JP2009110820A - 電気ソケット - Google Patents

電気ソケット Download PDF

Info

Publication number
JP2009110820A
JP2009110820A JP2007282246A JP2007282246A JP2009110820A JP 2009110820 A JP2009110820 A JP 2009110820A JP 2007282246 A JP2007282246 A JP 2007282246A JP 2007282246 A JP2007282246 A JP 2007282246A JP 2009110820 A JP2009110820 A JP 2009110820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating cylinder
shaft
plug
flange
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007282246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4951466B2 (ja
Inventor
Yoshinori Koizumi
嘉位 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOIZUMI TRADING KK
Original Assignee
KOIZUMI TRADING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOIZUMI TRADING KK filed Critical KOIZUMI TRADING KK
Priority to JP2007282246A priority Critical patent/JP4951466B2/ja
Publication of JP2009110820A publication Critical patent/JP2009110820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4951466B2 publication Critical patent/JP4951466B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】電気プラグと電気ソケットを強固に接続できる構成にしても、電気プラグとの電気接触部が破損し難い電気ソケットを提供する。
【解決手段】電気プラグ(1)の差込軸(12)の先端を差し込む回転筒(25)が設けられており、回転筒(25)に於ける前記差込軸(12)の挿入側の端部には、前記差込軸(12)に設けられた電極端子(10)(10)を回転筒(25)の外周側へ露出させる端子挿通窓(26)(26)が開設されており、前記回転筒(25)の前記挿入側の端部には係合突片(11)(11)に幅方向の両側から対向する係合起立片(27)(27)が設けられ、回転筒(25)に差込軸(12)を挿入した状態の電気プラグ(1)を,差込軸(12)を中心に所定角度回転させたときに電極端子(10)(10)に接触する給電端子(28)(28)が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気ソケットに関するもので、例えば、天井吊り下げ式の照明器具から延びる電気コードの上端の電気プラグと天井ローゼットとを中継接続するアダプタや、前記電気プラグを接続する為に室内壁面に固定されている電気ソケットとして利用できる。
図8は、照明用の直管蛍光灯(94)を装着する蛍光灯用ソケット(90)の正面図である。
蛍光灯用ソケット(90)には、回転筒(91)が設けられていると共に、該回転筒(91)の一端面には径方向に延びる端子挿入溝(92)が形成されている。又、回転筒(91)の近傍には、その外周に沿って湾曲した板バネ状の給電端子(93)(93)が配設されている。
このものは、直管蛍光灯(94)の端面から突出する電極ピン(94a)(94a)を、回転筒(91)の端子挿入溝(92)に係合させた後、直管蛍光灯(94)を軸周りに90度回転させると、回転筒(91)が直管蛍光灯(94)と一体回転する。そして、該一体回転に伴って、電極ピン(94a)(94a)が給電端子(93)(93)を外向きに弾性変形させ、これにより、給電端子(93)(93)に電極ピン(94a)(94a)が圧接して電気接続状態になる。
特開平10−12339号公報
しかしながら、上記従来のものでは、直管蛍光灯(94)と回転筒(91)の一体回転に伴って、電極ピン(94a)(94a)が給電端子(93)(93)を外向きに弾性変形させる。このことから、前記電極ピン(94a)(94a)には、給電端子(93)(93)の弾性力や回転筒(91)の回転抵抗が作用し、該回転抵抗等が過大な場合は、電極ピン(94a)(94a)が破損する心配がある。一方、かかる破損を防止する為に、前記弾性力や回転筒(91)の回転抵抗を小さくすると、取り付けた直管蛍光灯(94)が回転筒(91)と共に取り外し方向に不用意に回転する心配があり、該直管蛍光灯(94)の安定性が悪くなる。
尚、上記に於いては、直管蛍光灯(94)と蛍光灯用ソケット(90)の接続部に於ける問題点を記載したが、前記直管蛍光灯(94)に相当する電気プラグと前記蛍光灯用ソケット(90)に相当する電気ソケットを相対回転させて接続する一般的な接続具でも上記と同様の問題がある。即ち、前記電極ピン(94a)(94a)に相当する一対の電極端子を備えた電気プラグと、前記電極端子が接触する給電端子を備えた電気ソケットを相対回転させて接続する構成のものでは、電極端子の破損や、電気プラグと電気ソケットが不用意に回転して安定性が悪くなる問題がある。
本発明はかかる点に鑑みて成されたもので、前記電気プラグを強固に接続できる構成にしても、該電気プラグとの電気接触部が破損し難い電気ソケットを提供することを課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決するための請求項1に係る発明の解決手段は、
『差込軸(12)の外周に略180度ピッチで配設された一対の係合突片(11)(11)を備え、該係合突片(11)(11)の配設部より先端側の前記差込軸(12)の外周から、前記係合突片(11)(11)より幅狭で且つこれと平行な電極端子(10)(10)が突出した電気プラグを接続する為の電気ソケットに於いて、
前記差込軸(12)の先端から前記係合突片(11)(11)までの範囲を差し込む軸挿入用開口(23)が外周壁に開設された外装ケース(22)と、
一端開放部が前記軸挿入用開口(23)に臨んだ状態で前記外装ケース(22)内で回転する回転筒(25)を具備しており、
前記回転筒(25)は、前記外装ケース(22)の構成壁で軸方向の両端側から挟圧された状態で回転するものであり、
前記回転筒(25)の前記一端開放部の周縁には、前記軸挿入用開口(23)の周縁まで張り出し、且つ、前記差込軸(12)を前記軸挿入用開口(23)から前記回転筒(25)に挿入した状態で前記係合突片(11)(11)が重なるフランジ(251)が張出しており、
前記フランジ(251)の内周部近傍には、該フランジ(251)に前記係合突片(11)(11)が重なった状態で前記電極端子(10)(10)を前記外装ケース(22)内へ露出させる端子挿通窓(26)(26)が開設されており、
前記回転筒(25)には、前記フランジ(251)に重なった前記係合突片(11)(11)に幅方向の両側から対向する係合起立片(27)(27)が設けられ、
前記外装ケース(21)内には、前記回転筒(25)に前記差込軸(12)を挿入した状態の前記電気プラグ(1)を,前記差込軸(12)を中心に所定角度回転させたときに前記電極端子(10)(10)に接触する給電端子(28)(28)が設けられていると共に、
前記所定角度回転させた状態では、前記係合突片(11)(11)が前記外装ケース(12)の内側から前記軸挿入用開口(23)の周縁に係合する』ことである。
上記解決手段は次のように作用する。
外装ケース(22)の外周壁に開設された軸挿入用開口(23)に、電気プラグ(1)の差込軸(12)の先端から前記係合突片(11)(11)までの範囲を差し込むと共に、回転筒(25)に前記差込軸(12)を挿入する。すると、前記係合突片(11)(11)は、回転筒(25)の一端開放部の周縁(差込軸(12)の挿入側端部の周縁)に張出したフランジ(251)に重なると共に、差込軸(12)の係合突片(11)(11)より先端側に設けられた電極端子(10)(10)は前記フランジ(251)の内周部近傍に開設された端子挿通窓(26)(26)を介して外装ケース(22)内へ露出する。又、前記フランジ(251)に係合突片(11)(11)が重なった状態では、回転筒(25)に設けられた係合起立片(27)(27)が前記係合突片(11)(11)に幅方向の両側から対向する。この状態で、電気プラグ(1)を、差込軸(12)を中心に回転させると、前記係合突片(11)(11)と係合起立片(27)(27)の係合によって、回転筒(25)が電気プラグ(1)と一体回転する。
この場合、回転筒(25)は、前記外装ケース(22)の構成壁で軸方向の両端から挟圧されて回転抵抗が付与された状態で回転する。
そして、電気プラグ(1)を所定角度回転させると、端子挿通窓(26)(26)から回転筒(25)の外周側に露出した電極端子(10)(10)が、外装ケース(21)内に設けられた給電端子(28)(28)に接触して電気接続状態になる。又、係合突片(11)(11)が前記外装ケース(12)の内側から前記軸挿入用開口(23)の周縁に係合し、これにより、差込軸(12)が電気ソケットから抜け止め状態になる。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明に於いて、
『前記外装ケース(22)は、ケース主体(20)と、該ケース主体(20)の開放端を閉塞する蓋体(21)と、該蓋体(21)を前記ケース主体(20)に対して前記閉塞方向に締め付けて固定する締付ビス(45)を具備しており、
前記回転筒(25)は、前記フランジ(251)と反対側の端部を閉塞する上壁(254)を具備していると共に、該上壁(254)の上面には、前記回転筒(25)と同心状の環状リブ(255)が隆起しており、
前記環状リブ(255)は、前記蓋体(21)に圧接される』ものでは、環状リブ(255)が前記蓋体(21)に圧接され、該圧接力により、回転筒(25)に回転抵抗が付与される。
従って、蓋体(21)をケース主体(20)に締め付け固定する締付ビス(45)の締付力や、環状リブ(255)の太さを適宜設定することにより、前記回転抵抗を適度な値にすることができる。
[請求項3に係る発明]
請求項1又は請求項2に係る発明に於いて、
『前記電気プラグ(1)は照明器具に設けられたものであり、
前記電気ソケットは、前記電気プラグ(1)と室内壁面に配設された固定ソケットとを連結する機能を備えている』ものとすることができる。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、電気プラグ(1)を、差込軸(12)を中心に回転させると、前記差込軸(12)に設けられた係合突片(11)(11)と回転筒(25)の一端に設けられた係合起立片(27)(27)が係合し、該係合によって回転筒(25)が電気プラグ(1)と一体回転される。よって、前記回転筒(25)を回転させる力は、前記係合突片(11)(11)で負担される。従って、前記回転筒(25)の回転抵抗を大きくして電気プラグが接続前の初期位置に復帰回動し難い構成(強固に接続できる構成)にしても、電気プラグ(1)の回転時には、電極端子(10)(10)に大きな力が作用しない。よって、電気プラグ(1)と電気ソケットの電気接触部を構成する電極端子(10)(10)が破損しにくい。
又、既述したように、回転筒(25)は、外装ケース(22)の構成壁で軸方向の両端から挟圧されて回転抵抗が付与された状態で回転する。従って、回転筒(25)に回転抵抗を付与する為のバネ等の特別な部品を別途設ける必要がない。
請求項2に係る発明では、既述したように、締付ビス(45)の締付力や、環状リブ(255)の太さを適宜設定することにより、前記回転抵抗を適度な値にすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電気ソケットを、天井吊り下げ用の照明器具に設けられた電気プラグ(1)と天井ローゼット(30)を連結する中継用アダプタ(A)として実施したものであり、前記天井ローゼット(30)は既述発明特定事項たる「室内壁面に配設された固定ソケット」に対応している。
天井ローゼット(30)の下面には、中継用アダプタ(A)の上面から突出する係合フック(280)(280)に対応する円弧状の係合孔(31)(31)が形成されており、該係合孔(31)(31)の周方向の一端には、中継アダプタ(A)の係合フック(280)(280)を挿抜する為の拡大孔部(310)(310)が形成されている。
中継用アダプタ(A)に接続される電気プラグ(1)は、小型照明器具(13)から引き出された電気コード(14)の先端に接続されている。そして、差込軸(12)の外周には180度ピッチで配設された一対の係合突片(11)(11)を備えていると共に、前記差込軸(12)に於ける前記係合突片(11)(11)の配設部より先端側には、該係合突片(11)(11)より幅狭の電極端子(10)(10)が該係合突片(11)(11)と平行に突出している。
図2に示すように、中継用アダプタ(A)は、上方開放の矩形箱状のケース主体(20)と、該ケース主体(20)内で回転される回転筒(25)と、前記ケース主体(20)の上方開放部を閉塞する蓋体(21)しており、蓋体(21)は締付ビス(45)(45)(図3参照)により、ケース主体(20)の上方開放部を閉塞する方向に締付固定されるようになっている。
*ケース主体(20)
図2に示すように、ケース主体(20)の底壁(29)の下面には、電気プラグ(1)に備えられた差込軸(12)の外周に突出する係合突片(11)(11)と同幅の長方形の凹部(200)が形成されていると共に、該凹部(200)の中央部には、電気プラグ(1)の差込軸(12)の先端から係合突片(11)(11)の配設部までの部分を差し込む為の軸挿入用開口(23)が開設されている。
図3に示すように、軸挿入用開口(23)の周縁には上向きに突出する環状リブ(231)が周設されており、該環状リブ(231)の内周段部(232)には、後述する回転筒(25)の一端から張出したフランジ(251)の外周部が回転自在に着座するようになっている。
*回転筒(25)
回転筒(25)は、図2,図3に示すように、一端が上壁(254)で閉塞された円筒部(250)と、その開放端の外周に張出すフランジ(251)を具備しており、前記円筒部(250)には電気プラグ(1)の差込軸(12)が略密に挿入されるようになっている。又、フランジ(251)は、ケース主体(20)の軸挿入用開口(23)を覆う大きさを有している。フランジ(251)の外周には前記軸挿入用開口(23)の周縁に形成された環状リブ(231)の内周段部(232)に着座する段部(253)が周設されている。又、前記回転筒(25)のフランジ(251)には、切欠(a)(a)が周方向に180度ピッチで開設されており、該切欠(a)(a)内には、円筒部(250)と一体成形された弾性片(252)(252)が位置している。この弾性片(252)(252)は上下に弾性変形するもので、図4に示すように、ケース主体(20)の底壁(29)に弾性的に圧接されるようになっている。
円筒部(250)に於けるフランジ(251)の内周部近傍には、電気プラグ(1)の差込軸(12)から張出した電極端子(10)(10)が嵌入する端子挿通窓(26)(26)が開設されている。そして、電極端子(10)(10)は端子挿通窓(26)(26)部分にて、円筒部(250)の外周側に露出するようになっている。
円筒部(250)の上壁(254)の上面には、蓋体(21)の下面に圧接される環状リブ(255)と、蓋体(21)の下面の中央凹部(40)に回動自在に挿入される凸部(256)が突設されている。これら、環状リブ(255)と凸部(256)は回転筒(25)と同心状に設けられている。
*蓋体(21)
ケース主体(20)の上方開放部を覆う矩形板状の蓋体(21)の下面には、給電端子(28)の垂直部(282)を添設固定する為の端子補強壁(41)(41)と、給電端子(28)の水平部(283)をビス(42)で固定する為の柱状部(43)(43)が隆起している。
又、前記給電端子(28)の水平部(283)に於ける、前記垂直部(282)と反対側の端部には、係合フック(280)が上向きに屈曲しており、該係合フック(280)は、蓋体(21)に開設された透孔(44)を貫通している。
又、蓋体(21)の長手方向の両端近傍の隆起部(211)(211)には、蓋体(21)をケース主体(20)に固定する為の締付ビス(45)(45)(図3参照)を挿通するための透孔(210)(210)が開設されている。
*組み立て
上記各部品を用いて中継用アダプタ(A)を組み立てるときは、ケース主体(20)内に回転筒(25)を収納すると共に、該回転筒(25)を底壁(29)の中央部に開設された軸挿入用開口(23)部分に位置させる。このとき、図3に示すように、前記軸挿入用開口(23)周縁の環状リブ(231)に回転筒(25)のフランジ(251)の周縁を着座させる。次に、ケース主体(20)の上方開放部に蓋体(21)を嵌入すると共に、図3に示すように、蓋体(21)の透孔(210)に挿入した締付ビス(45)をケース主体(20)の底壁(29)から隆起するネジ込み部(290)に螺入すると、ケース主体(20)の上方開放部が蓋体(21)で閉塞された状態になる。
この状態では、蓋体(21)の下面の中央凹部(40)には、回転筒(25)の上壁(254)から突出する凸部(256)が回動自在に挿入される。又、前記上壁(254)の上面に隆起する環状リブ(255)が蓋体(21)に圧接されると共に、円筒部(250)の外周から突出する弾性片(252)(252)がケース主体(20)の底壁(29)に圧接される。そして、上記環状リブ(255)と蓋体(21)の圧接力、及び、フランジ体(251)と環状リブ(231)(ケース主体(20)の底壁(29)に形成されている)の圧接力、更には、弾性片(252)(252)とケース主体(20)の底壁(29)の圧接力の大きさは、蓋体(21)とケース主体(20)の底壁(29)による回転筒(25)の挟圧力、即ち、締付ビス(45)(45)の締め付け力や、環状リブ(255)の太さ等によって設定される。従って、回転筒(25)の回転抵抗は、前記締付ビス(45)(45)の締め付け力や環状リブ(255)の太さ等によって設定され、該回転抵抗を付与するためのバネ等の特別な部品は必要ない。
又、図4に示すように、回転筒(25)の円筒部(250)の基端部外周には、各給電端子(28)の垂直部(282)が接近すると共に、給電端子(28)の係合フック(280)が蓋体(21)から上方に突出した状態になる。
*使用方法
次に、上記実施の形態に係る中継用アダプタ(A)を介して、小型照明器具(13)の電気プラグ(1)を天井ローゼット(30)に接続する作業を説明する。
先ず、図1に現れる天井ローゼット(30)に形成された係合孔(31)(31)の一端の拡大孔部(310)(310)に中継用アダプタ(A)の係合フック(280)(280)を挿入し、その後、中継用アダプタ(A)を差込軸(12)の周りに回転させる。
すると、各係合フック(280)が前記係合孔(31)の幅狭部(311)(311)に沿って移動して該幅狭部(311)(311)に係合し、これにより、中継用アダプタ(A)が天井ローゼット(30)に取り付けられる。
次に、中継用アダプタ(A)の下面の軸挿入用開口(23)から、回転筒(25)の円筒部(250)内に電気プラグ(1)の差込軸(12)を挿入する。このとき、前記差込軸(12)の外周から突出する係合突片(11)(11)が、ケース主体(20)に於ける底壁(29)下面の凹部(200)の長手方向を向くようにセットする。
この状態では、図6に示すように、差込軸(12)の外周から突出する係合突片(11)(11)が、回転筒(25)の下端のフランジ(251)に重なると共に、係合起立片(27)(27)の内側に嵌入する。又、図3に示すように、円筒部(250)とフランジ(251)の境界部に開設された端子挿通窓(26)(26)に、差込軸(12)外周から突出する電極端子(10)(10)が入り込む。又、この状態では、前記各電極端子(10)は、端子挿通窓(26)部分において、回転筒(25)の円筒部(250)の周壁を半径方向に貫通した状態(回転筒(25)の外周に露出した状態)になる。
次に、中継用アダプタ(A)に対して電気プラグ(1)を差込軸(12)部分で90度(既述発明特定事項たる「所定角度」)回転させると、差込軸(12)外周の係合突片(11)(11)が、回転筒(25)のフランジ(251)下面に垂下した係合起立片(27)(27)に係合した状態(図6の想像線参照)で回動し、これにより、電気プラグ(1)の差込軸(12)が回転筒(25)と一体回転する。
すると、図7に示すように、差込軸(12)の外周に突出した各電極端子(10)の先端が給電端子(28)の垂直部(282)に接触し、これにより、給電端子(28)から電極端子(10)に電気供給し得る状態になる。又、各電極端子(10)の先端が給電端子(28)の垂直部(282)に接触した状態では、差込軸(12)に突設された係合突片(11)(11)は、ケース主体(20)に於ける底壁(29)の軸挿入用開口(23)の周縁(23a)(図4参照)に上方から係合する。
このものでは、回転筒(25)を回転させる力は、電気プラグ(1)に於ける差込軸(12)の外周の係合突片(11)(11)から回転筒(25)に於けるフランジ(251)下面の係合起立片(27)(27)に作用する。従って、回転筒(25)を回転させる力が電極端子(10)(10)に作用しないから、該電極端子(10)(10)の破損が防止される。
尚、上記に於いては、本願発明を天井吊り下げ用の照明器具に設けられた電気プラグ(1)と天井ローゼット(30)を連結する中継用アダプタ(A)に実施した場合を例示的に説明したが、電気プラグ(1)を接続する為に室内壁面に固定されている電気ソケットにも適用できる。
本発明の実施の形態に係る中継用アダプタ(A)の適用例を示す斜視図 中継用アダプタ(A)の内部構造を説明する一部断面の分解斜視図 中継用アダプタ(A)を長手方向に切断した状態の断面図 中継用アダプタ(A)を幅方向に切断した状態の断面図 中継用アダプタ(A)の底面図 回転筒(25)の斜視図 回転筒(25)の平面図 従来例の説明図
符号の説明
(1)・・・電気プラグ
(10)・・・電極端子
(11)・・・係合突片
(12)・・・差込軸
(21)・・・蓋体
(22)・・・外装ケース
(23)・・・軸挿入用開口
(25)・・・回転筒
(26)・・・端子挿通窓
(27)・・・係合突起
(30)・・・天井ローゼット
(251)・・・フランジ
(254)・・・上壁
(255)・・・環状リブ

Claims (3)

  1. 差込軸(12)の外周に略180度ピッチで配設された一対の係合突片(11)(11)を備え、該係合突片(11)(11)の配設部より先端側の前記差込軸(12)の外周から、前記係合突片(11)(11)より幅狭で且つこれと平行な電極端子(10)(10)が突出した電気プラグを接続する為の電気ソケットに於いて、
    前記差込軸(12)の先端から前記係合突片(11)(11)までの範囲を差し込む軸挿入用開口(23)が外周壁に開設された外装ケース(22)と、
    一端開放部が前記軸挿入用開口(23)に臨んだ状態で前記外装ケース(22)内で回転する回転筒(25)を具備しており、
    前記回転筒(25)は、前記外装ケース(22)の構成壁で軸方向の両端側から挟圧された状態で回転するものであり、
    前記回転筒(25)の前記一端開放部の周縁には、前記軸挿入用開口(23)の周縁まで張り出し、且つ、前記差込軸(12)を前記軸挿入用開口(23)から前記回転筒(25)に挿入した状態で前記係合突片(11)(11)が重なるフランジ(251)が張出しており、
    前記フランジ(251)の内周部近傍には、該フランジ(251)に前記係合突片(11)(11)が重なった状態で前記電極端子(10)(10)を前記外装ケース(22)内へ露出させる端子挿通窓(26)(26)が開設されており、
    前記回転筒(25)には、前記フランジ(251)に重なった前記係合突片(11)(11)に幅方向の両側から対向する係合起立片(27)(27)が設けられ、
    前記外装ケース(21)内には、前記回転筒(25)に前記差込軸(12)を挿入した状態の前記電気プラグ(1)を,前記差込軸(12)を中心に所定角度回転させたときに前記電極端子(10)(10)に接触する給電端子(28)(28)が設けられていると共に、
    前記所定角度回転させた状態では、前記係合突片(11)(11)が前記外装ケース(12)の内側から前記軸挿入用開口(23)の周縁に係合する、電気ソケット。
  2. 請求項1に記載の電気ソケットに於いて、
    前記外装ケース(22)は、ケース主体(20)と、該ケース主体(20)の開放端を閉塞する蓋体(21)と、該蓋体(21)を前記ケース主体(20)に対して前記閉塞方向に締め付けて固定する締付ビス(45)を具備しており、
    前記回転筒(25)は、前記フランジ(251)と反対側の端部を閉塞する上壁(254)を具備していると共に、該上壁(254)の上面には、前記回転筒(25)と同心状の環状リブ(255)が隆起しており、
    前記環状リブ(255)は、前記蓋体(21)に圧接される、電気ソケット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電気ソケットに於いて、
    前記電気プラグ(1)は照明器具に設けられたものであり、
    前記電気ソケットは、前記電気プラグ(1)と室内壁面に配設された固定ソケットとを連結する機能を備えている、電気ソケット。
JP2007282246A 2007-10-30 2007-10-30 電気ソケット Active JP4951466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007282246A JP4951466B2 (ja) 2007-10-30 2007-10-30 電気ソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007282246A JP4951466B2 (ja) 2007-10-30 2007-10-30 電気ソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009110820A true JP2009110820A (ja) 2009-05-21
JP4951466B2 JP4951466B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=40779084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007282246A Active JP4951466B2 (ja) 2007-10-30 2007-10-30 電気ソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4951466B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109244778B (zh) * 2018-09-11 2020-09-15 苏州卓诚钛设备有限公司 一种竖向可调式信号转接装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60189803A (ja) * 1984-03-09 1985-09-27 松下電工株式会社 アダプタ
JPH0334344A (ja) * 1989-06-29 1991-02-14 Toshiba Corp 電子部品処理装置
JPH03118854U (ja) * 1990-01-09 1991-12-09

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60189803A (ja) * 1984-03-09 1985-09-27 松下電工株式会社 アダプタ
JPH0334344A (ja) * 1989-06-29 1991-02-14 Toshiba Corp 電子部品処理装置
JPH03118854U (ja) * 1990-01-09 1991-12-09

Also Published As

Publication number Publication date
JP4951466B2 (ja) 2012-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101046173B1 (ko) 안전 콘센트 및 이를 이용한 멀티탭
BRPI0503053A (pt) aparelho para conexão em uma fonte elétrica
US20100120278A1 (en) Multi-angular power adapter
JP2008097931A (ja) 照明器具
JP4951466B2 (ja) 電気ソケット
FR2911726A1 (fr) Socle de prise de courant et procede de montage dudit socle
JP2003303651A (ja) 照明装置
JP4205011B2 (ja) 片口金ランプソケットおよび照明器具
KR20190009671A (ko) 가구용 콘센트 장치
JP2006185787A (ja) ランプソケット及び照明器具
JP3432746B2 (ja) 天井直付け照明器具取付装置
JP2016085841A (ja) コンセントホルダ
JPH08255506A (ja) 配線用接続装置
KR100564294B1 (ko) 천장 전기 단자함
KR100825671B1 (ko) 벽면 매설용 공동주택 콘센트박스
JP2001177941A (ja) 埋め込み型器具及び直付け器具装置
CN217302721U (zh) 两节式的折叠灯具
JPH0646070Y2 (ja) プラグ
US6863552B1 (en) Electrical connector with metal coupling sleeve
JPH07320520A (ja) 照明器具
WO2012038189A1 (fr) Connecteur pour appareil électrique
KR100601110B1 (ko) 매입형 콘센트
JP3921874B2 (ja) 挟み込み形ランプソケット及び照明器具
KR20090006786U (ko) 벌브홀더
JPH1126119A (ja) 電気器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120312

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4951466

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250