JP2009117206A - 面光源装置及び画像表示装置 - Google Patents
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【課題】 色ムラの低減を図る。
【解決手段】 発光ダイオード13から出射された光を導き出光面6aと出光促進面6cを有する導光板6と、導光板の外周面6eと発光ダイオードパッケージ12の封止部15とに対向して位置され光を導光板へ導く中間導光部10とを設け、発光ダイオードパッケージを導光板の厚み方向に離隔して配置し、中間導光部に全反射面10cを形成し、導光板の屈折率をn、導光板の厚みをL1、出光促進面と該出光促進面に最も近い側に配置された発光ダイオードとの距離をL2、出光促進面に最も近い側に配置された発光ダイオードと全反射面で内面反射された光が導光板の出光促進面に達した位置との距離をL3、発光ダイオードの導光板の厚み方向における幅をL4としたときに、距離L3が、L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}かつL3>L2・tan{sin−1(1/n)}を満足するようにした。
【選択図】 図4
【解決手段】 発光ダイオード13から出射された光を導き出光面6aと出光促進面6cを有する導光板6と、導光板の外周面6eと発光ダイオードパッケージ12の封止部15とに対向して位置され光を導光板へ導く中間導光部10とを設け、発光ダイオードパッケージを導光板の厚み方向に離隔して配置し、中間導光部に全反射面10cを形成し、導光板の屈折率をn、導光板の厚みをL1、出光促進面と該出光促進面に最も近い側に配置された発光ダイオードとの距離をL2、出光促進面に最も近い側に配置された発光ダイオードと全反射面で内面反射された光が導光板の出光促進面に達した位置との距離をL3、発光ダイオードの導光板の厚み方向における幅をL4としたときに、距離L3が、L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}かつL3>L2・tan{sin−1(1/n)}を満足するようにした。
【選択図】 図4
Description
本発明は面光源装置及び画像表示装置についての技術分野に関する。詳しくは、発光ダイオードパッケージと導光板との間に全反射面が形成された中間導光部を設けて色ムラの低減を図る技術分野に関する。
光源として発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を用いて照明を行う面光源装置がある。面光源装置は、例えば、光源を直接照明として利用し照明機器として使用されたり、光源をバックライト照明として利用しテレビジョン受像器やパーソナルコンピューター等の画像表示装置に使用される。
このような画像表示装置には、例えば、液晶パネルが画像を表示する表示パネルとして用いられた液晶表示装置がある。
液晶表示装置にあっては、液晶パネルが自発光型のディスプレイではないため、液晶パネルに対して背面側から光を照射する光源を有する面光源装置が配置されている。従って、面光源装置は液晶パネルに背面側から光を照射するバックライト装置として用いられる。
バックライト装置として用いられた面光源装置には、導光板を有し該導光板の側方に光源が配置され該光源から出射された光を導光板によってその厚み方向に直交する方向へ導いて表示パネルへ向けて照射する所謂サイドエッジ型と称されるタイプと、表示パネルの背面側に光源が配置され該光源から出射された光を表示パネルへ向けて照射する所謂直下型と称されるタイプとが存在する。
サイドエッジ型の面光源装置にあっては、導光板の側方に発光ダイオードが配置され表示パネルの背面側には発光ダイオードが配置されないため、画像表示装置の薄型化を図ることができる。
このようなサイドエッジ型の面光源装置には、導光板の側方に該導光板の厚み方向に離隔して複数段の発光ダイオードパッケージが配置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下に、導光板の厚み方向に離隔して複数段の発光ダイオードパッケージが配置されたサイドエッジ型のバックライト装置として用いられた従来の面光源装置の一例を示す(図27参照)。
面光源装置aは図示しない液晶パネルの背面側に配置されている。
面光源装置aは導光板b、反射板c及び複数の発光ダイオードパッケージd、d、・・・を有している。
導光板bは、透明材料によって平板状に形成され、液晶パネルの背面に対向した状態で配置されている。導光板bの液晶パネルと対向する面は出光面eとして形成され、該出光面eの反対側の面は出光促進面fとして形成されている。出光促進面fには、例えば、導光板bに入射された光を散乱させるドットパターンg、g、・・・が形成されている。
反射板cは導光板bの出光促進面fに対向した状態で配置されている。
発光ダイオードパッケージd、d、・・・は、導光板bの厚み方向に離隔して2段で配置され導光板bの側面hに対向する位置に該側面hの長手方向に離隔した状態で配置されている。発光ダイオードパッケージdは、光源として用いられた発光ダイオードiと該発光ダイオードiが配置されたパッケージ本体jとを有し、該パッケージ本体jには発光ダイオードiを配置する配置凹部kが形成されている。パッケージ本体jの配置凹部kには、発光ダイオードiを封止する封止樹脂lが充填されている。
発光ダイオードパッケージdには発光ダイオードiに通電するための端子m、mが設けられ、該端子m、mの一部がパッケージ本体jから突出されている。端子m、mは発光ダイオードパッケージdの駆動回路が形成された基板nに接続されている。
発光ダイオードパッケージd、d、・・・はそれぞれ封止樹脂l、l、・・・が導光板bの側面hに対向した状態とされている。
面光源装置aにおいて、発光ダイオードiから光が出射されると、出射された光は封止樹脂lを透過されて導光板bに入射され、該導光板bの出光面eで内面反射されて発光ダイオードパッケージdから離隔する方向へ導かれる。このとき導光板bの出光促進面fに形成されたドットパターンg、g、・・・に達した光は該ドットパターンg、g、・・・によって散乱されて導光板bから液晶パネルへ向けて出光される。ドットパターンg、g間に達した光は反射板c側へ一旦出光され、該反射板cによって反射されて再び導光板bに入射され、内面反射又はドットパターンg、g、・・・による散乱が行われる。
光の出射時においては、導光板bの発光面e側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光のうち、光軸Pより出光面e側へ出射された光は、図28に示すように、出光面eで内面反射され出光促進面fに達する。このとき出光促進面fにおける光の照射領域は、発光ダイオードパッケージdから稍離隔した位置Paが領域の外周となる照射領域Saとされる。
導光板bの発光面e側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光のうち、光軸Pより出光促進面f側へ出射された光は、図29に示すように、出光促進面fに達する。このとき出光促進面fにおける光の照射領域は、発光ダイオードパッケージdから稍離隔した位置Pbが領域の外周となる照射領域Sbとされる。
導光板bの発光促進面f側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光のうち、光軸Pより出光面e側へ出射された光は、図30に示すように、出光面eで内面反射され出光促進面fに達する。このとき出光促進面fにおける光の照射領域は、発光ダイオードパッケージdから離隔した位置Pcが領域の外周となる照射領域Scとされる。
導光板bの発光促進面f側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光のうち、光軸Pより出光促進面f側へ出射された光は、図31に示すように、出光促進面fに達する。このとき出光促進面fにおける光の照射領域は、発光ダイオードパッケージdに近い位置Pdが領域の外周となる照射領域Sdとされる。
ところが、上記した従来の面光源装置aにあっては、導光板bの発光面e側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光については、光軸Pより出光面e側へ出射された光の照射領域Saと光軸Pより出光促進面f側へ出射された光の照射領域Sbとが略同じ領域であるが、導光板bの発光促進面f側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光については、光軸Pより出光面e側へ出射された光の照射領域Scと光軸Pより出光促進面f側へ出射された光の照射領域Sdとが大きく異なる領域とされている。
従って、導光板bの発光面e側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射される光と導光板bの発光促進面f側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射される光の色域が異なる場合には、出光面e側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光によって形成される輝度分布と出光促進面f側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光によって形成される輝度分布とが大きく異なってしまい、顕著な色ムラが発生してしまうと言う問題がある。
尚、上記した色域が異なる場合とは、例えば、赤色、緑色、青色のように色域が異なる場合の他、白色発光ダイオードの製造バラツキに起因して白色の中で色域が異なる場合をも含む。
そこで、本発明面光源装置及び画像表示装置は、上記した問題点を克服し、色ムラの低減を図ることを課題とする。
面光源装置は、上記した課題を解決するために、光源として用いられた発光ダイオードと該発光ダイオードが配置されたパッケージ本体と該パッケージ本体に配置された前記発光ダイオードを封止する封止部とを有する複数の発光ダイオードパッケージを設け、前記発光ダイオードから出射された光が前記封止部を透過されて出光され、前記発光ダイオードから出射された光を厚み方向に直交する方向に導くと共に厚み方向における一方の面が前記発光ダイオードから出射された光を出光する出光面として形成され該出光面の反対側に位置する他方の面が前記発光ダイオードから出射された光を散乱し前記出光面へ導く出光促進面として形成された導光板と、前記発光ダイオードパッケージと前記導光板の外周面との間に配置され反対側に位置する第1の面と第2の面がそれぞれ前記導光板の外周面と前記発光ダイオードパッケージの前記封止部とに対向して位置されると共に前記発光ダイオードから出射され前記封止部を透過された光が入射され該入射された光を前記導光板へ導く中間導光部とを設け、前記複数の発光ダイオードパッケージが前記導光板の少なくとも厚み方向に離隔して配置され、前記導光板の前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの発光ダイオードから出射される光を前記導光板へ導く前記中間導光部には、前記第1の面と前記第2の面の間に位置し前記導光板の前記出光面側に配置された前記発光ダイオードパッケージ側を向く全反射面が形成され、前記導光板の屈折率をnとし、前記導光板の厚みをL1とし、前記導光板の前記出光促進面と該出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードとの距離をL2とし、前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードと該発光ダイオードから出射され前記全反射面で内面反射された光が前記導光板の前記出光促進面に達した位置との距離をL3とし、前記発光ダイオードの前記導光板の厚み方向における幅をL4としたときに、前記距離L3が、L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}かつL3>L2・tan{sin−1(1/n)}を満足するようにしたものである。
従って、面光源装置にあっては、中間導光部の全反射面に達した光が導光板の出光促進面へ向けて内面反射される。
上記面光源装置においては、全反射面に達した光を出光促進面の任意の位置に向けてより効果的に反射させるために、前記中間導光部の前記全反射面を前記発光ダイオードパッケージから前記導光板に近付くに従って該導光板の前記出光促進面から離隔するように形成することが望ましい。
また、面光源装置においては、前記中間導光部と前記導光板を一体に形成することが可能である。
さらに、面光源装置においては、前記中間導光部と前記発光ダイオードパッケージの前記封止部とを一体に形成することが可能である。
面光源装置においては、光の利用効率の向上のため、前記中間導光部の前記第1の面を前記導光板の前記外周面に密着させるようにすることが可能である。
また、光の利用効率の向上のために、前記中間導光部の前記第2の面を前記発光ダイオードパッケージの前記封止部に密着させるようにすることも可能である。
加えて、面光源装置において、前記発光ダイオードパッケージを前記導光板の前記外周面の長手方向に離隔して複数配置し、前記中間導光部を前記導光板の前記外周面の長手方向に延びる形状に形成し、前記中間導光部の前記第2の面を前記複数の発光ダイオードパッケージの前記封止部にそれぞれ密着させるようにすることが可能である。
画像表示装置は、上記した課題を解決するために、光源として用いられた発光ダイオードと該発光ダイオードが配置されたパッケージ本体と該パッケージ本体に配置された前記発光ダイオードを封止する前記封止部とを有する複数の発光ダイオードパッケージを備えると共に前記発光ダイオードから出射された光が前記封止部を透過されて出光される面光源装置と、前記複数の発光ダイオードからそれぞれ出光された光が背面側から照射され画像を表示する表示パネルとを設け、前記発光ダイオードから出射された光を厚み方向に直交する方向に導くと共に厚み方向における一方の面が前記発光ダイオードから出射された光を出光する出光面として形成され該出光面の反対側に位置する他方の面が前記発光ダイオードから出射された光を散乱し前記出光面へ導く出光促進面として形成された導光板と、前記発光ダイオードパッケージと前記導光板の外周面との間に配置され反対側に位置する第1の面と第2の面がそれぞれ前記導光板の外周面と前記発光ダイオードパッケージの前記封止部とに対向して位置されると共に前記発光ダイオードから出射され前記封止部を透過された光が入射され該入射された光を前記導光板へ導く中間導光部とを設け、前記複数の発光ダイオードパッケージが前記導光板の少なくとも厚み方向に離隔して配置され、前記導光板の前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの発光ダイオードから出射される光を前記導光板へ導く前記中間導光部には、前記第1の面と前記第2の面の間に位置し前記導光板の前記出光面側に配置された前記発光ダイオードパッケージ側を向く全反射面が形成され、前記導光板の屈折率をnとし、前記導光板の厚みをL1とし、前記導光板の前記出光促進面と該出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードとの距離をL2とし、前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードと該発光ダイオードから出射され前記全反射面で内面反射された光が前記導光板の前記出光促進面に達した位置との距離をL3とし、前記発光ダイオードの前記導光板の厚み方向における幅をL4としたときに、前記距離L3が、L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}かつL3>L2・tan{sin−1(1/n)}を満足するようにしたものである。
従って、画像表示装置にあっては、中間導光部の全反射面に達した光が導光板の出光促進面へ向けて内面反射される。
本発明面光源装置は、光源として用いられた発光ダイオードと該発光ダイオードが配置されたパッケージ本体と該パッケージ本体に配置された前記発光ダイオードを封止する封止部とを有する複数の発光ダイオードパッケージを備え、前記発光ダイオードから出射された光が前記封止部を透過されて出光される面光源装置であって、前記発光ダイオードから出射された光を厚み方向に直交する方向に導くと共に厚み方向における一方の面が前記発光ダイオードから出射された光を出光する出光面として形成され該出光面の反対側に位置する他方の面が前記発光ダイオードから出射された光を散乱し前記出光面へ導く出光促進面として形成された導光板と、前記発光ダイオードパッケージと前記導光板の外周面との間に配置され反対側に位置する第1の面と第2の面がそれぞれ前記導光板の外周面と前記発光ダイオードパッケージの前記封止部とに対向して位置されると共に前記発光ダイオードから出射され前記封止部を透過された光が入射され該入射された光を前記導光板へ導く中間導光部とを備え、前記複数の発光ダイオードパッケージが前記導光板の少なくとも厚み方向に離隔して配置され、前記導光板の前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの発光ダイオードから出射される光を前記導光板へ導く前記中間導光部には、前記第1の面と前記第2の面の間に位置し前記導光板の前記出光面側に配置された前記発光ダイオードパッケージ側を向く全反射面が形成され、前記導光板の屈折率をnとし、前記導光板の厚みをL1とし、前記導光板の前記出光促進面と該出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードとの距離をL2とし、前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードと該発光ダイオードから出射され前記全反射面で内面反射された光が前記導光板の前記出光促進面に達した位置との距離をL3とし、前記発光ダイオードの前記導光板の厚み方向における幅をL4としたときに、前記距離L3が、L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}かつL3>L2・tan{sin−1(1/n)}を満足するようにしたことを特徴とする。
従って、出光面側に配置された発光ダイオードパッケージの発光ダイオードから出射された光の照射パターンと出光促進面側に配置された発光ダイオードパッケージの発光ダイオードから出射された光の照射パターンとが略同じ照射パターンとなるため、色ムラを低減することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記中間導光部の前記全反射面を前記発光ダイオードパッケージから前記導光板に近付くに従って該導光板の前記出光促進面から離隔するように形成したので、中間導光部の内部を通って全反射面に達した光を出光促進面の任意の位置に向けてより効果的に反射させることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記中間導光部と前記導光板を一体に形成したので、部品点数を削減することができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記中間導光部と前記発光ダイオードパッケージの前記封止部とを一体に形成したので、部品点数を削減することができる。
請求項5に記載した発明にあっては、前記中間導光部の前記第1の面を前記導光板の前記外周面に密着させるようにしたので、発光ダイオードから出射された光が、中間導光部の第1の面で内面反射され難く、光の利用効率の向上を図ることが可能である。
請求項6に記載した発明にあっては、前記中間導光部の前記第2の面を前記発光ダイオードパッケージの前記封止部に密着させるようにしたので、発光ダイオードから出射された光が、封止部の中間導光部側の端面で内面反射され難く、光の利用効率の向上を図ることが可能である。
請求項7に記載した発明にあっては、前記発光ダイオードパッケージを前記導光板の前記外周面の長手方向に離隔して複数配置し、前記中間導光部を前記導光板の前記外周面の長手方向に延びる形状に形成し、前記中間導光部の前記第2の面を前記複数の発光ダイオードパッケージの前記封止部にそれぞれ密着させるようにしたので、面光源装置に必要な光量に応じた数の発光ダイオードパッケージに最小限の数の中間導光部を密着させることが可能となり、部品点数の削減を図りつつ面光源装置に必要な光量を確保することができる。
本発明画像表示装置は、光源として用いられた発光ダイオードと該発光ダイオードが配置されたパッケージ本体と該パッケージ本体に配置された前記発光ダイオードを封止する前記封止部とを有する複数の発光ダイオードパッケージを備えると共に前記発光ダイオードから出射された光が前記封止部を透過されて出光される面光源装置と、前記複数の発光ダイオードからそれぞれ出光された光が背面側から照射され画像を表示する表示パネルとを備えた画像表示装置であって、前記発光ダイオードから出射された光を厚み方向に直交する方向に導くと共に厚み方向における一方の面が前記発光ダイオードから出射された光を出光する出光面として形成され該出光面の反対側に位置する他方の面が前記発光ダイオードから出射された光を散乱し前記出光面へ導く出光促進面として形成された導光板と、前記発光ダイオードパッケージと前記導光板の外周面との間に配置され反対側に位置する第1の面と第2の面がそれぞれ前記導光板の外周面と前記発光ダイオードパッケージの前記封止部とに対向して位置されると共に前記発光ダイオードから出射され前記封止部を透過された光が入射され該入射された光を前記導光板へ導く中間導光部とを備え、前記複数の発光ダイオードパッケージが前記導光板の少なくとも厚み方向に離隔して配置され、前記導光板の前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの発光ダイオードから出射される光を前記導光板へ導く前記中間導光部には、前記第1の面と前記第2の面の間に位置し前記導光板の前記出光面側に配置された前記発光ダイオードパッケージ側を向く全反射面が形成され、前記導光板の屈折率をnとし、前記導光板の厚みをL1とし、前記導光板の前記出光促進面と該出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードとの距離をL2とし、前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードと該発光ダイオードから出射され前記全反射面で内面反射された光が前記導光板の前記出光促進面に達した位置との距離をL3とし、前記発光ダイオードの前記導光板の厚み方向における幅をL4としたときに、前記距離L3が、L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}かつL3>L2・tan{sin−1(1/n)}を満足するようにしたことを特徴とする。
従って、出光面側に配置された発光ダイオードパッケージの発光ダイオードから出射された光の照射パターンと出光促進面側に配置された発光ダイオードパッケージの発光ダイオードから出射された光の照射パターンとが略同じ照射パターンとなるため、色ムラを低減することができる。
以下に、本発明面光源装置及び画像表示装置の最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下に示した最良の形態は、本発明画像表示装置を、液晶パネルに画像を表示する液晶表示装置としてのテレビジョン受像器に適用したものであり、本発明面光源装置を、このテレビジョン受像器に用いられた面光源装置に適用したものである。
尚、本発明の適用範囲は液晶パネルを有するテレビジョン受像器及びこれに用いられた面光源装置に限られることはなく、他の各種のテレビジョン受像器、パーソナルコンピューター等の画像表示装置やこれらに用いられる各種の面光源装置に広く適用することができる。
画像表示装置(テレビジョン受像器)1は外筐2の内部に所要の各部が配置されて成る(図1及び図2参照)。外筐2はフロントパネル2aとリアパネル2bが前後で結合されて成る。
外筐2のフロントパネル2aには前後に貫通された開口が形成され、該開口を内側から閉塞する位置に画像を表示する表示パネル(液晶パネル)3が配置されている。表示パネル3は、例えば、透過型のカラー液晶パネルを前後から2枚の偏光板で挟み込むことにより構成され、アクティブマトリックス方式で駆動することによりフルカラー映像を表示する。
外筐2の内部には面光源装置4が配置されている(図2参照)。面光源装置4はフレーム5の内部に所要の各部が配置されて成る(図3参照)。
フレーム5は、熱伝導性の高い金属材料等により前後に扁平な前方に開口された箱状に形成され、前面側の外周部に内側へ張り出された内フランジ部5aを有している。
面光源装置4は導光板6、反射シート7、発光ユニット8、8、9、9及び中間導光部10、10を有している(図2及び図3参照)。
導光板6は、例えば、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA:polymethylmethacrylate)、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー等の透明材料によって平板状に形成され、表示パネル3の背面側に配置されている。導光板6は屈折率が、例えば、1.49〜1.59とされている。
導光板6の表示パネル3側を向く面(前面)は導光板6に入射される光を表示パネル3へ向けて出光する出光面6aとして形成されている。導光板6の出光面6aと反対側の面(後面)には、導光板6に入射された光を散乱させて出光面6aに導くドットパターン6b、6b、・・・が形成され、出光面6aの反対側の面が出光促進面6cとして形成されている。
導光板6の外周部6dはフレーム5の内フランジ部5aによって前方から閉塞されている。
反射シート7は導光板6の出光促進面6cに対向した状態で配置されている。 発光ユニット8、8、9、9は、導光板6の側面(外周面)6e、6e、例えば、上面と下面にそれぞれ対向した位置に配置されている(図2参照)。発光ユニット8、8は導光板6の出光面6a側に配置され、発光ユニット9、9は導光板6の出光促進面6c側に配置されている。
発光ユニット8は、左右に長く形成された基板11と該基板11上に搭載された複数の発光ダイオードパッケージ12、12、・・・とによって構成されている。
基板11には発光ダイオードパッケージ12、12、・・・に設けられた後述する発光ダイオードの駆動回路が形成されている。
発光ダイオードパッケージ12、12、・・・は基板11の長手方向に等間隔に離隔して配置されている(図4参照)。
発光ダイオードパッケージ12は、図3及び図4に示すように、光源として用いられた発光ダイオード13と該発光ダイオード13が配置されたパッケージ本体14とを有し、該パッケージ本体14には導光板6の側面6e側に開口された配置凹部14aが形成されている。パッケージ本体14の配置凹部14aには発光ダイオード13が配置され、該発光ダイオード13が配置凹部14aに充填された封止部15によって封止されている。
発光ダイオード13、13、・・・としては、例えば、赤色の光を出射する発光ダイオード13、13、・・・と緑色の光を出射する発光ダイオード13、13、・・・と青色の光を出射する発光ダイオード13、13、・・・とによって構成される。尚、発光ダイオード13、13、・・・はこのような構成に限られることはなく、発光ダイオード13、13、・・・の数及び出射する光の色に関しては任意に構成することが可能である。
封止部15は、例えば、エポキシ樹脂又はシリコーン等の透明材料によって形成され、屈折率が、例えば、1.40〜1.60とされている。従って、封止部15の屈折率は導光板6の屈折率と同じか近い値にされている。
発光ダイオードパッケージ12には発光ダイオード13に通電するための端子16、16が設けられ、該端子16、16の一部がパッケージ本体14から突出されている。端子16、16は発光ダイオード13、13、・・・の駆動回路が形成された基板11に接合されている。
発光ユニット9は、左右に長く形成された基板11と該基板11上に搭載された複数の発光ダイオードパッケージ12、12、・・・とによって構成され、発光ユニット8と同様の構成とされている。
中間導光部10、10はそれぞれ導光板6の側面6e、6eと発光ユニット9、9との間に配置されている。
中間導光部10は、例えば、ポリメタクリル酸メチル樹脂又はシリコーン等の透明材料によって基板11と同じ方向に長くされた板状に形成されている。中間導光部10は、屈折率が、例えば、1.40〜1.60とされている。従って、中間導光部10の屈折率は導光板6及び発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の封止部15、15、・・・の屈折率と同じか近い値にされている。
中間導光部10は導光板6の側面6e側を向く第1の面10aと該第1の面10aの反対側に位置する第2の面10bとを有し、例えば、第1の面10aが側面6eに密着され、第2の面10bが発光ダイオードパッケージ12の封止部15における中間導光部10に対向した面の全面に密着されている。
尚、中間導光部10は第1の面10aと第2の面10bがそれぞれ側面6eと封止部15に密着されておらず近接して位置されていてもよい。但し、中間導光部10の第1の面10aと第2の面10bがそれぞれ側面6eと封止部15に密着されている場合には、発光ダイオード13から出射された光が、封止部15の中間導光部10側の端面と中間導光部10の第1の面10aで内面反射され難く、光の利用効率の向上を図ることが可能である。
中間導光部10は、発光ユニット8の発光ダイオードパッケージ12側を向く面が全反射面10cとして形成され、この発光ダイオードパッケージ12の略反対側を向く面が、非接触出光面10dとして形成されている。中間導光部10の全反射面10cは発光ダイオードパッケージ12から導光板6へ近付くに従って前方へ変位するように傾斜され、前方へ凸の緩やかな曲面に形成されている。中間導光部10の非接触出光面10dは後方を向く平面に形成されている。
面光源装置4において、図3に示すように、導光板6の屈折率をnとし、導光板6の厚みをL1とし、導光板6の出光促進面6cと発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13との距離をL2とし、発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13と該発光ダイオード13から出射され中間導光部10の全反射面10cで内面反射された光が出光促進面6cに達した位置との距離をL3とし、発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13の導光板6の厚み方向における幅をL4としたときに、距離L3が、
L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}・・・数式(1)
かつ
L3>L2・tan{sin−1(1/n)}・・・数式(2)
を満足するようにされている。
L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}・・・数式(1)
かつ
L3>L2・tan{sin−1(1/n)}・・・数式(2)
を満足するようにされている。
距離L3が数式(1)及び数式(2)を満足することにより、発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13と該発光ダイオード13から出射され中間導光部10の全反射面10cで内面反射された光が、導光板6の出光促進面6cにおける側面6eに接近した位置に達する。
基板11、11の発光ダイオードパッケージ12、12、・・・が搭載された面と反対の面側には、それぞれ放熱部材17、17が配置されている。放熱部材17、17は発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の発光ダイオード13、13、・・・からの光の出射時に発生する熱を外部へ放出する役割を果たす。
導光板6の出光面6aに対向する位置には複数の光学シート18、18、18が配置されている。光学シート18、18、18としては、例えば、発光ダイオード13、13、・・・から出射された光を屈折させて所定の方向へ導くプリズムシート、発光ダイオード13、13、・・・から出射された光の偏光方向を変換する偏光方向変換シート、発光ダイオード13、13、・・・から出射された光を拡散して表示パネル3における輝度バラツキの低減を図るための拡散シート等が用いられている。
光学シート18、18、18は、外周部がフレーム5の内フランジ部5aによって前方から閉塞されている。
以上のように構成された面光源装置4において、発光ダイオード13、13、・・・から光が出射されると、出射された光は封止部15、15、・・・を透過される。
上記した光の出射時において、発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光のうち、光軸Pより出光面6a側へ出射された光は、図5に示すように、封止部15を透過されて導光板6に入射され、導光板6の出光面6aで内面反射され出光促進面6cに達する。このとき出光促進面6cにおける光の照射領域は、導光板6の側面6eから稍離隔した位置P1が領域の外周となる照射領域S1とされる。出光促進面6cに達した光は、ドットパターン6b、6b、・・・によって散乱され、又は、出光促進面6cから反射シート7に達し該反射シート7で反射されて再び導光板6に出光促進面6cから入射される。
発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光のうち、光軸Pより出光促進面6c側へ出射された光は、図6に示すように、封止部15を透過されて導光板6に入射され、導光板6の出光促進面6cに達する。このとき出光促進面6cにおける光の照射領域は、導光板6の側面6eに近い位置P2が領域の外周となる照射領域S2とされる。出光促進面6cに達した光は、ドットパターン6b、6b、・・・によって散乱され、又は、出光促進面6cから反射シート7に達し該反射シート7で反射されて再び導光板6に出光促進面6cから入射される。
発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光のうち、光軸Pより出光面6a側へ出射された光は、図7に示すように、封止部15を透過されて中間導光部10に入射される。中間導光部10に入射された光は該中間導光部10の全反射面10cに達するか、又は、中間導光部10の第1の面10aを透過されて導光板6に入射される。
中間導光部10の全反射面10cに達した光は、該全反射面10cで内面反射され第1の面10aから導光板6に入射されて出光促進面6cに達する(図7参照)。このとき出光促進面6cにおける光の照射領域は、導光板6の側面6eから稍離隔した位置P3が領域の外周となる照射領域S3とされる。出光促進面6cに達した光は、ドットパターン6b、6b、・・・によって散乱され、又は、出光促進面6cから反射シート7に達し該反射シート7で反射されて再び導光板6に出光促進面6cから入射される。
一方、中間導光部10の第1の面10aを透過されて導光板6に入射された光は、出光面6aで内面反射され出光促進面6cに達する(図7参照)。このとき出光促進面6cにおける光の照射領域は、位置P3より導光板6の中心側の領域とされる。出光促進面6cに達した光は、ドットパターン6b、6b、・・・によって散乱され、又は、出光促進面6cから反射シート7に達し該反射シート7で反射されて再び導光板6に出光促進面6cから入射される。
発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光のうち、光軸Pより出光促進面6c側へ出射された光は、図8に示すように、封止部15を透過されて中間導光部10に入射される。中間導光部10に入射された光は該中間導光部10を透過されて導光板6に入射される。このとき光は中間導光部10の第1の面10aを透過されて導光板6に入射されるか、又は、中間導光部10の非接触出光面10dを透過されて空気層に至り該空気層から側面6eを経て導光板6に入射される。導光板6に入射された光は出光促進面6cに達する。出光促進面6cにおける光の照射領域は、導光板6の側面6eに近い位置P4が領域の外周となる照射領域S4とされる。出光促進面6cに達した光は、ドットパターン6b、6b、・・・によって散乱され、又は、出光促進面6cから反射シート7に達し該反射シート7で反射されて再び導光板6に出光促進面6cから入射される。
上記のように、導光板6の出光面6a側に位置する発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光の出光促進面6cに対する照射領域は、照射領域S1及び照射領域S2とされ(図5及び図6参照)、導光板6の出光促進面6c側に位置する発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光の出光促進面6cに対する照射領域は、照射領域S3及び照射領域S4とされる(図7及び図8参照)。照射領域S1と照射領域S3は略同じ領域とされ、照射領域S2と照射領域S4は略同じ領域とされており、発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光と発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光の照射パターンは略同じ照射パターンとされている。
図9は、面光源装置4と従来の面光源装置a(上記「背景技術」の項において記載)について、一つの発光ダイオードを点灯したときの導光板上における輝度分布を比較して示した図である。図9は、中間導光部と導光板の側面を近接して配置し、中間導光部と封止部を密着して配置した状態で行った測定結果である。図中、横軸は距離を示し、縦軸は輝度を示す。横軸における右方へ行くに従って導光板6の側面6eから遠去かる位置とされている。
図9に示すように、面光源装置4に関して、発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光の輝度分布を輝度分布Xとし、発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光の輝度分布を輝度分布Yとし、面光源装置aに関して、出光面e側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光の輝度分布を輝度分布A(輝度分布Xと同じ)とし、出光促進面f側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光の輝度分布を輝度分布Bとすると、輝度分布Xに対する輝度分布Yが輝度分布Aに対する輝度分布Bより近い輝度分布とされている。
従って、面光源装置4にあっては、面光源装置aに比して、色ムラの発生が抑制される。
以下に、面光源装置の変形例について説明する(図10乃至図14参照)。尚、以下に示す変形例に係る面光源装置4Aは、上記した面光源装置4と比較して、導光板6の出光面6a側に配置された発光ユニット8と導光板6の側面6eの間にも中間導光部が配置されていることのみが相違するため、面光源装置4と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については面光源装置4における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して簡単に説明する。
変形例に係る面光源装置4Aは導光板6、反射シート7、発光ユニット8、8、9、9及び中間導光部10、10、10A、10Aを有している(図10参照)。
中間導光部10A、10Aはそれぞれ導光板6の側面6e、6eと発光ユニット8、8との間に配置されている。
中間導光部10Aは、例えば、ポリメタクリル酸メチル樹脂又はシリコーン等の透明材料によって基板11と同じ方向に長くされた板状に形成されている。中間導光部10Aは、屈折率が、例えば、1.40〜1.60とされている。従って、中間導光部10Aの屈折率は導光板6及び発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の封止部15、15、・・・の屈折率と同じか近い値にされている。
中間導光部10Aは、導光板6側の端部が該導光板6の厚み方向へ突出され、横断面形状が凸状を為すように形成されている。
中間導光部10Aは導光板6の側面6e側を向く第1の面10eと該第1の面10eの反対側に位置する第2の面10fとを有し、例えば、第1の面10eが側面6eに密着され、第2の面10fが発光ダイオードパッケージ12の封止部15における中間導光部10Aに対向した面の全面に密着されている。
尚、中間導光部10Aは第1の面10eと第2の面10fがそれぞれ側面6eと封止部15に密着されておらず近接して位置されていてもよい。但し、中間導光部10Aの第1の面10eと第2の面10fがそれぞれ側面6eと封止部15に密着されている場合には、発光ダイオード13から出射された光が、封止部15の中間導光部10A側の端面と中間導光部10Aの第1の面10eで内面反射され難く、光の利用効率の向上を図ることが可能である。
中間導光部10Aは、導光板6の厚み方向へ突出された導光板6側の端部を除き、前方を向く面と後方を向く面がそれぞれ非接触出光面10g、10gとして形成されている。
面光源装置4Aにあっては、中間導光部10Aの非接触出光面10g、10gから出光された光は、一旦、空気層に出光されてから再び中間導光部10Aに入射される。光は、空気層に出光されるときに中間導光部10Aと空気層の境界面で非接触出光面10g、10gに近付く方向へ屈折され、再び中間導光部10Aに入射されるときに空気層と中間導光部10Aの境界面で集光する方向へ屈折される。再び中間導光部10Aに入射された光は、該中間導光部10Aを透過されて側面6eから導光板6に入射される。
尚、中間導光部10Aとして横断面形状が四角形状に形成されたものを使用することも可能であるが、四角形状に形成された中間導光部を用いたときには、導光板6に入射される光に関して設計上意図した光路を確保することができない場合がある。この場合には、例えば、四角形状に形成された中間導光部の幅(左右の幅)を所定の寸法に設定することにより設計上意図した光路を確保できる可能性があるが、中間導光部の幅を所定の寸法に設定した場合には、発光ユニット8の基板11の位置と隣接する発光ユニット9の基板11の位置とを左右方向において同じ位置に設定できない可能性がある。従って、横断面形状が四角形状の中間導光部を用いたときに、発光ユニット8の基板11の位置と発光ユニット9の基板11の位置とを左右方向において同じ位置に設定できない場合には、双方の基板11、11を別部材として配置する必要が生じる。
そこで、上記したように、横断面形状が凸状に形成された中間導光部10Aを用いることにより、非接触出光面10g、10gから出光された光を所定の方向へ屈折させて設計上意図した光路を確保することができると共に中間導光部10Aを所定の幅(左右の幅)に形成することができる。従って、中間導光部10Aを用いることにより、設計上意図した光路を確保した上で発光ユニット8の発光ダイオードパッケージ12、12、・・・と発光ユニット9の発光ダイオードパッケージ12、12、・・・とを一つの基板11上に配置することができる(図12参照)。
面光源装置4Aにおいても、面光源装置4と同様に、導光板6の屈折率をnとし、導光板6の厚みをL1とし、導光板6の出光促進面6cと発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13との距離をL2とし、発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13と該発光ダイオード13から出射され中間導光部10の全反射面10cで内面反射された光が出光促進面6cに達した位置との距離をL3とし、発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13の導光板6の厚み方向における幅をL4としたときに、距離L3が、
L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}・・・数式(1)
かつ
L3>L2・tan{sin−1(1/n)}・・・数式(2)
を満足するようにされている。
L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}・・・数式(1)
かつ
L3>L2・tan{sin−1(1/n)}・・・数式(2)
を満足するようにされている。
距離L3が数式(1)及び数式(2)を満足することにより、発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13と該発光ダイオード13から出射され中間導光部10の全反射面10cで内面反射された光が、導光板6の出光促進面6cにおける側面6eに接近した位置に達する。
以上のように構成された面光源装置4Aにおいて、発光ダイオード13、13、・・・から光が出射されると、出射された光は封止部15、15、・・・を透過される。
上記した光の出射時において、発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光のうち、光軸Pより出光面6a側へ出射された光は、図11に示すように、封止部15を透過されて中間導光部10Aに入射される。中間導光部10Aに入射された光は導光板6に側面6eから入射され、出光面6aで内面反射され出光促進面6cに達する。このとき出光促進面6cにおける光の照射領域は、導光板6の側面6eから稍離隔した位置P5が領域の外周となる照射領域S5とされる。出光促進面6cに達した光は、ドットパターン6b、6b、・・・によって散乱され、又は、出光促進面6cから反射シート7に達し該反射シート7で反射されて再び導光板6に出光促進面6cから入射される。
発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光のうち、光軸Pより出光促進面6c側へ出射された光は、図12に示すように、封止部15を透過されて中間導光部10Aに入射される。中間導光部10Aに入射された光は導光板6に側面6eから入射され、導光板6の出光促進面6cに達する。このとき出光促進面6cにおける光の照射領域は、位置P5よりも導光板6の側面6eに近い位置P6が領域の外周となる照射領域S6とされる。出光促進面6cに達した光は、ドットパターン6b、6b、・・・によって散乱され、又は、出光促進面6cから反射シート7に達し該反射シート7で反射されて再び導光板6に出光促進面6cから入射される。
発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光のうち、光軸Pより出光面6a側へ出射された光は、図13に示すように、封止部15を透過されて中間導光部10に入射される。中間導光部10に入射された光は該中間導光部10の全反射面10cに達するか、又は、中間導光部10の第1の面10eを透過されて導光板6に入射される。
中間導光部10の全反射面10cに達した光は、該全反射面10cで内面反射され第1の面10eから導光板6に入射されて出光促進面6cに達する(図13参照)。このとき出光促進面6cにおける光の照射領域は、導光板6の側面6eから稍離隔した位置P7が領域の外周となる照射領域S7とされる。出光促進面6cに達した光は、ドットパターン6b、6b、・・・によって散乱され、又は、出光促進面6cから反射シート7に達し該反射シート7で反射されて再び導光板6に出光促進面6cから入射される。
一方、中間導光部10の第1の面10eを透過されて導光板6に入射された光は、出光面6aで内面反射され出光促進面6cに達する(図13参照)。このとき出光促進面6cにおける光の照射領域は、位置P7より導光板6の中心側の領域とされる。出光促進面6cに達した光は、ドットパターン6b、6b、・・・によって散乱され、又は、出光促進面6cから反射シート7に達し該反射シート7で反射されて再び導光板6に出光促進面6cから入射される。
発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光のうち、光軸Pより出光促進面6c側へ出射された光は、図14に示すように、封止部15を透過されて中間導光部10に入射される。中間導光部10に入射された光は該中間導光部10を透過されて導光板6に入射される。このとき光は中間導光部10の第1の面10eを透過されて導光板6に入射されるか、又は、中間導光部10の非接触出光面10dを透過されて空気層に至り該空気層から側面6eを経て導光板6に入射される。導光板6に入射された光は出光促進面6cに達する。出光促進面6cにおける光の照射領域は、導光板6の側面6eに近い位置P8が領域の外周となる照射領域S8とされる。出光促進面6cに達した光は、ドットパターン6b、6b、・・・によって散乱され、又は、出光促進面6cから反射シート7に達し該反射シート7で反射されて再び導光板6に出光促進面6cから入射される。
上記のように、導光板6の出光面6a側に位置する発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光の出光促進面6cに対する照射領域は、照射領域S5及び照射領域S6とされ(図11及び図12参照)、導光板6の出光促進面6c側に位置する発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光の出光促進面6cに対する照射領域は、照射領域S7及び照射領域S8とされる(図13及び図14参照)。照射領域S5と照射領域S7は略同じ領域であり、照射領域S6と照射領域S8はそれぞれ照射領域S5と照射領域S7より大きな領域とされており、発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光と発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光の照射パターンは略同じ照射パターンとされている。
図15は、面光源装置4Aと従来の面光源装置a(上記「背景技術」の項において記載)について、一つの発光ダイオードを点灯したときの導光板上における輝度分布を比較して示した図である。図15は、中間導光部と導光板の側面を近接して配置し、中間導光部と封止部を密着して配置した状態で行った測定結果である。図中、横軸は距離を示し、縦軸は輝度を示す。横軸における右方へ行くに従って導光板6の側面6eから遠去かる位置とされている。
図15に示すように、面光源装置4Aに関して、発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光の輝度分布を輝度分布X′とし、発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12の発光ダイオード13から出射された光の輝度分布を輝度分布Y′とし、面光源装置aに関して、出光面e側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光の輝度分布を輝度分布Aとし、出光促進面f側に配置された発光ダイオードパッケージdの発光ダイオードiから出射された光の輝度分布を輝度分布Bとすると、輝度分布X′に対する輝度分布Y′が、導光板6の側面6eに近い位置における輝度分布を除いて、輝度分布Aに対する輝度分布Bより近い輝度分布とされている。
従って、面光源装置4Aにあっては、面光源装置aに比して、色ムラの発生が抑制される。
尚、面光源装置4Aにおいて、導光板6の側面6eに近い位置における輝度分布が輝度分布X′と輝度分布Y′で大きく異なっているが、この導光板6の位置はフレーム5の内フランジ部5aによって閉塞された部分であり、この部分における光はバックライト光として使用されないため、導光板6の側面6eに近い位置における輝度分布が輝度分布X′と輝度分布Y′で大きく異なっていることは実用上問題がない。
図16及び図17は、面光源装置4、面光源装置4A及び従来の面光源装置aについて、色度を比較して示したグラフ図である。図16及び図17は、中間導光部と導光板の側面を近接して配置し、中間導光部と封止部を密着して配置した状態で行った測定結果である。このグラフ図は、導光板6における側面6eから10mm中心側に離れた位置で測定したデーターを示しており、図中、横軸は発光ダイオードパッケージの並び方向における距離を示し、縦軸は色度を示す。図16は色度xを示し、図17は色度yを示す。
図16及び図17に示すように、面光源装置4、4Aの色度の最高値と最低値の差は、色度x及び色度yの双方において、面光源装置aの色度の最高値と最低値の差より小さくされている。従って、面光源装置4、4Aの色ムラが低減されている。
図18乃至図23は、面光源装置4、面光源装置4A及び従来の面光源装置aについて、色度分布を示したグラフ図である。図18乃至図23は、中間導光部と導光板の側面を近接して配置し、中間導光部と封止部を密着して配置した状態で行った測定結果である。このグラフ図は、導光板6における側面6eから5〜35mm中心側に離れた位置で測定したデーターを示しており、図中、横軸は発光ダイオードパッケージの並び方向(左右方向)における距離を示し、縦軸は発光ダイオードパッケージの並び方向(上下方向)に直交し導光板の厚み方向に直交する方向における距離を示す。
図18乃至図20は色度xの分布を示し、図18は面光源装置4の色度xの分布を示し、図19は面光源装置4Aの色度xの分布を示し、図20は面光源装置aの色度xの分布を示している。
図21乃至図23は色度yの分布を示し、図21は面光源装置4の色度yの分布を示し、図22は面光源装置4Aの色度yの分布を示し、図23は面光源装置aの色度yの分布を示している。
面光源装置4については、図18及び図21に示すように、測定領域内において色度の差が極めて小さく色ムラの発生が抑制されており、面光源装置4Aについては、図19及び図22に示すように、測定領域内において縦軸方向(上下方向)の端部で色度の差が大きく色ムラの発生が見られ、面光源装置aについては、図20及び図23に示すように、測定領域内において縦軸方向の端部寄りの位置で色度の差が大きく色ムラの発生が見られる。
このように面光源装置4Aと面光源装置aにおいて色ムラの発生が見られているが、縦軸方向の端部はフレーム5の内フランジ部5aによって閉塞された部分であり、この部分における光はバックライト光として使用されないため、縦軸方向の端部に色ムラの発生が見られることは実用上問題がない。従って、縦軸方向の端部寄りの位置で色ムラの発生が見られる面光源装置aについてのみ、実用上、色ムラの発生が問題とされる。
以上に記載した通り、画像表示装置1にあっては、発光ダイオード13、13、・・・から出射された光を厚み方向に直交する方向に導くと共に一方の面が発光ダイオード13、13、・・・から出射された光を出光する出光面6aとして形成され該出光面6aの反対側の面が発光ダイオード13、13、・・・から出射された光を散乱し出光面6aへ導く出光促進面6cとして形成された導光板6と、発光ダイオードパッケージ12、12、・・・と導光板6の側面6e、6eとの間に配置され第1の面10a、10aと第2の面10b、10bがそれぞれ導光板6の側面6e、6eと発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の封止部15、15、・・・とに対向して位置されると共に発光ダイオード13、13、・・・から出射され封止部15、15、・・・を透過された光が入射され該入射された光を導光板6へ導く中間導光部10、10とを設け、複数の発光ダイオードパッケージ12、12、・・・を導光板6、6の厚み方向に離隔して配置し、中間導光部10、10に、第1の面10a、10aと第2の面10b、10bの間に位置し導光板6の出光面6a側に配置された発光ダイオードパッケージ12、12、・・・側を向く全反射面10c、10cを形成し、導光板6の屈折率をnとし、導光板6の厚みをL1とし、出光促進面6cと発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の発光ダイオード13、13、・・・との距離をL2とし、発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の発光ダイオード13、13、・・・と該発光ダイオード13、13、・・・から出射され全反射面10cで内面反射された光が導光板6の出光促進面6cに達した位置との距離をL3とし、発光ダイオード13、13、・・・の導光板6の厚み方向における幅をL4としたときに、距離L3が、L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}かつL3>L2・tan{sin−1(1/n)}を満足するようにしている。
従って、発光ユニット8における発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の発光ダイオード13、13、・・・から出射された光の照射パターンと発光ユニット9における発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の発光ダイオード13、13、・・・から出射された光の照射パターンとが略同じ照射パターンとなるため、色ムラを低減することができる。
また、中間導光部10の全反射面10cを発光ダイオードパッケージ12、12、・・・から導光板6に近付くに従って該導光板6の出光促進面6cから離隔するような曲面に形成しているため、中間導光部10の内部を通って全反射面10cに達した光を出光促進面6cの任意の位置に向けてより効果的に反射させることができる。
さらに、画像表示装置1にあっては、発光ダイオードパッケージ12、12、・・・を導光板6の側面6e、6eの長手方向に離隔して複数配置し、中間導光部10、10を導光板6の側面6e、6eの長手方向に延びる形状に形成し、中間導光部10、10の第2の面10b、10bを複数の発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の封止部15、15、・・・にそれぞれ密着させるようにしているため、面光源装置4、4Aに必要な光量に応じた数の発光ダイオードパッケージ12、12、・・・に最小限の数の中間導光部10、10を密着させることが可能となり、部品点数の削減を図りつつ面光源装置4、4Aに必要な光量を確保することができる。
尚、上記には、中間導光部10を基板11と同じ方向に長く形成し、中間導光部10の第2の面10bを複数の発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の封止部15、15、・・・にそれぞれ密着させるようにした例を示したが、中間導光部10はこのような構成に限られることはなく、例えば、図24に示すように、複数の中間導光部10、10、・・・を発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の封止部15、15、・・・とそれぞれ一体に形成する構成とすることも可能である。
中間導光部10、10と封止部15、15、・・・を一体に形成することにより、中間導光部10、10、・・・と封止部15、15、・・・の密着作業を省略することができる。
また、図25に示すように、中間導光部10と導光板6を一体に形成することができる。中間導光部10と導光板6を一体に形成することにより、部品点数を削減することができると共に中間導光部10と導光板6の密着作業を省略することができる。
上記には、導光板6の厚み方向において二つの発光ダイオードパッケージ12、12が配置された構成を例として示したが、導光板6の厚み方向に配置される発光ダイオードパッケージ12の数は二つに限られることはなく、三つ以上とすることも可能である(図26参照)。但し、導光板6の出光促進面6に最も近い側には、発光ダイオードパッケージ12、12、・・・の発光ダイオード13、13、・・・から出射される光を内面反射させるための全反射面10cを有する中間導光部10を配置する必要がある。
導光板6の厚み方向に離隔して配置する発光ダイオードパッケージ12の数を増やすことにより、面光源装置4の光量を増加させることができ、高輝度化に対応することができる。
尚、上記には、導光板6の上方と下方にそれぞれ発光ユニット8、8、9、9を配置した例を示したが、発光ユニット8、8、9、9の配置位置は導光板6の上方と下方に限られることはなく、導光板6の外周面の外側に対向して配置されていれば任意の位置に配置することができる。例えば、発光ユニット8、9と発光ユニット8、9をそれぞれ導光板6の左方と右方に配置してもよく、一つの発光ユニット8、9を導光板6の左方、右方、上方又は下方の何れかの位置に配置してもよく、さらに、発光ユニット8、8、・・・、9、9、・・・を導光板6の左方、右方、上方及び下方の位置にそれぞれ配置してもよい。
上記した発明の最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
1…画像表示装置、3…表示パネル、4…面光源装置、6…導光板、6a…出光面、6c…出光促進面、6e…側面(外周面)、10…中間導光部、10a…第1の面、10b…第2の面、10c…全反射面、11…基板、12…発光ダイオードパッケージ、13…発光ダイオード、15…封止部、10A…中間導光部、10e…第1の面、10f…第2の面
Claims (8)
- 光源として用いられた発光ダイオードと該発光ダイオードが配置されたパッケージ本体と該パッケージ本体に配置された前記発光ダイオードを封止する封止部とを有する複数の発光ダイオードパッケージを備え、前記発光ダイオードから出射された光が前記封止部を透過されて出光される面光源装置であって、
前記発光ダイオードから出射された光を厚み方向に直交する方向に導くと共に厚み方向における一方の面が前記発光ダイオードから出射された光を出光する出光面として形成され該出光面の反対側に位置する他方の面が前記発光ダイオードから出射された光を散乱し前記出光面へ導く出光促進面として形成された導光板と、
前記発光ダイオードパッケージと前記導光板の外周面との間に配置され反対側に位置する第1の面と第2の面がそれぞれ前記導光板の外周面と前記発光ダイオードパッケージの前記封止部とに対向して位置されると共に前記発光ダイオードから出射され前記封止部を透過された光が入射され該入射された光を前記導光板へ導く中間導光部とを備え、
前記複数の発光ダイオードパッケージが前記導光板の少なくとも厚み方向に離隔して配置され、
前記導光板の前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの発光ダイオードから出射される光を前記導光板へ導く前記中間導光部には、前記第1の面と前記第2の面の間に位置し前記導光板の前記出光面側に配置された前記発光ダイオードパッケージ側を向く全反射面が形成され、
前記導光板の屈折率をnとし、前記導光板の厚みをL1とし、前記導光板の前記出光促進面と該出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードとの距離をL2とし、前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードと該発光ダイオードから出射され前記全反射面で内面反射された光が前記導光板の前記出光促進面に達した位置との距離をL3とし、前記発光ダイオードの前記導光板の厚み方向における幅をL4としたときに、
前記距離L3が、
L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}
かつ
L3>L2・tan{sin−1(1/n)}
を満足するようにした
ことを特徴とする面光源装置。 - 前記中間導光部の前記全反射面を前記発光ダイオードパッケージから前記導光板に近付くに従って該導光板の前記出光促進面から離隔するように形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の面光源装置。 - 前記中間導光部と前記導光板を一体に形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の面光源装置。 - 前記中間導光部と前記発光ダイオードパッケージの前記封止部とを一体に形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の面光源装置。 - 前記中間導光部の前記第1の面を前記導光板の前記外周面に密着させるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の面光源装置。 - 前記中間導光部の前記第2の面を前記発光ダイオードパッケージの前記封止部に密着させるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の面光源装置。 - 前記発光ダイオードパッケージを前記導光板の前記外周面の長手方向に離隔して複数配置し、
前記中間導光部を前記導光板の前記外周面の長手方向に延びる形状に形成し、
前記中間導光部の前記第2の面を前記複数の発光ダイオードパッケージの前記封止部にそれぞれ密着させるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の面光源装置。 - 光源として用いられた発光ダイオードと該発光ダイオードが配置されたパッケージ本体と該パッケージ本体に配置された前記発光ダイオードを封止する前記封止部とを有する複数の発光ダイオードパッケージを備えると共に前記発光ダイオードから出射された光が前記封止部を透過されて出光される面光源装置と、前記複数の発光ダイオードからそれぞれ出光された光が背面側から照射され画像を表示する表示パネルとを備えた画像表示装置であって、
前記発光ダイオードから出射された光を厚み方向に直交する方向に導くと共に厚み方向における一方の面が前記発光ダイオードから出射された光を出光する出光面として形成され該出光面の反対側に位置する他方の面が前記発光ダイオードから出射された光を散乱し前記出光面へ導く出光促進面として形成された導光板と、
前記発光ダイオードパッケージと前記導光板の外周面との間に配置され反対側に位置する第1の面と第2の面がそれぞれ前記導光板の外周面と前記発光ダイオードパッケージの前記封止部とに対向して位置されると共に前記発光ダイオードから出射され前記封止部を透過された光が入射され該入射された光を前記導光板へ導く中間導光部とを備え、
前記複数の発光ダイオードパッケージが前記導光板の少なくとも厚み方向に離隔して配置され、
前記導光板の前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの発光ダイオードから出射される光を前記導光板へ導く前記中間導光部には、前記第1の面と前記第2の面の間に位置し前記導光板の前記出光面側に配置された前記発光ダイオードパッケージ側を向く全反射面が形成され、
前記導光板の屈折率をnとし、前記導光板の厚みをL1とし、前記導光板の前記出光促進面と該出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードとの距離をL2とし、前記出光促進面に最も近い側に配置された前記発光ダイオードパッケージの前記発光ダイオードと該発光ダイオードから出射され前記全反射面で内面反射された光が前記導光板の前記出光促進面に達した位置との距離をL3とし、前記発光ダイオードの前記導光板の厚み方向における幅をL4としたときに、
前記距離L3が、
L3<L1・tan{sin−1(1/n)}+(L1−L2−L4)・tan{sin−1(1/n)}
かつ
L3>L2・tan{sin−1(1/n)}
を満足するようにした
ことを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2007289678A JP2009117206A (ja) | 2007-11-07 | 2007-11-07 | 面光源装置及び画像表示装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2007
- 2007-11-07 JP JP2007289678A patent/JP2009117206A/ja active Pending
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