JP2009099352A - 電子回路装置及びその製造方法 - Google Patents
電子回路装置及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009099352A JP2009099352A JP2007268967A JP2007268967A JP2009099352A JP 2009099352 A JP2009099352 A JP 2009099352A JP 2007268967 A JP2007268967 A JP 2007268967A JP 2007268967 A JP2007268967 A JP 2007268967A JP 2009099352 A JP2009099352 A JP 2009099352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- package
- circuit device
- electronic circuit
- lead terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
【解決手段】電子部品2のリード端子4を、その長さ方向の途中でそれぞれほぼ直角に2回折り曲げ、パッケージ3の上面3aよりも高い位置に溶接部6を形成し、パッケージ3の上面3a及び溶接部6よりも高く、且つパッケージ3の上面3aよりも溶接部6に近い位置から溶接部6にレーザ7を照射する。これにより、レーザ溶接時の蒸気や反射光等による電子部品2への影響が少なく、パッケージ3が溶けたり割れたりすることを防止でき、絶縁性及び耐久性の劣化を抑制でき、信頼性の高い電子回路装置が得られる。
【選択図】図1
Description
リード端子とターミナルの導電体端子を重ね合わせて溶接する際に、安価な加工費で、各端子の寸法誤差や機械的応力を吸収することが可能な電子回路装置の製造方法を提供し、信頼性の高い電子回路装置を得ることを目的とする。
以下、本発明の実施の形態1について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における電子回路装置の接合構造を説明する断面模式図である。本実施の形態における電子回路装置1は、樹脂からなるパッケージ3で半導体素子(図示せず)を覆った半導体モジュールである電子部品2と、導電体端子であるターミナル端子5を有するターミナル(図示せず)を含んで構成されるものである。
てほぼ垂直な垂直辺42を形成し、さらにパッケージ3の上面3aの高さを超えた図中のBポイントで再び約90度折り曲げ、パッケージ3の上面3aよりも高い位置に、パッケージ3の上面3a及びターミナル端子5に対して略平行な方向に延びる溶接辺41を形成している。なお、本実施の形態では、溶接辺41全体がパッケージ3の上面3aよりも高い位置となっているが、溶接辺41の少なくとも一部がパッケージ3の上面3aよりも高い位置となっていればよい。
図2は、本発明の実施の形態2における電子回路装置の接合構造を説明する断面模式図である。なお、図2中、図1と同一、相当部分には同一符号を付している。前記実施の形態1では、電子部品2のリード端子4をA、Bの2ポイントでほぼ直角に2回折り曲げたが、本実施の形態では、リード端子4を図中Cで示す1ポイントで上向きに折り曲げることにより、溶接辺41の一部がパッケージ3の上面3aよりも高くなるように形成している。
の一部がパッケージ3の上面3aよりも高い位置となるように形成する。具体的には、図中のCポイントで約70度(図中シータの記号で示す)上向きに折り曲げ、溶接辺41の一部がパッケージ3の上面3aよりも高くなるように形成している。
図3は、本発明の実施の形態3における電子回路装置の接合構造を説明する断面模式図である。なお、図3中、図1と同一、相当部分には同一符号を付している。本実施の形態では、ターミナル端子5に、リード端子4の溶接辺41の先端部と当接する凸状のエッジ部8(図3(a))または凹状のエッジ部9(図3(b))を備えたものである。
するように配置し、エッジ部8、9を狙ってレーザ7を照射することにより、リード端子4とターミナル端子5を確実に溶接することができる。なお、凸状または凹状のエッジ部8、9は、ターミナル端子5をプレス抜きで作成する際の型の形状を変更するだけで容易に作成することができる。
図4は、本発明の実施の形態4における電子回路装置の製造方法を説明する断面模式図である。なお、図4中、図1と同一、相当部分には同一符号を付し説明を省略する。本実施の形態では、電子部品2が取り付けられる固定台であるヒートシンク10及び固定手段であるネジ11と、ターミナル端子5が固定されるケース12を備えることにより、リード端子4またはターミナル端子5の機械的応力の吸収をさらに確実に行うものである。
11 ネジ、12 ケース。
Claims (7)
- パッケージの相対向する上面及び底面に対して略平行な方向に延びたリード端子を有する電子部品と、前記リード端子と接合される導電体端子を有するターミナルを含み、前記リード端子はその長さ方向の途中で1回以上折り曲げられ、前記パッケージの上面よりも高い位置で前記導電体端子と接合されていることを特徴とする電子回路装置。
- 請求項1に記載の電子回路装置であって、前記電子部品が半導体モジュールであることを特徴とする電子回路装置。
- 電子部品のパッケージの相対向する上面及び底面に対して略平行な方向に延びたリード端子とターミナルの導電体端子を溶接により接合する電子回路装置の製造方法であって、前記リード端子をその長さ方向の途中で1回以上折り曲げ、前記パッケージの上面よりも高い位置に前記リード端子の溶接辺の少なくとも一部を形成する第1の工程、
前記リード端子の前記溶接辺の少なくとも一部と、前記導電体端子の少なくとも一部を重ね合わせ、レーザを照射するための溶接部を形成する第2の工程、
前記パッケージの上面及び前記溶接部よりも高く、且つ前記パッケージの上面よりも前記溶接部に近い位置から前記溶接部にレーザを照射し、前記リード端子と前記導電体端子を溶接により接合する第3の工程を含むことを特徴とする電子回路装置の製造方法。 - 請求項3に記載の電子回路装置の製造方法であって、前記第2の工程において、前記リード端子の前記溶接辺の少なくとも一部と、前記導電体端子の少なくとも一部は、互いに略平行に重ね合わされることを特徴とする電子回路装置の製造方法。
- 請求項3に記載の電子回路装置の製造方法であって、前記第2の工程において、前記リード端子の前記溶接辺の先端部と、前記導電体端子の一部は、角度をなして重ね合わされ、ほぼ一点で接することを特徴とする電子回路装置の製造方法。
- 請求項3に記載の電子回路装置の製造方法であって、前記第2の工程において、前記導電体端子は、前記リード端子の前記溶接辺の先端部と当接する凸状または凹状のエッジ部を備えたことを特徴とする電子回路装置の製造方法。
- 請求項3に記載の電子回路装置の製造方法であって、前記第2の工程において、前記電子部品が取り付けられる固定台及び固定手段と、前記導電体端子が固定されるケースをさらに備え、前記電子部品が前記固定手段により前記固定台に取り付けられる際に、これとほぼ同時に前記固定手段の作用により前記溶接辺が前記導電体端子に押さえられ、前記溶接部が形成されることを特徴とする電子回路装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007268967A JP2009099352A (ja) | 2007-10-16 | 2007-10-16 | 電子回路装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007268967A JP2009099352A (ja) | 2007-10-16 | 2007-10-16 | 電子回路装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009099352A true JP2009099352A (ja) | 2009-05-07 |
Family
ID=40702175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007268967A Pending JP2009099352A (ja) | 2007-10-16 | 2007-10-16 | 電子回路装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009099352A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012004346A (ja) * | 2010-06-17 | 2012-01-05 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6391168U (ja) * | 1986-12-04 | 1988-06-13 | ||
JP2005294252A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-10-20 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電子回路装置 |
JP2006302543A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Tokai Kogyo Co Ltd | バスバー及び電気部品ケース及び電気部品の実装方法並びに端子接続構造 |
-
2007
- 2007-10-16 JP JP2007268967A patent/JP2009099352A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6391168U (ja) * | 1986-12-04 | 1988-06-13 | ||
JP2005294252A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-10-20 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電子回路装置 |
JP2006302543A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Tokai Kogyo Co Ltd | バスバー及び電気部品ケース及び電気部品の実装方法並びに端子接続構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012004346A (ja) * | 2010-06-17 | 2012-01-05 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5103863B2 (ja) | 半導体装置 | |
US9171768B2 (en) | Semiconductor device | |
JP4985012B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
KR101118871B1 (ko) | 접속 장치를 갖는 소형 전력 반도체 모듈 | |
JP5239291B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
EP3267477B1 (en) | Semiconductor module | |
JP6200759B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2011018933A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2006339174A (ja) | 半導体装置 | |
JP6362889B2 (ja) | 電子制御装置 | |
JP2005294252A (ja) | 電子回路装置 | |
JP2009099352A (ja) | 電子回路装置及びその製造方法 | |
JP6870249B2 (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2006245362A (ja) | 半導体装置およびこれに用いられる電極端子 | |
JP6160542B2 (ja) | 半導体装置 | |
US9595491B2 (en) | Apparatus for manufacturing semiconductor device and the semiconductor device | |
JP5256518B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2005353709A (ja) | チップ型固体電解コンデンサ及びその製造方法 | |
JP5633581B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2009087707A (ja) | セル端子構造、セル端子間接続構造およびセル端子製造方法。 | |
JP7278479B2 (ja) | 樹脂部材の継手構造、電気機器の樹脂筐体、及びレーザ溶着方法 | |
JP6812535B2 (ja) | リード端子及び樹脂封止型半導体装置 | |
JP5997627B2 (ja) | 導通部材とはんだシートの仮止め方法 | |
JP2012248793A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
CN113380684A (zh) | 制造方法、制造装置、夹具组件、半导体模块和车辆 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110920 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111103 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120306 |