JP2009099029A - 行動計画を管理するシート及びシステム - Google Patents

行動計画を管理するシート及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の業績目標を達成するための複数の行動計画が正しいバランスで行われているか否かを容易に検証することが可能で、且つ、第三者からのアドバイスを受けやすい行動計画を管理するシート及びシステムを提供すること。
【解決手段】戦略管理シート1000は、前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の短期の行動計画を記載する欄と、前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の事後分析を記載する欄と、前記複数の事後分析に基づく複数の次の短期の行動計画を記載する欄と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、行動計画を管理するシート及びシステムに関する。
従来、企業の業績目標を達成するために、様々な管理方法が提案されている。
一般に、企業における業績目標は、全社レベルの売上や利益を設定し、それを事業部門毎に配分し、更に、各事業部門を構成する部課毎に配分することがある。このような場合、各部課の事業目標を達成することにより、これらを集約して各事業部門の業績目標を達成し、更にこれらを集約して会社全体の業績目標を達成すべく、管理が行なわれている。
このような状況において、業績目標を達成するために、各事業部門、各部課等の責任者から末端の社員に至るまでそれぞれが、各自に課せられた業績目標を達成するための計画を立てて管理している。
更に、企業全体で年間通期の業績目標を設定すると共に、半期、四半期、月、といった期間毎の業績目標の数値を設定し、これらを積み上げていくことによって通期の業績目標の達成を目指すような管理も行われている。
例えば、特許文献1に記載された技術によれば、携行可能な手帳に目標在庫表及び管理シートと、行動計画表及び進捗チェックリストとが重ねて綴じ込まれているため、記載目標事項の反復確認により目標達成効率を向上させることができるとされている。
実用新案登録第3019049号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術を用いる方法においても、より確実に業績目標を達成するための方法としては改善の余地がある。例えば、特許文献1に記載された技術のように、業績目標と、業績目標を達成するための行動計画表及び進捗チェックリストが単に携行可能な手帳に綴じ込まれているだけでは、複数の業績目標に対して立案した複数の行動計画についてある期間に複数の業務を行う必要がある場合、優先順位を定め、作業時間を適切に配分しつつ行われているか否かを容易に検証することができない。更に、これらの複数の行動計画が、第三者からのアドバイスを受けやすい形式で表現されているとは限らない。
このように、第1の課題は、複数の業績目標を達成するための複数の行動計画が正しいバランスで行われているか否かを容易に検証することができない、というものである。
また、第2の課題は、行動計画に対する第三者からのアドバイスが受けやすいとは限らない、というものである。
従って本発明は、複数の業績目標を達成するための複数の行動計画が正しいバランスで行われているか否かを容易に検証することが可能で、且つ、第三者からのアドバイスを受けやすい行動計画を管理するシート及びシステムを提供することを目的とする。
本発明は、具体的には次のようなものを提供する。
(1) 複数の目標に係る計画を達成するためのシートにおいて、
前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の短期の行動計画を記載する欄と、
前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の事後分析を記載する欄と、
前記複数の事後分析に基づく複数の次の短期の行動計画を記載する欄と、を含んで構成したシート。
本発明のこのような構成によれば、前記シートは、前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の短期の行動計画を記載する欄と、
前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の事後分析を記載する欄と、
前記複数の事後分析に基づく複数の次の短期の行動計画を記載する欄と、を含む。
このことにより、前記シートは、ユーザに、前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の短期の行動計画を記載させ、
前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の事後分析を記載させ、
前記複数の事後分析に基づく複数の次の短期の行動計画を記載させることができる。
その結果、ユーザは、前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の短期の行動計画を、その直前の複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の事後分析に基づいて記載することができる。
このようにして複数の目標に係る計画と共に記載された複数の短期の行動計画は、その直前の複数の短期の行動計画に係る複数の事後分析と常に対比可能であるため、当該複数の行動計画が前記複数の目標に照らして正しいバランスで行われているか否かを容易に検証することができる。具体的には、詳しくは後述するが、事後分析の内容に基づいて、次の短期の複数の行動計画の重要度(行動のプライオリティ)が、相対的に変動することも積極的に許容される。
更に、前記シートに接した第三者は、他の部門に属している場合であっても、複数の短期の行動計画、その事後分析、その事後分析に基づく次の短期の複数の行動計画、を同時に視認することで容易に認識し、本人の思考と行動について容易にアドバイスを与えることができる。具体的には、詳しくは後述するが、個別具体的な行動計画とその事後分析及びそれに基づく次の短期の行動計画は、第三者にとっても事実関係、分析、対策が容易に理解可能であるため、事前知識がなくとも自然にディスカッションを促し、状況に応じて本人の行動計画を修正するアドバイスを行うことを奨励することができる。
(2) 前記複数の短期の行動計画を記載する欄は、前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の課題を記載する欄と、前記複数の課題にそれぞれ係る複数の行動スケジュールを記載する欄と、を含んで構成した(1)に記載のシート。
本発明のこのような構成によれば、前記シートにおいて、前記複数の短期の行動計画を記載する欄は、前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の課題を記載する欄と、前記複数の課題にそれぞれ係る複数の行動スケジュールを記載する欄と、を含む。
このことにより、前記シートは、ユーザに、前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の課題を記載させ、前記複数の課題にそれぞれ係る複数の行動スケジュールを記載させることができる。
その結果、ユーザは、前記複数の行動スケジュールを、前記複数の課題と対比しつつ記載することができる。
このようにして、前記シートは、ユーザに、前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための行動スケジュールの記載に際して、より具体的な解決すべき課題の分析及び設定を行わせ、具体的に設定した課題を解決するための行動スケジュールを容易に立てさせることができる。
従って、前記複数の目標に対する前記複数の行動スケジュールの設定過程がより明確且つ具体的になることで、相対的な重要度(行動のプライオリティ)の判断が第三者にとっても本人にとっても容易になり、且つ、第三者からのアドバイスをより受けやすくすることができる。
(3) 前記複数の事後分析を記載する欄は、前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の反省を記載する欄と、前記複数の反省に至った複数の理由をそれぞれ記載する欄と、を含んで構成する(1)又は(2)に記載のシート。
本発明のこのような構成によれば、前記シートにおいて、前記複数の事後分析を記載する欄は、前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の反省を記載する欄と、前記複数の反省に至った複数の理由をそれぞれ記載する欄と、を含む。
このことにより、前記シートは、ユーザに、前記複数の次の短期の行動計画を記載する際に、その前提して複数の行動計画のそれぞれに対する反省及びその理由の分析を行わせることができる。
その結果、ユーザは、前記複数の次の短期の行動計画を起案する際に、その前の短期の行動計画において、達成できなかった部分を具体的に振り返り、その理由を具体的に分析することができる。
このようにして、ユーザは、前記複数の短期の行動計画に関して具体的な反省及び分析を行うことで、相対的な重要度(行動のプライオリティ)の判断が第三者にとっても本人にとっても容易になり、且つ、第三者からのアドバイスをより受けやすくすることができる。
(4) 複数の目標に係る計画を達成するためのシートを管理する管理装置において、
前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の短期の行動計画の入力を受け付けて記憶する手段と、
前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の事後分析の入力を受け付けて記憶する手段と、
前記複数の事後分析に基づく複数の次の短期の行動計画の入力を受け付けて記憶する手段と、を備えた管理装置。
本発明のこのような構成によれば、前記管理装置は、前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の短期の行動計画の入力を受け付けて記憶する手段と、
前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の事後分析の入力を受け付けて記憶する手段と、
前記複数の事後分析に基づく複数の次の短期の行動計画の入力を受け付けて記憶する手段と、を備える。
このことにより、前記管理装置を運用することによって、(1)と同様の作用・効果が期待できるのに加えて、記憶した情報を随時抽出して出力することにより、本人、第三者共に前記複数の行動計画の管理をより少ない手間と労力で行うことができる。
なお、前記管理装置は、具体的には、詳しくは後述するが、専用の管理装置として実現してもよいし、いわゆるコンピュータにプログラムを導入することによって実現してもよい。また、前記管理装置は、単体として運用してもよいし、前記ユーザの端末と通信ネットワークを介して接続可能な管理装置として実現してもよい。後者の場合には、複数のユーザの行動計画を一元的に管理することによって、本人のみならず、第三者の情報アクセスを容易にし、具体的なアドバイスを与えることを促進することができる。
本発明に係るシートにより、ユーザは、複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の短期の行動計画を、その直前の複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の事後分析に基づいて記載することができる。このようにして複数の目標に係る計画と共に記載された複数の短期の行動計画は、その直前の複数の短期の行動計画に係る複数の事後分析と常に対比可能であるため、当該複数の行動計画が前記複数の目標に照らして正しいバランスで行われているか否かを容易に検証することができる。更に、前記シートに接した第三者は、他の部門に属している場合であっても、複数の短期の行動計画、その事後分析、その事後分析に基づく次の短期の複数の行動計画、を同時に視認することで容易に認識し、本人の思考と行動について容易にアドバイスを与えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態の一例に係る戦略管理シートの全体構成を示す図である。図2及び図3は、本発明の好適な実施形態の一例に係る戦略管理シートの詳細を示す一部拡大図である。図4は、本発明の好適な実施形態の一例に係る行動スケジュール管理シートの全体構成を示す図である。図5及び図6は、本発明の好適な実施形態の一例に係る行動スケジュール管理シートの詳細を示す一部拡大図である。図7は、本発明の好適な実施形態の一例に係るシステムの全体構成を示す図である。図8は、本発明の好適な実施形態の一例に係るサーバ及び端末の構成を示す図である。図9は、本発明の好適な実施形態の一例に係る行動計画編集処理を示すフローチャートである。図10は、本発明の好適な実施形態の一例に係る転記処理を示すフローチャートである。
[戦略管理シート]
図1乃至図3に示すように、戦略管理シート1000には、今期の戦略の記入欄1030が設けられている。この内容は後述する行動スケジュール管理シート2000の戦略の記入欄2030に転記されるものであり、後述するようにコンピュータシステムを用いて自動的に転記するように構成してもよい。また、同様に、1010は2010に、1020は2020に、1050は2050に、それぞれ転記される。この際、戦略管理シート1000において1010、1020、1050は週次に複数段配置されており、1010、1020、1050のうち当該週の部分が行動スケジュール管理シート2000へ転記される。
戦略管理シート1000は月単位で運用する。最上段は、今期の戦略の記入欄1030及び前月の課題の記入欄1010及び先週の行動スケジュールの記入欄1020が配置され、その下に1週間で1段ずつ、記入欄が配置されている。
従って、所定の週の前の週の段の行動スケジュールの記入欄1020に記入された行動スケジュールについて、ユーザは、所定の週の段(即ち一つ下の段)の行動スケジュールの未達成項目についての原因分析後の反省の記入欄1050及びその反省に至った理由の記入欄1060にそれぞれ記入していくことになる。
図1の例では、最上段を除いて5週分の記入が可能となっており、月単位でこの戦略管理シート1000を運用していく。戦略管理シート1000は、今期の戦略の記入欄1030を中心に構成されている。従って、各週の行動スケジュールの記入欄1020等の記入内容が戦略からぶれないように、ユーザは常に今期の戦略の記入欄1030を視認しつつ、行動スケジュールの記入欄1020等を記入することができる。
図2の例においては、今期の戦略が、今期の戦略の記入欄1030に「(1)○○事業部の開発案件について特許出願を行う。(2)○○事業部の事務所移転プロジェクトを完了する。」として複数設定されている。そして、前週設定した課題が、前月の課題記入欄1010aに「(1)当該特許出願を行うためには、当該開発案件に係る発明の全貌を確認する必要がある。(2)当該移転プロジェクトを完了するためには、関係不動産業者と移転計画を策定する必要がある。」と同様に複数設定されている。更に、前週立てた行動計画が、先週の行動計画記入欄1020aに「(1)○月○日までに担当の発明者と打ち合わせを実施する。(2)○月△日までに関係不動産業者との打ち合わせを実施する。」であったことが分かる。そして、前週の反省が、原因分析後の反省の記入欄1050bに「(1)発明者との打ち合わせの結果、当該開発案件に係る技術は未だアイデア段階であり、個別具体的な構成が固まっていないことが分かった。(2)関係不動産業者との打ち合わせの結果、事業部の書類の重量を考慮すると、内定していた移転先のビルの構造上重量に耐えられないことが分かった。」と記載されている。更に、その反省に至った理由が、理由の記入欄1060bに「(1)個別具体的な構成が固まっていないのは、開発初期段階であり、達成しようとする目的に対する解決策として、複数の選択肢が存在している状況であるため。(2)内定していた移転先のビルの構造上重量に耐えられないこととなったのは、移転計画策定当初、書類の重量について考慮していなかったため。」と記載されている。次に、これらの分析結果を踏まえたうえで、今週の行動計画を今月の課題の記入欄1010bに「(1)当該移転プロジェクトを完了するためには、●月●日までに大至急床の補強工事を行う必要がある。(2)当該特許出願を行うためには、開発技術を具体化するためのステップを把握し、出願行動を行うタイミングを設定する必要がある。」として設定している。
この例から分かるとおり、前週は相対的にプライオリティが低かった事務所移転に係る行動計画が、今週は緊急度に鑑みて相対的にプライオリティを高くする行動計画を立てることができる。更に、その判断に至った過程が、前週の行動計画、前週の反省、その理由分析、今週の行動計画、と具体的な形で記載できるようになっているため、複数の業績目標を達成するための複数の行動計画が正しいバランスで行われているか否かを容易に検証することができ、第三者から見てもその論理だてが理解されやすいため、アドバイスを受けやすい。
図3の例においては、同じ今期の目標、前週の行動計画、前週の反省の理由分析までが図2の例と同一であるにも関わらず、今月の課題が、今月の課題記入欄1010bに、「(1)当該移転プロジェクトを完了するためには、●月●日までに大至急他の物件に変更する必要がある。(2)当該特許出願を行うためには、具体的構成が固まる時期への集中的な対応に備えるため、現時点での優先順位を落とし、他案件の前倒し作業を実行する必要がある。」と設定されており、今週の行動計画が、今週の行動計画記入欄1020bに、「(1)○月□日までに、物件探索に関して関係不動産業者との打ち合わせを実施する。(2)●月●日までに、先週の打合せ議事録を発明者に送付するのみに留める。」となっている。
この例から分かるとおり、前週の反省の理由分析を同様に行っても、それに基づく今週の課題の設定が異なると、その違いによって、今週の行動計画が全く異なるものとなる過程が、論理的に示されている。このような場合には、第三者がその理由分析や課題設定の内容を見て、例えば、移転先を再度探索すると当所の計画の達成が危ういと考えた場合には、適切にアドバイスを行い、図2の例のような判断を促すこともできる。
[行動スケジュール管理シート]
図4乃至図6に示すように、行動スケジュール管理シート2000には、行動スケジュールの記入欄2020が設けられている。行動スケジュールの記入欄2020は、業績目標を達成するために解決すべき課題の記入欄2010の近傍に設けられている。また、行動スケジュールの記入欄2020には、複数の行動スケジュールが優先順位を付けて記入可能となっている。図4の例では、優先順位1乃至3の行動スケジュールが実施期日(それぞれ8月28日、9月1日、9月2日)と共に記入されている。
更に、行動スケジュール管理シート2000には、業績目標を達成するための戦略の記入欄2030が設けられている。なお、この内容は、上述した戦略管理シート1000の戦略の記入欄1030の内容が転記されるものである。この転記は手で行ってもよいし、後述するように、コンピュータシステムを用いて自動的に行われるようにしてもよい。
更に、行動スケジュール管理シート2000には、行動スケジュールの記入欄2020の近傍に、その内容に基づいて更に詳しい時間単位の計画を記入する行動時間割の記入欄2040が設けられている。このように、業績目標を達成するために解決すべき課題の記入欄2010、行動スケジュールの記入欄2020、戦略の記入欄2030、先週の行動スケジュールの未達成項目についての原因分析の記入欄2050が近傍に記載されているため、各戦略に対する時間配分や、行動内容を強く意識した上で、実際の行動へ反映したスケジュールを策定することができる。
更に、行動スケジュール管理シート2000には、行動スケジュールの記入欄2020の近傍に、行動時間割に係る行動相手の名前又は名称の記入欄2080及び行動時間割に係る行動回数の記入欄2060が備えられている。図6の例では、第36週から第40週までの行動回数が、それぞれ行動スケジュールや行動時間割の記入欄に記入された項目毎に記入できるようになっている。
通常、業務は個人単独で行えるものではなく、協力者と共働で行うものである。そして、個別の戦略においては、協力者とのスケジューリングが、戦略達成のキーとなる。そこで、この欄では、協力者との計画されたコミュニケーション回数を明示するものである。基本的には、「月度基準」に当該月に行うべきコミュニケーション数を、月の初めに記入する。そして、週次毎に、計画と実績を行動時間割に係る行動回数の記入欄2060に記載する。この行動時間割に係る行動回数の記入欄2060は、回数を集計するカラム(記入欄)2070に集計される。回数を集計するカラム(記入欄)2070の集計回数と、「月度基準」を比較した場合、コミュニケーションが円滑に行われているかどうかを確認することができる。これによって、自己の判断を行ったり、第三者からのアドバイス受けたりすることが容易となる。
更に、行動スケジュール管理シート2000には、行動回数の記入欄2060に記入された回数を集計するカラム(記入欄)2070も設けられている。
更に、図4並びにその拡大図である図5及び図6の例では、行動スケジュール管理シート2000は、週単位で運用することとなっており、今週の行動スケジュールの記入欄2020の近傍には、先週の行動スケジュールの未達成項目についての原因分析の記入欄2050が設けられている。この例では、行動スケジュール管理シート2000は毎週1枚運用し、先週の行動スケジュールの未達成項目についての原因分析の記入欄2050の記入内容を踏まえて、今月の重点を遂行するための今週の課題を、解決すべき課題の記入欄2010に記入し、続いて今週の行動スケジュールの記入欄2020を記入していくことになる。
このように、1週間で反省、課題設定、行動スケジュール設定、行動時間割設定、行動回数の記入及び集計、という一連の作業を繰り返し実施していくことにより、今期の戦略を確認しつつ、業績目標を達成するための行動スケジュールを管理していくことになる。
[システム1の全体構成]
図7は、本発明の好適な実施形態の一例に係るシステム1の全体構成を示す図である。
サーバ10は、通信ネットワーク30を介して、端末20と接続可能である。
また、端末20とサーバ10とを結ぶ通信ネットワーク30は、有線により実現するものだけではなく、携帯電話等のように、基地局20aを介して一部を無線により実現するもの、アクセスポイントを介して無線LANにより実現するもの等、本発明の技術的思想に合致するものであれば様々な通信ネットワークにより実現してよい。
[サーバ10のハードウェア構成]
図8に示すように、制御部110、記憶部120、入力部130、表示部140、通信部150がバス160により接続されてサーバ10を構成する。
制御部110はCPU(Central Processing Unit)により構成してよく、サーバ10全体を制御し、例えば、記憶部120に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、これらのハードウェアと協働して後述する各種手段を実現している。
記憶部120はハードディスク又は半導体メモリ等で実現することができる。入力部130は、キーボード、マウス等により実現することができる。表示部140は液晶ディスプレイ、ブラウン管CRT等により実現することができる。通信部150は、LANアダプタ、モデムアダプタ等により実現することができる。
以上の例は、サーバ10について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータをサーバ装置として動作させることにより上記で説明した機能を実現することもできる。従って、本発明において一実施形態として説明したサーバにより実現される機能は、上述の方法を当該コンピュータにより実行することにより、或いは、上述のプログラムを当該コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
[端末20のハードウェア構成]
ここで端末20は、上述のサーバ10と同様の構成を備えてよい。なお、端末20は携帯電話やPDA(Personal Data Assistant)等、いわゆる汎用コンピュータ(PC)以外の通信端末として実現してもよい。
制御部210、記憶部220、入力部230、表示部240、通信部250がバス260により接続されて端末20を構成する。
[行動計画編集処理]
上述の戦略管理シート1000及び行動スケジュール管理シート2000は、紙のフォーマットとして運用していくこともできる。更に、コンピュータシステムを用いて自動的に編集や転記等の操作が行われるように構成することもできる。
例えば、端末20において稼動するいわゆる表計算ソフトウェアによって各記入欄を構成してもよい。更に、例えば、戦略管理シート1000の戦略の記入欄1030に内容が記入されたことに応じて、自動的に対応する行動スケジュール管理シート2000の戦略の記入欄2030にその内容が転記されて表示部240に表示されるように構成してもよい。
図9に、行動計画編集処理の流れを示す。以下の実施例では、端末20単独で処理する例を示すが、端末20及び端末20と通信ネットワーク30を介して接続したサーバ10を用いて処理してもよい。
まず、制御部210は、入力部230を介して、ユーザから複数の目標の入力を受け付けて、当該複数の目標を記憶部220に記憶し、表示部240を介して表示する(ステップS110)。
次に、制御部210は、入力部230を介して、ユーザから複数の目標を達成するための短期の行動計画の課題の入力を受け付けて、当該複数の課題を記憶部220に記憶し、表示部240を介して表示する(ステップS120)。
次に、制御部210は、入力部230を介して、ユーザから複数の目標を達成するための短期の行動計画の課題の入力を受け付けて、当該複数の課題を記憶部220に記憶し、表示部240を介して表示する(ステップS130)。
次に、制御部210は、入力部230を介して、ユーザから当該短期の行動計画の課題に係る行動スケジュールの入力を受け付けて、当該複数の行動スケジュールを記憶部220に記憶し、表示部240を介して表示する(ステップS130)。
次に、制御部210は、入力部230を介して、ユーザから当該短期の行動スケジュールの反省の入力を受け付けて、当該反省を記憶部220に記憶し、表示部240を介して表示する(ステップS140)。
次に、制御部210は、入力部230を介して、ユーザから当該短期の行動スケジュールの反省に至った理由の入力を受け付けて、当該理由を記憶部220に記憶し、表示部240を介して表示する(ステップS150)。
次に、制御部210は、入力部230を介して、ユーザから当該理由に基づいて、次の短期の行動計画の課題の入力を受け付けて、当該課題を記憶部220に記憶し、表示部240を介して表示する(ステップS160)。
このように端末20は、それぞれのデータの入力を受け付けて記憶・表示し、行動計画の効率的な編集を行うことができる。
[転記処理]
次に、転記処理について説明する。例えば、戦略管理シート1000の戦略の記入欄1030に内容が記入されたことに応じて、自動的に対応する行動スケジュール管理シート2000の戦略の記入欄2030にその内容が転記されて表示部240に表示されるように構成してもよい。
更に、所定の週の行動スケジュール管理シート2000の行動スケジュールの記入欄2020、解決すべき課題の記入欄2010、及び先週の行動スケジュールの未達成項目についての原因分析の記入欄2050に内容が記入されたことに応じて、戦略管理シート1000の当該所定の週の段にそれぞれその内容が転記されて表示部240に表示されるように構成してもよい。
例えば、図10に示すように、表示部240に表示した戦略管理シート1000の戦略の記入欄1030に、端末20の入力部230が、ユーザの入力操作を受け付けたことに応じて(ステップS210)、制御部210は、受け付けた入力内容を記憶部220に記憶した行動スケジュール管理シート2000の戦略の記入欄2030に転記して表示部240に表示できるように、記憶部220に記憶する(ステップS220)。
このようにすることにより、その後、端末20の入力部230が、ユーザからの行動スケジュール管理シート2000の表示要求操作を受け付けたことに応じて、記憶部220に記憶した記入内容を読み出して、表示部240に表示することができる。
更に、端末20においては、ユーザの操作の受け付けやユーザへの表示を行い、通信ネットワーク30を介して接続されたサーバ10の記憶部120に各種記入欄の記入内容を記憶することとし、サーバ10は、端末20からの要求に応じて記入内容を表すデータを随時記憶部120から読み出して端末20に送信するように構成してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の好適な実施形態の一例に係る戦略管理シートの全体構成を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る戦略管理シートの詳細を示す一部拡大図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る戦略管理シートの詳細を示す一部拡大図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る行動スケジュール管理シートの全体構成を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る行動スケジュール管理シートの詳細を示す一部拡大図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る行動スケジュール管理シートの詳細を示す一部拡大図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るシステムの全体構成を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るサーバ及び端末の構成を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る行動計画編集処理を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施形態の一例に係る転記処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 システム
10 サーバ
20、20a 端末
30 通信ネットワーク
110 制御部
120 記憶部
130 入力部
140 表示部
150 通信部
160 バス
210 制御部
220 記憶部
230 入力部
240 表示部
250 通信部
260 バス

Claims (4)

  1. 複数の目標に係る計画を達成するためのシートにおいて、
    前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の短期の行動計画を記載する欄と、
    前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の事後分析を記載する欄と、
    前記複数の事後分析に基づく複数の次の短期の行動計画を記載する欄と、を含んで構成したシート。
  2. 前記複数の短期の行動計画を記載する欄は、前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の課題を記載する欄と、前記複数の課題にそれぞれ係る複数の行動スケジュールを記載する欄と、を含んで構成した請求項1に記載のシート。
  3. 前記複数の事後分析を記載する欄は、前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の反省を記載する欄と、前記複数の反省に至った複数の理由をそれぞれ記載する欄と、を含んで構成する請求項1又は請求項2に記載のシート。
  4. 複数の目標に係る計画を達成するためのシートを管理する管理装置において、
    前記複数の目標に係る計画をそれぞれ達成するための複数の短期の行動計画の入力を受け付けて記憶する手段と、
    前記複数の短期の行動計画にそれぞれ係る複数の事後分析の入力を受け付けて記憶する手段と、
    前記複数の事後分析に基づく複数の次の短期の行動計画の入力を受け付けて記憶する手段と、を備えた管理装置。
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JP5022520B2 (ja) * 2010-09-01 2012-09-12 有限会社栄ライト工業所 計画作成支援プログラム及び計画作成支援システム
JP5116066B1 (ja) * 2012-09-06 2013-01-09 株式会社ディセンター 課題分析シート

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