JP2009102913A - グラウンドの排水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 雨水等を効率良く十分に排水することができるグラウンドの排水構造を提供する。
【解決手段】 グラウンドに降ったり撒かれたりした雨水等は、グラウンドの全面に敷設された透水性の人工芝生3および透水性のアスファルト層2を透過する。そして、アスファルト層2を透過した雨水等は、砕石層1に埋設された暗渠4の透水構造部分4Aから内部の排水空間4Cに透過し、暗渠4の不透水構造部分4Bによって排水される。一方、グラウンドの周辺部においては、アスファルト層2を透過した雨水等は、側溝6の開口を覆う透水性の覆蓋7の上面7Aおよび透水受部7Bの湾曲凹面7Cを透過して側溝6内に排水される。
【選択図】図1

Description

本発明は、グラウンドの排水構造に関し、詳しくは、野球やサッカー等の野外競技に使用されるグラウンドに好適な排水構造に関するものである。
野球やサッカー等の野外競技に使用されるグラウンドにおいては、競技の直前や競技中に雨が降った場合、速やかに雨水を排水できることが要望される。このような要望に応える先行技術として、例えば、特許文献1には、グラウンドに軟質素材からなる排水材を多数埋設し、排水材の上端をグラウンドの地表面に配置すると共に、排水材の下端を地下に設置した暗渠に連通させたグラウンド構造が開示されている。
ここで、グラウンドは、砕石からなる路盤材の層をまさ土や混合土からなる表層材で覆った構造とされている。また、軟質素材からなる排水材は、例えばフェルト状または毛布状の不織布で構成されている。そして、この排水材は、グラウンドの中央部から左右方向に10メートル程度の所定間隔で帯状に配置されている。
特開平7−324370号公報(段落番号0009〜0010、図1、図2)
ところで、特許文献1に記載されたようなグラウンド構造では、グラウンドに降ったり撒かれたりした雨水等は、グラウンドに所定間隔で帯状に配置された排水材のみを通して暗渠に排水される。このため、雨水等の排水効率が悪く、十分な排水能力が期待できない。
そこで、本発明は、雨水等を効率良く十分に排水することができるグラウンドの排水構造を提供することを課題とする。
このような課題を解決する手段として、第1の発明に係るグラウンドの排水構造は、路盤となる砕石層の表面が透水性のアスファルト層で覆われ、このアスファルト層に透水性の人工芝生が敷設されるグラウンドの排水構造であって、前記砕石層の表面に上面を臨ませて排水用の暗渠が埋設されており、前記暗渠は、少なくとも前記アスファルト層に対面する上面から内部の排水空間に向けて水を透過させる透水構造部分と、前記排水空間に透過した水を排水させる不透水構造部分とを有することを特徴とする。
第1の発明に係るグラウンドの排水構造では、グラウンドに降ったり撒かれたりした雨水等は、グラウンドの全面から透水性の人工芝生および透水性のアスファルト層を透過し、砕石層に埋設された暗渠の透水構造部分から内部の排水空間に透過する。そして、暗渠の排水空間に透過した雨水等は、暗渠の不透水構造部分によって排水される。
第2の発明に係るグラウンドの排水構造は、路盤となる砕石層の表面が砂層で覆われ、この砂層に天然芝生が植設されるグラウンドの排水構造であって、前記砂層に少なくとも上面を臨ませて排水用の暗渠が埋設されており、前記暗渠は、前記砂層に対面する周面から内部の排水空間に向けて水を透過させる透水構造部分と、前記排水空間に透過した水を排水させる不透水構造部分とを有することを特徴とする。
第2の発明に係るグラウンドの排水構造では、グラウンドに降ったり撒かれたりした雨水等は、グラウンドの全面から砂層を透過し、砕石層に埋設された暗渠の透水構造部分から内部の排水空間に透過する。そして、暗渠の排水空間に透過した雨水等は、暗渠の不透水構造部分によって排水される。
第1の発明または第2の発明に係るグラウンドの排水構造において、砕石層に埋設される暗渠は、上半部を透水性の多孔質コンクリートからなる透水構造部分とし、下半部を不透水性のコンクリートからなる不透水構造部分とすることができる。ここで、第2の発明に係るグラウンドの排水構造においては、暗渠の上半部の上面および側面が砂層に対面していてもよい。
第3の発明に係るグラウンドの排水構造は、路盤となる砕石層の表面が透水性のアスファルト層で覆われ、このアスファルト層に透水性の人工芝生が敷設されるグラウンドの排水構造であって、前記砕石層の周辺部には、多孔質コンクリートからなる透水性の覆蓋で塞がれる排水用の側溝が敷設されており、前記覆蓋は、前記アスファルト層の表面に臨む上面と、前記アスファルト層および砕石層に対面する側面とを有し、前記アスファルト層の表面から前記覆蓋の上面に亘って透水性の人工芝生が敷設されることを特徴とする。
第3の発明に係るグラウンドの排水構造では、グラウンドの周辺部に降ったり撒かれたりした雨水等は、透水性の人工芝生および透水性のアスファルト層を透過すると共に、砕石層の周辺部に敷設された側溝を覆う透水性の覆蓋を透過して側溝内に排水される。
第4の発明に係るグラウンドの排水構造は、路盤となる砕石層の表面が砂層で覆われ、この砂層に天然芝生が植設されるグラウンドの排水構造であって、前記砕石層の周辺部には、多孔質コンクリートからなる透水性の覆蓋で塞がれる排水用の側溝が敷設されており、前記覆蓋の上面および側面が前記砂層に対面していることを特徴とする。
第4の発明に係るグラウンドの排水構造では、グラウンドの周辺部に降ったり撒かれたりした雨水等は、砂層を透過すると共に、砕石層の周辺部に敷設された側溝を覆う透水性の覆蓋の上面および側面を透過して側溝内に排水される。
第3の発明または第4の発明に係るグラウンドの排水構造において、覆蓋の側面には、庇状に張り出すことで少なくとも前記アスファルト層または前記砂層からの透水を受けて側溝内に透水を誘導する透水受部が形成されているのが好ましい。この場合、透水受部の上面が湾曲凹面に形成されていると、その湾曲凹面が雨水等を効果的に受け止めるのでより好ましい。
ここで、第1〜第4の発明に係るグラウンドの排水構造において、多孔質コンクリートは、雨水等やこれらの流れに伴う塵埃等の透過効率を考慮すると、20〜30%の連続空隙率を有するのが好ましい。
第1の発明に係るグラウンドの排水構造によれば、雨水等がグラウンドの全面から透水性の人工芝生および透水性のアスファルト層を透過し、暗渠の透水構造部分から内部の排水空間に透過して暗渠の不透水構造部分により排水されるため、雨水等を効率良く十分に排水することができる。
第2の発明に係るグラウンドの排水構造によれば、雨水等がグラウンドの全面から砂層を透過し、暗渠の透水構造部分から内部の排水空間に透過して暗渠の不透水構造部分により排水されるため、雨水等を効率良く十分に排水することができる。
第3の発明に係るグラウンドの排水構造によれば、グラウンドの周辺部の雨水等が透水性の人工芝生および透水性のアスファルト層を透過し、砕石層の周辺部に敷設された側溝を覆う透水性の覆蓋を透過して側溝内に排水されるため、雨水等を効率良く十分に排水することができる。
第4の発明に係るグラウンドの排水構造によれば、グラウンドの周辺部の雨水等が砂層を透過すると共に、砕石層の周辺部に敷設された側溝を覆う透水性の覆蓋の上面および側面を透過して側溝内に排水されるため、雨水等を効率良く十分に排水することができる。
そして、第1〜第4の発明に係るグラウンドの排水構造において、上記程度の空隙率を有する多孔質コンクリートを使用すれば、雨水等の透過が良好になるのみならず、これらの流れに伴う塵埃等をも良好に透過することができるため、塵埃等が表面側に堆積することなく、長期に渡って良好な使用状態を確保することができる。
以下、本発明に係るグラウンドの排水構造の最良の実施形態を図面を参照しつつ説明する。ここで、図1は一実施形態に係るグラウンドの排水構造の要部を示す縦断面図である。
一実施形態に係るグラウンドの排水構造は、図1に示すように、路盤となる砕石層1の表面が透水性のアスファルト層2で覆われ、このアスファルト層2の全面に透水性の人工芝生3が敷設された構造を有する。ここで、砕石層1には、排水用の暗渠4が所定の相互間隔で複数埋設されている。また、砕石層1の周辺部には、擁壁5に隣接して排水用の側溝6が連続して敷設されており、各側溝6は透水性を有する覆蓋7でそれぞれ塞がれている。
砕石層1は、地盤Gの表面に大小の砕石を敷き込むことで15cm程度の厚さに形成される。この砕石層1の表面の面精度は、アスファルト層2の表面の面精度に大きく影響するため、砕石層1の表面は高精度に転圧処理される。なお、砕石層1が地盤Gと強固に結合するように、地盤Gの表面は、砂および固化材や改良材など敷設して転圧処理しておき、砕石層1の表面を転圧処理する際には、予め砕石層1に水を散布して浸透させておくのが好ましい。こうすることで、砕石層1の下部の砕石が地盤Gにめり込んで強固に結合する。
透水性のアスファルト層2は、開粒度の混合物により20〜30%の連続空隙率を有する。このアスファルト層2は、高精度に転圧処理された砕石層1の表面に3〜5cm程度の厚さに形成され、その表面が高精度に転圧処理される。
透水性の人工芝生3は、従来周知のものであり、例えば図2に拡大して示すように、耐候性ポリプロピレンの平織布からなる基布3Aに耐候性ポリエチレンからなるロングパイル3Bが植毛され、基布3A上のロングパイル3Bの根元部分に細粒ゴムチップを成形した目砂3Cが充填された構造を有する。
暗渠4は、横置き直方体の外観を呈し、その上面を砕石層1の表面に面一に臨ませた状態で上半部が砕石層1に埋設され、下半部が地盤Gに埋設されている。この暗渠4は、上半部が透水性の多孔質コンクリートからなる透水構造部分4Aとされ、下半部が不透水性のコンクリートからなる不透水構造部分4Bとされている。そして、この暗渠4には、上半部の透水構造部分4Aと下半部の不透水構造部分4Bとに跨って、例えば円形断面の排水空間4Cが形成されている(図3参照)。
暗渠4の上半部の透水構造部分4Aを構成する多孔質コンクリートは、例えば20〜30%の連続空隙率を有し、アスファルト層2に対面する上面および砕石層1に対面する側面から内部の排水空間4Cに向けて雨水等を透過させるようになっている。
図4および図5に拡大して示すように、側溝6は、不透水性のコンクリートからなる従来一般のU字側溝であり、その開口部が覆蓋7で塞がれている。この覆蓋7は、アスファルト層2の表面に面一に臨む上面7Aを有し、アスファルト層2の表面から覆蓋7の上面に亘って人工芝生3が敷設されている。
ここで、覆蓋7は、連続空隙率が20〜30%の透水性を有する多孔質コンクリートで構成されている。この覆蓋7の側面、すなわちアスファルト層2および砕石層1に対面する側面には、庇状に張り出す透水受部7Bがアスファルト層2および砕石層1からの透水を受けて透水を側溝6内に誘導するように形成されている。そして、この透水受部7Bの上面は、雨水等を効果的に受け止めるように、湾曲凹面7Cに形成されている。
湾曲凹面7Cの曲率半径Rは、多孔質コンクリートの連続空隙率によって異なり一概には決められない(すなわち、連続空隙率が大きい場合はRを極端に大きくしても《言い換えれば、湾曲凹面7Cにせず、図7の直線状の傾斜面7Dとすることでも》雨水は側溝6に十分誘導されるが、連続空隙率が小さい場合はRを小さくして《言い換えれば、湾曲凹面7Cを極端には凹溝状にして》雨水を積極的に凹溝に誘導し凹溝から側溝6に導くようにするなどの工夫が必要となる)が、上記の20〜30%の連続空隙率を有する多孔質コンクリートの場合においては、1/30〜1/10程度のRとすることが好ましい。
以上のように構成された一実施形態のグラウンドの排水構造では、グラウンドに降ったり撒かれたりした雨水等は、グラウンドの全面から透水性の人工芝生3および透水性のアスファルト層2を透過する。そして、アスファルト層2を透過した雨水等は、砕石層1に埋設された暗渠4の上半部の透水構造部分4Aから内部の排水空間4Cに透過し、暗渠4の下半部の不透水構造部分4Bによって排水される。
一方、グラウンドの周辺部において、透水性の人工芝生3および透水性のアスファルト層2を透過した雨水等は、側溝6の開口を覆う透水性の覆蓋7を透過して側溝6内に排水される。その際、覆蓋7の側面から庇状に張り出す透水受部7Bの湾曲凹面7Cがアスファルト層2および砕石層1からの透水を効果的に受けて透水を側溝6内に誘導するため、雨水等が側溝6内に効果的かつ確実に排水される。
すなわち、一実施形態のグラウンドの排水構造によれば、雨水等がグラウンドの全面から透水性の人工芝生3および透水性のアスファルト層2を透過し、暗渠4の透水構造部分4Aから内部の排水空間4Cに透過して暗渠4の不透水構造部分4Bにより排水されるため、雨水等を効率良く十分に排水することができる。
また、グラウンドの周辺部においては、雨水等が透水性の人工芝生3および透水性のアスファルト層2を透過し、側溝6の開口を覆う透水性の覆蓋7の上面7Aおよび透水受部7Bの湾曲凹面7Cから側溝6内に誘導されて排水されるため、この点からも雨水等を効率良く十分に排水することができる。
本発明に係るグラウンドの排水構造は、前述した一実施形態に限定されるものではない。例えば、図4に示した側溝6付近の擁壁5を有する構造は、図6に示すようなバンクBを有する構造であってもよい。この場合、人工芝生3の端部は、アスファルト層2の上面に固定された硬質ゴムからなるL型止め具8によって係止される。
また、図2および図3に示した暗渠4の断面形状は四角形に限らず、円形や多角形とすることができ、暗渠4の排水空間4Cの断面形状も四角形などに適宜変更することができる。
図4および図5に示した覆蓋7の断面形状は、一例に過ぎず、側面から庇状に張り出す透水受部7Bの上面は、図7に示すような傾斜面7Dとしてもよい。
さらに、図2に示した透水性のアスファルト層2は、図8に示すように砕石層1の表面に30cm程度の厚さで敷き込まれた砂層12に変更し、この砂層12の全面には、人工芝生3に替えて天然芝生13を植設するようにしてもよい。この場合、図8に示した暗渠4は、図9に示すように、上半部の透水構造部分4Aが砂層12に突入するように埋設してもよい。
同様に、図4に示した透水性のアスファルト層2は、図10に示すように砕石層1の表面に30cm程度の厚さで敷き込まれた砂層12に変更し、この砂層12の周辺部には、人工芝生3に替えて天然芝生13を植設するようにしてもよい。この場合、側溝6は、覆蓋7の上面7Aおよび湾曲凹面7Cが砂層12に対面するように埋設するのが好ましい。もちろん、本例においても、覆蓋7は、図7に示すように、透水受部7Bの上面を傾斜面7Dとしてもよい。
ここで、図8〜図10に示すように、人工芝生3に替えて天然芝生13が砂層12に植設される場合、天然芝生13の根が長く伸びると、暗渠4の透水構造部分4Aや側溝6の覆蓋7を構成する多孔質コンクリートに目詰まりが発生する虞がある。そこで、この目詰まりを防止するため、(1)暗渠4の透水構造部分4Aや側溝6の覆蓋7の少なくとも表面にネット(図示省略)を設置したり、あるいは(2)暗渠4の透水構造部分4Aや側溝6の覆蓋7を構成する多孔質コンクリートを、内部の連続空隙率より表面の連続空隙率を高くしたりするなどが好ましい。例えば内部の連続空隙率を20%程度とし、表面の連続空隙率30%程度とするのが好ましい。
図8に示したグラウンドの排水構造では、グラウンドに降ったり撒かれたりした雨水等は、グラウンドの全面から砂層12を透過し、暗渠4の上半部の透水構造部分4Aの上面から内部の排水空間4Cに透過する。そして、排水空間4Cに透過した雨水等は、暗渠4の下半部の不透水構造部分4Bによって排水される。
また、図9に示したグラウンドの排水構造では、グラウンドに降ったり撒かれたりした雨水等は、グラウンドの全面から砂層12を透過し、暗渠4の上半部の透水構造部分4Aの上面および側面から効率よく内部の排水空間4Cに透過する。そして、排水空間4Cに透過した雨水等は、暗渠4の下半部の不透水構造部分4Bによって排水される。
一方、図10に示したグラウンドの排水構造では、グラウンドの周辺部に降ったり撒かれたりした雨水等は、砂層12を透過し、側溝6を覆う透水性の覆蓋7の上面7Aおよび側面の湾曲凹面7Cを透過して側溝6内に排水される。
本発明に係るグラウンドの排水構造は、サッカー場、野球場、アメリカンフットボール場、ホッケー場、テニス場、陸上競技場などに適用することができる。
本発明の一実施形態に係るグラウンドの排水構造の要部を示す縦断面図である。 図1に示した暗渠付近の拡大縦断面図である。 図2に示した暗渠の縦断面図である。 図1に示した側溝付近の拡大縦断面図である。 図4に示した側溝および覆蓋の縦断面図である。 図1に示した側溝付近の変形例を示す拡大縦断面図である。 図6に示した覆蓋の変形例を示す側溝および覆蓋の縦断面図である。 図2に示した透水性のアスファルト層を砂層に変更した変形例を示す図2に対応した暗渠付近の拡大縦断面図である。 図8に示した暗渠の埋設状態を変更した変形例を示す図7に対応した暗渠付近の拡大縦断面図である。 図4に示した透水性のアスファルト層を砂層に変更した変形例を示す図4に対応した側溝付近の拡大縦断面図である。
符号の説明
1 砕石層
2 透水性のアスファルト層
3 透水性の人工芝生
3A 基布
3B ロングパイル
3C 目砂
4 排水用の暗渠
4A 透水構造部分
4B 不透水構造部分
4C 排水空間
5 擁壁
6 排水用の側溝
7 覆蓋
7A 上面
7B 透水受部
7C 湾曲凹面
7D 傾斜面
8 L型止め具
12 砂層
13 天然芝生
B バンク

Claims (8)

  1. 路盤となる砕石層の表面が透水性のアスファルト層で覆われ、このアスファルト層に透水性の人工芝生が敷設されるグラウンドの排水構造であって、
    前記砕石層の表面に上面を臨ませて排水用の暗渠が埋設されており、
    前記暗渠は、少なくとも前記アスファルト層に対面する上面から内部の排水空間に向けて水を透過させる透水構造部分と、前記排水空間に透過した水を排水させる不透水構造部分とを有することを特徴とするグラウンドの排水構造。
  2. 路盤となる砕石層の表面が砂層で覆われ、この砂層に天然芝生が植設されるグラウンドの排水構造であって、
    前記砂層に少なくとも上面を臨ませて排水用の暗渠が埋設されており、
    前記暗渠は、前記砂層に対面する周面から内部の排水空間に向けて水を透過させる透水構造部分と、前記排水空間に透過した水を排水させる不透水構造部分とを有することを特徴とするグラウンドの排水構造。
  3. 前記暗渠は、上半部が透水性の多孔質コンクリートからなる透水構造部分とされ、下半部が不透水性のコンクリートからなる不透水構造部分とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のグラウンドの排水構造。
  4. 路盤となる砕石層の表面が透水性のアスファルト層で覆われ、このアスファルト層に透水性の人工芝生が敷設されるグラウンドの排水構造であって、
    前記砕石層の周辺部には、多孔質コンクリートからなる透水性の覆蓋で塞がれる排水用の側溝が敷設されており、
    前記覆蓋は、前記アスファルト層の表面に臨む上面と、前記アスファルト層および砕石層に対面する側面とを有し、
    前記アスファルト層の表面から前記覆蓋の上面に亘って透水性の人工芝生が敷設されることを特徴とするグラウンドの排水構造。
  5. 路盤となる砕石層の表面が砂層で覆われ、この砂層に天然芝生が植設されるグラウンドの排水構造であって、
    前記砕石層の周辺部には、多孔質コンクリートからなる透水性の覆蓋で塞がれる排水用の側溝が敷設されており、
    前記覆蓋の上面および側面が前記砂層に対面していることを特徴とするグラウンドの排水構造。
  6. 前記覆蓋の側面には、庇状に張り出すことで少なくとも前記アスファルト層または前記砂層からの透水を受けて前記側溝内に透水を誘導する透水受部が形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のグラウンドの排水構造。
  7. 前記透水受部の上面が湾曲凹面に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のグラウンドの排水構造。
  8. 前記多孔質コンクリートは、20〜30%の連続空隙率を有することを特徴とする請求項3〜5の何れか1つの請求項に記載のグラウンドの排水構造。
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