JP2009113215A - 発泡原液注入ノズル用補強部材及び発泡原液注入方法 - Google Patents

発泡原液注入ノズル用補強部材及び発泡原液注入方法 Download PDF

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Abstract

【課題】十分な強度を確保しつつ、低コストで複数種類の形状に対応することができる発泡原液注入ノズル用補強部材及び発泡原液注入方法を提供する。
【解決手段】発泡原液を注入するための発泡原液注入ノズル10aに対して、その外周面に被せるようにして発泡原液注入ノズル用補強部材20を取り付ける。これにより、発泡原液注入ノズル10aを通常よりも小さい肉厚で形成しておいて、その外周面に所望の形状からなる発泡原液注入ノズル用補強部材20を取り付けることができるので、当該発泡原液注入ノズル用補強部材20によって十分な強度を確保しつつ、複数種類の形状に対応することができる。また、発泡原液注入ノズル10a全体を取り替えるのではなく、発泡原液注入ノズル用補強部材20のみを取り替えることにより、複数種類の形状に対応することができるので、コストを低減することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、発泡原液を注入するための発泡原液注入ノズルに取付可能な発泡原液注入ノズル用補強部材及び発泡原液注入方法に関するものである。
上下1対の面材間に発泡原液を注入して発泡させることによりサンドイッチパネルを製造する工程に用いられ、上記1対の面材間に発泡原液を注入するための注入装置、いわゆるミキシングヘッドが知られている(例えば、特許文献1参照)。ミキシングヘッドには、細長い管状の発泡原液注入ノズルが取り付けられ、この発泡原液注入ノズルを1対の面材間に挿入した状態で先端から発泡原液が注入される。
発泡原液注入ノズルには、本体ノズルと、当該本体ノズル内に同一軸線上に挿通された注入ロッドとが備えられている。発泡原液の注入時には、本体ノズル内において注入ロッドが上記軸線上を高速で移動されることにより、発泡原液の注入及び循環を切り替える動作が行われる。また、本体ノズルの内面と注入ロッドの外面とのクリアランスは、発泡原液が漏れるのを防止するために小さく設定されている。このような事情により、発泡原液注入ノズルは、発泡原液の注入時の衝撃力に耐えられるように比較的肉厚が大きい形状に形成される。
このようなミキシングヘッドは、上記のようなサンドイッチパネルの製造工程に使用されるだけでなく、各種のワーク(製品)に発泡原液を注入するために使用される。比較的薄いサンドイッチパネルのようなワークに発泡原液を注入する場合には、ワークに形成されている注入口が小さいため、上記のような肉厚の大きい大径の発泡原液注入ノズルを注入口に挿入することが困難になる。そこで、このような場合には、発泡原液注入ノズルの先端に肉厚の小さい小径の延長ノズルを別途取り付け、当該延長ノズルを注入口に挿入して発泡原液を注入するといった作業が行われている。
特開2004−98320号公報
しかしながら、ワークに応じた形状の延長ノズルを複数種類用意するには、コストがかかるといった問題がある。
また、複数種類の延長ノズルを取り替える場合には、使用後の延長ノズルを溶剤で洗浄する必要があるため、延長ノズルの取り替え時の作業が煩雑になるといった問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、十分な強度を確保しつつ、低コストで複数種類の形状に対応することができる発泡原液注入ノズル用補強部材及び発泡原液注入方法を提供することを目的とする。また、本発明は、複数種類の形状に対応することができるとともに、そのための作業が煩雑になるのを防止することができる発泡原液注入ノズル用補強部材及び発泡原液注入方法を提供することを目的とする。
第1の本発明に係る発泡原液注入ノズル用補強部材は、発泡原液を注入するための発泡原液注入ノズルに取付可能であり、上記発泡原液注入ノズルに対して、その外周面に被せられるように取り付けられることを特徴とする。
このような構成によれば、発泡原液注入ノズルの外周面に被せるようにして、複数種類の発泡原液注入ノズル用補強部材を取り付けることができる。したがって、発泡原液注入ノズルを通常よりも小さい肉厚で形成しておいて、その外周面に所望の形状からなる発泡原液注入ノズル用補強部材を取り付けることにより、当該発泡原液注入ノズル用補強部材によって十分な強度を確保しつつ、複数種類の形状に対応することができる。
また、発泡原液注入ノズル全体を取り替えるのではなく、発泡原液注入ノズル用補強部材のみを取り替えることにより、複数種類の形状に対応することができるので、コストを低減することができる。
さらに、発泡原液注入ノズルの外周面に被せられるように取り付けられる発泡原液注入ノズル用補強部材を取り替えるだけで、複数種類の形状に対応することができ、延長ノズルを取り付ける方式ではないので、発泡原液注入ノズル用補強部材には発泡原液が付着することがなく、発泡原液注入ノズル用補強部材の取り替えに伴って溶剤で当該発泡原液注入ノズル用補強部材を洗浄する必要がない。したがって、複数種類の形状に対応することができるとともに、そのための作業が煩雑になるのを防止することができる。
第2の本発明に係る発泡原液注入ノズル用補強部材は、上記発泡原液注入ノズルの根元側に対応する端面から、上記発泡原液注入ノズルの軸線方向に沿って延びる切欠きが形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、切欠きによって発泡原液注入ノズルの根元側に対応する端部の弾性変形を許容し、発泡原液注入ノズル用補強部材内に発泡原液注入ノズルを挿入しやすくすることができる。
第3の本発明に係る発泡原液注入方法は、発泡原液注入ノズルからワークに発泡原液を注入するための発泡原液注入方法であって、上記ワークに対応する形状の発泡原液注入ノズル用補強部材を選択する選択ステップと、選択された上記発泡原液注入ノズル用補強部材を、上記発泡原液注入ノズルに対して、その外周面に被せるように取り付ける取付ステップと、上記発泡原液注入ノズル用補強部材が取り付けられた上記発泡原液注入ノズルを上記ワークに挿入して発泡原液を注入する注入ステップとを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、ワークに対応する形状の発泡原液注入ノズル用補強部材を選択し、その発泡原液注入ノズル用補強部材が外周面に被せられるようにして取り付けられた発泡原液注入ノズルをワークに挿入して発泡原液を注入することができる。したがって、発泡原液注入ノズルを通常よりも小さい肉厚で形成しておいて、その外周面に所望の形状からなる発泡原液注入ノズル用補強部材を取り付けることにより、当該発泡原液注入ノズル用補強部材によって十分な強度を確保しつつ、複数種類の形状に対応することができる。
また、発泡原液注入ノズル全体を取り替えるのではなく、発泡原液注入ノズル用補強部材のみを取り替えることにより、複数種類の形状に対応することができるので、コストを低減することができる。
さらに、発泡原液注入ノズルの外周面に被せられるように取り付けられる発泡原液注入ノズル用補強部材を取り替えるだけで、複数種類の形状に対応することができ、延長ノズルを取り付ける方式ではないので、発泡原液注入ノズル用補強部材には発泡原液が付着することがなく、発泡原液注入ノズル用補強部材の取り替えに伴って溶剤で当該発泡原液注入ノズル用補強部材を洗浄する必要がない。したがって、複数種類の形状に対応することができるとともに、そのための作業が煩雑になるのを防止することができる。
上記発泡原液注入ノズルは、互いに対向する上面材及び下面材間に発泡原液を注入するためのものであってもよい。
また、上記発泡原液注入ノズル用補強部材は、上記発泡原液注入ノズルの根元側に対応する端面から先端側に対応する端面まで、均一な肉厚で円筒状に形成されたような構成であってもよいし、上記発泡原液注入ノズルの先端側に対応する端部が、上記先端側に向かって徐々に断面積が減少することにより先細りした円錐筒状に形成されたような構成であってもよい。
本発明によれば、発泡原液注入ノズル用補強部材によって十分な強度を確保しつつ、複数種類の形状に対応することができる。また、発泡原液注入ノズル全体を取り替えるのではなく、発泡原液注入ノズル用補強部材のみを取り替えることにより、複数種類の形状に対応することができるので、コストを低減することができる。さらに、発泡原液注入ノズル用補強部材の取り替えに伴って溶剤で当該発泡原液注入ノズル用補強部材を洗浄する必要がないので、作業が煩雑になるのを防止することができる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る発泡原液注入ノズル用補強部材を用いて発泡原液を注入するワークを示した斜視図であり、ワークの一例としてサンドイッチパネルが示されている。このサンドイッチパネルは、互いに所定間隔を隔てて平行に延びる上面材1及び下面材2を備えており、これらの上面材1及び下面材2の間に型材3が配置されている。
上面材1及び下面材2は、同一の矩形状に形成された板状部材であり、互いに対向する周縁部間に型材3が設けられることにより、上面材1及び下面材2の間の空間に対して外周全体を取り囲むように型材3が配置されている。この例では、上面材1及び下面材2は長方形状に形成されており、型材3は、上面材1及び下面材2の短辺に沿って延びる短辺側型材3aと、長辺に沿って延びる長辺側型材3bとを備えている。
短辺側型材3aには、上面材1及び下面材2の間の空間内に発泡原液を注入するための注入口3cが形成されている。この注入口3cは、短辺側型材3aに限らず、長辺側型材3bに形成されていてもよい。
図2は、図1のワークに発泡原液を注入する際の態様を示した断面図である。この図2に示すように、ワークに発泡原液を注入する際には、注入装置としてのミキシングヘッド10が用いられ、当該ミキシングヘッド10に取り付けられた細長い管状の発泡原液注入ノズル10aを型材3の注入口3cから挿入し、その先端から発泡原液Mを注入することができる。
ミキシングヘッド10には、ポリオール成分及びポリイソシアネート成分が供給され、これらの成分がミキシングヘッド10内で攪拌混合されることにより、発泡原液Mが生成される。上記ポリオール成分にはポリオールと発泡剤が含まれている。このようにして生成された発泡原液Mは、型材3の注入口3cに挿入されている発泡原液注入ノズル10aの先端から、互いに対向する1対の面材1,2間の空間S内に注入される。注入された発泡原液は、上記空間S内で発泡し、硬化することにより、当該空間S内にウレタンフォームからなる発泡材料が充填される。
本実施形態では、ミキシングヘッド10の発泡原液注入ノズル10aに対して、ワークであるサンドイッチパネルに対応する形状の発泡原液注入ノズル用補強部材20(以下、単に「補強部材」と呼ぶ。)を取り付けることができるようになっており、当該補強部材20が取り付けられた発泡原液注入ノズル10aを注入口3cから挿入して、発泡原液を注入することができるようになっている。
上記補強部材20は、金属材料や樹脂材料などの各種材料で形成することができる。また、上記補強部材20は、発泡原液注入ノズル10aと同一の材料で形成されていてもよいし、発泡原液注入ノズル10aとは異なる材料で形成されていてもよい。
図3は、図2の補強部材20の構成を示した図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図を示している。発泡原液注入ノズル10aは、本体ノズル10bと、当該本体ノズル10b内に同一軸線C上に挿通された注入ロッド10cとを備えている。発泡原液の注入時には、本体ノズル10b内において注入ロッド10cが軸線C上を高速で移動されることにより、発泡原液の注入及び循環を切り替える動作が行われる。また、本体ノズル10bの内面と注入ロッド10cの外面とのクリアランスは、発泡原液が漏れるのを防止するために小さく設定されている。
補強部材20は、円筒状に形成されており、その内径が発泡原液注入ノズル10aの外径、すなわち本体ノズル10bの先端部の外径に対応している。したがって、補強部材20内に、図3(b)に二点鎖線で示すように、発泡原液注入ノズル10aを同一軸線C上に挿入することにより、発泡原液注入ノズル10aの外周面に被せるようにして補強部材20を取り付けることができる。
この補強部材20は、その肉厚が発泡原液注入ノズル10aの肉厚と同程度であり、発泡原液注入ノズル10aの根元側に対応する端面21から先端側に対応する端面22まで、均一な肉厚で円筒状に形成されている。この補強部材20を発泡原液注入ノズル10aに取り付けた状態では、上記先端側に対応する端面22から発泡原液注入ノズル10aの先端部が突出した状態となり、この発泡原液注入ノズル10aの突出した部分が注入口3cに挿入される。
補強部材20の各端面21,22における外周縁及び内周縁には、周方向に沿って面取りが施されている。根元側に対応する端面21の内周縁における面取り量は、先端側に対応する端面22の内周縁における面取り量よりも大きくなっており、上記端面21側から補強部材20内に発泡原液注入ノズル10aを挿入しやすくなっている。
また、補強部材20における根元側に対応する端面21には、軸線C方向に沿って延びる切欠き23が形成されている。この例では、補強部材20の軸線C方向の長さに対して1/2〜1/3程度の長さからなる2つの切欠き23が形成されており、これらの2つの切欠き23が軸線Cを挟んで対称配置されている。これにより、補強部材20における根元側に対応する端部には、2つの切欠き23を挟んで互いに対向する2つのノズル受入部24が形成されるので、切欠き23によって各ノズル受入部24の弾性変形を許容し、補強部材20内に発泡原液注入ノズル10aを挿入しやすくすることができる。
ただし、補強部材20に形成する切欠き23の数は、2つに限らず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
<第2実施形態>
図4は、本発明の第2実施形態に係る補強部材30の構成を示した図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB−B断面図を示している。発泡原液注入ノズル10aは、第1実施形態と同様の構成からなる本体ノズル10b及び注入ロッド10cを備えている。
補強部材30は、円筒状の第1筒部31と、円錐筒状の第2筒部32とが、同一軸線C上で結合するように一体的に形成されて構成されており、第1筒部31及び第2筒部32の各内径が発泡原液注入ノズル10aの外径、すなわち本体ノズル10bの先端部の外径に対応している。したがって、補強部材30内に、図4(b)に二点鎖線で示すように、発泡原液注入ノズル10aを同一軸線C上に挿入することにより、発泡原液注入ノズル10aの外周面に被せるようにして補強部材30を取り付けることができる。
第1筒部31は、その肉厚が発泡原液注入ノズル10aの肉厚と同程度であり、発泡原液注入ノズル10aの根元側に対応する端面33から軸線C方向に均一な肉厚で円筒状に形成されている。一方、第2筒部32は、第1筒部31における発泡原液注入ノズル10aの先端側に対応する端部から、軸線C方向に沿って徐々に断面積が減少するように、外周面がテーパ状に形成されている。これにより、補強部材30は、その発泡原液注入ノズル10aの先端側に対応する端部が、先細りした円錐筒状に形成され、この先細りした先端部が注入口3cに挿入される。この補強部材30を発泡原液注入ノズル10aに取り付けた状態では、第2筒部32における発泡原液注入ノズル10aの先端側に対応する端面34と、発泡原液注入ノズル10aの先端面とが面一になる。
補強部材30の各端面33,34における外周縁及び内周縁には、周方向に沿って面取りが施されている。根元側に対応する端面33の内周縁における面取り量は、先端側に対応する端面34の内周縁における面取り量よりも大きくなっており、上記端面33側から補強部材30内に発泡原液注入ノズル10aを挿入しやすくなっている。
また、補強部材30における根元側に対応する端面33には、軸線C方向に沿って延びる切欠き35が形成されている。この例では、補強部材30の第1筒部31の軸線C方向の長さに対して1/2〜1/3程度の長さからなる2つの切欠き35が形成されており、これらの2つの切欠き35が軸線Cを挟んで対称配置されている。これにより、補強部材30における根元側に対応する端部には、2つの切欠き35を挟んで互いに対向する2つのノズル受入部36が形成されるので、切欠き35によって各ノズル受入部36の弾性変形を許容し、補強部材30内に発泡原液注入ノズル10aを挿入しやすくすることができる。
ただし、補強部材30に形成する切欠き35の数は、2つに限らず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
ワークに対して発泡原液を注入する際には、上記の図3や図4に示したような形状の補強部材20,30の他、各種形状からなる複数種類の発泡原液注入ノズル用補強部材を発泡原液注入ノズル10aの外周面に被せるようにして取り付けることができるようになっている。より具体的には、ワークであるサンドイッチパネルに対応する形状の発泡原液注入ノズル用補強部材を選択し(選択ステップ)、その選択した発泡原液注入ノズル用補強部材を、発泡原液注入ノズル10aに対して、その外周面に被せるように取り付けることができる(取付ステップ)。このようにして発泡原液注入ノズル用補強部材が取り付けられた発泡原液注入ノズル10aを、図2に示すようにワークに挿入して発泡原液を注入することにより(注入ステップ)、ワーク内に発泡原液を良好に注入することができる。
したがって、本実施形態では、発泡原液注入ノズル10a(本体ノズル10b)を通常よりも小さい肉厚で形成しておいて、その外周面に所望の形状からなる発泡原液注入ノズル用補強部材を取り付けることにより、当該発泡原液注入ノズル用補強部材によって十分な強度を確保しつつ、複数種類の形状に対応することができる。
また、発泡原液注入ノズル10a全体を取り替えるのではなく、発泡原液注入ノズル用補強部材のみを取り替えることにより、複数種類の形状に対応することができるので、コストを低減することができる。
さらに、発泡原液注入ノズル10aの外周面に被せられるように取り付けられる発泡原液注入ノズル用補強部材を取り替えるだけで、複数種類の形状に対応することができ、延長ノズルを取り付ける方式ではないので、発泡原液注入ノズル用補強部材には発泡原液が付着することがなく、発泡原液注入ノズル用補強部材の取り替えに伴って溶剤で当該発泡原液注入ノズル用補強部材を洗浄する必要がない。したがって、複数種類の形状に対応することができるとともに、そのための作業が煩雑になるのを防止することができる。
なお、上記選択ステップ、取付ステップ及び注入ステップは、それぞれ作業者により手動で行われるような構成であってもよいし、これらのステップのうちの少なくとも1つが制御装置により自動で行われるような構成であってもよい。
以上の実施形態では、ワークの一例としてサンドイッチパネルにおける上面材1及び下面材2の間の空間Cに発泡原液を注入するような構成について説明したが、このような構成に限らず、本発明に係る発泡原液注入ノズル用補強部材は、サンドイッチパネル以外の各種ワークに発泡原液を注入する場合に、発泡原液注入ノズル10aに対して取付可能である。
本発明の第1実施形態に係る発泡原液注入ノズル用補強部材を用いて発泡原液を注入するワークを示した斜視図であり、ワークの一例としてサンドイッチパネルが示されている。 図1のワークに発泡原液を注入する際の態様を示した断面図である。 図2の補強部材の構成を示した図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図を示している。 本発明の第2実施形態に係る補強部材の構成を示した図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB−B断面図を示している。
符号の説明
1 上面材
2 下面材
3 型材
3c 注入口
10 ミキシングヘッド
10a 発泡原液注入ノズル
20 発泡原液注入ノズル用補強部材
23 切欠き
24 ノズル受入部
30 発泡原液注入ノズル用補強部材
31 第1筒部
32 第2筒部
35 切欠き
36 ノズル受入部

Claims (3)

  1. 発泡原液を注入するための発泡原液注入ノズルに取付可能であり、上記発泡原液注入ノズルに対して、その外周面に被せられるように取り付けられることを特徴とする発泡原液注入ノズル用補強部材。
  2. 上記発泡原液注入ノズルの根元側に対応する端面から、上記発泡原液注入ノズルの軸線方向に沿って延びる切欠きが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発泡原液注入ノズル用補強部材。
  3. 発泡原液注入ノズルからワークに発泡原液を注入するための発泡原液注入方法であって、
    上記ワークに対応する形状の発泡原液注入ノズル用補強部材を選択する選択ステップと、
    選択された上記発泡原液注入ノズル用補強部材を、上記発泡原液注入ノズルに対して、その外周面に被せるように取り付ける取付ステップと、
    上記発泡原液注入ノズル用補強部材が取り付けられた上記発泡原液注入ノズルを上記ワークに挿入して発泡原液を注入する注入ステップとを備えたことを特徴とする発泡原液注入方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019155841A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 マツダ株式会社 流動材料供給方法

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