JP2009113782A - 多輪タイヤキャスター及び無回転軸キャスター - Google Patents

多輪タイヤキャスター及び無回転軸キャスター Download PDF

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Abstract

【課題】 水平方向に働く力を上方向や回転する力に変え、容易に円滑に段差を乗り越えられるキャスターを実現することを目的とする。
【解決手段】 フリーに回転する3個の車輪を正三角形に配置し、その3輪自体も3輪の中心を回転軸としてフリーに回転する。その回転軸を支持するキャスターアームには回転軸がスライドする穴と車輪を持ち上げるプルバーを備える。このスライド穴とプルバーの働きにより、3輪タイヤ全体が回転することになり、段差を容易に円滑に乗り越えることが出来る事となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車椅子や台車、ベビーカーなどの運搬装置に装着する段差乗り越え用のキャスターに関するものである。
従来、車椅子等運搬装置の前輪として多く用いられているキャスターは、キャスター1個に車輪1個を使用したものが多く、4・5センチの段差に遭遇し衝突した場合、その段差を容易に円滑に乗り越えられず、かなりの労力が必要であった。また、運搬装置のキャスターとして車輪3個を使用したキャスター(例えば特許文献1参照)もあるが、やはり容易に段差を乗り越えられるものではなかった。
実開昭55−175506号公報
従来の1輪のキャスターや3輪のキャスターは、室内や道路などにある4・5センチ程度の段差に遭遇し衝突した場合でも、そのキャスターに掛かる力の方向と働く力の方向はほぼ水平方向で、段差を乗り越えるのに必要な力、すなわち上方向や回転する力に変えることが出来ず、押すだけでは段差を容易に乗り越えることは出来なかった。
本発明は、水平方向に働く力を上方向や回転する力に変え、容易に円滑に段差を乗り越えられるキャスターを実現することを目的とする。
課題を解決する為の手段
本発明は目的を達成する為に、図1に示す様に3輪タイヤ2(1a・1b・1cの三輪をプレートで一体に組み上げた)とキャスターアーム3にスライド穴4とプルバー5を備える3輪タイヤキャスターとする事とした。
このスライド穴4とプルバー5は、3輪タイヤが段差に衝突すると、キャスター全体に掛かる水平方向の力を、キャスターアーム3が前方にスライド穴4の長さ分を移動し、それと同時にプルバー5が3輪タイヤ2の上部にあるタイヤ1cを上方向に引き上げ、3輪タイヤを回転させる力に変え、さらに前方へ力が加わる事で1aのタイヤも段差を乗り越え、キャスターが容易に円滑に段差を乗り越える為に設けたものである。
又、本発明の目的を同様に達成する為に、前述したキャスターとは別の図7に示す、中心に回転軸を持たない外車輪10と、その外車輪に内接する内車輪12(外車輪の内側に三角形の位置に配置し内接する3個の内輪11a・11b・11cをプレートで組み上げた)を備え、その内車輪の1個の車輪11aを支持するキャスターアーム13を備える無回転軸キャスターとする事とした。
この中心に回転軸を持たない外車輪と内接する内車輪12は、外車輪10が段差に衝突すると外車輪が止まり、キャスター全体に掛かる水平方向の力を、内車輪のキャスターアーム13に支持された車輪11aが前方へ押され、外車輪の内側に出来ている斜面を徐々に駆け上がり、続いて段差と同じ高さを超えた所で外車輪も回転し始め、キャスターが段差を容易に円滑に乗り越える為に設けたものである。
発明の効果
本発明の特徴は、キャスターが移動中に段差と遭遇し衝突した際に、水平方向に働く力を上方向や回転する力に変える事にあり、この機能を持つキャスターは段差を容易に円滑に衝撃も少なく乗り越えることが出来る。
発明を実施する為の最良の形態
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(第一実施形態)
まず、第一実施形態の多輪タイヤキャスターについて、図1〜6に基づいて説明する。
図1は側面から見た構成図、図2はその正面図である。1a・1b・1cの車輪はフリーに回転する。この3輪は正三角形に配置しプレートで固定され3輪タイヤ2となりその中心を回転軸とし3輪タイヤもフリーに回転する。尚、この3輪は同径のタイヤとする。
キャスターアーム3には、この発明の特徴である3輪タイヤの回転軸を支持する為と、回転軸がスライドする為のスライド穴4と3輪タイヤ自体を回転させる為に、3輪タイヤの内の1個のタイヤを持ち上げる為のプルバー5を備える。
スライド穴の形状は、緩い傾斜角を持つ山形とし、山形とする事で3輪タイヤの回転軸は段差等に衝突しない限り、自重により自然に山形の頂点に位置する事となる。尚、スライド穴の水平長は3輪タイヤ全体が30度以上回転する為に必要充分な長さとする。
プルバー5のキャスターアーム3への取り付け位置の高さは、3輪タイヤ2が30度回転した時最上あるタイヤ1cの中心位置よりも低い位置に取り付けるものとする。
第一実施形態の多輪タイヤキャスターのタイヤの数量は、3個以上なら何個でも良いが、3個が最も発明の効果を表すので、3個とする。
続いて、3輪タイヤキャスターが、段差を乗り越える状況を説明する。
図3・4で車輪1aが段差に衝突しキャスターの前進が止まると、キャスターアーム3が前方にスライド穴4を使い移動する。すると、プルバー5が3輪タイヤ2の上部にある車輪1cを、キャスターアーム3が前に移動する力を使い持ち上げ、3輪タイヤ2全体が回転し始め、車輪1cが 段差の上に乗り上げる事となる。
図5・6で車輪1cが段差を乗り上げた後は、さらに前進するキャスターアーム3の力により車輪1aも段差を乗り上げ、3輪タイヤキャスター全体が段差を乗り越える事となる。この後、3輪タイヤキャスター2の支持軸は、スライド穴4の頂点の位置に戻り、プルバー5は車輪1bと車輪1aの間に戻り通常の状態に戻る。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態の無回転軸キャスターについて、図7〜12に基づいて説明する。
図7は側面から見た構成図、図8はその正面図である。車輪11a・11b・11cの3個はフリーに回転し外車輪10の内側に内接する様に三角形の形に配置される。そしてその3個の車輪はプレートで固定され、内車輪12を形成する。
この内車輪12のタイヤ3個の接地面それぞれの中央に凹部14を、外車輪10の内側には凸部15を設けその凸凹の部分が互いに噛合い、内車輪12を外れなくしている。
内車輪12の内の1つの車輪11aが キャスターアーム13に支持されており、外車輪10は直接キャスターアーム13には支持されていない。又、外車輪10も内車輪12を有する事でフリーに回転する。
続いて、無回転軸キャスターが、段差を乗り越える状況を説明する。
図9・10で外車輪10が段差に衝突し前進が止まると、キャスターアーム13に支持されている内車輪の車輪11aが前方へ押され、外車輪の内側に出来ている斜面を駆け上がり始め、力の方向を上方向に変え、さらに前上方に移動して行く。
図11・12で上方へ移動してきた内車輪の車輪11aの中心の高さが段差を越えた所で、外車輪10が回転し段差を乗り越える事となる。この後、キャスター全体は外車輪が回転する通常の状態となる。
本発明の多輪タイヤキャスターの実施形態を示す構成図(側面図) 多輪タイヤキャスターの正面図 多輪タイヤキャスターの稼動状況を説明する図 図3とともに、多輪タイヤキャスターの稼動状況を説明する図 図3とともに、多輪タイヤキャスターの稼動状況を説明する図 図3とともに、多輪タイヤキャスターの稼動状況を説明する図 本発明のもう1つの実施形態、無回転輪キャスターの構成図(側面図) 無回転軸キャスターの正面図 無回転軸キャスターの稼動状況を説明する図 図9とともに、無回転軸キャスターの稼動状況を説明する図 図9とともに、無回転軸キャスターの稼動状況を説明する図 図9とともに、無回転軸キャスターの稼動状況を説明する図
符号の説明
1a 3輪タイヤの車輪
1b 3輪タイヤの車輪
1c 3輪タイヤの車輪
2 3輪タイヤ
3 3輪タイヤキャスターのキャスターアーム
4 スライド穴
5 プルバー
10 無回転軸キャスターの外車輪
11a 内車輪のタイヤ
11b 内車輪のタイヤ
11c 内車輪のタイヤ
12 内車輪
13 無回転軸キャスターのキャスターアーム
14 内車輪のタイヤの凹部(11a・11b・11cに共通)
15 外車輪の凸部

Claims (3)

  1. それぞれがフリーに回転する同径の車輪3個以上を多角形に配置しプレートで一体に組み上げ、その3個以上のタイヤの中心を回転軸とした一体とした多輪タイヤと、その多輪タイヤの回転軸がスライドするスライド穴と車輪の一つを持ち上げる機能を持ったプルバーを装備したキャスターアームとで構成することを特徴とする多輪タイヤキャスター。
  2. 前記車輪は、3個である事を特徴とする請求項1に記載の多輪タイヤキャスター
  3. 中心に回転軸を持たない外車輪と、その内側に内接する3個のタイヤを三角形に配置しプレートで組み上げた内車輪を備え、そのうちの1個の車輪がキャスターアームに支持され、内外車輪ともにフリーに回転する機能を特徴とする無回転軸キャスター。
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