JP2009116035A - アレイ基板、マザー基板、及び、アレイ基板の製造方法 - Google Patents

アレイ基板、マザー基板、及び、アレイ基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造歩留まりの低下を招くことなく高密度化及び微細化を可能とし、表示装置として狭額縁化を実現可能なアレイ基板、アレイ基板用のマザー基板、及び、アレイ基板の製造方法を提供する。
【解決手段】複数の画素によって構成されたアクティブエリアにおいて、各画素に対して信号を供給する信号配線と、
アクティブエリア外に配置され、アクティブエリアに信号を供給する駆動回路30と、
駆動回路及び信号配線の少なくとも一方から、基板端の少なくとも2辺にそれぞれ引き出された検査配線IWと、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、表示装置などに適用可能なアレイ基板、マザー基板、及び、アレイ基板の製造方法に関する。
近年、薄型の表示装置として液晶表示装置や、有機エレクトロ・ルミネセンス(Electro Luminescence 以下ELと略す)を用いた有機EL表示装置が広く実用化されつつある。このような表示装置は、マトリクス状の画素によって構成されたアクティブエリアを備えている。このアクティブエリアは、画素の行方向に沿って延在する複数の走査線、画素の列方向に沿って延在する複数の信号線、これら走査線と信号線との交差部付近に配置されたスイッチング素子、スイッチング素子に接続された画素電極などを備えている。
また、近年では、高精細化による画素数の増加及び狭額縁化の要求に伴い、アクティブエリア及びアクティブエリアの外周において、走査線や信号線などの各種配線は、非常に微細な配線ルールに従って形成される傾向にある。しかしながら、各種配線の線幅及び配線間隙間を狭めることには、パターン形成精度や製造歩留まりの制約から限界があり、配線間でのショートや各配線の断線などといった配線不良、スイッチング素子の動作異常などの不具合を招くおそれがある。このような配線不良やスイッチング素子の動作異常は、製造歩留まりを悪化させるため、改善が求められている。
そこで、表示パネル上の各種不良を短時間で、かつ大量に検査するための手法が種々検討されている。特許文献1によれば、アクティブエリア外に各種配線不良を検査するための検査部を備えた表示装置が提案されている。この検査部は、駆動ICチップの信号線駆動部に対応して設けられた信号線検査部、走査線駆動部に対応して設けられた走査線検査部のほかに、検査用の各種信号を入力するためのパッド部を有している。
特開2007−140378号公報
しかしながら、設計ルールの高密度化、微細化が進んだ製品では、表示パネル上に従来ルールで検査部を設置することは困難となってきている。
そこで、この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、製造歩留まりの低下を招くことなく高密度化及び微細化を可能とし、表示装置として狭額縁化を実現可能なアレイ基板、マザー基板、及び、アレイ基板の製造方法を提供することにある。
この発明の第1の態様によるアレイ基板は、
複数の画素によって構成されたアクティブエリアにおいて、各画素に対して信号を供給する信号配線と、
前記アクティブエリア外に配置され、前記アクティブエリアに信号を供給する駆動回路と、
前記駆動回路及び前記信号配線の少なくとも一方から、基板端の少なくとも2辺にそれぞれ引き出された検査配線と、
を備えたことを特徴とする。
この発明の第2の態様によるアレイ基板用のマザー基板は、
複数のセル領域を有するアレイ基板用のマザー基板であって、
各セル領域は、複数の画素によって構成されたアクティブエリアにおいて各画素に対して信号を供給する信号配線と、前記アクティブエリア外に配置され前記アクティブエリアに信号を供給する駆動回路と、を備えた構成において、
セル領域外に配置され、各セル領域に対応した検査信号を入出力するための検査パッドと、
各セル領域の前記駆動回路及び前記信号配線の少なくとも一方から、各セル領域の少なくとも2辺を経由してセル領域外にそれぞれ引き出され、前記検査パッドと接続された検査配線と、
を備えたことを特徴とする。
この発明の第3の態様によるアレイ基板の製造方法は、
複数の画素によって構成されたアクティブエリアにおいて各画素に対して信号を供給する信号配線と、前記アクティブエリア外に配置され前記アクティブエリアに信号を供給する駆動回路と、を備えたセル領域を同一基板上に複数個形成し、
セル領域外に、各セル領域に対応した検査信号を入出力するための検査パッドを形成し、
各セル領域の前記駆動回路及び前記信号配線の少なくとも一方から、各セル領域の少なくとも2辺を経由してセル領域外にそれぞれ引き出され、前記検査パッドと接続された検査配線を形成し、
各セル領域を切り出すことを特徴とする。
この発明によれば、製造歩留まりの低下を招くことなく高密度化及び微細化を可能とし、表示装置として狭額縁化を実現可能なアレイ基板、マザー基板、及び、アレイ基板の製造方法を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る表示装置に関する技術について図面を参照して説明する。
表示装置の一例としての液晶表示装置や有機EL表示装置は、通常、略矩形平板状の表示パネルを備えている。この表示パネルは、画像を表示する略矩形状のアクティブエリアを備えている。このアクティブエリアは、マトリクス状に配置された複数の画素PXや、各画素PXに各種信号を供給する複数の信号配線などによって構成されている。
より具体的に説明すると、図1及び図2に示すように、表示装置を構成するアレイ基板10は、ガラス基板などの絶縁基板11を用いて形成されている。このアレイ基板10は、アクティブエリア20に配置された信号配線として、例えば、画素PXの行方向に沿って延在する複数の走査線Y(1、2、3、…、m)や、画素PXの列方向に沿って延在する複数の信号線X(1、2、3、…、n)などを備えている。これらの走査線Y及び信号線Xは、絶縁層を介して互いに異なる層に配置されている。
また、アレイ基板10は、アクティブエリア20において、これらの走査線Yと信号線Xとの交差部を含む領域において画素PX毎に配置されたスイッチング素子SWを備えている。このスイッチング素子SWは、図示しない電極(例えば液晶表示装置の画素電極や有機EL表示装置の陽極など)や他の配線に接続されている。
スイッチング素子SWは、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)などで構成されている。すなわち、このスイッチング素子SWは、例えばポリシリコン(p−Si)からなる半導体層SCを備えている。この半導体層SCは、絶縁基板11の表面を覆うアンダーコート層UC上に配置され、第1絶縁膜IL1によって覆われている。アンダーコート層UCは、例えば、窒化シリコンの単層、酸化シリコンの単層、あるいは、これらの積層体などによって形成されている。第1絶縁膜IL1は、例えば、窒化シリコンや酸化シリコンなどによって形成されている。
スイッチング素子SWのゲート電極Gは、第1絶縁膜IL1の上に配置され、対応する走査線Yに電気的に接続されている(あるいは走査線と一体に形成されている)。このゲート電極Gは、第2絶縁膜IL2によって覆われている。第2絶縁膜IL2は、例えば、窒化シリコンや酸化シリコンなどによって形成されている。
ゲート電極G及び走査線Yは、例えば、Al(アルミニウム),Mo(モリブデン),Ta(タンタル),Cr(クロム),Ti(チタン),W(タングステン),Nd(ネオジウム),Cu(銅)、及びそれらの合金などによって形成されている。
スイッチング素子SWのソース電極S及びドレイン電極Dは、第2絶縁膜IL2の上に配置されている。ソース電極Sは、第1絶縁膜IL1及び第2絶縁膜IL2を貫通するコンタクトホールを介して半導体層SCのソース領域にコンタクトしているとともに、対応する信号線Xに電気的に接続されている(あるいは信号線と一体に形成されている)。ドレイン電極Dは、第1絶縁膜IL1及び第2絶縁膜IL2を貫通するコンタクトホールを介して半導体層SCのドレイン領域にコンタクトしているとともに、対応する電極や他の配線に電気的に接続されている(あるいは図示しない電極や他の配線と一体に形成されている)。
信号線X、ソース電極S及びドレイン電極Dは、例えば、Al(アルミニウム),Mo(モリブデン),Ta(タンタル),Cr(クロム),Ti(チタン),W(タングステン),Nd(ネオジウム),Cu(銅)、及びそれらの合金などによって形成されている。
アレイ基板10は、アクティブエリア20の外側に、各画素PXのスイッチング素子SWを制御して各画素に映像信号を書き込むための各種信号を出力する駆動回路30を備えている。より詳細には、駆動回路30は、ゲートドライバ30G及びソースドライバ30Sを備えている。
ゲートドライバ30Gは、走査線Yのそれぞれに接続され、各走査線Yに接続されたスイッチング素子SWのオン/オフを制御するための走査信号を出力する。ソースドライバ30Sは、信号線Xのそれぞれに接続され、各信号線Xに接続されたスイッチング素子SWを介して各画素に書き込む映像信号を出力する。
図1に示した例では、ゲートドライバ30Gは、アクティブエリア外の走査線Yの一端側において、基板端の一辺10Aに沿って配置されている。また、ソースドライバ30Sは、アクティブエリア外の信号線Xの一端側において、基板端の一辺10Aに直交する他の一辺10Bに沿って配置されている。
また、図3に示した例では、駆動回路30は、ゲートドライバ30G、第1ソースドライバ30S1及び第2ソースドライバ30S2を備えている。ゲートドライバ30Gは、図1に示した例と同様に、アクティブエリア外の走査線Yの一端側において、基板端の一辺10Aに沿って配置されている。また、第1ソースドライバ30S1は、アクティブエリア外の信号線Xの一端側において、基板端の一辺10Aに直交する他の一辺10Bに沿って配置されている。さらに、第2ソースドライバ30S2は、アクティブエリア20を挟んで第1ソースドライバ30S1と対向するように、基板端の一辺10Aに直交する他の一辺10Cに沿って配置されている。
さらに、アレイ基板10は、一辺10Bに沿った端部に、ゲートドライバ30G及びソースドライバ30Sが動作するために必要な電源やロジック信号など入力するための複数のOLBパッドPDを含むOLBパッド群40を備えている。このOLBパッド群40は、信号供給源として機能するフレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)と接続可能である。
上述したようなアレイ基板10は、その製造途中あるいは完成後にアレイテスタと呼ばれる検査装置で電気的な検査を実施する検査工程に投入される。この検査工程においては、良品・不良品の選別が行われ、良品と判定されたアレイ基板10のみが次工程(セル工程)に投入される。
このような検査工程において、アレイ基板10の検査に必要な検査部を設置する必要がある。特に、小型の表示装置をいわゆる多面取りの手法により製造する場合には、検査部は、アレイ基板10を形成するためのマザー基板上に配置されている。この検査部は、アレイテスタとの間で検査信号を入出力するための検査パッド、検査に必要な回路(保護ダイオード及びバッファを含む)、検査配線などを備えている。
近年、設計ルールの高密度化、微細化が進んできており、従来のルールで検査部を配置することが困難となってきている。具体的には、検査配線を製品(アレイ基板)内に引き回すことで、表示装置としてのアクティブエリア外の部分(いわゆる額縁)が大きくなってしまう。このため、小型化及び軽量化が重要な要求仕様である、携帯電話用ディスプレイなどの小型の表示装置の設計に悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで、この実施の形態においては、検査部を構成する要素のうち、最終製品の設計へ影響のない、それらの一部(ビデオ用パッド、検査配線など)をチップ外に配置する。具体的には、製品外形(額縁)を小さくするため、マザー基板上のセル領域間(つまり、最終製品として残らない部分)を活用して、検査部を構成する検査回路の少なくとも一部及び検査パッドの少なくとも一部の設置を行うとともに、検査配線の引き回しを行なう。
これにより、設計ルールの高密度化、微細化に対応した、検査容易化設計を提供できる。これにより、アレイ基板10上に誤って形成された配線不良や不良スイッチング素子などの各種不良の発生箇所及び発生工程の特定が容易になり、問題対策の行動時期を早めることができる。また、製造工程としては、従来仕様の検査装置を使用できるため、コストの増大が抑制され、また検査条件の設定に費やす人件費、期間も縮小することが可能である。
一方、最終製品としては、アクティブエリアのサイズは維持しつつ狭額縁化が可能となる。また、検査部を活用した効率的な検査が可能となり、製造歩留まりの低下を招くことなく高密度化及び微細化が可能となる。
次に、より具体的な例について説明する。
図4に示すように、図1に示したアレイ基板10を製造するためのマザー基板Mは、複数のセル領域Cを有している。各セル領域Cは、マザー基板Mから切り出された際にアレイ基板10となる領域に相当する。各セル領域Cは、所定の間隔をおいて配置されている。
このようなセル領域Cは、アクティブエリア20において上述したような構成の信号配線(走査線Yや信号線Xなど)やスイッチング素子SWなどを備えており、また、アクティブエリア外に配置されたゲートドライバ30G及びソースドライバ30Sを含む駆動回路30を備えている。
マザー基板Mは、セル領域外に配置された複数の検査パッドIPDからなる検査パッド群100を備えている。この検査パッド群100は、検査部を構成する全ての検査パッドIPDを備えていても良いし、一部の検査パッドIPDを備え、マザー基板M上の他の位置(セル領域の内外問わず)に別個の検査パッド群を備えていてもよい。
また、マザー基板Mは、検査パッドIPDとセル領域内とを接続する検査配線IWを備えている。図4に示した例では、検査配線IWAは、セル領域C内のゲートドライバ30Gからセル領域Cの一辺CA(アレイ基板10の一辺10Aに相当する)を経由してセル領域外に引き出され、セル領域外で引き回されて検査パッドIPDと接続されている。また、検査配線IWCは、セル領域C内の信号線Xから図示しないアナログスイッチなどを介してセル領域Cの一辺CC(アレイ基板10の一辺10Cに相当する)を経由してセル領域外に引き出され、セル領域外で引き回されて検査パッドIPDと接続されている。このように、各セル領域Cからは、少なくともその2辺を経由して検査配線IWがセル領域外に引き出されている。
なお、図4に示した例では、OLBパッドPDも検査信号を入出力するためのパッドとして利用するため、検査配線IWBは、セル領域C内のOLBパッドPDからセル領域Cの一辺CB(アレイ基板10の一辺10Bに相当する)を経由してセル領域外に引き出され、セル領域外で引き回されて検査パッドIPDと接続されている。
マザー基板Mは、さらに、セル領域外において、検査パッドIPDとセル領域Cとの間に、保護ダイオードやバッファを含む検査回路の一部を備えていても良い。これらの検査回路の位置をセル領域Cの内部に配置する場合より、セル領域Cの額縁に余裕ができ、狭額縁化が可能となる。
すなわち、上述した検査パッドIPD、検査配線IW、検査回路の一部などは、マザー基板Mにおいて、セル領域Cの間、もしくはセル領域Cとマザー基板の端辺との間などの領域を利用して配置されている。特に、検査配線IWは、セル領域C内から最短の一辺を経由してセル領域外に引き出されている(例えば、セル領域Cの一辺CAに沿って配置されたゲートドライバ30Gから引き出される検査配線IWAは一辺CAを経由する)。
また、これらの検査パッドIPD、検査配線IW、検査回路の一部などの検査部の構成要素は、セル領域Cの構成要素を形成する工程で同時に形成することが可能であり、例えば、検査配線IWは、走査線Yまたは信号線Xなどの信号配線と同一材料により同一工程で形成可能である。
このようにして複数のセル領域Cや、検査パッドIPD及び検査配線IWなどを形成した後、検査工程を経て、良品と判定された各セル領域Cを切り出すことにより、図1に示したようなアレイ基板10が製造される。
このようにして製造されたアレイ基板10においては、ゲートドライバ30G、OLBパッドPD、及び、信号線Xから、それぞれ基板端の3辺10A、10B、10Cにそれぞれ引き出された検査配線IWの一部が残る。
同様に、図5に示すように、図3に示したアレイ基板10を製造するためのマザー基板Mは、複数のセル領域Cを有している。
このようなセル領域Cは、アクティブエリア20において上述したような構成の信号配線(走査線Yや信号線Xなど)やスイッチング素子SWなどを備えており、また、アクティブエリア外に配置されたゲートドライバ30G、第1ソースドライバ30S1及び第2ソースドライバ30S2を含む駆動回路30を備えている。
マザー基板Mは、図4の例と同様に、セル領域外に配置された複数の検査パッドIPDからなる検査パッド群100を備えている。また、マザー基板Mは、図4に示した例と同様に、ゲートドライバ30Gと検査パッドIPDと接続する検査配線IWAのほかに、セル領域C内の第2ソースドライバ30S2からセル領域Cの一辺CCを経由してセル領域外に引き出され、セル領域外で引き回されて検査パッドIPDと接続された検査配線IWCを備えている。このように、図5に示した例においても、各セル領域Cからは、少なくともその2辺を経由して検査配線IWがセル領域外に引き出されている。
なお、図5に示した例でも、OLBパッドPDも検査信号を入出力するためのパッドとして利用するため、マザー基板Mは、OLBパッドPDと検査パッドIPDと接続する検査配線IWB検査配線IWBを備えている。
このようにして複数のセル領域Cや、検査パッドIPD及び検査配線IWなどを形成した後、検査工程を経て、良品と判定された各セル領域Cを切り出すことにより、図3に示したようなアレイ基板10が製造される。
このようにして製造されたアレイ基板10においては、ゲートドライバ30G、OLBパッドPD、及び、第2ソースドライバ30S2から、それぞれ基板端の3辺10A、10B、10Cにそれぞれ引き出された検査配線IWの一部が残る。
以上説明したように、この実施の形態によれば、検査を行うための検査部の構成要素をセル領域外に配置し、確実な検査を行うことにより、製造歩留まりの低下を抑制することができるとともに、アレイ基板あるいは最終製品としての表示装置としては、狭額縁化の実現が可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
図1は、この発明の一実施の形態に係る表示装置用のアレイ基板の構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示したアレイ基板におけるスイッチング素子の構造を概略的に示す断面図である。 図3は、この発明の他の実施の形態に係る表示装置用のアレイ基板の構成を概略的に示す図である。 図4は、図1に示したアレイ基板を製造するためのマザー基板の構成を概略的に示す図である。 図5は、図3に示したアレイ基板を製造するためのマザー基板の構成を概略的に示す図である。
符号の説明
PX…画素 Y…走査線 X…信号線 SW…スイッチング素子
SC…半導体層 G…ゲート電極 S…ソース電極 D…ドレイン電極
M…マザー基板 C…セル領域 IPD…検査パッド IW…検査配線
IWA…検査配線 IWB…検査配線 IWC…検査配線
10…アレイ基板 20…アクティブエリア
30…駆動回路 30G…ゲートドライバ 30S…ソースドライバ
30S1…第1ソースドライバ 30S2…第2ソースドライバ
40…OLBパッド群 PD…OLBパッド

Claims (7)

  1. 複数の画素によって構成されたアクティブエリアにおいて、各画素に対して信号を供給する信号配線と、
    前記アクティブエリア外に配置され、前記アクティブエリアに信号を供給する駆動回路と、
    前記駆動回路及び前記信号配線の少なくとも一方から、基板端の少なくとも2辺にそれぞれ引き出された検査配線と、
    を備えたことを特徴とするアレイ基板。
  2. 前記駆動回路は、基板端の1辺に沿って配置されたゲートドライバと、基板端の他の1辺に沿って配置されたソースドライバと、を有し、
    前記検査配線は、前記ゲートドライバ及び前記ソースドライバから引き出されたことを特徴とする請求項1に記載のアレイ基板。
  3. 前記検査配線は、前記信号配線と同一材料によって形成されたことを特徴とする請求項1に記載のアレイ基板。
  4. 各画素は、ポリシリコンからなる半導体層を備えたスイッチング素子を有することを特徴とする請求項1に記載のアレイ基板。
  5. 複数のセル領域を有するアレイ基板用のマザー基板であって、
    各セル領域は、複数の画素によって構成されたアクティブエリアにおいて各画素に対して信号を供給する信号配線と、前記アクティブエリア外に配置され前記アクティブエリアに信号を供給する駆動回路と、を備えた構成において、
    セル領域外に配置され、各セル領域に対応した検査信号を入出力するための検査パッドと、
    各セル領域の前記駆動回路及び前記信号配線の少なくとも一方から、各セル領域の少なくとも2辺を経由してセル領域外にそれぞれ引き出され、前記検査パッドと接続された検査配線と、
    を備えたことを特徴とするマザー基板。
  6. セル領域外において、前記駆動回路及び前記信号配線の少なくとも一方と前記検査パッドとの間に配置された保護ダイオード及びバッファを含む検査回路の一部を備えたことを特徴とする請求項5に記載のマザー基板。
  7. アレイ基板の製造方法であって、
    複数の画素によって構成されたアクティブエリアにおいて各画素に対して信号を供給する信号配線と、前記アクティブエリア外に配置され前記アクティブエリアに信号を供給する駆動回路と、を備えたセル領域を同一基板上に複数個形成し、
    セル領域外に、各セル領域に対応した検査信号を入出力するための検査パッドを形成し、
    各セル領域の前記駆動回路及び前記信号配線の少なくとも一方から、各セル領域の少なくとも2辺を経由してセル領域外にそれぞれ引き出され、前記検査パッドと接続された検査配線を形成し、
    各セル領域を切り出すことを特徴とするアレイ基板の製造方法。
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