JP2009108994A - ヒンジ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可動部材の固定部材60との対向面を回動軸線Lと直交する区分直線によって第1の領域と第2の領域とに区分したとき、第1の領域には第1及び第2の係合凸部81,82を形成し、第2の領域には第3及び第4係合凸部83,84を形成する。固定部材60の可動部材との対向面62には、第1〜第4係合凹部91〜94を形成する。第1〜第4係合凹部91〜94は、可動部材が第1の位置に位置したときに、第1〜第4係合凸部81〜84とそれぞれ係合し、可動部材が第1の位置以外の位置に位置したときには、第1及び第2の係合凸部81,82の少なくとも一方が係合不能で、かつ第3及び第4係合凸部83,84の少なくとも一方が係合不能であるように配置する。
【選択図】図9
Description
この場合、上記第1の領域に上記係合凸部として第1、第2係合凸部が形成され、上記第2の領域に上記係合凸部として第3、第4係合凸部が形成され、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置に位置したときに上記第1〜第4係合凸部とそれぞれ係合する上記係合凹部としての第1〜第4係合凹部が形成されていることが望ましい。
上記第1〜第4係合凸部が上記回動軸線を中心とする周方向へ互いに離間して配置されていることが望ましく、上記第1〜第4係合凸部が上記回動軸線を中心とする一つの円周上に配置されていることが望ましい。
第4係合凸部が、上記第3係合凸部に対し上記回動軸線を中心とする円の径方向内側に離間して配置されていてもよい。その場合には、上記第1係合凸部、第2係合凸部及び上記第3係合凸部が上記回動軸線を中心とする一つの円周上に配置されていることが望ましい。
上記区分直線が、上記第1係合凸部と上記第2係合凸部との間の周方向における中央と、上記第3係合凸部と上記第4係合凸部との間の周方向における中央とを通る直線と直交するように配置されていることが望ましい。
上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1及び第2ヒンジ部材が所定の第2の回動位置に位置しているときに上記第1〜第4係合凸部がそれぞれ係合する第5〜第8係合凹部が形成され、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置及び上記第2の回動位置以外の位置に位置しているときに、上記第1及び第2係合凸部のうちの少なくとも一方が上記第1〜第8係合凹部に対して係合不能な位置に位置し、かつ上記第3及び第4係合凸部のうちの少なくとも一方が上記第1〜第8係合凹部に対して係合不能な位置に位置するように、上記第1〜第4係合凸部及び上記第1〜第8係合凹部が配置されていることが望ましい。
上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1及び第2ヒンジ部材が所定の第3の回動位置に位置しているときに上記第1〜第4係合凸部がそれぞれ係合する第9〜第12係合凹部が形成され、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置、上記第2の回動位置及び上記第3の回動位置以外の位置に位置しているときに、上記第1及び第2係合凸部のうちの少なくとも一方が上記第1〜第12係合凹部に対して係合不能な位置に位置し、かつ上記第3及び第4係合凸部のうちの少なくとも一方が上記第1〜第12係合凹部に対して係合不能な位置に位置するように、上記第1〜第4係合凸部及び上記第1〜第12係合凹部が配置されていることが望ましい。
上記の問題を解決するために、この発明の第2の態様は、回動軸線を中心として相対回動可能に、かつ回動軸線方向へ相対移動可能に連結された第1及び第2ヒンジ部材と、この第1及び第2ヒンジ部材が互い接近するように、少なくとも一方のヒンジ部材を他方のヒンジ部材に向かって付勢する付勢手段とを備え、上記第1ヒンジ部材の上記第2ヒンジ部材との対向面には、上記付勢手段によって上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面に押し付けられる係合凸部が形成され、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1、第2ヒンジ部材が所定の第1の回動位置に位置したときに上記係合凸部と係合する係合凹部が形成されたヒンジ装置において、上記第1ヒンジ部材の上記第2ヒンジ部材との対向面を上記回動軸線と直交する区分直線によって第1の領域と第2の領域とに区分したとき、上記第1及び第2の各領域に上記係合凸部が複数ずつ互い離間して設けられ、上記第1の領域に設けられた複数の係合凸部と上記第2の領域に設けられた複数の係合凸部とが上記回動軸線に関して非対称に配置され、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置に位置したときに、上記複数の係合凸部がそれぞれ係合する複数の係合凹部が形成されるとともに、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の位置から所定の角度だけ回動して第2の位置に位置したときに、上記複数の係合凸部がそれぞれ係合する複数の係合凹部が形成され、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の位置と上記第2の位置との間においてそれらの位置と異なる位置に位置し、かつ上記第1及び第2の領域の各係合凸部のうちの一部の係合凸部が上記複数の係合凹部のいずれかに対して係合可能な位置に位置したときに、上記第1及び第2の各領域の少なくとも一つの係合凸部が上記係合凹部に対して係合不能な位置に位置するように、上記複数の係合凸部及び上記複数の係合凹部が配置されていることを特徴としている。
この場合、上記第1の領域に上記係合凸部として第1、第2係合凸部が形成され、上記第2の領域に上記係合凸部として第3、第4係合凸部が形成され、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置に位置したときに上記第1〜第4係合凸部とそれぞれ係合する上記係合凹部としての第1〜第4係合凹部が形成されおり、上記第2の位置が上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の位置から360°回動したときの位置であってもよい。
上記第1〜第4係合凸部が上記回動軸線を中心とする周方向へ互いに離間して配置されていることが望ましい。
上記第1〜第4係合凸部が上記回動軸線を中心とする一つの円周上に配置されていることが望ましい。
第4係合凸部は、上記第3係合凸部に対し上記回動軸線を中心とする円の径方向内側に離間して配置されていてもよい。この場合には、上記第1係合凸部、第2係合凸部及び上記第3係合凸部が上記回動軸線を中心とする一つの円周上に配置されていることが望ましい。
上記区分直線が、上記第1係合凸部と上記第2係合凸部との間の周方向における中央と、上記第3係合凸部と上記第4係合凸部との間の周方向における中央とを通る直線と直交するように配置されていることが望ましい。
上記第2の回動位置が上記第1の回動位置と異なる位置に定められており、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第2の回動位置に位置しているときに上記第1〜第4係合凸部がそれぞれ係合する第5〜第8係合凹部が形成され、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置と上記第2の回動位置との間においてそれらと異なる位置に位置し、かつ上記第1及び第2係合凸部のうちの一方並びに上記第3及び第4係合凸部の一方が上記第1〜第8係合凹部のいずれかに対して係合可能な位置に位置しているときに、上記第1及び第2係合凸部のうちの他方並びに上記第3及び第4係合凸部の他方が上記第1〜第8係合凹部のいずれかに対しても係合不能な位置に位置するように、上記第1〜第4係合凸部及び上記第1〜第8係合凹部が配置されていることが望ましい。
上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1及び第2の回動位置と異なる所定の第3回動位置に位置しているときに上記第1〜第4係合凸部がそれぞれ係合する第9〜第12係合凹部が形成され、
上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置から上記第2の回動位置を経て上記第3の回動位置に至るまでの間においてそれらと異なる位置に位置し、かつ上記第1及び第2係合凸部のうちの一方並びに上記第3及び第4係合凸部の一方が上記第1〜第12係合凹部のいずれかに対して係合可能な位置に位置しているときに、上記第1及び第2係合凸部のうちの他方並びに上記第3及び第4係合凸部の他方が上記第1〜第12係合凹部のいずれかに対しても係合不能な位置に位置するように、上記第1〜第4係合凸部及び上記第1〜第12係合凹部が配置されていることが望ましい。
上記特徴構成を有するこの発明の第2の態様によれば、第1、第2ヒンジ部材が第1の位置と第2の位置との間においてそれらと異なる位置に位置しているときには、第1及び第2の各領域の一部の係合凸部が係合凹部に対して係合可能な位置に位置したとしても、各領域の少なくとも一つの係合凸部が各係合凹部に対して係合不能な位置に位置するから、第1ヒンジ部材は少なくとも周方向に離れた二箇所において第2ヒンジ部材に当接する。したがって、第1ヒンジ部材が傾斜することを防止することができ、それによって第1、第2領域の他の係合凸部が係合凹部に入り込むことを防止することができる。よって、第1、第2ヒンジ部材は、第1の位置以外の位置では円滑に回動することができる。
図1〜図4は、この発明に係るヒンジ装置10が用いられた携帯電話機1を示す。この携帯電話機1は、送話部2及び受話部3(相対回動する一方の部材及び他方の部材)を有している。送話部2の一端部の中央部には、連結筒部2aが形成されている。受話部3の一端部の両側部には、軸線を連結筒部2aの軸線と一致させた連結筒部3a,3aがそれぞれ形成されている。一方の連結筒部3a(この実施の形態では図1において右側の連結筒部3a)は、連結筒部2aの一端部にこの発明に係るヒンジ装置10を介して回動可能に連結されている。他方の連結筒部3aは、連結筒部2aの他端部に周知構造のヒンジ装置を介して回動可能に連結されている。これにより、送話部2と受話部3とが連結筒部2a,3aの軸線、つまり回動軸線Lを中心として回動可能に連結されている。なお、以下においては説明便宜上、送話部2が位置固定され、受話部3が送話部2に対して回動するものとする。
また、仮に可動部材50が固定部材60に対して360°回動することができるものとすると、可動部材50が折畳位置(第1の回動位置)から360°回動して再び折畳位置(第2の回動位置)まで回動すると、第1〜第4係合凸部81〜84は、第1〜第4係合凹部91〜94にそれぞれ再び係合する。しかし、折畳位置から再度折畳位置に達するまでの間には、第1及び第2係合凸部81,82の少なくとも一方と、第3及び第4係合凸部83,84の少なくとも一方とが、第1〜第4係合凹部91〜94に対して係合不能位置に位置する。
例えば、上記の実施の形態においては、可動部材50に係合凸部81〜84を形成し、固定部材60に係合凹部91〜102を形成しているが、可動部材50に係合凹部91〜102を形成し、固定部材60に係合凸部81〜84を形成してもよい。
また、係合凸部81〜84に代えて、球体をその一部が対向面53から突出するようにして可動部材50に埋設し、各球体の対向面53から突出した一部を係合凸部としてもよい。
さらに、係合凸部81〜84の表面及び係合凹部91〜102の底面を、球面によって形成する代わりに、台形状に形成してもよい。
L1 直線
L2 区分直線
10 ヒンジ装置
50 可動部材(第1ヒンジ部材)
53 対向面
54 第1の領域
55 第2の領域
60 固定部材(第2ヒンジ部材)
62 対向面
70 コイルばね(付勢手段)
81 第1係合凸部
82 第2係合凸部
83 第3係合凸部
84 第4係合凸部
91 第1係合凹部(第7係合凹部、第11係合凹部)
92 第2係合凹部(第12係合凹部)
93 第3係合凹部(第9係合凹部、第5係合凹部)
94 第4係合凹部
95 第5係合凹部
96 第6係合凹部
98 第8係合凹部
99 第9係合凹部
100 第10係合凹部
101 第11係合凹部
102 第12係合凹部
Claims (18)
- 回動軸線を中心として相対回動可能に、かつ回動軸線方向へ相対移動可能に連結された第1及び第2ヒンジ部材と、この第1及び第2ヒンジ部材が互いに接近するように、少なくとも一方のヒンジ部材を他方のヒンジ部材に向かって付勢する付勢手段とを備え、上記第1ヒンジ部材の上記第2ヒンジ部材との対向面には、上記付勢手段によって上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面に押し付けられる係合凸部が形成され、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1、第2ヒンジ部材が所定の第1の回動位置に位置したときに上記係合凸部と係合する係合凹部が形成されたヒンジ装置において、
上記第1ヒンジ部材の上記第2ヒンジ部材との対向面を上記回動軸線と直交する区分直線によって第1の領域と第2の領域とに区分したとき、上記第1及び第2の各領域に上記係合凸部が複数ずつ互いに離間して設けられ、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置に位置しているときに、上記複数の係合凸部がそれぞれ係合する複数の係合凹部が互いに離間して形成され、上記第1の領域に設けられた複数の係合凸部と上記第2の領域に設けられた複数の係合凸部とが上記回動軸線に関して非対称に配置され、しかも上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置以外の位置に位置しているときには、各領域の係合凸部のうちの少なくとも一つの係合凸部が、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置に位置したときに上記係合凸部が係合する係合凹部に対して係合不能な位置に位置するように、上記係合凸部及び上記係合凹部が配置されていることを特徴とするヒンジ装置。 - 上記第1の領域に上記係合凸部として第1、第2係合凸部が形成され、上記第2の領域に上記係合凸部として第3、第4係合凸部が形成され、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置に位置したときに上記第1〜第4係合凸部とそれぞれ係合する上記係合凹部としての第1〜第4係合凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置。
- 上記第1〜第4係合凸部が上記回動軸線を中心とする周方向へ互いに離間して配置されていることを特徴とする請求項2に記載のヒンジ装置。
- 上記第1〜第4係合凸部が上記回動軸線を中心とする一つの円周上に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のヒンジ装置。
- 第4係合凸部が、上記第3係合凸部に対し上記回動軸線を中心とする円の径方向内側に離間して配置されていることを特徴とする請求項3に記載のヒンジ装置。
- 上記第1係合凸部、第2係合凸部及び上記第3係合凸部が上記回動軸線を中心とする一つの円周上に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のヒンジ装置。
- 上記区分直線が、上記第1係合凸部と上記第2係合凸部との間の周方向における中央と、上記第3係合凸部と上記第4係合凸部との間の周方向における中央とを通る直線と直交するように配置されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載のヒンジ装置。
- 上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1及び第2ヒンジ部材が所定の第2の回動位置に位置しているときに上記第1〜第4係合凸部がそれぞれ係合する第5〜第8係合凹部が形成され、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置及び上記第2の回動位置以外の位置に位置しているときに、上記第1及び第2係合凸部のうちの少なくとも一方が上記第1〜第8係合凹部に対して係合不能な位置に位置し、かつ上記第3及び第4係合凸部のうちの少なくとも一方が上記第1〜第8係合凹部に対して係合不能な位置に位置するように、上記第1〜第4係合凸部及び上記第1〜第8係合凹部が配置されていることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載のヒンジ装置。
- 上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1及び第2ヒンジ部材が所定の第3の回動位置に位置しているときに上記第1〜第4係合凸部がそれぞれ係合する第9〜第12係合凹部が形成され、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置、上記第2の回動位置及び上記第3の回動位置以外の位置に位置しているときに、上記第1及び第2係合凸部のうちの少なくとも一方が上記第1〜第12係合凹部に対して係合不能な位置に位置し、かつ上記第3及び第4係合凸部のうちの少なくとも一方が上記第1〜第12係合凹部に対して係合不能な位置に位置するように、上記第1〜第4係合凸部及び上記第1〜第12係合凹部が配置されていることを特徴とする請求項8に記載のヒンジ装置。
- 回動軸線を中心として相対回動可能に、かつ回動軸線方向へ相対移動可能に連結された第1及び第2ヒンジ部材と、この第1及び第2ヒンジ部材が互いに接近するように、少なくとも一方のヒンジ部材を他方のヒンジ部材に向かって付勢する付勢手段とを備え、上記第1ヒンジ部材の上記第2ヒンジ部材との対向面には、上記付勢手段によって上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面に押し付けられる係合凸部が形成され、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1、第2ヒンジ部材が所定の第1の回動位置に位置したときに上記係合凸部と係合する係合凹部が形成されたヒンジ装置において、
上記第1ヒンジ部材の上記第2ヒンジ部材との対向面を上記回動軸線と直交する区分直線によって第1の領域と第2の領域とに区分したとき、上記第1及び第2の各領域に上記係合凸部が複数ずつ互いに離間して設けられ、上記第1の領域に設けられた複数の係合凸部と上記第2の領域に設けられた複数の係合凸部とが上記回動軸線に関して非対称に配置され、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置に位置したときに、上記複数の係合凸部がそれぞれ係合する複数の係合凹部が形成されるとともに、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の位置から所定の角度だけ回動して第2の位置に位置したときに、上記複数の係合凸部がそれぞれ係合する複数の係合凹部が形成され、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の位置と上記第2の位置との間においてそれらの位置と異なる位置に位置し、かつ上記第1及び第2の領域の各係合凸部のうちの一部の係合凸部が上記複数の係合凹部のいずれかに対して係合可能な位置に位置したときに、上記第1及び第2の各領域の少なくとも一つの係合凸部が上記係合凹部に対して係合不能な位置に位置するように、上記複数の係合凸部及び上記複数の係合凹部が配置されていることを特徴とするヒンジ装置。 - 上記第1の領域に上記係合凸部として第1、第2係合凸部が形成され、上記第2の領域に上記係合凸部として第3、第4係合凸部が形成され、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1、第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置に位置したときに上記第1〜第4係合凸部とそれぞれ係合する上記係合凹部としての第1〜第4係合凹部が形成されおり、上記第2の位置が上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の位置から360°回動したときの位置であることを特徴とする請求項10に記載のヒンジ装置。
- 上記第1〜第4係合凸部が上記回動軸線を中心とする周方向へ互いに離間して配置されていることを特徴とする請求項11に記載のヒンジ装置。
- 上記第1〜第4係合凸部が上記回動軸線を中心とする一つの円周上に配置されていることを特徴とする請求項12に記載のヒンジ装置。
- 第4係合凸部が、上記第3係合凸部に対し上記回動軸線を中心とする円の径方向内側に離間して配置されていることを特徴とする請求項12に記載のヒンジ装置。
- 上記第1係合凸部、第2係合凸部及び上記第3係合凸部が上記回動軸線を中心とする一つの円周上に配置されていることを特徴とする請求項14に記載のヒンジ装置。
- 上記区分直線が、上記第1係合凸部と上記第2係合凸部との間の周方向における中央と、上記第3係合凸部と上記第4係合凸部との間の周方向における中央とを通る直線と直交するように配置されていることを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載のヒンジ装置。
- 上記第2の回動位置が上記第1の回動位置と異なる位置に定められており、上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第2の回動位置に位置しているときに上記第1〜第4係合凸部がそれぞれ係合する第5〜第8係合凹部が形成され、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置と上記第2の回動位置との間においてそれらと異なる位置に位置し、かつ上記第1及び第2係合凸部のうちの一方並びに上記第3及び第4係合凸部の一方が上記第1〜第8係合凹部のいずれかに対して係合可能な位置に位置しているときに、上記第1及び第2係合凸部のうちの他方並びに上記第3及び第4係合凸部の他方が上記第1〜第8係合凹部のいずれかに対しても係合不能な位置に位置するように、上記第1〜第4係合凸部及び上記第1〜第8係合凹部が配置されていることを特徴とする請求項11〜16のいずれかに記載のヒンジ装置。
- 上記第2ヒンジ部材の上記第1ヒンジ部材との対向面には、上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1及び第2の回動位置と異なる所定の第3回動位置に位置しているときに上記第1〜第4係合凸部がそれぞれ係合する第9〜第12係合凹部が形成され、
上記第1及び第2ヒンジ部材が上記第1の回動位置から上記第2の回動位置を経て上記第3の回動位置に至るまでの間においてそれらと異なる位置に位置し、かつ上記第1及び第2係合凸部のうちの一方並びに上記第3及び第4係合凸部の一方が上記第1〜第12係合凹部のいずれかに対して係合可能な位置に位置しているときに、上記第1及び第2係合凸部のうちの他方並びに上記第3及び第4係合凸部の他方が上記第1〜第12係合凹部のいずれかに対しても係合不能な位置に位置するように、上記第1〜第4係合凸部及び上記第1〜第12係合凹部が配置されていることを特徴とする請求項17に記載のヒンジ装置。
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