JP2009094664A - 圧縮データ構造、特性データ圧縮装置、特性データ圧縮方法、特性データ圧縮プログラム、特性データ伸長装置、特性データ伸長方法、特性データ伸長プログラム、情報処理装置および画像処理装置 - Google Patents

圧縮データ構造、特性データ圧縮装置、特性データ圧縮方法、特性データ圧縮プログラム、特性データ伸長装置、特性データ伸長方法、特性データ伸長プログラム、情報処理装置および画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 特性データの内容に拘わらず、特性データを圧縮して固定長のデータ領域に格納可能とする。
【解決手段】 圧縮済特性データ24に使用されるデータ構造は、特性データを構成する一連の対データにおいて、第1の数値について隣接する2つの対データにおける2つの第2の数値から計算された差分値を有する複数の差分データを格納する固定長の特性データ領域24aを備える。そして、このデータ構造は、第1のビット長で表現可能と判定された差分値を、特性データ領域24aに第1のビット長の差分データで格納し、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能と判定された差分値を、特性データ領域24aに第2のビット長の差分データで格納する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、圧縮データ構造、特性データ圧縮装置、特性データ圧縮方法、特性データ圧縮プログラム、特性データ伸長装置、特性データ伸長方法、特性データ伸長プログラムおよび情報処理装置に関するものである。
印刷装置などの画像処理装置は、色補正を行うために1または複数のガンマ補正テーブルを有する場合がある。例えば、CMYK等のインク処理系では、各色に1つのガンマ補正テーブルが使用されたりする。
このようなガンマ補正テーブルなどの特性データは、通常、更新可能なように、書き換え可能な不揮発性メモリなどに格納される。各種装置に内蔵される不揮発性メモリの記憶領域は、様々な用途に必要な領域ずつ割り当てられる。不揮発性メモリは比較的高価であるので、記憶領域を節約するために、ガンマ補正テーブルなどの特性データは圧縮された状態で格納される(例えば特許文献1参照)。そして、圧縮され格納されている特性データは伸長された後に使用される。
また、各種装置に内蔵される不揮発性メモリの記憶領域では、このような特性データは、予め割り当てられている固定長の領域に記憶される。したがって、固定長を超える特性データは格納できないため、装置内の特性データを更新する場合には、更新後の特性データは、その固定長の領域に格納されなければならない。
この他、データ圧縮に関する技術としては、特許文献2に記載のものがある。
特許第3784577号公報 特開2006−217503号公報
しかしながら、圧縮後に特性データを固定長の領域に格納する場合、従来の圧縮方法では、圧縮率がデータ内容によって変化するため、更新前の圧縮済特性データが固定長の領域に格納可能であっても、更新後の圧縮済特性データが固定長の領域に格納できない可能性がある。従来の圧縮方法では、圧縮前の特性データのデータ長が一定であっても圧縮後の特性データのデータ長の最大値が既知ではない。このため、同一データ量の特性データの内容のみを更新しても圧縮後の特性データが格納可能なように、元の特性データのデータサイズより短く上述の固定長を決めることが困難である。
本発明は、上述のように問題に鑑みてなされたものであり、特性データの内容に拘わらず、特性データを圧縮して固定長のデータ領域に格納することができる圧縮データ構造、その圧縮データ構造で特性データを圧縮する特性データ圧縮装置、特性データ圧縮方法および特性データ圧縮プログラム、その圧縮データ構造で圧縮されている特性データを伸長する特性データ伸長装置、特性データ伸長方法および特性データ伸長プログラム、並びに、そのような圧縮データ構造で特性データを有し伸長して使用する情報処理装置および画像処理装置を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る圧縮データ構造は、第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを圧縮して保持する圧縮データ構造である。このデータ構造は、第1の数値について隣接する2つの対データにおける2つの第2の数値から計算された差分値をそれぞれ有する複数の差分データを格納する固定長の特性データ領域を備える。そして、このデータ構造は、第1のビット長で表現可能と判定された差分値を、特性データ領域に第1のビット長の差分データで格納し、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能と判定された差分値を、特性データ領域に第2のビット長の差分データで格納する。
これにより、第2のビット長で表現可能と判定される差分値の最大数を特定できるため、特性データの内容に拘わらず、特性データを圧縮して固定長のデータ領域に格納することができる。
また、本発明に係る圧縮データ構造は、上記の圧縮データ構造に加え、次のようにしてもよい。この場合、第2のビット長は、第1のビット長のN倍(N:整数)倍とされる。
これにより、特性データ領域の単位ビット長が第2のビット数である場合、N個の第1のビット長の差分データを隙間なく配列させることで、1つの第2のビット長の差分データと同一ビット長となるため、第1のビット数の差分データを特性データ領域内で効率よく配置させることができる。
また、本発明に係る圧縮データ構造は、上記の圧縮データ構造のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、このデータ構造は、1または複数の、第2のビット長の差分データの出現位置を示す位置データを格納する固定長の位置データ領域を備える。そして、特性データ領域は、第1のビット長の差分データを連続させて格納し、第2のビット長の差分データを連続させて格納する。
これにより、一連の差分値での第2のビット長の差分データの出現位置が位置データにより保持されるため、第1のビット長の差分データと第2のビット長の差分データとを分離して特性データ領域に配置してもデータ伸長時には位置データを参照して、第2のビット長の差分データがどの差分値を有しているかを特定することができる。したがって、第1のビット長の差分データと第2のビット長の差分データとが混在して配置される場合より第1のビット長の差分データを密に配置することができる。
また、本発明に係る圧縮データ構造は、上記の圧縮データ構造のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、このデータ構造は、第1のビット長の差分データの個数または第2のビット長の差分データの個数を示す個数データを格納する個数データ領域を備える。
これにより、第2のビット長の差分データの個数を特定することができるため、固定長の位置データ領域からその個数分の位置データだけを抽出することで、すべての第2のビット長の差分データの出現位置を確実に特定することができる。
また、本発明に係る圧縮データ構造は、上記の圧縮データ構造のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、第2のビット数は、すべての第2の数値のいずれも表現可能なビット数とされる。
これにより、差分値も必ず第2のビット数で表現可能となる。
本発明に係る特性データ圧縮装置は、第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを圧縮する特性データ圧縮装置である。この装置は、第1の数値について隣接する2つの対データにおける2つの第2の数値から差分値を計算する差分計算手段と、差分値を、第1のビット長で表現可能な差分値と、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値とに分類する差分分類手段と、第1のビット長で表現可能な差分値を第1のビット長の差分データとして配列し第2のビット長で表現可能な差分値を第2のビット長の差分データとして配列する差分データ配列手段とを備える。
これにより、第2のビット長で表現可能と判定される差分値の最大数を特定できるため、特性データの内容に拘わらず、特性データを圧縮して固定長のデータ領域に格納することができる。
本発明に係る特性データ圧縮方法は、第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを圧縮する特性データ圧縮方法である。この方法は、第1の数値について隣接する2つの対データにおける2つの第2の数値から差分値を計算するステップと、差分値を、第1のビット長で表現可能な差分値と、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値とに分類するステップと、第1のビット長で表現可能な差分値を第1のビット長の差分データとして配列し第2のビット長で表現可能な差分値を第2のビット長の差分データとして配列するステップとを備える。
これにより、第2のビット長で表現可能と判定される差分値の最大数を特定できるため、特性データの内容に拘わらず、特性データを圧縮して固定長のデータ領域に格納することができる。
本発明に係る特性データ圧縮プログラムは、コンピュータで、第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを圧縮するための特性データ圧縮プログラムである。このプログラムは、コンピュータを、第1の数値について隣接する2つの対データにおける2つの第2の数値から差分値を計算する差分計算手段、差分値を、第1のビット長で表現可能な差分値と、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値とに分類する差分分類手段、および第1のビット長で表現可能な差分値を第1のビット長の差分データとして配列し第2のビット長で表現可能な差分値を第2のビット長の差分データとして配列する差分データ配列手段として機能させる。
これにより、第2のビット長で表現可能と判定される差分値の最大数を特定できるため、特性データの内容に拘わらず、特性データを圧縮して固定長のデータ領域に格納することができる。
本発明に係る特性データ伸長装置は、第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを、第1の数値について隣接する2つの対データにおける2つの第2の数値から計算された差分値を有する複数の差分データとして格納している固定長の特性データ領域における、第1のビット長の差分データから第1ビット長で表現可能な差分値を抽出し、第2のビット長の差分データから第2ビット長で表現可能な差分値を抽出する差分値抽出手段と、抽出された差分値から特性データを復元する特性データ復元手段とを備える。
これにより、固定長のデータ領域に格納されている圧縮された特性データを伸長することができる。
本発明に係る特性データ伸長方法は、第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを、第1の数値について隣接する2つの対データにおける2つの第2の数値から計算された差分値を有する複数の差分データとして格納している固定長の特性データ領域における、第1のビット長の差分データから第1ビット長で表現可能な差分値を抽出し、第2のビット長の差分データから第2ビット長で表現可能な差分値を抽出するステップと、抽出した差分値から特性データを復元するステップとを備える。
これにより、固定長のデータ領域に格納されている圧縮された特性データを伸長することができる。
本発明に係る特性データ伸長プログラムは、コンピュータを、第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを、第1の数値について隣接する2つの対データにおける2つの第2の数値から計算された差分値を有する複数の差分データとして格納している固定長の特性データ領域における、第1のビット長の差分データから第1ビット長で表現可能な差分値を抽出し、第2のビット長の差分データから第2ビット長で表現可能な差分値を抽出する差分値抽出手段、並びに抽出された差分値から特性データを復元する特性データ復元手段として機能させる。
これにより、固定長のデータ領域に格納されている圧縮された特性データを伸長することができる。
本発明に係る情報処理装置は、上記の圧縮データ構造のいずれかで特性データを特性データ領域に有するデータ格納手段と、特性データ領域における圧縮されている特性データを伸長する上記の特性データ伸長装置とを備える。
これにより、第2のビット長で表現可能と判定される差分値の最大数を特定できるため、特性データの内容に拘わらず、特性データを圧縮して固定長のデータ領域に格納しておくことができる。さらに、その固定長のデータ領域に格納されている圧縮された特性データを伸長して使用することができる。
本発明に係る画像処理装置は、上記の圧縮データ構造のいずれかで特性データとしてガンマ補正テーブルを特性データ領域に有するデータ格納手段と、特性データ領域における圧縮されているガンマ補正テーブルを伸長する上記の特性データ伸長装置とを備える。
これにより、第2のビット長で表現可能と判定される差分値の最大数を特定できるため、ガンマ補正テーブルの内容に拘わらず、ガンマ補正テーブルを圧縮して固定長のデータ領域に格納しておくことができる。さらに、その固定長のデータ領域に格納されている圧縮されたガンマ補正テーブルを伸長して使用することができる。
本発明によれば、特性データの内容に拘わらず、特性データを圧縮して固定長のデータ領域に格納することができる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る特性データ圧縮装置の構成を示すブロック図である。図1において、演算処理装置1は、図示せぬコンピュータを内蔵し、図示せぬ記録媒体に格納された特性データ圧縮プログラムを実行し、差分計算部11、差分分類部12および差分データ配列部13を実現する装置である。
演算処理装置1は、第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを圧縮する。特に、実施の形態1では、画像処理に使用されるガンマ補正テーブルを圧縮する。ガンマ補正テーブルは、入力値(第1の数値)と出力値(第2の数値)との対データを複数有する特性データである。例えば、256階調(8ビット)の画像データをガンマ補正するためのガンマ補正テーブルの入力値および出力値の範囲は0〜255である。
差分計算部11は、第1の数値について隣接する2つの対データにおける2つの第2の数値から差分値を計算する差分計算手段として機能する処理部である。特性データの第2の数値がNビットのデータである場合、計算された差分値は、Nビットの未圧縮差分データ22として一時的にデータ格納装置2に格納される。第1の数値の昇順または降順に差分値が計算され、その計算順で差分値が未圧縮差分データ22として格納される。実施の形態1では、ガンマ補正テーブルにおける、入力値について隣接する2つの対データの出力値の差分値が計算される。例えば、入力値が0であるときの出力値が0であり、入力値が1であるときの出力が7である場合、差分値は7となる。ガンマ補正テーブルのように単調増加の特性の場合には、すべての差分値はゼロまたは正数となる。そして、入力値の昇順または降順に差分値が計算され、その計算順に配列されて差分値が未圧縮差分データ22として格納される。
差分分類部12は、差分計算部11により計算された差分値を、第1のビット長で表現可能な差分値と、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値とに分類する差分分類手段として機能する処理部である。差分分類部12は、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値が何番目の差分値であるか(つまり出現位置)を差分属性データ23としてデータ格納装置2に格納する。実施の形態1では、差分値が、4ビットで表現可能な差分値と、4ビットで表現可能ではなくかつ8ビットで表現可能な差分値とに分類される。つまり、15以下の差分値と16以上の差分値とに分類される。したがって、実施の形態1では、16以上の差分値が何番目の差分値であるかが差分属性データ23として格納される。
差分データ配列部13は、差分属性データ23に基づき、第1のビット長で表現可能な差分値を含む未圧縮差分データ22と第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値を含む未圧縮差分データ22とを特定し、第1のビット長で表現可能な差分値を第1のビット長の差分データとして連続させて圧縮済特性データ24内の特性データ領域に格納し、それに続けて、第2のビット長で表現可能な差分値を第2のビット長の差分データとして連続させて圧縮済特性データ24内の特性データ領域に格納する差分データ配列手段として機能する処理部である。この実施の形態1では、15以下の差分値は、4ビットの差分データとして特性データ領域に格納され、16以上の差分値を、8ビットの差分データとして特性データ領域に格納される。
さらに、差分データ配列部13は、差分属性データ23から第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値の出現位置を取得し、その出現位置を位置データとして圧縮済特性データ24内の固定長の位置データ領域に格納する。実施の形態1では、差分データ配列部13は、差分属性データ23から16以上の差分値の出現位置をすべて取得し、その出現位置を位置データとして圧縮済特性データ24内の15バイトの位置データ領域に格納する。ここで、256階調のガンマ補正テーブルの場合、差分値の数は255個であるため、1つの位置データは、0〜254番目のいずれかといった出現位置を表現可能な8ビットのデータとされる。このため、15バイトの位置データ領域には、最大15個の位置データが格納される。
さらに、差分データ配列部13は、差分属性データ23を参照して第2のビット長の差分データの個数を取得し、個数データとして圧縮済特性データ24内の個数データ領域に格納する。実施の形態1では、差分データ配列部13は、第2のビット長の差分データの個数を1バイトの個数データとして圧縮済特性データ24内の1バイトの個数データ領域に格納する。
また、データ格納装置2は、圧縮処理の対象となる特性データ21、処理途中で生成される未圧縮差分データ22および差分属性データ23、並びに、処理結果となる圧縮済特性データ24を格納する装置である。データ格納装置2としては、ハードディスクドライブ、RAMなどが適宜使用される。
特性データ21は、第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有するデータである。この実施の形態1では、特性データ21は、ガンマ補正テーブルとされる。ガンマ補正テーブルは、入力値と出力値との対データを、入力値の個数分、つまり、入力値の範囲分だけ有する。例えば、入力値の範囲が0〜255である場合には、ガンマ補正テーブルは、256個の対データを有する。また、この場合、出力値の範囲は0〜255に限定されるため、出力値の取り得る最小値は0、出力値の取り得る最大値は255と既知である。
未圧縮差分データ22は、差分計算部11により計算された差分値を含む第2のビット長のデータである。この実施の形態1では、1つの未圧縮差分データ22は8ビットのデータである。例えば、256階調のガンマ補正テーブルについて差分値が計算された場合、255個の未圧縮差分データ22が発生する。
差分属性データ23は、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値が何番目の差分値であるか(つまり出現位置)を含むデータである。差分属性データ23は、1つの出現位置を示す1つの位置データを、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値の個数と同数だけ有する。1つの位置データは、第2のビット長のデータである。この実施の形態1では、1つの位置データは、8ビットのデータである。
圧縮済特性データ24は、固定長の特性データ領域に圧縮後の特性データを、固定長の位置データ領域に位置データを、固定長の個数データ領域に個数データを有するデータである。
図2は、実施の形態1における圧縮済特性データ24のデータフォーマットの一例を示す図である。この実施の形態1では、256階調(つまり8ビット)のガンマ補正テーブルが圧縮される。ここでは、第1のビット長が4ビットとされ、第2のビット長が8ビットとされ、出力値の最小値が0であり出力値の最大値が255であるので、特性データ領域24aの長さは、135バイトの固定長とされ、位置データ領域24bの長さは、15バイトの固定長とされる。また、個数データ領域24cは、1バイトとされる。
出力値の最大値が255であるため、16以上の差分値の数は、最大で15となる。このため、位置データ領域24bの長さは15バイトとされる。16以上の差分値の数が15である場合、16以上の差分値を含む8ビットの差分データを格納するための領域長は、15バイト(=15×8ビット)となり、15以下の差分値を含む4ビットの差分データを格納するための領域長は、120バイト(=(255−15)×4ビット)となる。このため、特性データ領域24aの長さは、135バイト(=15+120バイト)あれば十分となる。また、8ビットの差分データの個数は最大で15であるから、個数データ領域24cは1バイトで十分である。このように、実施の形態1では、圧縮済特性データ24は、151バイト(135+15+1バイト)の固定長のデータとなる。256階調のガンマ補正テーブルを圧縮せずに格納する場合には256バイトの記憶領域が必要になるため、この圧縮データ構造によりガンマ補正テーブルを格納すれば、非圧縮時より約41%少ない固定長の記憶領域があれば済む。
次に、上記装置の動作について説明する。図3は、実施の形態1に係る特性データ圧縮装置の動作を説明するフローチャートである。
差分計算部11は、一連の対データにおいて、第1の数値について隣接する2つの対データにおける第2の数値から差分値を順次計算する(ステップS1)。特性の入力値と出力値を有する対データは、入力値の昇順に配列されているため、連続する2つの対データの出力値間の差分値が計算される。これらの差分値は、未圧縮差分データ22としてデータ格納装置2へ一旦格納される。
図4は、実施の形態1におけるガンマ補正テーブルによるガンマ補正特性の一例を示す図である。なお、図4では、特性を連続的な曲線で表しているが、実際には、テーブルによる特性データは、離散的な点の集合となる。実施の形態1では、入力値および出力値の範囲が0〜255であるガンマ補正テーブルが特性データとされる。したがって、実施の形態1では、256個の対データが存在するため、255個の差分値が計算される。入力値の昇順に沿って、ガンマ補正テーブルの出力値をG(0),G(1),・・・,G(254),G(255)とし、差分値をDG(0),DG(1),・・・,DG(254)とする場合、各差分値DG(i)は、次式で計算される。
DG(i)=G(i+1)−G(i),i=0,1,・・・,254
次に、差分分類部12は、未圧縮差分データ22内の差分値を、第1のビット長で表現可能な差分値と、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値とに分類し、入力値の昇順または降順で配列されている未圧縮差分データ22のうち、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値の出現位置を差分属性データ23としてデータ格納装置2に格納する(ステップS2)。実施の形態1では、差分分類部12は、入力値の昇順または降順で配列されている未圧縮差分データ22を順番に参照していき、16以上の差分値が何番目の差分値であるかを差分属性データ23として格納する。つまり、入力値の昇順または降順に沿って計算された一連の差分値の配列のうち、値が16以上である差分値についての配列内の要素番号が差分属性データ23として格納される。
次に、差分データ配列部13は、差分属性データ23に基づき、第1のビット長で表現可能な差分値を含む未圧縮差分データ22と第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値を含む未圧縮差分データ22とを特定する。そして差分データ配列部13は、第1のビット長で表現可能な差分値を、第1のビット長の差分データとして展開し、連続させて圧縮済特性データ24内の特性データ領域24aに格納し(ステップS3)、第2のビット長で表現可能な差分値を、第2のビット長の差分データとして展開し、連続させて圧縮済特性データ24内の特性データ領域24aに格納する(ステップS4)。図5は、実施の形態1における差分データのビット長を説明する図である。実施の形態1では、15以下の差分値は、図5(A)に示すように4ビットの差分データとして特性データ領域24aに格納され、16以上の差分値は、図5(B)に示すように8ビットの差分データとして特性データ領域24aに格納される。また、図5(C)に示すように、8ビットを単位として、まず4ビットの差分データが2つずつ連続して格納され、4ビットの差分データに続いて8ビットの差分データが連続して格納される。このため、4ビットの差分データが奇数個である場合には、最後の4ビットの差分データの次に4ビットのパディングデータ(全ビット値を1などにした意味のないデータ)が追加される。
実施の形態1では、図5(A)に示すように、15以下の差分値は、4ビットの差分データとして格納されるため、8ビットの領域に2つの差分値が格納される。実施の形態1では、最小値と最大値との差が255であるため、差分値は、本来、8ビットデータとして表現されるが、図5(A)に示すように、15以下の差分値については、データ量が圧縮される。
さらに、差分データ配列部13は、差分属性データ23から第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値の出現位置を取得し、その出現位置を第2のビット長の位置データに展開し圧縮済特性データ24内の固定長の位置データ領域24bに格納する(ステップS5)。特性データ領域24aにおける第2のビット長の差分データの配列順序と同一順序で、各第2のビット長の差分データに対応する位置データが、位置データ領域24bに格納される。これにより、第2のビット長の差分データと位置データとが関連付けられる。実施の形態1では、差分データ配列部13は、差分属性データ23から16以上の差分値の出現位置をすべて取得し、その出現位置を位置データとして位置データ領域24bに格納する。
さらに、差分データ配列部13は、差分属性データ23を参照して第2のビット長の差分データの個数を取得し、第2のビット長の個数データに展開し、圧縮済特性データ24内の個数データ領域24cに格納する(ステップS6)。実施の形態1では、差分データ配列部13は、8ビット差分データの個数を1バイトの個数データとして個数データ領域24cに格納する。
図6は、実施の形態1における圧縮済特性データ24の具体例を示す図である。図6に示す圧縮済特性データ24では、135バイトの特性データ領域24aには、253個の4ビット差分データおよび4ビットのパディングデータがまず格納され、それに続いて2個の8ビット差分データが格納されている。そして、特性データ領域24aの残りの部分は、パディングデータで埋められている。特性データ領域24aに続く15バイトの位置データ領域24bには、2個の8ビット差分データの出現位置を示す2つの位置データが格納されている。そして、位置データ領域24bの残りの部分は、パディングデータで埋められている。位置データ領域24bに続く1バイトの個数データ領域24cには、8ビット差分データの個数(ここでは2個)を示す個数データが格納されている。このように、この圧縮データ構造によれば、256階調のガンマ補正テーブルは、特性の内容に拘わらず、常に、一定長の圧縮済特性データ24とされる。
以上のように、上記実施の形態1によれば、第2のビット長で表現可能と判定される差分値の最大数を特定できるため、特性データの内容に拘わらず、特性データを圧縮して固定長のデータ領域に格納することができる。
また、上記実施の形態1によれば、圧縮済特性データ24に使用されるデータ構造は、対データの第1の数値について隣接する2つの対データにおける2つの第2の数値から計算された差分値を有する複数の差分データを格納する固定長の特性データ領域24aを備える。そして、このデータ構造は、第1のビット長で表現可能と判定された差分値を、特性データ領域24aに第1のビット長の差分データで格納し、第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能と判定された差分値を、特性データ領域24aに第2のビット長の差分データで格納する。これにより、第2のビット長で表現可能と判定される差分値の最大数を特定できるため、特性データの内容に拘わらず、特性データを圧縮して固定長のデータ領域に格納することができる。また、圧縮時に情報量が失われないため、可逆的に圧縮・伸長が可能である。
また、上記実施の形態1によれば、第2のビット長は、第1のビット長のN倍とされる。これにより、特性データ領域24aの単位ビット長が第2のビット数である場合、N個の第1のビット長の差分データを隙間なく配列させることで、1つの第2のビット長の差分データと同一ビット長となるため、第1のビット数の差分データを特性データ領域24a内で効率よく配置させることができる。
また、上記実施の形態1によれば、固定長の位置データ領域24bに位置データが格納される。そして、特性データ領域24aは、第1のビット長の差分データを連続させて格納し、第2のビット長の差分データを連続させて格納する。これにより、データ伸長時には、出現位置により、第2のビット長の差分データが何番目の差分データかを特定することで差分データの再配列が可能となるため、第1のビット長の差分データと第2のビット長の差分データとの分離が可能となる。このため、第1のビット長の差分データと第2のビット長の差分データとが混在して配置される場合より第1のビット長の差分データを密に配置することができる。
また、上記実施の形態1によれば、個数データ領域24cに個数データが格納される。これにより、第2のビット長の差分データの個数を特定することができるため、固定長の位置データ領域24bからその個数分の位置データだけを抽出することで、すべての第2のビット長の差分データの出現位置を確実に特定することができる。
また、上記実施の形態1によれば、第2のビット数は、すべての第2の数値のいずれも表現可能なビット数とされる。これにより、差分値も必ず第2のビット数で表現可能となる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る特性データ伸長装置は、実施の形態1に係る特性データ圧縮装置により生成された圧縮済特性データを伸長し、元の特性データを生成する情報処理装置である。例えば、このような特性データ伸長装置は、ガンマ補正テーブルを使用して画像処理を行う画像処理装置に内蔵されてもよい。
図7は、本発明の実施の形態2に係る特性データ伸長装置の構成を示すブロック図である。図7において、演算処理装置51は、図示せぬコンピュータを内蔵し、図示せぬ記録媒体に格納された特性データ伸長プログラムを実行し、データ抽出部61およびデータ変換部62を実現する装置である。
データ抽出部61は、実施の形態1に係る特性データ圧縮装置により生成された圧縮済特性データにおける、第1のビット長の差分データから第1ビット長で表現可能な差分値を抽出し、第2のビット長の差分データから第2ビット長で表現可能な差分値を抽出する差分値抽出手段として機能する処理部である。実施の形態2では、データ抽出部61は、圧縮済特性データにおける、4ビット差分データから4ビット表現可能な差分値を抽出し、8ビット差分データから8ビット長で表現可能な差分値を抽出する。
データ変換部62は、抽出された差分値から特性データを復元する特性データ復元手段として機能する処理部である。
また、データ格納装置52は、固定長の記憶領域に格納された、伸長の対象となる圧縮済特性データ71、処理途中で生成される未圧縮差分データ72、および処理結果となる元の特性データ73を格納する装置である。圧縮済特性データ71は、実施の形態1における圧縮済特性データ24と同一のものである。特性データ73は、実施の形態1における特性データ21と同一のものである。データ格納装置52としては、書換可能な不揮発性の記録媒体(ハードディスクドライブ、NVRAM:Non-Volatile RAMなど)、RAMなどが適宜使用される。この実施の形態2では、圧縮済特性データ71は、書換可能な不揮発性メモリであるNVRAM81内の固定長の記憶領域に予め格納されており、未圧縮差分データ72は、RAM82に格納される。特性データ73は、RAM82に格納される。さらに、この実施の形態2では、ガンマ補正テーブルが特性データ73として伸長され、RAM82に格納され、図示せぬ画像処理部により、画像処理に使用される。
次に、上記装置の動作について説明する。図8は、実施の形態2に係る特性データ伸長装置の動作を説明するフローチャートである。
データ抽出部61は、圧縮済特性データ71から個数データを読み出し、第2のビット長の差分データの個数を特定する(ステップS11)。実施の形態2では、データ抽出部61は、8ビット差分データの個数を特定する。図2に示すように、個数データ領域24cの位置は既知であるので、データ抽出部61は、その位置から個数データを読み出せばよい。
次に、データ抽出部61は、第2のビット長の差分データの個数から、第1のビット長の差分データの個数を特定し、その個数の、第1のビット長の差分データを特性データ領域24aから読み出す(ステップS12)。第1のビット長の差分データは、第2のビット長の差分データへ変換され、特性データ領域24aに格納されていた順番と同一の順番で、未圧縮差分データ72として格納される。なお、ここでは、ビット長が変換されるだけで、データの値は変化しない。実施の形態2では、データ抽出部61は、全差分データ数から8ビット差分データの個数を減算して4ビット差分データの個数を特定し、その個数の4ビット差分データを特性データ領域24aの先頭から読み出す。このとき、2つの4ビット差分データを8ビットデータとして読み出して、上位4ビットと下位4ビットとから2つの差分値を特定するようにしてもよい。ただし、4ビット差分データの個数が奇数である場合には、最後のパディングデータ部分は破棄する。
さらに、データ抽出部61は、特定した個数だけ、第2のビット長の差分データを特性データ領域24aから読み出す(ステップS13)。第2のビット長の差分データは、そのまま未圧縮差分データ72として格納される。このとき、データ抽出部61は、第2のビット長の差分データに対応する位置データを、圧縮済特性データ71の位置データ領域24bから読み出し、未圧縮特性データ72の配列の、その位置データの示す出現位置に、その第2のビット長の差分データを挿入する。これにより、圧縮前の差分データが復元される。つまり、第1の値の昇順または降順に沿った順番で配列された差分データが得られる。
そして、データ変換部62は、未圧縮特性データ72から特性データ73を復元する(ステップS14)。復元された特性データ73は、RAM82に格納される。実施の形態2のガンマ補正テーブルの場合では、入力値が0であるときの出力値が0であるため、入力値が1であるときの出力値は、1番目の差分データの値とされる。次に、入力値が2であるときの出力値は、1番目の差分データの値に2番目の差分データの値を加算した値となる。このようにして順次、各入力値での出力値が計算される。なお、このように、最小の入力値に対する出力値が既知ではない特性データの場合には、最小の入力値に対する出力値を格納する領域を圧縮済特性データ71に設け、圧縮時にその出力値をその領域に格納しておき、伸長時にその出力値を参照して、最小の入力値に対する出力値を決定すればよい。
以上のように、上記実施の形態2によれば、実施の形態1のようにして、固定長のデータ領域に格納されている圧縮された特性データを伸長することができる。
また、上記実施の形態2によれば、圧縮済特性データ71は固定長のデータフォーマットとなっているため、圧縮済特性データ71の更新時に、記憶領域の長さを変更せずに済む。例えば、ガンマ補正テーブルの出力値、つまり特性が変更されるような場合に、確実に新たなガンマ補正テーブルへ更新することができる。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、実施の形態1では、個数データは、第2のビット長の差分データの個数を示すが、第1のビット長の差分データの個数を示すようにしてもよい。その場合、差分データの総数から第1のビット長の差分データの個数を減算することで第2のビット長の差分データの個数を取得すればよい。
また、上記各実施の形態では、一例として8ビット、つまり256階調のガンマ補正テーブルを特性データ21,73としているが、他の偶数ビット(2Mビット)のガンマ補正テーブルを特性データ21,73としても勿論よい。その場合には、第2のビット長が2Mとなり、第1のビット長がMとなる。また、特性データは、ガンマ補正テーブルに限らず、例えば測定値の補正用テーブル、校正用テーブルなどであってもよい。
また、上記実施の形態1では、差分値を未圧縮差分データ22として一旦格納してから、差分値を第1のビット長で表現可能か否かを判定しているが、その代わりに、差分値を未圧縮差分データ22として格納する前に、差分値を第1のビット長で表現可能か否かを判定するようにしてもよい。
本発明は、例えば、画像処理装置のガンマ補正テーブルに適用可能である。
本発明の実施の形態1に係る特性データ圧縮装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1における圧縮済特性データのデータフォーマットの一例を示す図である。 実施の形態1に係る特性データ圧縮装置の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1におけるガンマ補正テーブルによるガンマ補正特性の一例を示す図である。 実施の形態1における差分データのビット長を説明する図である。 実施の形態1における圧縮済特性データの具体例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る特性データ伸長装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る特性データ伸長装置の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
11 差分計算部(差分計算手段)
12 差分分類部(差分分類手段)
13 差分データ配列部(差分データ配列手段)
24a 特性データ領域
24b 位置データ領域
24c 個数データ領域
52 データ格納装置(データ格納手段)
61 データ抽出部(差分値抽出手段)
62 データ変換部(特性データ復元手段)

Claims (13)

  1. 第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを圧縮して保持する圧縮データ構造において、
    前記第1の数値について隣接する2つの前記対データにおける2つの前記第2の数値から計算された差分値をそれぞれ有する複数の差分データを格納する固定長の特性データ領域を備え、
    前記第1のビット長で表現可能と判定された前記差分値を、前記特性データ領域に前記第1のビット長の前記差分データで格納し、
    前記第1のビット長で表現可能ではなくかつ前記第2のビット長で表現可能と判定された前記差分値を、前記特性データ領域に前記第2のビット長の前記差分データで格納すること、
    を特徴とする圧縮データ構造。
  2. 前記第2のビット長は、前記第1のビット長の整数倍であることを特徴とする請求項1記載の圧縮データ構造。
  3. 1または複数の、前記第2のビット長の差分データの出現位置を示す位置データを格納する固定長の位置データ領域を備え、
    前記特性データ領域は、前記第1のビット長の前記差分データを連続させて格納し、前記第2のビット長の前記差分データを連続させて格納すること、
    を特徴とする請求項1記載の圧縮データ構造。
  4. 前記第1のビット長の差分データの個数または前記第2のビット長の差分データの個数を示す個数データを格納する個数データ領域を備えることを特徴とする請求項3記載の圧縮データ構造。
  5. 前記第2のビット数は、すべての前記第2の数値のいずれも表現可能なビット数であることを特徴とする請求項1記載の圧縮データ構造。
  6. 第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを圧縮する特性データ圧縮装置において、
    前記第1の数値について隣接する2つの前記対データにおける2つの前記第2の数値から差分値を計算する差分計算手段と、
    前記差分値を、第1のビット長で表現可能な差分値と、前記第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値とに分類する差分分類手段と、
    前記第1のビット長で表現可能な差分値を、前記第1のビット長の差分データとして配列し、前記第2のビット長で表現可能な差分値を、前記第2のビット長の差分データとして配列する差分データ配列手段と、
    を備えることを特徴とする特性データ圧縮装置。
  7. 第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを圧縮する特性データ圧縮方法において、
    前記第1の数値について隣接する2つの前記対データにおける2つの前記第2の数値から差分値を計算するステップと、
    前記差分値を、第1のビット長で表現可能な差分値と、前記第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値とに分類するステップと、
    前記第1のビット長で表現可能な差分値を、前記第1のビット長の差分データとして配列し、前記第2のビット長で表現可能な差分値を、前記第2のビット長の差分データとして配列するステップと、
    を備えることを特徴とする特性データ圧縮方法。
  8. コンピュータで、第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを圧縮するための特性データ圧縮プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記第1の数値について隣接する2つの前記対データにおける2つの前記第2の数値から差分値を計算する差分計算手段、
    前記差分値を、第1のビット長で表現可能な差分値と、前記第1のビット長で表現可能ではなくかつ第2のビット長で表現可能な差分値とに分類する差分分類手段、および
    前記第1のビット長で表現可能な差分値を、前記第1のビット長の差分データとして配列し、前記第2のビット長で表現可能な差分値を、前記第2のビット長の差分データとして配列する差分データ配列手段、
    として機能させるための特性データ圧縮プログラム。
  9. 第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを、前記第1の数値について隣接する2つの前記対データにおける2つの前記第2の数値から計算された差分値を有する複数の差分データとして格納している固定長の特性データ領域における、前記第1のビット長の前記差分データから前記第1ビット長で表現可能な差分値を抽出し、前記第2のビット長の前記差分データから前記第2ビット長で表現可能な差分値を抽出する差分値抽出手段と、
    抽出された前記差分値から前記特性データを復元する特性データ復元手段と、
    を備えることを特徴とする特性データ伸長装置。
  10. 第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを、前記第1の数値について隣接する2つの前記対データにおける2つの前記第2の数値から計算された差分値を有する複数の差分データとして格納している固定長の特性データ領域における、前記第1のビット長の前記差分データから前記第1ビット長で表現可能な差分値を抽出し、前記第2のビット長の前記差分データから前記第2ビット長で表現可能な差分値を抽出するステップと、
    抽出した前記差分値から前記特性データを復元するステップと、
    を備えることを特徴とする特性データ伸長方法。
  11. コンピュータを、
    第1の数値と最小値および最大値が既知である第2の数値との対データを複数有する特性データを、前記第1の数値について隣接する2つの前記対データにおける2つの前記第2の数値から計算された差分値を有する複数の差分データとして格納している固定長の特性データ領域における、前記第1のビット長の前記差分データから前記第1ビット長で表現可能な差分値を抽出し、前記第2のビット長の前記差分データから前記第2ビット長で表現可能な差分値を抽出する差分値抽出手段、並びに
    抽出された前記差分値から前記特性データを復元する特性データ復元手段、
    として機能させるための特性データ伸長プログラム。
  12. 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の圧縮データ構造で特性データを特性データ領域に有するデータ格納手段と、
    前記特性データ領域における圧縮されている前記特性データを伸長する請求項9記載の特性データ伸長装置と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  13. 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の圧縮データ構造で特性データとしてのガンマ補正テーブルを特性データ領域に有するデータ格納手段と、
    前記特性データ領域における圧縮されている前記ガンマ補正テーブルを伸長する請求項9記載の特性データ伸長装置と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
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