JP2009100525A - 電動装置および電動装置を駆動するための回路 - Google Patents

電動装置および電動装置を駆動するための回路 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、従来とは異なる信号に基づいて、電磁コイルを励磁することのできる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】
電動装置が備えるセンサ用コイル40は、(i)磁石列の永久磁石間の境界がN極からS極の順序でセンサ用コイル40上を通過する場合には、センサ信号SSAとして、極性が異なる2つの凸状の波形を1組とする第1の波形W1を出力し、(ii)磁石列の永久磁石間の境界がS極からN極の順序でセンサ用コイル上を通過する場合には、センサ信号として、第1の波形とは極性が逆の順序となる2つの凸状の波形を1組とする第2の波形W2を出力する。駆動制御部は、センサ信号の第1と第2の波形W1,W2に基づいて電磁コイルを励磁させる期間を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動装置および電動装置を駆動するための回路に関するものである。
従来、電動機に関する技術としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開2001−298982号公報
この従来技術では、ホールICからの信号に基づいて電磁コイルを励磁するための駆動信号を生成していた。
本発明は、従来とは異なる信号に基づいて、電磁コイルを励磁することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために、以下の形態または適用例を取ることが可能である。
[適用例1]
電動装置であって、
複数の電磁コイルを有するコイル列と、
複数の永久磁石を有する磁石列と、
前記コイル列と前記磁石列との相対位置を検出するセンサ用コイルと、
前記センサ用コイルからのセンサ信号に基づいて、前記電磁コイルを駆動する駆動制御部と、
を備え、
前記センサ用コイルは、
(i)前記磁石列の永久磁石間の境界がN極からS極の順序で前記センサ用コイル上を通過する場合には、前記センサ信号として、極性が異なる2つの凸状の波形を1組とする第1の波形を出力し、
(ii)前記磁石列の永久磁石間の境界がS極からN極の順序で前記センサ用コイル上を通過する場合には、前記センサ信号として、前記第1の波形とは極性が逆の順序となる2つの凸状の波形を1組とする第2の波形を出力し、
前記駆動制御部は、前記センサ信号の前記第1と第2の波形に基づいて前記電磁コイルを励磁させる期間を制御する、電動装置。
適用例1の電動装置によれば、センサ信号として第1の波形と第2の波形を出力するセンサ用コイルを用いているので、従来とは異なる信号に基づいて、電磁コイルを励磁することができる。
[適用例2]
適用例1記載の電動装置であって、
前記駆動制御部は、前記センサ信号の第1の波形から第2の波形までの期間を、前記電磁コイルを第1の向きに励磁する第1励磁期間として定め、前記センサ信号の第2の波形から第1の波形までの期間を、前記電磁コイルを前記第1の向きとは逆の第2の向きに励磁する第2励磁期間として定める、電動装置。
適用例2の電動装置によれば、第1の波形から第2の波形までの期間と、第2の波形から第1の波形までの期間とを区別するので、電磁コイルの励磁方向を定めることができる。
[適用例3]
適用例1または2記載の電動装置であって、
前記センサ信号の前記第1と第2の波形の振幅は、前記コイル列と前記磁石列の相対速度の上昇に伴って増大し、
前記駆動制御部は、前記センサ信号の前記第1と第2の波形の振幅が所定の閾値を超えるまでは前記電磁コイルを励磁せず、前記センサ信号の振幅が所定の閾値を超えたときに前記電磁コイルの励磁を開始する、電動装置。
センサ信号の振幅は、コイル列と磁石列との相対速度が大きくなるほど、大きくなる。したがって、適用例3の電動装置によれば、コイル列と磁石列との相対速度が所定の閾値を超えるまでは、電磁コイルを励磁せず、コイル列と磁石列との相対速度が所定の閾値を超えた時点から、電磁コイルの励磁を開始することができる。
[適用例4]
適用例1ないし請求項3のいずれかに記載の電動装置を備える、移動体。
[適用例5]
複数の電磁コイルを有するコイル列と、複数の永久磁石を有する磁石列と、前記コイル列と前記磁石列との相対位置を検出するセンサ用コイルと、を備える電動装置を駆動するための回路であって、
前記センサ用コイルは、
(i)前記磁石列の永久磁石間の境界がN極からS極の順序で前記センサ用コイル上を通過する場合には、前記センサ信号として、極性が異なる2つの凸状の波形を1組とする第1の波形を出力し、
(ii)前記磁石列の永久磁石間の境界がS極からN極の順序で前記センサ用コイル上を通過する場合には、前記センサ信号として、前記第1の波形とは極性が逆の順序となる2つの凸状の波形を1組とする第2の波形を出力し、
前記回路は、前記センサ信号の前記第1と第2の波形に基づいて前記電磁コイルを励磁させる期間を制御する、回路。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、電動機の駆動制御方法および装置、駆動制御システム、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、それらを用いたアクチュエータや電子機器等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
A1.アシストモータの構成と動作の概要:
A2.駆動制御部および電力回生回路の概要:
B.第2実施例:
C.変形例:
A.第1実施例
A1.アシストモータの構成と動作の概要:
図1は、本発明の一実施例としてのアシストモータシステムの構成を示すブロック図である。このアシストモータシステムは、モータ本体100と、制御回路200と、電源ユニット600と、モード切替スイッチ540とを備えている。モータ本体100は、4つの電磁コイル11〜14と、4つの永久磁石31〜34と、センサ用コイル40とを備えている。モータ本体100の構成の詳細については後述する。制御回路200は、駆動制御部400と、ドライバ回路250と、回生制御部510と、電力回生回路520と、CPU530とを備えている。
このアシストモータシステムは、正転アシストモードと、逆転アシストモードと、電力回生モードと、の3つのモードを実行することができる。モード切替スイッチ540は、この3つのモードを切り替えるためのスイッチである。
正転アシストモードとは、モータ本体100を外部の力によって回転させ(回転方向は任意)、回転速度が所定の閾値を超えた場合に、モータを正転方向に回転させる駆動力を発生させるモードである。この「正転方向」とは、予め定められた方向であり、最初に外部の力によって回転させた方向と、この「正転方向」とが異なっていても、正転アシストモードでは、常に「正転方向」にモータを回転させる駆動力を発生させる。たとえば、外部の力によって正転方向にモータを回転させた場合には、最初に回転させた方向(正転方向)と、モータが駆動力を発生させる方向(正転方向)とが一致するため、モータの回転は加速する。すなわち、モータの正転方向の駆動力によって、正転方向の回転がアシストされることとなる。逆に、外部の力によって正転方向とは逆の向き(逆転方向)にモータを回転させた場合には、最初に回転させた方向(逆転方向)と、モータが駆動力を発生させる方向(正転方向)とが反対であるため、モータの回転は減速する。すなわち、モータの正転方向の駆動力によって、逆転方向の回転にブレーキがかかることとなる。
逆転アシストモードとは、モータ本体100を外部の力によって回転させ(回転方向は任意)、回転速度が所定の閾値を超えた場合に、モータを逆転方向に回転させる駆動力を発生させるモードである。この「逆転方向」とは、予め定められた正転方向とは反対の方向であり、最初に外部の力によって回転させた方向と、この「逆転方向」とが異なっていても、逆転アシストモードでは、常に「逆転方向」にモータを回転させる駆動力を発生させる。
電力回生モードとは、モータが外部の力等によって回転している場合、すなわち、電気的に駆動力を与えずにモータが回転している場合に、電磁コイル11〜14から誘起される電力を回生することができるモードである。このモードでは、電力を回生するとともに、回転しているモータにはブレーキがかかることとなる。なお、モータの回転は、正転であっても、逆転であっても、電力を回生し、回転にブレーキをかけることが可能である。
センサ用コイル40は、センサとして機能するコイルであり、電磁コイル11〜14と、永久磁石31〜34との相対位置(すなわちモータの位相)を検出し、センサ信号SSAを出力する。駆動制御部400は、モード切替スイッチ540によって正転アシストモードまたは逆転アシストモードが選択された場合に、センサ信号SSAに基づいて、駆動信号DRVA1,2を生成する。駆動信号DRVA1,2は、ドライバ回路250に供給される。ドライバ回路250は、駆動信号DRVA1,2に基づいて、4つの電磁コイル11〜14を励磁し、モータ本体100を駆動させる。回生制御部510は、モード切替スイッチ540によって電力回生モードが選択された場合に、電力回生回路520を機能させる。電力回生回路520は、電力回生モード時に、電磁コイル11〜14から回生された電力を電源ユニット600に供給する。CPU530は、バス532によって、駆動制御部400と、回生制御部510とに接続されており、各種の設定値を書き換えることが可能である。電源ユニット600は、電源電圧VCCを生成し、電源電圧VCCを制御回路200に供給する。また、電源ユニット600は、電力回生回路520からの回生電力を受けて、内部に備える蓄電器の充電を行うこともできる。なお、回生制御部510と、電力回生回路520と、電源ユニット600内の蓄電器は、省略可能である。
図2(A),(B)は、アシストモータシステムに利用される単相ブラシレスモータのモータ本体の構成を示す断面図である。このモータ本体100は、外形がそれぞれ略円筒状のステータ部10及びロータ部30を有している。ステータ部10は、略十字状に配列された4つの電磁コイル11〜14と、2つの電磁コイル11,12の間の中央の位置に配置されたセンサ用コイル40とを有している。センサ用コイル40は、ロータ部30の位置(すなわちモータの位相)を検出するためのものである。各電磁コイル11〜14には、磁性体材料で形成された磁気ヨーク20が設けられている。電磁コイル11〜14とセンサ用コイル40は、回路基板120(図2(B))の上に固定されている。図1で示した制御回路200は、この回路基板120上に設けられていることとしても良く、また、モータ本体100とは切り離された別の部材に設けられていることとしても良い。回路基板120は、ケーシング102に固定されている。なお、ケーシング102の蓋は図示が省略されている。
ロータ部30は、4つの永久磁石31〜34を有しており、ロータ部30の中心軸が回転軸112を構成している。この回転軸112は、軸受け部114(図2(B))で支持されている。各磁石の磁化方向は、回転軸112から外側に放射状に向かう方向である。磁石31〜34の外周には、磁気ヨーク36が設けられている。但し、この磁気ヨーク36は省略してもよい。
図3は、センサ用コイル40の構成を示す説明図である。図3(A)は、センサ用コイル40の回路構成を示している。センサ用コイル40は、コイル部41と、アンプ部42とを備えている。アンプ部42は、コイル部41内に流れる電流を増幅し、コイルセンサ信号SSAを出力する。図3(B)は、コイル部41を上から見た図であり、図3(C)は、コイル部41を斜めから見た図である。図3(C)で示すように、コイル部41を多段に巻けば、それぞれの段のコイルにおいて流れる誘導電流の向きを同じにすることができる。
図4は、磁石列とコイル列の位置関係、及び、電磁コイルの逆起電力波形とセンサ信号SSAとの関係を示す説明図である。図4(A)に示すように、4つの磁石31〜34は、一定の磁極ピッチPmで配置されており、隣接する磁石同士が逆方向に磁化されている。また、電磁コイル11〜14は、一定のピッチPcで配置されており、隣接する電磁コイル同士が逆向きに励磁される。この例では、磁極ピッチPmはコイルピッチPcに等しく、電気角でπに相当する。なお、電気角の2πは、駆動信号の位相が2πだけ変化したときに移動する機械的な角度又は距離に対応づけられる。本実施例では、駆動信号の位相が2πだけ変化すると、ロータ部30が磁極ピッチPmの2倍だけ移動する。
4つの電磁コイル11〜14のうち、第1、第3の電磁コイル11,13は同一の位相の駆動信号で駆動され、第2、第4の電磁コイル12,14は第1及び第3の電磁コイル11,13の駆動信号から180度(=π)だけ位相がずれた駆動信号で駆動される。通常の二相駆動は2つの相(A相とB相)の駆動信号の位相が90度(=π/2)ずれており、位相のずれが180度(=π)の場合は無い。また、モータの駆動方法において、位相が180度(=π)ずれた2つの駆動信号は、同じ位相であると見なされる場合が多い。従って、本実施例のモータにおける駆動方法は、単相駆動であると考えることができる。
図4(B)は、電磁コイルに発生する逆起電力の波形の例を示しており、図4(C)は、センサ用コイル40の出力であるセンサ信号SSAの波形の例を示している。ロータ部30が回転を始めると、永久磁石31〜34によって生じている磁界は、その磁力線の形状を維持したまま水平移動する。すると、センサ用コイル40のコイル部41(図3)を通過する磁束の強さが変化する。センサ用コイル40は、コイル部41を通過する磁束の強さが変化することによって起電力を発生し、センサ信号SSAを出力する。
例えば、永久磁石32と永久磁石31との境界がセンサ用コイル40上を通過する場合、すなわち、センサ用コイル40上を通過する磁極がS極からN極へと変化する場合では、センサ用コイル40は、センサ信号SSAとして、磁石の境界線を挟んで+側に凸のパルス状の波形と、−側に凸のパルス状の波形と、を連続して出力する。以下では、この+側に凸のパルス状の波形と、−側に凸のパルス状の波形とを、この順序で一組とする波形を、「第1の波形W1」とも呼ぶ。
逆に、永久磁石33と永久磁石32との境界がセンサ用コイル40上を通過する場合、すなわち、センサ用コイル40上を通過する磁極がN極からS極へと変化する場合では、センサ用コイル40は、センサ信号SSAとして、磁石の境界線を挟んで−側に凸のパルス状の波形と、+側に凸のパルス状の波形と、を連続して出力する。以下では、この−側に凸のパルス状の波形と、+側に凸のパルス状の波形とを、この順序で一組とする波形を、「第2の波形W2」とも呼ぶ。
また、+側又は−側に凸のパルス状の波形は、モータの回転速度が大きくなるにしたがって振幅が大きくなり、逆にモータの回転速度が小さくなるにしたがって振幅が小さくなる。
なお、この+側に凸のパルス状の波形と、−側に凸のパルス状の波形の発生する順序は、モータの回転方向には依存せず、センサ用コイル40上を通過する磁極の順序のみに依存する。つまり、モータが正転している場合であっても、モータが逆転している場合であっても、センサ用コイル40上を通過する磁極は、S極→N極→S極→N極…のように、S極とN極とが交互になるため、センサ信号SSAの波形としては正転時と逆転時とで同じとなる。
各永久磁石31〜34のN極またはS極である部分(すなわち、N極とS極との境界以外の部分)がセンサ用コイル40上を通過する場合では、センサ用コイル40は、センサ信号SSAとして、上述したようなパルス状の波形を出力しない。これは、センサ用コイル40は永久磁石31〜34に対して十分に小さいため、N極とS極との境界以外ではセンサ用コイル40内を通過する磁束は変化しないためであると考えられる。なお、モータの停止時には、停止位置にかかわらず、センサ信号SSAの出力はゼロとなる。
図4(D)は、駆動制御部400の出力である駆動信号DRVA1,2の信号を示している。本実施例では、センサ信号SSAに基づいて駆動信号DRVA1,2を生成し、電磁コイル11〜14を励磁する。駆動信号DRVA1,2のデューティ比は、モータの回転速度に応じて任意に設定することが可能である。たとえば、モータの駆動開始時にはデューティ比を大きくし、モータの回転速度が大きくなるにしたがって、デューティ比を小さくなるように設定することが可能である。センサ信号SSAから駆動信号DRVA1,2を生成する方法については後述する。
図5は、ドライバ回路250の内部構成を示している。このドライバ回路250は、H型ブリッジ回路を構成する4つのトランジスタ251〜254を有している。上アームのトランジスタ251,253のゲート電極の前には、レベルシフタ311,313が設けられている。但し、レベルシフタは省略してもよい。ドライバ回路250のトランジスタ251〜254は、スイッチング信号として機能する駆動信号DRVA1,DRVA2に応じてオン/オフし、この結果、電磁コイル11〜14に供給電圧VSUPが断続的に供給される。符号IA1,IA2が付された矢印は、駆動信号DRVA1,DRVA2がHレベルの場合に流れる電流方向をそれぞれ示している。なお、ドライバ回路としては、複数のスイッチング素子で構成される種々の構成の回路を利用可能である。
図6は、ドライバ回路の他の構成を示す説明図である。このドライバ回路は、1組目の電磁コイル11,13用の第1のブリッジ回路250aと、2組目の電磁コイル12,14用の第2のブリッジ回路250bとで構成されている。ブリッジ回路250a,250bのそれぞれは、4つのトランジスタ251〜254で構成されており、この構成は図5に示したものと同じである。トランジスタ251,253のゲート電極の前には、レベルシフタ311,313が設けられている。但し、レベルシフタは省略してもよい。第1のブリッジ回路250aにおいては、第1の駆動信号DRVA1がトランジスタ251,254に供給されており、第2の駆動信号DRVA2が他のトランジスタ252,253に供給されている。一方、第2のブリッジ回路250bにおいては、逆に、第1の駆動信号DRVA1がトランジスタ252,253に供給されており、第2の駆動信号DRVA2がトランジスタ251,254に供給されている。この結果、図6(B),(C)に示すように、第1のブリッジ回路250aと第2のブリッジ回路250bでは動作が逆転している。従って、第1のブリッジ回路250aで駆動される1組目のコイル11,13と、第2のブリッジ回路250bで駆動される2組目のコイル12,14とは、互いに位相がπだけずれている。一方、図5に示した回路では、1組目のコイル11,13の巻き方と、2組目のコイル12,14の巻き方が逆になっており、この巻き方によって2組の位相をπだけずらしている。このように、図5のドライバ回路と図6のドライバ回路のいずれを用いても、2組のコイルの位相が互いにπだけずれる点は同じであり、両者共に1相モータを実現している点に変わりは無い。
図7は、電磁コイル11〜14の各種の巻き方を示している。この例のように、巻き方を工夫することによって、隣接するコイルを常に逆方向に励磁させることが可能である。
図8(A)〜(F)は、モータ本体100の正転アシストモードの場合における正転動作の様子を示す説明図である。図8(A)は、アシスト開始時の磁石31〜34と電磁コイル11〜14の位置関係を示している。外部からの力によってモータを回転させ、モータが所定の回転速度を超えると、図8(A)の状態(位相=α)から電磁コイル11〜14の励磁が開始される。すると、破線の矢印で示す反発力が電磁コイル11〜14と磁石31〜34との間に生じる。この結果、ロータ部30に対して、正転方向(図の右方向)のアシストが開始される。ここで、「位相=α」とは、0ではない微小な電気角であり、センサ信号SSAにおけるパルス状の波形1つ分の幅に相当する電気角である。
図8(B)は、位相がπ/2まで進んだ状態を示している。この状態では、吸引力(実線の矢印)と反発力(破線の矢印)とが発生して、大きな駆動力が発生する。図8(C)は、位相が(π−α)まで進んだ状態を示している。位相が(π−α)となるまでは、コイルの励磁は継続し、位相が(π−α)となった直後のタイミングでコイルは非励磁となり、位相が(π+α)となるタイミングまでコイルは非励磁のままとなる。この間、モータは惰性で回転を継続し、図8(D)の状態となる。
図8(D)は、位相が(π+α)まで進んだ状態を示している。位相が(π+α)となると、コイルは図8(C)までとは逆向きに励磁され、破線の矢印で示す反発力が発生する。図8(E)は、位相が3π/2まで進んだ状態を示している。位相が3π/2まで進むと、吸引力(実線の矢印)と反発力(破線の矢印)とが発生して、大きな駆動力が発生する。
図8(F)は、位相が(2π−α)まで進んだ状態を示している。位相が(2π−α)となった直後のタイミングでコイルは非励磁となり、位相が再びαとなるタイミングまでコイルは非励磁のままとなる。この間、モータは惰性で回転を継続し、再び図8(A)の状態となる。このように、図8(A)ないし(F)までの動作を繰り返すことによって、モータは外部の力をアシストして回転する。
図9(A)〜(F)は、モータ本体100のモータ本体100の逆転アシストモードの場合における逆転動作の様子を示す説明図である。図8で示した正転アシストモードの場合における正転動作の様子との違いは、各電磁コイル11〜14の励磁の向きが正転時とは逆になっている点だけであり、センサ用コイル40上を通過するS極とN極との順序、および、センサ信号SSAの波形(図示せず)は同じとなる。つまり、逆転アシストモードを実現するには、正転アシストモード時における第1駆動信号DRVA1を、逆転アシストモード時における第2駆動信号DRVA2とし、正転アシストモード時における第2駆動信号DRVA2を、逆転アシストモード時における第1駆動信号DRVA1とすればよい。
また、正転アシストモード時に、外力によってモータを逆転させると、正転方向にアシストするための駆動信号DRVA1,2が発生するため、モータの逆転方向の回転にブレーキがかかることとなる。逆に、逆転アシストモード時に、外力によってモータを正転させると、逆転方向にアシストするための駆動信号DRVA1,2が発生するため、モータの正転方向の回転にブレーキがかかることとなる。
A2.駆動制御部および電力回生回路の概要:
図10は、駆動制御部400の内部構成を示すブロック図である。この駆動制御部400は、センサ信号比較部410と、駆動波形生成部430と、PWM制御部450と、正逆方向設定部470と、リセット信号生成部480と、速度信号生成部490と、クロック信号生成部500とを備えている。
センサ信号比較部410は、センサ信号SSAを入力とし、センサ信号SSAの振幅が所定の閾値を超えている期間をHレベルとする基礎信号BS1,2を生成する。この基礎信号BS1,2は、駆動信号DRVA1,2の基礎となる信号である。そのため、センサ信号SSAの振幅が所定の閾値を超えるまでは電磁コイル11〜14を励磁せず、センサ信号SSAの振幅が所定の閾値を超えたときには電磁コイル11〜14の励磁を開始することとなる。リセット信号生成部480は、電源電圧VCCを入力とし、電源投入から所定の期間経過後にHレベルを示すリセット信号RSTを生成する。リセット信号RSTは、駆動波形生成部430に供給される。
駆動波形生成部430は、基礎信号BS1,2と、リセット信号RSTと、電源電圧VCCと、に基づいて、第1と第2の波形信号PP,MPを生成する。この第1と第2の波形信号PP,MPは、PWM制御部450に入力される。また、第1波形信号PPは、速度信号生成部490にも入力される。速度信号生成部490は、第1波形信号PPと、クロック信号CLKとに基づいて、モータの回転速度を示す速度値SPを生成する。なお、速度信号生成部490は、第1波形信号PPの代わりに、第2波形信号MPを入力として、速度値SPを生成することもできる。
PWM制御部450は、第1と第2の波形信号PP,MPに対して、速度値SPに応じたPWM制御を行い、第1と第2のPWM信号PWM1,2を生成する。正逆方向設定部470は、第1と第2のPWM信号PWM1,2を入力とし、モード切替スイッチ540によって定められたアシスト方向に駆動するための駆動信号DRVA1,2を生成する。
以上のようにして得られた駆動信号DRVA1,2を、図5または図6で示したドライバ回路250に供給することによって、電磁コイル11〜14を励磁し、モータを駆動させる。
図11(A)は、センサ信号比較部410の内部構成を示すブロック図であり、図11(B)は、各種信号の動作を示すタイミングチャートである。センサ信号比較部410は、上位比較値記憶部411と、下位比較値記憶部412と、2つのDAコンバータ413,414と、2つの比較器415,416とを備えている。
2つの比較値記憶部411,412に記憶されている比較値UC,DCは、DAコンバータ413,414によってアナログ値に変換され、比較器415,416に供給される。第1の比較器415は、センサ信号SSAと、上位比較値UCとを比較するとともに、センサ信号SSAの値が上位比較値UCよりも大きい期間では、基礎信号BS1をHレベルとして出力する。第2の比較器416は、センサ信号SSAと、下位比較値DCとを比較し、センサ信号SSAの値が下位比較値DCよりも小さい期間では、基礎信号BS1をHレベルとして出力する。なお、CPU530によって、上位比較値UCと下位比較値DCの値を、任意の値に書き換えることも可能である。
図12は、駆動波形生成部430の内部構成を示す回路図である。駆動波形生成部430は、4つのD−フリップフロップ(以下、「DFF」とも呼ぶ。)431〜434と、ANDゲート435と、インバータ436と、NORゲート437とを備えている。
第1のDFF431のD入力端子には、電源電圧VCCが供給されており、クロック入力端子には基礎信号BS1が供給され、クリア端子にはNORゲート437の出力Q437が供給されている。第2のDFF432のD入力端子には、DFF431の出力Q431が供給されており、クロック入力端子には基礎信号BS2が供給され、クリア端子にはリセット信号RSTが供給されている。第2のDFF432の出力は、第1波形信号PPとしてPWM制御部450と速度信号生成部490に供給される(図10)。
第3のDFF433のD入力端子には、電源電圧VCCが供給されており、クロック入力端子には基礎信号BS2が供給され、クリア端子にはNORゲート437の出力Q437が供給されている。第4のDFF434のD入力端子には、DFF433の出力Q433が供給されており、クロック入力端子には基礎信号BS1が供給され、クリア端子にはリセット信号RSTが供給されている。第4のDFF434の出力は、第2波形信号MPとしてPWM制御部450に供給される(図10)。
ANDゲート435は、DFF431の出力Q431と、DFF433の出力Q433とを入力とし、出力Q435を出力する。インバータ436は、リセット信号RSTを反転した出力Q436を生成する。NORゲート437は、インバータ436の出力Q436と、ANDゲート435の出力Q435とを入力とし、出力Q437を出力する。これらの各種の信号は、以下のように動作する。
図13は、駆動波形生成部430における各種信号の動作を示すタイミングチャートである。電源電圧VCCは、電源投入後から常にHレベルを示す。リセット信号RSTは、リセット信号生成部480(図10)によって生成される信号であり、電源投入後の所定期間経過後に、Lレベル(アクティブ)のパルスを出力する。リセット信号RSTがLレベルになると、NORゲート437の出力Q437もLレベルに立ち下がり、これに応じて2つのDFF431,433がリセットされる。また、リセット信号RSTに応じて他の2つのDFF432,434もリセットされる。この初期リセットの後は、2つの基礎信号BS1,BS2のパルスに応じて4つのDFF431〜434の動作が行われる。すなわち、第1のDFF431の出力Q431は、第1の基礎信号BS1の立ち上がりエッジとともに立ち上がり、NORゲート437の出力Q437がLレベルに立ち下がると再びリセットされる。第3のDFF433の出力Q433は、第2の基礎信号BS2の立ち上がりエッジとともに立ち上がり、NORゲート437の出力Q437がLレベルに立ち下がると再びリセットされる。
ANDゲート435の出力Q435は、第1と第3のDFF431,433の出力Q431,Q433のいずれもがHレベルを示す場合に、Hレベルを示す信号である。NORゲート437の出力Q437は、出力Q435と出力Q436のうち、少なくとも一方がHレベルを示す場合に、Lレベルを示す信号である。第1波形信号PPは、基礎信号BS2の立ち上がりエッジのタイミングにおけるDFF431の出力Q431のレベルと同じレベルを示し、基礎信号BS2の次の立ち上がりエッジまで、そのレベルを保持する。第2波形信号MPは、基礎信号BS1の立ち上がりエッジの瞬間における出力Q433のレベルと同じレベルを示し、基礎信号BS1の次の立ち上がりエッジまで、そのレベルを保持する。図13から理解できるように、第1の波形信号PPは、センサ信号SSAの第1の波形W1から第2の波形W2の間の期間PP1においてHレベルとなる信号である。また第2の波形信号MPは、センサ信号SSAの第2の波形W2から第1の波形W1の間の期間PP2においてHレベルとなる信号である。
図14(A)は、速度信号生成部490の内部構成を示すブロック図であり、図14(B)は、各種信号の動作を示すタイミングチャートである。速度信号生成部490は、カウンタ部491と、カウンタ値記憶部492と、速度値設定テーブル部493とを備えている。カウンタ部491は、クロック信号CLKと、第1波形信号PPを入力とし、第1波形信号PPの立ち下りエッジから次の立ち下りエッジまでの期間(一周期の期間)におけるクロック信号CLKのパルス数をカウントする。カウンタ値記憶部492は、第1波形信号PPの立ち下りエッジのタイミングにおけるカウンタ部491内のカウンタ値を、カウンタ値Nとして記憶する。
速度値設定テーブル部493は、カウンタ値Nを入力とし、カウンタ値Nの複数の範囲に応じた速度値SPを出力する。速度値SPは、モータの回転速度と正の相関を有する値であり、カウンタ値Nが小さいほど、速度値SPは大きく、逆に、カウンタ値Nが大きいほど、速度値SPは小さい。なお、CPU530は、カウンタ値Nと速度値SPとの関係を任意に変更することも可能である。
図15は、PWM制御部450の内部構成を示すブロック図である。PWM制御部450は、分周器451と、パルス幅設定テーブル部453と、カウンタ部455と、2つのANDゲート457,458とを備えている。これらは以下のように動作する。
図16は、PWM制御部450における各種信号の動作を示すタイミングチャートである。なお、このタイミングチャートは、図示の便宜上、分周値Na=5、パルス幅WD=3として描かれている。分周器451は、クロック信号CLKの周波数を1/Naに分周し、分周クロック信号DCLKとして出力する。パルス幅設定テーブル部453は、速度値SPを入力とし、速度値SPに応じたパルス幅WDを出力する。このパルス幅WDは、PWM制御におけるデューティ比に相当し、速度値SPが大きいほどパルス幅WDは小さく、速度値SPが小さいほどパルス幅WDは大きく設定される。このようにパルス幅WDを設定すれば、低速回転時にはデューティ比が大きくなるため大きな駆動力を得ることができ、逆に、高速回転時にはデューティ比が小さくなるため電力消費を抑えることができる。カウンタ部455は、分周クロック信号DCLKの立ち上がりエッジ間において、クロック信号CLKに同期して内部カウンタCM1のダウンカウントを繰り返し、内部カウンタCM1が0でない値を示している期間をHレベル期間とする出力Q455を出力する。内部カウンタCM1の初期値は、パルス幅WDに設定される。
ANDゲート457は、第1波形信号PPと、カウンタ455の出力Q455とを入力とし、これら2つの信号の論理積を第1のPWM信号PWM1として出力する。一方、ANDゲート458は、第2波形信号MPと、カウンタ455の出力Q455とを入力とし、これら2つの信号の論理積を第2のPWM信号PWM2として出力する。図16から理解できるように、PWM制御部450は、第1の波形信号PPがHレベルの期間において、速度値SPに応じたデューティを有する第1のPWM信号PWM1を生成する。また、PWM制御部450は、第2の波形信号MPがHレベルの期間において、速度値SPに応じたデューティを有する第2のPWM信号PWM2を生成する。
図17(A)は、正逆方向設定部470の内部構成を示す回路図であり、図17(B)は、各種信号の動作を示すタイミングチャートである。正逆方向設定部470は、4つのトランジスタ471〜474と、正逆方向信号生成部476とを備えている。正逆方向信号生成部476は、CPU530から受け取ったモード情報が、「正転アシストモード」である場合には、正逆方向信号RIをLレベルとして出力し、逆に、「逆転アシストモード」である場合には、正逆方向信号RIをHレベルとして出力する。4つのトランジスタ471〜474は、この正逆方向信号RIに従ってスイッチング動作を行う。すなわち、「正転アシストモード」の場合には、第1PWM信号PWM1が第1駆動信号DRVA1として出力され、第2PWM信号PWM2が第2の駆動信号DRVA2として出力される。逆に、「逆転アシストモード」の場合には、第2PWM信号PWM2が第1駆動信号DRVA1として出力され、第1PWM信号PWM1が第2の駆動信号DRVA2として出力される。なお、この正逆方向設定部470は、説明上、PWM制御部450の後段に設けることによって(図10)、正逆方向を設定(極性反転)していたが、この代わりに、正逆方向設定部470を駆動波形生成部430とPWM制御部450との間に設け、第1波形信号PPと第2波形信号MPとを切り替えることとしても、正逆方向を設定することができる。
図18は、電力回生回路520の内部構成を示す回路図である。電力回生回路520は、電磁コイル列11〜14に対してドライバ回路250と並列に接続されている。電力回生回路520は、ダイオードで構成される整流回路222と、スイッチングトランジスタ224とを備えている。回生制御部510によってスイッチングトランジスタ224がオン状態になると、電磁コイル11〜14で発生した電力を回生して蓄電器230を充電することが可能である。また、蓄電器230から電磁コイル12に電流を供給することも可能である。なお、蓄電器230は、電源ユニット600(図1)内に搭載されている。また、電力回生回路520と、蓄電器230と、回生制御部510は省略することも可能である。
このように、第1実施例では、センサ用コイル40から出力される従来とは異なる波形のセンサ信号SSAに基づいて、電磁コイル11〜14を駆動するための駆動信号DRVA1,2を生成することが可能である。また、モード切替スイッチ540の操作に従って、正転アシストモードと逆転アシストモードと電力回生モードの3つのモードを任意に切り替えることが可能である。
B.第2実施例:
図19は、第2実施例におけるPWM制御部450bの内部構成を示すブロック図である。このPWM制御部450bは、2つの波形信号PP,MPと、参照クロック信号RCLKと、速度値SPとに基づいてPWM信号PWM1,PWM2を生成する。参照クロック信号RCLKとしては、駆動波形生成部430(図12)のANDゲート435の出力Q435が使用されている。PWM制御部以外の他の構成は第1実施例と同じである。
PWM制御部450bは、制御信号生成部300bと、アドレス形成部330bと、パルス幅設定部340bと、PWM信号生成部350bとを備えている。制御信号生成部300bと、パルス幅設定部340bは、バス400bによってCPU530に接続されている。制御信号生成部300bは、参照クロック信号RCLKに基づいて、PWMクロック信号CLKpwmと、アドレスクロック信号CLKaddとを生成する。また、制御信号生成部300bは、入力された参照クロック信号RCLKもそのまま出力する。アドレス形成部330bは、アドレスリセット信号ADDrstと、アドレスクロック信号CLKaddとに基づいて、アドレス値ADDを生成する。パルス幅設定部340bは、アドレス値ADDに応じてパルス幅WDを設定する。PWM信号生成部350bは、PWMクロック信号CLKpwmと、アドレスクロック信号CLKaddと、第1波形信号PPと、第2波形信号MPと、パルス幅WDとに基づいて、第1と第2のPWM信号PWM1,2を生成する。これらの動作については、以下に詳述する。
図20(A)は、制御信号生成部300bの内部構成を示すブロック図である。図20(B)は、各種の信号の変化を示すタイミングチャートである。制御信号生成部300bは、PLL回路307bと、第2分周器316bと、分周値記憶部318bとを備えている。
PLL回路307bは、位相比較器308bと、ループフィルタ(LPF)310bと、電圧制御発振器(VCO)312bと、第1分周器314bとを備えている。第1分周器314bは、分周値記憶部318bに記憶されている分周値Mを用いて、入力されるPWMクロック信号CLKpwmを分周する。参照クロック信号RCLKは、位相比較器308bに入力される。一方、第1分周器314bによって生成される分周信号DVSSDは、位相比較器308bに比較信号として入力される。位相比較器308bは、これら2つの信号SSD,DVSSDの位相差を示す誤差信号CPSを生成する。この誤差信号CPSは、チャージポンプ回路を内蔵するループフィルタ310bに送られる。ループフィルタ310bは、誤差信号CPSのパルスレベルとパルス数とに応じた電圧レベルを有する電圧制御信号LPSを生成して出力する。
電圧制御信号LPSは、電圧制御発振器312bに供給される。電圧制御発振器312bは、電圧制御信号LPSの電圧レベルに応じた周波数を有するPWMクロック信号CLKpwmを出力する。このPWMクロック信号CLKpwmは、第1分周器314bで1/Mに分周されて、分周信号DVSSDが生成される。この分周信号DVSSDは、前述したように、位相比較器308bに送られて参照クロック信号RCLKと位相比較される。この結果、2つの信号RCLK,DVSSDの位相差が0になるように、PWMクロック信号CLKpwmの周波数が収束する。したがって、収束後のPWMクロック信号CLKpwmの周波数fCLKpwmと、参照クロック信号RCLKの周波数fRとの関係は、以下の(1)式となる。
fCLKpwm=fR×M …(1)
PWMクロック信号CLKpwmは、第2分周器316bと、PWM信号生成部350b(図)とに供給される。第2分周器316bは、分周値記憶部318bに記憶されている分周値Nbを用いて、入力されるPWMクロック信号CLKpwmを分周し、アドレスクロック信号CLKaddを生成する。したがって、アドレスクロック信号CLKaddの周波数fCLKaddと、PWMクロック信号CLKpwmの周波数fCLKpwmとの関係は、以下の(2)式となる。
fCLKadd=fCLKpwm/Nb …(2)
以上の(1),(2)式より、参照クロック信号RCLKの周波数fRと、アドレスクロック信号CLKaddの周波数fCLKaddと、PWMクロック信号CLKpwmの周波数fCLKpwmとの関係は、以下の(3),(4)式となる。
fCLKadd=fR×M …(3)
fCLKpwm=fCLKadd×Nb …(4)
図(B)にも示されているように、アドレスクロック信号CLKaddは、参照クロック信号RCLKの一周期の期間においてM個のパルスを発生する信号である。また、PWMクロック信号CLKpwmは、アドレスクロック信号CLKaddの一周期の間にN個のパルスを発生する信号である。なお、分周値M,Nbは、CPU530によって任意の値に書き換えることが可能である。
図21(A)は、アドレス形成部330bの内部構成を示すブロック図である。図21(B)は、各種の信号の変化を示すタイミングチャートである。以下の例では、各種の信号は、分周値M=14,Nb=16として描かれている。アドレス形成部330bは、アドレスカウンタ部332bと、アドレスラッチ334bとを備えている。アドレスカウンタ部332bは、アドレスクロック信号CLKaddのパルス数をカウントするとともに、参照クロック信号RCLKの立ち上がりエッジに応じてカウンタを0にリセットする。アドレスラッチ334bは、アドレスカウンタ部332bによってカウントされた数値を記憶し、アドレス値ADDとして出力する。図(B)に示すように、アドレス値ADDとしては、0〜13の値が繰り返し発生する。
図22(A)は、パルス幅設定部340bの内部構成を示すブロック図である。図22(B)は、各種の信号の変化を示すタイミングチャートである。なお、図22(B)に記載されている信号S1は、後述するカウンタ部352b(図23)によって生成される信号であり、パルス幅WDの値に応じたパルスを有する信号である。パルス幅設定部340bは、テーブル選択部342bと、3つのテーブル部344b,346b,348bとを備えている。テーブル選択部342bは、速度値SPの値に応じて、3つのテーブル部344b,346b,348bのうちから1つのテーブル部を選択する。例えば、SP=1の場合は、テーブル部344bが選択される。3つのテーブル部344b,346b,348bには、アドレス値ADDに応じて出力されるパルス幅WDが格納されており、選択されたテーブル部は、入力されるアドレス値ADDに応じて、パルス幅WDを出力する。
例えば、SP=1の場合、すなわち、モータの回転速度が小さい場合には、第1のテーブル部344bが選択される。なお、本明細書において値「Xh」は16進数を意味している。選択された第1のテーブル部344bは、常に、パルス幅WDの最大値Fhを出力する。このようにパルス幅WDを最大値Fhに設定すれば、モータの始動時から低速時においては、大きな駆動力を得ることができる。
SP=2の場合、すなわち、モータの回転速度が大きくなった場合には、第2のテーブル部346bが選択される。このテーブル部346bは、第1波形信号PPまたは第2波形信号MPのパルスの中心近傍に相当するアドレス値ADDにおいて、パルス幅WDが最大値Fhとなるように、パルス幅WDを設定する。そして、アドレス値ADDが第1波形信号PPまたは第2波形信号MPのパルスの中心近傍から時間的に遠ざかるにしたがってパルス幅WDが小さくなるように、それぞれのパルス幅WDを設定する。このようにパルス幅WDを設定すれば、逆起電力波形を模擬したPWM信号を生成することができ、効率よくモータを駆動させることができる。また、パルス幅WDの最大値は、Fhには限られず、分周値Nbの値に応じた所定の最大値や、任意に定めた所定の最大値をとることもできる。
SP=3の場合、すなわち、モータの回転速度がさらに大きくなった場合には、第3のテーブル部348bが選択される。このテーブル部348bは、第1波形信号PPまたは第2波形信号MPのパルスの中心よりも時間的に早いタイミングで最大値Fhとなるようにパルス幅WDを設定する。この結果、駆動信号DRVAの位相をやや進める進角制御を実現することが可能である。モータの回転が低速の場合には進角制御の有無によって効果はそれほど変わらないが、高速の場合には進角制御により効率を大幅に向上させることが可能である。
なお、SP=0の場合、すなわち、モータの回転速度が所定の閾値を超えていない場合には、パルス幅設定部340bは、アドレス値ADDの値によらずに、常にパルス幅WD=0hとして出力する。
また、3つのテーブル部344b,346b,348bに格納されているパルス幅WDは、CPU530によって任意の値に書き換えることも可能である。したがって、後述するPWM信号生成部350b(図23)によって、任意のパルス幅WDを有するPWM信号PWM1,2を生成することが可能である。
図23はPWM信号生成部350bの内部構成を示すブロック図である。PWM信号生成部350bは、カウンタ部352bと、2つのAND回路353b,354bとを備えている。これらは以下のように動作する。
図24は、PWM信号生成部350bにおける各種の信号の変化を示すタイミングチャートである。この図24には、第1波形信号PPと、第2波形信号MPと、参照クロック信号RCLKと、2つのクロック信号CLKadd,CLKpwmと、アドレス値ADDと、パルス幅WDと、カウンタ部352b内のカウント値CMと、カウンタ部352bの出力S1と、2つのPWM信号PWM1,PWM2とが示されている。また、この図では、説明の便宜上、分周値M=5,Nb=5として描かれている。カウンタ部352b(図23)は、アドレスクロック信号CLKaddの1期間毎に、PWMクロック信号CLKpwmに同期してカウント値CMを0までダウンカウントする動作を繰り返す。カウント値CMの初期値はパルス幅WDの値に設定される。カウンタ部352bの出力Q352bは、カウント値CMが0で無い場合にはハイレベルに設定され、カウント値CMが0になるとローレベルに立ち下がる。
ANDゲート353bは、第1波形信号PPと、信号S1の論理積を第1PWM信号PWM1として出力する。一方、ANDゲート354bは、第2波形信号MPと、信号S1の論理積を第2PWM信号PWM2として出力する。
このように、PWM制御部450bを用いて2つのPWM信号PWM1,2を生成しても、第1実施例と同様に、センサ用コイル40から出力される従来とは異なる波形のセンサ信号SSAに基づいて、電磁コイル11〜14を駆動するための駆動信号DRVA1,2を生成することが可能である。但し、2つのPWM信号PWM1,2のデューティ比(パルス幅WD)をそれぞれのアドレス値ADDごとに任意に設定できる点では、この第2実施例の方が好ましい。
C.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
C1.変形例1:
本発明は、ファンモータ、時計(針駆動)、ドラム式洗濯機(単一回転)、ジェットコースタ、振動モータ、移動体などの種々の装置のモータや発電機に適用可能であり、特に、動作をアシストするためのモータとして、電動自転車、電動パワーステアリング、医療アシストロボット、電動玩具等に適用可能である。
図25は、本発明の実施例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。この自転車800は、前輪にモータ810が設けられており、サドルの下方のフレームに制御回路820と充電池830とが設けられている。モータ810は、充電池830からの電力を利用して前輪を駆動することによって、走行をアシストする(正転アシストモード)。また、ブレーキ時には、モータ810で回生された電力が充電池830に充電される(電力回生モード)。さらに、急な下り坂等で、回生時よりも大きな制動力を得たい場合には、進行方向(正転方向)とは逆向きの駆動力を発生させ、ブレーキ力をアシストすることも可能である(逆転アシストモード)。制御回路820は、モータの駆動と回生とを制御する回路である。このモータ810としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することが可能である。
C2.変形例2:
上記実施例におけるアシストモータは、正転アシストモードと、逆転アシストモードと、電力回生モードの3つのモードを実現することができたが、上記3つのモードのうち、少なくとも1つのモードを実現することが可能であればよい。
C3.変形例3:
上記実施例におけるセンサ用コイル40は、コイル部41の規定する平面と、電磁コイル11〜14が規定する平面とが平行となるように配置されているが、この代わりに、コイル部41の規定する平面と、電磁コイル11〜14が規定する平面とが交差するように配置する等、任意の向きに配置することが可能である。
C4.変形例4:
上記第2実施例におけるPLL回路307b内の電圧制御発振器312b(図20)としては、出力周波数に応じて電流ゲインを切り替えるVCOの代わりに、本発明の発明者により開示された米国特許第4975662号公報又は米国特許第5185584号公報に記載されているVCO特性を有するVCOを用いることが好ましい。
C5.変形例5.
上記実施例で用いられているバス532,400bは、CPU530で制御されるように説明されているが、このバス532,400bの他に、フィリップス社製I2Cバスのようなシリアル通信バスを用いることも可能である。上記駆動制御回路を半導体集積回路で実現する場合には、このようなシリアル通信バスを用いることが好ましい。
C6.変形例6:
上記実施例では、単相ブラシレスモータについて記載したが、本発明は、2相または3相以上のブラシレスモータにも適用が可能である。
C7.変形例7:
上記実施例では、回転式のモータについて記載したが、本発明は、リニアモータにも適用が可能である。
本発明の一実施例としてのアシストモータシステムの構成を示すブロック図である。 アシストモータシステムに利用される単相ブラシレスモータのモータ本体の構成を示す断面図である。 センサ用コイルの構成を示す説明図である。 磁石列とコイル列の位置関係及び電磁コイルの逆起電力波形とセンサ信号との関係を示す説明図である。 ドライバ回路の内部構成を示している。 ドライバ回路の他の構成を示す説明図である。 電磁コイルの各種の巻き方を示している。 モータ本体の正転アシストモードの場合における正転動作の様子を示す説明図である。 モータ本体のモータ本体の逆転アシストモードの場合における逆転動作の様子を示す説明図である。 駆動制御部の内部構成を示すブロック図である。 センサ信号比較部の内部構成を示すブロック図である。 駆動波形生成部の内部構成を示す回路図である。 駆動波形生成部における各種信号の動作を示すタイミングチャートである。 速度信号生成部の内部構成を示すブロック図である。 PWM制御部の内部構成を示すブロック図である。 PWM制御部における各種信号の動作を示すタイミングチャートである。 正逆方向設定部の内部構成を示す回路図である。 電力回生回路の内部構成を示す回路図である。 第2実施例におけるPWM制御部の内部構成を示すブロック図である。 制御信号生成部の内部構成を示すブロック図である。 アドレス形成部の内部構成を示すブロック図である。 パルス幅設定部の内部構成を示すブロック図である。 PWM信号生成部の内部構成を示すブロック図である。 PWM信号生成部における各種の信号の変化を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車を示す説明図である。
符号の説明
10…ステータ部
11〜14…電磁コイル
20…磁気ヨーク
30…ロータ部
31〜34…永久磁石
36…磁気ヨーク
40…センサ用コイル
41…コイル部
42…アンプ部
100…モータ本体
102…ケーシング
112…回転軸
114…軸受け部
120…回路基板
200…制御回路
220…CPU
222…整流回路
224…スイッチングトランジスタ
230…蓄電器
250…ドライバ回路
250a…第1のブリッジ回路
250b…第2のブリッジ回路
251…トランジスタ
251…トランジスタ
252…トランジスタ
311…レベルシフタ
320…正逆方向指令値記憶部
400…駆動制御部
400b…バス
410…センサ信号比較部
411…上位比較値記憶部
412…下位比較値記憶部
415…比較器
416…比較器
430…駆動波形生成部
435…ANDゲート
436…インバータ
437…NORゲート
450…PWM制御部
450b…PWM制御部
451…分周器
453…パルス幅設定テーブル部
455…カウンタ部
457…ANDゲート
458…ANDゲート
470…正逆方向設定部
471…トランジスタ
476…正逆方向信号生成部
480…リセット信号生成部
490…速度信号生成部
491…カウンタ部
492…カウンタ値記憶部
493…速度値設定テーブル部
500…クロック信号生成部
510…回生制御部
520…電力回生回路
530…CPU
532…バス
540…モード切替スイッチ
600…電源ユニット
300b…制御信号生成部
307b…PLL回路
308b…位相比較器
310b…ループフィルタ
312b…電圧制御発振器
314b…第1分周器
316b…第2分周器
318b…分周値記憶部
330b…アドレス形成部
332b…アドレスカウンタ部
334b…アドレスラッチ
340b…パルス幅設定部
342b…テーブル選択部
344b…第1のテーブル部
346b…第2のテーブル部
348b…第3のテーブル部
350b…PWM信号生成部
352b…カウンタ部
353b…ANDゲート
354b…ANDゲート
800…自転車
810…モータ
820…制御回路
830…充電池

Claims (5)

  1. 電動装置であって、
    複数の電磁コイルを有するコイル列と、
    複数の永久磁石を有する磁石列と、
    前記コイル列と前記磁石列との相対位置を検出するセンサ用コイルと、
    前記センサ用コイルからのセンサ信号に基づいて、前記電磁コイルを駆動する駆動制御部と、
    を備え、
    前記センサ用コイルは、
    (i)前記磁石列の永久磁石間の境界がN極からS極の順序で前記センサ用コイル上を通過する場合には、前記センサ信号として、極性が異なる2つの凸状の波形を1組とする第1の波形を出力し、
    (ii)前記磁石列の永久磁石間の境界がS極からN極の順序で前記センサ用コイル上を通過する場合には、前記センサ信号として、前記第1の波形とは極性が逆の順序となる2つの凸状の波形を1組とする第2の波形を出力し、
    前記駆動制御部は、前記センサ信号の前記第1と第2の波形に基づいて前記電磁コイルを励磁させる期間を制御する、電動装置。
  2. 請求項1記載の電動装置であって、
    前記駆動制御部は、前記センサ信号の第1の波形から第2の波形までの期間を、前記電磁コイルを第1の向きに励磁する第1励磁期間として定め、前記センサ信号の第2の波形から第1の波形までの期間を、前記電磁コイルを前記第1の向きとは逆の第2の向きに励磁する第2励磁期間として定める、電動装置。
  3. 請求項1または2記載の電動装置であって、
    前記センサ信号の前記第1と第2の波形の振幅は、前記コイル列と前記磁石列の相対速度の上昇に伴って増大し、
    前記駆動制御部は、前記センサ信号の前記第1と第2の波形の振幅が所定の閾値を超えるまでは前記電磁コイルを励磁せず、前記センサ信号の振幅が所定の閾値を超えたときに前記電磁コイルの励磁を開始する、電動装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電動装置を備える、移動体。
  5. 複数の電磁コイルを有するコイル列と、複数の永久磁石を有する磁石列と、前記コイル列と前記磁石列との相対位置を検出するセンサ用コイルと、を備える電動装置を駆動するための回路であって、
    前記センサ用コイルは、
    (i)前記磁石列の永久磁石間の境界がN極からS極の順序で前記センサ用コイル上を通過する場合には、前記センサ信号として、極性が異なる2つの凸状の波形を1組とする第1の波形を出力し、
    (ii)前記磁石列の永久磁石間の境界がS極からN極の順序で前記センサ用コイル上を通過する場合には、前記センサ信号として、前記第1の波形とは極性が逆の順序となる2つの凸状の波形を1組とする第2の波形を出力し、
    前記回路は、前記センサ信号の前記第1と第2の波形に基づいて前記電磁コイルを励磁させる期間を制御する、回路。
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