JP2009114769A - 漏水部凍結装置および漏水部止水方法 - Google Patents

漏水部凍結装置および漏水部止水方法 Download PDF

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【課題】地盤または構造体等から小規模な漏水を止水する場合において、漏水部が平坦でない場合や狭隘部においても使用可能であり、簡易、軽量かつ冷却効率の高い押し当て式簡易凍結装置およびこれを用いた止水方法を提供する。
【解決手段】凍結装置1の耐圧容器3下端部外周には、凍結管9が周方向に複数周設けられ、バンド15により周方向で数箇所、耐圧容器3と結合されている。凍結管9は、熱伝導材17で覆われており、冷媒導入管13に冷媒を流すと、冷媒25は耐圧容器3の周囲の凍結管9内を流れる。この際、凍結管9は冷媒により冷却され、熱伝導材17を介して、冷却対象部位を冷却し、凍結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地盤または構造体等から小規模な漏水を止水する場合において、漏水部が平坦でない場合や狭隘部においても使用可能であり、軽量かつ効率よく対処できる押し当て式簡易凍結装置およびこれを用いた止水方法に関するものである。
非開削地中切拡げ工事などで、地盤改良体や、構造物等の止水不良箇所から小規模な漏水が確認された場合、特に高水圧下では、早期に止水対策を施すことが必要である。早期に対策を施さない場合には漏水規模が大きくなり、水没事故や、地表面陥没事故などの大きなトラブルを引き起こすことになるためである。
特に凍結地盤に対しては、薬液注入等の一般的な止水工法では、凍土融解や漏水部損傷を引き起こすことから、有効な止水工法とはいえない。
このような漏水部に対して、凍結地盤にも影響を及ぼさず、応急的な止水装置として、地山に当接する当接部の周囲に止水枠が形成され、当接部を冷却するための冷却媒体を循環させる冷却管が内蔵される、押し当て式簡易凍結装置がある(特許文献1)。
特開2005−16225号公報
しかし、特許文献1にかかる凍結装置は、止水枠で漏水部全体を覆うため、漏水箇所に段差がある場合や狭隘な部位での使用が制限されるという問題がある。また、当接部と冷却部との間に距離があるため、地盤等を効率よく冷却することができないという問題がある。さらに、装置の構成として、冷却部に冷却管が屈曲させて配置され、さらに当接部を別構造で有することから、構造が複雑で重量が重いという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、地盤または構造体等から小規模な漏水を止水する場合において、漏水部が平坦でない場合や狭隘部においても使用可能であり、簡易、軽量かつ冷却効率の高い押し当て式簡易凍結装置およびこれを用いた止水方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、地盤の漏水部に押し当てて漏水部を凍結させて止水する凍結装置であって、耐圧容器と、前記耐圧容器に貫通して設けられた排水管と、前記排水管に設けられたバルブと、前記耐圧容器の周囲に設けられ、内部に冷媒を流すことができる凍結管と、を具備することを特徴とする凍結装置である。
前記凍結管には熱伝導材が設けられても良く、前記排水管の周囲に設けられたヒータと、前記ヒータを覆う断熱材と、をさらに具備してもよい。
前記凍結管が前記耐圧容器の周囲に、周方向に複数周設けられていてもよく、前記凍結管がフレキシブルホースであってもよい。
第1の発明によれば、地盤または構造体等から小規模な漏水を止水する場合において、冷媒を流す凍結管がフレキシブルであり、熱伝導材が可塑性を有するため、漏水部が平坦でない場合や狭隘部においても適用することが可能な押し当て式簡易凍結装置を提供することができる。また、凍結管と冷却部との距離が近いため、極めて高い冷却効率を有し、かつ、構造が簡易であるため軽量な、押し当て式簡易凍結装置を提供することができる。
第2の発明は、漏水部を凍結させて止水する止水方法であって、請求項1記載の凍結装置を漏水部に押し当てる工程(a)と、前記凍結管に冷媒を流す工程(b)と、前記排水管の前記バルブを閉じる工程(c)と、前記漏水部を凍結させる工程(d)と、を具備することを特徴とする漏水部の止水方法である。
第2の発明によれば、地盤または構造体等から小規模な漏水を止水する場合において、漏水部が平坦でない場合や狭隘部においても適用することが可能で、かつ、極めて高い冷却効率を有する押し当て式簡易凍結装置を用いることで、迅速かつ確実な止水方法を提供することができる。
本発明によれば、地盤または構造体等から小規模な漏水を止水する場合において、漏水部が平坦でない場合や狭隘部においても使用可能であり、簡易、軽量かつ冷却効率の高い押し当て式簡易凍結装置およびこれを用いた止水方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかる凍結装置1の外観を示す斜視図であり、図2は、本実施の形態にかかる、凍結装置1を漏水部21に押し当てた状態を示す断面図である。
凍結装置1は主に、耐圧容器3、排水管5、凍結管9、熱伝導材17とから構成される。耐圧容器3のほぼ中央に、鉛直方向に配水管5が取り付けられる。排水管5は耐圧容器3を貫通して設けられている。排水管5の上方には、バルブ7が取り付けられ、必要に応じて、中を流れる流体を止めることができる。なお、耐圧容器3は、図1では半球状としているが、他の形状であっても良い。
図1では、排水管5が耐圧容器3の下端まで伸びており、排水管5の下端にはシール6が設けられている。このようにすれば、漏水を排水管5へ直接導くことができ、冷却効率を高めることができるが、必ずしも排水管5を耐圧容器内に延長する必要はない。また、排水管5の上端には予め図示しないホース等が接続され、内部を流れる流体の排水を行うことができる。なお、シール6の材質は特定しないが、ゴムやスポンジなどが使用できる。
耐圧容器3の下端部外周には、凍結管9が周方向に複数周設けられる。凍結管9は、周方向で数箇所においてバンド15によって耐圧容器3と結合されている。凍結管9の一方の端部には冷媒導入管13が取り付けられる。もう一方の端部には、冷媒排出管11が取り付けられる。凍結管9は、熱伝導材17で覆われており、外部からは、凍結管9は視認できない。なお、熱伝導部材17は、必ずしも凍結管9を覆わなくとも良く、詳細は後述するが、凍結管9の必要部位にのみ設けても良い。
冷媒導入管13より冷媒を流すと、冷媒は耐圧容器3の周囲の凍結管9内を流れ、冷媒排出管11より排出される。この際、凍結管9は冷媒により冷却され、熱伝導材17を介して、冷却対象部位を冷却し、凍結する。
このため、凍結管9は地面19にできるだけ近い方が、より迅速に地面19を凍結することができる。よって、熱伝導材17は地面19に密着するだけの厚みがあればよく、必要以上に厚くすると地面19の冷却効率が落ちる。
また、耐圧容器3は大きすぎると、後述する狭隘部での使用が制限され、また凍結装置1の重量が重くなる。さらに、凍結管9と漏水部21との距離が離れるため、漏水部21の凍結までに要する時間が長くなる。よって、耐圧容器3の外径はあまり大きくない方が望ましく、例えば20cm程度であればよい。
ここで、耐圧容器3、排水管5、冷媒導入管13、冷媒排出管11の材質は特定しないが、例えばアルミニウム、ステンレスなどが使用できる。また、凍結管9は、一般的な鋼管でもよいが、後述するように、使用の自由度をあげるためには、フレキシブルホースであることが望ましい。なお、耐圧容器3の材質としては、剛性を有する金属性でも良いが、剛性のない膜状のものでも良い。
バンド15は、凍結管9と耐圧容器3を結合できれば良いが、後述するように凍結管9を自由に変形させるためには、可撓性のある材質であることが望ましく、例えば樹脂製バンドなどが使用できる。また、熱伝導材17は特定しないが、パテ状の粘着性材料で、かつ、塑性変形可能な材料が望ましい。この場合、熱伝導材17は可塑性の材料であるため、地面の凹凸にも追従し、地面19に密着される。熱伝導材17としては、例えば、粘土に金属粉末を混ぜたものが使用できる。また、図示は省略するが、冷却効率を高めるためには、熱伝導材17を含む凍結装置1の外側全体を断熱材で覆うのが望ましい。
次に、凍結装置1を使用した止水方法について説明する。図3は、本実施の形態に係る凍結装置1を使用した、止水方法を示したフローチャートである。漏水部21を発見した場合、まず、凍結装置1を漏水部21に押し付ける(ステップ101)。図2に示すように、バルブ7を開けた状態で、排水管5を漏水部21に押し当てると、漏水23は排水管5内を流れ、外部へ排出(図中A方向)される。なお、漏水部21は、地面19に生じた場合のみならず、土留壁や凍土等の構造体に生じる場合もある。
次に凍結管9へ冷媒25を流す(ステップ102)。図4は、凍結管9に冷媒25を流した状態を示す断面図である。凍結管9に冷媒25を流すと、冷媒25により熱伝導材17を介して地面19が冷却される。ここで、前述の通り、熱伝導材17は、凍結管9を覆うように設けられなくてもよい。すなわち、凍結管9と冷却対象部位である地面19との隙間を埋める部分にのみ熱伝導材17が設けられれば良い。
冷媒25としては、例えば液体窒素が使用できる。液体窒素を使用した場合は、液体窒素容器を冷媒導入管13と接続し、凍結管9に液体窒素を導入し、冷媒排出管11より排気された窒素ガスを、大気中(トンネル等閉鎖空間の場合は外部)へ放出する。
図5は、凍結管9を覆う熱伝導材17と地面19との接触部位が凍結を開始した状態を示す断面図である。熱伝導材17は、凍結管9からの冷熱を効率よく地面に伝達することが可能であり、また、凍結管9と地面19は距離が極めて近いため、凍結管1における冷却効率は非常に高い。
熱伝導材17近傍の地面19が凍結を開始し、凍結部27が生じたことを確認した後、排水管5に設けられたバルブ7を閉じる(ステップ103〜104)。この際、漏水23の水圧で、多少の漏水23がシール6より排水管5の外へ流出する可能性があるが、凍結部27との接触により漏水23は凍結するため、耐圧容器3の外へ流出することはない。凍結装置1を漏水部23へ押し当ててから、バルブ7を閉じて応急的に止水するまでの時間は、漏水量や地面の状況にもよるが、概ね10〜20分程度である。
図6は、凍結部27の範囲が広がり、漏水部21まで凍結が完了した状態を示す図である。漏水部21が凍結することで漏水23は止水される。漏水部21が完全に凍結したことを確認した後、凍結装置1の冷媒25を止める(ステップ105〜106)。
次いで、凍結装置1を撤去して、止水作業が完了する(ステップ107)。図7は、漏水部21が凍結した後、凍結装置1を撤去した状態を示す図である。なお、地盤の状況にもよるが、一度漏水部21を完全に凍結すれば、凍結装置1を撤去した後も、概ね50分〜1時間程度は漏水部21の止水状態を保つことができる。このため、この間に、恒久的な止水対策を講じることができる。
次に、凍結装置1を段差のある場所で使用する場合について説明する。図8は、凍結装置1を段差のある場所での漏水部21へ適用した場合の設置状態を示す図である。漏水部21が段差の近傍にある場合も、図3に示したステップ101〜ステップ107までの同じ工程にて行われる。
凍結装置1を、段差付近の漏水部21へ押し当てるには、熱伝導材17および凍結管9を、段差に応じて変形させればよい。凍結管9を覆う熱伝導材17と地面19との接触面積は、平坦な場所での使用時と比較して小さくなるが、平坦な場所での使用時と同様な効果を得ることができる。
このような状況で使用する場合は、凍結管9の変形自由度が大きい方が適用できる範囲が広くなる。このため、凍結管9としては、フレキシブルホース等のように、自由に変形が可能な部材であることが望ましい。例えば、アルミニウム製、ステンレス製の蛇腹管などが使用できる。
次に、凍結装置1を狭隘部にて使用する場合について説明する。図9は、凍結装置1を狭隘な場所での漏水部21へ適用した場合の設置状態を示す図である。漏水部21が狭隘な場所にある場合も、図3に示したステップ101〜ステップ107までの同じ工程にて行われる。
凍結装置1を、狭隘部の漏水部21へ押し当てるには、熱伝導材17および凍結管9を、近接する壁面等に応じて変形させればよい。凍結管9を覆う熱伝導材17と地面19との接触面積は、平坦な場所での使用時と比較して小さくなるが、平坦な場所での使用時と同様な効果を得ることができる。このような状況で使用する場合においては、耐圧容器3は可能な限り小さい方が良く、また、前述のとおり、凍結管9の変形自由度が大きい方が適用できる範囲が広くなる。
以上説明してきたように、本実施の形態にかかる凍結装置1によれば、漏水23を効率よく止水することができる。特に、凍結管9は地面19に対して極めて近い位置に配置され、また、熱伝導材17が可塑性を有し地面に密着するため、地面19の冷却効率が極めて高い。
凍結管9はフレキホース等の変形が自由な部材よりなるため、熱伝導材17の可塑性と合わせて、段差のある漏水部21や狭隘部での漏水部21に対しても適用することができる。
また、凍結装置1は構造が簡易であり、構成要素が少ないため、軽量である。更に、凍結管9と耐圧容器3は別体であるので、必要に応じて、凍結管9の巻き数を減らしたり、耐圧容器3のサイズを小さくすることも可能であり、よりコンパクトな凍結装置を得ることも可能である。また、耐圧容器3を小さくすれば、漏水部21と凍結管9との位置をさらに近くする事ができ、より迅速に漏水部21を凍結することができる。
次に第2の実施の形態にかかる凍結装置30について説明する。ここで、本実施の形態において、凍結装置1と同一の機能を奏する構成要素については図1〜図2と同一の記号を付し、重複した説明を避ける。
図10は、第2の実施の形態にかかる凍結装置30を、漏水部21に押し当てた状態を示す断面図である。凍結装置30により漏水部21を止水する場合も、図3に示したステップ101〜ステップ107までの同じ工程にて行われる。
まず、凍結装置30を漏水部21へ押し当て、凍結管9に冷媒25を流す(ステップ101〜102)。この状態では、バルブ7が開いているため、漏水23は排水管5を通じて外部へ排出される。
ここで、熱伝導材17と接触する地面19が凍結を開始すれば、次のステップに進みバルブ7を閉じる(ステップ103〜104)。しかし、凍結管9による冷却効果は、耐圧容器3を介して排水管5にも及ぶため、地面19が凍結するよりも早く、排水管5内の漏水23が凍結する可能性がある。この場合、漏水23の圧力により、漏水23が耐圧容器3内へ流出し、さらに耐圧容器3外へ流出する恐れがある。
凍結装置30は上記問題を解決するため、排水管5の周囲にヒータ29が設置され、さらにヒータ29を覆うように断熱材31が設けられる。凍結装置30の使用に際しては、冷媒25を流すと同時に、ヒータ29の電源を入れる。排水管5および排水管5内の漏水23はヒータ29により温められ、凍結することはない。なお、ヒータ29は特定しないが、バンドヒータやリボンヒータが使用できる。
凍結装置30を用いた止水方法については、凍結装置1における以降のステップ103〜107の工程と同様である。
第2の実施の形態による凍結装置30によれば、第1の実施の形態に係る凍結装置1と同様の効果を奏する。
また、排水管5内の漏水23が凍結しないため、排水管5が閉塞することがない。このため、漏水23の水圧により、漏水23が排水管5より流出し、さらに凍結が進行していない熱伝導材17と耐圧容器3の隙間から漏水23が耐圧容器3外へ流出することを防止することができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本発明における凍結装置は、凍結管が耐圧容器の周囲に3周巻かれている例を示したが、凍結管の設置は耐圧容器の周囲1周のみであってもよく、更に多く巻かれていても良い。
本実施の形態にかかる凍結装置1の外観を示す斜視図。 凍結装置1を漏水部21に押し当てた状態を示す断面図。 本実施の形態に係る凍結装置1を使用した止水方法を示したフローチャート。 凍結管9に冷媒25を流した状態を示す断面図。 凍結管9を覆う熱伝導材17と地面19との接触部位が凍結を開始した状態を示す断面図。 凍結部27の範囲が広がり、漏水部21の凍結が完了した状態を示す図。 漏水部21が凍結し、凍結装置1を撤去した状態を示す図。 凍結装置1を段差のある場所での漏水部21へ適用した場合の設置状態を示す図。 凍結装置1を狭隘な場所での漏水部21へ適用した場合の設置状態を示す図。 第2の実施の形態にかかる凍結装置30を、漏水部21に押し当てた状態を示す断面図。
符号の説明
1、30………凍結装置
3………耐圧容器
5………排水管
7………バルブ
9………凍結管
11………凍結管
13………冷媒排出管
15………冷媒導入管
17………熱伝導材
19………地面
21………漏水部
23………漏水
25………冷媒
27………凍結部
29………ヒータ
31………断熱材

Claims (6)

  1. 地盤又は構造体からの漏水部に押し当てて漏水部を凍結させて止水する凍結装置であって、
    耐圧容器と、
    前記耐圧容器に貫通して設けられた排水管と、
    前記排水管に設けられたバルブと、
    前記耐圧容器の周囲に設けられ、内部に冷媒を流すことができる凍結管と、
    を具備することを特徴とする凍結装置。
  2. 前記凍結管には熱伝導材が設けられることを特徴とする請求項1記載の凍結装置。
  3. 前記排水管の周囲に設けられたヒータと、
    前記ヒータを覆う断熱材と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2記載の凍結装置。
  4. 前記凍結管が前記耐圧容器の周囲に、周方向に複数周設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の凍結装置。
  5. 前記凍結管がフレキシブルホースであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の凍結装置。
  6. 漏水部を凍結させて止水する止水方法であって、
    請求項1記載の凍結装置を漏水部に押し当てる工程(a)と、
    前記凍結管に冷媒を流す工程(b)と、
    前記排水管の前記バルブを閉じる工程(c)と、
    前記漏水部を凍結させる工程(d)と、
    を具備することを特徴とする漏水部の止水方法。
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