JP2009111630A - 移動無線端末装置 - Google Patents

移動無線端末装置

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Abstract

【課題】複数の無線通信機能を備えながらも、回路規模が小さく、また消費電力も低減した移動無線端末装置を提供する。
【解決手段】送信タイミング制御部300は、主制御部500から送信データおよび送信パラメータが入力されると、上記送信データを送信データ記憶部330に記録し、送信スケジュール処理を実行して、上記送信パラメータ、送信スケジュール記憶部310が記憶する送信スケジュール、およびトラフィックタイプ記憶部320が記憶する情報に基づく送信スケジュール制御を実施し、必要に応じて送信スケジュール記憶部310が記憶する送信スケジュールを更新して、2つの無線システム間のスケジュール衝突を回避する。無線送信部110は、2つの無線システムに対応し、上記送信スケジュールにしたがって、一方の無線システムの無線信号を生成するようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばネットワークに収容される基地局と無線通信する移動無線端末装置に関する。
近時、例えば携帯電話機に代表される移動無線端末装置は、移動通信網に収容される基地局と通信する通常の無線通信機能の他に、Bluetooth(登録商標)や無線LANなどの無線通信機能を備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このように複数の無線通信機能を備える従来の移動無線端末装置は、通信に関わる回路規模が大きく、また消費電力も大きいという問題があった。
特開2005−045368公報
従来の移動無線端末装置では、複数の無線通信機能を備える場合に、通信に関わる回路規模が大きく、また消費電力も大きいという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、複数の無線通信機能を備えながらも、回路規模が小さく、また消費電力も低減した移動無線端末装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、第1の無線システムに向けた無線送信と、第2の無線システムに向けた無線送信を選択的に行う無線手段と、第1の無線システムに向けた無線送信を行う第1タイミングと、第2の無線システムに向けた無線送信を行う第2タイミングとが重複する場合に、一方の無線送信を中止する中止手段とを具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明では、1つの無線手段で第1の無線システムに向けた無線送信と、第2の無線システムに向けた無線送信を選択的に行い、第1の無線システムに向けた無線送信を行う第1タイミングと、第2の無線システムに向けた無線送信を行う第2タイミングとが重複する場合に、一方の無線送信を中止するようにしている。
したがって、この発明によれば、1つの無線手段で2つの無線システムに対応し、重複したタイミングで運用することが避けられるので、回路規模が小さく、また消費電力も低減した移動無線端末装置を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる移動無線端末装置の構成を示すものである。この移動無線端末装置は、2つの無線通信システムで同時に運用が可能なものであって、無線部100と、ベースバンド部200と、送信タイミング制御部300と、受信タイミング制御部400と、主制御部500とを備えている。以下の説明では、上記2つの無線通信システムとして、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)規格に準拠したシステムと、WiFi規格に準拠したシステムを例に挙げる。
無線部100は、WiMAXシステムおよびWiFiシステムとそれぞれ無線通信を行うものであって、無線送信部110と、無線受信部120とを備える。
ベースバンド部200は、WiMAXシステムに向けたベースバンド信号の送信信号を生成する第1送信ベースバンド部210と、WiFiシステムに向けたベースバンド信号の送信信号を生成する第2送信ベースバンド部220と、WiMAXシステムから受信した無線信号をベースバンド信号にダウンコンバートする第1受信ベースバンド部230と、WiFiシステムから受信した無線信号をベースバンド信号にダウンコンバートする第2受信ベースバンド部240とを備える。
送信タイミング制御部300は、WiMAXシステムおよびWiFiシステムの各無線信号を送信するタイミングを制御するものであって、図2に示すような両システムの送信スケジュールS1〜Snを記憶する送信スケジュール記憶部310と、図3に示すような送信信号のトラフィックタイプに応じたパラメータテーブルT1を記憶するトラフィックタイプ記憶部320と、送信データを一時的に蓄積する送信データ記憶部330とを備える。
受信タイミング制御部400は、WiMAXシステムおよびWiFiシステムの各無線信号を受信するスケジュールを制御するものであって、図2に示した送信スケジュールと同様な両システムの受信スケジュールを記憶する受信スケジュール記憶部410と、図4に示すような受信信号のトラフィックタイプに応じたパラメータテーブルT2を記憶するトラフィックタイプ記憶部420とを備える。
主制御部500は、当該移動無線端末装置の各部を統括して制御するものであって、図示しないCPU(Central Processing Unit)が記憶部(図示しない)に記憶された制御プログラムや制御データにしたがって動作することで、OS(Operating System)510や、各種ドライバ520〜550として機能する。
次に、上記構成の移動無線端末装置の動作について説明する。
OS510は、送信データを生成し、これを送信すべきシステムに対応するドライバ520または530に出力する。第1送信ドライバ520は、WiMAXシステムに向けた送信制御を行うドライバであって、WiMAXのプロトコルなどに基づいて、OS510から入力された送信データを送信する送信スケジュールなどを示す送信パラメータを生成し、これを上記送信データとともに送信タイミング制御部300に出力する。同様に、第2送信ドライバ530は、WiFiシステムに向けた送信制御を行うドライバであって、WiFiのプロトコルなどに基づいて、OS510から入力された送信データを送信する送信スケジュールなどを示す送信パラメータを生成し、これを上記送信データとともに送信タイミング制御部300に出力する。
送信タイミング制御部300は、送信データおよび送信パラメータが入力されると、上記送信データを送信データ記憶部330に記録し、後述する送信スケジュール処理を実行して、上記送信パラメータ、送信スケジュール記憶部310が記憶する送信スケジュール、およびトラフィックタイプ記憶部320が記憶する情報に基づく送信スケジュール制御を実施し、必要に応じて送信スケジュール記憶部310が記憶する送信スケジュールを更新する。
そして、送信タイミング制御部300は、送信スケジュール記憶部310が記憶する送信スケジュールにしたがい、送信データを送信すべく、送信データ記憶部330に記録した送信データを読み出して、対応するベースバンド部、すなわち第1送信ベースバンド部210あるいは第2送信ベースバンド部220に出力する。
第1送信ベースバンド部210および第2送信ベースバンド部220は、送信データが入力されると、入力された送信データを用いて変調した送信ベースバンド信号を生成し、これを無線送信部110に出力する。
無線送信部110は、第1送信ベースバンド部210から送信ベースバンド信号が入力されると、この信号をWiMAXシステムに対応する周波数帯域の無線信号にアップコンバートし、アンテナを通じて送信する。同様に、無線送信部110は、第2送信ベースバンド部220から送信ベースバンド信号が入力されると、この信号をWiFiシステムに対応する周波数帯域の無線信号にアップコンバートし、アンテナを通じて送信する。すなわち、無線送信部110は、WiMAXシステム用の無線回路と、WiFiシステム用の無線回路をそれぞれ備えるのではなく、1つの無線回路で両方のシステムに対応し、選択的に一方の無線信号を生成する。
無線受信部120は、WiMAXシステムおよびWiFiシステムの各周波数帯域の無線信号を選択的に受信するものであって、どちらのシステムの無線信号をいつ受信するかは、受信タイミング制御部400からの指示にしたがって実行する。すなわち、無線受信部120は、WiMAXシステム用の無線回路と、WiFiシステム用の無線回路をそれぞれ備えるのではなく、1つの無線回路で両方のシステムに対応し、選択的に一方の無線信号を受信する。
第1受信ベースバンド部230は、無線受信部120にて受信されたWiMAXシステムの無線信号が入力され、この信号をベースバンド信号にダウンコンバートし、復調および復号して受信データを得る。この受信データは、主制御部500の第1受信ドライバ540に出力される。また第1受信ベースバンド部230は、ページング信号検出部230aを備える。ページング信号検出部230aは、WiMAXシステムの受信信号からページング信号を検出し、検出した場合に、この旨を主制御部500に通知する。
第2受信ベースバンド部240は、無線受信部120にて受信されたWiFiシステムの無線信号が入力され、この信号をベースバンド信号にダウンコンバートし、復調および復号して受信データを得る。この受信データは、主制御部500の第2受信ドライバ550に出力される。また第2受信ベースバンド部240は、受信品質検出部240aを備える。受信品質検出部240aは、WiFiシステムの受信信号に含まれるエラーを検出して、受信信号の品質を測定し、この測定結果を主制御部500に通知する。
第1受信ドライバ540は、第1受信ベースバンド部230から出力される受信データを解析し、受信データに含まれるデータのうち必要なデータを抽出して、OS510に出力する。同様に、第2受信ドライバ550は、第2受信ベースバンド部240から出力される受信データを解析し、受信データに含まれるデータのうち必要なデータを抽出して、OS510に出力する。
受信タイミング制御部400は、OS510から受信スケジュールが与えられると、後述する受信スケジュール処理を実行して、上記受信スケジュール、受信スケジュール記憶部410が記憶する受信スケジュール、およびトラフィックタイプ記憶部420が記憶する情報に基づく受信スケジュール制御を実施し、必要に応じて受信スケジュール記憶部410が記憶する受信スケジュールを更新する。
そして、受信タイミング制御部400は、上記受信スケジュール記憶部410が記憶する受信スケジュールにしたがい、受信を行うべく、所望のシステムの周波数帯域を受信するように無線受信部120を制御する。
次に、送信タイミング制御部300による送信スケジュール処理について説明する。図5は、上記送信スケジュール処理を説明するフローチャートであって、この処理は、当該移動無線端末装置の電源が投入されると、電源が切られるまで繰り返し実行される。
まずステップ5aにおいて送信タイミング制御部300は、第1送信ドライバ520あるいは第2送信ドライバ530から送信データおよび送信パラメータが入力されたか否か、すなわち新たな送信要求が発生したか否かを判定する。ここで、新たな送信要求が発生した場合には、ステップ5bに移行し、一方、発生しない場合には、再びステップ5aに移行して、新たな送信要求の発生を監視する。
ステップ5bにおいて送信タイミング制御部300は、ステップ5aで検出した送信要求の送信パラメータに記述される送信スケジュールと、送信スケジュール記憶部310が記憶する送信スケジュールとを比較して、送信タイミングが重なっているか否かを判定する。ここで送信タイミングが重なっている場合には、ステップ5cに移行し、一方、重なっていない場合には、ステップ5eに移行する。
ステップ5cにおいて送信タイミング制御部300は、送信タイミングが重なっている送信スケジュールは、異なるシステムのスケジュールであるか否かを判定する。ここで、異なるシステムのスケジュールの場合には、ステップ5fに移行し、一方、同じシステムのスケジュールの場合には、ステップ5dに移行する。
ステップ5dにおいて送信タイミング制御部300は、ステップ5aで検出した送信要求について、送信が行えない旨を示すエラーをOS510に通知するとともに、ステップ5aで送信データ記憶部330に記録した送信データを消去する。そして、ステップ5aに移行して、新たな送信要求の発生を監視する。
ステップ5eにおいて送信タイミング制御部300は、ステップ5aで検出した送信要求の送信パラメータに記述される送信スケジュールを、送信スケジュール記憶部310に送信スケジュールとして記録する。そして、ステップ5aに移行して、新たな送信要求の発生を監視する。
ステップ5fにおいて送信タイミング制御部300は、ステップ5aで検出した送信要求の送信パラメータに記述される送信スケジュールと、この送信スケジュールと送信タイミングが重なっている送信スケジュールの各トラフィックタイプをそれぞれ検出する。そして、この検出したトラフィックタイプに対応付けられた優先度Pを、それぞれトラフィックタイプ記憶部320が記憶するパラメータテーブルT1から検出し、ステップ5gに移行する。
ステップ5gにおいて送信タイミング制御部300は、ステップ5fで検出した優先度Pを比較し、ステップ5aで検出した送信要求のトラフィックタイプの方が優先度が高いか否かを判定する。ここで、ステップ5aで検出した送信要求のトラフィックタイプの方が優先度が高い場合には、ステップ5kに移行し、一方、高くない、すなわち優先度が低いか同じな場合には、ステップ5hに移行する。
ステップ5hにおいて送信タイミング制御部300は、パラメータテーブルT1を参照して、ステップ5aで検出した送信要求のトラフィックタイプがその送信タイミングを修正してもよいものか否かを判定する。ここで、送信タイミングの修正処理が可能なトラフィックタイプの場合には、ステップ5iに移行し、一方、送信タイミングの修正処理が不可能なトラフィックタイプの場合には、ステップ5jに移行する。
ステップ5iにおいて送信タイミング制御部300は、ステップ5aで検出した送信要求の送信スケジュールを示すパラメータを修正し、再びステップ5bに移行する。これにより、以前にステップ5bで送信タイミングが重なっていると判定された送信スケジュールとのオーバーラップが回避され、さらに、新たにステップ5bからの処理により、修正後の送信スケジュールが他の送信スケジュールと送信タイミングが重ならないか確認される。
ステップ5jにおいて送信タイミング制御部300は、ステップ5aで検出した送信要求について、送信が行えない旨を示すエラーをOS510に通知するとともに、ステップ5aで送信データ記憶部330に記録した送信データを消去する。そして、ステップ5aに移行して、新たな送信要求の発生を監視する。
ステップ5kにおいて送信タイミング制御部300は、ステップ5aで検出した送信要求の送信パラメータに記述される送信スケジュールを、送信スケジュール記憶部310に送信スケジュールとして記録し、ステップ5lに移行する。
ステップ5lにおいて送信タイミング制御部300は、パラメータテーブルT1を参照して、ステップ5aで検出した送信要求と送信タイミングが重なっていた送信スケジュールが修正してもよいトラフィックタイプであるか否かを判定する。ここで、送信タイミングの修正処理が可能なトラフィックタイプの場合には、ステップ5mに移行し、一方、送信タイミングの修正処理が不可能なトラフィックタイプの場合には、ステップ5nに移行する。
ステップ5mにおいて送信タイミング制御部300は、ステップ5aで検出した送信要求と送信タイミングが重なっていた送信スケジュールのパラメータを修正し、再びステップ5bに移行する。これにより、ステップ5aで検出した送信要求の送信タイミングとのオーバーラップが回避され、さらに、新たにステップ5bからの処理により、修正後の送信スケジュールが他の送信スケジュールと送信タイミングが重ならないか確認される。
ステップ5nにおいて送信タイミング制御部300は、ステップ5aで検出した送信要求と送信タイミングが重なっていた送信スケジュールについて、送信が行えない旨を示すエラーをOS510に通知するとともに、この送信スケジュールを送信スケジュール記憶部310から消去する。そして、ステップ5aに移行して、新たな送信要求の発生を監視する。
次に、受信タイミング制御部400による受信スケジュール処理について説明する。図6は、上記受信スケジュール処理を説明するフローチャートであって、この処理は、当該移動無線端末装置の電源が投入されると、電源が切られるまで繰り返し実行される。
まずステップ6aにおいて受信タイミング制御部400は、第1受信ドライバ540あるいは第2受信ドライバ550から新たな受信要求が発生したか否かを判定する。ここで、新たな受信要求が発生した場合には、ステップ6bに移行し、一方、発生しない場合には、再びステップ6aに移行して、新たな受信要求の発生を監視する。
ステップ6bにおいて受信タイミング制御部400は、ステップ6aで検出した受信要求の受信パラメータに記述される受信スケジュールと、受信スケジュール記憶部410が記憶する受信スケジュールとを比較して、受信タイミングが重なっているか否かを判定する。ここで受信タイミングが重なっている場合には、ステップ6cに移行し、一方、重なっていない場合には、ステップ6eに移行する。
ステップ6cにおいて受信タイミング制御部400は、受信タイミングが重なっている受信スケジュールは、異なるシステムのスケジュールであるか否かを判定する。ここで、異なるシステムのスケジュールの場合には、ステップ6fに移行し、一方、同じシステムのスケジュールの場合には、ステップ6dに移行する。
ステップ6dにおいて受信タイミング制御部400は、ステップ6aで検出した受信要求について、受信が行えない旨を示すエラーを対応する受信ドライバ(540あるいは550)に通知する。そして、ステップ6aに移行して、新たな受信要求の発生を監視する。
ステップ6eにおいて受信タイミング制御部400は、ステップ6aで検出した受信要求の受信パラメータに記述される受信スケジュールを、受信スケジュール記憶部410に受信スケジュールとして記録する。そして、ステップ6aに移行して、新たな受信要求の発生を監視する。
ステップ6fにおいて受信タイミング制御部400は、ステップ6aで検出した受信要求の受信パラメータに記述される受信スケジュールと、この受信スケジュールと受信タイミングが重なっている受信スケジュールの各トラフィックタイプをそれぞれ検出する。そして、この検出したトラフィックタイプに対応付けられた優先度Pを、それぞれトラフィックタイプ記憶部420が記憶するパラメータテーブルT2から検出し、ステップ6gに移行する。
ステップ6gにおいて受信タイミング制御部400は、ステップ6fで検出した優先度Pを比較し、ステップ6aで検出した受信要求のトラフィックタイプの方が優先度が高いか否かを判定する。ここで、ステップ6aで検出した受信要求のトラフィックタイプの方が優先度が高い場合には、ステップ6kに移行し、一方、高くない、すなわち優先度が低いか同じな場合には、ステップ6hに移行する。
ステップ6hにおいて受信タイミング制御部400は、パラメータテーブルT2を参照して、ステップ6aで検出した受信要求のトラフィックタイプがその受信タイミングを修正してもよいものか否かを判定する。ここで、受信タイミングの修正処理が可能なトラフィックタイプの場合には、ステップ6iに移行し、一方、受信タイミングの修正処理が不可能なトラフィックタイプの場合には、ステップ6jに移行する。
ステップ6iにおいて受信タイミング制御部400は、ステップ6aで検出した受信要求の受信スケジュールを示すパラメータを修正し、再びステップ6bに移行する。これにより、以前にステップ6bで受信タイミングが重なっていると判定された受信スケジュールとのオーバーラップが回避され、さらに、新たにステップ6bからの処理により、修正後の受信スケジュールが他の受信スケジュールと受信タイミングが重ならないか確認される。
ステップ6jにおいて受信タイミング制御部400は、ステップ6aで検出した受信要求について、受信が行えない旨を示すエラーを対応する受信ドライバ(540あるいは550)に通知し、ステップ6aに移行して、新たな受信要求の発生を監視する。
ステップ6kにおいて受信タイミング制御部400は、ステップ6aで検出した受信要求の受信パラメータに記述される受信スケジュールを、受信スケジュール記憶部410に受信スケジュールとして記録し、ステップ6lに移行する。
ステップ6lにおいて受信タイミング制御部400は、パラメータテーブルT2を参照して、ステップ6aで検出した受信要求と受信タイミングが重なっていた受信スケジュールが修正してもよいトラフィックタイプであるか否かを判定する。ここで、受信タイミングの修正処理が可能なトラフィックタイプの場合には、ステップ6mに移行し、一方、受信タイミングの修正処理が不可能なトラフィックタイプの場合には、ステップ6nに移行する。
ステップ6mにおいて受信タイミング制御部400は、ステップ6aで検出した受信要求と受信タイミングが重なっていた受信スケジュールのパラメータを修正し、再びステップ6bに移行する。これにより、ステップ6aで検出した受信要求の受信タイミングとのオーバーラップが回避され、さらに、新たにステップ6bからの処理により、修正後の受信スケジュールが他の受信スケジュールと受信タイミングが重ならないか確認される。
ステップ6nにおいて受信タイミング制御部400は、ステップ6aで検出した受信要求と受信タイミングが重なっていた受信スケジュールについて、受信が行えない旨を示すエラーを対応する受信ドライバ(540あるいは550)に通知するとともに、この受信スケジュールを受信スケジュール記憶部410から消去する。そして、ステップ6aに移行して、新たな受信要求の発生を監視する。
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、送信スケジュールおよび受信スケジュールが重ならないようにタイミングを管理し、トラフィックの優先度やタイプに応じてタイミングを変更するようにしているため、2つのシステムで無線送信部110および無線受信部120を共用することができる。
例えば図7に示すように、すでにWiFiシステムでの運用のために、スケジュールR0でビーコンを受信することが予定付けられている状態で、WiMAXシステムでの運用のために、ページング受信のスケジュールR1が発生したとする。この場合、ページング受信の方がビーコン受信よりも優先度が高く、ビーコン受信はタイミング変更が許されないトラフィックタイプである。このため、ページング受信のスケジュールR1が受け入れられ、ビーコン受信のスケジュールR0が消去される。
また図7に示すように、すでにWiFiシステムでの運用のために、スケジュールR2でビーコンを受信することが予定付けられている状態で、WiMAXシステムでの運用のために、周辺セルサーチのスケジュールR3が発生したとする。この場合、周辺セルサーチの方がビーコン受信よりも優先度が低く、周辺セルサーチはタイミング変更が許されるトラフィックタイプである。このため、周辺セルサーチのスケジュールR3は受け入れられず、代わりに、パラメータ修正が行われて、スケジュールR4にて周辺セルサーチが行われるように取り図られる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
この発明に係わる移動無線端末装置の一実施形態の構成を示す回路ブロック図。 図1に示した移動無線端末装置の送信スケジュール記憶部が記憶する情報の一例を示す図。 図1に示した移動無線端末装置のトラフィックタイプ記憶部が記憶する情報の一例を示す図。 図1に示した移動無線端末装置のトラフィックタイプ記憶部が記憶する情報の一例を示す図。 図1に示した移動無線端末装置の送信スケジュール処理を説明するフローチャート。 図1に示した移動無線端末装置の受信スケジュール処理を説明するフローチャート。 図1に示した移動無線端末装置の受信スケジュール処理の一例を説明する図。
符号の説明
100…無線部、110…無線送信部、120…無線受信部、200…ベースバンド部、210…送信ベースバンド部、220…送信ベースバンド部、230…受信ベースバンド部、230a…ページング信号検出部、240…受信ベースバンド部、240a…受信品質検出部、300…送信タイミング制御部、310…送信スケジュール記憶部、320…トラフィックタイプ記憶部、330…送信データ記憶部、400…受信タイミング制御部、410…受信スケジュール記憶部、420…トラフィックタイプ記憶部、500…主制御部、510…OS(Operating System)520…第1送信ドライバ、530…第2送信ドライバ、540…第1受信ドライバ、550…第2受信ドライバ、T1…パラメータテーブル、T2…パラメータテーブル。

Claims (8)

  1. 第1の無線システムに向けた無線送信と、第2の無線システムに向けた無線送信を選択的に行う無線手段と、
    前記第1の無線システムに向けた無線送信を行う第1タイミングと、前記第2の無線システムに向けた無線送信を行う第2タイミングとが重複する場合に、一方の無線送信を中止する中止手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  2. 前記中止手段は、前記第1タイミングの無線送信の優先度と、前記第2タイミングの無線送信の優先度を比較して、劣位の方の無線送信を中止することを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  3. 前記無線手段は、前記中止手段が中止した無線送信がタイミング変更が可能な場合に、この無線送信を、前記重複した無線送信のタイミングと異なるタイミングで行うことを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  4. 第1の無線システムからの無線受信と、第2の無線システムからの無線受信を選択的に行う無線手段と、
    前記第1の無線システムからの無線受信を行う第1タイミングと、前記第2の無線システムからの無線受信を行う第2タイミングとが重複する場合に、一方の無線受信を中止する中止手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  5. 前記中止手段は、前記第1タイミングの無線受信の優先度と、前記第2タイミングの無線受信の優先度を比較して、劣位の方の無線受信を中止することを特徴とする請求項4に記載の移動無線端末装置。
  6. 前記無線手段は、前記中止手段が中止した無線受信がタイミング変更が可能な場合に、この無線受信を、前記重複した無線受信のタイミングと異なるタイミングで行うことを特徴とする請求項4に記載の移動無線端末装置。
  7. WiMAX規格に準拠した第1無線システムからの無線受信と、WiFi基準に適合した第2の無線システムからの無線受信を選択的に行う無線手段と、
    前記第1の無線システムからのページング信号を無線受信する第1タイミングと、前記第2の無線システムからビーコン信号を無線受信する第2タイミングとが重複する場合に、前記ビーコン信号の受信を中止する中止手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  8. WiMAX規格に準拠した第1無線システムからの無線受信と、WiFi基準に適合した第2の無線システムからの無線受信を選択的に行う無線手段と、
    前記第1の無線システムから送信される無線信号を受信して基地局を探索する第1タイミングと、前記第2の無線システムからビーコン信号を無線受信する第2タイミングとが重複する場合に、前記第1タイミングを変更する変更手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
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