JP2009106744A5

JP2009106744A5 -

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Publication number: JP2009106744A5
Application number: JP2008276437A
Authority: JP
Filing date: 2008-10-28
Publication date: 2009-12-03
Anticipated expiration: 2028-10-28

Claims

ａ）脊柱インプラント（１００）の中心長手軸線（Ａ）に沿って軸線方向に相対移動可能に回り止め保持された第１部品（１０１）および第２部品（１０２）を備え、
該第１部品（１０１）および第２部品（１０２）がそれぞれ、中心長手軸線（Ａ）の方向に延び底（１１２，１２２）に固定された少なくとも２個の壁セグメント（１１０，１１１，１２０，１２１）と、中心長手軸線（Ａ）に対して半径方向距離とを有し、円周方向に隣り合う２個の壁セグメント（１１０，１１１，１２０，１２１）がそれぞれ１つの空所（Ｓ）の両側面を形成し、空所（Ｓ）の中を他方の部品の壁セグメント（１１０，１１１，１２０，１２１）が延びて軸線方向に案内され、
ｂ）脊柱インプラント（１００）の、壁セグメント（１１０，１１１，１２０，１２１）によって取囲まれた内室（ＩＮ）の中に配置され、第２部品（１０２）とねじ歯車の形態で協働し、その回転駆動に用いられ中心長手軸線（Ａ）に対して同軸的に配置された歯輪（４０１）を有し、荷重方向（Ｒ）において第１部品（１０１）で支持されている駆動要素（１０３）と、
ｃ）第１部品（１０１）の壁セグメント（１１０）を貫通する挿入開口（１５０）と、
ｄ）内室（ＩＮ）内に存在し、第１部品（１０１）の複数の壁セグメント（１１０，１１１）の自由端（２０１）を互いに結合する保持要素（１３０）とを備え、
挿入開口（１５０）を通して、操作具により駆動要素（１０３）を回転駆動するために歯輪（４０１）に近づくことができ、
駆動要素（１０３）が保持要素（１３０）に中心長手軸線（Ａ）を中心として回転可能に固定され、保持要素（１３０）の支持面（２０２）に荷重方向（Ｒ）に支持されている
ことを特徴とする高さ調整可能な脊柱インプラント。
支持面（２０２）が保持要素（１３０）の中心長手軸線（Ａ）に対して直角に延びることを特徴とする請求項１記載の脊柱インプラント。
保持要素（１３０）と第１部品（１０１）とが一体に形成されていることを特徴とする請求項１又は２記載の脊柱インプラント。
駆動要素（１０３）がその歯輪（４０１）で支持面（２０２）に支持されていることを特徴とする請求項３に記載の脊柱インプラント。
歯輪（４０１）が冠歯車装置の冠歯車として形成され、保持要素（１３０）が、支持面（２０２）を中断し挿入開口（１５０）に連通する切欠きを有していることを特徴とする請求項１又は２記載の脊柱インプラント。
保持要素（１３０）に、固定要素（５０１）を入れられる貫通開口（２０３）が存在し、固定要素（５０１）の一端が駆動要素（１０３）に結合され、他端が後部係合要素（５０２）で駆動要素（１０３）とは反対側で保持要素（１３０）の後ろに引っ掛かることを特徴とする請求項１又は２記載の脊柱インプラント。
駆動要素（１０３）が、第２部品（１０２）の雌ねじ（３０２）に噛み合う雄ねじ（４０３）を有していることを特徴とする請求項１又は２記載の脊柱インプラント。
雌ねじ（３０２）が第２部品（１０２）の壁セグメント（１２０，１２１）の内側面に設けられていることを特徴とする請求項７に記載の脊柱インプラント。
雄ねじ（４０３）が、駆動要素（１０３）の第２部品（１０２）側の端部に配置されていることを特徴とする請求項７に記載の脊柱インプラント。
駆動要素（１０３）が第１スリーブ部品（１０１）に、雄ねじ（４０３）が軸線方向に見て第１スリーブ部品（１０１）の外側に存在するように配置されていることを特徴とする請求項７に記載の脊柱インプラント。
挿入開口（１５０）を有する壁セグメント（１１０）に、操作具を半径方向に固定するために用いる少なくとも１個の後部係合要素（１５４，１５５）が存在していることを特徴とする請求項１又は２記載の脊柱インプラント。
少なくとも１個の後部係合要素（１５４，１５５）が、インプラント（１００）の内室（ＩＮ）の方向に向いた後部係合面を有していることを特徴とする請求項１１に記載の脊柱インプラント。
第１部品（１０１）および第２部品（１０２）の壁セグメント（１１０，１１１，１２０，１２１）が、半径方向の有効な噛み合い結合で互いに結合されていることを特徴とする請求項１又は２記載の脊柱インプラント。
円周方向において互いに向かい合う壁セグメント（１１０，１１１，１２０，１２１）の幅狭面（１２５）が、少なくともその長さの一部で互いに噛み合い係合していることを特徴とする請求項１３に記載の脊柱インプラント。
壁セグメントがその幅狭面にそれぞれ、円周方向に突出する隆起縁（１００１，１１０１）を有し、第２部品（１０２）の隆起縁（１００１，１１０１）が第１部品（１０１）の隆起縁（１００１，１１０１）の後ろに引っ掛かることを特徴とする請求項１４に記載の脊柱インプラント。
駆動要素（１０３）が、第２部品（１０２）の雌ねじ（３０２）に噛み合う雄ねじ（４０３）を有し、
駆動要素（１０３）の雄ねじ（４０３）の第２部品（１０２）側のフランク（７０１）が、半径方向に見てインプラント（１００）の中心長手軸線（Ａ）に対して傾斜し、中心長手軸線（Ａ）とで第２部品（１０２）の方向に開いた鋭角（α）を成し、
前記フランク（７０１）と協働する第２部品（１０２）の雌ねじ（３０２）の対向フランク（７０３）が相補的に形成されている、
ことを特徴とする請求項７記載の脊柱インプラント。
駆動要素（１０３）の雌ねじ（４０３）および第２部品（１０２）の雌ねじ（３０２）が、中心長手軸線（Ａ）を含む縦断面に見て、ダブテール状に形成されていることを特徴とする請求項１６に記載の脊柱インプラント。
部品（１０１，１０２）の脊椎体に支持するために利用される端面に、支持板（１４０）が存在していることを特徴とする請求項１又は２記載の脊柱インプラント。
脊柱インプラントの少なくとも一部が、チタン基、特殊鋼基の材料あるいはポリエーテルケトン（ＰＥＥＫ）で作られていることを特徴とする請求項１又は２記載の脊柱インプラント。