JP2009110743A - カード用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】下段ハウジングと上段ハウジングとが重なっている構成のメモリーカード用コネクタにおいて、上段ハウジング内のコンタクト腕部に対応するリード端子部の高さ位置の精度の向上を図ることを課題とする。
【解決手段】コンタクト部材90は、メモリースティック30の端子の配置に対応して並んでいるコンタクト腕部91と、メモリースティックDuo50の端子の配置に対応して並んでいるコンタクト腕部92と、プリント回路基板のパッドに半田付けされるリード端子部94とを有する。コンタクト部材90は、コンタクト腕部92の部分を下段ハウジング本体71にインサート成形されてある。上段ハウジング100は、コンタクト腕部92と係合して、下段ハウジング本体71の上面に載って固定してある。
【選択図】図3

Description

本発明はカード用コネクタに係り、特に、ディジタルカメラ等の電子機器に組み込まれ、メモリーカードが装着可能である構成のメモリーカード用コネクタに関する。
ディジタルカメラ、携帯オーディオ機器、携帯電話機、電子複写機等の電子機器にはメモリーカード用コネクタが組み込んであり、電子機器は、半導体記憶素子が内蔵してあるメモリーカードをメモリーカード用コネクタに装着された状態で使用される。
現在は、複数種類のメモリーカード、例えば、メモリースティック(商標)、メモリースティックDuo(商標)、SDメモリーカード(商標)、MMC(マルチメディアカード)(商標)が存在している。複数種類のメモリーカードが市販されていることに伴って、どの種類のメモリーカードも選択的に装着可能である構成のメモリーカード用コネクタが商品化されている。このメモリーカード用コネクタは、リード端子部をプリント回路基板のパッドに半田付けされて実装してある。
この種のメモリーカード用コネクタは、メモリーカードの挿入口が一つであり、全部のメモリーカードに共通である構成のものと、下側のメモリーカード挿入口と上側のメモリーカード挿入口とを備えた構成のものとがある。後者のものは、装着可能であるメモリーカードの種類が、前者のものに比較して多くできるという利点を有する。
図1は従来の後者のメモリーカード用コネクタ1の構造を示す。メモリーカード用コネクタ1は、コンタクト部材3がインサート成形してある下段のハウジング2の上に、コンタクト部材6がインサート成形してある上段のハウジング5が重なって固定してある構造である。メモリーカード用コネクタ1はリード端子部3a、6aを対応するパッド10aと半田付けされてプリント回路基板10上に実装される。
特開2005−50792号公報
この二段構造のメモリーカード用コネクタにあっては、上段ハウジング5のコンタクト部材6のリード端子部6aの並びのバラツキは、コンタクト部材6自体のバラツキに、上段ハウジング5の下段ハウジング2上への組み付けの誤差が重なったものとなり、場合によっては、大きくなって、プリント回路基板10上に実装された場合に、一部のリード端子部がプリント回路基板のパッドから浮いた状態となってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決したカード用コネクタを提供することを目的とする。
本発明は、第1のカードが挿入されて装着される下段ハウジングと、該下段ハウジングの上に載っており第2のカードが挿入されて装着される上段ハウジングを有するカード用コネクタであって、
一端側に、前記第2のカードの端子が接触する第2のカード用コンタクト腕部を有し、他端側に、基板上のパッドに半田付けされるリード端子部を有する第2のカード用コンタクト部材が、前記下段ハウジングにインサート成形してあり、
前記第2のカード用コンタクト腕部が、その途中の箇所を前記上段ハウジングの一部に固定されて前記上段ハウジングの内部に位置する構成としたことを特徴とする。
第2のカード用コンタクト部材が下段ハウジングにインサート成形してあり、上段ハウジングは第2のカード用コンタクト部材を有しないで下段ハウジング上に載っている構成であるため、リード端子部の高さの位置は、上段ハウジングの下段ハウジング上への取り付けの精度によって影響を受けない。よって、第2のカード用コンタクト部材がインサート成形してある上段ハウジングが下段ハウジング上への取り付けてある構造に比較して、リード端子部の高さの位置の精度を高くすることが出来る。これによって、カード用コネクタをプリント回路基板上に実装した場合に一部のリード端子部がプリント回路基板上のパッドから浮いてしまう実装不良が発生せず、カード用コネクタのプリント回路基板上への実装の信頼性を向上させることが出来る。
次に本発明の実施の形態について説明する。
各図中、X1−X2は幅方向、Y1−Y2は長手方向、Z1−Z2は厚さ(高さ)方向である。Y1はメモリーカードをメモリーカード用コネクタに挿入する方向、Y2はメモリーカードがイジェクトされる方向である。
図2は本発明の実施例1になるメモリーカード用コネクタ60を示し、図3はメモリーカード用コネクタ60を分解して示し、図4はメモリーカード用コネクタ60の断面を示す。
[メモリーカード用コネクタ60の概略構造]
図2、図3、図4に示すように、メモリーカード用コネクタ60は、下段ハウジングモジュール70と、この上面に重ねられた上段ハウジング100と、この上段ハウジング100を覆う金属板製のカバー部材120とを有し、内部に、誤挿入防止部材130と、第1の検出スイッチ140と、第2の検出スイッチ160とを有し、Y2端に挿入口61を有し、且つ、挿入口61が下段ハウジングモジュール70に対応する下段挿入口62と上段ハウジング100に対応する上段挿入口63とよりなる構成である。
このメモリーカード用コネクタ60は、後述するリード端子部81、94をプリント回路基板10上の対応するパッド10c、10dと半田付けされてプリント回路基板10上に実装されおり、プリント回路基板10と共に電子機器内に組み込まれ、挿入口61が電子機器の外面に露出している。
メモリーカード用コネクタ60は、下段挿入口62を利用して、SDメモリーカード20、メモリースティック30、マルチメディアカード40が選択的に装着可能であり、上段挿入口63を利用して、メモリースティックDuo50が装着可能である構成である。
ここで、メモリースティック30とメモリースティックDuo50とは、端子の配置が同じであり、メモリースティックDuo50はメモリースティック30の3/5の長さである関係にある。SDメモリーカード20とマルチメディアカード40とは、外形寸法が略同じであり、長さはメモリースティックDuo50の長さと略同じで、幅はメモリースティック30の幅より少し広く、且つ端子の配置が同じであり、SDメモリーカード20がノブ23を有する点が相違する。
[下段ハウジングモジュール70の構造]
特に図3に示すように、下段ハウジングモジュール70は、インサート成形部品であり、合成樹脂製の下段ハウジング本体71に、コンタクト部材80とダブルコンタクト部材90とがインサート成形されている。なお、本明細書において、ダブルコンタクト部材とはコンタクト腕部を二つ備えたコンタクト部材をいう。また、下段ハウジング本体71には、カード挿入を検出するスイッチ140,160を構成する可動端子部材141,161が圧入されて固定してある。
下段ハウジング本体71は、大略、X1側のフレームロッド72と、X2側のフレームロッド73と、3つの横架部74,75,76とを有する四角のフレーム形状である。フレームロッド72、73は、内側に、ガイド溝72a、73aを有する。中央の横架部75はY2側の段部にZ1方向に突き出た突起部75aを有する。
コンタクト部材80は、下段挿入口62の近くに位置する横架部74にインサートしてあり、SDメモリーカード20及びマルチメディアカード40の双方の端子に対応して並んでいる。
ダブルコンタクト部材90は、Y1端の横架部76にインサート成形してある。ダブルコンタクト部材90は、短い長さのコンタクト腕部91と長い長さのコンタクト腕部92とリード端子部94を有し、コンタクト腕部91の根元93の箇所でコンタクト腕部91とコンタクト腕部92とリード端子部94とがつながっている形状であり、コンタクト腕部91を横架部76にインサート成形してある。コンタクト腕部91は、メモリースティック30の端子の配置に対応して並んでいる。コンタクト腕部92は、フレームロッド72、73よりZ1側の高さ位置にあって、Y2方向に延在しており、メモリースティックDuo50の端子の配置に対応して並んでいる。コンタクト腕部92は、先端に逆V字形状のコンタクト部92aを有し、これに続く部分にバルジ部92bを有する。
[上段ハウジング100の形状]
特に図3に示すように、上段ハウジング100は、合成樹脂製の成形部品であり、X1側のフレームロッド101と、X2側のフレームロッド102と、2つの横架部103,104とを有するフレーム形状である。フレームロッド101、102は、内側に、ガイド溝101a、102aを有する。
横架部104には、複数の貫通孔105が形成してある。図9に拡大して示すように、貫通孔105は、コンタクト腕部92に対応しており、コンタクト部92aが貫通する大きさであり、Z2側の端にバルジ部92bが圧入される大きさのスリット部107を有し、Y1側の入口にはテーパ部106が形成してある。
[カバー部材120の形状]
図3に示すように、カバー部材120は、天板部121と、両側の側板部122,123と、Y1側の板部124を有する。
側板部123には、第1の検出スイッチ140の固定端子部125と第2の検出スイッチ160の固定端子部129とが形成してある。
[誤挿入防止部材130の形状]
図3に示すように、誤挿入防止部材130は、両側に三角部131,132を有し、両端より軸部133,134が突き出ている形状である。
[メモリーカード用コネクタ60の組立工程]
メモリーカード用コネクタ60は、下段ハウジングモジュール70の製造工程、上段ハウジング100の取り付け工程、カバー部材120の取り付け工程を経て組立てられる。
(下段ハウジングモジュール70の製造工程)
先ず、下段ハウジングモジュール70を、インサート成形、コンタクト腕部92Aの折り曲げの工程を経て製造する。符号の添字Aは折り曲げ前の状態を意味する。
<インサート成形>
コンタクト部材80及び図7に示すダブルコンタクト部材90Aを金型にセットし、合成樹脂を金型に注入して下段ハウジング本体71を成形し、コンタクト部材80を横架部74に、ダブルコンタクト部材90Aを横架部76に夫々インサート成形して、図6(A)、(B)に示す下段ハウジングモジュール70Aを製造する。
図7は、コンタクト腕部92を曲げる前の状態のダブルコンタクト部材90Aを示す。ダブルコンタクト部材90Aは、一端側にY2方向に延在するコンタクト腕部91、他端側にY1方向に延在するリード端子部94を有し、コンタクト腕部92Aがコンタクト腕部91の根元の箇所で分岐してZ1方向に延在している構成である。コンタクト腕部91とコンタクト腕部92Aとリード端子部94とが根元93でつながっている。X1側からみて、コンタクト腕部92Aはコンタクト腕部91に対して90度をなしている。リード端子部94は、L字形状に曲がっており、メモリーカード用コネクタ60をプリント回路基板上に実装するときに、プリント回路基板上のパッドに半田付けされる端子である。
ダブルコンタクト部材90Aは、コンタクト腕部91の根元の近傍を横架部76にインサート成形してある。コンタクト腕部91は、メモリースティック30の端子の配置に対応して並んでいる。コンタクト腕部92AはZ1方向を向いている。
なお、金型にセットする段階では全部のコンタクト部材80及び全部のダブルコンタクト部材90Aは櫛歯状に並んでおり、インサート成形した後で、切断されて独立とされる。
<コンタクト腕部92Aの折り曲げ>
次いで、図8(A),(B)に示すように、コンタクト腕部92Aを90度に折り曲げて、Y2方向に向くようにする。コンタクト腕部92Aはコンタクト腕部92となる。コンタクト腕部92は、フレームロッド72、73よりZ1側の高さ位置にあって、Y2方向に延在しており、メモリースティックDuo50の端子の配置に対応して並ぶ。コンタクト腕部92は、先端に逆V字形状のコンタクト部92aを有し、これに続く部分にバルジ部92bを有する。
また、下段ハウジング本体71に、可動端子部材141,161を圧入して固定し、且つ、誤挿入防止部材130を取り付けて、下段ハウジングモジュール70が完成する。
(上段ハウジング100の取り付け工程)
図9及び図10に示すように、上段ハウジング100を、下段ハウジングモジュール70の下段ハウジング本体71のY2側の上に載せ、下段ハウジング本体71の上面に沿ってY1方向にスライドさせる。
テーパ部106の案内によって貫通孔105がコンタクト部92aに円滑に嵌合し、コンタクト部92aが貫通孔105を相対的に貫通してY2方向に突き出し、次いで、貫通孔105のZ2側端のスリット部107がバルジ部92bときつく嵌合される。上段ハウジング100は、突起101b、102bが夫々凹部72b、73bに嵌合され、突起101c、102cが夫々凹部72c、73cに嵌合されて位置決めされて係合固定される。
コンタクト腕部92は、途中のバルジ部92bをスリット部107に圧入されて固定されており、コンタクト部92aは整列しており、メモリースティックDuo50の端子の配置に対応している。
ここで、コンタクト腕部92は、曲げの角度のばらつきを考慮して、図10中、二点鎖線で示すように、90度より数度小さい角度αに曲げてあり、即ち、90度より少し浅く曲げてあり、上段ハウジング100の上記のスライドに際して、先端が櫛歯形状の治具150を使用して曲げられているコンタクト腕部92のうち図9中符号151で示す部分(バルジ部92bのうちY1側の部分)を上方から押さえて丁度90度曲げた状態として、コンタクト部92aが精度良く整列し、且つ、圧入時にコンタクト腕部92が座屈を起こさないようにする。このことによって、複数の貫通孔105が対応するコンタクト部92aに円滑に嵌合し、且つ、コンタクト腕部92が座屈を起すことなく、バルジ部92bがスリット部107に相対的に圧入される。
(カバー部材120の取り付け工程)
カバー部材120を、重なりあっている下段ハウジングモジュール70及び上段ハウジング100を覆って、側板部122,123の開口122a、123aが下段ハウジング本体71の突起72d、73dに嵌合して固定する。
[メモリーカード用コネクタ60のリード端子部94の高さ位置精度]
メモリーカード用コネクタ60は上記のように組立てられていることによって、上段ハウジング100の下段ハウジングモジュール70上への取り付けのバラツキは、上段ハウジング100の内部のコンタクト腕部92に対応するリード端子部94の高さ位置のバラツキに影響を与えず、X方向に並んでいる複数のリード端子部94のメモリーカード用コネクタ60の下面に対する高さ位置H(図4参照)は従来に比較して精度良く決まる。よって、図4に示すように、メモリーカード用コネクタ60をプリント回路基板10上に実装した場合に、全部のリード端子部94がプリント回路基板10のパッド10dと接触し、全部のリード端子部94がパッド10dと確実に半田付けされ、一部のリード端子部が半田付けされずにプリント回路基板のパッド10dから浮いた状態となってしまうという問題が解決される。
[メモリーカード用コネクタ60へのメモリーカードの装着]
図2及び図4に示すように、下段ハウジングモジュール70は、内部に、SDメモリーカード20、メモリースティック30、マルチメディアカード40が装着されるための空間を有する。上段ハウジング100は、内部に、メモリースティックDuo50が装着されるための空間を有する。
メモリースティックDuo50が装着されていない場合に、メモリーカード用コネクタ60には、下段挿入口62を利用して、SDメモリーカード20、メモリースティック30、マルチメディアカード40が選択的に装着される。SDメモリーカード20はその端子がコンタクト部材80と接触して装着される。マルチメディアカード40もその端子がコンタクト部材80と接触して装着される。
メモリースティック30は、その先端がコンタクト部材80の先端に到る直前に、突起部75aに乗りあがってZ1方向へ強制的に変位され、この状態でコンタクト部材80を乗り越える。このため、コンタクト部材80の先端部のZ2方向への変形量は抑えられ、コンタクト部材80が塑性変形してしまうことは回避される。
逆に、SDメモリーカード20、メモリースティック30、マルチメディアカード40が装着されていない場合に、メモリーカード用コネクタ60には、上段挿入口63を利用して、メモリースティックDuo50が装着される。メモリースティックDuo50はその端子がコンタクト腕部92と接触して装着される。
SDメモリーカード20、メモリースティック30、マルチメディアカード40のうちの何れかが装着されている場合には、装着されているメモリーカード自体が下段挿入口62を塞いでおり、下段挿入口62を通って他のメモリーカードが装着されることが禁止されている。また、SDメモリーカード20等が装着されている場合には、誤挿入防止部材100が装着されたSDメモリーカード20等によってY1方向に押されて、図4中反時計方向に約90度回動されて三角部131,132が上段ハウジング100の内部の空間に突き出ており、上段ハウジング80内へのメモリースティックDuo50の装着を禁止している。また、メモリースティックDuo50が装着されている場合には、誤挿入防止部材100は装着されているメモリースティックDuo50によって押さえられて、三角部131,132が下段ハウジング本体71の内部の空間に突き出ており、下段ハウジング本体71内へのSDメモリーカード20、メモリースティック30、或いはマルチメディアカード40の装着を禁止している。
本発明において、ダブルコンタクト部材90が、二つのコンタクト腕部91とコンタクト腕部92を有する構成となっていても不都合でない理由は、メモリースティックDuo50の端子の配置がメモリースティック30の端子の配置と同じであり、且つ、メモリースティック30が装着されているときにはメモリースティックDuo50の装着が禁止される構成となっているからである。
本発明において、コンタクト腕部91とコンタクト腕部92とリード端子部94とを有する構成のコンタクト部材90に代えて、コンタクト腕部92とリード端子部94とを有する構成のコンタクト部材を有する構成でもよい。
メモリースティック30が特許請求の範囲に記載の第1のカードに対応し、メモリースティックDuo50が特許請求の範囲に記載の第2のカードに対応し、コンタクト腕部91が特許請求の範囲に記載の第1のカード用コンタクト腕部に対応し、コンタクト腕部92が特許請求の範囲に記載の第2のカード用コンタクト腕部に対応する。
従来の二段構造のメモリーカード用コネクタの構造を概略的に示す図である。 本発明の実施例1なるメモリーカード用コネクタを、これに装着される種々のメモリーカードと対応させて示す斜視図である。 図2のメモリーカード用コネクタを分解して示す斜視図である。 図2のメモリーカード用コネクタを、IV-IV線を含む垂直面で切断した縦断側面図である。 ダブルコンタクト部材を取り出して示す斜視図である。 ダブルコンタクト部材がインサート成形された下段ハウジングを示す図である。 インサートされるダブルコンタクト部材を示す図である。 コンタクト腕部を折り曲げた状態の下段ハウジングを示す図である。 上段ハウジングを、コンタクト腕部が折り曲げられた下段ハウジングと組み合わせる状態を示す斜視図である。 図9の状態を示す側面図である。
符号の説明
10 プリント回路基板
10a〜10d パッド
20 SDメモリーカード
30 メモリースティック
40 マルチメディアカード
50 メモリースティックDuo
60 メモリーカード用コネクタ
61 挿入口
62 下段挿入口
63 上段挿入口
70 下段ハウジングモジュール
71 下段ハウジング本体
80 コンタクト部材
81 リード端子部
90 ダブルコンタクト部材
91,92 コンタクト腕部
94 リード端子部
100 上段ハウジング
105 貫通孔
120 カバー部材
130 誤挿入防止部材

Claims (6)

  1. 第1のカードが挿入されて装着される下段ハウジングと、該下段ハウジングの上に載っており第2のカードが挿入されて装着される上段ハウジングを有するカード用コネクタであって、
    一端側に、前記第2のカードの端子が接触する第2のカード用コンタクト腕部を有し、他端側に、基板上のパッドに半田付けされるリード端子部を有する第2のカード用コンタクト部材が、前記下段ハウジングにインサート成形してあり、
    前記第2のカード用コンタクト腕部が、その途中の箇所を前記上段ハウジングの一部に固定されて前記上段ハウジングの内部に位置する構成としたカード用コネクタ。
  2. 第1のカードが挿入されて装着される下段ハウジングと、該下段ハウジングの上に載っており、前記第1のカードの端子と対応した並びで配置してある端子を有する第2のカードが挿入されて装着される上段ハウジングを有するカード用コネクタであって、
    一端側に、前記第1のカードの端子に対応する第1のカード用コンタクト腕部と、前記第1のカード用コンタクト腕部の根元から分岐しており、前記第2のカードの端子に対応する第2のカード用コンタクト腕部とを有し、他端側に、基板上のパッドに半田付けされるリード端子部を有するダブルコンタクト部材を有し、
    前記ダブルコンタクト部材は、前記第1のカード用コンタクト腕部の根元の部分を前記下段ハウジングにインサート成形してあり、
    前記第2のカード用コンタクト腕部が、その途中の箇所を前記上段ハウジングの一部に固定されて前記上段ハウジングの内部に位置する構成としたカード用コネクタ。
  3. 前記第2のカード用コンタクト腕部は、途中の箇所にバルジ部を有し、
    前記上段ハウジングは、その内部に、前記第2のカード用コンタクト腕部の先端側が貫通し、前記バルジ部に圧入される貫通孔を有し、
    前記第2のカード用コンタクト腕部は、前記バルジ部を前記上段ハウジングの前記貫通孔に圧入されて固定してある構成とした請求項1又は請求項2に記載のカード用コネクタ。
  4. 第1のカードが挿入されて装着される下段ハウジングと、該下段ハウジングの上に載っており第2のカードが挿入されて装着される上段ハウジングを有するカード用コネクタの組立て方法であって、
    一端側に、前記第2のカードの端子が接触する第2のカード用コンタクト腕部を有し、他端側に、基板上のパッドに半田付けされるリード端子部を有する第2のカード用コンタクト部材を、前記下段ハウジングにインサート成形する工程と、
    前記インサート成形された前記第2のカード用コンタクト部材の前記第2のカード用コンタクト腕部を、その先端が前記第1のカードが挿入される側を向いて前記下段ハウジングの上面と平行となるように曲げる曲げ工程と、
    前記上段ハウジングを、前記下段ハウジングの上面を前記第1のカードが挿入される側からスライドさせて、前記第2のカード用コンタクト腕部の途中の箇所を前記上段ハウジングの内部に固定すると共に、前記上段ハウジングを前記下段ハウジング上に係合固定する上段ハウジング取り付け工程とを有するカード用コネクタの組立て方法。
  5. 第1のカードが挿入されて装着される下段ハウジングと、該下段ハウジングの上に載っており、前記第1のカードの端子と対応した並びで配置してある端子を有する第2のカードが挿入されて装着される上段ハウジングを有するカード用コネクタの組立て方法であって、
    一端側に、前記第1のカードの端子に対応する第1のカード用コンタクト腕部と、前記第1のカード用コンタクト腕部の根元から分岐しており、前記第2のカードの端子に対応する第2のカード用コンタクト腕部とを有し、他端側に、基板上のパッドに半田付けされるリード端子部を有するダブルコンタクト部材のうち前記第1のカード用コンタクト腕部の根元の部分を、前記下段ハウジングにインサート成形する工程と、
    前記インサート成形された前記コンタクト部材の前記第2のカード用コンタクト腕部を、その先端が前記第1のカードが挿入される側を向いて前記下段ハウジングの上面と平行となるように曲げる曲げ工程と、
    前記上段ハウジングを、前記下段ハウジングの上面を前記第1のカードが挿入される側からスライドさせて、前記第2のカード用コンタクト腕部の途中の箇所を前記上段ハウジングの内部に固定すると共に、前記上段ハウジングを前記下段ハウジング上に係合固定する上段ハウジング取り付け工程とを有するカード用コネクタの組立て方法。
  6. 前記曲げ工程は、前記第2のカード用コンタクト腕部を前記下段ハウジングの上面と平行となる状態より少し浅く曲げ、
    前記上段ハウジング取り付け工程を、治具を使用して前記第2のカード用コンタクト腕部を押さえて前記下段ハウジングの上面と平行となるように揃えた状態で行う請求項4又は請求項5に記載のカード用コネクタの組立て方法。
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