JP2009110155A - 静電パッド付携帯情報端末 - Google Patents

静電パッド付携帯情報端末 Download PDF

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Abstract

【課題】静電パッド上の移動量に対する表示画面上のポインタの移動量を、表示画面の表示状態に合わせて変更することにより、静電パッドの操作性を向上できる静電パッド付携帯情報端末を提供する。
【解決手段】長方形の表示画面を有する表示筐体2と、表示筐体2に対し回転可能に連結された操作筐体3と、表示画面21の表示状態を縦長表示状態及び横長表示状態に切り替える表示状態切替部5と、表示筐体2に形成され、複数の電極が配置された薄膜からなる静電パッド33と、電極の静電容量の変化に基づいて、静電パッド33上におけるユーザの指の操作位置を検出する操作位置検出部8と、表示画面21に表示されるポインタを静電パッド33上における指の動きに応じて移動させるポインタ制御部10とを備え、ポインタ制御部10は、操作位置検出部8の検出結果及び表示画面21の表示状態に基づいて、ポインタの移動量を求めるように構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、静電パッド付携帯情報端末に関する。さらに詳しくは、指を近付けた際に電極の静電容量が変化する現象を利用してユーザ操作を検知することにより、表示画面上のポインタの移動操作や表示された情報を選択する操作を行うことができる静電パッド付携帯情報端末の改良に関する。
指を近付けた際に電極の静電容量が変化する現象を利用して、ユーザ操作を検知し、その操作位置を判別することができるセンサとして、静電容量式のタッチパッド(以下、静電パッドという)が知られている。このような静電パッドは、押圧により端子間を導通させる接点開閉式のスイッチからなる操作キーに比べて、薄型化が容易であり、耐久性に優れているので、携帯情報端末における入力装置として従来から用いられている。
この静電パッドを搭載した携帯情報端末として、例えば、主表示部を備える表示筐体と、キー入力部を備える操作筐体とを折りたたみ可能にした携帯電話機において、操作筐体のキー入力部の背面側に小さな背面表示部を設けるとともに、この背面表示部を構成するLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)に静電パッドを内蔵したタッチパネルを有するものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1の携帯情報端末は、表示筐体の主表示部を見ながら、主表示部の背面側に配置される操作筐体の背面表示部を人差し指でタッチ操作することにより入力操作が行えるようになっている。例えば、表示筐体と操作筐体を広げて主表示部とキー入力部とを同じ側に位置させるときには、主表示部を見ながら、親指でキー入力部を操作し、人差し指で背面表示部をタッチ操作することにより入力操作が行えるようになっている。
ところで、上記背面表示部のタッチパネルは、複数の領域に分割して機能を割り当ててタッチ操作することにより十字キーのように使用するようになっている。そのため、このようなタッチパネルでは、表示画面上にポインタを表示させたとき、このポインタの移動が行い難い。
そこで、静電パッドをLCD等の表示部とは独立させて設けた携帯情報端末が提案されている(例えば特許文献2及び特許文献3参照)。静電パッドを有する携帯情報端末では、各入力キーに対応するアイコンを画面表示させ、何れかのアイコンを選択する際には、静電パッド上で指をスライドさせることにより、画面上のポインタを移動させて所望のアイコンを選択するようになっている。このように静電パッドを表示部とは独立させて設ける場合には、静電パッドを操作することにより、表示画面上のポインタまたはカーソルの移動や、画面表示のスクロールなどの操作が行い易くなる。
なお、ポインタ等を移動させる際の方向入力は、静電パッド上での指の位置、即ち、操作位置の移動を検知して行われ、静電パッド上で指をスライドさせることにより、その移動方向が入力される。また、特許文献2および特許文献3に記載されている携帯電話機では、静電パッドは、表示部が設けられている筐体に設けられているため、表示画面上のポインタの移動方向と静電パッド上での指の移動方向とは常に同じ方向となり、移動量も略同程度となっている。
特開2007−43497号公報 特開2004−166109号公報 特開2007−74716号公報
ところで、近年、表示画面を大きくするために、縦長(長方形)の表示画面を有する表示筐体と、操作キーを有する操作筐体とからなる携帯電話機が普及してきている。このような縦長の表示画面を有する携帯電話機に静電パッドを設ける場合には、操作性を考慮して、操作筐体側に静電パッドを設けることが望ましい。さらに、このような縦長の表示画面を有する携帯電話機に静電パッドを設ける場合には、配置スペースの関係から、縦長の表示画面に対して、横長に静電パッドを設ける必要がある。
このように、縦長の表示画面に対して、横長の静電パッドが配置されるため、静電パッド上で縦方向の操作をする場合、スペースが狭くなる。そこで、静電パッド上の指の移動量に対する表示画面上のポインタの移動量の関係を表すパラメータを、操作し易いように縦方向と横方向とで定める必要がある。
しかしながら、長方形の表示画面を有する表示筐体を操作筐体に対して回転可能に連結した携帯電話機の場合、表示筐体を回転させることにより、表示画面に表示される画像の表示状態が切り替わるようになっているものがある。このような携帯電話機では、表示画面の表示状態が縦長表示状態及び横長表示状態に切り替わる。
このように表示状態を切り替え可能にした携帯電話機の操作筐体に静電パッドを設ける場合には、静電パッド上の指の移動量に対する表示画面上のポインタの移動量の上記パラメータをそのまま適用すると、横長表示状態に切り替わった際に、静電パッド上での指の摺動量と表示画面上でのポインタの移動量とに違和感が生じる。
具体的に説明すると、表示画面が長方形である場合、通常は、縦長表示状態に対して静電パットの指の移動量を決めており、さらに、静電パットの形状も横長の長方形としている。そのため、静電パッド上での縦方向の単位移動量に対する表示画面上でのポインタの縦方向の移動量が大きくなるようにパラメータが定められている。従って、縦長表示状態の表示画面から、横長表示状態の表示画面に切り替えたとき、静電パット上での縦方向の単位移動量に対するポインタの縦方向移動量が大きいままであると、ポインタの操作が行い難くなる。特に、縦方向に移動させながらポインタを位置決めするための微調整が行い難いという不具合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、静電パッド上の移動量に対する表示画面上のポインタの移動量を、表示画面の表示状態に合わせて変更することにより、静電パッドの操作性を向上できる静電パッド付携帯情報端末を提供することを目的とする。
第1の本発明による携帯情報端末は、長方形の表示画面を有する表示筐体と、上記表示筐体に対し回転可能に連結された操作筐体と、上記表示画面の表示状態を縦長表示状態及び横長表示状態に切り替える表示状態切替手段と、上記表示筐体に形成され、複数の電極が配置された薄膜からなる静電パッドと、上記電極の静電容量の変化に基づいて、上記静電パッド上におけるユーザの指の操作位置を検出する操作位置検出手段と、上記表示画面に表示されるポインタを上記静電パッド上における指の動きに応じて移動させるポインタ制御手段とを備え、上記ポインタ制御手段は、上記操作位置検出手段の検出結果及び上記表示画面の表示状態に基づいて、上記ポインタの移動量を求めるように構成される。
このような構成によれば、上記表示画面上のポインタの移動量を、上記操作位置検出手段の検出結果及び上記表示画面の表示状態に基づいて求めるので、静電パット上での指の移動量に対する上記表示画面上でのポインタの移動量を上記表示画面の表示状態に合わせて変更することができる。その結果、長方形の表示画面を切り替え可能とした静電パッド付携帯情報端末であっても、静電パッドによる入力操作性を向上できる。
第2の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記操作位置検出手段の検出結果に基づいて、指の移動速度を求める速度算出手段を備え、上記ポインタ制御手段は、上記表示画面の表示状態に対応付けられた異なる算出式を用いて、上記移動速度から上記ポインタの移動量を求めるように構成される。
このような構成によれば、指の移動速度と上記表示画面の状態に応じた上記算出式とを用いることにより、上記表示画面上でのポインタの移動量を操作しやすい移動量に制御できる。
第3の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記算出式は、1次の項が共通であり、2次以上の項が上記表示状態によって異なるように構成される。
このような構成によれば、静電パッド上で指の移動速度が遅いときには、上記表示画面上でのポインタの移動速度も指の移動速度に合わせて遅くし、静電パッド上で指の移動速度が速いときには、上記表示画面上でのポインタの移動速度を指の移動速度よりも速くできるので、ポインタの微調整が行い易くなる。
第4の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記静電パッドは、上記電極が2次元配置され、上記ポインタ制御手段は、上記操作位置検出手段の検出結果及び上記表示画面の表示状態に基づいて、上記ポインタの移動方向を決定するように構成される。
このような構成によれば、上記静電パッド上を指で任意の方向にスライドすることにより、上記ポインタも上記表示画面上でその方向に円滑に移動させることができる。
本発明による静電パッド付携帯情報端末によれば、静電パット上での指の移動量に対する上記表示画面上でのポインタの移動量を上記表示画面の表示状態に合わせて変更することができるので、長方形の表示画面の表示状態を切り替え可能とした静電パッド付携帯情報端末であっても、静電パッドによる入力操作性を向上できる。
図1及び図2は、本実施の形態による携帯情報端末の概略構成の一例を示した外観図であり、携帯情報端末の一例として折り畳み式の携帯電話機1が示されている。この携帯電話機1は、表示筐体2及び操作筐体3がヒンジ部4を介して連結され、表示筐体2及び操作筐体3の一面を対向させて折り畳むことができるようになっている。なお、図1は、携帯電話機1の両筐体を展開した状態で操作面側から見た状態を示しており、図2は、図1の携帯電話機1の表示筐体2を操作面から見て図1の状態から時計回りに90°回転させた状態を示している。
表示筐体2は、連結方向に長い薄型の直方体形状からなり、折り畳んだ状態で操作筐体3に対向する主面に長方形の表示画面21及び受話用レシーバ22が配置されている。この表示画面21は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)により構成されており、その長手方向が表示筐体2の長手方向と一致するように配置されている。受話用レシーバ22は、通話時に相手方電話機からの音声を出力するための音声出力手段であり、表示筐体2におけるヒンジ部4と反対側の端部に配置されている。
操作筐体3は、長い薄型の直方体形状からなり、折り畳んだ状態で表示筐体2に対向する主面に、オンフックキー、オフフックキー及びテンキーなどの複数の操作キー31と、送話用マイクロホン32と、静電パッド33とが配置されている。
各操作キー31は、いずれも押圧面を有する接点開閉式のスイッチからなり、押圧面を押圧することにより端子間が導通されて所定の入力信号が出力される。送話用マイクロホン32は、通話時にユーザの音声を入力する音声入力手段であり、操作筐体3におけるヒンジ部4と反対側の端部に配置されている。
静電パッド33は、指を近付けることにより電極の静電容量が変化する現象を利用して、ユーザ操作、即ち、ユーザの指の操作位置を検知するためのセンサである。この静電パッド33は、複数の電極が配置された薄膜からなり、各電極の静電容量が検出される。
本実施形態では、静電パッド33は、操作筐体3に形成され、操作筐体3の短手方向に長い長方形状をしており、ヒンジ部4と操作キー31との間に設けられている。また、静電パッド33は、左右方向の長さが表示画面21の短手方向の長さと略同じ長さとなっている。
ヒンジ部4は、表示筐体2及び操作筐体3を各主面が対向するように折り畳み可能に連結している。ヒンジ部4は、操作筐体3に対して回動可能に連結される連結部41と、表示筐体2の外面に対向して配置され、表示筐体2を水平な面内で回転可能に保持する矩形板状の保持部42とが一体に形成されて構成される。表示筐体2は、その外面がヒンジ部4の保持部42の平面に対向したまま、表示画面21の表示画面に垂直な回転軸(図示せず)を中心にして保持部42の平面部分に回転可能に連結されている。これにより、表示筐体2は、保持部42における表示画面21に水平な面内で回転可能に保持され、操作筐体3に対する傾斜角度を保った状態で回転できるようになっている。
ユーザは、操作筐体3を把持した状態で、この操作筐体3に対して、表示筐体2を表示画面21に水平な面内において90°の角度範囲内で回転させることにより、表示画面21を図1に示した縦長表示状態と、図2に示した横長表示状態とに切り替えることができる。図1に示した縦長表示状態における表示画面21には、その長手方向を上下方向として画像が表示される。一方、図2に示した横長表示状態における表示画面21には、その短手方向を上下方向として画像が表示される。
図3は、図1の携帯電話機1における静電パッド33を用いて表示画面21上のポインタを移動させる際の機能構成の一例を示した機能ブロック図である。この携帯電話機1は、表示状態切替部5、表示画像生成部6、表示制御部7、表示画面21、静電パッド33、操作位置検出部8、速度算出部9、ポインタ制御部10、そして、メモリ11を備える。
表示状態切替部5は、ヒンジ部4を介して表示筐体2を操作筐体3に対して回転させたときに、この回転動作と、表示筐体2の操作筐体に対する位置を検出して、表示画面21の表示状態を縦長表示状態または横長表示状態に切り替える表示状態切替手段となる。
表示画像生成部6は、表示画面に表示される画像を生成する。表示画像生成部6は、表示状態切替部5から出力される表示状態の切替指示に基づいて、縦長の画像を生成したり、横長の画像を生成する。
表示制御部7は、表示画面21上に画像情報を表示する動作を制御する。具体的には、表示制御部7は、表示画像生成部6で生成された画像情報を表示させる制御を行ったり、ポインタ制御部10からの入力信号に基づいて、表示画面内におけるポインタの表示位置を制御したりする。例えば、画像情報は、表示画像生成部6において、縦長状態の画像か、または、横長状態の画像に生成されているので、表示制御部7により、表示画面21に画像を縦長表示させたり、横長表示させたりする。
そして、表示制御部7により表示画面内におけるポインタの表示位置を制御することにより、ポインタが画面表示上で移動することになる。このポインタの移動とは、表示画面上のポインタ(位置表示のためのアイコン)の表示位置を変更する動作である。
本実施形態では、指を接触させながら静電パッド33上でスライドさせることにより、上方向、下方向、左方向又は右方向にポインタなどが移動するようになっている。また、この静電パッド33では、2回続けて指で軽く叩く操作、いわゆるダブルタップ操作が行われた場合に、操作キー31の決定キーを押圧操作した場合と同様の入力処理が行われるようになっている。
静電パッド33について、具体的に、図4に基づいて説明する。図4は、図1の携帯電話機1における静電パッド33の一例を示した平面図であり、フレキシブル基板上に形成された第1電極パターン331及び第2電極パターン332が示されている。この静電パッド33は、フレキシブル基板上に第1電極パターン331及び第2電極パターン332が形成された薄膜からなり、本実施例では、電極パターンが銅箔で構成されているものとする。
第1及び第2電極パターン331,332は、いずれも直線上に配置された6角形形状の複数の電極からなる。例えば、操作筐体3の長手方向をY方向とし、このY方向に交差する方向をX方向と呼ぶことにすると、第1電極パターン331は、Y方向に複数の電極が配置された電極パターンとすることができ、第2電極パターン332は、X方向に複数の電極が配置された電極パターンとすることができる。本実施形態では、このように第1及び第2電極パターン331,332を配置することにより、複数の電極が二次元配置された状態になる。
第1電極パターン331には、Y方向に5個の電極が配置されており、各電極は、配線パターンによって電気的に接続されている。この第1電極パターン331は、X方向の操作位置を検出するための電極パターンであり、X方向の位置を異ならせて複数個配置されている。この例では、一定間隔で6個の第1電極パターン331が形成され、各第1電極パターン331には、それぞれ配線パターンXi(i=1〜6)が対応している。
第2電極パターン332には、X方向に7個の電極が配置されており、各電極は、配線パターンによって電気的に接続されている。この第2電極パターン332は、Y方向の操作位置を検出するための電極パターンであり、Y方向の位置を異ならせて複数個配置されている。この例では、一定間隔で6個の第2電極パターン332が形成され、各第2電極パターン332には、それぞれ配線パターンYj(j=1〜6)が対応している。
ここでは、第1電極パターン331及び第2電極パターン332を構成する各電極は、Y方向に隣接する2つの電極と、X方向に隣接する4つの電極によって取り囲まれるように配置されているものとする。つまり、各電極は、1つの電極を6つの隣接電極が取り囲むハニカムパターンとなるようにフレキシブル基板上に配置される。
一般に、静電パッド33に指を近付けると、静電パッド33の電極と、指との間に静電容量が発生するので、指に近い位置にある電極を含む電極パターンほど静電容量が増加する。静電パッド33では、この様な静電容量の変化を検知して操作位置の判別が行われる。
ここで、各第1電極パターン331によって形成される静電容量をそれぞれCxi(i=1〜6)とし、各第2電極パターン332によって形成される静電容量をそれぞれCyj(j=1〜6)とする。これらの静電容量Ck(k=xi,yj)を監視し、静電容量に変化のあった電極パターンをX方向及びY方向についてそれぞれ特定することにより、ユーザによって操作された指の2次元位置が検出されることとなる。なお、上記静電容量Ckは、無操作時において各電極パターンと筐体内部の金属物等との間で形成される寄生容量と、操作時に各電極パターンに指などが近づくことによって発生する静電容量とを合成した値となる。
操作位置検出部8は、静電パッド33の電極パターンにおける静電容量の変化に基づいて、静電パッド33上におけるユーザの指の操作位置を検出する操作位置検出手段となる。操作位置検出部8では、静電パッド33の各静電容量Ckを所定の閾値と比較し、静電容量が閾値を越えている電極パターンの有無を判別することによりユーザの操作位置が検出される。その際、そのような電極パターンが検出された時点で、ユーザ操作が行われたものと判断される。なお、上記所定の閾値としては、無操作時において各電極パターンと筐体内部の金属物等との間で形成される各寄生容量とすることが好ましい。
ここでは、静電容量が閾値を越えている電極パターンが複数検出された場合、それらの電極パターンの重心位置、或いは、静電容量が最大の電極パターンの位置が操作位置と判別されるものとする。なお、静電パッド33上の操作位置とは、指を静電パッド33の薄膜に接触させた際の薄膜上の接触位置のことであり、接触状態を保持したまま操作位置が変化すれば、操作位置が移動したと判断される。つまり、静電パッド33に接触させながら指をスライドさせる動作により、表示画面21上のポインタを移動させる入力が行われる。ここでいう接触状態には、指が静電パッド33に接触している状態だけでなく、指が静電パッド33の表面から離れた状態も含まれるものとする。
操作位置検出部8の具体的な構成について図5に基づいて説明する。図5は、図1の携帯電話機1の静電パッド33と操作位置検出部8の構成例を示した図である。操作位置検出部8は、静電パッド33の各電極パターンの薄膜上の全ての静電容量Ck(k=x1〜x6,y1〜y6)について、静電容量を測定し、各静電容量Ckの変化に基づいて操作位置の検出を行っている。
一般に、時間的に変化しない電流を供給して静電容量Ckのコンデンサー(静電パッド33)を充電する場合、静電容量Ckが増加すれば、充電に要する時間は長くなる。この操作位置検出部8では、静電容量の変化と充電時間との相関関係を利用して、操作位置の検出を行っている。
具体的には、操作位置検出部8は、スイッチSW1,SW2、定電流源81、静電容量Ckを充電するために用いられるコンデンサーCmod、比較器82、タイマー83及び静電容量検出部84からなり、各静電容量Ckを所定電圧まで充電するのに要する時間を測定して操作位置の検出が行われる。
スイッチSW1は、静電容量Ckのコンデンサーに対して並列に接続され、スイッチSW1を閉じることにより静電容量Ckを放電することができる。スイッチSW2は、コンデンサーCmodに直列に接続され、スイッチSW1を開いた状態でスイッチSW2を閉じることにより、コンデンサーCmodに蓄積された電荷により静電容量Ckを充電することができる。定電流源81の出力は、スイッチSW2及びコンデンサーCmod間に供給され、スイッチSW1及びSW2を開いた状態で、コンデンサーCmodが充電される。
コンデンサーCmodに印加された電圧は、ローパスフィルタ回路を介して比較器82に供給される。比較器82は、コンデンサーCmodの出力電圧と、所定電圧Vrefとを比較し、その比較結果に応じた信号をタイマー83に供給する動作を行っている。
タイマー83は、スイッチSW2を閉じてからコンデンサーCmodの出力電圧が電圧Vrefに到達するまでに要する時間を測定し、その測定結果を静電容量検出部84へ出力する動作を行っている。
静電容量検出部84は、コンデンサーCmodの出力電圧が電圧Vrefに到達するまでに要した時間を所定の閾値と比較し、その比較結果に基づいて静電パッド33に対する操作の有無を判別する動作を行っている。そして、静電容量検出部84では、タイマー83による測定結果に基づく操作の有無判別が、全ての静電容量Ckについて順次に行われ、静電容量Ckごとの判別結果に基づいて静電パッド33上の操作位置が判別される。この操作位置の判別結果は、操作位置検出結果として速度算出部9に出力される。
そして、この静電パッド33と操作位置検出部8の動作について説明する。まず、スイッチSW1及びSW2を開いた状態で、コンデンサーCmodが充電される。次に、スイッチSW1を閉じて静電容量Ckを放電させる。その後、スイッチSW1を開いてからスイッチSW2を閉じて、コンデンサーCmodに蓄積された電荷をソースとして静電容量Ckを充電する。このとき、静電容量Ck及びCmodに印加された電圧が電圧Vrefに到達するまでの間の静電容量Ckの充電に要する時間が測定され、その測定結果に基づいて操作の有無を判断して操作位置が判別される。この様な操作位置の判別処理は、所定のサンプリングレートで繰り返し行われる。
速度算出部9は、操作位置検出部8の検出結果に基づいて、指の移動速度を求める速度算出手段である。操作位置検出部8により単位時間毎のユーザの指の静電パッド33上の操作位置が検出されるので、これら指の操作位置と検出時間とにより、指の移動速度を求めることができる。
そして、ポインタ制御部10は、表示画面21に表示されるポインタを静電パッド33上における指の動きに応じて移動させる制御を行うポインタ制御手段である。ポインタ制御部10は、表示状態切替部5から出力される表示画面21の表示状態と、操作位置検出部8及び速度算出部9からの出力信号とに基づいて、操作位置の移動を検知し、ポインタの移動方向と移動量を制御する動作を行っている。
ポインタ制御部10は、表示画面21の表示状態に対応付けられた異なる算出式を用いて、ユーザの指の移動速度からポインタの移動量を求めるようになっている。即ち、図1に示すように、表示画面21の表示状態が縦長表示状態である場合、静電パッド33は横長の長方形をしているので、表示画面21の長手方向と、静電パッド33の短手方向とが対応することなる。そのため縦長表示状態のときは、静電パッド33での縦方向の単位移動量に対する表示画面21でのポインタの縦方向の移動量が大きくなる算出式と横方向の移動量が略同程度となる算出式を用いる。このような算出式用いることにより、速度算出部9で求めた指の速度に基づいて、指の縦方向の移動量に対してポインタの縦方向の移動量が大きくなり、横方向の移動量が略同程度なるようなポインタの移動量を求めることができる。
また、図2に示すように表示画面21の表示状態が横長表示状態である場合、表示画面21の長手方向と、静電パッド33の長手方向とが対応することになるので、静電パッド33での縦横方向の単位移動量に対する表示画面21でのポインタの縦横方向の移動量が略同じ程度になる算出式を用いる。このような算出式用いることにより、速度算出部9で求めた指の速度に基づいて、指の縦横方向の移動量に対してポインタの縦横方向の移動量が略同程度なるようなポインタの移動量を求めることができる。
上記各算出式は、パラメータとして、メモリ11に記憶させている。ポインタ制御部10は、表示画面21の表示状態に合わせて、縦方向の移動用のパラメータと横方向の移動用のパラメータを読み出すようになっている。
さらに、上記各算出式は、例えば、静電パッド33上での指の速度をx、表示画面21上でのポインタの移動量をyとするとき、以下の数式1と数式2とを選択可能に用いるようにしてもよい。例えば、数式1は、画像の表示状態が横長状態である場合に用い、数式2は、画像の表示状態が縦長状態である場合に用いるように予め設定しておいてもよいし、ユーザが選択できるようにしてもよい。
y=ax (aは定数) ・・・(数1)
y=a(x+bx2) (a,bは定数) ・・・(数2)
これらの式は、1次の項が共通であり、2次以上の項が異なる。そのため、数式1を用いる場合には、ポインタの移動量は指の速度に比例する。数式2を用いる場合には、指の速度が遅い時には、ポインタの移動量は、指の速度に比例し、指の速度が速い時には、ポインタの移動速度が加速され、ポインタの移動量が指の速度に比べてかなり多くなる。
従って、例えば、図1に示すように、表示画面21に画像を縦長に表示する場合には、縦長の画像に対して、静電パッド33は、横長の状態となるため、静電パッド33の縦方向の長さに比べて表示画面21の縦方向の長さが長くなる。このような場合に、上記数式2の算出式を用いてポインタの移動量を求めるようにすれば、表示画面21でのポインタの移動量を大きくしたい時には、指の速度を速くし、所定のアイコンへ位置決めをするときには、表示画面21でのポインタの移動量を小さくしたいので、その時には指の速度を遅くする。このように、数式2の算出式を用いることにより、ポインタの移動操作が容易になる。
また、本実施形態では、静電パッド33の電極を2次元配置しているので、ポインタ制御部10は、操作位置検出部8の検出結果及び表示状態切替部5により制御される表示画面21の表示状態に基づいて、ポインタの移動方向を決定することができる。
図6のステップS101〜S107は、図1の携帯電話機1における静電パッドでの指の移動検知時の動作の一例を示したフローチャートである。まず、操作位置検出部8は、静電パッド33に対するユーザの指の操作を検出すると、薄膜上におけるその操作位置を判別する(ステップS101)。
さらに、操作位置検出部8は、指が静電パッド33に接触した状態での操作位置の移動を検知すると、単位時間毎の操作位置の検知結果を速度算出部9に出力する(ステップS102)。そして、速度算出部9によりユーザの指の移動速度を求める(ステップS103)。次に、現在の表示画面21の表示状態が縦長表示状態であるか否かが表示状態切替部5の切替指示に基づき決定される(ステップS104)。
表示画面21の表示状態が縦長表示状態である場合は、指の移動速度と算出式により縦長表示状態に合わせたポインタの移動量を求める(ステップS105)。一方、表示画面21の表示状態が横長表示状態である場合は、指の移動速度と算出式により横長表示状態に合わせたポインタの移動量を求める(ステップS106)。そして、求められた移動量でポインタを表示画面上で移動させる(ステップS107)。
本実施の形態によれば、表示画面21上のポインタの移動量を、操作位置検出部8の検出結果及び表示画面21の表示状態に基づいて求めるので、静電パッド33上での指の移動量に対する表示画面21上でのポインタの移動量を表示状態に合わせて変更することができる。その結果、長方形の表示画面21を切り替え可能とした静電パッド付携帯電話機であっても、静電パッド33による入力操作性を向上できる。
また、以上の実施の形態にかかる静電パッド付携帯情報端末は、表示筐体が表示部の表示画面に水平な面内で回転されたときに、縦長表示状態及び横長表示状態が切り替わるような構成となっている。本発明が適用される静電パッド付携帯情報端末としては、上記構成に限らず、表示筐体が操作筐体に対して表示画面と水平な面で回転するようになっており、表示筐体の長手方向が操作筐体の長手方向に対して垂直に位置したときに、表示筐体と操作筐体とにより筐体全体がL字状態となる携帯電話機にも適用できる。また、表示筐体が操作筐体に対して、表示画面と水平な方向にスライドするとともに、表示筐体が操作筐体に対して表示画面と水平な面で回転する携帯電話機にも適用できる。
本実施の形態による携帯情報端末の概略構成の一例を示した外観図であり、携帯情報端末の一例として折り畳み式の携帯電話機1が示されている。 図1の携帯電話機1の表示筐体を回転させた状態を示した外観図であり、正面から見て表示筐体を図1の状態から時計回りに90°回転させた状態を示している。 図1の携帯電話機1の構成例を示した機能ブロック図であり、携帯電話機1内のポインタ移動機能の構成の一例が示されている。 図1の携帯電話機1における静電パッド33の一例を示した平面図であり、フレキシブル基板上に形成された第1電極パターン331及び第2電極パターン332が示されている。 図1の携帯電話機1の静電パッド33と操作位置検出部8の構成例を示した図である。 図1の携帯電話機1の動作の一例を示したフローチャートであり、静電パッド33による入力時の処理手順が示されている。
符号の説明
1 携帯電話機
2 表示筐体
21 表示画面
22 受話用レシーバ
3 操作筐体
31 操作キー
32 送話用マイクロホン
33 静電パッド
331 第1電極パターン
332 第2電極パターン
4 ヒンジ部
41 連結部
42 保持部
5 表示状態切替部
6 表示画像生成部
7 表示制御部
8 操作位置検出部
81 定電流源
82 比較器
83 タイマー
84 静電容量検出部
9 速度算出部
10 ポインタ制御部
11 メモリ
X1〜X6,Y1〜Y6 配線パターン

Claims (4)

  1. 長方形の表示画面を有する表示筐体と、
    上記表示筐体に対し回転可能に連結された操作筐体と、
    上記表示画面の表示状態を縦長表示状態及び横長表示状態に切り替える表示状態切替手段と、
    上記表示筐体に形成され、複数の電極が配置された薄膜からなる静電パッドと、
    上記電極の静電容量の変化に基づいて、上記静電パッド上におけるユーザの指の操作位置を検出する操作位置検出手段と、
    上記表示画面に表示されるポインタを上記静電パッド上における指の動きに応じて移動させるポインタ制御手段とを備え、
    上記ポインタ制御手段は、上記操作位置検出手段の検出結果及び上記表示画面の表示状態に基づいて、上記ポインタの移動量を求めることを特徴とする静電パッド付携帯情報端末。
  2. 上記操作位置検出手段の検出結果に基づいて、指の移動速度を求める速度算出手段を備え、
    上記ポインタ制御手段は、上記表示画面の表示状態に対応付けられた異なる算出式を用いて、上記移動速度から上記ポインタの移動量を求めることを特徴とする請求項1に記載の静電パッド付携帯情報端末。
  3. 上記算出式は、1次の項が共通であり、2次以上の項が上記表示状態によって異なることを特徴とする請求項2に記載の静電パッド付携帯情報端末。
  4. 上記静電パッドは、上記電極が2次元配置され、
    上記ポインタ制御手段は、上記操作位置検出手段の検出結果及び上記表示画面の表示状態に基づいて、上記ポインタの移動方向を決定することを特徴とする請求項1に記載の静電パッド付携帯情報端末。
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