JP2009112525A - 脱水機及び水洗装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱水機の処理水と接触する部分の清掃やメンテナンスを容易化すること。
【解決手段】脱水機1は、洗濯物Wasから水分を取り除くプレス部20と、洗濯物Wasを搬送する搬送部10と、洗濯物Wasから取り除かれた水分を溜める処理水貯留部30と、を備え、搬送部10と処理水貯留部30とのうち少なくとも一方の少なくとも一部が他方に対して相対的に移動する。これにより、脱水機1は、搬送部10と処理水貯留部30との間に空間が生じる、または搬送部10と処理水貯留部30との間に存在していた空間が大きくなる。よって、作業員は、搬送部10を分解することなく、処理水貯留部30の清掃及びメンテナンスを容易に行える。
【選択図】 図7

Description

この発明は、脱水機に関し、さらに詳しくは、洗濯物を搬送する搬送部を備える脱水機及び水洗装置に関する。
従来、洗濯物を洗浄する水洗機によって洗浄された洗濯物に含まれる水分を取り除く脱水機において、洗濯物を搬送するベルトコンベヤ部を備える脱水機がある。
例えば、特許文献1には、水を通過させるベルトによって構成されたベルトコンベヤ上で、水分を含む洗濯物を枕形部材によってプレスすることで洗濯物を脱水処理する技術が公開されている。
実公平6−46472号公報
洗濯物から脱水されて、ベルトコンベヤ部のベルトを通過した処理水は、ベルトコンベヤ部の鉛直方向側に設けられるタンクに流入する。ここで、前記タンクのような前記処理水と接触する部材は、衛生面上から定期的に清掃やメンテナンスをする必要がある。しかしながら、特許文献1に開示されている脱水機では、前記処理水と接触する部材の清掃やメンテナンスの際に、ベルトコンベヤ部を分解する必要がある。このため、このような脱水機では、清掃に要する時間が増大したり、ベルトコンベヤ部の分解、組み立てに余分な労力を要したりするという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、脱水機の処理水と接触する部分の清掃やメンテナンスを容易にすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る脱水機及び水洗装置は、洗浄後の水分を含んだ洗濯物から水分を取り除く脱水手段と、前記水分を含んだ洗濯物を搬送する搬送手段と、前記搬送手段と対向して設けられて前記洗濯物から取り除かれた前記水分を溜める処理水貯留部と、を備え、前記搬送手段と前記処理水貯留部とのうち少なくとも一方の少なくとも一部が他方に対して相対的に移動することを特徴とする。
上記構成により、本発明に係る脱水機及び水洗機は、搬送手段と処理水貯留部とのうち少なくとも一方の少なくとも一部を、他方に対して相対的に移動させることで、搬送手段と処理水貯留部との間に空間が生じる、または搬送手段と処理水貯留部との間に存在していた空間が大きくなる。これにより、脱水機の清掃及びメンテナンスの作業員は、搬送手段を分解することなく、処理水貯留部の清掃及びメンテナンスを容易に行える。
本発明の好ましい態様としては、前記搬送手段のうち少なくとも一部は、前記処理水貯留部に対して前記処理水貯留部から対向して離れる方向に移動することが望ましい。
上記構成により、本発明に係る脱水機及び水洗機は、搬送手段のうち少なくとも一部を、処理水貯留部に対して移動させることで、搬送手段と処理水貯留部との間に空間が生じる、または搬送手段と処理水貯留部との間に存在していた空間が大きくなる。これにより、前記作業員は、搬送手段を分解することなく、処理水貯留部の清掃及びメンテナンスを容易に行える。
本発明の好ましい態様としては、前記搬送手段は、前記洗濯物が乗せられる無端ベルトと、前記無端ベルトが巻きかけられる第1回転体及び第2回転体と、前記第1回転体と前記第2回転体との間に前記第1回転体の回転軸と前記第2回転体の回転軸とのうち少なくとも一方の前記回転軸に沿う方向の線を軸として前記搬送手段を折り曲げる折返部と、を有することが望ましい。
上記構成により、本発明に係る脱水機及び水洗機は、搬送手段が折り曲がる。よって、搬送手段を処理水貯留部から離れる方向に折り曲げることで、搬送手段と処理水貯留部との間に空間が生じる、または搬送手段と処理水貯留部との間に存在していた空間が大きくなる。これにより、前記作業員は、搬送手段を分解することなく、処理水貯留部の清掃及びメンテナンスを容易に行える。
本発明の好ましい態様としては、2つ設けられる前記折返部のうちの一方の折返部である第1折返部と、2つ設けられる前記折返部のうちの他方の折返部である第2折返部と、前記第1折返部と前記第1回転体とを互いの回動軸を軸に相対的に回動させる第1回動部材と、前記第2折返部と前記第2回転体とを互いの回動軸を軸に相対的に回動させる第2回動部材と、を備えることが望ましい。
上記構成により、本発明に係る脱水機及び水洗機は、搬送手段が2箇所で折り曲がる。よって、搬送手段を処理水貯留部から離れる方向に折り曲げることで、搬送手段と処理水貯留部との間に空間が2箇所生じる、または搬送手段と処理水貯留部との間に存在していた2つの空間がそれぞれ大きくなる。これにより、前記作業員は、搬送手段を分解することなく、処理水貯留部の清掃及びメンテナンスを容易に行える。
本発明の好ましい態様としては、前記洗濯物の脱水処理時に前記洗濯物を囲うバスケットが連結されて前記バスケットを前記搬送手段から離れる方向に移動させるバスケット移動機構を備え、前記搬送手段の少なくとも一部は、前記バスケット移動機構によって前記処理水貯留部に対して移動されることが望ましい。
上記構成により、本発明に係る脱水機及び水洗機は、搬送手段の少なくとも一部を処理水保留に対して移動させるための動力を設けなくてもよい。バスケット移動機構を駆動力源とすることにより、脱水機のコスト削減、小型化、軽量化ができる。
本発明の好ましい態様としては、前記脱水機の構造部材に取り外しできるように設けられて前記バスケットの移動方向をガイドするバスケット用ガイド部材を備えることが望ましい。
上記構成により、本発明に係る脱水機及び水洗機は、バスケット用ガイド部材を、バスケット取付部材及び構造部材から取り外しできる。これにより、前記作業員は、バスケット用ガイド部材をバスケット取付部材及び構造部材から取り外してから処理水貯留部を清掃及びメンテナンスできる。よって、処理水貯留部の清掃及びメンテナンスの際に、バスケット用ガイド部材が清掃及びメンテナンスの妨げにならない。
本発明の好ましい態様としては、前記搬送手段の少なくとも一部の前記処理水貯留部に対する移動が完了したときに、移動が完了した前記搬送手段の部材の前記処理水貯留部に向かう方向の動きを制限する固定手段を備えることが望ましい。
上記構成により、本発明に係る脱水機及び水洗機は、固定手段により、搬送手段に力が加えられなくとも、搬送手段の少なくとも一部は、搬送手段と処理水貯留部との間の空間を維持できる。これにより、脱水機の不具合や、不測の停電などによる処理水貯留部の清掃及びメンテナンス中の事故を抑制できる。
また、固定手段により、搬送手段の少なくとも一部を処理水貯留部に対して移動させてから、脱水機の駆動用電源の供給を停止しても、搬送手段の少なくとも一部は、搬送手段と処理水貯留部との間の空間を維持できる。これにより、脱水機の駆動用電源の供給を停止してから安全に処理水貯留部の清掃及びメンテナンスを行える。
本発明に係る脱水機及び水洗機は、脱水機の処理水と接触する部分の清掃やメンテナンスを容易にできる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための最良の形態(以下実施形態という)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る脱水機の設置例を示す模式図である。水洗装置200は、本実施形態に係る脱水機1と、連続式水洗機100とを備える。脱水機1は、洗浄後の洗濯物Wasに含まれる水分を取り除くプレス型脱水機である。なお、以下、洗濯物Wasに含まれる水分を取り除くことを脱水という。図1に示すように、脱水機1は、例えば洗濯物Wasを洗浄する連続式水洗機100に隣接して設けられる。洗濯物Wasは、まず連続式水洗機100の水洗機導入口101から連続式水洗機100に導入される。洗濯物Wasは、連続式水洗機100によって洗浄されて、水洗機搬出口102から搬出される。
次に、洗濯物Wasは、脱水機1に導入される。洗濯物Wasは、脱水機1によって脱水される。脱水された洗濯物Wasは、脱水機1の搬送部10によって脱水機1から搬出される。脱水機1から搬出された洗濯物Wasは、搬出ベルト110によって、次の処理工程を行う装置へ搬送される。
図2は、実施形態1に係る脱水機の脱水処理の初期工程を説明する断面図である。まず、図2を用いて、脱水機1の構成を説明する。脱水機1は、搬送手段としての搬送部10と、脱水手段としてのプレス部20と、処理水貯留部30とを備える。搬送部10は、洗濯物Wasを搬送する。プレス部20は、洗濯物Wasをプレスすることで脱水を行う。処理水貯留部30は、洗濯物Wasから脱水された処理水Watを一時的に溜める。
搬送部10は、第1回転体としての第1ローラ11aと、第2回転体としての第2ローラ11bと、第1回動部材12aと、第2回動部材12bと、第1折返部13aと、第2折返部13bと、無端ベルト14と、デッキ15aと、デッキプレート15bと、第1ローラ側アシストローラ16aと、第2ローラ側アシストローラ16bと、電動モータ17とを備える。
第1ローラ11aは、第1回動部材12aを介して脱水機1の構造部材としてのフレームFLに連結される。このとき、第1ローラ11aは、第1回動部材12aに対して回転できるように連結される。なお、フレームFLは、脱水機1を設置する設置面に据え置きされ、脱水機1を構成する要素を支持する静止部材全般とする。第2ローラ11bは、第1ローラ11aと所定の間隔をおいて第2回動部材12bを介してフレームFLに連結される。このとき、第2ローラ11bは、第2回動部材12bに対して回転できるように連結される。
第1回動部材12aは、一方の端部が第1ローラ11aに連結され、他方の端部がフレームFLに回動できるように連結される。この第1回動部材12aの前記他方の端部が、第1折返部13aとなる。第2回動部材12bは、一方の端部が第2ローラ11bに連結され、他方の端部がフレームFLに回動できるように連結される。この第2回動部材12bの前記他方の端部が、第2折返部13bとなる。
第1折返部13a及び第2折返部13bは、第1ローラ11aと第2ローラ11bとの間の空間に設けられる。以下に、第1ローラ11aと第2ローラ11bとの間の空間をより具体的に説明する。第1ローラ11aの回転軸と直交し、かつ搬送部10の長手方向と直交する仮想の線を仮想線VL01とする。また、第2ローラ11bの回転軸と直交し、かつ搬送部10の長手方向と直交する仮想の線を仮想線VL02とする。第1折返部13aは、仮想線VL01よりも第2ローラ11b側に設けられる。また、第2折返部13bは、仮想線VL02よりも第1ローラ11a側に設けられる。
無端ベルト14は、一方の面(表面)と他方の面(裏面)とを貫通する孔を複数有するベルトにより環状に形成される。無端ベルト14は、例えばメッシュ素材によって形成される。これにより、処理水Watは、無端ベルト14を無端ベルト14の厚み方向に前記孔を介して通過できる。無端ベルト14は、第1ローラ11aと第2ローラ11bとに巻き掛けられる。デッキ15aは、格子状に形成されて、フレームFLに取り付けられる。デッキ15aは、通常、第1ローラ11aの回転軸と第2ローラ11bの回転軸とを含む面と平行になるように設けられる。
デッキプレート15bは、板状部材であり、一方の面(表面)と他方の面(裏面)とを貫通する孔を複数有する。デッキプレート15bは、デッキ15aに取り付けられ、その平面部が、通常、第1ローラ11aの回転軸と第2ローラ11bの回転軸とを含む面と平行になるように設けられる。ここで、第1ローラ11aと第2ローラ11bとに巻き掛けられる無端ベルト14のうち、プレス部20側のベルトをプレス部側ベルト14a、処理水貯留部30側のベルトを貯留部側ベルト14bとする。デッキプレート15bは、プレス部側ベルト14aの洗濯物Wasが乗せられる面とは反対の面と接触するように設けられる。
なお、上述のように、第1回動部材12a及び第2回動部材12bは、フレームFLに対して回動できる。しかし、脱水機1を運転する際、第1回動部材12a及び第2回動部材12bは、第1ローラ11aと、デッキプレート15bと、第2ローラ11bとが略平面上に位置するように固定される。なお、略平面とは、第1ローラ11aと第2ローラ11bとに巻き掛けられる無端ベルト14のプレス部側ベルト14aが、デッキプレート15bに沿うように接触する範囲をいう。
第1ローラ側アシストローラ16a及び第2ローラ側アシストローラ16bは、第1ローラ11aと第2ローラ11bとに巻き掛けられる無端ベルト14の周回移動を補助する手段である。第1ローラ側アシストローラ16aは、例えば連結部材を介して第1回動部材12aに連結される。このとき、前記連結部材は、第1回動部材12aに対して回動できるように連結される。このとき、第1ローラ側アシストローラ16aは、前記連結部材に対して回転できる。
また、第1ローラ側アシストローラ16aは、貯留部側ベルト14bと接触する。これにより、第1ローラ側アシストローラ16aは、無端ベルト14の周回移動を補助する。なお、第2ローラ側アシストローラ16bは、第1ローラ側アシストローラ16aと同様の構成で、第2回動部材12bに連結される。これにより、第2ローラ側アシストローラ16bは、無端ベルト14の周回移動を補助する。
電動モータ17は、例えば第2ローラ11bを回転させる駆動源として設けられる。電動モータ17により、第2ローラ11bを回転させると、無端ベルト14は第1ローラ11aと第2ローラ11bとの間で環状に周回移動する。このとき、第1ローラ11aは、無端ベルト14から動力を得て回転する。なお、電動モータ17は、第1ローラ11aを回転させる駆動源として設けられてもよい。
プレス部20は、バスケット21と、加圧部材22と、プレス用ロッド23と、プレス駆動機構24とを備える。
図3は、実施形態1に係るバスケットを示す模式図である。バスケット21は、図3に示すように、洗濯物投入口21aと、孔21bと、取付部21cとを有する。バスケット21は、例えば略円筒形状に形成される。洗濯物投入口21aは、洗濯物Wasをバスケット21の内部へ導入するための開口部である。孔21bは、バスケット21の内部と外部とを貫通するように設けられる。これにより、孔21bは、バスケット21内に投入された洗濯物Wasを脱水したときに洗濯物Wasから取り出される処理水Watを、バスケット21の内部から排出する。孔21bは、バスケット21の周面に複数設けられる。
取付部21cは、後述するブラケット25aにバスケット21を取り付けるための部材である。図6に示すブラケット25aは、無端ベルト14に対して近づく方向及び遠ざかる方向に移動する。よって、ブラケット25aに取り付けられるバスケット21も、無端ベルト14に対して近づく方向及び遠ざかる方向に移動する。
図2に示すように、加圧部材22は、椀型基部22aと、メンブレン22bと、流体22cとを有する。メンブレン22bは、弾性部材によって形成される。また、メンブレン22bは、椀型基部22aの開口部に隙間無く密着して設けられる。これにより、椀型基部22aとメンブレン22bとで空間が形成される。流体22cは、前記空間に充填される。
プレス用ロッド23は、例えば表面が滑らかな円筒形状の棒状部材である。プレス用ロッド23は、一方の端部が加圧部材22と連結され、他方の端部がプレス駆動機構24とに連結される。プレス駆動機構24は、中空円筒形状に形成されるシリンダと、プレス用ロッド23をシリンダから押し出す、またはシリンダ内に引き込む駆動機構とを有する。例えば、前記駆動機構は、油圧機構であり、プレス用ロッド23は、油圧機構により、プレス駆動機構24のシリンダから押し出される、またはシリンダ内に引き込まれる。
ここで、プレス用ロッド23は、プレス用ロッド23の長手方向に沿う軸線が、無端ベルト14の面に直交するように設ける。これにより、プレス用ロッド23は、無端ベルト14に対して近づく方向及び遠ざかる方向に移動する。結果として、プレス用ロッド23と連結される加圧部材22は、無端ベルト14に対して近づく方向及び遠ざかる方向に移動する。
処理水貯留部30は、搬送部10の鉛直方向側に設けられる。処理水貯留部30は、排水プレート31と、タンク32とを備える。排水プレート31は、無端ベルト14の貯留部側ベルト14bと対向して設けられる。タンク32は、無端ベルト14を通り抜けた処理水Watを一時的に溜める。タンク32は、通常、第1ローラ11a及び第2ローラ11b近傍の鉛直方向側に設けられる。なお、排水プレート31は、処理水Watをタンク32へ導くガイドとして機能する。
洗濯物Wasに含まれる水分は、プレス部20によって絞られることで洗濯物Wasから脱水され、処理水Watとなる。処理水Watは、重力に引かれてプレス部側ベルト14aと、デッキプレート15bと、デッキ15aと、貯留部側ベルト14bとを順に介して排水プレート31に落下する。次に処理水Watは、排水プレート31によって、タンク32へ導かれる。タンク32に導入された処理水Watは、タンク32に接続された配管によりタンク32から排出される。
図4は、実施形態1に係る脱水機の脱水処理の中期工程を説明する断面図である。図5は、実施形態1に係る脱水機の脱水処理の後期工程を説明する断面図である。図4、図5を用いて脱水機1の脱水処理の工程を説明する。なお、以下の説明で、加圧部材22が無端ベルト14側へ向かう方向へ部材が移動することを下降といい、下降と反対の方向へ部材が移動することを上昇という。
図2に示す電動モータ17が停止状態、つまり無端ベルト14が停止状態であって、バスケット21が下降状態であり、加圧部材22及びプレス用ロッド23がバスケット21の洗濯物投入口21aと干渉しない位置にある状態を初期状態とする。初期状態において、図1に示す連続式水洗機100から略定量の洗濯物Wasが洗濯物投入口21aからバスケット21内に投入される。
次に、プレス駆動機構24により、プレス用ロッド23が下降する。これにより、図4に示すように、加圧部材22とプレス部側ベルト14aとの間で、メンブレン22bが洗濯物Wasを加圧する。メンブレン22bは、弾性部材で形成されているため、洗濯物Wasの形状に応じて変形する。これにより、加圧部材22は、洗濯物Wasを傷めることなく、また洗濯物Was全体を加圧できる。
上記状態で脱水機1は、所定の時間、洗濯物Wasを脱水する。このとき、洗濯物Wasから出る処理水Watは、上述のように、まず図3に示すバスケット21の孔21bを介して、またはバスケット21の無端ベルト14側の開口からバスケット21の外部に排出される。次に、処理水Watは、重力に引かれてプレス部側ベルト14a、デッキプレート15b、デッキ15a、貯留部側ベルト14b、排水プレート31、を順に介してタンク32へ導かれる。
次に、プレス駆動機構24の油圧回路が切り換わり、図5に示すようにプレス用ロッド23が上昇する。次いで後述するブラケット25aが上昇し、図6に示すブラケット25aに連結されるバスケット21が上昇する。その後、電動モータ17が駆動し、第2ローラ11bが回転することで無端ベルト14が周回移動する。これにより、無端ベルト14は、脱水後の洗濯物Wasを搬送し、図1に示す搬出ベルト110へ受け渡す。続いて、電動モータ17が再度停止して無端ベルト14が停止すると、バスケット21が無端ベルト14に接触するか、または無端ベルト14の近傍まで下降する。これにより、脱水機1は、図2に示す初期状態となる。脱水機1は、上記工程を1サイクルとし、洗濯物Wasの脱水を連続的に行う。
図6は、メンテナンス準備時の搬送部を示す模式図である。図7は、メンテナンス時の搬送部を示す模式図である。ここで、従来の脱水機は、搬送部が処理水貯留部を覆うように固定されている。これにより、処理水貯留部の清掃及びメンテナンスの際に搬送部を分解する必要がある。搬送部の分解には、時間、労力、技術が必要となるため、脱水機の清掃及びメンテナンスが滞るおそれがある。結果として脱水機の衛生管理が不十分となり、特にタンクなどの処理水が接触する部位に、細菌、藻などが発生するおそれがある。
脱水機1は、搬送部10の一部が、処理水貯留部30に対して部分的に移動する点に特徴がある。図6及び図7に示すように、脱水機1は、バスケット移動機構25を備える。バスケット移動機構25は、油圧装置を有することで、無端ベルト14に近づける方向、及び無端ベルト14から遠ざける方向に図3に示すバスケット21を移動させる。
バスケット移動機構25は、ブラケット25aと、バスケット用ガイド部材としてのバスケット用ガイドロッド25bと、油圧ロッド25cと、駆動源としての油圧シリンダ25dとを有する。ブラケット25aは、図2に示すバスケット21の側周部に取り付けられる。なお、バスケット21は、ブラケット25aから必要に応じて取り外しできるように取り付けられる。
バスケット用ガイドロッド25bは、例えば表面が滑らかな円筒形状に形成される。バスケット用ガイドロッド25bは、例えばフレームFLに取り外しできるように固定される。また、バスケット用ガイドロッド25bは、その長手方向の軸線が、無端ベルト14に対して例えば直交するように設けられる。
ブラケット25aは、バスケット用ガイドロッド25b上を摺動するようにバスケット用ガイドロッド25bに取り付けられる。これにより、バスケット21は、ブラケット25aを介してバスケット用ガイドロッド25bによって、バスケット用ガイドロッド25bの長手方向に沿って、無端ベルト14へ近づく方向への移動(下降)と、搬送部10から遠ざかる方向への移動(上昇)ができる。なお、本実施形態はこれに限定されず、ブラケット25aとは別に、バスケット21にバスケット用ガイドロッド25b上を摺動する部材を設けてもよい。
また、本実施形態では、バスケット用ガイドロッド25bは、ブラケット25a及びフレームFLから取り外しできるように取り付けられる。なお、ブラケット25aの移動手段は、摺動に限定されない。ブラケット25aは、バスケット用ガイドロッド25bに沿って移動できればよい。
油圧ロッド25cは、一方の端部がブラケット25aを介してバスケット21に連結される。なお、油圧ロッド25cは、直接、バスケット21に連結されてもよい。油圧ロッド25cの他方の端部は、油圧シリンダ25dに連結される。油圧シリンダ25dは、駆動源として機能し、油圧ロッド25cを押し出したり引き戻したりする。上記構成により、バスケット21は、無端ベルト14から相対的に移動できる。
図6に示すように、脱水機1は、メンテナンス用部材40を備える。メンテナンス用部材40は、第1回動部材側吊上用フック41aaと、第2回動部材側吊上用フック41abと、ブラケット側吊上用フック41bと、吊上用ワイヤ42とを含んで構成される。
第1回動部材側吊上用フック41aaは、第1回動部材12aに設けられる。この時、第1回動部材側吊上用フック41aaは、第1折返部13aから所定の距離を有して設けられる。本実施形態では、第1回動部材側吊上用フック41aaは、例えば第1ローラ11aと第1折返部13aとの中間に設けられる。なお、第1回動部材側吊上用フック41aaが設けられる位置は、第1折返部13a周りのモーメントを考慮すると、第1折返部13aからより離れた位置に設けられる方が好ましい。これにより、より小さい力で図7に示すように、第1回動部材12aを吊り上げることができる。
ブラケット側吊上用フック41bは、ブラケット25aに設けられる。吊上用ワイヤ42は、例えば所定の長さの金属ワイヤである。吊上用ワイヤ42は、脱水機1の清掃時やメンテナンス時に、一方の端部が第1回動部材側吊上用フック41aaに連結され、他方の端部がブラケット側吊上用フック41bに連結される。なお、脱水機1の運転時は、吊上用ワイヤ42は、第1回動部材側吊上用フック41aa及びブラケット側吊上用フック41bから取り外される。
第2回動部材側吊上用フック41abは、第1回動部材側吊上用フック41aaと同様の構成で、第2回動部材12bに設けられる。なお、脱水機1は、バスケット用ガイドロッド25bの軸線CLを軸に略対象に形成される。よって、軸線CLよりも第2ローラ11b側のメンテナンス用部材40は、軸線CLよりも第1ローラ11a側のメンテナンス用部材40と同様に構成される。つまり、軸線CLよりも第2ローラ11b側の吊上用ワイヤ42は、ブラケット側吊上用フック41bと第2回動部材側吊上用フック41abとを連結する。
上述の構成のように、吊上用ワイヤ42で、ブラケット25aと第1回動部材12aと、ブラケット25aと第2回動部材12bとが連結された状態で、ブラケット25aを無端ベルト14から遠ざかる方向へ移動させると、図7に示すように、第1折返部13aを軸に第1回動部材12aを軸線CL側へ吊り上げることができる。また、第2折返部13bを軸に第2回動部材12bを軸線CL側へ吊り上げることができる。
第1回動部材12aと第2回動部材12bとが、吊り上がることにより、第1回動部材12aとタンク32との間と、第2回動部材12bとタンク32との間とに空間が形成される。これにより、作業員は、搬送部10を分解することなく、タンク32、タンク32に接続される配管とタンク32との接続部、タンク32内のホースなどの清掃及びメンテナンスを容易に行える。
なお、従来、無端ベルト14は、所定の張力で第1ローラ11aと第2ローラ11bとの間に巻き掛けられている。これにより、プレス部側ベルト14aとデッキプレート15bとの間には空間が存在しない。しかしながら、脱水機1は、図7に示すように、第1回動部材12aと第2回動部材12bとが吊り上ることにより、無端ベルト14の張力が小さくなる。つまり無端ベルト14がたるむ。これにより、作業員は、搬送部10を分解することなく、デッキ15aとデッキプレート15bとを容易に清掃及びメンテナンスできる。また、無端ベルト14がたるむことにより、作業員は、容易に無端ベルト14の交換、清掃、メンテナンスも行える。
なお、本実施形態では、脱水機1を第1回動部材12aと第2回動部材12bとを吊り上げる構成としたが、本実施形態はこれに限定されない。脱水機1を第1回動部材12aのみが吊り上る構成にしてもよいし、第2回動部材12bのみが吊り上る構成にしてもよい。例えば、タンク32が第1回動部材12aの鉛直方向側にのみ設けられる場合、脱水機1を第1回動部材12aのみが吊り上る構成にすればよい。
また、本実施形態では、バスケット用ガイドロッド25bは、ブラケット25a及びフレームFLから取り外しできる。これにより、作業員は、バスケット用ガイドロッド25bをブラケット25a及びフレームFLから取り外してからデッキ15aやデッキプレート15bを清掃及びメンテナンスできる。よって、デッキ15aやデッキプレート15bの清掃及びメンテナンスの際に、バスケット用ガイドロッド25bが清掃及びメンテナンスの妨げにならない。
図8は、実施形態1に係る第1折返部を拡大して示す模式図である。脱水機1は、固定手段50を備える。固定手段50は、安全ピン孔51と、構造部材52と、安全ピン53とを有する。安全ピン孔51は、図8に示すように第1折返部13aから所定の距離をおいて第1回動部材12aに設けられる。なお、安全ピン孔51は、第1回動部材12aを構成する部材の一方の面(表面)と他方の面(裏面)とを貫通する。構造部材52は、フレームFLや、フレームFLに固定された構造部材であり、他部材に対して相対移動をしない。
構造部材52は、第1回動部材12aの安全ピン孔51近傍の部材と対向する位置に設けられる。また、構造部材52は、第1回動部材12aが、釣り上った状態の時に、安全ピン孔51と対向する位置に例えば孔が形成される。なお、前記孔は、構造部材52を構成する部材の一方の面(表面)と他方の面(裏面)とを貫通する。安全ピン53は、第1回動部材12aが、釣り上った状態の時に、安全ピン孔51と構造部材52の孔とに同時に挿入される。これにより、第1回動部材12aは、吊上用ワイヤ42を介して力が加えられなくとも、吊り上げ状態を維持できる。
なお、構造部材52に形成される孔は、構造部材52の一方の面(表面)と他方の面(裏面)とを貫通しなくてもよい。例えば、構造部材52に形成される孔は、凹部であってもよい。また、構造部材52に凸部を形成してもよい。これにより、安全ピン53を第1回動部材12a側から安全ピン孔51に挿入する。すると、安全ピン53によって、安全ピン孔51と構造部材52に形成される凹凸部とが一時的に係り合う。これにより、吊上用ワイヤ42を介して第1回動部材12aに力が加えられなくとも、第1回動部材12aは、吊り上げ状態を維持できる。
また、構造部材52に、構造部材52の一方の面(表面)と他方の面(裏面)とを貫通する孔を形成し、第1回動部材12aに凹凸部を形成してもよい。この場合、安全ピン53は、構造部材52側から構造部材52に形成した孔に挿入される。
つまり、固定手段50は、吊上用ワイヤ42を介して第1回動部材12aに力が加えられなくとも、第1回動部材12aを吊り上げ状態に維持できる手段であればよい。例えば、固定手段50は、第1回動部材12aとタンク32との隙間で突っ張るように設けられる棒状部材であってもよい。また、構造部材52と第1回動部材12aとを両側から挟み、構造部材52及び第1回動部材12aの肉厚方向に圧力をかけることにより、構造部材52と第1回動部材12aとの間に摩擦力を発生させる。これにより、固定手段50は、構造部材52と第1回動部材12aとを一時的に相対移動しないように構成してもよい。
固定手段50により、吊上用ワイヤ42を介して第1回動部材12aに力が加えられなくとも、第1回動部材12aは、吊り上げ状態を維持できる。これにより、吊上用ワイヤ42、第1回動部材側吊上用フック41aa、図7に示すブラケット側吊上用フック41bの不具合や、不測の停電などが発生しても、確実に第1回動部材12a等を保持できる。
また、固定手段50により、第1回動部材12aを吊上げ状態にしてから、脱水機1の駆動用電源の供給を停止しても、第1回動部材12aは、吊り上げ状態を維持できる。これにより、脱水機1の駆動用電源の供給を停止してから安全にタンク32の清掃及びメンテナンスを行える。
吊上用ワイヤ42は、例えば所定の長さの金属ワイヤであると説明したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、吊上用ワイヤ42は、棒状の部材であってもよいし、板状の部材であってもよい。
吊上用ワイヤ42は、第1回動部材12aが吊り上げられると、第1回動部材12aに対して回動しようとする。また、同様に、吊上用ワイヤ42は、第1回動部材12aが吊り上げられると、ブラケット25aに対しても回動しようとする。よって、吊上用ワイヤ42と第1回動部材12aとの連結部は、吊上用ワイヤ42が第1回動部材12aに対して回動できるように連結されると好ましい。また、吊上用ワイヤ42とブラケット25aとの連結部は、吊上用ワイヤ42がブラケット25aに対して回動できるように連結されると好ましい。
また、本実施形態では、吊上用ワイヤ42の所定の長さを、例えばブラケット25aが最も搬送部10から遠ざかった位置にある状態、かつ第1回動部材12aが最も吊上がった状態の時の第1回動部材側吊上用フック41aaとブラケット側吊上用フック41bとの間の距離に設定する。
上記構成により、ブラケット25aが最も搬送部10から遠ざかった状態のときに、第1回動部材12aが最も吊り上った状態となる。吊上用ワイヤ42の長さが、この所定の長さより長い場合、第1回動部材12aの吊り上げ量が不十分となり、第1回動部材12aとタンク32との間の隙間が不十分となるおそれがある。これにより、タンク32の清掃及びメンテナンスに支障をきたすおそれがある。
また、吊上用ワイヤ42の長さが、この所定の長さより短い場合、第1回動部材12aの可動範囲以上に第1回動部材12aが吊り上げられ、吊上用ワイヤ42、第1回動部材側吊上用フック41aa、ブラケット側吊上用フック41b、ブラケット25aの駆動力源などに不具合をきたすおそれがある。
そこで、例えば、吊上用ワイヤ42は、自身の長さを調節できるネジ機構や、微小な長さのずれを緩和するダンパ機構を第1回動部材側吊上用フック41aaとブラケット側吊上用フック41bとの間に備えてもよい。これにより、脱水機1は、上述の不具合が発生するおそれを抑制できる。
固定手段50は、図7に示す第2ローラ11b側にも設けられる。第2ローラ11b側に設けられる固定手段50は、第1ローラ11a側に設けられる固定手段50と同様の構成、作用、効果を有する。
搬送部10の第1回動部材12a及び第2回動部材12bは、ブラケット25aに連結され、バスケット移動機構25により吊り上げられると説明したが、本実施形態はこれに限定されない。第1回動部材12a及び第2回動部材12bは、別途に設けた駆動源から駆動力を得て、吊り上げられてもよい。但し、バスケット移動機構25を駆動力源とすることにより、脱水機1のコスト削減、小型化、軽量化ができる。
図9は、実施形態1に係る他の脱水機を示す模式図である。本実施形態では、搬送部10は、第1折返部13aと第2折返部13bと、計2つの折返部を有するものとして説明したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、図9に示すように、第1ローラ11aと、第2ローラ11bとの間に1つ折返部として折返部13cを設け、V字型に吊り上げる構成でもよい。
なお、この場合、デッキ15a及びデッキプレート15bは、それぞれ分割して構成される。具体的には、デッキ15a及びデッキプレート15bは、折返部13cの回動軸と平行な線により分割される。この時、第1回動部材12a及び第2回動部材12bが吊り上がった状態で、分割されたデッキ15aが互いに干渉せず、また、分割されたデッキプレート15bが互いに干渉しないようにデッキ15a及びデッキプレート15bは、それぞれ分割して構成される。
なお、第1回動部材12a及び第2回動部材12bが吊り上がった状態でない時に、それぞれ分割されたデッキ15a及びデッキプレート15bに生じる隙間は、例えば補完部材によって補完するように脱水機1を構成する。つまり、デッキ15a及びデッキプレート15bをそれぞれ3部材に分割する。前記3部材のうち中央の部材は、第1回動部材12a及び第2回動部材12bを吊り上げる際に取り外され、脱水機1の運転時に取り付けられる。
(実施形態2)
図10は、実施形態2に係る脱水機を示す模式図である。実施形態1に係る脱水機1は、搬送部10に折返部を設け、無端ベルト14の一部を吊り上げたが、本実施形態に係る脱水機2は、搬送部60全体を吊り上げる点に特徴がある。なお、上述の実施形態と同一の効果を奏する構成には、同一の符号を付す。また、上述の実施形態と同一の効果は説明を省略する。
脱水機2は、連結部材61を備える。第1ローラ11aは、連結部材61の一方の端部に回転できるように連結される。第2ローラ11bは、連結部材61の他方の端部に回転できるように連結される。また、デッキ15a及びデッキプレート15bは、連結部材61に取り付けられる。第1ローラ側アシストローラ16aは、例えば、連結部材61に対して回動できる連結部材を介して連結部材61に連結される。また、第2ローラ側アシストローラ16bは、例えば、連結部材61に対して回動できる連結部材を介して連結部材61に連結される。
つまり、搬送部60は、本実施形態では、各構成要素が連結部材61に連結され、一体に移動できるように形成される。なお、第1ローラ側アシストローラ16a及び第2ローラ側アシストローラ16bは、脱水機2のフレームに対して回動できるようにフレームFLに連結されてもよい。
第1回動部材側吊上用フック41aaは、実施形態1では第1回動部材12aに連結されたが、本実施形態では、例えば第1ローラ11a近傍の連結部材61に連結される。また、第2回動部材側吊上用フック41abは、実施形態1では第2回動部材12bに連結されたが、本実施形態では、例えば第2ローラ11b近傍の連結部材61に連結される。
なお、第1回動部材側吊上用フック41aa及び第2回動部材側吊上用フック41abの設置位置はこれに限定されず、連結部材61のどの部位に設けてもよい。但し搬送部60のバランスを考慮して設けられる方が好ましい。本実施形態では、例えば搬送部60は、計4箇所で吊り上げられる。
上記構成により、ブラケット25aが無端ベルト14から遠ざかる方向へ移動すると、搬送部60は、処理水貯留部30から離れる方向へ移動する。つまり、搬送部60は、吊上用ワイヤ42によって鉛直方向と反対側へ吊り上げられる。これにより、搬送部60と、処理水貯留部30との間に空間が形成される。よって、作業員は、搬送部60を分解することなく、タンク32や、タンク32に接続される配管とタンク32との接続部や、タンク32内のホースなどの清掃及びメンテナンスを容易に行える。
図11は、実施形態2に係る他の脱水機を示す模式図である。なお、本実施形態は、搬送部60を吊り上げる構成に限定されない。例えば、図11に示すように、脱水機2は、処理水貯留部30から離れる方向に処理水貯留部30側から搬送部60を押し上げる構成でもよい。脱水機2は、第1ローラ側ジャッキ62aと、第2ローラ側ジャッキ62bとを備える。第1ローラ側ジャッキ62a及び第2ローラ側ジャッキ62bは、自身の長手方向に対称物を移動させることができる装置である。
第1ローラ側ジャッキ62aは、例えば第1ローラ11a近傍の連結部材61に設けられる。また、第2ローラ側ジャッキ62bは、例えば第1ローラ11a近傍の連結部材61に設けられる。なお、第1ローラ側ジャッキ62a及び第2ローラ側ジャッキ62bの設置位置は、これに限定されない。但し、第1ローラ側ジャッキ62a及び第2ローラ側ジャッキ62bは、搬送部60のバランスを考慮して設けられる方が好ましい。
上記構成により、脱水機2は、第1ローラ側ジャッキ62a及び第2ローラ側ジャッキ62bが、自身の長手方向に伸びると、搬送部60が処理水貯留部30から離れる方向へ移動する。つまり、搬送部60は押し上げられる。これにより、搬送部60と、処理水貯留部30との間に空間が形成される。よって、作業員は、搬送部60を分解することなく、タンク32や、タンク32に接続される配管とタンク32との接続部や、タンク32内のホースなどの清掃及びメンテナンスを容易に行える。
(実施形態3)
図12は、実施形態3に係る脱水機を示す模式図である。上述の実施形態に係る脱水機は、搬送部が処理水貯留部30に対向した状態で処理水貯留部30から離れる方向へ移動したが、本実施形態に係る脱水機3の搬送部70は、搬送部70が存在する面上を移動する点に特徴がある。なお、上述の実施形態と同一の効果を奏する構成には、同一の符号を付す。また、上述の実施形態と同一の効果は説明を省略する。
図12に示すように、脱水機3は、第1ローラ側スライド部63aaと、第1ローラ側土台部63abと、第2ローラ側スライド部63baと、第2ローラ側土台部63bbとを備える。第1ローラ側スライド部63aaは、連結部材61に連結される。このとき、連結部材61と第1ローラ側スライド部63aaとは、互いにその長手方向に移動できるように連結される。第1ローラ側土台部63abは、一方の端部が第1ローラ側スライド部63aaに固定され、他方の端部が脱水機3のフレームに固定される。
第2ローラ側スライド部63baは、第2ローラ11b側の連結部材61に第1ローラ側スライド部63aa構成と略同様に設けられる。また、第2ローラ側土台部63bbは、一方の端部が第2ローラ側スライド部63baに固定され、他方の端部が脱水機3のフレームに固定される。なお、第1ローラ側スライド部63aaと第2ローラ側スライド部63baとは、その長手方向が同一の方向を向くように設けられる。
上記構成により、搬送部70は、第1ローラ側スライド部63aa及び第2ローラ側スライド部63baの長手方向にスライド移動する。これにより、搬送部70と、処理水貯留部30との間に空間が形成される。よって、作業員は、搬送部70を分解することなく、タンク32や、タンク32に接続される配管とタンク32との接続部や、タンク32内のホースなどの清掃及びメンテナンスを容易に行える。
(実施形態4)
図13は、実施形態4に係る脱水機を示す模式図である。脱水機1の搬送部10は、略V字形状に折り返されてもよいと説明したが、本実施形態に係る脱水機4の搬送部80は、脱水機1の搬送部10とは逆の方向に折り返される点に特徴がある。なお、上述の実施形態と同一の効果を奏する構成には、同一の符号を付す。また、上述の実施形態と同一の効果は説明を省略する。
脱水機4は、脱水機3と同様に第1ローラ側スライド部63aaと、第1ローラ側土台部63abと、第2ローラ側スライド部63baと、第2ローラ側土台部63bbとを備える。この時、第1ローラ11aは、第1ローラ側スライド部63aa上を第2ローラ11b側に向かってスライドする。また、第2ローラ11bは、第2ローラ側スライド部63ba上を第1ローラ11a側に向かってスライドする。
デッキ15a及びデッキプレート15bは、脱水機1のデッキ15a及びデッキプレート15bと同様に、それぞれ分割して構成される。具体的には、デッキ15a及びデッキプレート15bは、折返部13cの回動軸と平行な線により分割される。
吊上用ワイヤ42は、一方の端部がブラケット側吊上用フック41bに連結され、他方の端部が折返部13cに回動できるように連結される。これにより、ブラケット25aが処理水貯留部30から離れる方向に移動すると、折返部13cは、処理水貯留部30から離れる方向に移動する。これにともなって、第1ローラ11aは、第1ローラ側スライド部63aa上を第2ローラ11b側に向かってスライドする。また、第2ローラ11bは、第2ローラ側スライド部63ba上を第1ローラ11a側に向かってスライドする。
上記構成により、搬送部80と、処理水貯留部30との間に空間が形成される。よって、作業員は、搬送部80を分解することなく、タンク32や、タンク32に接続される配管とタンク32との接続部や、タンク32内のホースなどの清掃及びメンテナンスを容易に行える。また、搬送部80が折り返されることで、無端ベルト14がたるむ。これにより、作業員は、容易に無端ベルト14の交換、清掃、メンテナンスが行える。
以上のように、本発明に係る脱水機は、搬送部を有する脱水機に有用であり、特に、搬送部を分解することなく脱水機の清掃及びメンテナンスを容易にすることに適している。
実施形態1に係る脱水機の設置例を示す模式図である。 実施形態1に係る脱水機の脱水処理の初期工程を説明する断面図である。 実施形態1に係るバスケットを示す模式図である。 実施形態1に係る脱水機の脱水処理の中期工程を説明する断面図である。 実施形態1に係る脱水機の脱水処理の後期工程を説明する断面図である。 メンテナンス準備時の搬送部を示す模式図である。 メンテナンス時の搬送部を示す模式図である。 実施形態1に係る第1折返部を拡大して示す模式図である。 実施形態1に係る他の脱水機を示す模式図である。 実施形態2に係る脱水機を示す模式図である。 実施形態2に係る他の脱水機を示す模式図である。 実施形態3に係る脱水機を示す模式図である。 実施形態4に係る脱水機を示す模式図である。
符号の説明
1、2、3 脱水機
10、60、70、80 搬送部
11a 第1ローラ
11b 第2ローラ
12a 第1回動部材
12b 第2回動部材
13a 第1折返部
13b 第2折返部
13c 折返部
14 無端ベルト
14a プレス部側ベルト
14b 貯留部側ベルト
15a デッキ
15b デッキプレート
16a 第1ローラ側アシストローラ
16b 第2ローラ側アシストローラ
17 電動モータ
20 プレス部
21 バスケット
21a 洗濯物投入口
21b 孔
21c 取付部
22 加圧部材
22a 椀型基部
22b メンブレン
22c 流体
23 プレス用ロッド
24 プレス駆動機構
25 バスケット移動機構
25a ブラケット
25b バスケット用ガイドロッド
25c 油圧ロッド
25d 油圧シリンダ
30 処理水貯留部
31 排水プレート
32 タンク
40 メンテナンス用部材
41aa 第1回動部材側吊上用フック
41ab 第2回動部材側吊上用フック
41b ブラケット側吊上用フック
42 吊上用ワイヤ
50 固定手段
51 安全ピン孔
52 構造部材
53 安全ピン
61 連結部材
62a 第1ローラ側ジャッキ
62b 第2ローラ側ジャッキ
63aa 第1ローラ側スライド部
63ab 第1ローラ側土台部
63ba 第2ローラ側スライド部
63bb 第2ローラ側土台部
100 連続式水洗機
101 水洗機導入口
102 水洗機搬出口
110 搬出ベルト
200 水洗装置
CL 軸線
FL フレーム
VL01 仮想線
VL02 仮想線
Was 洗濯物
Wat 処理水

Claims (8)

  1. 洗浄後の水分を含んだ洗濯物から水分を取り除く脱水手段と、
    前記水分を含んだ洗濯物を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段と対向して設けられて前記洗濯物から取り除かれた前記水分を溜める処理水貯留部と、
    を備え、前記搬送手段と前記処理水貯留部とのうち少なくとも一方の少なくとも一部が他方に対して相対的に移動することを特徴とする脱水機。
  2. 前記搬送手段のうち少なくとも一部は、前記処理水貯留部に対して前記処理水貯留部から対向して離れる方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の脱水機。
  3. 前記搬送手段は、
    前記洗濯物が乗せられる無端ベルトと、
    前記無端ベルトが巻きかけられる第1回転体及び第2回転体と、
    前記第1回転体と前記第2回転体との間に前記第1回転体の回転軸と前記第2回転体の回転軸とのうち少なくとも一方の前記回転軸に沿う方向の線を軸として前記搬送手段を折り曲げる折返部と、
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の脱水機。
  4. 2つ設けられる前記折返部のうちの一方の折返部である第1折返部と、
    2つ設けられる前記折返部のうちの他方の折返部である第2折返部と、
    前記第1折返部と前記第1回転体とを互いの回動軸を軸に相対的に回動させる第1回動部材と、
    前記第2折返部と前記第2回転体とを互いの回動軸を軸に相対的に回動させる第2回動部材と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の脱水機。
  5. 前記洗濯物の脱水処理時に前記洗濯物を囲うバスケットが連結されて前記バスケットを前記搬送手段から離れる方向に移動させるバスケット移動機構を備え、前記搬送手段の少なくとも一部は、前記バスケット移動機構によって前記処理水貯留部に対して移動されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の脱水機。
  6. 前記脱水機の構造部材に取り外しできるように設けられて前記バスケットの移動方向をガイドするバスケット用ガイド部材を備えることを特徴とする請求項5に記載の脱水機。
  7. 前記搬送手段の少なくとも一部の前記処理水貯留部に対する移動が完了したときに、移動が完了した前記搬送手段の部材の前記処理水貯留部に向かう方向の動きを制限する固定手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の脱水機。
  8. 導入された洗濯物を洗浄する洗濯槽と、
    前記洗濯槽から取り出された前記洗濯物を脱水する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の脱水機と、
    を備えることを特徴とする水洗装置。
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