均粒径14nm)を10wt%添加したものを用意した。これを大きさ15mm×15mm、厚み0.7mmの無アルカリガラス上にスピンコート法で約0.8μmの膜厚に塗布した。これを500℃で60分、N2還流下で焼成することで光吸収層2aを形成した。
この上にポジ型アクリル樹脂レジスト(JSR)にスチレンモノマー(キシダ化学)を5wt%添加したものをスピンコート法で約0.1μmの膜厚に塗布した。これを200℃で60分、N2還流下でベークすることで光反射層2bを形成した。
これに光透過性電極3としてITO薄膜をスパッタにより120nmの膜厚で図5の符号3と同形状にマスク成膜した。このときの光反射層2bと光透過性電極3の界面が寄与する光反射率は約3%、光吸収率は約97%である。
このようにして得られた基板上に有機層を真空蒸着法により全面に形成した。蒸着は順にCuPcを10nm、α−NPDを10nm、Alq3とCoumarin540の95:5の共蒸着層を20nm、Alq3を5nm、Alq3とCs2CO3の95:5の共蒸着層を10nmの膜厚に形成した。ここでAlq3とCoumarin540の95:5の共蒸着層は発光を生じる領域であり、発光層4に相当する。
更にその上に光透過性電極5としてITO薄膜をスパッタにより20nmの膜厚で図5の符号5と同形状にマスク成膜した。
なお、この場合の発光層4から光反射吸収層2と光透過性電極3の界面までの光学距離は140nmであり、発光波長の概略1/4となっている。また、発光層4から光取り出し方向の光透過性電極5と外界の界面までの光学距離は35nmであり、発光波長の概略1/16となっている。
この素子に光透過性電極3を陽極、光透過性電極5を陰極として1mAの電流を印加することにより、発光を確認することができる。その発光強度は実施例1とほぼ同一である。
<実施例3>
本実施例は、光反射吸収層が電極を兼ねる、つまり光反射吸収電極を有する素子(図4の構成)を作製した。
大きさ15mm×15mm、厚み0.7mmの無アルカリガラス上に導電性を持つ光反射吸収層2としてカーボン膜を蒸着により120nmの膜厚で図5の符号3と同形状にマスク成膜した。なお、カーボン膜上にα−NPDを100nmの膜厚に蒸着し、その界面が寄与する光反射率を求めると約5%、光吸収率は約95%となる。
このようにして得られた基板上に有機層を真空蒸着法により全面に形成した。蒸着は順にV25を10nm、CuPcを10nm、α−NPDを120nm、Alq3とCoumarin540の95:5の共蒸着層を20nm、Alq3を5nm、Alq3とCs2CO3の95:5の共蒸着層を10nmの膜厚に形成した。ここでAlq3とCoumarin540の95:5の共蒸着層は発光を生じる領域であり、発光層4に相当する。
更にその上に光透過性電極5としてITO薄膜をスパッタにより20nmの膜厚で図5の符号5と同形状にマスク成膜した。
なお、この場合の発光層4から光反射吸収層2までの光学距離は140nmであり、発光波長の概略1/4となっている。また、発光層4から光取り出し方向の光透過性電極5と外界の界面までの光学距離は35nmであり、発光波長の概略1/16となっている。
この素子に光透過性電極3を陽極、光透過性電極5を陰極として1mAの電流を印加することにより、発光を確認することができる。その発光強度は実施例1とほぼ同一である。
<比較例1>
本比較例は、光反射を考慮しない素子を作製した。
ポジ型アクリル樹脂レジスト(JSR)にカーボンブラック(東海カーボン:平均粒径14nm)を10wt%添加したものを用意した。これを大きさ15mm×15mm、厚み0.7mmの無アルカリガラス上にスピンコート法で約0.8μmの膜厚に塗布した。これを200℃で60分、N2還流下でベークすることで光吸収層を形成した。
これに光透過性電極としてITO薄膜をスパッタにより30nmの膜厚で図5の符号3と同形状にマスク成膜した。
このようにして得られた基板上に有機層を真空蒸着法により全面に形成した。蒸着は順にCuPcを10nm、α−NPDを10nm、Alq3とCoumarin540の95:5の共蒸着層を20nm、Alq3を20nm、Alq3とCs2CO3の95:5の共蒸着層を20nmの膜厚に形成した。ここでAlq3とCoumarin540の95:5の共蒸着層は発光層である。
更にその上にITO薄膜をスパッタにより30nmの膜厚で図5の符号5と同形状にマスク成膜した。
なお、この場合の発光層から光吸収層とITO薄膜の界面までの光学距離は50nmであり、発光波長の概略1/4を満たしていない。また、発光層から光取り出し方向のITO薄膜と外界の界面までの光学距離は70nmであり、発光波長の概略1/16及び1/4のいずれも満たしていない。
光吸収層側のITO薄膜を陽極、光取り出し側のITO薄膜を陰極として1mAの電流を印加することにより、発光を確認することができる。
<比較例2>
本比較例は、光反射率の高い層を導入し、光学干渉を用いた素子を作製した。
大きさ15mm×15mm、厚み0.7mmの無アルカリガラス上にAlを蒸着により100nmの厚みで図5の符号3と同形状にマスク成膜した。更にその上にITO薄膜をスパッタにより120nmの膜厚で図5の符号3と同形状にマスク成膜した。このときのAl層とITO薄膜の境界の寄与する光反射率は約93%、光吸収率は約7%である。
このようにして得られた基板上に有機層を真空蒸着法により全面に形成した。蒸着は順にCuPcを10nm、α−NPDを10nm、Alq3とCoumarin540の95:5の共蒸着層を20nm、Alq3を5nm、Alq3とCs2CO3の95:5の共蒸着層を10nmの膜厚に形成した。ここでAlq3とCoumarin540の95:5の共蒸着層は発光層である。
更にその上にITO薄膜をスパッタにより20nmの膜厚で図5の符号5と同形状にマスク成膜した。
なお、この場合の発光層からAl層とITO薄膜の界面までの光学距離は140nmであり、発光波長の概略1/4となっている。また、発光層から光取り出し方向のITO薄膜と外界の界面までの光学距離は35nmであり、発光波長の概略1/16となっている。
Al層側のITO薄膜を陽極、光取り出し側のITO薄膜を陰極として1mAの電流を印加することにより、発光を確認することができる。
これら実施例1、比較例1、2で作製した素子の発光強度をグラフ化したものを図2に示す。図2において、反射率の高い電極を用いた比較例2の場合の発光強度を1.0とすると、反射を考慮しない比較例1の場合には光学干渉効果を利用しないため、その強度は0.35となる。一方、反射率が3%である光反射吸収層を導入した実施例1の場合には発光強度は0.54となる。
一般に円偏光板の反射率は表面反射により3〜5%程度存在する。また、反射率の高い電極を用いた素子に円偏光板を組み合わせた場合の光取り出し効率は0.48程度である。このことから、光吸収層による外光反射低減と光反射層による光学干渉効果の導入を共存させることで、高反射電極+円偏光板の構成を凌ぐ特性を持つ素子を得ることが出来る。
なお、これら実施例はTFT駆動による表示素子においても各画素が同構成であれば有効に作用するため、実際の表示素子にも応用できるものである。
本発明の有機EL素子の構成の一例を示す図である。 光反射吸収層の反射率と素子の光取り出し効率の相関のグラフである。 本発明の有機EL素子の構成の一例を示す図である。 本発明の有機EL素子の構成の一例を示す図である。 本発明の有機EL素子の構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 基板
2 光反射吸収層
2a 光吸収層
2b 光反射層
3、5 光透過性電極
4 発光層

Claims (3)

  1. 陽極及び陰極が光透過性を持つ電極よりなる有機EL素子において、
    一方の電極の外側に光反射吸収層が形成され、該電極と該光反射吸収層の形成する界面が素子の発光波長に対して1%以上10%以下の反射率、及び90%以上99%以下の吸収率を持ち、且つ素子の発光層から該電極と該光反射吸収層の界面までの光学距離が発光波長の1/4に調整され、発光層から光取り出し方向の電極と外界の界面までの光学距離が発光波長の1/16又は1/4に調整されていることを特徴とする有機EL素子。
  2. 該光反射吸収層は少なくとも光反射層と光吸収層の二層を含み、該電極と該光反射層の形成する界面が素子の発光波長に対して1%以上10%以下の反射率を持ち、該光反射層と光吸収層の形成する界面が素子の発光波長に対して90%以上99%以下の吸収率を持つことを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  3. 一方の電極は有機層との界面が素子の発光波長に対して1%以上10%以下の反射率、及び90%以上99%以下の吸収率を持つ光反射吸収電極であり、素子の発光層から該光反射吸収電極までの光学距離が発光波長の1/4に調整され、発光層から光取り出し方向の電極と外界の界面までの光学距離が発光波長の1/16又は1/4に調整されていることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
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