JP2009100456A - ビデオ・オーディオ出力装置および記録媒体 - Google Patents

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崇行 松井
Kohei Hashiguchi
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Abstract

【課題】メディアドライブとチューナとの切り替えや異種メディアの交換などの入力切替処理を映像の乱れなく迅速に実現する。
【解決手段】第2のクロック生成器20が、第1のクロック生成器17とは別に、独自に、HDMI信号の解像度に対応した第3のクロック信号を生成してHDMI出力器16に供給する。HDMI出力器16が、第2のクロック生成器20から供給される第3のクロック信号に従ってHDMI信号の出力動作を行う。フォーマット変換器13は、変動する入力解像度を、固定化されたHDMI出力器16での出力解像度に合わせて、解像度変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、DVDプレーヤ、DVDレコーダ、BD(Blu-ray Disc)レコーダなどとデジタルTVなどの受信機器間を接続する場合にデジタル信号出力可能なビデオ・オーディオ出力装置、ビデオ・オーディオ出力装置制御用プログラムおよび解像度変換方法に関する。
図6は従来の技術におけるビデオ・オーディオ出力装置BとHDMI(High Definition Multimedia Interface)接続された受信機器30のシステムの概略構成を示す。ビデオ・オーディオ出力装置Bと受信機器30はHDMIケーブル40で接続されている。ビデオ・オーディオ出力装置B内のHDMI送信装置10は、入力されたビデオデータおよびオーディオデータをHDMIケーブル40経由で受信機器30に送信する。
ビデオ・オーディオ出力装置Bは、チューナ1と、DVDドライブ2と、B/E LSI内蔵のCPU3と、HDMI送信装置10とを備える。HDMI送信装置10は、チューナ1やDVDドライブ2からCPU3を介して入力されてくるビデオデータが入力されるビデオ入力器11と、ビデオデータのカラースペース(CS)変換を行うCS変換器22と、チューナ1やDVDドライブ2からCPU3を介して供給されるオーディオデータが入力されるオーディオ入力器12と、ビデオ入力器11から入力されるビデオデータとオーディオ入力器12から入力されるオーディオデータとを同期させて合成するビデオ・オーディオ合成器14と、ビデオ・オーディオ合成データを暗号化する暗号化器15と、ビデオ・オーディオ合成データをHDMI信号に変換して外部に出力するHDMI出力器16と、ビデオ入力器11においてビデオデータと同期して入力されたクロック信号CK0から出力用クロック信号CK1を生成するクロック生成器17と、CPU3からの設定要求を受け、各部の動作モードを切り替えるレジスタ18とを備える。
HDMI送信装置10では、ビデオ入力器11に入力されるクロック信号CK0に基づいて出力用クロック信号CK1が生成されるため、ビデオデータの解像度が変動すると出力用クロック信号CK1も変動する。特にHDMI機器のようなデジタル信号を暗号化して出力するHDMI送信装置では、出力ビデオデータ(HDMI信号)のクロックが乱れると、出力映像が顕著に乱れる。そこでこのような不都合を回避するために、従来のHDMI送信装置では、HDMI信号の出力を一時停止したうえで再度出力を開始した後に、接続機器との再認証が行われる。
次に、従来のHDMI送信装置10において、DVDドライブ2とチューナ1との切り替えや異種DVDの交換などの入力切替処理時のシーケンス動作を図7を参照して説明する。以下の説明では、上記入力切替処理の直前においては、DVDドライブ2が出力するビデオデータが、1080Pの解像度(クロック信号は148.352MHz)でビデオ入力器11に入力されたうえで、HDMI出力器16から出力されていた、とする。
この状態でビデオデータの供給源がDVDドライブ2からチューナ1に切り替えられる処理が発生すると、CPU3はHDMI送信装置10内のレジスタ18に入力切替処理を要求する。するとそれに応じてレジスタ18がHDMI出力器16に出力停止を通知する(N1)。出力停止後に、著作権保護にかかわるHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection System)の暗号化がOFFにされて、暗号化器15が初期状態にされる(N2)。次いで、CPU3が入力切替処理(DVDドライブ→チューナ)を行う(N3)。次いで、CPU3はレジスタ18に入力切替処理後におけるビデオデータの解像度を設定する(N4)。ここでは1080iの解像度(クロック信号は約74.176MHz)が設定される。次いで、ビデオデータの出力が開始されたことがレジスタ18経由でHDMI出力器16に通知される(N5)。その後、接続機器である受信機器30とビデオ・オーディオ出力装置Bとの間で認証処理が行われるとともに、暗号化器15でビデオ・オーディオ合成データの暗号化が開始される(N6)。次いで、レジスタ18経由でHDMI出力器16にHDMI信号の出力ミュート解除が通知される(N7)。受信機器30側での映像の切り替わりが完了するまでの時間区間(Tb+Tc)はシステムによって異なるが、通常、数秒間となる。
なお、前述した不都合(HDMI信号のおけるクロックの乱れが出力映像に顕著に乱れること)については、特許文献1において、出力解像度を最高解像度に固定する方法について概要が記載されているが、この文献には具体的な実施例が開示されていない。
次に、従来のHDMI送信装置において、入力カラースペース切替時のシーケンス動作を図9を参照して説明する。以下の説明では、入力カラースペース切替処理の直前においては、DVDドライブ2が出力するビデオデータが、RGB信号としてビデオ入力器11に入力されたうえで、CS変換器22でカラースペース変換(RGB→YCbCr)されて、HDMI出力器16から出力されていた、とする。
この状態でDVDドライブ2における再生メディア入れ替え等の変更に伴ってビデオデータにおいてカラースペースの切替が発生すると、CPU3は、HDMI送信装置10内のレジスタ18に入力切替処理を要求する。これに応じてレジスタ18は、HDMI出力器16に出力停止を通知する(Q1)。出力停止後に、HDCPの暗号化がOFFにされて、暗号化器15が初期状態にされる(Q2)。次いで、CPU3側で入力切替処理(RGB→YCbCr)が行われる(Q3)。次いで、レジスタ18に入力切替処理後のカラースペース(ここではYCbCr)が設定される(Q4)。次いで、レジスタ18経由でHDMI出力器16にHDMI信号の出力再開が通知される(Q5)。その後、接続機器である受信機器30との間で認証処理が行われたうえで、暗号化器15がビデオ・オーディオ合成データの暗号化を開始する(Q6)。次いで、レジスタ18経由でHDMI出力器16にHDMI信号の出力ミュートの解除が通知される(Q7)。受信機器30側でカラースペース切替に起因する映像の切り替わりが完了するまでの時間区間(Tg+Th)はシステムによって異なるが、通常、数秒間となる。
特開2007−89013号
従来のHDMI送信装置10においては、入力されてくるクロック信号CK0からビデオ出力用クロック信号CK1が生成されるため、入力されるビデオデータの解像度が変動すると、これに伴って出力用クロック信号CK1が変動する。そのため、HDMI送信装置10に接続される受信機器30側では映像に乱れが生じる。このような不都合を回避するには、従来では、HDMIケーブル40への出力を一時停止しなければならなかった。特にHDMI機器のようなデジタル信号を暗号化して出力するHDMI送信装置10では、出力用クロック信号CK1が乱れると、ピクセルクロックごとの暗号化のために実施する認証にずれが発生して、受信機器30側での出力映像の乱れが顕著になる。そのため出力を一時停止したうえで、入力ビデオ解像度が変動した後に、再度出力を開始して接続機器との間で再認証を行わなければならず、再出画までに数秒間時間を要していた。
したがって、本発明の主たる目的は、メディアドライブとチューナとの切り替えや異種メディアの交換などの入力切替処理に際して、映像の乱れなく迅速に入力切替処理を実現することである。
上述した課題を解決するために本発明は、以下の構成を備える。
(1)本発明によるHDMI送信装置は、
第1のビデオデータと前記第1のビデオデータに同期する第1のクロック信号とが入力されるビデオ入力器と、
前記ビデオ入力器に入力された前記第1のビデオデータを、解像度変換して第2のビデオデータを生成するフォーマット変換器と、
前記第2のビデオデータをHDMI信号に変換するHDMI変換器と、
前記ビデオ入力器に入力された前記第1のクロック信号に基づいて、前記第2のビデオデータの解像度に対応する周波数を有する第2のクロック信号を生成して前記フォーマット変換器および前記HDMI変換器に供給する第1のクロック生成器と、
前記HDMI信号の解像度に対応する周波数を有する第3のクロック信号を生成して、前記HDMI変換器に供給する第2のクロック生成器と、
を備え、
前記フォーマット変換器は、前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号とに基づいて前記第1のビデオデータを前記第2のビデオデータに変換し、
前記HDMI変換器は、前記第2のクロック信号と前記第3のクロック信号とに基づいて前記第2のビデオデータを前記HDMI信号に変換する。
第1のクロック生成器が生成する第2のクロック信号は、第1のビデオデータに同期する状態でビデオ入力器に入力される第1のクロック信号から生成されるものであるので、メディアドライブとチューナとの切り替えや異種メディアの交換などの入力切替処理に起因して第1のビデオデータの解像度に変動が生じると、結果的に第2のクロック信号の周波数も変動する。このようにして周波数変動する第2のクロック信号を用いてHDMI変換器が第2のビデオデータ(HDMI信号)を出力するとなると、入力切替処理前における受信機器側の出力解像度との間に不一致が生じて映像が乱れる。
これに対して、本発明では、その対策として2つの構成要素を設けている。1つは第2のクロック生成器であり、もう1つはフォーマット変換器である。第2のクロック生成器は、第1のクロック生成器とは別に、独自に、HDMI信号の解像度に対応した第2のクロック信号を生成してHDMI出力器に供給する。これにより、HDMI出力器は、従来技術とは異なって、周波数変化するクロック信号から切り離されたものになる。HDMI出力器は、第2のクロック生成器から供給される第3のクロック信号に従ってHDMI信号の出力動作を行う。HDMI信号は、解像度変換前と解像度変換後とで変わらない。つまり、出力解像度は固定化しているということである。
出力解像度は固定化している一方、入力解像度は変動するので、変動する入力解像度を固定の出力解像度に変換する必要がある。この変換のために、フォーマット変換器を設けているのである。フォーマット変換器は、変動する入力解像度を、固定化されたHDMI出力器での出力解像度に合わせて、解像度変換する。
以上の結果、メディアドライブとチューナとの切り替えや異種メディアの交換などの入力切替処理時において、この入力切替処理に起因して入力解像度が変動しても、出力解像度に変動はなく、HDMI送信装置と受信機器との接続関係や認証関係に不整合が生じない。よって、HDMI送信装置から受信機器へのHDMI信号の出力停止を行う必要がなく、出力再開も再認証が不要となる。したがって、入力切替処理に際して、映像の乱れなく迅速に入力切替処理を実現することが可能となる。
(2)本発明のHDMI送信装置は、
前記HDMI変換器は、
前記第2のビデオデータのカラースペースを所望のカラースペースに変換するカラースペース変換器と、
カラースペース変換後の前記第2のビデオデータを前記HDMI信号に変換するHDMI出力器と、
を備え、
前記第2のクロック信号は、前記フォーマット変換器および前記カラースペース変換器に供給され、
前記第3のクロック信号は、前記HDMI出力器に供給される、
のが好ましい。
(3)また、本発明においては、前記HDMI信号の送信先である受信機器からその受信能力情報を取得する受信能力情報取得器と、
前記受信能力情報取得器が取得した前記受信能力情報を解析して前記受信機器で受信可能な最大解像度を割り出す受信能力解析器と、
前記受信能力解析器が割り出した前記最大解像度を前記フォーマット変換器および前記HDMI出力器に設定する解像度設定器とを、
さらに備える、
という態様がある。
この態様では、受信能力情報取得器が受信機器からその受信能力情報を取得したうえで、受信能力解析器が取得した受信能力情報を解析して受信可能な最大解像度を割り出す。さらに、解像度設定器は受信可能な最大解像度をフォーマット変換器およびHDMI出力器に設定する。これにより、フォーマット変換器およびHDMI出力器に、最大解像度を自動的に設定することが可能となる。なお、受信能力情報については、一例としてEDID(Extended Display Identification Data)を挙げることができる。
(4)本発明のHDMI送信装置には、
当該ビデオ・オーディオ出力装置は、オーディオデータが入力されるオーディオ入力器をさらに備え、
前記HDMI変換器は、前記第2のビデオデータと前記オーディオデータとを前記第3のクロック信号に同期して合成してビデオ・オーディオ合成データを生成するビデオ・オーディオ合成器と、
をさらに備え、
前記HDMI出力器は、前記ビデオ・オーディオ合成データを前記HDMI信号に変換する、
という態様がある。
この態様によれば、ビデオデータだけでなくオーディオデータも扱う仕様においても、受信機器で映像および音声の乱れなくHDMI信号を迅速に出力することが可能となる。
(5)本発明には、
前記HDMI変換器は、前記第2のビデオデータを前記第2のクロック信号に同期して暗号化する暗号化器を、
さらに備え、
前記HDMI出力器は、暗号化された前記第2のビデオデータを前記HDMI信号に変換する、
という態様がある。
この態様によれば、第2のビデオデータが暗号化器によって暗号化されたうえで、暗号化された第2のビデオデータがHDMI出力器でHDMI信号に変換されたうえで、変換により生成されたHDMI信号が受信機器に出力される。受信機器では、HDMI信号(暗号化された第2のビデオデータ)が復号されて表示される。ここで、暗号化処理が第3のクロック信号に同期しているとともに、出力解像度が不変であって第3のクロック信号が固定である。そのため、暗号化された第2のビデオデータを扱うにもかかわらず、入力切替処理に際して出力映像に乱れを生じさせることなく迅速にHDMI信号を出力することが可能となる。
(6)本発明には、
前記ビデオ・オーディオ合成データを前記第3のクロック信号に同期して暗号化する暗号化器を、
さらに備え、
前記HDMI出力器は、暗号化された前記ビデオ・オーディオ合成データを前記HDMI信号に変換する、
という態様がある。
この態様によれば、ビデオ・オーディオ合成データが暗号化器によって暗号化されたうえで、HDMI出力器からHDMI信号として受信機器に出力される。受信機器では、暗号化されたビデオ・オーディオ合成データからなるHDMI信号を復号して分離することで、ビデオデータとオーディオデータとが生成されるが、ビデオ・オーディオ合成データの暗号化処理が第2のクロック信号に同期しているとともに、出力解像度が不変で第3のクロック信号が固定であるので、暗号化されたビデオ・オーディオ合成データを扱うにもかかわらず、入力切替処理に際して、出力映像に乱れを生じさせることなく迅速にHDMI信号を出力することが可能となる。
(7)本発明のビデオ・オーディオ出力装置の制御方法は、
解像度変化を伴う入力切替処理に際して、前記HDMI出力器のミュートを指示するステップと、
前記ビデオ入力器において解像度変化を伴う入力切替処理を行うステップと、
前記ビデオ入力器からのビデオデータに対して前記フォーマット変換器によって出力解像度は元のまま入力切替処理後の新入力解像度から前記元と同じ出力解像度への解像度変換を行うステップと、
解像度変換の完了後に前記HDMI出力器のミュートを解除して出力を再開するステップと、
を含む。
このビデオ・オーディオ出力装置の制御方法においては、第1のビデオデータの解像度が変動しても第2のビデオデータ(HDMI信号)の解像度は変動しないようになっている。したがって、本発明のビデオ・オーディオ出力装置による作用効果を発揮可能な制御を行うことが可能となる。
(8)本発明のビデオ・オーディオ出力装置の制御方法は、
解像度変動を伴う前記第1のビデオデータの入力切替が前記ビデオ入力器に生じると、切替後の前記第1のビデオデータが前記ビデオ入力器から出力されるのに先だって、前記HDMI信号の出力ミュート指示を前記HDMI出力器に行うステップと、
切替後の前記第1のビデオデータを前記ビデオ入力器から出力するステップと、
前記ビデオ入力器から出力された切替後の前記第1のビデオデータから、切替前の前記第1のビデオデータから生成されていた切替前の前記第2のビデオデータと同じ解像度を有する切替後の前記第2のビデオデータを、前記フォーマット変換器で生成するステップと、
前記ビデオ・オーディオ合成器で、切替後の前記第2のビデオデータと前記オーディオデータとを前記第3のクロック信号に同期して合成して切替後の前記ビデオ・オーディオ合成データを生成するステップと、
切替後の前記ビデオ・オーディオ合成データを前記暗号化器によって暗号化するステップと、
前記HDMI出力器の出力ミュートを解除したうえで、暗号化された切替後の前記ビデオ・オーディオ合成データから切替後の前記HDMI信号を、前記HDMI出力器で生成して出力するステップと、
を含む。
このビデオ・オーディオ出力装置の制御方法においては、ビデオ入力器に入力される第1のビデオデータの解像度が変動しても第2のビデオデータ(HDMI信号)の解像度は変動しないようになっている。さらには、暗号化されたHDMI信号の送信であるにもかかわらず、受信機器との間で再認証を実施する必要がない。したがって、本発明のビデオ・オーディオ出力装置による作用効果を発揮可能な制御を行うことが可能となる。
(9)本発明のビデオ・オーディオ出力装置の制御方法は、
カラースペース変動を伴う前記第1のビデオデータの入力切替が前記ビデオ入力器に生じると、切替後の前記第1のビデオデータが前記ビデオ入力器から出力されるのに先だって、前記HDMI信号の出力ミュート指示を前記HDMI出力器に行うステップと、
切替後の前記第1のビデオデータを前記ビデオ入力器から出力するステップと、
前記ビデオ入力器から出力された切替後の前記第1のビデオデータから、切替前の前記第1のビデオデータから生成されていた切替前の前記第2のビデオデータと同じカラースペースを有する切替後の前記第2のビデオデータを、前記カラースペース変換器で生成するステップと、
前記HDMI出力器の出力ミュートを解除したうえで、切替後の前記第2のビデオデータから切替後の前記HDMI信号を、前記HDMI出力器で生成して出力するステップと、
を含む。
このビデオ・オーディオ出力装置の制御方法においては、第1のビデオデータのカラースペースが変動しても第2のビデオデータ(HDMI信号)のカラースペースは変動しないようになっている。したがって、本発明のビデオ・オーディオ出力装置による作用効果を発揮可能な制御を行うことが可能となる。
(10)本発明のビデオ・オーディオ出力装置の制御方法は、
カラースペース変動を伴う前記第1のビデオデータの入力切替が前記ビデオ入力器に生じると、切替後の前記第1のビデオデータが前記ビデオ入力器から出力されるのに先だって、前記HDMI信号の出力ミュート指示を前記HDMI出力器に行うステップと、
切替後の前記第1のビデオデータを前記ビデオ入力器から出力するステップと、
前記ビデオ入力器から出力された切替後の前記第1のビデオデータから、切替前の前記第1のビデオデータから生成されていた切替前の前記第2のビデオデータと同じカラースペースを有する切替後の前記第2のビデオデータを、前記カラースペース変換器で生成するステップと、
切替後の前記第2のビデオデータを前記暗号化器によって暗号化するステップと、
前記HDMI出力器の出力ミュートを解除したうえで、暗号化された切替後の前記第2のビデオデータから切替後の前記HDMI信号を、前記HDMI出力器で生成して出力するステップと、
を含む。
このHDMI送信装置制御用プログラムにおいては、ビデオ入力器に入力されるビデオデータの入力カラーフォーマットが変動しても出力カラースペースは変更しないようになっており、そして暗号化を伴うHDMI信号送信であるにもかかわらず、受信機器との再認証を行わないようになっており、対応する上記のHDMI送信装置による作用効果を発揮する制御が可能となる。
本発明によれば、メディアドライブとチューナとの切り替えや異種メディアの交換などの入力切替処理時において、この入力切替処理に起因して第2のビデオデータの解像度が変動しても、第2のビデオデータ(HDMI信号)の解像度に変動は生じない。そのため、HDMI送信装置と受信機器との間の接続関係や認証関係に不整合は発生しなくなる。これにより、HDMI送信装置から受信機器にHDMI信号を出力する動作においてその動作を停止する必要性も、出力再開時において再認証を行う必要性もなくなる。その結果として、映像の乱れを生じさせることなく迅速に入力切替処理を実現することができる。特に暗号化ビデオデータを扱う場合に再認証を省略できることは、入力切替処理を迅速に遂行する上できわめて有利となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかわるHDMI送信装置の第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態は、入力される第1のビデオデータの解像度が変動しても受信機器との再認証を行わない態様のHDMI送信装置に関してのものである。ここでのHDMI送信装置は、ビデオ送信とオーディオ送信を兼ねている。
図1は本発明の実施の形態1におけるHDMI送信装置を含むビデオ・オーディオ出力装置Aと、これにHDMI接続された受信機器30とからなるシステムの概略構成を示すシステム構成図である。ビデオ・オーディオ出力装置Aと受信機器30とはHDMIケーブル40で接続されている。ビデオ・オーディオ出力装置A内のHDMI送信装置10は、入力されたビデオデータおよびオーディオデータをHDMIケーブル40経由で受信機器30に送信する。
本実施の形態のビデオ・オーディオ出力装置Aは、チューナ1と、DVDドライブ2と、B/E LSI内蔵のCPU3と、HDMI送信装置10とを備える。HDMI送信装置10は、ビデオ入力器11と、オーディオ入力器12と、フォーマット変換器13と、HDMI変換器23と、第1のクロック生成器17と、レジスタ18と、内部の発振器(OSC)19と、第2のクロック生成器20とを備える。HDMI変換器23は、CS変換器22と、ビデオ・オーディオ合成器14と、暗号化器15と、HDMI出力器16とを備える。
ビデオ入力器11には、チューナ1やDVDドライブ2からCPU3を介して送出されてくる第1のビデオデータが入力される。オーディオ入力器12には、チューナ1やDVDドライブ2からCPU3を介して送出されてくるオーディオデータが入力される。フォーマット変換器13は、ビデオ入力器11から出力される第1のビデオデータを所望の出力解像度に変換することで第2のビデオデータを生成する。CS変換器22は、フォーマット変換器13から供給されている第2のビデオデータをそのカラースペースを所望の出力カラースペースに変換したうえで出力する。ビデオ・オーディオ合成器14は、CS変換器22から供給されるカラースペース変換後の第2のビデオデータとオーディオ入力器12から供給されるオーディオデータとを同期させて合成する。暗号化器15は、ビデオ・オーディオ合成器14で合成されたビデオ・オーディオ合成データを暗号化する。HDMI出力器16は、暗号化器15が出力する暗号化されたビデオ・オーディオ合成データをHDMI信号に変換して外部に出力する。第1のクロック生成器17は、ビデオ入力器11において第1のビデオデータと同期して入力される第1のクロック信号CK0に基づいて、フォーマット変換器13による変換後の解像度に対応する周波数の第2のクロック信号CK1を生成したうえで、生成した第2のクロック信号CK1をフォーマット変換器13、CS変換器22およびビデオ・オーディオ合成器14に供給する。レジスタ18は、CPU3からの設定要求を受けて各部の動作モードを切り替える。第2のクロック生成器20は、発振器19が出力する発振信号Sfに基づいて、HDMI出力器16における出力解像度に対応した周波数を有する第3のクロック信号CK2を生成したうえで、生成した第3のクロック信号CK2をCS変換器22、ビデオ・オーディオ合成器14、暗号化器15およびHDMI出力器16に供給する。31は受信機器30に内蔵されたHDMI受信装置である。
ビデオ入力器11に入力される第1のビデオデータでは、DVDドライブ2とチューナ1との切り替えや異種DVDの交換などの入力切替処理に際してその入力解像度が変動することがあるが、フォーマット変換器13は、その入力解像度の変動にかかわらず、第1のビデオデータを常に一定の出力解像度に変換することで第2のビデオデータを生成するように構成されている。例えば、第2のビデオデータの出力解像度があらかじめ1080Pに設定されているときは、入力切替処理にかかわらず第2のビデオデータの出力解像度は常に1080Pである。入力切替処理に伴って第1のビデオデータの入力解像度が1080Pから1080iに変動すると、フォーマット変換器13の処理では、1080P→1080Pの解像度変換から1080i→1080Pの解像度変換に変更される。これにより第2のビデオデータの出力解像度が一定不変に維持される。なお、1080PにおけるPはプログレッシブ方式を表し、1080iにおけるiは、インターレース方式を表している。
第2のクロック生成器20は、第1のクロック生成器17から独立して第3のクロック信号を生成している。具体的には第2のクロック生成器20は、発振器19の発振信号Sfに基づいて第3のクロック信号CK2を生成している。第3のクロック信号CK2の周波数はHDMI出力器16の出力解像度(固定)に対応したものであって、入力切替処理にかかわらず、その周波数は常に一定である。この周波数一定の第3のクロック信号CK2は、ビデオ・オーディオ合成器14、暗号化器15およびHDMI出力器16に供給される。結果として、HDMI出力器16は、従来技術とは異なって、周波数変化する第2のクロック信号CK1から切り離されたものになる。HDMI出力器16は、第2のクロック生成器20から供給される第3のクロック信号CK2(第2のクロック信号CK1から独立して生成される)に従ってHDMI信号の出力動作を行う。
第1のビデオデータの入力解像度が変動するのに対して第2のビデオデータやHDMI信号の出力解像度は固定されているので、変動する第1のビデオデータの入力解像度を固定された第2のビデオデータやHDMI信号の出力解像度に変換する必要がある。この変換のために、フォーマット変換器13が設けられている。フォーマット変換器13は、変動する第1のビデオデータの入力解像度を、固定化されたHDMI出力器16での出力解像度(第2のビデオデータやHDMI信号の解像度)と一致するように変換する。
以上の構成を備えているので、DVDドライブ2とチューナ1との切り替えや異種DVDの交換などの入力切替処理時において、入力切替処理に起因して入力解像度(第1のビデオデータの解像度)が変動しても、出力解像度(HDMI信号の解像度)は変動しない。したがって、HDMI送信装置10と受信機器30とにおける接続関係や認証関係に不整合が発生しない。そのため、HDMI送信装置10から受信機器30に出力しているHDMI信号を一時停止する必要がなくなるうえに、出力再開も再認証も必要なくなる。したがって、入力切替処理を、映像の乱れを生じさせることなく迅速に実現することが可能となる。すなわち、従来切り替わった映像が再出画されるまで数秒かかっていた待ち時間がなくなって、瞬時に切り替わった映像を出画することが可能となる。
次に、上記のように構成された本実施の形態のビデオ・オーディオ出力装置Aの入力切替処理時(DVDドライブ2→チューナ1)の動作シーケンスを図2を参照して説明する。以下の説明では、入力切替処理前において、DVDドライブ2から供給される第1のビデオデータは1080Pの解像度の特性を有した状態でビデオ入力器11に入力され、所定の処理を経たのちHDMI出力器16から出力されているものとする。
DVDドライブ2からチューナ1に入力が切り替えられる処理が発生すると、CPU3は、レジスタ18に入力切替処理を指示し、HDMI出力器16に出力ミュートを通知する(S1)。次いで、CPU3は入力切替処理(DVDドライブ2→チューナ1)を行う(S2)。次いで、CPU3はレジスタ18に入出力解像度が1080P→1080Pから1080i→1080Pに変更となったことを通知する。フォーマット変換器13は、フォーマット変換器13に通知された入出力解像度をレジスタ18から読み出したうえで、読み出した入出力解像度に則したフォーマット変換(この場合は1080i→1080P)を行う(S3)。ここで、出力の解像度(HDMI信号の解像度)は固定されているが、入力解像度(第1のビデオデータの解像度)が変動しているので、フォーマット変換器13は、変動する入力解像度を固定の出力解像度に変換する処理を行う。次いで、CPU3はレジスタ18経由でHDMI出力器16にHDMI信号の出力ミュート解除を通知する(S4)。
本実施の形態において、映像切替処理が完了するまでの区間Tfは、システムによって異なるが、数100msに短縮が可能となる(ちなみに、図7の従来技術の場合は数秒)。チューナ1からDVDドライブ2への切り替えに対しても、上記と同様に有効である。また、CPU3からフォーマット変換器13に指示される第2のビデオデータの解像度(1080P)は固定されているため、DVDドライブ2から1080P以外の解像度を有する第1のビデオデータがHDMI送信装置10に入力される場合も、上記と同様に有効である。また、DVDドライブ2のメディアを入れ替えた結果、HDMI送信装置10に入力される第1のビデオデータの解像度の設定が変わった場合でも、フォーマット変換器13における第2のビデオデータの出力解像度の設定が固定されているため、上記と同様に有効である。さらに暗号化器15が常にOFF状態の場合でも、上記と同様に有効である。
なお、図1はDVDドライブ2とチューナ1とがある構成であるが、DVDドライブ2のみまたはチューナ1のみの構成でも、上記と同様に有効である。なお、フォーマット変換器13において第2のビデオデータの出力解像度が固定されているため、B/E LSIのようなビデオ出力可能なLSIが複数設けられた構成において、第1のビデオデータがビデオ入力器11に切り替えられて入力される構成であっても、上記と同様に有効である。また、発振器19はHDMI送信装置10の内部にあってもよい。また、発振器19はCPU3に入力するクロックと同じクロックであることが望ましい。また、HDMI送信装置10にオーディオ入力器12がないビデオ出力のみの構成であってもよい。また、暗号化器15がHDMI送信装置10内にない構成であってもよい。また、CPU3がHDMI送信装置10内にあってもよく、HDMI送信装置10はLSIなどのハードウェアで実現してもよい。したがって、CPU3およびHDMI送信装置10が1チップで実現されていてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、受信側が受信可能な最高解像度を出力する場合のHDMI送信装置に関するものである。図3は本発明の実施の形態2におけるHDMI送信装置を含むビデオ・オーディオ出力装置AとこれにHDMI接続された受信機器30とからなるシステムの概略構成を示すシステム構成図である。図3において、実施の形態1(図1)におけるのと同じ符号は同一構成要素を指している。本実施の形態に特有の構成は、次のとおりである。
32は受信機器30の内部に設けられ、受信機器30の解像度等の受信能力を記述したEDID(Extended Display Identification Data)である。詳細にいえばEDID32は、映像フォーマット、解像度、アスペクト比、フレーム周波数、カラースペース(色空間)、音声タイプ、音声サンプリング周波数、音声量子化ビット数などを含んでいる。21はプラグアンドプレイ動作や著作権保護のHDCPの認証動作に用いられる情報を送受信するための低速の双方向バスであるDDC(Display Data Channel)ブロックである。EDID32はHDMI受信装置31からHDMIケーブル40を介してDDCブロック21に送出される。さらに、EDID32はDDCブロック21からレジスタ18経由でCPU3に送られる。CPU3は、取得したEDID32の内容を、内蔵のプログラム24を用いて解析することで、受信機器30で受信可能な解像度を把握する。EDID32の解析の結果、受信機器30で受信可能な解像度が、例えば480P、720P、1080i、1080Pの4種類であれば、CPU3は、最高解像度として常時1080Pを選択するものとする。本実施の形態では、DDCブロック21が受信能力情報取得器に相当し、CPU3が受信能力解析器に相当し、レジスタ18が解像度設定器に相当する。その他の構成については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
図4は本実施の形態におけるビデオ・オーディオ出力装置Aが出力する解像度選択メニューの一例である。取得したEDID32を解析して受信能力を図4のようにユーザに表示する。AUTOを選択した場合は、常時最高解像度を選択するものとする。また、ユーザにより所望の解像度を固定させてもよい。例えば1080i選択時は、入力切替処理により第1のビデオデータの解像度が変更されても、第2のビデオデータやHDMI信号の解像度(出力解像度)は前回ユーザにより設定された解像度1080iに常時固定される。
次に、CPU3に内蔵されたプログラム24の動作を、図5のフローチャートを参照して説明する。プログラム24は、記録媒体に保存されたうえでCPU3にインストールされる。まず、ステップn1において、ビデオ・オーディオ出力装置AのHDMI送信装置10と受信機器30とがHDMIケーブル40で接続状態になったことが確認される。次いでステップn2において、受信機器30内のEDID32が取得されてその解析が行われる。次いでステップn3において、入力映像(第1のビデオデータ)の準備ができたうえでその入力映像がHDMI送信装置10に入力されているか否かが確認される。次いでステップn4において、ステップn2によるEDID解析の結果得られる最高解像度が選択されてフォーマット変換が行われたうえで、ミュート状態にあるHDMI信号の出力が開始される。なお、ここの処理では、最高解像度以外の、前回ユーザにより出力選択されていた解像度が選択されてもよい。次いでステップn5において、受信機器30が著作権保護にかかわるHDCP対応機器であるか否かが判別される。HDCP対応機器であれば、ステップn6に進んで、HDCP認証処理が行われる。次いでステップn7において、出力ミュートが解除されて、ステップn4により決定された出力解像度でHDMI信号が出力される。次いでステップn8において、ユーザからのメニュー選択において現状のHDMI信号の出力状態におけるHDMI信号の出力解像度の変更要求があるか否かが判断される。変更がなければステップn9に進み、変更があればステップn12に進む。出力解像度の変更がなくてステップn9に進むと、ここでは、入力切替処理が発生したか否かが判断される。入力切替処理を確認できなければHDMI信号の出力再開(ミュート解除)のステップn7に進み、確認できればステップn10に進む。出力解像度の変更がなくかつ入力切替処理が発生したことが確認された場合に進むステップn10では、HDMI信号の出力ミュートが行われる。次いでステップn11において、第1のビデオデータのフォーマット変換(第2のビデオデータならびにHDMI信号の生成)が実施されたうえで、HDMI信号の出力再開(ミュート解除)のステップn7に進む。ステップn10においてHDMI信号の出力ミュートが実施される時間区間は、図2におけるTf区間に相当する。ステップn8で出力解像度(HDMI信号の解像度)変更有りと判断される場合にはステップn12に進む。ステップn12では、HDMI信号の出力が停止される。ステップn12でHDMI信号の出力が停止されたのち、ステップn3の入力準備判定に戻り、再度出力設定(ステップn4)が行われる。以上のプログラム24が実施されることにより、入力切替処理時には、瞬時に出力映像が出力される。なお、ステップn12におけるHDMI信号の出力停止がなされた後に、ステップn4の出力設定処理に遷移してもよい。また、暗号化器15がない構成であっても、図5のフローチャートからステップn5のHDCP対応と、ステップn6のHDCP認証を省略すれば、上記と同様に有効である。また、CPU3がHDMI送信装置10内にあってもよく、HDMI送信装置10はLSIなどのハードウェアで実現してもよい。したがって、CPU3およびHDMI送信装置10が1チップで実現されていてもよい。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、第1のビデオデータのカラースペースが変動しても受信機器との再認証を行わない態様のHDMI送信装置に関するものである。ここでのHDMI送信装置は、ビデオ送信とオーディオ送信を兼ねている。図3は本発明の実施の形態3におけるHDMI送信装置を含むビデオ・オーディオ出力装置AとこれにHDMI接続された受信機器30とからなるシステムの概略構成を示すシステム構成図である。ビデオ・オーディオ出力装置Aと受信機器30とはHDMIケーブル40で接続されている。ビデオ・オーディオ出力装置A内のHDMI送信装置10は、入力された第1のビデオデータおよびオーディオデータを合成して、HDMI信号を生成したうえで、そのHDMI信号をHDMIケーブル40経由で受信機器30に送信する。
本実施の形態のビデオ・オーディオ出力装置Aは、チューナ1と、DVDドライブ2と、B/E LSI内蔵のCPU3と、HDMI送信装置10とを備える。HDMI送信装置10は、ビデオ入力器11と、オーディオ入力器12と、フォーマット変換器13と、HDMI変換器23と、第1のクロック生成器17と、レジスタ18と、内部の発振器(OSC)19と、第2のクロック生成器20とを備える。HDMI変換器23は、CS変換器22と、ビデオ・オーディオ合成器14と、暗号化器15と、HDMI出力器16とを備える。
ビデオ入力器11には、チューナ1やDVDドライブ2からCPU3を介して送出されてくる第1のビデオデータが入力される。オーディオ入力器12には、チューナ1やDVDドライブ2からCPU3を介して送出されてくるオーディオデータが入力される。フォーマット変換器13は、ビデオ入力器11から出力される第1のビデオデータを所望の解像度に変換することで第2のビデオデータを生成する。CS変換器22は、フォーマット変換器13から供給される第2のビデオデータをそのカラースペースを所望の出力カラースペースに変換したうえで出力する。ビデオ・オーディオ合成器14は、CS変換器22から供給されるカラースペース変換後の第2のビデオデータとオーディオ入力器12から供給されるオーディオデータとを同期して合成する。暗号化器15は、ビデオ・オーディオ合成器14で合成されたビデオ・オーディオ合成データを暗号化する。HDMI出力器16は、暗号化器15が出力する暗号化されたビデオ・オーディオ合成データをHDMI信号に変換し、変換したHDMI信号を外部に出力する。第1のクロック生成器17は、ビデオ入力器11に第1のビデオデータと同期して入力される第1のクロック信号CK0から、フォーマット変換器13によって解像度変換された後の第2のビデオデータの解像度に対応する周波数を有する第2のクロック信号CK1を生成したうえで、生成した第2のクロック信号CK1をフォーマット変換器13、CS変換器22およびビデオ・オーディオ合成器14に供給する。レジスタ18は、CPU3からの設定要求を受けて各部の動作モードを切り替える。第2のクロック生成器20は、発振器19から出力される発振信号Sfに基づいてHDMI出力器16から出力されるHDMI信号の解像度に対応する周波数を有する第3のクロック信号CK2を生成したうえで、生成した第3のクロック信号CK2をCS変換器22、ビデオ・オーディオ合成器14、暗号化器15およびHDMI出力器16へ供給する。31は受信機器30に内蔵されたHDMI受信装置である。
DVDドライブ2とチューナ1との切り替えや異種DVDの交換などの入力切替処理においては、ビデオ入力器11に入力される第1のビデオデータの入力解像度やカラースペースに変動が生じることがある。CS変換器22は、入力される第2のビデオデータのカラースペースを所望のカラースペースに変換する。カラースペース変換としては、例えばRGB信号(入力)→YCbCr信号(出力)への変換、またはYCbCr信号(入力)→RGB信号(出力)への変換などがある。
第2のクロック生成器20は、発振器19からの発振信号Sfに基づいて第3のクロック信号CK2を生成しており、第1のクロック生成器17とは独立した状態で第3のクロック信号を生成している。第3のクロック信号CK2の周波数はHDMI出力器16から出力されるHDMI信号の出力解像度(固定)に対応したもので、入力切替処理にかかわらず、その周波数は常に一定である。この周波数一定の第3のクロック信号CK2は、ビデオ・オーディオ合成器14、暗号化器15およびHDMI出力器16に供給される。結果として、HDMI出力器16は、従来技術とは異なり、周波数変化する第2のクロック信号CK1から切り離されたものになる。HDMI出力器16は、第2のクロック生成器20から供給される第3のクロック信号CK2(第2のクロック信号CK1とは独立している)に基づいてHDMI信号の出力動作を行う。
第1のビデオデータの解像度/カラースペースは変動するのに対して、HDMI信号(第2のビデオデータ)の解像度は固定されている。そのため、変動する入力解像度(第1のビデオデータの解像度)を固定の出力解像度(HDMI信号(第2のビデオデータ)の解像度)に変換する必要がある。この変換のために、フォーマット変換器13が設けられる。フォーマット変換器13は、変動する入力解像度を、HDMI出力器16において固定された出力解像度に合わせて変換する。
第1のビデオデータのカラースペースを切替えて、第2のビデオデータを生成する場合(YCbCr←→RGB)、通常、第2のビデオデータのバス幅は、第1のビデオデータのバス幅から変動する。そのため、第1のビデオ信号も一瞬途切れる。しかしながら、本実施の形態のように、固定された第3のクロック信号に基づいて、HDMI信号(第2のビデオデータ)の出力構成であれば、入力のバス幅が変動しても、第2のクロック信号は、第3のクロック信号に影響を及ぼさない。そのため、瞬時にHDMI信号(第2のビデオデータ)を出力することが可能となる。
以上の結果、DVDドライブ2とチューナ1との切り替えや異種DVDの交換などの入力切替処理時において、この入力切替処理に起因して第1のビデオデータの解像度/カラースペースが変動しても、第2のビデオデータやHDMI信号の解像度に変動は生じなくなる。したがって、HDMI送信装置10と受信機器30との間の接続関係や認証関係に不整合が発生しない。そのため、HDMI送信装置10から受信機器30へのHDMI信号の出力停止を行う必要がなく、出力再開も再認証も必要でなくなる。したがって、入力切替処理に際して、映像の乱れなく迅速に入力切替処理を実現することができる。すなわち、従来では切り替わった映像の再出画まで数秒あった待ち時間がなくなり、瞬時に切り替わった映像を出画することが可能となる。
次に、上記のように構成された本実施の形態のビデオ・オーディオ出力装置Aの入力カラースペース切替時(RGB→YCbCr)の動作シーケンスを図8を参照して説明する。以下の説明では、入力切替処理前において、DVDドライブ2から供給される第1のビデオデータは、カラースペース(RGB信号)でビデオ入力器11に入力されたうえで、所定の処理を経たのちHDMI出力器16から出力されているものとする。
DVDドライブ2においてDVDが交換される等により第1のビデオデータのカラースペースが切り替わると、CPU3は、レジスタ18に入力切替処理を要求し、HDMI出力器16にHDMI信号の出力ミュートを通知する(P1)。次いで、CPU3は入力切替処理(RGB→YCbCr)を行う(P2)。次いで、CPU3はレジスタ18にCS変換器22に入力される第2のビデオデータのカラースペースがRGB→YCbCrに変更となったことを通知する。これにより、CS変換器22は変換設定をRGB→YCbCrからYCbCr→YCbCrに変更する(P3)。次いで、HDMI信号の出力ミュートの解除がレジスタ18経由でHDMI出力器16に通知される(P4)。
本実施の形態において、映像切替処理が完了するまでの時間区間Teは、システムによって異なるが、数100msに短縮することが可能となる(ちなみに、図9の従来技術の場合は数秒)。チューナ1からDVDドライブ2への切り替えに対しても、上記と同様に有効である。また、CS変換器22はCPU3から指示される第2のビデオデータのカラースペース(YCbCr)が固定されているため、チューナ1からRGB以外のカラースペースを有する第1のビデオデータがHDMI送信装置10に入力される場合も、上記と同様に有効である。暗号化器15が常にOFF状態の場合でも、上記と同様に有効である。
なお、図1はDVDドライブ2とチューナ1とがある構成であるが、DVDドライブ2のみまたはチューナ1のみの構成でも、上記と同様に有効である。なお、本例は、第2のビデオデータのカラースペースをRGBからYCbCrに変更したうえで、HDMI信号ではカラースペースを変動させない(常にYCbCr)切替を示したが、第2のビデオデータのカラースペースをYCbCrからRGBに変更したうえで、HDMI信号ではカラースペースは変動させない(常にRGB)の切替でも同様である。また、入力カラースペース(RGB→YCbCr)と出力カラースペース(RGB→YCbCr)とに例示されるように、入力カラースペースと出力カラースペースとを一致させる場合であっても、本発明の固定クロックによる出力方法であれば、入力のバス幅が変動しても出力クロックに影響がないため、瞬時に出力可能となる。
次に、CPU3に内蔵されたプログラム24の動作を、図5のフローチャートを参照して説明する。プログラム24は、記録媒体に保存されたうえでCPU3にインストールされる。まず、ステップn1において、ビデオ・オーディオ出力装置AのHDMI送信装置10と受信機器30とがHDMIケーブル40で接続状態になったことが確認される。次いでステップn2において、受信機器30内のEDID32が取得されてその解析が行われる。次いでステップn3において、第1のビデオデータの入力準備ができたうえで第1のビデオデータがHDMI送信装置10に入力されているか否かが確認される。次いでステップn4において、ステップn2によるEDID解析での最高解像度が選択されたうえで、その解像度において第1のビデオデータのフォーマット変換とCS変換とが行われることで第2のビデオデータが生成されたうえで、ミュート状態となっていたHDMI信号の出力が開始される。なお、ここでの処理では、最高解像度以外の、前回ユーザにより出力選択されていた解像度が選択されてもよい。次いでステップn5において、受信機器30が著作権保護にかかわるHDCP対応機器であるか否かが判別される。HDCP対応機器であれば、ステップn6に進んで、HDCP認証処理が行われる。次いでステップn7において、HDMI信号の出力ミュートが解除されて、ステップn4により決定された解像度でHDMI信号(ビデオ・オーディオ合成データ)が出力される。次いでステップn8において、ユーザが実施するメニュー選択における映像出力状態において、出力解像度(具体的には、第2のビデオデータやHDMI信号の解像度)に変更要求があるか否かが判断される。変更がなければステップn9に進み、変更があればステップn12に進む。出力解像度の変更がなくてステップn9に進むと、ここでは、入力切替処理が発生したかが判断される。入力切替処理を確認できなければ映像出力再開(ミュート解除)のステップn7に進み、確認できればステップn10に進む。出力解像度の変更がなくかつ入力切替処理が発生したことが確認された場合に進むステップn10では、HDMI信号の出力ミュートが行われる。次いでステップn11において、フォーマット変換と出力CS変換が行われて第2のビデオデータが生成されたうえでHDMI信号の出力(ミュート解除)のステップn7に進む。ステップn10で出力ミュートが実施される時間区間は、図8のTe区間に相当する。ステップn8で出力解像度変更有りと判断される場合にはステップn12に進む。ステップn12では、HDMI信号の出力が停止される。ステップn12でHDMI信号の出力が停止されたのち、ステップn3の入力準備判定に戻り、再度出力設定(ステップn4)が行われる。
本プログラムにより入力切替処理時は、瞬時に映像出力を行うことができる。なお、ステップn12のHDMI信号の出力停止後に、ステップn4の出力解像度決定に遷移してもよい。また、暗号化器15がない構成であっても、図5のフローチャートからステップn5のHDCP対応と、ステップn6のHDCP認証を省略すれば、上記と同様に有効である。また、CPU3がHDMI送信装置10内にあってもよく、HDMI送信装置10はLSIなどのハードウェアで実現してもよい。したがって、CPU3およびHDMI送信装置10が1チップで実現されていてもよい。
本発明のHDMI送信装置は、入力の切替が発生しても瞬時に映像音声が出力可能になり、ユーザにとって切り替え時の待ち時間が減るという品位的な効果を有し、HDMI接続構造を有するAV機器に有用である。
は本発明の実施の形態1におけるHDMI送信装置を含むビデオ・オーディオ出力装置とこれにHDMI接続された受信機器とからなるシステムの概略構成を示すシステム構成図。 本発明の実施の形態2におけるビデオ・オーディオ出力装置の動作シーケンス図。 本発明の実施の形態2及び実施の形態3におけるHDMI送信装置を含むビデオ・オーディオ出力装置とこれにHDMI接続された受信機器とからなるシステムの概略構成を示すシステム構成図。 本発明の実施の形態2における解像度メニュー選択の例示図。 本発明の実施の形態2におけるビデオ・オーディオ出力装置の動作を示すフローチャート。 従来の技術におけるビデオ・オーディオ出力装置と受信機器とのシステム構成図。 従来の技術におけるビデオ・オーディオ出力装置の入力切替処理時の動作シーケンス図。 本発明の技術におけるビデオ・オーディオ出力装置の入力カラースペース切替時の動作シーケンス図。 従来の技術におけるビデオ・オーディオ出力装置の入力カラースペース切替時の動作シーケンス図。
符号の説明
A ビデオ・オーディオ出力装置
1 チューナ
2 DVDドライブ
3 CPU
10 HDMI送信装置
11 ビデオ入力器
12 オーディオ入力器
13 フォーマット変換器
14 ビデオ・オーディオ合成器
15 暗号化器
16 HDMI出力器
17 第1のクロック生成器
18 レジスタ
19 発振器
20 第2のクロック生成器
21 DDCブロック
22 CS変換器
30 受信機器
31 HDMI受信装置
32 EDID

Claims (13)

  1. 第1のビデオデータと前記第1のビデオデータに同期する第1のクロック信号とが入力されるビデオ入力器と、
    前記ビデオ入力器に入力された前記第1のビデオデータを、解像度変換して第2のビデオデータを生成するフォーマット変換器と、
    前記第2のビデオデータをHDMI信号に変換するHDMI変換器と、
    前記ビデオ入力器に入力された前記第1のクロック信号に基づいて、前記第2のビデオデータの解像度に対応する周波数を有する第2のクロック信号を生成して前記フォーマット変換器および前記HDMI変換器に供給する第1のクロック生成器と、
    前記HDMI信号の解像度に対応する周波数を有する第3のクロック信号を生成して、前記HDMI変換器に供給する第2のクロック生成器と、
    を備え、
    前記フォーマット変換器は、前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号とに基づいて前記第1のビデオデータを前記第2のビデオデータに変換し、
    前記HDMI変換器は、前記第2のクロック信号と前記第3のクロック信号とに基づいて前記第2のビデオデータを前記HDMI信号に変換する、
    ビデオ・オーディオ出力装置。
  2. 前記HDMI変換器は、
    前記第2のビデオデータのカラースペースを所望のカラースペースに変換するカラースペース変換器と、
    カラースペース変換後の前記第2のビデオデータを前記HDMI信号に変換するHDMI出力器と、
    を備え、
    前記第2のクロック信号は、前記フォーマット変換器および前記カラースペース変換器に供給され、
    前記第3のクロック信号は、前記HDMI出力器に供給される、
    請求項1のビデオ・オーディオ出力装置。
  3. 前記HDMI信号の送信先である受信機器からその受信能力情報を取得する受信能力情報取得器と、
    前記受信能力情報取得器が取得した前記受信能力情報を解析して前記受信機器で受信可能な最大解像度を割り出す受信能力解析器と、
    前記受信能力解析器が割り出した前記最大解像度を前記フォーマット変換器および前記HDMI出力器に設定する解像度設定器と、
    をさらに備える、
    請求項2のビデオ・オーディオ出力装置。
  4. 当該ビデオ・オーディオ出力装置は、オーディオデータが入力されるオーディオ入力器をさらに備え、
    前記HDMI変換器は、前記第2のビデオデータと前記オーディオデータとを前記第3のクロック信号に同期して合成してビデオ・オーディオ合成データを生成するビデオ・オーディオ合成器と、
    をさらに備え、
    前記HDMI出力器は、前記ビデオ・オーディオ合成データを前記HDMI信号に変換する、
    請求項2のビデオ・オーディオ出力装置。
  5. 前記HDMI変換器は、前記第2のビデオデータを前記第2のクロック信号に同期して暗号化する暗号化器を、
    さらに備え、
    前記HDMI出力器は、暗号化された前記第2のビデオデータを前記HDMI信号に変換する、
    請求項2のビデオ・オーディオ出力装置。
  6. 前記HDMI変換器は、前記ビデオ・オーディオ合成データを前記第3のクロック信号に同期して暗号化する暗号化器を、
    さらに備え、
    前記HDMI出力器は、暗号化された前記ビデオ・オーディオ合成データを前記HDMI信号に変換する、
    請求項4のビデオ・オーディオ出力装置。
  7. 解像度変動を伴う前記第1のビデオデータの入力切替が前記ビデオ入力器に生じると、切替後の前記第1のビデオデータが前記ビデオ入力器から出力されるのに先だって、前記HDMI信号の出力ミュート指示を前記HDMI出力器に行うステップと、
    切替後の前記第1のビデオデータを前記ビデオ入力器から出力するステップと、
    前記ビデオ入力器から出力された切替後の前記第1のビデオデータから、切替前の前記第1のビデオデータから生成されていた切替前の前記第2のビデオデータと同じ解像度を有する切替後の前記第2のビデオデータを、前記フォーマット変換器で生成するステップと、
    前記HDMI出力器の出力ミュートを解除したうえで、切替後の前記第2のビデオデータから切替後の前記HDMI信号を、前記HDMI出力器で生成して出力するステップと、
    を含む、
    請求項2のビデオ・オーディオ出力装置の制御方法を実行するプログラムを保存する記録媒体。
  8. 解像度変動を伴う前記第1のビデオデータの入力切替が前記ビデオ入力器に生じると、切替後の前記第1のビデオデータが前記ビデオ入力器から出力されるのに先だって、前記HDMI信号の出力ミュート指示を前記HDMI出力器に行うステップと、
    切替後の前記第1のビデオデータを前記ビデオ入力器から出力するステップと、
    前記ビデオ入力器から出力された切替後の前記第1のビデオデータから、切替前の前記第1のビデオデータから生成されていた切替前の前記第2のビデオデータと同じ解像度を有する切替後の前記第2のビデオデータを、前記フォーマット変換器で生成するステップと、
    切替後の前記第2のビデオデータを前記暗号化器によって暗号化するステップと、
    前記HDMI出力器の出力ミュートを解除したうえで、暗号化された切替後の前記第2のビデオデータから切替後の前記HDMI信号を、前記HDMI出力器で生成して出力するステップと、
    を含む、
    請求項5のビデオ・オーディオ出力装置の制御方法を実行するプログラムを保存する記録媒体。
  9. 解像度変動を伴う前記第1のビデオデータの入力切替が前記ビデオ入力器に生じると、切替後の前記第1のビデオデータが前記ビデオ入力器から出力されるのに先だって、前記HDMI信号の出力ミュート指示を前記HDMI出力器に行うステップと、
    切替後の前記第1のビデオデータを前記ビデオ入力器から出力するステップと、
    前記ビデオ入力器から出力された切替後の前記第1のビデオデータから、切替前の前記第1のビデオデータから生成されていた切替前の前記第2のビデオデータと同じ解像度を有する切替後の前記第2のビデオデータを、前記フォーマット変換器で生成するステップと、
    前記ビデオ・オーディオ合成器で、切替後の前記第2のビデオデータと前記オーディオデータとを前記第3のクロック信号に同期して合成して切替後の前記ビデオ・オーディオ合成データを生成するステップと、
    切替後の前記ビデオ・オーディオ合成データを前記暗号化器によって暗号化するステップと、
    前記HDMI出力器の出力ミュートを解除したうえで、暗号化された切替後の前記ビデオ・オーディオ合成データから切替後の前記HDMI信号を、前記HDMI出力器で生成して出力するステップと、
    を含む、
    請求項6のビデオ・オーディオ出力装置の制御方法を実行するプログラムを保存する記録媒体。
  10. カラースペース変動を伴う前記第1のビデオデータの入力切替が前記ビデオ入力器に生じると、切替後の前記第1のビデオデータが前記ビデオ入力器から出力されるのに先だって、前記HDMI信号の出力ミュート指示を前記HDMI出力器に行うステップと、
    切替後の前記第1のビデオデータを前記ビデオ入力器から出力するステップと、
    前記ビデオ入力器から出力された切替後の前記第1のビデオデータから、切替前の前記第1のビデオデータから生成されていた切替前の前記第2のビデオデータと同じカラースペースを有する切替後の前記第2のビデオデータを、前記カラースペース変換器で生成するステップと、
    前記HDMI出力器の出力ミュートを解除したうえで、切替後の前記第2のビデオデータから切替後の前記HDMI信号を、前記HDMI出力器で生成して出力するステップと、
    を含む、
    請求項2のビデオ・オーディオ出力装置の制御方法を実行するプログラムを保存する記録媒体。
  11. カラースペース変動を伴う前記第1のビデオデータの入力切替が前記ビデオ入力器に生じると、切替後の前記第1のビデオデータが前記ビデオ入力器から出力されるのに先だって、前記HDMI信号の出力ミュート指示を前記HDMI出力器に行うステップと、
    切替後の前記第1のビデオデータを前記ビデオ入力器から出力するステップと、
    前記ビデオ入力器から出力された切替後の前記第1のビデオデータから、切替前の前記第1のビデオデータから生成されていた切替前の前記第2のビデオデータと同じカラースペースを有する切替後の前記第2のビデオデータを、前記カラースペース変換器で生成するステップと、
    切替後の前記第2のビデオデータを前記暗号化器によって暗号化するステップと、
    前記HDMI出力器の出力ミュートを解除したうえで、暗号化された切替後の前記第2のビデオデータから切替後の前記HDMI信号を、前記HDMI出力器で生成して出力するステップと、
    を含む、
    請求項5のビデオ・オーディオ出力装置の制御方法を実行するプログラムを保存する記録媒体。
  12. カラースペース変動を伴う前記第1のビデオデータの入力切替が前記ビデオ入力器に生じると、切替後の前記第1のビデオデータが前記ビデオ入力器から出力されるのに先だって、前記HDMI信号の出力ミュート指示を前記HDMI出力器に行うステップと、
    切替後の前記第1のビデオデータを前記ビデオ入力器から出力するステップと、
    前記ビデオ入力器から出力された切替後の前記第1のビデオデータから、切替前の前記第1のビデオデータから生成されていた切替前の前記第2のビデオデータと同じカラースペースを有する切替後の前記第2のビデオデータを、前記カラースペース変換器で生成するステップと、
    前記ビデオ・オーディオ合成器で、切替後の前記第2のビデオデータと前記オーディオデータとを前記第3のクロック信号に同期して合成して切替後の前記ビデオ・オーディオ合成データを生成するステップと、
    切替後の前記ビデオ・オーディオ合成データを前記暗号化器によって暗号化するステップと、
    前記HDMI出力器の出力ミュートを解除したうえで、暗号化された切替後の前記ビデオ・オーディオ合成データから切替後の前記HDMI信号を、前記HDMI出力器で生成して出力するステップと、
    を含む、
    請求項6のビデオ・オーディオ出力装置の制御方法を実行するプログラムを保存する記録媒体。
  13. 第1のビデオデータと前記第1のビデオデータに同期する第1のクロック信号とが入力されるステップと、
    前記第1のビデオデータを解像度変換して第2のビデオデータを生成するステップと、
    前記第2のビデオデータをHDMI信号に変換するステップと、
    前記第1のクロック信号に基づいて、前記第2のビデオデータの解像度に対応する周波数を有する第2のクロック信号を生成するステップと、
    前記HDMI信号の解像度に対応する周波数を有する第3のクロック信号を生成するステップと、
    を含み、
    前記第2のビデオデータを前記HDMI信号に変換するステップでは、前記第3のクロック信号に従って前記HDMI信号を変換する、
    解像度変換方法を実行するプログラムを保存する記録媒体。
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