JP2009116515A - Pidパラメータ調節支援装置 - Google Patents

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章弘 大井
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Abstract

【課題】熟練を要することなく、PIDパラメータを適正に調節できるようにする。
【解決手段】複数伝達関数パラメータ同定手段14は、制御対象13に入力される操作量MVの時系列データと、操作量MVに応じて制御対象13から出力される制御量PVの時系列データに基づいて、予め構造が設定された制御対象13を表現する複数の伝達関数のパラメータを同定し、適合率計算手段15は、その伝達関数による制御量PVの推定値と、制御対象13から出力された制御量PVの実測値との適合率を計算し、最良適合率伝達関数選択手段16は、適合率計算手段15にて計算された適合率の最も良い伝達関数を制御対象13のモデルとして選択し、最適PIDパラメータ探索手段17は、最良適合率伝達関数選択手段16にて選択された伝達関数を対象として、予め決められた評価指標が満たされるようにPIDパラメータを探索する。
【選択図】 図1

Description

本発明はPIDパラメータ調節支援装置に関し、特に、射出成形機、リフロー炉、フラットパネルディスプレイ製造装置、半導体製造装置などの温度制御に使用されるPID調整器のパラメータ設定方法に適用して好適なものである。
石油、化学、鉄鋼、紙パルプ、水環境などのいわゆるプロセス産業における制御方式の90%以上がPID制御であるとの報告もあり、現代社会ではPID制御は実用上不可欠な制御方式となっている。
このようなPID制御を精度よく行うにはPIDパラメータを適正に調整する必要があり、制御対象の同定方法とその同定方法から得られたモデルを元にPIDパラメータを決定する場合、シミュレーションなどによって試行錯誤的に行われているのが現状である(特許文献1)。
特開2004−38428号公報
しかしながら、シミュレーションなどによって試行錯誤的にPIDパラメータを決定する方法では、経験やノウハウが必要であり、現場のエンジニアに広く普及させるのが難しいという問題があった。
そこで、本発明の目的は、熟練を要することなく、PIDパラメータを適正に調節することが可能なPIDパラメータ調節支援装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載のPIDパラメータ調節支援装置によれば、制御対象に入力される操作量の時系列データと、前記操作量に応じて前記制御対象から出力される制御量の時系列データに基づいて、予め構造が設定された前記制御対象を表現する複数の伝達関数のパラメータを同定する複数伝達関数パラメータ同定手段と、前記複数伝達関数パラメータ同定手段にてパラメータが同定された伝達関数に基づいて、前記伝達関数による制御量の推定値と、前記制御対象から出力された制御量の実測値との適合率を計算する適合率計算手段と、前記適合率計算手段にて計算された適合率の最も良い伝達関数を選択する最良適合率伝達関数選択手段と、前記最良適合率伝達関数選択手段にて選択された伝達関数を対象として、予め決められた評価指標が満たされるようにPIDパラメータを探索する最適PIDパラメータ探索手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2記載のPIDパラメータ調節支援装置によれば、前記最適PIDパラメータ探索手段は、ステップ入力時の出力波形の立ち上がり時間、遅延時間、行き過ぎ時間、整定時間、行き過ぎ量または振幅減衰比の少なくともいずれか1つを前記評価指標としてパーティクル・スォーム・オプティマイゼイションにて前記PIDパラメータを探索することを特徴とする。
また、請求項3記載のPIDパラメータ調節支援装置によれば、制御対象に入力される操作量の時系列データと、前記操作量に応じて前記制御対象から出力される制御量の時系列データに基づいて、予め構造が設定された前記制御対象を表現する複数の伝達関数のパラメータを同定する複数伝達関数パラメータ同定手段と、前記複数伝達関数パラメータ同定手段にてパラメータが同定された伝達関数に基づいて、前記伝達関数による制御量の推定値と、前記制御対象から出力された制御量の実測値との適合率を計算する適合率計算手段と、前記適合率計算手段にて計算された適合率の最も良い伝達関数を選択する最良適合率伝達関数選択手段と、前記最良適合率伝達関数選択手段にて選択された伝達関数を対象として、予め与えられたPIDパラメータ調整方法を使用することでPIDパラメータを決定する最適PIDパラメータ決定手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項4記載のPIDパラメータ調節支援装置によれば、前記予め与えられたPIDパラメータ調整方法は、Chien Hrones and Reswickの調整則、Ziegler and Nicholsの調整則、ベトラークの調整則、IMC法、部分的モデルマッチング法、Cohen Coon法の少なくともいずれか1つから選択されることを特徴とする。
また、請求項5記載のPIDパラメータ調節支援装置によれば、前記伝達関数として、一次遅れ系+むだ時間、二次遅れ系+むだ時間、一次遅れ系+積分系+むだ時間、二次遅れ系+積分系、二次振動系+むだ時間、積分系+むだ時間、非最小位相系が用意されることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、複数の伝達関数の中から最良の伝達関数を制御対象として選択することが可能となるとともに、所望の出力が得られるようにPIDパラメータを探索させることが可能となり、試行錯誤的にPIDパラメータを調整する必要がなくなることから、熟練を要することなく、PIDパラメータを適正に調節することができる。
以下、本発明の実施形態に係るPIDパラメータ調節支援装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るPIDパラメータ調節支援装置の概略構成を示すブロック図、図2は、図1のPIDパラメータ調節支援装置におけるPIDパラメータ算出方法を示すフローチャートである。
図1において、制御対象13には、制御対象13をPID制御するPID調節器12が接続されている。なお、制御対象13としては、例えば、射出成形機、リフロー炉、フラットパネルディスプレイ製造装置、半導体製造装置などを挙げることができる。
また、PID調節器12のPIDパラメータを調節するPIDパラメータ調節支援装置として、複数伝達関数パラメータ同定手段14、適合率計算手段15、最良適合率伝達関数選択手段16および最適PIDパラメータ探索手段17が設けられている。
なお、複数伝達関数パラメータ同定手段14、適合率計算手段15、最良適合率伝達関数選択手段16および最適PIDパラメータ探索手段17はパーソナルコンピュータ11上で実現することができる。
ここで、複数伝達関数パラメータ同定手段14は、制御対象13に入力される操作量MVの時系列データと、操作量MVに応じて制御対象13から出力される制御量PVの時系列データに基づいて、予め構造が設定された制御対象13を表現する複数の伝達関数のパラメータを同定することができる。
適合率計算手段15は、複数伝達関数パラメータ同定手段14にてパラメータが同定された伝達関数に基づいて、その伝達関数による制御量PVの推定値と、制御対象13から出力された制御量PVの実測値との適合率を計算することができる。
最良適合率伝達関数選択手段16は、適合率計算手段15にて計算された適合率の最も良い伝達関数を制御対象13のモデルとして選択することができる。
最適PIDパラメータ探索手段17は、最良適合率伝達関数選択手段16にて選択された伝達関数を対象として、予め決められた評価指標が満たされるようにPIDパラメータを探索することができる。
そして、PID調節器12から出力された操作量MVおよび制御対象13から出力された制御量PVが複数伝達関数パラメータ同定手段14に入力されると、複数伝達関数パラメータ同定手段14は、制御対象13に入力される操作量MVの時系列データと、操作量MVに応じて制御対象13から出力される制御量PVの時系列データに基づいて、予め構造が設定された制御対象13を表現する複数の伝達関数のパラメータを同定し、適合率計算手段15に出力する(ステップS11)。
ここで、複数伝達関数パラメータ同定手段14にてパラメータが同定される伝達関数として、例えば、一次遅れ系+むだ時間、二次遅れ系+むだ時間、一次遅れ系+積分系+むだ時間、二次遅れ系+積分系、二次振動系+むだ時間、積分系+むだ時間、非最小位相系を用意することができる。
図3は、図1の複数伝達関数パラメータ同定手段の構成例を示すブロック図である。
図3において、ブロックB1には、G*exp(−sL*)/(1+sT*)という伝達関数が設定され、ブロックB2には、G*exp(−sL*)/((1+sT* 1)(1+sT* 2))という伝達関数が設定され、ブロックB3には、G*exp(−sL*)/((1+sT*)s)という伝達関数が設定され、ブロックB4には、G*/((1+sT* 1)(1+sT* 2)s)という伝達関数が設定され、ブロックB5には、G*exp(−sL*)/(s2+2ζωs+ω2)という伝達関数が設定され、ブロックB6には、G*exp(−sL*)/sという伝達関数が設定され、ブロックB7には、G*(1−T* 3s)/(1+sT* 1)(1+sT* 2)という伝達関数が設定されているものとする。
そして、操作量MVと制御量PVとから、これらの伝達関数のパラメータである係数G*、T*、T* 1、T* 2、T* 3、L*、ζ、ωを同定する場合、操作量MVの時系列データをブロックB1〜B7にそれぞれ入力し、各ブロックB1〜B7から出力された推定された制御量PV*を減算器R1〜R7にそれぞれ入力する。そして、その推定された制御量PV*と実測された制御量PVとの偏差を減算器R1〜R7にてそれぞれ算出し、以下の(1)式の目的関数Jを最小化することで、伝達関数の係数G*、T*、T* 1、T* 2、T* 3、L*、ζ、ωを求めることができる。
Figure 2009116515
なお、(1)式は、非線形最適化問題であり、例えば、ニュートン法を用いることにより、目的関数Jを最小化する係数G*、T*、T1 *、T* 2、T* 3、L*、ζ、ωを求めることができる。
そして、適合率計算手段15は、複数の伝達関数のパラメータを複数伝達関数パラメータ同定手段14から受け取ると、複数伝達関数パラメータ同定手段14にてパラメータが同定された伝達関数に基づいて、その伝達関数による制御量PVの推定値と、制御対象13から出力された制御量PVの実測値との適合率FITを計算し、最良適合率伝達関数選択手段16に出力する(ステップS12)。
例えば、k番目の制御量PVの推定値をPV*(k)、k番目の制御量PVの実測値をPV(k)、制御量PVの実測値の平均値をPV´(k)とすると、適合率FITは以下の式(2)で求めることができる。
Figure 2009116515
ただし、Nはデータ数である。
そして、最良適合率伝達関数選択手段16は、複数の伝達関数についての適合率FITを適合率計算手段15から受け取ると、適合率計算手段15にて計算された適合率の最も良い伝達関数を制御対象13のモデルとして選択し、最適PIDパラメータ探索手段17に出力することができる(ステップS13)。
図4は、図1の最良適合率伝達関数選択手段による最良適合率伝達関数の選択方法の一例を示す図である。
図4において、最良適合率伝達関数選択手段16は、適合率計算手段15にて計算された適合率の最も良い伝達関数を自動的に選択する方法の他、複数の伝達関数についての適合率FITを一覧表示することができる。そして、この表示画面上で指定された伝達関数を制御対象13のモデルとして選択することもできる。
次に、最適PIDパラメータ探索手段17は、最良適合率伝達関数選択手段16にて選択された伝達関数を対象として、予め決められた評価指標が満たされるようにPIDパラメータを探索し、その探索されたPIDパラメータをPID調節器12に設定する(ステップS14)。
図5は、図1の最適PIDパラメータ探索手段による最適PIDパラメータの探索方法の一例を示す図である。
図5において、図1のPID調節器12はKp(1+1/(Tis)+TDs)という伝達関数で表現され、制御対象13として、G*exp(−sL*)/(1+sT*)という伝達関数が最良適合率伝達関数選択手段16にて選択されたものとする。だだし、Kpは比例ゲイン、Tiは積分時間、TDは微分時間である。
そして、最適PIDパラメータ探索手段17は、設定値SVとしてステップ状の信号を入力し、制御対象13から出力された制御量PVを観測することで、評価指標が満たされるようにPIDパラメータを探索する。
ここで、最適PIDパラメータ探索手段17は、PIDパラメータを探索する場合、パーティクル・スォーム・オプティマイゼイションを用いることができ、その時の評価指標として、ステップ入力時の出力波形の立ち上がり時間Tr、遅延時間Td、行き過ぎ時間Tp、整定時間Ts、行き過ぎ量p0、振幅減衰比γおよび定常偏差Esを用いることができる。
例えば、立ち上がり時間Tr、遅延時間Td、行き過ぎ時間Tp、整定時間Ts、行き過ぎ量p0、振幅減衰比γおよび定常偏差Esを評価指標として用いた場合、評価指標は、以下の(3)式の目的関数と制約条件で表現することができる。
minF=w1r+w2d+w3p+w4s+w50+w6γ+w7s・・(3)
subject to Tr<T* r,Td<T* d,Tp<T* p,Ts<T* s
0<p* 0,γ<γ*,|Es|<|E* s
ただし、w1〜w7は重み、T* r、T* d、T* p、T* s、p* 0、γ*、E* sは制約の上限値である。
そして、(3)式の評価指標を満たすようにパーティクル・スォーム・オプティマイゼイションなどの探索手段にて比例ゲインKp、積分時間Ti、微分時間TDを探索することで、PID調節器12のPIDパラメータを求めることができる。
なお、パーティクル・スウォーム・オプティマイゼーションは、簡単化した社会モデルのシミュレーションを通して開発されたモダンヒューリスティック(Modern Heuristic:MH)手法の1つであり、鳥の群れの動きを連続変数の2次元空間で表現することを通して開発された。
なお、パーティクル・スウォーム・オプティマイゼーションについては、J.Kennedy and R.Eberhartによる“Particle Swarm Optimization”(Proc. of IEEE International Conference on Neural Networks,Vol.IV,pp.1942−1948,Perth,Australia,1995.)や、吉田・福山他による「電圧信頼度を考慮したParticle Swarm Optimizationによる電圧無効電力制御方式の検討」(電気学会論文誌B,119巻12号,1999年12月)、特開2000−116003「電圧無効電力制御方法」、特開2002−51464「配電系統における状態推定法」などに記載されている。
そして、パーティクル・スウォーム・オプティマイゼーションでは、各エージェント(パーティクル・スウォーム・オプティマイゼーションでは、群れの個々をエージェントと呼ぶ。)の位置(状態量)をx、y座標で表し、各エージェントの速度をvx(x方向の速度)、vy(y方向の速度)で表現する。
そして、各エージェントの位置と速度の情報から、次時点の各エージェントの位置を更新することができる。
この概念に基づき、鳥の群れ全体が何らかの目的関数を最適化するような行動をとると考えると、以下のような最適化が考えられる。
すなわち、各エージェントは、各々の探索における目的関数のそれまでの最も評価の高い最良値pbestと、その位置(状態量)を示すx、y座標とを覚えている。また、各エージェントは、各エージェントが保有する最良値pbestの集団の中で最も評価の高いもの、すなわち、集団のそれまでの目的関数の最良値gbestを共有している。
また、各エージェントは、現在の位置(x、y座標)および現在の速度(vx、vy)を持っている。
そして、各エージェントは、現在の位置(x、y座標)および速度(vx、vy)と、最良値pbest、gbestとの間の距離に応じて、最良値pbest、gbestの存在する位置に方向を変更しようとする。
この変更しようとする行動は速度で表現される。そして、各エージェントの速度は、現在の速度と最良値pbest、gbestとを用いて、(4)式のように修正することができる。
i k+1=w×Vi k+c1×rand()×(pbesti−si k
+c2×rand()×(gbest−si k) ・・・(4)
ただし、Vi kは、エージェントiの速度、rand()は、0〜1までの一様乱数、si kは、エージェントiの探索k回目の位置(探索点)、pbestiは、エージェントiの最良値pbest、wは、エージェント速度に対する重み関数、c1、c2は、各項に対する重み係数である。
この(4)式を用いることにより、各エージェントのこれまでの最良値pbestおよび集団の最良値gbestに確率的に近づくような速度Vi k+1を求めることができ、これにより、各エージェントの現在の位置(探索点)si kを(5)式のように修正することができる。
i k+1=si k+Vi k+1 ・・・(5)
具体的には、パーティクル・スウォーム・オプティマイゼーションのエージェントの状態変数は、PIDパラメータである比例ゲインKp、積分時間Ti、微分時間TDとする。
次に、エージェントの初期値として、エージェントの位置siおよび速度viを設定する。なお、エージェントの数iは事前に設定しておく。
次に、(4)式および(5)式の計算を繰り返すことにより、最適解を探索する。なお、繰り返し回数kは事前に設定しておく。また、最適解を探索する際に、ステップごとに、各エージェントの評価と、各探索点の最良値pbestおよび集団の最良値gbestの更新を行う。
ここで、各エージェントの評価は、以下の手順で行うことができる。
まず、エージェントの状態変数siを、PIDパラメータである比例ゲインKp、積分時間Ti、微分時間TDに設定する。次に、設定値SVとしてステップ入力が与えられた時の応答波形をN点分だけ算出し、(3)式により評価する。
そして、全てのエージェントの評価結果に基づいて、各探索点の最良値pbestおよび集団の最良値gbestを決定する。そして、指定された回数が終了したら、集団の最良値gbestの状態量をPIDパラメータである比例ゲインKp、積分時間Ti、微分時間TDとしたものを、最適な係数として保存する。
そして、最適PIDパラメータ探索手段17にて探索されたPIDパラメータがPID調節器12に設定されると、減算器19において、設定値SVと制御量PVとの偏差が算出され、PID調節器12に出力される。そして、PID調節器12は、設定値SVと制御量PVとの偏差がゼロになるように操作量MVを算出し、制御対象13に出力する。
これにより、複数の伝達関数の中から最良の伝達関数を制御対象13として選択することが可能となるとともに、所望の出力が得られるようにPIDパラメータを探索させることが可能となり、試行錯誤的にPIDパラメータを調整する必要がなくなることから、熟練を要することなく、PID調節器12のPIDパラメータを適正に調節することができる。
図6は、本発明の第2実施形態に係るPIDパラメータ調節支援装置の概略構成を示すブロック図、図7は、図6のPIDパラメータ調節支援装置におけるPIDパラメータ算出方法を示すフローチャートである。
図6において、このPIDパラメータ調節支援装置には、図1の最適PIDパラメータ探索手段17の代わりに最適PIDパラメータ決定手段18が設けられている。ここで、最適PIDパラメータ決定手段18は、最良適合率伝達関数選択手段16にて選択された伝達関数を対象として、予め与えられたPIDパラメータ調整方法を使用することでPIDパラメータを決定することができる。
そして、図7において、予め構造が設定された制御対象13を表現する複数の伝達関数のパラメータが複数伝達関数パラメータ同定手段14にて同定され(ステップS11)、その伝達関数による制御量PVの推定値と、制御対象13から出力された制御量PVの実測値との適合率FITが適合率計算手段15にて計算され(ステップS12)、合率計算手段15にて計算された適合率の最も良い伝達関数が最良適合率伝達関数選択手段16にて選択され(ステップS13)、最適PIDパラメータ決定手段18に出力される。
そして、最適PIDパラメータ決定手段18は、最良適合率伝達関数選択手段16にて選択された伝達関数を対象として、予め与えられたPIDパラメータ調整方法を使用することでPIDパラメータを決定し、その決定されたPIDパラメータをPID調節器12に設定する(ステップS15)。
ここで、予め与えられたPIDパラメータ調整方法としては、例えば、Chien Hrones and Reswickの調整則、Ziegler and Nicholsの調整則、ベトラークの調整則、IMC法、部分的モデルマッチング法、Cohen Coon法を挙げることができる。
図8は、図6の最適PIDパラメータ決定手段による最適PIDパラメータの決定方法を示す図である。
図8において、PIDパラメータ調整方法として、Chien Hrones and Reswickの調整則、Ziegler and Nicholsの調整則、ベトラークの調整則、IMC法、部分的モデルマッチング法、Cohen Coon法が予め与えられているものとすると、最適PIDパラメータ決定手段18は、これらのPIDパラメータ調整方法を一覧表示させることができる。そして、例えば、この表示画面上でChien Hrones and Reswickの調整則が指定された場合、最適PIDパラメータ決定手段18は、Chien Hrones and Reswickの調整則を用いることで、PIDパラメータである比例ゲインKp、積分時間Ti、微分時間TDを決定することができる。
また、比例ゲインKp、積分時間Ti、微分時間TDが決定されると、その時の評価指標として、ステップ入力時の出力波形の立ち上がり時間Tr、遅延時間Td、行き過ぎ時間Tp、整定時間Ts、行き過ぎ量p0、振幅減衰比γおよび定常偏差Esを計算し、表示画面上に表示させることができる。
そして、立ち上がり時間Tr、遅延時間Td、行き過ぎ時間Tp、整定時間Ts、行き過ぎ量p0、振幅減衰比γおよび定常偏差Esなどの評価指標を参照しながら、比例ゲインKp、積分時間Ti、微分時間TDを手動で微調整することができる。
図9は、図1の複数伝達関数パラメータ同定手段による伝達関数の同定画面を示す図である。
図9において、複数伝達関数パラメータ同定手段14は、予め構造が設定された制御対象13を表現する複数の伝達関数のパラメータを同定する場合、制御対象13に入力される操作量MVの時系列データと、操作量MVに応じて制御対象13から出力される制御量PVの時系列データを読み込む。そして、複数伝達関数パラメータ同定手段14は、制御対象13に入力される操作量MVの時系列データと、操作量MVに応じて制御対象13から出力される制御量PVの時系列データに基づいて、予め構造が設定された制御対象13を表現する複数の伝達関数のパラメータを同定し、それらの伝達関数による出力波形Ident01、Ident02を操作量MVおよび制御量PVの波形とともに同定画面上に表示することができる。
そして、適合率計算手段15は、複数伝達関数パラメータ同定手段14にてパラメータが同定された伝達関数による制御量PVの推定値と、制御対象13から出力された制御量PVの実測値との適合率を計算し、最良適合率伝達関数選択手段16は、適合率計算手段15にて計算された適合率の最も良い伝達関数の適合率を同定画面上に表示することができる。
そして、この同定画面上において、「最適チューニング」というボタンがクリックされると、図10の設定画面を開き、「PIDチューニング」というボタンがクリックされると、図11の設定画面を開くことができる。
図10は、図1の最適PIDパラメータ探索手段によるPIDパラメータの設定画面を示す図である。
図10において、図9の「最適チューニング」というボタンがクリックされると、図1の最適PIDパラメータ探索手段17は、最良適合率伝達関数選択手段16にて選択された伝達関数を対象として、予め決められた評価指標が満たされるようにPIDパラメータを探索する。そして、その探索されたPIDパラメータである比例ゲインKp、積分時間Ti、微分時間TDを設定画面上に表示するとともに、その時の設定値SV、操作量MVおよび制御量PVを設定画面上に表示することができる。
図11は、図6の最適PIDパラメータ決定手段によるPIDパラメータの設定画面を示す図である。
図11において、図9の「PIDチューニング」というボタンがクリックされると、図6の最適PIDパラメータ決定手段18は、最良適合率伝達関数選択手段16にて選択された伝達関数を対象として、例えば、Chien Hrones and Reswickの調整則を用いることでPIDパラメータを決定する。そして、その決定されたPIDパラメータである比例ゲインKp、積分時間Ti、微分時間TDを設定画面上に表示するとともに、その時の設定値SV、操作量MVおよび制御量PVを設定画面上に表示することができる。
なお、複数伝達関数パラメータ同定手段14、適合率計算手段15、最良適合率伝達関数選択手段16、最適PIDパラメータ探索手段17および最適PIDパラメータ決定手段18は、これらの手段に対応した命令が記述されたプログラムをコンピュータに実行させることにより実現することができる。ここで、図9〜図11の表示画面を生成させる命令は、例えば、ビジュアルベーシックにて記述することができ、複数伝達関数パラメータ同定手段14、適合率計算手段15、最良適合率伝達関数選択手段16、最適PIDパラメータ探索手段17および最適PIDパラメータ決定手段18のソースコードは、例えば、C言語およびMATLABにて記述することができる。
また、上述した実施形態では、PID制御を例にとって説明したが、比例制御、積分制御、比例積分制御などの他の制御方法を用いるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るPIDパラメータ調節支援装置の概略構成を示すブロック図である。 図1のPIDパラメータ調節支援装置におけるPIDパラメータ算出方法を示すフローチャートである。 図1の複数伝達関数パラメータ同定手段の構成例を示すブロック図である。 図1の最良適合率伝達関数選択手段による最良適合率伝達関数の選択方法の一例を示す図である。 図1の最適PIDパラメータ探索手段による最適PIDパラメータの探索方法の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るPIDパラメータ調節支援装置の概略構成を示すブロック図である。 図6のPIDパラメータ調節支援装置におけるPIDパラメータ算出方法を示すフローチャートである。 図6の最適PIDパラメータ決定手段による最適PIDパラメータの決定方法を示す図である。 図1の複数伝達関数パラメータ同定手段による伝達関数の同定画面を示す図である。 図1の最適PIDパラメータ探索手段によるPIDパラメータの設定画面を示す図である。 図6の最適PIDパラメータ決定手段によるPIDパラメータの設定画面を示す図である。
符号の説明
11 パーソナルコンピュータ
12 PID調節器
13 制御対象
14 複数伝達関数パラメータ同定手段
15 適合率計算手段
16 最良適合率伝達関数選択手段
17 最適PIDパラメータ探索手段
18 最適PIDパラメータ決定手段
19 減算器

Claims (5)

  1. 制御対象に入力される操作量の時系列データと、前記操作量に応じて前記制御対象から出力される制御量の時系列データに基づいて、予め構造が設定された前記制御対象を表現する複数の伝達関数のパラメータを同定する複数伝達関数パラメータ同定手段と、
    前記複数伝達関数パラメータ同定手段にてパラメータが同定された伝達関数に基づいて、前記伝達関数による制御量の推定値と、前記制御対象から出力された制御量の実測値との適合率を計算する適合率計算手段と、
    前記適合率計算手段にて計算された適合率の最も良い伝達関数を前記制御対象のモデルとして選択する最良適合率伝達関数選択手段と、
    前記最良適合率伝達関数選択手段にて選択された伝達関数を対象として、予め決められた評価指標が満たされるようにPIDパラメータを探索する最適PIDパラメータ探索手段とを備えることを特徴とするPIDパラメータ調節支援装置。
  2. 前記最適PIDパラメータ探索手段は、ステップ入力時の出力波形の立ち上がり時間、遅延時間、行き過ぎ時間、整定時間、行き過ぎ量または振幅減衰比の少なくともいずれか1つを前記評価指標としてパーティクル・スォーム・オプティマイゼイションにて前記PIDパラメータを探索することを特徴とする請求項1記載のPIDパラメータ調節支援装置。
  3. 制御対象に入力される操作量の時系列データと、前記操作量に応じて前記制御対象から出力される制御量の時系列データに基づいて、予め構造が設定された前記制御対象を表現する複数の伝達関数のパラメータを同定する複数伝達関数パラメータ同定手段と、
    前記複数伝達関数パラメータ同定手段にてパラメータが同定された伝達関数に基づいて、前記伝達関数による制御量の推定値と、前記制御対象から出力された制御量の実測値との適合率を計算する適合率計算手段と、
    前記適合率計算手段にて計算された適合率の最も良い伝達関数を選択する最良適合率伝達関数選択手段と、
    前記最良適合率伝達関数選択手段にて選択された伝達関数を対象として、予め与えられたPIDパラメータ調整方法を使用することでPIDパラメータを決定する最適PIDパラメータ決定手段とを備えることを特徴とするPIDパラメータ調節支援装置。
  4. 前記予め与えられたPIDパラメータ調整方法は、Chien Hrones and Reswickの調整則、Ziegler and Nicholsの調整則、ベトラークの調整則、IMC法、部分的モデルマッチング法、Cohen Coon法の少なくともいずれか1つから選択されることを特徴とする請求項3記載のPIDパラメータ調節支援装置。
  5. 前記伝達関数として、一次遅れ系+むだ時間、二次遅れ系+むだ時間、一次遅れ系+積分系+むだ時間、二次遅れ系+積分系、二次振動系+むだ時間、積分系+むだ時間、非最小位相系が用意されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のPIDパラメータ調節支援装置。
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