JP2009103056A - 層状掃気用気化器 - Google Patents

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Abstract

【課題】層状掃気式2サイクル機関においてアイドリング時の掃気用空気量を機関および気化器のばらつき等に対処する。
【解決手段】空気制御用開閉弁10をバイパスするバイパス通路をバイパス孔15a・15bと連通孔17a・17bとにより設けると共に、バイパス通路を通る空気量を調整する調整ねじ16を連通孔に設けたことから、アイドリング時の混合気における濃度、およびアイドリング時からの加速における混合気の濃度に対してバイパス空気量の調整により任意に対応できるため、アイドリング時の混合気濃度の適切化、およびアイドリング状態からの良好な加速性を、機関および気化器のばらつき等に対処して実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、層状掃気式2サイクル機関の層状掃気用気化器に関するものである。
従来、空気通路および空気制御絞り弁を設けた層状掃気式2サイクル機関において、アイドリング時からの加速性を良くするために、アイドリング時に空気制御絞り弁をバイパスするバイパス通路を設けたものがあった(例えば特許文献1参照)。
特開2007−239463号公報
上記特許文献1には、機関アイドリング時、空気制御絞り弁をバイパスする空気が掃気用空気として機関に供給され、かつその先導空気を考慮して、混合気用絞り弁により空気量を減らされた濃い濃度に調整された混合気を供給することにより、アイドリング時の混合気の濃度を、バイパス通路がない従来型層状掃気式機関と略等しくできる。また、アイドリング状態からの急加速にあっては、クランク室内にはアイドリング時に吸入された濃い濃度の混合気が多量に残留しており、シリンダ室内にはその濃い濃度の混合気を含んで送られるので、シリンダ室内が空気制御絞り弁の開弁動作により供給される先導空気の一部と混合して薄まっても、混合気濃度が加速に十分な濃さとなって円滑に加速できるとすることが示されている。
しかしながら、上記特許文献1におけるバイパス通路にあっては、空気制御絞り弁の弁体に溝や孔を設けたり、弁のボディに溝を設けたりするものであり、いずれにおいても一定のバイパス空気量となる。そのため、同一の気化器を用いた場合でも、機関の特性の違いなどに対してはバイパス空気量を変える必要があり、そのような機関および気化器のばらつき等に対処することが困難であるという問題がある。
このような課題を解決して、層状掃気式2サイクル機関においてアイドリング時の掃気用空気量を機関および気化器のばらつき等に対処するために本発明に於いては、層状掃気を行う2サイクル機関において、機関に混合気を供給する気化器と、前記機関に掃気用空気を供給する空気制御体とを有し、前記空気制御体が、前記気化器の混合気用絞り弁に連動して開閉するように連結された空気制御用開閉弁と、前記空気制御用開閉弁の上流側と下流側とを連通するバイパス空気通路とを有し、前記空気制御用開閉弁は、前記機関のアイドリング時に全閉または当該全閉近傍の所定の開度に維持されるように設定されており、前記バイパス空気通路に、前記バイパス通路を通る空気流量を調整する調整手段が設けられているものとした。
特に、前記調整手段が、前記バイパス通路内に出没自在に設けられたねじ部材であると良い。
このように本発明によれば、空気制御用開閉弁をバイパスするバイパス通路を設けると共に、バイパス通路を通る空気量を調整する調整手段を設けたことから、アイドリング時の混合気における濃度、およびアイドリング時からの加速における混合気の濃度に対してバイパス空気量の調整により任意に対応できるため、アイドリング時の混合気濃度の適切化、およびアイドリング状態からの良好な加速性を、機関および気化器のばらつき等に対処して実現できる。また排気の白煙防止にも対処できる。
特に、ねじ部材により調整可能とすることにより、安価にかつ容易に調整できるため、調整手段を設けても気化器の高騰化を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は本発明が適用された層状掃気式2サイクル機関に用いられる層状掃気用気化器の要部断面図であり、図2は図1の矢印II線から見た図である。本気化器1は、層状掃気2サイクル内燃機関としてのエンジン2に用いられるものであり、その気化器本体3には、混合気をエンジン2に送るための吸気道1aと、掃気用空気をエンジン2に送るための空気通路1bとを有する。なお、各通路1a・1bは互いに平行に延在し、それらの上流側にはエアクリーナ4が配設されている。
図示例の気化器にあっては、気化器本体3の図における下面に接合された燃料制御体5と、気化器本体3の上面に結合された空気制御体6とを有する。気化器本体3には、気化器本体1を横切る方向に貫通する吸気道1aが設けられている。吸気道1aには、その上流側からチョーク弁7と混合気用絞り弁8とがこの順に配設されており、両弁7・8間には燃料ノズル口9が設けられている。また、空気制御体6には、吸気道1aと平行に空気制御体6を貫通する空気通路1bが設けられている。空気通路1bには掃気用の空気制御用開閉弁10が設けられている。
混合気用絞り弁8は、図に示されるように、円形断面の吸気道1aを径方向に横切るように設けられた絞り弁軸8aに円盤状弁体8bを固着したバタフライ弁からなる。空気制御用開閉弁10は、絞り弁軸8aと平行するように設けられた空気弁軸10aと、空気弁軸10aに同軸に一体に形成されかつ空気通路1bを横切るように設けられた円柱状弁体10bとを有するロータリ弁からなる。なお、弁体10bは、空気制御体6のケース内に回転自在に設けられている。弁体10bには、弁体10bの回転により空気通路1bを開閉するべく弁体10bの直径方向に貫通する貫通孔10cが形成されている。図ではアイドリング状態を示しており、その状態では貫通孔10cが空気通路1bと連通しない位置になるように弁体10bが位置している。開弁方向は図の半時計回りである。
また気化器1の外観を示す図2及び図2の矢印III線から見た図3に併せて示されるように、気化器本体1のボディの同じ側の外方に絞り弁軸8aと空気弁軸10aの各軸線方向一端部が突出しており、絞り弁軸8aの突出端部には半径方向外向きに延出する第1レバー11が固着され、空気弁軸9aの突出端部にも半径方向外向きに延出する第2レバー12が固着されている。これら第1レバー11と第2レバー12とは互いに連動するように連結ロッド13を介してリンク結合されている。
そして、空気制御体6の図における上部には上方に突出する屋根部14が一体に形成されており、屋根部14内には、弁体10bを迂回して空気通路1bにおける上流側と下流側とを連通するべく、弁体10bの上流側から屋根部14の頂部に向けて斜めに延在するバイパス孔15aと、屋根部14の頂部から空気通路1bに向けて斜めに延在するバイパス孔15bとが設けられている。
また、屋根部14の頂部にはねじ部材としての調整ねじ16が、2本のバイパス孔15a・15bに対して直交する向きに設けられており、その調整ねじ16をねじ込んで組み付けるねじ孔の奥側に互いに同軸の大小径の連通孔17a・17bが設けられており、連通孔17a・17bを介して両バイパス孔15a・15bが互いに連通している。これらバイパス孔15a・15bおよび連通孔17a・17bによりバイパス通路が構成されている。
大径連通孔17aは調整ねじ16の先細り先端部16aを概ね受容し、小径連通孔17bは先端部16aに対向するように設けられており、両連通孔17a・17bの段差部となる小径連通孔17bの開口は、先端部16aの軸線方向中間部の径と同じ大きさに形成されている。これは、調整ねじ16をねじ込んだ際の最大ねじ込み位置の確認とその位置では連通孔17a・17bが全閉状態となり、開口面積の調整の初期位置として用いるためである。
調整ねじ16を螺進螺退させることにより、その先端部16aが小径孔部17bに出没し、大径孔部17aに対する小径孔部17bの開口面積を増減させることができる。これにより、図4の矢印に示されるように上流側バイパス孔15aから下流側バイパス孔15bに流れるバイパス空気の量を調整することができる。
このようにして設けられたバイパス通路15a・15b・17a・17bは、上記したように弁体10bの上流側と下流側とをバイパスしており、空気制御用開閉弁10がアイドリング状態において全閉状態になっている場合に、空気通路1bを流れる空気をバイパスさせてエンジン2に供給することができる。
このバイパス空気量を適切化するとこにより、アイドリング時の混合気における濃度、およびアイドリング時からの加速における混合気の濃度の両立において最適な値にすることができる。
本発明の気化器によれば、上記したようにアイドリング時のバイパス空気量を調整ねじ16により調整することができる。したがって、エンジン2および気化器1の個体差等により、固定流量のバイパス通路を設けたものでは、アイドリング時の混合気における濃度を最適にしたバイパス空気量に設定した場合には、アイドリング時からの加速における濃度がエンジンおよび気化器の個体差などにより必ずしも適することにはならない場合がある。それに対して、本発明の気化器によれば個体差に応じてバイパス流量を調整することができるため、エンジンおよび気化器の個体差などに応じて、アイドリングおよびアイドリング時からの加速性の両方に適した濃度に調整することができ、汎用性が高い。また、意識的にどちらかに最適なように調整しても良く、調整自由度が高い。さらに排気の白煙防止にも対処できる。
また、上記図示例では空気制御用開閉弁10をロータリ弁として示したが、ロータリ型の弁に限られるものではなく、公知のバタフライ型の弁であっても良い。図5はそのバタフライ弁の例を示す図である。図において、上記図示例と同様の部分には同一の符合を付してその詳しい説明を省略する。
この図示例における空気制御体6に設けられた空気制御用開閉弁20は、空気通路1bを径方向に横切るように設けられた弁軸20aと、弁軸20aに固着した円盤状弁体20bとにより構成されたバタフライ弁からなる。図はアイドリング状態である。
空気制御体6の上部には突出部21が一体に形成されており、空気通路1bにおける弁体20bの上流側から突出部21に向けて斜めに延出する上流側バイパス孔22aが設けられていると共に、空気通路1bにおける弁体20bの下流側から突出部21に向けて斜めに延出しかつ上流側バイパス孔22aと連通する下流側バイパス孔22bが設けられている。これら上流側バイパス孔22aと下流側バイパス孔22bとによりバイパス通路が構成されている。
さらに、下流側バイパス孔22bは、上流側バイパス孔22aとの連通部を越えて突出部21の突出端面に開口するまで延出され、その延出部分に調整ねじ16がねじ込まれている。調整ねじ16の先端部16aは上流側バイパス孔22aの下流側バイパス孔22bへの開口部分を横切るように設けられている。調整ねじ16を螺進螺退させることにより、先細り形状の先端部16aの外周面と上流側バイパス孔22aの上記開口部分との隙間が増減し、両バイパス孔22a・22bを流れる空気量が調整される。
この第2の例においても上記と同様の作用効果を奏し得る。なお、図示例では調整ね16を下流側バイパス孔22bに設けたが、上流側バイパス孔22aに設けても良い。また、両バイパス孔22a・22bの突き合わせ部分に対して側方から横切るように調整ねじ16を設けても良い。
本発明が適用された層状掃気用気化器の要部断面図である。 図1の矢印II線から見た図である。 図2の矢印III線から見た図である。 図3の矢印IV−IV線に沿って破断して見た要部拡大図である。 第2の例を示す図1に対応する要部断面図である。
符号の説明
1 気化器
1b 空気通路
6 空気制御体
10 空気制御用開閉弁
15a・15b バイパス孔
16 調整ねじ
17a・17b 連通孔
20 空気制御用開閉弁
22a・22b バイパス孔

Claims (2)

  1. 層状掃気式2サイクル機関の層状掃気用気化器において、
    機関に混合気を供給する気化器と、前記機関に掃気用空気を供給する空気制御体とを有し、
    前記空気制御体が、前記気化器の混合気用絞り弁に連動して開閉するように連結された空気制御用開閉弁と、前記空気制御用開閉弁の上流側と下流側とを連通するバイパス空気通路とを有し、
    前記空気制御用開閉弁は、前記機関のアイドリング時に全閉または当該全閉近傍の所定の開度に維持されるように設定されており、
    前記バイパス空気通路に、前記バイパス通路を通る空気流量を調整する調整手段が設けられていることを特徴とする層状掃気用気化器。
  2. 前記調整手段が、前記バイパス通路内に出没自在に設けられたねじ部材であることを特徴とする請求項1に記載の層状掃気用気化器。
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