JP2009106097A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電圧降下を抑制するように電源電圧を制御できる電源装置を提供する。
【解決手段】 電力供給制御部222は、電力供給オン信号を出力する所定時間前に、電力供給オン予告信号を電圧制御部226に対して出力する。電圧制御部226は、電力供給制御部222から電力供給オン予告信号を受信すると、負荷側の消費電力および電源装置2の温度それぞれのデジタルデータに基づいて、電圧降下値Vdrop1を算出する。また、電圧制御部226は、調整電圧を生成する。DC/DCコンバータ12は、調整電圧を受け入れると、この調整電圧に基づいて、電圧降下Vdrop1およびΔVを2次側の電圧に加味することができる。
【選択図】図3
【解決手段】 電力供給制御部222は、電力供給オン信号を出力する所定時間前に、電力供給オン予告信号を電圧制御部226に対して出力する。電圧制御部226は、電力供給制御部222から電力供給オン予告信号を受信すると、負荷側の消費電力および電源装置2の温度それぞれのデジタルデータに基づいて、電圧降下値Vdrop1を算出する。また、電圧制御部226は、調整電圧を生成する。DC/DCコンバータ12は、調整電圧を受け入れると、この調整電圧に基づいて、電圧降下Vdrop1およびΔVを2次側の電圧に加味することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、電源装置に関する。
たとえば、特許文献1は、負荷に電源を供給する直流電源回路を突入電流から保護するための突入電流保護回路を開示する。
しかしながら、電圧降下が想定される場合にその電圧降下に対する特性改善の対策については考慮されていない。
特開2002−204566号公報
しかしながら、電圧降下が想定される場合にその電圧降下に対する特性改善の対策については考慮されていない。
本発明は、上述した背景からなされたものであって、電圧降下を抑制するように電源電圧を制御できる電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電源装置は、負荷に電力を供給する電源装置であって、前記負荷に電力を供給する所定時間前に信号を発生する信号発生手段と、前記信号発生手段からの信号に応じて、前記負荷に電力を供給することによって生じる電圧降下を抑制させるための調整電圧を生成する調整電圧生成手段と、前記調整電圧に基づいて、前記負荷に供給する電力の電圧を制御する電圧制御手段とを有する。
本発明によれば、電圧降下を抑制するように電源電圧を制御できる電源装置を提供できる。
[本発明の背景]
本発明の理解を助けるために、まず、本発明がなされるに至った背景を説明する。
図1は、従来の電源装置1の構成を示す図である。
図1に示すように、電源装置1は、直流電源102、DC/DCコンバータ12、平滑コンデンサ106−1〜106−n、無線装置の送信部などの負荷104、疑似スイッチ108および電力供給制御部110から構成される。
電源装置1において、直流電源102は、DC/DCコンバータ12に接続され、直流電流を供給する。
なお、図1においては、入力電源は直流電源102としているが、入力電源は交流電源であってもよい、
その場合、入力電源とDC/DCコンバータ12との間にAC/DCコンバータが実装される。
本発明の理解を助けるために、まず、本発明がなされるに至った背景を説明する。
図1は、従来の電源装置1の構成を示す図である。
図1に示すように、電源装置1は、直流電源102、DC/DCコンバータ12、平滑コンデンサ106−1〜106−n、無線装置の送信部などの負荷104、疑似スイッチ108および電力供給制御部110から構成される。
電源装置1において、直流電源102は、DC/DCコンバータ12に接続され、直流電流を供給する。
なお、図1においては、入力電源は直流電源102としているが、入力電源は交流電源であってもよい、
その場合、入力電源とDC/DCコンバータ12との間にAC/DCコンバータが実装される。
DC/DCコンバータ12は、直流電源102からの直流電流の電圧をVout1に変換し、電圧が変換された直流電力を2次側に供給する。
2次側に供給された直流電力は、平滑コンデンサ106−1〜106−nによって後述する図2に示すように電圧Vout2に平滑され、平滑された直流電力が疑似スイッチ108を介して負荷104に供給される。
疑似スイッチ108は、電力供給制御部110から電力供給オン信号(TX−ON)を受け入れると、スイッチがオンして負荷104に直流電力を供給する。
電力供給制御部110は、負荷104に電力を供給したいタイミングで、電力供給オン信号を、疑似スイッチ108に対して出力する。
たとえば、負荷104が無線送信部である場合、電力供給制御部110は、送信を行うタイミングで電力供給オン信号を出力する。
2次側に供給された直流電力は、平滑コンデンサ106−1〜106−nによって後述する図2に示すように電圧Vout2に平滑され、平滑された直流電力が疑似スイッチ108を介して負荷104に供給される。
疑似スイッチ108は、電力供給制御部110から電力供給オン信号(TX−ON)を受け入れると、スイッチがオンして負荷104に直流電力を供給する。
電力供給制御部110は、負荷104に電力を供給したいタイミングで、電力供給オン信号を、疑似スイッチ108に対して出力する。
たとえば、負荷104が無線送信部である場合、電力供給制御部110は、送信を行うタイミングで電力供給オン信号を出力する。
図2は、電力供給オン信号と2次側の電圧との関係を例示する図であり、図2(A)は電力供給オン信号のタイミングを示し、図2(B)はVout1の波形を示し、図2(C)はVout2の波形を示す。
図2(A)に示すように電力供給オン信号が発信されて疑似スイッチ108がオンすると、図2(B)に示すように、Vout1は、遅延時間Td1後に(Vout1−Vdrop1)にまで低下し、低下が始まってから遅延時間Td3後に元の電圧値Vout1に回復する。
さらに、図2(C)に示すように、Vout1は、平滑コンデンサ106−1〜106−nによって、電圧降下Vdrop1a、遅延時間Td3aのVout2に平滑される。
図2(A)に示すように電力供給オン信号が発信されて疑似スイッチ108がオンすると、図2(B)に示すように、Vout1は、遅延時間Td1後に(Vout1−Vdrop1)にまで低下し、低下が始まってから遅延時間Td3後に元の電圧値Vout1に回復する。
さらに、図2(C)に示すように、Vout1は、平滑コンデンサ106−1〜106−nによって、電圧降下Vdrop1a、遅延時間Td3aのVout2に平滑される。
ここで、Vdrop1はDC/DCコンバータ12内の回路の制御の遅延によって引き起こされる電圧降下である。
すなわち、DC/DCコンバータ12は、このような2次側の電圧変動によって出力電圧Vout1が低下した場合、その内部回路の構成要素(フォトカプラ、制御IC、トランジスタ、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor:金属酸化膜形電界効果トランジスタ)など)を制御して、出力電圧の安定化を行う。
すなわち、DC/DCコンバータ12は、このような2次側の電圧変動によって出力電圧Vout1が低下した場合、その内部回路の構成要素(フォトカプラ、制御IC、トランジスタ、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor:金属酸化膜形電界効果トランジスタ)など)を制御して、出力電圧の安定化を行う。
しかしながら、遅延時間Td3は数ミリ秒となる可能性が高いため、電圧降下によって装置(負荷が無線送信部ならば無線装置)の特性劣化が引き起こされるという問題が生ずる。
このため、従来は、2次側の消費電力よりも十分大きな容量を有するDC/DCコンバータが電源装置に実装されるなどといった対策がとられることもあるが、このような対策は、装置の外形寸法面およびコスト面で問題を有している。
以下で説明する電源装置2は、このような問題点を解消するように構成されている。
このため、従来は、2次側の消費電力よりも十分大きな容量を有するDC/DCコンバータが電源装置に実装されるなどといった対策がとられることもあるが、このような対策は、装置の外形寸法面およびコスト面で問題を有している。
以下で説明する電源装置2は、このような問題点を解消するように構成されている。
[本発明の実施形態]
以下、本発明の実施形態を説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態にかかる電源装置2の構成を示す図である。
図3に示すように、電源装置2は、直流電源102、DC/DCコンバータ12、平滑コンデンサ106−1〜106−n、負荷104、疑似スイッチ108、電流検出用抵抗202、電力検出部204、温度監視部206、定電圧部208、平滑コンデンサ210、電力供給制御部222、アナログ/デジタル変換部224、電圧制御部226、デジタル/アナログ変換部228、オペアンプ230および抵抗232a〜232dから構成される。
なお、図3に示す電源装置2の内、図1に示した電源装置1の構成部分と実質的に同一のものには、同一の符号が付してある。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態にかかる電源装置2の構成を示す図である。
図3に示すように、電源装置2は、直流電源102、DC/DCコンバータ12、平滑コンデンサ106−1〜106−n、負荷104、疑似スイッチ108、電流検出用抵抗202、電力検出部204、温度監視部206、定電圧部208、平滑コンデンサ210、電力供給制御部222、アナログ/デジタル変換部224、電圧制御部226、デジタル/アナログ変換部228、オペアンプ230および抵抗232a〜232dから構成される。
なお、図3に示す電源装置2の内、図1に示した電源装置1の構成部分と実質的に同一のものには、同一の符号が付してある。
電流検出部204は、電流検出用抵抗202の両端に接続されており、電流検出用抵抗202を流れる電流を検出して負荷側の消費電力を算出し、この負荷側の消費電力値をアナログ/デジタル変換部224に対して出力する。
温度監視部206は、電源装置2の温度を検出し、検出した温度値をアナログ/デジタル変換部224に対して出力する。
定電圧部208は、入力電圧Vout2の変動を抑制して、変動が抑制された電圧Vout3を負荷側に出力する。
負荷側に出力された電力Vout3は、平滑コンデンサ210によって後述する図4に示すように電圧Vout4に平滑され、平滑された直流電力が疑似スイッチ108を介して負荷104に供給される。
温度監視部206は、電源装置2の温度を検出し、検出した温度値をアナログ/デジタル変換部224に対して出力する。
定電圧部208は、入力電圧Vout2の変動を抑制して、変動が抑制された電圧Vout3を負荷側に出力する。
負荷側に出力された電力Vout3は、平滑コンデンサ210によって後述する図4に示すように電圧Vout4に平滑され、平滑された直流電力が疑似スイッチ108を介して負荷104に供給される。
電力供給制御部222は、電力供給オン信号を出力する所定時間(図4(B)の予告時間Tpr)前に、図4(A)に示す電力供給オン予告信号(PreTX−ON)を電圧制御部226に対して出力する。
さらに、電力供給制御部222は、電力供給オン予告信号を出力してから所定時間(予告時間Tpr)後に、電力供給オン信号を疑似スイッチ108に対して出力する。
アナログ/デジタル変換部224は、電力検出部204から負荷側の消費電力のアナログデータを受け入れ、このアナログデータをデジタルデータに変換して、変換したデジタルデータを電圧制御部226に対して出力する。
また、アナログ/デジタル変換部224は、温度監視部206から電源装置2の温度のアナログデータを受け入れ、このアナログデータをデジタルデータに変換して、変換したデジタルデータを電圧制御部226に対して出力する。
さらに、電力供給制御部222は、電力供給オン予告信号を出力してから所定時間(予告時間Tpr)後に、電力供給オン信号を疑似スイッチ108に対して出力する。
アナログ/デジタル変換部224は、電力検出部204から負荷側の消費電力のアナログデータを受け入れ、このアナログデータをデジタルデータに変換して、変換したデジタルデータを電圧制御部226に対して出力する。
また、アナログ/デジタル変換部224は、温度監視部206から電源装置2の温度のアナログデータを受け入れ、このアナログデータをデジタルデータに変換して、変換したデジタルデータを電圧制御部226に対して出力する。
電圧制御部226は、アナログ/デジタル変換部224から、負荷側の消費電力および電源装置2の温度それぞれのデジタルデータを受け入れる。
さらに、電圧制御部226は、電力供給制御部222から電力供給オン予告信号を受信すると、受け入れた負荷側の消費電力および電源装置2の温度それぞれのデジタルデータに基づいて、電圧降下値Vdrop1を算出する。
さらに、電圧制御部226は、電力供給制御部222から電力供給オン予告信号を受信すると、受け入れた負荷側の消費電力および電源装置2の温度それぞれのデジタルデータに基づいて、電圧降下値Vdrop1を算出する。
また、電圧制御部226は、以下の式(1)および式(2)を満たすような調整電圧Vadj(D)を生成し、生成したデジタルデータVadj(D)をデジタル/アナログ変換部228に対して出力する。
(1)(Vout1−Vdrop1)−ΔV>Vout3
(ΔVは、定電圧部208における必要入出力電圧差である)
(2)Vout1=(a+bVadj(D))×V0
(a,bは定数、V0はDC/DCコンバータ12の定格出力電圧(定数)である)
なお、式(2)は、DC/DCコンバータ12において、電圧調整端子に印加される調整電圧Vadjと出力電圧Vout1との関係に基づいて算出される式である。
(1)(Vout1−Vdrop1)−ΔV>Vout3
(ΔVは、定電圧部208における必要入出力電圧差である)
(2)Vout1=(a+bVadj(D))×V0
(a,bは定数、V0はDC/DCコンバータ12の定格出力電圧(定数)である)
なお、式(2)は、DC/DCコンバータ12において、電圧調整端子に印加される調整電圧Vadjと出力電圧Vout1との関係に基づいて算出される式である。
デジタル/アナログ変換部228は、電圧制御部226からのデジタルデータVadj(D)をアナログデータVadj(A)に変換し、変換したアナログデータをオペアンプ230および抵抗232a〜232dに対して出力する。
オペアンプ230および抵抗232a〜232dは、アナログデータVadj(A)を抵抗232a〜232dの抵抗値に基づいて増幅させ、増幅した調整電圧VadjをDC/DCコンバータ12の電圧調整端子に対して出力する。
たとえば、抵抗232a,232bの抵抗値をRa、抵抗232c,232dの抵抗値をRcとすると、以下の式(3)のようになる。
(3)Vadj=(Rc/Ra)×Vadj(A)
DC/DCコンバータ12は、調整電圧Vadjを受け入れると、この調整電圧Vadjに基づいて、電圧降下Vdrop1およびΔVを2次側の電圧に加味することができる。
オペアンプ230および抵抗232a〜232dは、アナログデータVadj(A)を抵抗232a〜232dの抵抗値に基づいて増幅させ、増幅した調整電圧VadjをDC/DCコンバータ12の電圧調整端子に対して出力する。
たとえば、抵抗232a,232bの抵抗値をRa、抵抗232c,232dの抵抗値をRcとすると、以下の式(3)のようになる。
(3)Vadj=(Rc/Ra)×Vadj(A)
DC/DCコンバータ12は、調整電圧Vadjを受け入れると、この調整電圧Vadjに基づいて、電圧降下Vdrop1およびΔVを2次側の電圧に加味することができる。
図4は、電力供給オン予告信号と電力供給オン信号とVadjと2次側の電圧との関係を例示する図であり、図4(A)は電力供給オン予告信号のタイミングを示し、図4(B)は電力供給オン信号のタイミングを示し、図4(C)はVout1の波形を示し、図4(D)はVadjの波形を示し、図4(E)はVout2の波形を示し、図4(F)はVout3の波形を示し、図4(G)はVout4の波形を示す。
図4(A)および図4(B)に示すように、電力供給オン予告信号が発信されてから予告時間Tpr後に電力供給オン信号が発信される。
図4(C)に示すように、Vout1は、遅延時間Td1後に(Vout1−Vdrop1)にまで低下し、低下が始まってから遅延時間Td3後に元の電圧値Vout1に回復する。
図4(A)および図4(B)に示すように、電力供給オン予告信号が発信されてから予告時間Tpr後に電力供給オン信号が発信される。
図4(C)に示すように、Vout1は、遅延時間Td1後に(Vout1−Vdrop1)にまで低下し、低下が始まってから遅延時間Td3後に元の電圧値Vout1に回復する。
図4(D)に示すように、電力供給オン予告信号が発信されてから遅延時間Td2後に、補償電圧Vupを最大値とするVadjがDC/DCコンバータ12に入力される。
図4(E)〜図4(G)に示すように、Vadjに基づいて、Vout2,Vout3,Vout4は、それぞれ、電圧降下Vdrop1,Vdrop2,Vdrop3の電圧波形となる。
ここで、Vdrop1>Vdrop2>Vdrop3であるので、負荷104に供給される電圧の電圧降下を最小限に抑えることができる。
図4(E)〜図4(G)に示すように、Vadjに基づいて、Vout2,Vout3,Vout4は、それぞれ、電圧降下Vdrop1,Vdrop2,Vdrop3の電圧波形となる。
ここで、Vdrop1>Vdrop2>Vdrop3であるので、負荷104に供給される電圧の電圧降下を最小限に抑えることができる。
図5は、本発明の第2の実施形態にかかる電源装置3の構成を示す図である。
図5に示すように、電源装置3は、直流電源102、DC/DCコンバータ12、平滑コンデンサ106−1〜106−n、負荷104、疑似スイッチ108、電圧調整部30−1,30−2、電力供給制御部320、および、抵抗調整部322から構成される。
なお、図5に示す電源装置3の内、図3に示した電源装置2の構成部分と実質的に同一のものには、同一の符号が付してある。
また、以下、電圧調整部30−1,30−2など、複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示すときには、単に、電圧調整部30などと略記することがある。
図5に示すように、電源装置3は、直流電源102、DC/DCコンバータ12、平滑コンデンサ106−1〜106−n、負荷104、疑似スイッチ108、電圧調整部30−1,30−2、電力供給制御部320、および、抵抗調整部322から構成される。
なお、図5に示す電源装置3の内、図3に示した電源装置2の構成部分と実質的に同一のものには、同一の符号が付してある。
また、以下、電圧調整部30−1,30−2など、複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示すときには、単に、電圧調整部30などと略記することがある。
電力供給制御部320は、電力供給オン信号を出力する所定時間前に、電力供給オン予告信号PreTX−ON1を電圧調整部30−1に対して出力し、電力供給オン信号を出力する所定時間前に、電力供給オン予告信号PreTX−ON2を電圧調整部30−2に対して出力する。
さらに、電力供給制御部320は、電力供給オン予告信号を出力してから所定時間後に、電力供給オン信号TX−ONを疑似スイッチ108に対して出力する。
抵抗調整部322は、後述するデジタルポテンショメータ304の抵抗値を調整するための信号Radj1およびRadj2を、それぞれ、電圧調整部30−1および電圧調整部30−2に対して出力する。
さらに、電力供給制御部320は、電力供給オン予告信号を出力してから所定時間後に、電力供給オン信号TX−ONを疑似スイッチ108に対して出力する。
抵抗調整部322は、後述するデジタルポテンショメータ304の抵抗値を調整するための信号Radj1およびRadj2を、それぞれ、電圧調整部30−1および電圧調整部30−2に対して出力する。
電圧調整部30−1は、電圧切替スイッチ302−1、デジタルポテンショメータ304−1およびダイオード306−1を有する。
同様に、電圧調整部30−2は、電圧切替スイッチ302−2、デジタルポテンショメータ304−2およびダイオード306−2を有する。
電圧調整部30は、これらの構成部分により、電力供給オン予告信号PreTX−ON1およびPreTX−ON2のタイミングに基づいて、定常時のVout1に対するVdropを最小にするための調整電圧Vadjを、DC/DCコンバータ12に対して出力する。
同様に、電圧調整部30−2は、電圧切替スイッチ302−2、デジタルポテンショメータ304−2およびダイオード306−2を有する。
電圧調整部30は、これらの構成部分により、電力供給オン予告信号PreTX−ON1およびPreTX−ON2のタイミングに基づいて、定常時のVout1に対するVdropを最小にするための調整電圧Vadjを、DC/DCコンバータ12に対して出力する。
以下、電圧調整部30−1について説明する。
電圧切替スイッチ302−1は、一方は電圧Vccの電源に接続され、他方は、抵抗を介して、デジタルポテンショメータ304−1およびダイオード306−1に接続されている。
電圧切替スイッチ302−1は、電力供給制御部320から電力供給オン予告信号PreTX−ON1を受け入れると、スイッチがオンして電圧調整部30−1の各構成部分に電力を供給する。
電圧切替スイッチ302−1は、一方は電圧Vccの電源に接続され、他方は、抵抗を介して、デジタルポテンショメータ304−1およびダイオード306−1に接続されている。
電圧切替スイッチ302−1は、電力供給制御部320から電力供給オン予告信号PreTX−ON1を受け入れると、スイッチがオンして電圧調整部30−1の各構成部分に電力を供給する。
デジタルポテンショメータ304−1は、信号Radj1に応じて抵抗値を調整し、ダイオード306−1のアノード側の電圧をE1に調整する。
ここで、ダイオード306−1のアノード側とカソード側の電位差はVFなので、ダイオード306−1のカソード側の電圧はE1−VFとなる。
電圧調整部30−1は、このE1−VFを調整電圧Vadjとして、DC/DCコンバータ12に対して調整電圧Vadjを出力する。
ここで、ダイオード306−1のアノード側とカソード側の電位差はVFなので、ダイオード306−1のカソード側の電圧はE1−VFとなる。
電圧調整部30−1は、このE1−VFを調整電圧Vadjとして、DC/DCコンバータ12に対して調整電圧Vadjを出力する。
電圧調整部30−2においても同様にして、デジタルポテンショメータ304−2は、信号Radj2に応じて抵抗値を調整し、ダイオード306−2のアノード側の電圧をE2に調整する。
ここで、ダイオード306−2のアノード側とカソード側の電位差もVFなので、ダイオード306−2のカソード側の電圧はE2−VFとなる。
電圧調整部30−2は、このE2−VFを調整電圧Vadjとして、DC/DCコンバータ12に対して調整電圧Vadjを出力する。
ここで、ダイオード306−2のアノード側とカソード側の電位差もVFなので、ダイオード306−2のカソード側の電圧はE2−VFとなる。
電圧調整部30−2は、このE2−VFを調整電圧Vadjとして、DC/DCコンバータ12に対して調整電圧Vadjを出力する。
以上のように、上述した実施形態においては、DC/DCコンバータ12に調整電圧Vadjを入力させるように構成したので、電圧降下を抑制でき、無線送信部などの負荷104の性能を改善できる。
本発明は、電源装置に利用可能である。
1・・・電源装置,
102・・・直流電源,
12・・・DC/DCコンバータ,
106・・・平滑コンデンサ,
104・・・負荷,
108・・・疑似スイッチ,
110・・・電力供給制御部,
2・・・電源装置,
202・・・電流検出用抵抗,
204・・・電力検出部,
206・・・温度監視部,
208・・・定電圧部,
210・・・平滑コンデンサ,
222・・・電力供給制御部,
224・・・アナログ/デジタル変換部,
226・・・電圧制御部,
228・・・デジタル/アナログ変換部,
230・・・オペアンプ,
3・・・電源装置,
30・・・電圧調整部,
302・・・電圧切替スイッチ,
304・・・デジタルポテンショメータ,
306・・・ダイオード,
320・・・電力供給制御部,
322・・・抵抗調整部,
102・・・直流電源,
12・・・DC/DCコンバータ,
106・・・平滑コンデンサ,
104・・・負荷,
108・・・疑似スイッチ,
110・・・電力供給制御部,
2・・・電源装置,
202・・・電流検出用抵抗,
204・・・電力検出部,
206・・・温度監視部,
208・・・定電圧部,
210・・・平滑コンデンサ,
222・・・電力供給制御部,
224・・・アナログ/デジタル変換部,
226・・・電圧制御部,
228・・・デジタル/アナログ変換部,
230・・・オペアンプ,
3・・・電源装置,
30・・・電圧調整部,
302・・・電圧切替スイッチ,
304・・・デジタルポテンショメータ,
306・・・ダイオード,
320・・・電力供給制御部,
322・・・抵抗調整部,
Claims (1)
- 負荷に電力を供給する電源装置であって、
前記負荷に電力を供給する所定時間前に信号を発生する信号発生手段と、
前記信号発生手段からの信号に応じて、前記負荷に電力を供給することによって生じる電圧降下を抑制させるための調整電圧を生成する調整電圧生成手段と、
前記調整電圧に基づいて、前記負荷に供給する電力の電圧を制御する電圧制御手段と
を有する電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007276321A JP2009106097A (ja) | 2007-10-24 | 2007-10-24 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007276321A JP2009106097A (ja) | 2007-10-24 | 2007-10-24 | 電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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