JP2009101508A - 穴明け加工方法 - Google Patents

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Fumiaki Kimura
文昭 木村
Kaoru Matsumura
薫 松村
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Abstract

【課題】予め複数のパッドの中心を特定できないワークであっても、予め加工プログラムを作成する必要がなく、かつ作業能率および製品の信頼性を向上させることができる穴明け加工方法を提供する。
【解決手段】加工に先立ち、ラインカメラ51によりYテーブル16上に載置されたワーク1の表面を撮像する。得られた撮像データから各パッドの中心位置を特定し、特定された中心位置に基づいて加工プログラムを生成する。そして、生成された加工プログラムにしたがって各パッドの中心に穴を加工をする。
【選択図】図1

Description

本発明は、加工プログラムに基づきワーク上に設けられた複数のパッドの中心に穴を加工する穴明け加工方法に関する。
例えば、従来のNC制御のドリルを用いた穴明け加工機やレーザ加工機では、パッドの設計上の中心座標を加工プログラムに記述しておき、この加工プログラムに従って加工をしていた(特許文献1参照)。
特開2000−343260号公報
しかし、前工程で形成されたパッドの中心に穴を加工する場合、加工しようとする箇所の中心座標が加工公差内でばらついている。また、ワークによっては、加工すべき位置そのものが変わるものがある。
図4は、前工程で加工されたワークを示す平面図で、(a)はワーク1の全体図、(b)はICチップ2を示す拡大図、(c)はワーク1の部分拡大図である。
図4(a)に示すように、基板(ワーク)1上には方形のICチップ2が格子状に配置されている。なお、ICチップ2の図示の反対側(裏側)は四角錐状に形成されており、四角錐状に形成された部分が基板1に設けられた図示を省略する四角錐状の穴に嵌合することにより、水平方向に位置決めされている。図4(b)、(c)に示すように、ICチップ2の四隅の何れかにはパッド3が前工程で形成されている。このようなワーク1のパッド3の中心に穴を加工する場合、例えばオペレータの手入力等によって、加工前にパッド3の位置を参照しながら加工プログラムを作成していた。このため、作業能率を向上させることができなかった。
また、加工プログラムを作成する際、パッド3の位置を測定せず、パッド3の中心座標がICチップ2の方形の2辺に関して設計寸法通りであるとして、パッド3の位置を(例えば、右下あるいは右上等)指定していた。このため、加工した穴がパッド3から外れる場合があり、製品となるICチップ2の信頼性が低下した。
本発明の目的は、複数のパッドの中心位置が予め特定できないワークであっても、予め加工プログラムを作成する必要がなく、かつ作業能率および製品の信頼性を向上させることが可能な穴明け加工方法を提供することにある。
上記した課題を解決するため、本発明は、加工プログラムに基づきワーク(1)上に設けられた複数のパッド(3)の中心に穴を加工する穴明け加工方法において、加工に先立ち、テーブル(16)上に載置されたワーク(1)の表面を撮像し、得られた撮像データからパッド(3)のそれぞれの中心位置を特定し、前記特定された中心位置に基づいて加工プログラムを作成し、前記生成した加工プログラムに基づきパッド(3)の中心に穴を加工することを特徴とする。
この場合、前記特定された中心位置に基づいて加工経路を定め、中心位置と加工経路とからなる加工プログラムを作成し、前記生成した加工プログラムに基づきパッド(3)のそれぞれの中心に穴を加工するようにすることができる。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
上述のように本発明では実際の加工位置を認識して加工をするので、精度に優れる加工を行うことができる。
本発明を適用したNC制御のレーザ加工機の実施例を図を参照して説明する。図1は本発明を適用したNC制御のレーザ加工機10の構成図、図2は本発明を適用したNC制御のレーザ加工機の動作を示すフローチャート、図3はワークの平面図である。
レーザ加工機10のベッド11上に配置されたXテーブル12は、直線案内装置13を介してベッド11上を紙面に垂直な前後X軸方向に移動自在である。ベッド11上に配置されたリニアスケール14は、直線案内装置13と平行である。Xテーブル12のリニアスケール14と対向する位置にはセンサ15が配置されている。リニアスケール14とセンサ15により、NC装置53はXテーブル12の位置を正確に制御する。
Xテーブル12上に配置されたYテーブル16は、直線案内装置7を介してXテーブル12上を左右Y軸方向に移動自在である。Xテーブル12上に配置されたリニアスケール18は、直線案内装置17と平行である。Yテーブル16のリニアスケール18と対向する位置にはセンサ19が配置されている。リニアスケール18とセンサ19により、NC装置53はYテーブル16の位置を正確に制御する。
ワーク1は、真空吸着テーブル21を介してYテーブル16上に位置決めされている。
門形のコラム30はベッド11に固定されている。
門形のコラム30上には、モータ31、32、レーザ発振器40およびミラー41が配置されている。
ベース42は、モータ31により、図の上下Z方向に移動自在である。ベース42には、ミラー43、1対のガルバノミラー44およびfθレンズ45が配置されている。
カメラベース50は、モータ32により、図の上下Z方向に移動自在である。カメラベース50には、撮像手段であるラインカメラ51が配置されている。ラインカメラ51の図示を省略する撮像素子は、X軸方向に配置されている。ラインカメラ51の撮像可能長さはA(図3参照)であり、ラインカメラ51の撮像素子の中心とfθレンズ45の中心との距離はLである。
ラインカメラ51は加工プログラム生成手段の一例としての画像処理装置52に接続されている。画像処理装置52はNC装置53に接続されている。画像処理装置52は、後述する加工プログラムを生成すると共にNC装置53と共に各部の制御を行う。
次に、本発明の加工プログラム生成手段の動作を図4に示したワークを加工する場合について説明する。
ワーク1の中心をYテーブル16の中心に合わせて固定した後、ワーク1の大きさ、すなわちX軸方向の長さNとY軸方向の長さMおよびICチップ2のX軸方向のピッチpを入力する(図3参照)。
図示を省略する加工開始ボタンがオンされると、NC装置53は長さNを長さAで除算し、走査回数Sを演算する(手順S10)。ここで、N>Aの場合は、走査回数Sが複数になるので、図3に示すように、少なくともY軸方向のICチップ2の一列が重なるように走査回数Sを定める。図3に示すワーク1の場合、1回目にQ1−Q1から上の部分である第1の領域を、2回目にQ2−Q2から下の部分である第2の領域を走査することが決定される。
この実施形態では、読み取り時における読み取り原点Kをワーク1の左上の頂点とするので、Xテーブル12およびYテーブル16を移動させてラインカメラ51の後端を読み取り原点Kに合わせる。そして、Yテーブル16を図1における左方向に移動させながら予め定めるサンプリング時間毎にラインカメラ51によりワーク1を撮像する。画像処理装置52は、ラインカメラ51から出力された撮像データとYテーブル16の位置とからパッド3の中心座標P(x,y)を演算する。そして、Yテーブル16を距離Mだけ移動させた後、Xテーブル12を距離AからICチップ2の一列が残る距離だけ前方に移動させ、ラインカメラ51を第2の領域に位置決めした後、Yテーブル16を距離Mだけ右方向に移動させて第2の領域におけるパッド3の中心座標P(x,y)を演算する(手順S20)。次に、第1の領域で得られた中心座標P(x,y)と第2の領域で得られた中心座標P(x,y)とを1つのデータにまとめる(手順S30)。
次に、画像処理装置52は、得られた中心座標P(x,y)に基づき加工領域を定める。すなわち、x座標が最も小さいxminとx座標が最も大きいxmaxとの差mを加工領域のX軸方向の長さ、また、y座標が最も小さいyminとy座標が最も大きいymaxとの差nを加工領域のY軸方向の長さとする(手順S40)。
次に、長さm、nをそれぞれfθレンズの大きさで定まる加工範囲で分割する(手順S50)。そして、加工経路を定め(手順S60)、加工経路順の加工領域毎に中心座標P(x,y)をまとめた後(手順S70)、加工プログラムに加工箇所の中心座標P(x,y)を配置する(手順S80)。
以上の手順により加工プログラムが生成される。
次に、加工時におけるレーザ加工機10の動作を説明する。
レーザ発振器40から出力されたレーザビームは、ミラー41,43を介して1対のガルバノミラー44に入射してXY方向に位置決めされ、fθレンズ45を通過してワーク1に垂直に入射し、パッド3の中心に穴を加工する。
なお、後工程のために基準穴を加工するようにしてもよい。すなわち、例えば、一方の基準穴の中心座標O1をO1(xmin−5,ymin−5)、他方の基準穴の中心座標O2をO2(xmax+5,ymax+5)として加工プログラムに付加し、基準穴O1,O2を加工しておくようにしても良い。
また、本発明は、レーザ加工機に限らず他の加工装置、例えばドリルを用いてプリント基板に穴明けをするプリント基板穴明機などに適用することもできる。
また、上述の実施の形態においては、画像処理装置52が加工プログラムを生成するようにしたが、NC装置53の演算装置に加工プログラム生成機能を持たせてもよい。
本発明を適用したNC制御のレーザ加工機の構成図である。 本発明を適用したNC制御のレーザ加工機の動作を示すフローチャートである。 ワークの平面図である。 前工程で加工されたワークを示す平面図で、(a)はワーク1の全体図、(b)はICチップ2を示す拡大図、(c)はワーク1の部分拡大図である。
符号の説明
1 ワーク
10 レーザ加工機
16 テーブル(Yテーブル)
51 撮像装置
52 画像処理装置

Claims (4)

  1. 加工プログラムに基づきワーク上に設けられた複数のパッドの中心に穴を加工する穴明け加工方法において、
    加工に先立ち、テーブル上に載置された前記ワークの表面を撮像し、
    得られた撮像データから前記パッドのそれぞれの中心位置を特定し、
    前記特定された中心位置に基づいて加工プログラムを作成し、
    前記生成した加工プログラムに基づき前記パッドの中心に穴を加工する、
    ことを特徴とする穴明け加工方法。
  2. 前記特定された中心位置に基づいて加工経路を定め、前記中心位置と加工経路とからなる加工プログラムを作成し、
    前記生成した加工プログラムに基づき前記パッドのそれぞれの中心に穴を加工する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の穴明け加工方法。
  3. 前記ワークは、前記パッドを表面上に設けられた方形のICチップが任意の向きで配置された基板である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の穴明け加工方法。
  4. 前記特定された中心位置情報に基づき、前記中心位置情報と予め定める関係を持たせた位置に後工程で使用する基準穴を加工するための加工プログラムを生成し、
    前記生成した加工プログラムに基づき前記ワークに前記基準穴を加工する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の穴明け加工方法。
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