JP2009095003A - 画像処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009095003A
JP2009095003A JP2008199308A JP2008199308A JP2009095003A JP 2009095003 A JP2009095003 A JP 2009095003A JP 2008199308 A JP2008199308 A JP 2008199308A JP 2008199308 A JP2008199308 A JP 2008199308A JP 2009095003 A JP2009095003 A JP 2009095003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
symbol
images
content data
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008199308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4932802B2 (ja
Inventor
Yusuke Kitagawa
祐介 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2008199308A priority Critical patent/JP4932802B2/ja
Priority to US12/212,825 priority patent/US8289562B2/en
Publication of JP2009095003A publication Critical patent/JP2009095003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4932802B2 publication Critical patent/JP4932802B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】インデックスの出力領域の余白をなくし、メディアに記録された動画の内容が一目瞭然で把握できるインデックスのデータを作成する。
【解決手段】初期値α個のサムネイルでプリント領域を埋めると、余白βが生じる場合、各動画から合計γだけサムネイルを追加することで、プリント領域の余白を最大限に埋め、ペーパーの無駄をなくす。動画のコマのサムネイルのコマが多ければ、それだけ動画の内容が分かりやすくなる。また、インデックスプリントにおいて、同一の動画のサムネイル画像のみがグルーピングされ、他の動画のサムネイルや、静止画のサムネイル画像とは、視覚的に区別されて配置される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、記録された画像の一覧を示す出力データの作成に関する。
特許文献1によると、サムネイルとしたい画像の特徴を示す特徴データを予めメモリによって記憶しておき、CPUにより、処理対象とする動画像データによって示される動画像を構成する複数の静止画像から特徴データにより示される特徴に対する類似の度合いが所定度合い以上であるものを検出し、検出した静止画像を示すサムネイルを作成する。
特許文献2によると、抽出条件読取り部は、シナリオ作成部によって作成されたシナリオ情報に基づき、各シーンのフレーム抽出条件を読取ることによって各シーンのタイムスタンプを作成する。タイムスタンプには、シーンの最も特徴的なフレームにフレーム抽出フラグが組み込まれる。フレーム抽出部は、フォトムービー出力部から出力されるフォトムービーを監視してフレーム抽出フラグが付されたフレームを抽出する。サムネイル画像生成部は、フレーム抽出条件によって定められたサイズのサムネイル画像を生成する。得られるインデックス画像は、各シーンの特徴が捉えられ、重要なシーン等のサムネイル画像のサイズが大きくされており、ユーザーにフォトムービーの内容を明確に伝えることができる。
特開2006−67357号公報 特開2006−174178号公報
多数のデジタル動画を撮影した場合、DVDなどの大容量メディアに記録する場合が多いが、どのメディアに何の映像を記録したのかが分かりにくい。
特許文献1や2では、まずはいかに最適な画像を動画から抽出するのかのシーン抽出がメインであり、例えばインデックスプリントでサムネイルを出力することを考えた場合、動画から抽出された静止画の枚数によっては、動画記録サービスの原価の大半を占めるペーパーを大量に消費してしまう可能性がある。このため、サービスとコスト削減を両立したい店があっても、その要求を満たすことができない。
また、ユーザが動画の中から所望のシーンを指定し、それをインデックス用の静止画とすることも考えられるが、作業効率が悪い。
本発明は、インデックスの出力領域の余白をなくし、メディアに記録された動画の内容が一目瞭然で把握できるインデックスのデータを作成可能にすることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、少なくとも動画を含むコンテンツデータ群を入力する入力部と、入力部に入力されたコンテンツデータ群に対応するサムネイル画像もしくはアイコンその他の象徴画像の暫定的な数である第1の象徴画像数を決定する第1象徴画像数決定部と、第1象徴画像数決定部が決定した第1の象徴画像数だけコンテンツデータ群に対応する象徴画像を所定の出力領域に配列した場合に所定の出力領域に生じる余白の量を算出する余白量算出部と、余白量算出部の算出した余白の量に基づき、コンテンツデータ群に対応する象徴画像の追加数を決定した上、第1の象徴画像数と追加数とから、コンテンツデータ群に対応する象徴画像の最終的な数である第2の象徴画像数を決定する第2象徴画像数決定部と、を備える。
本発明では、出力領域(例えば印刷領域や表示領域)の余白部分に合わせて、動画に対応するサムネイルの数を決定し、余白部分を埋めるため、出力領域の余白を無駄にせず、かつ、複数のサムネイルによって動画の中身を確認しやすくすることができ、特に、動画を多く撮影するエンドユーザ(例えば、子供を動画で撮影する親)にとってはメリットが大きい。
入力部に入力されたコンテンツデータ群に含まれる動画から、静止画を第2の象徴画像数だけ抽出する抽出部をさらに備える。
入力部に入力されたコンテンツデータ群から、第2の象徴画像数だけ象徴画像を作成する象徴画像作成部をさらに備える。
象徴画像作成部は、抽出部が抽出した静止画に基づいて象徴画像を作成する。
第2象徴画像数決定部は、象徴画像が余白を充填する範囲で、象徴画像の追加数を決定する。
コンテンツデータ群は静止画をさらに含む。
象徴画像作成部が作成した象徴画像を所定の出力領域に配列することで、コンテンツデータ群の一覧を示す出力データを作成する出力データ作成部をさらに備える。
出力データ作成部は、同一の動画に基づいて作成された象徴画像同士の関連性を示す情報の付与されたデータを作成する。
出力データ作成部は、コンテンツデータ群の一覧を示すインデックスプリント用のプリントデータを作成するプリントデータ作成部を含み、インデックスプリント用のプリントデータに基づいてインデックスプリントを所定の印刷媒体上に形成するプリント部をさらに備える。
この場合、プリントの余白部分が追加で抽出された動画サムネイルで埋まるから、プリントの余白が有効に活用されることになる。
出力データ作成部は、コンテンツデータ群の一覧を示す一覧画面用の表示データを作成する表示データ作成部を含む。
表示データ作成部の作成した一覧画面用の表示データに基づいて一覧画面を表示する表示部をさらに備える。
本発明に係る画像処理方法は、少なくとも動画を含むコンテンツデータ群を入力するステップと、入力されたコンテンツデータ群に対応するサムネイル画像もしくはアイコンその他の象徴画像の暫定的な数である第1の象徴画像数を決定するステップと、決定した第1の象徴画像数だけコンテンツデータ群に対応する象徴画像を所定の出力領域に配列した場合に所定の出力領域に生じる余白の量を算出するステップと、算出した余白の量に基づき、コンテンツデータ群に対応する象徴画像の追加数を決定した上、第1の象徴画像数と追加数とから、コンテンツデータ群に対応する象徴画像の最終的な数である第2の象徴画像数を決定するステップと、をコンピュータに実行させる。
この画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムも本発明に含まれる。
本発明では、出力領域(例えば印刷領域や表示領域)の余白部分に合わせて、動画に対応するサムネイルの数を決定し、出力領域の余白部分を埋めるため、出力領域の余白を無駄にせず、かつ、複数のサムネイルによって動画の中身を確認しやすくすることができ、特に、動画を多く撮影するエンドユーザ(例えば、子供を動画で撮影する親)にとってはメリットが大きい。
<第1実施形態>
図1は本発明の好ましい実施形態に係る写真プリンタシステム10の概略構成を示す。写真プリンタシステム10は、各種の指示を入力するためのキーボードやマウスなどの入力デバイス(入力手段)12、入力デバイス12を介して入力される指示に従って、メモリカードやフラッシュメモリやCD−RやDVDなどの記録メディア、あるいはUSBなどの各種通信規格に準拠して写真プリンタシステム10と接続されたデジタルカメラや携帯電話や情報端末に記録された静止画・動画、テキストデータ、音楽データなどの各種コンテンツデータを読み取るコンテンツ入力手段14、各種の画像を表示するディスプレイ(表示手段)16、入力デバイス12を介して入力される指示に従って、コンテンツ入力手段14によって読み取られた撮影画像に対応するサムネイル画像を配置してインデックスプリントのプリントデータを作成したり個々の画像のプリントデータを作成する画像処理部(画像処理手段)18、入力デバイス12を介して入力される指示に従って、画像処理部18によって作成された画像データに基づいて、露光・現像などを行って写真プリントやインデックスプリントを作成するプリンタ(画像出力手段)20、入力デバイス12を介して入力される指示に従って、画像処理部18によって作成された画像データをDVDやCD−Rその他の所定の記録媒体22に記録する記録部(画像出力手段)23等を備えている。
画像処理部18は、CPU、RAM、ROMなどを備えており、情報処理に必要なプログラム、データ、変数はROMに記憶されている。CPUは、ROMのプログラムを実行し、必要な情報をRAMに記憶して、各種の情報処理を行う。
インデックスプリントのプリントサイズ、サムネイル画像の画像サイズなどは全く制限されず、インデックスプリントに表示可能なサムネイル画像の数は、両者のサイズ、配置間隔等に応じて随時変化する。写真のインデックスプリントの場合、サムネイル画像の枚数は、例えば24枚である。
以下、図2に示すフローチャートに従って、写真プリンタシステム10においてインデックスプリントを作成する場合の動作の概略を説明する。この処理は画像処理部18によって制御される。この処理を規定するプログラムはROMに記憶されている。
写真プリンタシステム10においてインデックスプリントを作成する場合、入力デバイス12を介して画像処理部18に各種の指示が与えられる。まず、入力デバイス12を介して画像入力の指示が与えられる。これに応じて、撮影された静止画・動画が読み取られ、読み取られたデータ(デジタルデータ)がコンテンツ入力手段14から画像処理部18に入力される(ステップS11)。
続いて、入力デバイス12を介してインデックスプリント作成の指示が与えられる。これに応じて、画像処理部18によって、サムネイル画像を配置するための、写真プリントのサイズに対応するプリント領域の外縁がディスプレイ16上に表示される(ステップS12)。
続いて、画像処理部18によって、撮影画像の各々が動画であるのか静止画であるのかの判別が行われ(ステップS13)、その判別結果に応じて、動画のサムネイル画像の抽出とグルーピングが行われる(ステップS14)。動画のサムネイル画像の抽出の個数の決め方は後述する。
続いて、画像処理部18によって、サムネイル画像の配列順序が決定され、プリント領域内のうち、同一の動画から抽出されたコマ画像のサムネイルが、視覚的に関連づけられてされて配置される(ステップS15)とともに、静止画のサムネイルが配置される(ス
テップS16)。すなわち、同一の動画のサムネイル画像のみがグルーピングされ、他の動画のサムネイルや、静止画のサムネイル画像とは、視覚的に区別されて配置される。なお、動画から静止画像を作成ないし抽出する技術は公知のもの(例えば特開2005−244382号公報)を採用できる。画像処理部18は、動画から抽出した静止画像に基づいて、個々の画像のプリントデータを作成することもできる。
動画の映像情報そのものからサムネイルを作成する代わりに、あるいは動画の映像情報そのものからのサムネイル画像の作成とともに、動画の映像情報以外の情報を用いて、動画の内容を象徴する情報を作成することもできる。例えば、画像処理部18は、動画と同期して記録されている音声情報を文字情報に変換し、その文字情報の中に含まれる特定のキーワード、例えば人の名前、場所の名前、天候、日時を示す部分などを抽出して、これをサムネイルと同等のサイズのグラフィックデータ(サムネイル画像やアイコンなど)に変換し、サムネイル画像の代わりに、あるいはサムネイル画像とともに用いることができる。あるいは、当該キーワードを、サムネイル画像やアイコンに付帯するテキスト情報とすることもできる。あるいは、MP3ファイルのような音楽データがコンテンツ入力手段14に入力された場合、音楽データのメタデータに含まれる楽曲情報やアーティスト名をサムネイルと同等のサイズのグラフィックデータに変換する。
例えば図3に示すように、「動画1」から所定の個数Ni(一例としてNi=3)抽出されたサムネイル1−1、1−2、1−3は、枠F1に囲まれることで、視覚的に関連づけられる。同じ動画から抽出されたサムネイルは、同じページに配置すると統一感が出て見栄えがよい。同じ動画から抽出するサムネイルの数を、1ページ当たりの最大サムネイル数以下となるようにすれば、同じ動画から抽出されたサムネイルが複数ページにまたがることがなくなる。
同様に、「動画2」から抽出されたサムネイル2−1、2−2、2−3は枠F2、「動画3」から抽出されたサムネイル3−1、3−2、3−3は、枠F3にそれぞれ囲まれることで、各動画から抽出された静止画のサムネイルが、視覚的に関連づけられる。
あるいは図4に示すように、「動画1」から抽出されたサムネイル1−1、1−2、1−3は連なって配置される。「動画2」から抽出されたサムネイル2−1、2−2、2−3は連なって配置され、かつ「動画1」のサムネイル1−3とは所定のスペース1だけ離隔された位置に配置される。「動画3」から抽出されたサムネイル3−1、3−2、3−3は連なって配置され、かつ「動画2」のサムネイル2−3とは所定のスペース2だけ離隔された位置、静止画サムネイル1とは所定のスペース3だけ離隔された位置に配置される。なお、プリント領域の都合上、同一の動画のサムネイル同士が同じ行または列に配置できない場合(図ではサムネイル2−2と2−3)は、両者が同一の動画のサムネイル同士であることを視覚的に示すマーカL1・L2をサムネイルに付してもよい。
静止画は、動画のサムネイルとは離隔されて配置される。ただし、同一のシーンを記録した静止画と動画には、両者のシーンが同一であることを視覚的に示す記号やグラフィックを付してもよい。例えば、画像処理部18が、動画の付帯情報に含まれている撮影開始時刻情報と、動画の先頭コマから各コマまでの経過時間とから、各コマの撮影時刻を推定し、これと一致する撮影時刻情報を付帯情報として記録した静止画を、同一シーンと判定する。あるいは、後述するような動画のコマおよび静止画から抽出した物体特徴情報の比較の結果、両者が一致すれば、同一シーンと判定する。撮影時刻の一致と物体特徴情報の一致の双方を満たす場合に同一シーンと判定してもよい。なお、サムネイルは横並びでなく縦並びでもよい。あるいは同一の動画のサムネイルを所定形状の塊(矩形やコの字型など)にしてもよい。
視覚的な関連づけの具体的態様は上記のものに限らない。例えば、同一の動画から得られたサムネイルを点線でつなげたり、同じ大きさに揃えるなどしてもよい。
ステップS14でのサムネイルの抽出、ステップS15での配置の決定は、具体的には次のようにする。
記録媒体22に記録する画像としてオーダーのされた動画ないし静止画(オーダーの内容によっては、静止画がなく、動画だけの場合もある)に対応するサムネイル総数αと、各種のインデックスプリントの識別情報に対応するプリント領域内におけるプリント可能サムネイル画像数から、インデックスプリントのプリント領域の余白量βを算出する。
次に、算出された余白量βから、プリント領域の余白に入りきる範囲で、追加するサムネイルの総数γを決定する。そして、インデックスプリントに配列する最終的なサムネイル画像数δ=α+γを算出する。
つまり、初期値α個のサムネイルでプリント領域を埋めると、余白βが生じる場合、各動画から合計γだけサムネイルを追加することで、プリント領域の余白を最大限に埋め、ペーパーの無駄をなくす。また、動画のコマのサムネイルのコマが多ければ、それだけ動画の内容が分かりやすくなる。
さらに詳細には、
A:インデックスプリント識別情報
B:Aに対応づけられた印刷可能サムネイル画像数
C:個々の動画の中から抽出するサムネイル画像数
D:オーダーに含まれる動画数
E:オーダーに含まれる静止画数
Fm:各動画の録画時間
G:動画サービスに使用するインデックスプリントの枚数(設定値)
とした場合、例えば次のようにしてαを算出する。
例えば、
(α−1)抽出画像数の確保を優先するために、画像抽出枚数の設定値を用いる方法。C、D、Eから、サムネイルの画像数αを計算する(例えば、α=C×D+Eとする)。
(α−2)抽出画像数の確保を優先するために、動画の録画時間による重みづけを行う方法。各動画から録画時間Fmを取得する。その時間に応じて抽出する静止画の枚数Cmを決定する(Cm=f(Fm)とする;fは録画時間Fmをパラメータとする重み関数)。そして、Cm、Eからサムネイルの画像数αを決定する(α=ΣCm+E)。なお、録画時間に応じて抽出枚数の重みづけをするのは、短い録画時間の動画からたくさん静止画を抽出しても、動画内容の把握という点ではあまり意味がないからである。重みづけのパラメータは録画時間に限らず、例えばタイムスタンプの新しい動画から優先的に多めのCmを割り当ててもよい。
(α−3)プリント枚数節約を優先するために、インデックスのプリント枚数の設定値を用いる方法。B、G、D、Eから、サムネイルの画像数αを計算する(α=[(B×G−E)÷D]+E。[ ]はガウス記号であり、ここでは(B×G−E)÷Dの商となる。
(α−4)プリント枚数節約を優先するために、動画の撮影時間による重みづけを行う方法。B、Gから、抽出サムネイル数αの合計を決定する(G×B)。各動画から録画時間Fmを取得する。その時間Fmと抽出サムネイル数の合計(G×B)に応じて、各動画から抽出する静止画の枚数Cmを決定する(Cm=f(Fm,G×B);fは重み関数)。そして、Cm、Eからサムネイルの画像数を計算する(α=ΣCm+E)。
その他、抽出サムネイル数αは、動画の属性に依存した数値であれば何でもよく、例えば動画中のシーンの数や、動画に登場する人物の数などとしてもよい。例えば特開2004−297697号公報のように、色温度情報の変化や、ホワイトバランス情報の1つであるゲイン値の変化によってシーン変化があったことを判別し、そのシーン変化の回数を抽出サムネイル数αとする。あるいは、特開2008−3749号公報のように、動画から抽出した各コマ画像から人物の顔の特徴情報やその他物体の特徴情報を抽出する。そして、抽出した特徴情報同士のマッチングにより、異なる特徴情報を持つ人物ないし物体の数を特定して、これを抽出サムネイル数αとする。
プリント領域の余白量βの計算方法は、インデックスプリントに余白ができると判断した場合(αがBの自然数倍ではない場合、すなわちインデックスプリントの各頁がサムネイルで埋まらない場合)、余白に印刷可能なサムネイルの枚数(β=n×B−α:nは自然数で、βがB以下となるようにする)を決定する。
各動画から追加で抽出するサムネイルの総数γの計算方法としては、例えば、(γ−1)単純に動画数から計算する方法。βをDで除算して商と余りを求め、商を各動画から抽出するコマ数とする。余りが0でない場合、各動画をFmの大小の順、ファイル名順、タイムスタンプ順など、所定の順序でソートし、先頭から余りが0になるまで、各動画の抽出する静止画数に1ずつ加算していき、最終的に各動画から抽出するサムネイル数γを決定する。
(γ−2)動画の撮影時間による重みづけを行う方法。各動画から録画時間Fmを取得する。Fmとβに応じて各動画から抽出する静止画数(Cm=g(Fm,β);gは重み関数)を決定する。
なお、C(個々の動画の中から抽出するサムネイル画像数)やG(動画サービスに使用するインデックスプリントの枚数)は、サービス提供者のポリシーによって自由に設定可能とする。Cはエンドユーザが設定してもよい。ただし、上述のように同じ動画から抽出したサムネイル画像を同じページに配置するためには、B≧Cという制限を設け、Bを超える値Cをユーザが入力しても、これを無視するか、無効化した上で警告を表示する。
以上のように、本実施形態では、プリント領域の余白部分に合わせて、動画からサムネイルを追加で抽出し、余白部分を埋めるため、ペーパーの余白を無駄にせず、かつ動画の
中身を確認しやすくすることができ、特に、動画を多く撮影するエンドユーザ(例えば、子供を動画で撮影する親)にとってはメリットが大きい。
<第2実施形態>
第1実施形態では、プリント領域の余白部分に合わせて動画からサムネイルを抽出していたが、例えば、ディスプレイ(表示手段)16にインデックスの表示領域が定められている場合、当該表示領域に初期値α個のサムネイルを配置したときの余白量βを算出し、その余白量に合わせて追加すべきサムネイルの数γを決定してもよい。こうすると、表示領域上の余白が動画サムネイルで埋まり、動画の内容がよりよく理解できるので、表示領域上の余白を有効に活用できる。なお上述したように、インデックスの表示領域が写真プリントのサイズに対応していてもよい。
インデックスの表示領域が定められている表示手段は、写真プリンタシステム10の周辺機器としてのディスプレイ16でなくてもよく、例えば写真プリンタシステム10に一時的に接続されたデジタルカメラや携帯電話や情報端末に備えられた表示手段でもよい。この場合、写真プリンタシステム10は、接続された機器からインデックスの表示領域を示す情報(液晶画面のサイズに対応した1画面当たりのサムネイル画像の最大配置個数X、インデックス表示画面のページ数Y)を取得する。次に、上記のように算出したαから余剰数γ=X×Y−αを算出する。そして、γ>0であれば、X×Y個のサムネイルを動画から作成する。表示手段に表示されたサムネイル画像のうち、所望のものを入力デバイス12(あるいはデジタルカメラや携帯電話や情報端末のキー操作)から選択指示すると、画像処理部18は、その選択指示されたサムネイル画像に対応するコマから動画を表示手段に再生してもよい。
あるいはインデックスの出力領域は、アドビシステムズ社の「PDF」のような電子的媒体上に設けられたものでもよく、画像処理部18によって当該出力領域にサムネイル画像が配置された電子的媒体は、記録媒体22に出力したり、インターネットなどの通信回線を介して写真プリンタシステム10に接続された所望の相手方通信機器(不図示)に配信することもできる。
<他の実施形態>
動画から追加でサムネイルを抽出する前の状態において、1つの頁内におけるサムネイルの数が所定の個数以下で余白部分が極端に多い場合、例えば図5に示すように、2頁中のサムネイルが1個の場合、各動画からサムネイルを抽出する代わりに、各動画のサムネイルを均等に、あるいは優先度の低い動画(録画時間が短い、あるいはタイムスタンプが古いなど)のサムネイルを優先的に削除し、余白部分が極端に多い頁をなくしてもよい。
写真プリンタシステムの概略構成図 インデックスプリントのフローチャート 枠による動画サムネイルの関連づけの一例を示す図 配置による動画サムネイルの関連づけの一例を示す図 動画から抽出されたサムネイルが次の頁に渡って配置された様子を例示する図
符号の説明
14:画像入力手段、18:画像処理部、20:プリンタ、22:記録媒体

Claims (13)

  1. 少なくとも動画を含むコンテンツデータ群を入力する入力部と、
    前記入力部に入力されたコンテンツデータ群に対応するサムネイル画像もしくはアイコンその他の象徴画像の暫定的な数である第1の象徴画像数を決定する第1象徴画像数決定部と、
    前記第1象徴画像数決定部が決定した第1の象徴画像数だけ前記コンテンツデータ群に対応する象徴画像を所定の出力領域に配列した場合に前記所定の出力領域に生じる余白の量を算出する余白量算出部と、
    前記余白量算出部の算出した余白の量に基づき、前記コンテンツデータ群に対応する象徴画像の追加数を決定した上、前記第1の象徴画像数と前記追加数とから、前記コンテンツデータ群に対応する象徴画像の最終的な数である第2の象徴画像数を決定する第2象徴画像数決定部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記入力部に入力されたコンテンツデータ群に含まれる動画から、静止画を前記第2の象徴画像数だけ抽出する抽出部をさらに備える請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記入力部に入力されたコンテンツデータ群から、前記第2の象徴画像数だけ象徴画像を作成する象徴画像作成部をさらに備える請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記象徴画像作成部は、前記抽出部が抽出した静止画に基づいて象徴画像を作成する請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2象徴画像数決定部は、前記象徴画像が前記余白を充填する範囲で、前記象徴画像の追加数を決定する請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記コンテンツデータ群は静止画をさらに含む請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記象徴画像作成部が作成した象徴画像を前記所定の出力領域に配列することで、前記コンテンツデータ群の一覧を示す出力データを作成する出力データ作成部をさらに備える請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記出力データ作成部は、同一の動画に基づいて作成された象徴画像同士の関連性を示す情報の付与されたデータを作成する請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記出力データ作成部は、前記コンテンツデータ群の一覧を示すインデックスプリント用のプリントデータを作成するプリントデータ作成部を含み、
    前記インデックスプリント用のプリントデータに基づいて前記インデックスプリントを所定の印刷媒体上に形成するプリント部
    をさらに備える請求項7または8に記載の画像処理装置。
  10. 前記出力データ作成部は、前記コンテンツデータ群の一覧を示す一覧画面用の表示データを作成する表示データ作成部を含む請求項7〜9のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 前記表示データ作成部の作成した一覧画面用の表示データに基づいて前記一覧画面を表示する表示部
    をさらに備える請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 少なくとも動画を含むコンテンツデータ群を入力するステップと、
    前記入力されたコンテンツデータ群に対応するサムネイル画像もしくはアイコンその他の象徴画像の暫定的な数である第1の象徴画像数を決定するステップと、
    前記決定した第1の象徴画像数だけ前記コンテンツデータ群に対応する象徴画像を所定の出力領域に配列した場合に前記所定の出力領域に生じる余白の量を算出するステップと、
    前記算出した余白の量に基づき、前記コンテンツデータ群に対応する象徴画像の追加数を決定した上、前記第1の象徴画像数と前記追加数とから、前記コンテンツデータ群に対応する象徴画像の最終的な数である第2の象徴画像数を決定するステップと、
    をコンピュータに実行させる画像処理方法。
  13. 請求項12に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2008199308A 2007-09-21 2008-08-01 画像処理装置、方法およびプログラム Active JP4932802B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008199308A JP4932802B2 (ja) 2007-09-21 2008-08-01 画像処理装置、方法およびプログラム
US12/212,825 US8289562B2 (en) 2007-09-21 2008-09-18 Image processing apparatus, method and recording medium

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007246178 2007-09-21
JP2007246178 2007-09-21
JP2008199308A JP4932802B2 (ja) 2007-09-21 2008-08-01 画像処理装置、方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009095003A true JP2009095003A (ja) 2009-04-30
JP4932802B2 JP4932802B2 (ja) 2012-05-16

Family

ID=40666470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008199308A Active JP4932802B2 (ja) 2007-09-21 2008-08-01 画像処理装置、方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4932802B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010263284A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Brother Ind Ltd 画像処理装置
JP2012205238A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Brother Ind Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185949A (ja) * 1997-09-05 1999-03-30 Sharp Corp 画像入出力装置
JP2004015585A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Brother Ind Ltd 動画像印刷装置、動画像印刷方法、およびコンピュータプログラム
JP2004195874A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Canon Inc シール用紙印刷装置
JP2006080652A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Canon Inc 記録再生装置及び記録再生方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185949A (ja) * 1997-09-05 1999-03-30 Sharp Corp 画像入出力装置
JP2004015585A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Brother Ind Ltd 動画像印刷装置、動画像印刷方法、およびコンピュータプログラム
JP2004195874A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Canon Inc シール用紙印刷装置
JP2006080652A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Canon Inc 記録再生装置及び記録再生方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010263284A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Brother Ind Ltd 画像処理装置
JP2012205238A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Brother Ind Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4932802B2 (ja) 2012-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8289562B2 (en) Image processing apparatus, method and recording medium
JP5993642B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法及びプログラム
JP4576427B2 (ja) 注釈付画像生成方法及びカメラ
JP5436367B2 (ja) グラフィック配置決定方法ならびにそのプログラムおよび情報処理装置
JP2014063246A (ja) 電子アルバム作成装置、及び電子アルバム作成方法、プログラム
JP2010057073A (ja) アルバム作成装置及びアルバム作成プログラム
JP6282065B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US9600916B2 (en) Image processing apparatus for creating composite images, image processing method, and non-transitory computer readable recording medium
US20090244625A1 (en) Image processor
JP2006202295A (ja) デジタル写真管理装置とデジタル写真管理方法及びコンピュータプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体
US8466929B2 (en) Image processor
JP5300387B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2007158536A (ja) 画像出力方法、画像出力装置及びプログラム
JP4932802B2 (ja) 画像処理装置、方法およびプログラム
US8582148B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP5336759B2 (ja) 画像出力装置及び画像出力方法
JP2010068347A (ja) 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
JP2016189507A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP7187986B2 (ja) 情報処理装置
JP2007080164A (ja) 注文受付装置および方法並びにプログラム
JP4389728B2 (ja) 画像形成装置、画像選択画面生成方法、及びプログラム
JP2005216073A (ja) アルバム画像出力システム、アルバム画像提供装置、アルバム画像出力方法、およびプログラム
JP4294805B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び記録媒体
JP2005203969A (ja) 画像形成装置、電子アルバム作成装置、画像形成方法、電子アルバム作成方法、プログラム、およびインデックスシート
JP2006074163A (ja) 画像処理装置、及び画像処理方法装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4932802

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250