JP2009106901A - 洗浄治具 - Google Patents

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文生 藤崎
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Abstract

【課題】外装体と洗浄治具本体の間に水晶素板が入り込み、水晶素板が破損してしまうことを防止し、洗浄での歩留まりを向上させることができる洗浄治具を提供する。
【解決手段】薄板を洗浄する際に用いられる洗浄治具であって、薄板が挿入可能な複数の第1の貫通孔を有する洗浄治具本体と、洗浄治具本体の両主面にそれぞれに設けられる2つ一対の外装体とを備え、外装体は、薄板と相対し、内側に第2の貫通孔を有する凸部が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、薄く形成された板状体を洗浄する際に用いる洗浄治具に関するものである。
薄く形成された板状体、つまり薄板には、例えば水晶素板300がある。この水晶素板300は、従来より、通信機器や電子機器等に搭載される圧電デバイスに用いられている。
この水晶素板300は、洗浄されてから用いられる。しかしながら、水晶素板300は小さく割れやすいため、前記水晶素板300の洗浄には、洗浄治具200が用いられる。 具体的には、図4に示すように、この洗浄治具200は、板状であって、その内部に水晶素板300をセットするための複数の貫通孔202が設けられている洗浄治具本体201と、前記洗浄治具本体201の一方の主面に配置される板状の第1の外装体203と、前記洗浄治具本体201の他方の主面に配置される板状の第2の外装体204とによって構成されている。
洗浄治具本体201には、複数の第1の貫通孔202が設けられており、前記第1の貫通孔202には水晶素板300が収容されている。
外装体203、204には、第2の貫通孔205、206が洗浄治具本体201に対応する位置に複数設けられている。
前記第2の貫通孔205、206は、前記第1の貫通孔202よりも開口径が小さくなるように設けられている。
前記外装体203、204は、前記洗浄治具本体201を挟み込むようにして配置され、マグネット等により簡易に接合されている。
この従来の洗浄治具200を用いた水晶素板300の洗浄は、洗浄治具本体201の貫通孔202内に水晶素板300が収容され、前記洗浄治具200を洗浄槽に浸けて、前記洗浄治具200に向かって水流を噴射することによって、前記水晶素板300に付着している研磨粉やごみ等の付着物を落とすシャワー洗浄を行なっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−28453号公報
しかしながら、水流を噴射することにより、前記水晶素板300が前記第1の貫通孔202内で激しく動き、外装体203、204と前記洗浄治具本体201間に前記水晶素板300が入り込むおそれがある。それにより、水晶素板に不要な力が加わってしまい前記水晶素板300が破損してしまうといった課題があった。
また、水流を噴射することにより、前記水晶素板300が前記第1の貫通孔202内で激しく動き、前記水晶素板300の角部が外装体203、204に当たることにより、水晶素板300が破損してしまうといった課題もあった。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、外装体と洗浄治具本体の間に水晶素板が入り込み、水晶素板が破損してしまうことを防止し、洗浄での歩留まりを向上させることができる洗浄治具を提供することを課題とする。
本発明の洗浄治具は、薄板を洗浄する際に用いられる洗浄治具であって、薄板が挿入可能な複数の第1の貫通孔を有する洗浄治具本体と、洗浄治具本体の両主面にそれぞれに設けられる2つ一対の外装体とを備え、外装体は、薄板と相対し、内側に第2の貫通孔を有する凸部が設けられていることを特徴とするものである。
また、外装体に凹部を設け、凹部に磁石を収容することにより、洗浄治具本体と外装体とを固定することを特徴とするものである。
このような洗浄治具によれば、搬送治具本体の両主面に外装体が設けられ、第1の貫通孔内で前記外装体に設けられた凸部で薄板が動ける空間が小さくなり、貫通孔内で前記薄板が激しく動くことがなくなるので、外装体と洗浄治具本体の間に前記薄板が入り込むことを防止する。よって前記薄板が破損することがなくなるので、洗浄での歩留まりを向上させることが可能となる。
また、前記外装体に設けられた凸部で、前記薄板の角部が外装体に当たる頻度を減少させることができる。よって前記薄板が破損することがなくなるので、洗浄での歩留まりを向上させることが可能となる。
また、第1の外装体及び第2の外装体に凹部を設け、凹部に磁石を収容することにより、洗浄治具本体と第1の外装体及び第2の外装体とを簡易に固定することができるため、洗浄での歩留まりを向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、薄板を水晶素板として説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る洗浄治具を示す分解斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る洗浄治具を示す拡大した分解斜視図である。図3は、図2のA−A断面図である。
図1〜図3に示すように、洗浄治具100は、水晶素板20を収容し、その洗浄治具100を洗浄槽に浸けて、洗浄治具100に向かって水流を噴射することによって、前記水晶素板20に付着している付着物を落とすことにより洗浄する際に用いるものである。以下、水晶素板20、洗浄治具100の順に説明する。
(水晶素板)
水晶素板20は、人工水晶体から所定のカットアングルで切断し外形加工を施された概略平板状で平面形状が例えば四角形となっている。
この水晶素板20は、後述する外装体40、外装体50との間隔に収まる程度の厚みとなっている。水晶素板20の厚みは、例えば、30μm〜50μmとなっている。
このように洗浄された水晶素板20の表裏両主面に励振用電極を被着形成することによって水晶振動素子となる。
前記水晶振動素子は、外部からの電圧が励振用電極を介して水晶素板20に印加されると、所定の振動モード及び周波数で励振を起こすようになっている。
励振用電極は、前記水晶素板20の表裏両主面に金属膜を積層するようにして被着・形成したものであり、水晶素板20の上面には第1の金属膜であるクロム(Cr)、チタン(Ti)が形成され、第1の金属膜の上面に第2の金属膜である金(Au)が積層するように形成されている。
(洗浄治具)
図1〜図3に示すように、洗浄治具100は、洗浄治具本体30と、外装体40、50を備えている。
図1〜図3に示すように、洗浄治具本体30は、SUS304等のステンレス鋼によって構成された一枚板の金属板により構成されており、水晶素板20を挿入可能な第1の貫通孔31が複数配列された状態で設けられている。
前記貫通孔31は、金属板を打ち抜き加工等をすることにより設けられている。洗浄治具本体30の厚みは、例えば、50〜100μmとなっている。
図1〜図3に示すように、外装体40は、洗浄治具本体30と同様にSUS304等のステンレス鋼によって構成された一枚板の金属板により構成されている。
前記外装体40、50は、前記洗浄治具本体30の両主面に2つ一対でそれぞれに設けられる。
前記外装体40、50は、前記水晶素板20と相対し、内側に第2の貫通孔42、52を有する凸部41、51が設けられている。
前記洗浄本体治具30の一方の主面に外装体40が設けられ、洗浄本体治具30の他方の主面に外装体50が設けられている。
前記外装体40、50には凸部41、51が、前記洗浄治具本体30の第1の貫通孔31にそれぞれ収まるように複数設けられている。
つまり、前記第凸部41の平面41aと前記凸部51の平面51aが水晶素板20と向かい合うようになっている。
凸部41、51の内側、例えば水晶素板20と対向する平面41a、51aの中央には、外装体40、50の一方の主面から他方に主面に貫通された第2の貫通孔42、52が設けられている。
前記凸部41、51は、一枚板の金属板をエッチング加工することによって、外装体40に複数設けられている。
また、外装体40、50の厚みは、凸部41、51の位置から20〜40μmになっている。
第2の貫通孔42、52は、金属板を打ち抜き加工等をすることにより設けられ、前記第1の貫通孔31よりも開口径が小さくなるように設けられている。
第1の貫通孔31内の水晶素板20は、前記凸部41の水晶素板20に対向する平面41aと前記凸部51の水晶素板に対向する平面51aによって第1の貫通孔31から脱落しないようになっている。
よって、水晶素板20が前記凸部41の平面41aと前記凸部51の平面51aとによりも動きにくくなる。また、外装体40と洗浄治具本体30との間、外装体50と洗浄治具本体30との間に入り込むことがない。
さらに、外装体40の他方の主面の4隅には他方の主面側に開口した凹部60が形成されており、前記凹部60よりも形状が小さい磁石70を、前記凹部60にそれぞれ収容する。
前記磁石70を外装体40に設けることで、外装体40は、洗浄治具本体30と外装体50を確実に磁力により固定することができる。よって、ねじなどで洗浄治具本体30と外装体40、50とを固定するよりも簡易に固定することができる。
洗浄治具100は、洗浄治具本体30に設けられた貫通孔31内に水晶素板20を収容し、前記貫通孔31内に凸部41、51が入り込むように、外装体40、50を洗浄治具本体30に重ね合わせ、水晶素板20を収容した状態で使用される。
前記水晶素板20が収容された洗浄治具100を洗浄槽に浸け、洗浄治具本体30の開口を上下に向けて前記洗浄治具100に向かって水流を噴射させる。
外装体40に設けられた第2の貫通孔42と外装体50に設けられた第2の貫通孔52を通して、水流が水晶素板20にあたることによって、前記水晶素板20に付着している付着物が落とされ、水晶素板20の洗浄を行なっている。
また、前記外装体40、50に設けられた凸部41、51で、前記水晶素板20の角部が外装体40に当たる頻度を減少させることができる。よって前記水晶素板20が破損することがなくなるので、洗浄での歩留まりを向上させることが可能となる。
このような水流を直接水晶素板に当てる洗浄方法を用いても、洗浄治具本体30の貫通孔31内で外装体40に設けられた凸部41と、外装体50に設けられた凸部51とで水晶素板20が動ける空間が小さくなるため、貫通孔31内で前記水晶素板20が激しく動くことがなくなる。それにより、外装体40または外装体50と洗浄治具本体30の間に前記水晶素板20が入り込むことを防止する。よって前記水晶素板20が破損することがなくなるので、洗浄での歩留まりを向上させることが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
例えば、前記実施形態においては、外装体40の他方の主面の4隅には凹部60が設けられており、前記凹部60よりも形状が小さい磁石70を、前記凹部60に収容し、外装体40は、洗浄治具本体30と外装体50に確実に固定することができることが記載されていたが、外装体50にも凹部を設け、磁石70を収容することにより強固に固定することが可能となる。
また、前記実施形態においては、第1の貫通孔31、第2の貫通孔42、52は、平面形状は四角形で記載されていたが、円形でも構わない。また、水晶素板20も平面形状は四角形で記載されていたが、円形の板であっても構わない。
また、前記実施形態においては、薄板を水晶素板20として説明したが、セラミック、ガラス、サファイア等の硬脆材のものであっても構わない。
本発明の実施形態に係る洗浄治具を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る洗浄治具を示す拡大した分解斜視図である。 図2のA−A断面図である。 従来の洗浄治具を示した断面図である。
符号の説明
20・・・水晶素板
30・・・洗浄治具本体
31・・・第1の貫通孔
40、50・・・外装体
41、51・・・凸部
41a、51a・・・凸部の平面
42、52・・・第2の貫通孔
60・・・凹部
70・・・磁石
100・・・洗浄治具

Claims (2)

  1. 薄板を洗浄する際に用いられる洗浄治具であって、
    前記薄板が挿入可能な複数の第1の貫通孔を有する洗浄治具本体と、
    前記洗浄治具本体の両主面にそれぞれに設けられる2つ一対の外装体とを備え、
    前記外装体は、前記薄板と相対し、内側に第2の貫通孔を有する凸部が設けられていることを特徴とする薄板の洗浄治具。
  2. 前記外装体に凹部を設け、前記凹部に磁石を収容することを特徴とする請求項1記載の洗浄治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012250139A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Kyocera Crystal Device Corp 水晶素板洗浄用治具
CN107321744A (zh) * 2017-06-05 2017-11-07 东莞创群石英晶体有限公司 石英晶体片底框磁铁快速拆装装置及其使用方法

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