JP2009094862A - 映像信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の拡大・解像度変換を施した出力画像を得るための映像信号処理において、エラーが少なく高性能な斜め線補間を比較的簡単な計算で実現する。
【解決手段】複数の方向性を持つ微分作用素を輝度信号の画素値に施して方向性を検出し(ステップS1)、検出した方向性を示す微分作用素計算結果の絶対値xの最大値が所定値th1以上であるとき、検出した方向性に応じて加重平均により候補値の計算する(ステップS2、S4)。その候補値のうち周辺画素である中央4画素の最大値と最小値の間に制限したものを補間値として生成する(ステップS5)。これにより、エラーが少なく高性能な斜め線補間を比較的簡単な計算処理で実現することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は映像信号処理装置に係り、特に階調画像を扱う映像表示装置、映像記録装置、映像処理装置、コンピュータ装置などにおいて画像の拡大・解像度変換を施した出力画像を得るための映像信号処理装置に関する。
近年の映像機器のディジタル化及びパーソナルコンピュータやデジタルカメラの普及、さらに超高解像度映像機器の導入により、既存の映像ソースの高品質な高解像度化の重要性が高まっている。この高解像度化には、例えば、既存の映像ソースの映像信号の画素間を補間して画像を拡大する手法が用いられる。
広く知られている補間手法としては、最近隣補間法、線形補間法、3次元畳み込み補間法などがある。最近隣補間法は、変換画像の最も近いサンプル点の値を補間値とする方法であり、アルゴリズムが簡単に実現できるメリットがある。線形補間法は、変換画像の補間位置の周囲4点の画素からの距離の比を求め、その比率に応じて、周囲4点の画素値から補間していく方法であり、画像が滑らかになるメリットがある。3次元畳み込み補間法は、sinc関数を近似した三次関数を用いて、補間位置の周辺16点から、畳み込んで計算していく方法であり、画像が滑らかになるのと同時に鮮鋭化の効果もある。
しかし、上記のような従来の補間手法では、周囲の情報を均等に配分して補間データを作り出すため、非エッジ部では滑らかな補間画像が得られるものの、エッジ部分、特に傾斜の急な斜め線においてジャギーが目立つことは避けがたい。
そのため、エッジ部と非エッジ部の補間手段を別々のものを使用し、エッジ部ではジャギーの目立ちにくい直交変換・逆変換を利用する補間方法が従来提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、斜めに隣接する画素間の補間については単調増加する非線形関数、縦横に隣接する画素間の補間については単調増加する非線形関数もしくは線形関数を用いることによって、ジャギーに対応する補間方法も従来知られている(例えば、特許文献2参照)。
更に、周辺の画素値をもとに予め定められた詳細関数によって求められる評価値が、予め設定された条件を満足するまで、補間画素値を繰り返し修正して、斜め線も含め高品位な補間を行う方法も従来提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許3578921号公報 特開平5‐284338号公報 特開平10‐164358号公報
しかし、上記の特許文献1〜3に記載の補間方法は、直交変換・逆変換の処理が必要になったり、メモリーテーブルを用いた非線形関数の適用する必要があったり、繰り返し演算が必要であったりするなど、いずれも計算コスト上の障害が存在する上、様々な角度の斜め線のジャギーに対応するだけの仕組みを有していないので、補間性能にも限界がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、複数の方向性を持つ微分作用素で映像信号のエッジの方向性を検出し、検出したエッジに沿った加重平均を得、これを周辺画素の最大値と最小値の間に制限したものを補間値とすることにより、エラーが少なく高性能な斜め線補間を比較的簡単な計算で実現する映像信号処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の信号処理装置は、映像信号の画素値を補間して高解像度化する信号処理装置において、複数の方向性を持つ微分作用素を、映像信号の補間時に用いる予め設定した複数の画素の画素値に施して、映像信号のエッジの方向性を検出する方向性検出手段と、方向性検出手段により検出されたエッジの方向性を示す直線が、複数の補間画素の補間位置のみを通り、予め設定した複数の画素の位置のいずれにも通らないときは、補間画素の候補値を、複数の画素のうち補間画素の周辺の画素の線形補間により生成し、上記直線が複数の補間画素のうち中心位置にある第1の補間画素の位置のみを通るときは、第1の補間画素の候補値を、複数の画素のうち上記直線の近傍位置にある2以上の画素の画素値を平均して生成すると共に、上記直線の平行線が通る位置にある第2の補間画素の候補値を、複数の画素のうち、平行線の近傍位置にある2以上の画素の画素値を平均して生成し、かつ、上記直線が通らない位置にある第3の補間画素の候補値を、複数の画素のうち第3の補間画素の周辺の画素の線形補間により生成する候補値生成手段と、候補値生成手段により生成された候補値を、複数の画素のうち第1の補間画素の位置の上下左右にそれぞれ隣接する中央の4画素の画素値のうち最大値と最小値で制限して、この制限された候補値を補間画素の補間値として出力する補間値出力手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、エラーが少なく高性能な斜め線補間を比較的簡単な計算処理で実現することができる。
次に、本発明の一実施の形態について図面と共に詳細に説明する。
図1は、本発明になる映像信号処理装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図に示すように、本実施の形態の映像信号処理装置100は、入力された三原色信号(入力RGB信号)に基づいて、輝度信号Yと2種類の色信号Cb、Crを生成する第一マトリクス回路101と、輝度信号Y用の拡大処理部102と、色信号Cb用の拡大処理部103と、色信号Cr用の拡大処理部104と、各拡大処理部102〜104から出力された信号に基づいて、拡大RGB信号を生成する第二マトリクス回路105とからなる。
次に、この実施の形態の動作について説明する。
第一マトリクス回路101は、高解像度化対象の映像信号である入力RGB信号を公知のマトリクス演算を用いて輝度信号Yと2種類の色信号Cb及びCrに変換する。Y用拡大処理部102は、第一マトリクス回路101から出力された輝度信号Yを入力として受け、後述するように、その輝度信号Yの画像のエッジとその方向性とを検出し、検出したエッジに沿った画素の画素値を、そのエッジの方向性によって決定される重み付けにより加重平均して得た加重平均値を所定の複数の周辺画素の最大値と最小値とにより決定される値によって制限し、その制限値を補間値とする拡大処理を行う。
一方、Cb用の拡大処理部103とCr用の拡大処理部104とは、それぞれ第一マトリクス回路101から出力された色信号Cb、Crを入力として受け、その入力色信号Cb、Crを公知の線形補間により補間して拡大処理を行う。第二マトリクス回路105は、上記の拡大処理部102、103、104から出力された拡大処理済みの輝度信号Y、拡大処理済みの色信号Cb、及びCrをそれぞれ入力として受け、これらに基づいて公知のマトリクス演算を行って、拡大処理されたR(赤)信号、G(緑)信号、及びB(青)信号の三原色信号を出力する。
次に、本実施の形態の要部であるY用拡大処理部102による拡大処理方法の詳細について説明する。
図2は、本発明装置の一実施の形態の要部の動作を説明するフローチャートである。このフローチャートはY用拡大処理部102による拡大処理の処理手順を示す。
まず、入力された輝度信号Yの図3に0〜23で示した○の位置の、計24個の画素の画素値(以下y[n]とする)を用いて、同図のo0、o1、o2、o3、o4に示す計5つの位置の補間値を算出するために、エッジとその方向性の検出を行う(ステップS1)。
なお、「エッジ」とは、濃度値、色、模様などの特徴が類似している部分を一つの領域としたとき、上記の特徴が急激に変化している、領域と領域との境界をいう。また、方向性の検出とは、後述する12種類の方向性パターンから所定の方法で一つを選択する処理である。選択方法の詳細は後述する。
このステップS1では、図4〜図15に示す複数の方向性を持つ微分作用素を輝度信号Yの画素値(輝度値)に施してエッジとその方向性とを検出する。ここで、「微分作用素」とは、例えば公知の文献(酒井幸一著:“ディジタル画像処理入門”、株式会社コロナ社、P.30-32)に記載されている特徴抽出フィルタにおける、画素の濃度差をとるためのオペレータを総称したものである。この公知文献には、近傍領域に拡張した微分フィルタであるPrewittフィルタのオペレータや、Prewittフィルタにおいて、中央の重みを大きくしたフィルタであるSobelフィルタのオペレータが開示されている。それらのオペレータは縦方向3画素、横方向3画素の計9画素について、垂直・水平のエッジを検出できるような係数配置になっている。
これに対し、本実施の形態では、これより複雑な図3に示した配置の24画素のオペレータを用いて、以下説明するように12のエッジの方向性(角度)の検出ができるようにしている。
いま、図4に点線の直線D0で示される水平方向の方向性を方向性0と呼び、図5に点線の直線D1で示す垂直方向の方向性を方向性1と呼ぶものとする。同様に、図6〜図15にそれぞれ点線の直線D2〜D11で示す方向性を方向性2〜方向性11と呼ぶものとする。また、方向性k(k=0、1、2、・・・、11)を示す図4〜図15における24画素の画素配置は図3と同じであるが、その画素配置のうち、直線D0〜D11の一方の側に配置されている〇で示す画素の係数を「10」、他方の側に配置されている●で示す画素の係数を「−10」とする。ただし、図6、図7では直線D2、D3上に位置する4画素をノーカウントにし、かつ、〇で示す画素の係数を「12」、●で示す画素の係数を「−12」とする。なお、直線D0〜D11は、全て24画素の配置の中心位置(補間画素o0の位置)を通る。
上記の画素の係数をc[n]とし、24個の各画素値をy[n]とすると(nは図4〜図15に示した各画素の番号)、次式
Figure 2009094862
が方向性kにおいて最大になる場合、方向性kのエッジが存在すると考える。図2のステップS1では、方向性0〜11について(1)式の演算を行い、微分作用素計算結果の絶対値xの最大値が得られる方向性を検出する。
続いて、上記の検出した方向性を示す微分作用素計算結果の絶対値xの最大値が所定値th1未満であるかどうかを判定し(ステップS2)、上記の最大値がth1未満である場合は非エッジと判定し、線形補間を行う(ステップS3)。具体的には、
o0=(y[8]+y[9]+y[14]+y[15])/4
o1=(y[8]+y[9])/2
o2=(y[8]+y[14])/2
o3=(y[9]+y[15])/2
o4=(y[14]+y[15])/2
のように、周辺に位置する4画素又は2画素の各画素値に基づいて補間画素o0〜o4の画素値(補間値)を計算する。
一方、上記のステップS2において、微分作用素計算結果の絶対値xの最大値が所定値th1以上であると判定されたときは、その検出した方向性はエッジであると判定し、そのエッジとして判定された各方向性について場合分けして加重平均による補間値の候補値を計算する(ステップS4)。この補間値の候補値の計算においては、随所に線形補間も使用されるので、予め以下の関係を定めておく。
bo0=(y[8]+y[9]+y[14]+y[15])/4
bo1=(y[8]+y[9])/2
bo2=(y[8]+y[14])/2
bo3=(y[9]+y[15])/2
bo4=(y[14]+y[15])/2
th2=max(y[8],y[9],y[14],y[15])−min(y[8],y[9],y[14],y[15])
また、最終的に制限される前の補間値の候補値の推定であるが、便宜上、候補値も補間値と同じo0,o1,o2,o3,o4という表現で記載する。
ここで、th2は補間位置周辺の現画素のダイナミックレンジを意味し、以下の計算においてエッジ推定のエラーなどを防止するための場合分けに使用される。また、図4〜図15に8,9,14,15で示した番号の画素は、補間値決定に重要な位置付けを占める“中央4画素”とし、y[8],y[9],y[14],y[15]を“中央4画素値”と以下呼ぶことにする。
次に、各方向性0〜11のそれぞれについて、その方向性を検出した場合の候補値の計算方法について説明する。
(1)方向性0をエッジの方向性と検出した場合
この場合は、図4に示した方向性0を示す直線D0が、o0、o2、o3の補間画素の補間位置のみを通り、映像信号の予め設定した24個の画素0〜23の位置をいずれも通らないときであり、線形補間と同一の方法で補間値の候補値を計算する。よって、図4に示した方向性0におけるo0〜o4の補間値の候補値は以下のようになる。
o0=bo0、o1=bo1、o2=bo2、o3=bo3、o4=bo4
(2)方向性1をエッジの方向性と検出した場合
この場合も、(1)と同様に図5に示した方向性1を示す直線D1が、o0、o1、o4の補間画素の補間位置のみを通り、映像信号の24個の画素0〜23の位置をいずれも通らないときであり、線形補間と同一の方法で補間値の候補値を計算する。よって、図5に示した方向性1におけるo0〜o4の補間値の候補値は以下のようになる。
o0=bo0、o1=bo1、o2=bo2、o3=bo3、o4=bo4
(3)方向性2をエッジの方向性と検出した場合
図6に示した方向性2におけるo0〜o4の補間値の候補値のうち、o1〜o4については線形補間と同一の値とし、o0については図6の方向性2を示す直線D2上に位置する画素9、14の画素値y[9]、y[14]を平均する。従って、この場合は以下のようになる。
o0=(y[9]+y[14])/2
o1=bo1、o2=bo2、o3=bo3、o4=bo4
(4)方向性3をエッジの方向性と検出した場合
図7に示した方向性3におけるo0〜o4の補間値の候補値のうち、o1〜o4については線形補間と同一の値とし、o0については図7の方向性3を示す直線D3上に位置する画素8、15の画素値y[8]、y[15]を平均する。従って、この場合は以下のようになる。
o0=(y[8]+y[15])/2
o1=bo1、o2=bo2、o3=bo3、o4=bo4
(5)方向性4をエッジの方向性と検出した場合
図8に示した方向性4におけるo0〜o4のうち、中央にあるo0の補間値の候補値については方向性4を示す直線D4に近い4画素9、10、13、14の画素値を平均して求める。o2,o3の補間値の候補値については補間位置を通る直線D4の平行線に近い補間位置近傍の3画素の画素値を平均して求める。但し、前記4画素9、10、13、14のo0位置を挟む2組のペアについてどちらかの差の絶対値がth2を超えた場合は平均計算がエラーをもたらす確率が高いとして、方向性2と同一の演算を行う。従って、この場合は以下の式によりo0〜o4の補間値の候補値を計算する。
o0=(y[13]+y[14]+y[9]+y[10])/4
o1=bo1
o2=(y[9]+y[13]+y[8])/3
o3=(y[10]+y[14]+y[15])/3
o4=bo4
if(abs(y[10]−y[9])>th2||abs(y[13]−y[14])>th2)
{o0=(y[9]+y[14])/2;o2=bo2;o3=bo3}
(6)方向性5をエッジの方向性と検出した場合
図9に示した方向性5におけるo0〜o4のうち、中央にあるo0の補間値の候補値については方向性5を示す直線D5に近い4画素7、8、15、16の画素値を平均して求める。o2,o3の補間値の候補値については補間位置を通る直線D5の平行線に近い補間位置近傍の3画素の画素値を平均して求める。但し、前記4画素7、8、15、16のo0位置を挟む2組のペアについてどちらかの差の絶対値がth2を超えた場合は平均計算がエラーをもたらす確率が高いとして、方向性3と同一の演算を行う。従って、この場合は以下の式によりo0〜o4の補間値の候補値を計算する。
o0=(y[7]+y[8]+y[15]+y[16])/4
o1=bo1
o2=(y[7]+y[14]+y[15])/3
o3=(y[8]+y[9]+y[16])/3
o4=bo4
if(abs(y[7]−y[8])>th2||abs(y[15]−y[16])>th2)
{o0=(y[8]+y[15])/2;o2=bo2;o3=bo3}
(7)方向性6をエッジの方向性と検出した場合
図10に示した方向性6におけるo0〜o4のうち、中央にあるo0の補間値の候補値については方向性6を示す直線D6に近い4画素4、9、14、19の画素値を平均して求める。o1,o4の補間値の候補値については補間位置を通る直線D6の平行線に近い補間位置近傍の3画素の画素値を平均して求める。但し、前記4画素4、9、14、19のo0位置を挟む2組のペアについてどちらかの差の絶対値がth2を超えた場合は平均計算がエラーをもたらす確率が高いとして、方向性2と同一の演算を行う。従って、この場合は以下の式によりo0〜o4の補間値の候補値を計算する。
o0=(y[4]+y[9]+y[14]+y[19])/4
o1=(y[4]+y[8]+y[14])/3
o2=bo2
o3=bo3
o4=(y[9]+y[15]+y[19])/3
if(abs(y[4]−y[9])>th2||abs(y[19]−y[14])>th2)
{o0=(y[9]+y[14])/2;o1=bo1;o4=bo4}
(8)方向性7をエッジの方向性と検出した場合
図11に示した方向性7におけるo0〜o4のうち、中央にあるo0の補間値の候補値については方向性7を示す直線D7に近い4画素3、8、15、20の画素値を平均して求める。o1,o4の補間値の候補値については補間位置を通る直線D7の平行線に近い補間位置近傍の3画素の画素値を平均して求める。但し、前記4画素3、8、15、20のo0位置を挟む2組のペアについてどちらかの差の絶対値がth2を超えた場合は平均計算がエラーをもたらす確率が高いとして、方向性3と同一の演算を行う。従って、この場合は以下の式によりo0〜o4の補間値の候補値を計算する。
o0=(y[3]+y[8]+y[15]+y[20])/4
o1=(y[3]+y[9]+y[15])/3
o2=bo2
o3=bo3
o4=(y[8]+y[14]+y[20])/3
if(abs(y[3]−y[8])>th2||abs(y[15]−y[20])>th2)
{o0=(y[8]+y[15])/2;o1=bo1;o4=bo4}
(9)方向性8をエッジの方向性と検出した場合
この場合は、図12に示した方向性8を示す直線D8が、補間画素o0〜o4のうち補間画素o0の位置を通るが、o2、o3には接しているので、実質上、o0のみを通る場合である。この場合は、方向性8におけるo0〜o4のうち、中央にあるo0の補間値の候補値については直線D8に近い4画素10、11、12、13の画素値を平均して求める。o2,o3の補間値の候補値については補間位置を通る直線D8の平行線に近い補間位置近傍の3画素の画素値を平均して求める。但し、前記4画素10、11、12、13のo0位置を挟む2組のペアのそれぞれについて、中央4画素値で直線D8近傍の直近のものとの差を計算し、差の絶対値がth2を超えた場合は平均計算がエラーをもたらす確率が高いとして、線形補間を行う。従って、この場合は以下の式によりo0〜o4の補間値の候補値を計算する。
o0=(y[10]+y[11]+y[12]+y[13])/4
o1=bo1
o2=(y[8]+y[10]+y[12])/3
o3=(y[11]+y[13]+y[14])/3
o4=bo4
if(abs(y[10]−y[9])>th2||abs(y[11]−y[9])>th2)
||abs(y[12]−y[14])>th2||abs(y[13]−y[14])>th2)
{o0=bo0;o2=bo2;o3=bo3}
(10)方向性9をエッジの方向性と検出した場合
この場合は、図13に示した方向性9を示す直線D9が、補間画素o0〜o4のうち補間画素o0の位置を通るが、o2、o3には接しているので、実質上、o0のみを通る場合である。この場合は、図13に示した方向性9におけるo0〜o4のうち、中央にあるo0の補間値の候補値については直線D9に近い4画素6、7、16、17の画素値を平均して求める。o2,o3の補間値の候補値については補間位置を通る直線D9の平行線に近い補間位置近傍の3画素の画素値を平均して求める。但し、前記4画素6、7、16、17のo0位置を挟む2組のペアのそれぞれについて、中央4画素値で直線D9近傍の直近のものとの差を計算し、差の絶対値がth2を超えた場合は平均計算がエラーをもたらす確率が高いとして、線形補間を行う。従って、この場合は以下の式によりo0〜o4の補間値の候補値を計算する。
o0=(y[6]+y[7]+y[16]+y[17])/4
o1=bo1
o2=(y[6]+y[14]+y[16])/3
o3=(y[7]+y[9]+y[17])/3
o4=bo4
if(abs(y[6]−y[8])>th2||abs(y[7]−y[8])>th2)
||abs(y[16]−y[15])>th2||abs(y[17]−y[15])>th2)
{o0=bo0;o2=bo2;o3=bo3}
(11)方向性10をエッジの方向性と検出した場合
この場合は、図14に示した方向性10を示す直線D10が、補間画素o0〜o4のうち補間画素o0の位置を通るが、o1、o4にはほぼ接しているので、実質上、o1のみを通る場合である。この場合は、図14に示した方向性10におけるo0〜o4のうち、中央にあるo0の補間値の候補値については直線D10に近い4画素1、4、19、22の画素値を平均して求める。o1,o4の補間値の候補値については補間位置を通る直線D10の平行線に近い補間位置近傍の3画素の画素値を平均して求める。但し、前記4画素1、4、19、22のo0位置を挟む2組のペアのそれぞれについて、中央4画素値で直線D10近傍の直近のものとの差を計算し、差の絶対値がth2を超えた場合は平均計算がエラーをもたらす確率が高いとして、線形補間を行う。従って、この場合は以下の式によりo0〜o4の補間値の候補値を計算する。
o0=(y[1]+y[4]+y[19]+y[22])/4
o1=(y[1]+y[8]+y[19])/3
o2=bo2
o3=bo3
o4=(y[4]+y[15]+y[22])/3
if(abs(y[1]−y[9])>th2||abs(y[4]−y[9])>th2)
||abs(y[19]−y[14])>th2||abs(y[22]−y[14])>th2)
{o0=bo0;o1=bo1;o4=bo4}
(12)方向性11をエッジの方向性と検出した場合
この場合は、図15に示した方向性11を示す直線D11が、補間画素o0〜o4のうち補間画素o0の位置を通るが、o1、o4には接しているので、実質上、o0のみを通る場合である。この場合は、図15に示した方向性11におけるo0〜o4のうち、中央にあるo0の補間値の候補値については直線D11に近い4画素0、3、20、23の画素値を平均して求める。o1,o4の補間値の候補値については補間位置を通る直線D11の平行線に近い補間位置近傍の3画素の画素値を平均して求める。但し、前記4画素0、3、20、23のo0位置を挟む2組のペアのそれぞれについて、中央4画素値で直線D11近傍の直近のものとの差を計算し、差の絶対値がth2を超えた場合は平均計算がエラーをもたらす確率が高いとして、線形補間を行う。従って、この場合は以下の式によりo0〜o4の補間値の候補値を計算する。
o0=(y[0]+y[3]+y[20]+y[23])/4
o1=(y[0]+y[9]+y[20])/3
o2=bo2
o3=bo3
o4=(y[3]+y[14]+y[23])/3
if(abs(y[0]−y[8])>th2||abs(y[3]−y[8])>th2)
||abs(y[20]−y[15])>th2||abs(y[23]−y[15])>th2)
{o0=bo0;o1=bo1;o4=bo4}
次に、上記のステップS4において、上記の(1)〜(11)のいずれかの処理により求められた候補値o0,o1,o2,o3,o4につき、周辺画素である中央4画素の画素値の最大値と最小値の範囲内の値に制限(リミット)したものを、図3にo0,o1,o2,o3,o4で示す補間位置の補間値(補間画素値)としてそれぞれ生成し、出力する(ステップS5)。
すなわち、このステップS5では、中央4画素の最大値max(y[8],y[9],y[14].y[15])と、中央4画素の最小値min(y[8],y[9],y[14],y[15])との範囲内の値に制限した候補値を補間値として出力する。つまり、候補値o0〜o4のうち、上記最大値より大なる値の候補値は上記最大値に制限されて補間値として出力され、上記最小値より小なる値の候補値は上記最小値に制限されて補間値として出力され、上記最大値と最小値の範囲内の候補値は、その値がそのまま補間値として出力される。
ここで、上記の中央4画素の画素値の最大値と最小値の範囲内の値に制限する理由は、周囲の画素値によっては、制限を行わないと突出した補間値となり、ノイズ又はエイリアシング状に見えることがあるためである。
このように、本実施の形態によれば、従来よりも複雑な図3に示した配置の24画素のオペレータを用いて、12の方向性(角度)を持つ微分作用素で高解像度化対象の映像信号のエッジの方向性を検出し、検出したエッジの方向性に沿った複数の画素の加重平均から候補値を求め、その候補値のうち周辺画素である中央4画素の最大値と最小値の間に制限したものを補間値として生成するようにしたため、エラーが少なく高性能な斜め線補間を比較的簡単な計算処理で実現することができる。
なお、本発明は、ハードウェアの画像拡大処理に限定されるものでなく、コンピュータプログラムにより処理することもできる。この場合、コンピュータプログラムは、記録媒体からコンピュータに取り込まれてもよいし、ネットワーク経由でコンピュータに取り込まれてもよい。また、上記の実施の形態では、検出する方向性の数は「12」としたが、本発明は、この数に限定されるものではない。
本発明の一実施の形態のブロック図である。 本発明の一実施の形態の要部の動作説明用フローチャートである。 図2による補間処理の1回の処理単位における画素配置を示す図である。 方向性0の微分作用素を示す図である。 方向性1の微分作用素を示す図である。 方向性2の微分作用素を示す図である。 方向性3の微分作用素を示す図である。 方向性4の微分作用素を示す図である。 方向性5の微分作用素を示す図である。 方向性6の微分作用素を示す図である。 方向性7の微分作用素を示す図である。 方向性8の微分作用素を示す図である。 方向性9の微分作用素を示す図である。 方向性10の微分作用素を示す図である。 方向性11の微分作用素を示す図である。
符号の説明
100 映像信号処理装置
101 第一マトリクス回路
102 Y用拡大処理部
103 Cb用拡大処理部
104 Cr用拡大処理部
105 第二マトリクス回路

Claims (1)

  1. 映像信号の画素値を補間して高解像度化する映像信号処理装置において、
    複数の方向性を持つ微分作用素を、前記映像信号の補間時に用いる予め設定した複数の画素の画素値に施して、前記映像信号のエッジの方向性を検出する方向性検出手段と、
    前記方向性検出手段により検出された前記エッジの方向性を示す直線が、複数の補間画素の補間位置のみを通り、前記予め設定した複数の画素の位置のいずれにも通らないときは、前記補間画素の候補値を、前記複数の画素のうち前記補間画素の周辺の画素の線形補間により生成し、前記直線が前記複数の補間画素のうち中心位置にある第1の補間画素の位置のみを通るときは、前記第1の補間画素の候補値を、前記複数の画素のうち前記直線の近傍位置にある2以上の画素の画素値を平均して生成すると共に、前記直線の平行線が通る位置にある第2の補間画素の候補値を、前記複数の画素のうち、前記平行線の近傍位置にある2以上の画素の画素値を平均して生成し、かつ、前記直線が通らない位置にある第3の補間画素の候補値を、前記複数の画素のうち前記第3の補間画素の周辺の画素の線形補間により生成する候補値生成手段と、
    前記候補値生成手段により生成された前記候補値を、前記複数の画素のうち前記第1の補間画素の位置の上下左右にそれぞれ隣接する中央の4画素の画素値のうち最大値と最小値で制限して、この制限された候補値を補間画素の補間値として出力する補間値出力手段と
    を有することを特徴とする映像信号処理装置。
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