JP2009111759A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの心理的負担を低減し、かつ、ユーザが自らの意思でバッテリ切れを予防可能な携帯電子機器を提供する。
【解決手段】制御部18は、実バッテリ10を仮想的に複数のブロックに分割して管理し、それぞれのブロック毎に電力を消費するアプリを割りあて、それぞれのアプリの消費電力を管理する。制御部18は、アプリ使用中に、割り当て先のブロックの電池残量が少なくなれば警告を出し、残量がなくなればアプリを使用できなくするように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、多機能化と薄型化が進む携帯電話等、バッテリ駆動の携帯電子機器に関する。
携帯電話市場において、バッテリ寿命(バッテリの持ち)に対する不満はここ数年顕在化している。代表的なケースとして、ワンセグや音楽再生などのエンターテイメント系のアプリケーションの使用によりバッテリを消費し、携帯電話が本来持つ機能である通話やメールが利用できなくなることが挙げられる。
この問題は、バッテリ残量を気にしながらエンターテイメント系のアプリケーション(以下、単にアプリという)を使わなければいけないという心理的負担をユーザに課し、また、エンターテイメント系アプリの使いすぎによる意図しないバッテリ切れ、あるいは十分な利用時間が確保できない使い勝手の悪さという各種のデメリットを生じる要因にもなっている。
このため、バッテリ容量に制約が生じる各種の電子機器において、バッテリの利用効率を向上させると同時に、バッテリ切れに対するユーザの心理負担を軽減するための各種提案が従来から多数なされている。
代表的には、ユーザによりあるアプリケーションプログラムが起動されようとしたとき、バッテリにより印加される電圧がそのアプリケーションプログラムを起動できない程度に低ければ当該アプリケーションプログラムの起動を停止する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−332728号公報
しかしながら、上記した特許文献1に開示された技術によれば、例えば、ワンセグ等、比較的電力消費量の大きなアプリに電力がとられてバッテリを浪費した場合、通話やメールといった本来の機能を実行するときにローバッテリ状態になって、そのためのアプリの使用が出来なくなる事態も想定される。
このため、ユーザは、画面に表示されるバッテリピクトをチェックしながら常時バッテリの利用状態を意識する必要があり、これが心理的負担の要因になっていた。
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、ユーザの心理的負担を低減し、かつ、バッテリ切れを予防可能な携帯電子機器を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明の携帯電子機器は、バッテリ駆動の携帯電子機器であって、前記バッテリを仮想的に複数のブロックに分割して管理し、前記ブロックのそれぞれに対して割当てられるアプリケーションプログラムの実行に伴う電力消費量に基づき前記ブロック毎の仮想バッテリ残量を演算し、当該仮想バッテリ残量に基づき、警告もしくは割当てられたアプリケーションプログラムの実行停止を指示する制御部、を有するものである。
また、本発明の携帯電子機器において、好適には、前記制御部は、周期的に、もしくは前記アプリケーションプログラムの切り替えを契機に、前記仮想バッテリ残量を演算する。
また、本発明の携帯電子機器において、好適には、前記制御部は、前記仮想バッテリ残量の演算にあたり、今回取得した全体バッテリ残量と前回取得した全体バッテリ残量との差分を求め、当該差分に基づき残量変更を行う。
また、本発明の携帯電子機器において、好適には、前記制御部は、前記仮想バッテリ残量がゼロもしくは満量になった場合、不足分もしくは超過分を他の仮想バッテリとの間で等分して残量調整を行う。
また、本発明の携帯電子機器において、好適には、前記制御部は、前記仮想バッテリ毎に付与された優先度に基づき、もしくは残容量の少ない仮想バッテリを優先して充電を指示する。
また、本発明の携帯電子機器において、好適には、前記制御部は、前記仮想バッテリ毎に割り当てるアプリケーションプログラム、および前記仮想バッテリ間の容量比率に関するユーザ設定入力を取り込み、前記バッテリを仮想的に複数のブロックに分割して管理する。
また、本発明の携帯電子機器において、好適には、前記それぞれの仮想バッテリ残量を画面上に表示する表示部、を有する。
本発明の携帯電子機器によれば、ユーザの心理的負担を低減し、かつ、バッテリ切れを予防することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の内部構成を示すブロック図である。ここでは、携帯電子機器として携帯電話1が例示されている。
図1に示されるように、携帯電話1は、バッテリ10と、通信部11と、操作部12と、音声処理部13と、スピーカ14と、マイクロフォン15と、表示部16と、記憶部17と、制御部18とにより構成される。
バッテリ10(以下、後述する仮想バッテリと区別するために実バッテリという)は、携帯電話1の駆動電力源であり、携帯電話1を構成する各ブロック(通信部11、操作部12、音声処理部13、スピーカ14、マイクロフォン15、表示部16、記憶部17、制御部18)に必要な電力を供給する。
通信部11は、複数の通信システムを捕捉し、CDMA2000 1xやEVDOの通信プロトコルにしたがい、通信網に接続される不図示の基地局との間で無線通信を行う。
なお、EVDO通信は、1x通信よりも高速であり、1x通信は、EVDO通信と異なり、データ通信の他に音声通信もサポートするといった特徴を有している。
操作部12は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キーなど、各種の機能が割り当てられたキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部18に入力する。
音声処理部13は、スピーカ14から出力される音声信号やマイクロフォン15において入力される音声信号の処理を行う。
すなわち、音声処理部13は、マイクロフォン15から入力される音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部18に出力する。
また、音声処理部13は、制御部18から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ14に出力する。
表示部16は、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部8から供給される映像信号に応じた画像を表示する。
例えば、表示部16は、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、電池残量、発信成否、待ち受け画面などの各種の情報や画像を表示する。ここでは、電池残量として後述する仮想バッテリ残量が表示される。
記憶部17は、制御部18において処理に利用される各種のデータを記憶する。
記憶部17は、例えば、制御部18に備わるプログラム、通信相手の電話番号や電子メールアドレス等の個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、待ち受け画面用の画像ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータ(後述する状態フラグ171)、あるいは設定データ(後述するアプリ割り当てテーブル等172)などを保持する。
上記した記憶部17は、例えば不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
制御部18は、携帯電話の全体的な動作を統括的に制御する。
すなわち、制御部18は、携帯電話の各種の処理(回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWeb(World Wide Web)サイトの閲覧など)が操作部12の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各ブロックの動作(通信部11における信号の送受信、音声処理部13における音声の入出力、表示部16における画像の表示など)を制御する。
制御部18は、記憶部7に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。
すなわち、制御部18は、記憶部17に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
制御部18はまた、実バッテリ10を仮想的に複数のブロック(仮想バッテリ)に分割して管理し、当該ブロックのそれぞれに対して割当てられるアプリケーションプログラムの実行に伴う電力消費量に基づき、ブロック毎の仮想バッテリ残量を演算し、当該仮想バッテリ残量に基づき、警告もしくは割当てられたアプリケーションプログラムの実行停止を指示する機能を有する。
このため、制御部18は、図2にその内部構成が機能展開され示されているように、仮想バッテリ管理部180と、バッテリ監視部181と、アプリ実行制御部182と、UI(User Interface)提供部183と、により構成される。
図2において、仮想バッテリ管理部180は、実バッテリ10を仮想的に複数のブロックに分割して管理し、当該ブロックのそれぞれに対して割当てられるアプリの実行に伴う電力消費量に基づきブロック毎の仮想バッテリ残量を演算する機能を有する。
仮想バッテリ管理部180は、具体的にはアプリケーションマネージャに実装され、あるいはアドオンされる機能ブロックであり、アプリケーションマネージャと連携して、周期的に、もしくはアプリの切り替えを契機に、仮想バッテリ残量を演算するものである。
仮想バッテリ管理部180は、一定周期で実バッテリ10の残量をチェックして、その結果を表示部16に表示される仮想バッテリの残量表示に反映させる。
また、仮想バッテリは、アプリA、アプリB及びアプリCがバッテリとして認識できるように、制御部18内に仮想的に設けられたものである。従って、実バッテリ10のように残量がアナログ的に変化せず、離散的(言わばデジタル的)に変化する。つまり、携帯電話1が工場において組み立てられる時点で、仮想バッテリの残量が何段階に分割されて、アプリA、アプリB及びアブリCに認識させるかが決定されていなければならない。
前述した、仮想バッテリ管理部180が実バッテリ10を監視する周期(以下周期Yと表記する)と、仮想バッテリの容量の分割数(以下分割数Xと表記することがある)とは 、以下に示す4つのパラメータによって決定される。
(1)実バッテリ10の容量。
本実施形態では具体的に1000(mAh)とする。
(2)記憶部17に記憶されているアプリ170のうち、単位時間当たりに最も電流を消費するアプリの消費電流量。
本実施形態においては具体的にアブリXがバッテリ容量を10(mAh/分)の割合で消費するとする。
(3)ユーザが表示部16に表示される仮想バッテリを見たときに、自然に減っていると感じる最低限の仮想バッテリの分割数(以下分割数X0と表記することがある)。
本実施形態においては、具体的に本実施形態においては、仮想バッテリは100分割以上されていて段階的に減ると、ユーザが自然と減少すると感じることとする。従って、X0=100となる。
(4)仮想バッテリ管理部180が監視する所定の周期(以下、Y0と表記すことがある。)
仮想バッテリ管理部180は実バッテリ10を監視する度に、監視の為に電流を消費する。つまり、周期を短くして、細かく実バッテリ10残量を監視すればする程、その為に用いられる電流容量が多くなり浪費されてしまう。従って、このことを考慮するとある所定の周期以上の周期の長さで実バッテリ10が監視されることが望ましい。その所定の周期をY0とする。本実施形態においてはY0=0.5(分)とする。
(1)(2)より、本実施形態において、もし実バッテリ10が、最も電流を消費するアプリXによってのみ使用されると、1000(mAh)÷10(mAh/分)=100(分)で、実バッテリ10は満充電の状態から空の状態になる。
従って、もし、アプリXが使用されている状態を、仮想バッテリで的確に表現しようとするならば、[監視周期(分)]×[分割数(‐)]=100(分)という条件下で、監視する周期と分割数が決められることは必要条件となる。図3に、仮想バッテリの残量を表示する為に容量が分割される数をX軸に、仮想バッテリ管理部180が実バッテリ10を監視する周期(単位は分)をY軸にとったときの、XとYの関係を示したグラフを示す。グラフに示されたとおり、XとYは、100(分)を比例定数とした反比例の関係となる。本実施形態の(1)と(2)の組み合わせによって、比例定数は100(分)となったが、(1)と(2)に示した組み合わせによっては、比例定数は80(分)や120(分)になることもある。図3には、比例定数が100(分)のときのグラフの他に、比例定数が80(分)又は120(分)のときのグラフも併せて記載している。
このように、分割数と監視する周期との間には、反比例の関係が成り立ち、この関係さえ満たしていれば、仮想バッテリ容量の分割数と、実バッテリ10を監視する周期は、どのような値をとってもよい。
しかしながら、この関係に(3)において述べた分割数がX0(100)以上の限定と、監視する周期がY0(0.5分)以上という限定が加わると、分割数と監視する周期は、グラフに描かれた曲線のうち、太線で示された線上に存在する任意の分割数と周期の組み合わせが、携帯電話1に実装される分割数と周期となる。
なお、前述したこの関係を満たせば、分割数と監視する周期はどの値をとっても良いので、工場出荷時に分割数と監視する周期が既に固定されていなくてもよい。例えば、ユーザが自分の好みに合わせて設定を変えられるようにしても良い。
また、仮想バッテリ管理部180は、仮想バッテリ残量の演算にあたり、今回取得した実バッテリ残量と前回取得した実バッテリ残量との差分を求め、当該差分に基づき残量変更を行い、仮想バッテリ残量がゼロもしくは満量になった場合、不足分もしくは超過分を他の仮想バッテリとの間で等分して残量調整を行う。
また、仮想バッテリ管理部180は、実バッテリ10の充電に際し、バッテリ監視部181に対して、仮想バッテリ毎に付与された優先度に基づきもしくは残容量の少ない仮想バッテリを優先して充電を指示する。
仮想バッテリ管理部180が上記した制御を行うために、記憶部17には、各種アプリ170(アプリA、アプリB、アプリC)の他に、状態フラグ171と、アプリ割り当てテーブル172が割り付けられ記憶される。
状態フラグ171とアプリ割り当てテーブル172のデータ構造の一例が図4に示されている。ここでは、いずれも使用するアプリ数が3(アプリA、アプリB、アプリC)で、実バッテリ10が仮想的に2分割され管理されるケースが例示されている。
図4(a)に示されるように、仮想バッテリ管理部180は、仮想バッテリα、βの状態を、残量ゼロフラグと、満充電フラグと、使用中フラグの3個の状態フラグ171で管理するものとする。この例では、仮想バッテリαが使用中、仮想バッテリβが残量0の例を示している。
また、図4(b)に示されるように、仮想バッテリ管理部180は、仮想バッテリα、βのそれぞれに割当てられるアプリをアプリ割り当てテーブル172で管理することとし、ここでは、仮想バッテリαにアプリCが、仮想バッテリβにアプリAとアプリBとが割当てられている様子が示されている。
アプリ割り当て例が図5に表形式で示されている。ここではバッテリ10が2分割され、管理される例を示している。
具体的に、図5(a)は、実バッテリ10を仮想バッテリαとβに分割して管理し、仮想バッテリαに、電話、メール、アドレス帳、スケジュール、アラーム、その他の基本機能を割り付け、仮想バッテリβに、ワンセグ、ブラウザ、音楽再生、カメラ、ゲームアプリ等の応用機能を割り付けたオーソドックスタイプを示している。
図5(b)は、仮想バッテリαにワンセグを、他の機能をバッテリβに割り当てた、ワンセグを存分に楽しみたい人向けのワンセグ重視タイプを示している。
図5(c)は、仮想バッテリαに、電話、アドレス帳、スケジュール、その他を、仮想バッテリβに、ワンセグ、メール、アラーム、ブラウザ、音楽再生、カメラ、ゲームアプリ等の機能を割り付け、通話の頻度も利用時間も多い人向けの通話重視タイプを示している。
通話の利用頻度が高いビジネスユーザは、通話とアドレス帳とスケジュール用に割当てられた仮想バッテリに多めに配分することで、他方の仮想バッテリで通勤時間のゲームや音楽を楽しむことができる。
また、携帯でワンセグを思いっきり楽しみたいユーザは、ワンセグにバッテリを多めに配分し、通話やメール用に1日利用できる最低限の容量を割り当てる等により、ライフスタイルにあったアプリの割り当てが可能である。
なお、アプリケーションが何も動いていない状態、つまり待受状態は、本実施形態においては「その他/全般」に分類される。
説明を図2に戻す。バッテリ監視部181は、仮想バッテリ管理部180による指示の下で実バッテリ10の残容量を監視する他に、必要に応じて上記した実バッテリ10の充電も行う。
なお、アプリ実行制御部182は、携帯電話が有する通常有する機能(メール送受信、カメラ、テレビ)を記憶部17に格納されたアプリ170(アプリA、B、C)に基づいて実行する他に、仮想バッテリ管理部180により通知される仮想バッテリ残量に基づき、警告もしくは割当てられたアプリケーションプログラムの実行停止を指示する機能を有する。
また、UI提供部183は、操作部12を介し、仮想バッテリ毎に割り当てるアプリ、および仮想バッテリ間の容量比率に関するユーザ設定入力を取り込むとともに、仮想バッテリ管理部180による指示の下でそれぞれの仮想バッテリ残量を表示部16の画面上に表示する機能を有する。
図6は、本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の電源ON時の基本動作を示すフローチャートである。
以下、図6に示すフローチャートを参照しながら、図1〜図5に示す本発明の実施の形態に係る携帯電子機器(制御部18)の動作について詳細に説明する。
図6において、電源ON時、制御部18(仮想バッテリ管理部180)は、不図示のタイマを起動してタイマによる仮想バッテリ残量演算のために割当てられた時間(周期)の到来を監視する(ステップS51:タイマ開始)。
このとき、仮想バッテリ管理部180は、バッテリ監視部181による実バッテリ10の実残量を取得するとともに(ステップS52)、どのアプリが起動しているかを判定し、アプリ割り当てテーブル172を参照して使用される仮想バッテリα(β)を特定する(ステップS53:使用バッテリ確認)。
続いて、仮想バッテリ管理部180は、実残量で減った電力消費量を、使用している仮想バッテリ(以下、使用バッテリという)に反映させ、トータルの仮想残量を調整する仮想残量算出処理を実行する(ステップS54)。仮想残量算出処理については後述する図7のフローチャートを参照しながら説明する。
仮想残量算出処理実行後(ステップS54)、仮想バッテリ管理部180は、使用バッテリの残容量と、予め設定された警告残量との比較を行い(ステップS55)、警告残量に近づいた場合(ステップS55“YES”)、表示部16にその旨を警告表示する(ステップS56)。図10(b)に警告表示の一例が示されている。
一方、未だバッテリ残量が十分に残っていると判定された場合(ステップS55“NO”)、仮想バッテリ管理部180は、更に、使用バッテリの残量が0に近づいたか否かを判定する(ステップS57)。
ここで、0に近づいたと判定された場合(ステップS57“YES”)、仮想バッテリ管理部180は、アプリ実行制御部182に対して実行中のアプリの使用を停止する指示を発し、アプリ実行制御部182は、仮想バッテリ管理部180の指示にしたがい実行中のアプリの実行を停止する(ステップS58:アプリ使用停止処理)。以上の処理を、例えば、10分等の一定周期間隔で繰り返し実行する(ステップS59)。
なお、上記した仮想バッテリ管理部180は、アプリの切替え時にも同様、上記した仮想バッテリの残量監視を行う。
ここでは、アプリ起動時(ステップS60)、まず、使用バッテリに変更があるか否かを判定する(ステップS61)。基本的には、アプリ毎に仮想バッテリが割当てられているが、ユーザの使い勝手(例えば、通話を重視するかテレビ視聴を重視するか)を考慮して使用途中で仮想バッテリの割り当てを変更可能としている。
このため、アプリ割り当てが変更になっていた場合(ステップS61“YES”)、仮想バッテリ管理部180は、変更された割り当てをアプリ割り当てテーブル172に反映させ(ステップS62)、また、変更がない場合は(ステップS61“NO”)、アプリ起動時の処理を終了させる。
また、アプリの実行終了時(ステップS70)、仮想バッテリ管理部180は、バッテリ監視部181による実バッテリ10の残量を取得するとともに(ステップS71)、どのアプリが起動しているか判定し、アプリ割り当てテーブル172を参照して使用される仮想バッテリを特定する(ステップS72)。
続いて、仮想バッテリ管理部180は、実バッテリで減少したバッテリ残量を、使用している仮想バッテリ(以下、使用バッテリという)に反映させ、トータルの仮想残量を調整する仮想残量算出処理を実行し(ステップS73)、終了する。
仮想残量算出処理については後述する図7のフローチャートを参照しながら説明する。
なお、上記した使用バッテリは、フォアグラウンドで動作するアプリによって決定され、確認のために、状態フラグ171に設定される使用中フラグを用いることとする。また、残量ゼロ時のアプリ使用停止処理は、状態フラグ171の残量ゼロフラグと、アプリ割り当てテーブル172とを参照することにより実行される。
更に、実バッテリ10を交換した場合は、所定の比率で再度仮想バッテリとして割当てる。このために、バッテリIDや実バッテリ10を外した時に消滅する残量を不揮発性メモリに保持しておく等の処理を行い、交換を明示的に知ることができる手段を設けておく。なお、交換されたことがわからない場合、実残量が仮想残容量合計より多い場合は充電時と同様の処理、実残量が仮想残量合計より少ない場合はバッテリ使用時と同様の処理とする。
ここで、上記した仮想残量算出処理(ステップS54、S73)の詳細手順について、図7のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
図7のフローチャートにおいて、仮想バッテリ管理部180は、周期的に測定(演算)する実バッテリ10の残量をベースに使用バッテリ(仮想バッテリ)の残量を算出する。
具体的に、使用バッテリの残量は、基本的には差分(今回計測した実残量−前回計測した実残量)を求めることにより算出される(ステップS541)。
続いて、仮想バッテリ管理部180は、上記により算出された残量が、0以下が否かを判定する(ステップS542)。
ここで、残量が減ってマイナス(−)になった場合(ステップS542“YES”)、仮想バッテリ管理部180は、使用バッテリの対応する状態フラグ171の一つである残量ゼロフラグを参照し、当該残量ゼロフラグがONになっているか否かを判定する(ステップS543)。
ここで、残量ゼロフラグがONになっていなかった場合(ステップS543“NO”)、仮想バッテリ管理部180は、使用バッテリ残量と差分の合計が0以下でないこと(ステップS545“NO”)、更には、規定容量(仮想バッテリに割当てられた容量)以下であること(ステップS546“NO”)を確認して状態フラグ171(残量ゼロフラグと満充電フラグ)をOFF設定し(ステップS547)、使用バッテリに残量変更(残量+差分)を反映させる(ステップS548)。
一方、ステップS543の処理で、状態フラグ171の残量ゼロフラグがONになっていた場合(ステップS543“YES”)、仮想バッテリ管理部180は、他の仮想バッテリが有する残量との間で差分を等分する等の残量調整を行う(ステップS549)。
ステップS542の段階で差分がプラスのときは(ステップS542“NO”)、使用バッテリの満充電フラグが既に“ON”になっているかどうかを確認する(ステップS544)。既に使用バッテリの満充電フラグがONだった場合は、(ステップS544“YES”)、超過に充電された分を、他の仮想バッテリへ、例えば等分配する(ステップS540)。また、ステップS542の段階で“NO”で、さらにステップS544の段階で“NO”だった場合は、使用バッテリが充電されたことを示すので、ステップS545へ移行する。
また、ステップS543の処理で、満充電フラグがOFFになっていた場合(ステップS543“NO”)、仮想バッテリ管理部180は、使用バッテリの残量と差分の合計が0以下か否かを判定する(ステップS545)。
ステップS545において、0以下との判定であった場合に(ステップS545“YES”)、使用バッテリの残量変更(残量0)を行い(ステップS550)、該当する使用バッテリの状態フラグ171の残量ゼロフラグをON設定し(ステップS551)、他の仮想バッテリとの間で不足分を等分する等の残量調整を行う(ステップS552)。
一方、使用バッテリの残量と差分の合計が0以上であった場合(ステップS545“NO”)、仮想バッテリ管理部180は、更に、使用バッテリ残量が規定容量以上あるか否かを判定する(ステップS546)。
ステップS546において、規定容量以上あると判定した場合は(ステップS546“YES”)、使用バッテリの残量変更(満充電)を行い(ステップS553)、該当使用バッテリの状態フラグ171の満充電フラグをON設定し(ステップS554)、他の仮想バッテリとの間で超過分を等分する等の残量調整を行う(ステップS555)。
なお、規定容量以下の場合(ステップS546“NO”)、仮想バッテリ管理部180は、状態フラグ171(残量ゼロフラグと満充電フラグ)をOFF設定し(ステップS547)、使用バッテリに残量変更(残量+差分)を反映させる(ステップS548)。
なお、仮想バッテリ管理部180は、実バッテリ10を仮想的に複数のブロックに分割して管理し、アプリが意識しなくて済むように仮想バッテリの管理を行い、実バッテリ10と使用バッテリとの残量誤差(実バッテリ10の残量とピクト表示される仮想バッテリの残量との差分)を実用範囲内に収めるために、上記した誤差と仮想バッテリに割り当てられるアプリ毎の電力消費量との兼ね合いで決まる十分に細かい間隔で電池残量測定を行う。本実施例においては、1分周期で電池残量測定を行った。
例えば、仮想バッテリ管理部180は、900mAh容量(待受け300時間、通話150分)の実バッテリ10を100段階(レベル)で管理しても1段階あたり9mAh(待受け3時間、通話1.5分)となり、それ以下の消費量が誤差となる。ちなみに、従来はピクト表示された実バッテリ10は3段階で管理していた。
上記したように、仮想バッテリ管理部180は、周期的に計測する実バッテリ10の実残量をベースに使用バッテリの残量を算出し、使用バッテリの残量がゼロ、または満量になったら、他の仮想バッテリの残量で調整する。基本的には使用中の仮想バッテリの残量が増減することとし、満充電や残量ゼロになった場合、他方の仮想バッテリの残量が増減する。
但し、仮想バッテリ間で優先度を付与し、残容量の少ない方のバッテリを優先して充電(残容量が同じになったら同時充電)する等の変則的な仮想残量算出パターンであってもよい。
図8は、バッテリ計測の間隔(周期)について説明するために示した動作概念図であり、上記した仮想バッテリの残量を100レベルで管理するとした場合の各仮想バッテリの残量推移を縦軸に示したものである。横軸は、実バッテリ10と、バッテリ監視部181と、仮想バッテリ管理部180間のやりとりを示す。
図8に示す例では、仮想バッテリα(70レベル)に割当てるアプリを「待受けアプリ」とし、仮想バッテリβ(30レベル)に割当てるアプリを、「通話アプリ」と、「ワンセグアプリ」とし、1分周期でバッテリ残量を計測するものとして説明する。なお、「待受けアプリ」、「通話アプリ」、「ワンセグアプリ」は、各アプリ実行によりバッテリレベルが1減少するのに、それぞれ60分、30秒、1分を要するものとする。
上記した仮定の下、満充電状態において、待ち受け120分、通話30分、ワンセグを15分視聴するものとした場合、図8に示されるように、仮想バッテリαは、60分毎に1レベル消費するため、「待受けアプリ」から「通話アプリ」に切り替わるタイミング(120分)では2レベル減少して残量が68レベルになっている。
一方、「通話アプリ」は、30秒毎に1レベル消費するため、10分単位で20レベル消費し、したがって、15分通話した段階(135分経過)で既に仮想バッテリβの残量が0になり通話は不可能になる。
ここで、通話は強制的に終了され、待受状態となる。この際、図10(b)に示された警告画面が表示される。
なお、上記した図8に示す動作概念図は、仮想バッテリを2個使用する場合を例示したものであるが、仮想バッテリを3個以上使用しても同じ動作が可能である。図9に、仮想バッテリをα、β、γの3個とし、それぞれに、待受けアプリ、通話アプリ、ワンセグアプリを所定の容量配分(αに50、βに30、γに20)で割り当てた場合の動作を示してある。また、図9において、「待受けアプリ」、「通話アプリ」、「ワンセグアプリ」は、各アプリ実行によりバッテリレベルが1減少するのに、それぞれ60分、30秒、1分を要するものとして説明してあるが、実バッテリ10に対する測定周期は、10分とした。このように仮想バッテリと実バッテリ10の誤差が大きな値とならなければ、測定周期は1分でなくともよい。
図10は、本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の画面構成の一例を示す図である。
図10(a)の待受け画面に示されるように、複数の仮想バッテリがピクト表示され、また、図中、点線枠で示されるように、仮想バッテリ管理部180で演算されるバッテリ残量が、%表示やグラフ表示されてもよい。
従来の3段階(レベル)管理に比較して100段階等の細かいレベルで管理されピクト表示されるため、実バッテリ10残量との残量誤差が少なくなる。
したがって、従来は、実バッテリ残量が30%も残っているのにピクト表示は1個のみ表示され、この場合、ユーザは、残り数%しか残量がないと誤認識することによりハラハラしてストレスを溜めることが多かったが、上記した表示により、残り30%といった詳細なオーダでバッテリ残量を把握することが可能になり、上記したストレスから解放される。
また、図10(b)の警告画面に示されるように、残量がゼロに近づいた場合に該当する仮想バッテリのピクトを赤色で強調表示するとともに、吹き出し線により電池残量が少なくなったことを警告表示することで直感的にバッテリ残量を認識でき、また、視認性も向上する。
一方、図10(c)の設定画面に示されるように、実バッテリを仮想的に2個に分割して管理する場合、2つの仮想ピクトと設定画面での左右の位置関係を揃えてチェックボックス付きで表示してユーザに設定入力を促し、設定入力を取り込むことにより、どの仮想バッテリにどのアプリを割り当てているかを直感的に把握することができる。
また、図10(d)の設定画面に示されるように、仮想バッテリの容量配分については、例えば、30:70のように数字表現する他、メータ表示での設定も可能であり、また、仮想バッテリのピクトの幅を容量配分に応じて変化させることにより、一層直感的な設定が可能になる。
上記した設定画面を用いることで、UI提供部183は、チェックボックスに付されたマークを参照して、仮想バッテリ毎に割り当てるアプリ、および仮想バッテリ間の容量比率に関するユーザ設定入力を取り込んで仮想バッテリ管理部180へ供給する。
このことにより、仮想バッテリ管理部180は、実バッテリ10を仮想的に複数のブロックに分割して管理することが可能になる。
以上説明のように本発明の実施の形態に係る携帯電子機器によれば、実バッテリ10を仮想的に複数のブロックに分割して管理し、それぞれのブロック毎に電力を消費するアプリを割りあて、それぞれのアプリの消費電力を管理するものであり、アプリ使用中に、割り当て先のブロックの電池残量が少なくなれば警告を出し、残量がなくなればアプリを使用できなくすることで、ユーザの心理的負担を低減し、かつ、ユーザが自らの意思でバッテリ切れを予防可能な携帯電子機器を提供することができる。
また、電池ピクトを複数表示して、複数の仮想バッテリの残量を視覚的に理解できるようにするとともに、当該仮想バッテリの容量比率をユーザ設定できるようにすることで、使用得るうえでのバッテリ切れに対するユーザの負担を軽減しながら使い勝手の向上もはかれる。更に、仮想バッテリ間での残量の交換も可能とすることで、一層の使い勝手の向上がはかれる。
また、アプリが意識しないで済むように仮想バッテリの管理を行い、実バッテリ10と仮想バッテリの残量誤差を実用範囲内に収めるために、電力消費誤差とのトレードオフで決まる十分に細かい間隔で電池残量測定を行い、表示部16にピクト表示することで、実バッテリ10が有する実際の残量とピクト表示された仮想バッテリの残量誤差が少なくなり、したがって、ユーザは、詳細なオーダでバッテリ残量を把握することが可能になる。
このため、通話やメールといった本来有する機能を実行するためのバッテリ残量を気にすることなく、音楽やテレビのような比較的電力消費量の大きなエンターテイメント系のアプリを心理的負担無く利用可能である。
また、バッテリ残量が無くなる以前に警告を発し、更には、仮に、一方の仮想バッテリ残量が無くなった場合でも他方の仮想バッテリからの補充により、バッテリ切れを未然に防ぐことができる。
なお、仮想バッテリ間で残量補充を行う場合には、実際に複数の実バッテリ10を持っているわけではないため、残量のやり取りを瞬時にロスなく行うことができる。また、ユーザがアプリの割り当てや仮想バッテリの容量比率を変更できるため、ライフスタイルに応じたバッテリ管理が可能となる他、以下に列挙する(1)〜(3)の派生的効果も得られる。
(1)バッテリピクトを複数表示することで、バッテリが強化されたという良いイメージをユーザに視覚的に伝えることができ、ユーザに対する訴求力向上につながる。
(2)複数のバッテリピクトによって、仮想バッテリの存在や、それぞれのバッテリの役割を視覚的に伝えることが可能になり、ユーザへの機能理解の補助効果につながる。
(3)それぞれのバッテリピクトからポップアップで警告表示がなされ、バッテリピクトをイメージさせる画像を、アプリ割り当てや配分設定画面に活用する等のUIを提供することにより使い勝手の向上がはかれる。
なお、上記した本発明の実施形態に係る携帯電子機器によれば、携帯電子機器として携帯電話1のみ例示したが、同様の構成を有する、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)、や電子手帳、ゲーム機、あるいはノートPC等に搭載される場合も同様に適用が可能である。
また、図2に示す制御部18が有する機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
例えば、仮想バッテリ管理部180、バッテリ監視部181、アプリ実行制御部182、UI提供部183におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
本発明の実施の形態に係る携帯電子機器(携帯電話1)の内部構成を示すブロック図である。 図1に示す制御部18周辺の内部構成を機能展開して示したブロック図である。 仮想バッテリの分割数と、仮想バッテリ管理部180が実バッテリ10を監視する周期との関係を示したグラフである。 図1、図2に示す記憶部17のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯電子機器によるアプリ割り当ての一例を表形式で示した図である。 本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の基本動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯電子機器による仮想残量算出処理の詳細手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯電子機器のバッテリ計測の周期について説明するために示した動作概念図である。 本発明の実施の形態に係る携帯電子機器のバッテリ計測の周期について説明するために示した更に他の動作概念図である。 本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の画面構成の一例を示す図である。
符号の説明
11…通信部、12…操作部、13…音声処理部、14…スピーカ、15…マイク、16…表示部、17…記憶部、18…制御部、180…仮想バッテリ管理部、181…バッテリ監視部、182…アプリ実行制御部、183…UI提供部。

Claims (7)

  1. バッテリ駆動の携帯電子機器であって、
    バッテリを仮想的に複数のブロックに分割して管理し、前記ブロックのそれぞれに対して割当てられるアプリケーションプログラムの実行に伴う電力消費量に基づき前記ブロック毎の仮想バッテリ残量を演算し、当該仮想バッテリ残量に基づき、警告もしくは割当てられたアプリケーションプログラムの実行停止を指示する制御部、
    を有する
    ことを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記制御部は、
    周期的に、もしくは前記アプリケーションプログラムの切り替えを契機に、前記仮想バッテリ残量を演算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記制御部は、
    前記仮想バッテリ残量の演算にあたり、今回取得した全体バッテリ残量と前回取得した全体バッテリ残量との差分を求め、当該差分に基づき残量変更を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記制御部は、
    前記仮想バッテリ残量がゼロもしくは満量になった場合、不足分もしくは超過分を他の仮想バッテリとの間で等分して残量調整を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器。
  5. 前記制御部は、
    前記仮想バッテリ毎に付与された優先度に基づき、もしくは残容量の少ない仮想バッテリを優先して充電を指示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器。
  6. 前記制御部は、
    前記仮想バッテリ毎に割り当てるアプリケーションプログラム、および前記仮想バッテリ間の容量比率に関するユーザ設定入力を取り込み、前記バッテリを仮想的に複数のブロックに分割して管理する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  7. 前記それぞれの仮想バッテリ残量を画面上に表示する表示部、
    を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
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