JP2009097448A - ラジアルファン - Google Patents

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Tadao Sugawara
忠男 菅原
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Abstract

【課題】本発明は、各羽根板の段部にテーパ面を有する分離リングを設け、ラジアルファンの吸い込み開口全体からエアの吸い込みを均一とし、庫内のエアの流れを均一とすることを目的とする。
【解決手段】本発明によるラジアルファンは、リング円板(6)と支持円板(1)によって保持された各羽根板(4)の段部(4d)に設けられた分離リング(21)と、前記分離リング(21)に形成されたテーパ面(20)と、を備え、前記リング円板(6)の吸い込み開口(6a)全体からのエア(25)の吸い込みを均一とする構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラジアルファンに関し、特に、支持円板上に植設された各羽根板の内面に形成された各段部を介して分離リングを取付け、ラジアルファン中心部からもエアを吸い込むことにより、ラジアルファンを取付けた庫内のエアの流れを均一とするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のラジアルファンとしては、図10に示す一般に採用されている構成及び特許文献1に示される構成を挙げることができる。
すなわち、図10において符号1で示されるものは支持円板であり、この支持円板1の軸中心に形成された孔2にはボス3が取付けられている。
前記支持円板1の周縁1aには、所定角度間隔で多数の羽根板4がリベット5により植立して設けられ、各羽根板4の先端4aには、一枚のリング円板6が設けられ、各羽根板4の先端4aはリベット7により前記リング円板6に接続されている。
従って、図10の従来構成においては、前記各羽根板4が前記支持円板1及びリング円板6によって一体型となり、前記ボス3の軸孔3aに、図示しないモータの回転軸を接続することにより、ラジアルファン10が回転し、例えば、調理機器の庫内のエアが点線で示されるように、前記リング円板6の吸い込み開口6aから吸い込まれて各羽根板4の間の隙間(図示せず)から吐出される。
また、特許文献1の調理室の循環ラジアルファン用のファンロータにおいては、図示していないが、各羽根板4を介してノズルを有する案内板を設けて油脂粒子の排出を行っている。
特開平6−299992号公報
従来のラジアルファンは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、図9で示す従来構成においては、支持円板とリング円板との間には羽根板のみが設けられていたため、ラジアルファンを回転させた場合のエアの流れは図10の点線で示す経路が最も強くなり、リング円板6の中心部分の吸い込み力は点線の位置よりも弱く、調理機器の庫内のエアの流れが不均一となり、例えば、多段状のラックに載せられた食品を加熱する場合、各段毎に加熱ムラを発生することがあった。
また、特許文献1の構成においては、各羽根板を介して設けられた案内板にノズルが形成されているため、油脂粒子の除去には効果的であるが、前述のエアの吸い込み力を均一として庫内のエアの流れを均一化させることには、効果を上げることは不可能であった。
本発明によるラジアルファンは、ボスを軸中心に有する支持円板と、前記支持円板の周縁に所定角度間隔で植設された多数の羽根板と、前記各羽根板の内端に形成された段部と、前記各段部に設けられテーパ面を有する分離リングと、前記各羽根板の先端に接続されたリング円板と、を備え、前記分離リングの外周端は前記羽根板の外端面より内側に位置し、前記テーパ面は前記リング円板側から前記支持円板側へ向けて拡開するように形成されている構成であり、また、前記テーパ面は断面円弧状よりなる構成であり、また、前記テーパ面は断面直線状よりなる構成であり、また、前記段部はV字状よりなり、前記分離リングの外周端に所定角度間隔で形成された多数の切込み部が前記各羽根板に係合している構成であり、また、前記各羽根板の前記段部より前記支持円板側に位置する内端の内端面方向は、前記外端面の外端面方向と平行である構成であり、また、前記各羽根板の前記段部より前記支持円板側に位置する内端の内端面方向は、前記ボス側へ向けかつ前記支持円板の内側へ向けて傾斜している構成である。
本発明によるラジアルファンは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、各羽根板を介して外周にテーパ面を有する分離リングが設けられ、この分離リングが各羽根板の内端側に設けられると共に、テーパ面がリング円板から支持円板側へ向けて拡開するように形成されているため、このテーパ面により、従来、吸い込み力が比較的に弱い状態であったリング円板の吸い込み開口の中心部分の吸い込み力が強くなり、結果的に吸い込み開口全体の吸い込み力にムラがなくなる。
従って、このラジアルファンが取付けられた調理機器の庫内における多段状の各棚に載置された食品に対するエアの吸い込み状態にムラがなくなり、庫内の各食品に対して均一なエアの流れを形成し、結果的に、各食品の加熱を均一に行うことができる。
本発明は、支持円板上に植設された各羽根板の内面に形成された各段部を介して分離リングを取付け、ラジアルファン中心部からもエアを吸い込むことにより、ラジアルファンを取付けた庫内のエアの流れを均一とするようにしたラジアルファンを提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるラジアルファンの好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1及び図2において符号1で示されるものは支持円板であり、この支持円板1の軸中心に形成された孔2にはボス3が取付けられている。
尚、前記支持円板1は、図1のように中心部分と周縁1aと別体であるが、一体の一枚板とすることもできる。
前記支持円板1の周縁1aには、所定角度間隔で多数の羽根板4がリベット5により植立して設けられ、各羽根板4の先端4aには、一枚のリング円板6が設けられ、各羽根板4の先端4aはリベット7により前記リング円板6に接続されている。
前記各羽根板4は、図5から図8で示されるように、全体形状が長手板状で、かつ、長手凹状をなしており、その外端面4bはラジアルファン10の軸方向に沿う直線状の外端面方向Aを有するように形成されている。
前記外端面4bに対向する内端4cには、V字型の段部4dが形成され、この内端4cの直線状の内端面方向Bは、前記外端面方向Aと平行に形成されている。
すなわち、前記内端4cは前記段部4dより支持円板1側に位置している。
また、前記内端4cは、前記外端面方向Aと平行な内端面方向Bを有する羽根形状に限ることなく、図5の点線にて示されるように、前記外端面方向Aとは非平行で、かつ、前記ボス3側すなわち前記支持円板1の内側へ向けて傾斜した傾斜面方向Cを有する形状として、より風量を増加させる構成とすることもできる。
前記各段部4dには、テーパ面20を有する輪状の分離リング21が係合されており、この分離リング21の外周端21aに所定角度間隔で形成された多数の切り込み部22が前記各羽根板4に嵌め込み式に係合している。
前記テーパ面20は、図3で示されるように、断面円弧状となるように形成され、前記ラジアルファン10で吸い込まれるエア25の流れに沿った形状で形成されている。
また、前記テーパ面20は、前述の円弧状に限ることなく、断面直線状に傾斜した形状とすることができる。
前記分離リング21の外周面21aは、前記羽根板4の外端面4bより内側に位置し、前記テーパ面20は、前記リング円板6側から前記支持円板1側へ向けて拡開するように、ラッパ状に形成されている。
従って、図1、図2及び図9(斜視図)で示される本発明のラジアルファン10においては、各羽根板4がリング円板6、分離リング21及び支持円板1によって一体型となり、ボス3の軸孔3aに、図示しないモータの回転軸を接続して駆動することにより、ラジアルファン10の各羽根板4が回転し、例えば、調理機器の庫内のエア25は、図1の点線で示されるように、前記リング円板6の吸い込み開口6aの周縁及び中央部の全体にわたり吸い込まれ、前記分離リング21の外側及び内側を経て各羽根板4の外周側へ吐出される。
本発明によるラジアルファンを示す断面図である。 図1の平面図である。 図1の分離リングの拡大断面図である。 図3の平面図である。 図1の羽根板の拡大図である。 図5の底面図である。 図5の右側面図である。 図5の平面図である。 図2の拡大斜視図である。 従来のラジアルファンの断面図である。
符号の説明
1 支持円板
1a 周縁
2 孔
3 ボス
4 羽根板
4a 先端
4b 外端面
4c 内端
4d 段部
A 外端面方向
B 内端面方向
C 傾斜面方向
6 リング円板
6a 吸い込み開口
10 ラジアルファン
20 テーパ面
21 分離リング
22 切込み部
21a 外周端
25 エア

Claims (6)

  1. ボス(3)を軸中心に有する支持円板(1)と、前記支持円板(1)の周縁(1a)に所定角度間隔で植設された多数の羽根板(4)と、前記各羽根板(4)の内端(4c)に形成された段部(4d)と、前記各段部(4d)に設けられテーパ面(20)を有する分離リング(21)と、前記各羽根板(4)の先端(4a)に接続されたリング円板(6)と、を備え、
    前記分離リング(21)の外周端(21a)は前記羽根板(4)の外端面(4b)より内側に位置し、前記テーパ面(20)は前記リング円板(6)側から前記支持円板(1)側へ向けて拡開するように形成されていることを特徴とするラジアルファン。
  2. 前記テーパ面(20)は断面円弧状よりなることを特徴とする請求項1記載のラジアルファン。
  3. 前記テーパ面(20)は断面直線状よりなることを特徴とする請求項1記載のラジアルファン。
  4. 前記段部(4d)はV字状よりなり、前記分離リング(21)の外周端(21a)に所定角度間隔で形成された多数の切込み部(22)が前記各羽根板(4)に係合していることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のラジアルファン。
  5. 前記各羽根板(4)の前記段部(4d)より前記支持円板(1)側に位置する内端(4c)の内端面方向(B)は、前記外端面(4b)の外端面方向(A)と平行であることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のラジアルファン。
  6. 前記各羽根板(4)の前記段部(4d)より前記支持円板(1)側に位置する内端(4c)の内端面方向(B)は、前記ボス(3)側へ向けかつ前記支持円板(1)の内側へ向けて傾斜していることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のラジアルファン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019052801A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 東芝ホームテクノ株式会社 加熱調理器

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