JP2009094563A - 電子機器、撮像装置、撮像システム、および撮像遠隔操作方法 - Google Patents

電子機器、撮像装置、撮像システム、および撮像遠隔操作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器において、被操作側の撮像装置とこの電子機器とが同じ機種であるか否かに関係なく、被操作側の撮像装置で実行可能な多くの動作を遠隔操作できるようにする。
【解決手段】撮像装置200は、被操作側の撮像装置において他の機器から遠隔操作されることが可能な動作をそれぞれ示す1つ以上の操作項目を含む操作項目情報を、その撮像装置から無線により受信し、操作項目情報を基に、各操作項目を配置したメニュー画像を生成して表示パネル201に表示する。そして、選択キー211〜214への操作入力により、メニュー画像上の操作項目が選択され、この状態で決定キー215への操作入力が行われると、このとき選択されていた操作項目に対応する動作の実行要求信号を、被操作側の撮像装置に対して無線により送信し、対応する動作の実行を要求する。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信機能と表示パネルとを備えた電子機器、撮像装置、撮像システム、および撮像遠隔操作方法に関し、特に、無線を通じて外部の撮像装置を遠隔操作できるようにした電子機器、撮像装置、撮像システム、および撮像遠隔操作方法に関する。
に関する。
近年、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなど、画像を撮像してデジタルデータとして記録可能な撮像装置が急速に普及している。また、このような撮像装置の中には、赤外線通信などを用いて、シャッタ操作などの撮影操作をリモートコントローラから遠隔操作できるようにしたものもあった。
さらに、このような撮像装置の中には、Bluetooth(登録商標)あるいは無線LAN(Local Area Network)などのより高機能の無線通信機能を備えたものも多くなっており、このような無線通信機能を用いて、外部機器から撮像装置を遠隔操作することも考えられている。このような無線通信機能を用いることで、例えば、操作側の外部機器に対して、被操作側の撮像装置から撮影中の画像を送信し、外部機器でモニタリング用の画像を表示する、あるいは、被操作側の撮像装置に対する各種の設定操作を、外部機器から実行することなどが可能になる。
また、ともに無線通信機能を備えた2つの撮像装置を用意し、一方の撮像装置から他方の撮像装置を遠隔操作することも考えられている。例えば、自己コントロールモードと、他機に対するリモートコントロールモードとを備え、リモートコントロールモードに設定されると、自機の操作スイッチへの入力に応じたコマンドを送信することで、被操作側の撮像装置の撮影動作や設定変更を実行させるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−51340号公報(段落番号〔0106〕〜〔0110〕、図10)
ところで、デジタル方式の撮像装置としては多くのメーカから多種の製品が発売されている。このため、一方の撮像装置から他方の撮像装置を遠隔操作しようとする際には、これらの撮像装置が異なる機種であっても、遠隔操作を実行できることが望ましい。
しかし、上記の特許文献1の技術のように、操作側の撮像装置の備える操作スイッチを用いて遠隔操作する場合には、双方で共通する操作スイッチに同じ機能が割り当てられていれば遠隔操作を問題なく実行できるが、必ずしもそうでないことも考えられる。例えば、被操作側の撮像装置が、操作側の撮像装置より多くの操作スイッチを備えていたり、あるいは多くの設定機能を備えている場合には、操作側の撮像装置からは被操作側の撮像装置のすべての機能を制御することはできない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、被操作側の撮像装置が操作側の機器と異なる機種であっても、被操作側の撮像装置で実行可能な多くの動作を遠隔操作できるようにした電子機器、撮像装置、撮像システム、および撮像遠隔操作方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、無線通信機能と表示パネルとを備えた電子機器において、外部の撮像装置において他の機器から遠隔操作されることが可能な動作をそれぞれ示す1つ以上の操作項目を含む操作項目情報を、前記撮像装置から無線により受信する操作項目情報受信部と、受信した前記操作項目情報を基に、前記操作項目を配置したメニュー画像を生成して、前記表示パネルに表示させるメニュー画像生成処理部と、前記メニュー画像上の前記操作項目をユーザが順次選択するための1つ以上の選択キーと、選択された前記操作項目に対応する処理の実行をユーザが決定するための決定キーとを備えた入力部と、前記決定キーにより決定された前記操作項目に対応する動作の実行要求信号を、前記撮像装置に対して無線により送信する実行要求送信部と、を有することを特徴とする電子機器が提供される。
このような電子機器では、外部の撮像装置において他の機器から遠隔操作されることが可能な動作をそれぞれ示す1つ以上の操作項目を含む操作項目情報が、その撮像装置から無線により送信されて、操作項目情報受信部により受信される。メニュー画像生成処理部は、受信した操作項目情報を基に、その操作項目を配置したメニュー画像を生成して、表示パネルに表示させる。また、入力部には、メニュー画像上の操作項目をユーザが順次選択するための1つ以上の選択キーと、選択された操作項目に対応する処理の実行をユーザが決定するための決定キーとが設けられている。そして、選択キーへの操作入力により、メニュー画像上の操作項目が選択され、この状態で決定キーへの操作入力が行われると、実行要求送信部は、このとき選択されていた操作項目に対応する動作の実行要求信号を、撮像装置に対して無線により送信する。これにより、対応する動作が撮像装置において実行される。
本発明の電子機器によれば、受信した操作項目情報に基づいて、操作項目をユーザに選択させるためのメニュー画像を生成し、選択キーと決定キーのみを用いた操作入力によりそれらの操作項目を選択・決定するための操作入力を受け付けて、対応する撮像装置の動作を実行させることができる。従って、外部の撮像装置において実行可能な任意の動作に対応する操作項目を操作項目情報に含めておくことで、電子機器側では、その撮像装置と電子機器とが同じ機種であるか否かに関係なく、選択キーと決定キーのみを用いた操作入力により、撮像装置側の任意の動作を遠隔操作することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。以下の実施の形態では、デジタル方式の撮像装置を2つ用い、一方から他方を遠隔操作する場合を想定する。
図1は、実施の形態で用いられる撮像装置の基本的な内部構成を示すブロック図である。
図1に示す撮像装置は、デジタルスチルカメラあるいはデジタルビデオカメラなどとして実現されるものである。この撮像装置は、光学部11、撮像部12、信号処理部13、表示部14、記憶部15、制御部16、入力部17、および無線通信部18を具備する。
光学部11は、ズーム用、フォーカス用などのレンズやその駆動機構、シャッタ機構、アイリス機構などを備えており、これらは制御部16からの制御信号により駆動される。
撮像部12は、被写体から光学部11に入射された光を電気信号に変換する固体撮像素子、この固体撮像素子からの画像信号をデジタル化するA/D変換回路などを備える。固体撮像素子としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)型、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型などが用いられる。
信号処理部13は、撮像部12からのデジタル画像信号に対する画質補正などの信号処理を施し、表示部14への表示用の画像信号を生成する。また、信号処理後の画像信号を基に、記憶部15への記録用の圧縮画像データを生成する。さらに、記憶部15から読み出した圧縮画像データを伸張し、表示用の画像信号を生成することもできる。
表示部14は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなる表示パネルを備え、信号処理部13からの表示用の画像信号を基に画像を表示する。また、制御部16からの命令に応じて、メニュー画像などを合成して表示することもできる。
記憶部15は、信号処理部13により生成された記録用の画像信号を蓄積する。この記憶部15に搭載される記録媒体としては、例えば、フラッシュメモリからなるメモリカード、光ディスクなどの可搬型記録媒体、あるいはHDD(Hard Disk Drive)などの固体型記録媒体などが適用される。
制御部16は、CPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリを備えるマイクロコンピュータとして構成され、メモリに格納されたプログラムを実行することで、この撮像装置を統括的に制御する。この制御部16は、後述するように、他の機器から受信されたコマンドリストに基づいて、その機器を遠隔操作するためのメニュー画像を表示部14に表示させたり、メニュー画像上の項目に対する選択操作に応じて、対応する制御コマンドを他の機器に送信させるなどの処理も実行する。
入力部17は、後述する各種の入力スイッチを備え、これらの入力スイッチに対するユーザによる操作入力に応じた制御信号を制御部16に出力する。
無線通信部18は、外部の機器と無線通信するためのアンテナや変調・復調回路などを備えており、制御部16の制御の下で、外部の機器と無線電波を介して通信する。本実施の形態では、無線通信部18は、例として無線LANインタフェースとして実現される。後述するように、この無線通信部18を通じて、制御部16と外部機器との間で、各種の制御コマンドや画像データなどが授受される。
ところで、上記の撮像装置は、制御部16の制御の下で、「カメラモード」と「遠隔操作モード」の各動作モードに切り替えて動作することが可能になっている。「カメラモード」では、入力部17に対するユーザの操作入力に応じて、この撮像装置における撮像動作や各種設定動作が実行される通常の動作モードである。一方、「遠隔操作モード」は、この撮像装置から、無線接続された外部の撮像装置を遠隔操作するか、あるいは、無線接続された外部の撮像装置から、この撮像装置が遠隔操作される動作モードである。
「遠隔操作モード」には、操作側の撮像装置に設けられた操作スイッチに対する入力操作により、この操作側の各操作スイッチに割り当てられたものと同じ動作を、被操作側の撮像装置で実行させることが可能な「直接操作モード」と、操作側の撮像装置に設けられた特定の汎用的な操作スイッチ(具体的には、選択キーおよび決定キー)のみを用いて、被操作側の撮像装置の各種動作を制御する「間接操作モード」とが含まれる。例えば、「直接操作モード」は、主に、操作側と被操作側とが同じ機種の撮像装置の場合に好適であり、「間接操作モード」は、主に、操作側と被操作側とが異なる機種の撮像装置の場合に好適である。
ここで、図1に示した基本構成を有する2つの撮像装置の間で、一方から他方を遠隔操作する場合について具体的に説明する。まず、2つの撮像装置が備える機能や操作スイッチについて説明する。なお、ここでは例として、2つの撮像装置はそれぞれ静止画像を撮像するものとする。
図2は、一方の撮像装置の操作パネル面の構成を示す図である。
図2では、撮像装置100を、表示パネル101が搭載された側(例えば、光学部11の撮像レンズの取り付け面の裏側)から見たときの外観を示している。この撮像装置100において、表示パネル101は図1の表示部14を構成するものであり、撮像中の画像や記憶部15の記憶データに基づく再生画像などを表示する。また、この表示パネル101と同じ面やその側面には、撮影動作の制御や各種設定を行うための以下のような操作スイッチが設けられている。なお、これらの操作スイッチは図1の入力部17を構成するものである。
電源キー102は、この撮像装置100の電源の投入/切断のためのボタンスイッチである。シャッタキー103は、一杯まで押下される操作(全押し操作)により、撮像中の画像を記録させるためのボタンスイッチである。また、シャッタキー103を所定の深さまで押下する操作(半押し操作)により、フォーカスや露出の状態を最適化した状態で固定することも可能となっている。なお、この例では、電源キー102とシャッタキー103は、表示パネル101が搭載された面の上側の側面に設けられている。
ズームキー104,105は、ズームレンズをそれぞれ望遠側、広角側に移動させるためのボタンスイッチである。メニューキー106は、各種の動作制御項目や設定項目が配置されたメニュー画像を表示パネル101に表示させるためのボタンスイッチである。サイズキー107は、記録する画像データのサイズを変更するためのボタンスイッチである。例えば、サイズキー107が押下されると、設定可能な画像サイズが一覧表示され、選択キー111,112などによって選択し、決定キー115によって決定できるようになる。あるいは、サイズキー107が押下されるごとに、あらかじめ決められた複数の画像サイズのうちの1つが、あらかじめ決められた順に選択されて決定されるようにしてもよい。モードスイッチ108は、例えば、記録された画像の再生、静止画撮影、動画像撮影などの動作モードを選択するためのスライド式スイッチである。
選択キー111〜114は、メニュー画像上の項目の選択位置(カーソル位置)を、それぞれ上方向、下方向、右方向、左方向に移動させるためのボタンスイッチである。決定キー115は、選択キー111〜114によって移動された選択位置の項目を決定するためのボタンスイッチである。
図3は、他方の撮像装置の操作パネル面の構成を示す図である。
図3では、図2と同様に、撮像装置200を表示パネル201が搭載された側から見たときの外観を示している。この撮像装置200において、表示パネル201は図1の表示部14を構成するものであり、撮像中の画像や記憶部15の記憶データに基づく再生画像などを表示する。また、この表示パネル201と同じ面やその側面には、撮影動作や各種設定のための以下のような操作スイッチが設けられている。なお、これらの操作スイッチは図1の入力部17を構成するものである。
この撮像装置200において、電源キー202、シャッタキー203、メニューキー206、モードスイッチ208、選択キー211〜214、および決定キー215の機能は、それぞれ、図2の撮像装置100における電源キー102、シャッタキー103、メニューキー106、モードスイッチ108、選択キー111〜114、および決定キー115の機能に対応する。また、撮像装置200には、撮像装置100に設けられているズームキー104,105やサイズキー107に対応するスイッチは設けられていない。
次に、図4は、図2に示した撮像装置がカメラモードである場合のメニューマップの例を示す図である。
図2に示した撮像装置100では、メニューキー106が押下されて所定の初期メニュー画像が表示された後、撮影動作に関する設定を行うための項目(後述する「カメラ」)が選択されることで、図4に示すようなメニューマップに基づく画像が表示される。この撮影動作に関するメニューマップは2層の階層構造を有しており、最上位層(第1層)には、露出制御に関する動作モードを設定するための「露出モード」と、撮影動作に関する動作モードを設定するための「撮影モード」とが含まれる。また、「露出モード」の下位層(第2層)には、露出制御に関する動作モードとして、「オート」「プログラム」「夜景」「スポーツ」の4つが割り当てられている。「撮影モード」の下位層(第2層)には、撮影動作に関する動作モードとして、「通常」「連写」の2つが割り当てられている。
図5は、図4のメニューマップに基づく表示画像の例を示す図である。なお、メニューマップに基づくメニュー画像は、現在撮像中の画像あるいは再生画像の上に合成して表示されるものとする。
図5(A)に示すように、メニューキー106が押下されると、まず、第1層に対応する項目が横方向に並列表示され、選択キー113,114が押下されると、いずれかの項目が選択されていることを示すカーソル枠121が表示されて、左右に移動される。この状態で、決定キー115が押下されると、その時点でカーソル枠121が位置している項目の下位層の項目が、縦方向に並列表示される。なお、決定キー115の押下を待たずに、カーソル枠121が位置している項目の下位層の項目を、縦方向に自動的に並列表示してもよい。
さらに、第2層の項目が表示されている状態で、選択キー111,112が押下されると、図5(B)に示すように、第2層の項目を選択するためのカーソル枠122が表示されて、上下に移動される。そして、決定キー115が押下されると、その時点でカーソル枠122が位置している項目に対応する動作モードに設定される。
ここで、撮像装置100の操作パネルにおいて、電源キー102、シャッタキー103、ズームキー104,105、メニューキー106、およびモードスイッチ108は、それぞれに割り当てられた特定の動作を制御するためのスイッチである。例えば、電源キー102は、電源のオン/オフという動作を実行させるためのスイッチであり、メニューキー106は、特定のメニュー画像の表示動作を実行させるためのスイッチであり、モードスイッチ108は、特定の動作モードに対する設定動作を実行させるためのスイッチである。
これらのスイッチが、それぞれ特定の動作の制御のために専用に割り当てられているのに対し、メニューキー106が押下された後の選択キー111〜114および決定キー115を用いた操作では、上記の各専用スイッチに割り当てられていない他の様々な動作の制御(例えば、各種撮影動作の制御、各種設定動作の制御など)が可能になっている。
なお、撮像装置200においても同様に、電源キー202、シャッタキー203、メニューキー206、およびモードスイッチ208は、それぞれ特定の動作の制御のために専用に割り当てられたものであるのに対し、選択キー211〜214および決定キー215は、それ以外の多種の動作制御を可能にする汎用的なスイッチとなっている。
次に、図2に示した撮像装置100を、図3に示した撮像装置200から遠隔操作する場合の動作について説明する。ここでは特に、これらを間接操作モードに設定した場合の動作について説明する。
上述したように、撮像装置200には、撮像装置100に設けられているズームキー104,105およびサイズキー107に対応するスイッチは設けられていない。このため、直接操作モードに設定して、操作側の撮像装置200に設けられたスイッチに対する入力操作により、これらのスイッチに割り当てられたものと同じ動作を被操作側の撮像装置100で実行させようとすると、ズーム動作の制御と画像サイズの設定を撮像装置200から操作できないという事態が生じる。
これに対して、間接操作モードは、主として、撮像装置200に設けられた汎用的なスイッチである選択キー211〜214と決定キー215だけを用いて、被操作側の撮像装置100のできるだけ多くの動作を制御できるようにするものである。選択キー211〜214や決定キー215は多くの機種の撮像装置が備えているものであるので、この間接操作モードにより、操作側と被操作側が異なる機種の撮像装置であっても、被操作側の多くの動作を操作側から制御できるようになる。
図6は、図2に示した撮像装置が間接操作モードとされ、かつ、被操作側の装置とされる場合のメニューマップの例を示す図である。
被操作側の撮像装置100では、間接操作モードに設定されたとき、図6に示すようなメニューマップを、操作側の撮像装置200に通知する。このメニューマップは例として3層の階層構造を有しており、最上位層(第1層)には、主に撮像動作を制御するための「カメラ操作」と、露出制御に関する動作モードを設定するための「露出モード」と、撮影動作に関する動作モードを設定するための「撮影モード」の各項目が含まれる。
また、「カメラ操作」の項目の下位層(第2層)には、シャッタキー103に対する半押し操作(すなわち、フォーカス・露出状態の固定操作)に対応する「シャッタ半押し」と、シャッタキー103に対する全押し操作(すなわち、撮像画像の記録操作)に対応する「シャッタ全押し」、ズームキー104,105の機能にそれぞれ対応する「ズームTELE」「ズームWIDE」、サイズキー107の機能に対応する「画像サイズ」、タイマによる自動撮影を実行させるための「セルフタイマ」の各項目が割り当てられている。
さらに、「画像サイズ」の項目の下位層(第3層)には、画像サイズをそれぞれ表示されたサイズに設定するための「3264×2448」「2592×1944」「2048×1536」の項目が割り当てられている。また、「セルフタイマ」の下位層(第3層)には、自動撮影までの時間をそれぞれ表示された時間に設定するための「2秒」「5秒」「10秒」の項目が割り当てられている。
また、第1層の「露出モード」の下位層(第2層)には、カメラモードの場合と同様に、露出制御に関する動作モードとして、「オート」「プログラム」「夜景」「スポーツ」の項目が割り当てられている。すなわち、これらの項目は、露出制御に関する動作モードを、それぞれに表示された動作モードに設定するためのものである。また、「撮影モード」の下位層(第2層)にも、同様に、撮影動作に関する動作モードとして、「通常」「連写」の項目が割り当てられている。すなわち、これらの項目は、撮影動作に関する動作モードを、それぞれに表示された動作モードに設定するためのものである。
被操作側の撮像装置100は、間接操作モードに設定され、さらに自機が被操作側に設定されると、後述するように、上記のメニューマップに対応する制御コマンドのリストを、操作側の撮像装置200に対して、無線通信部18を介して送信する。操作側の撮像装置200は、これらの制御コマンドのリストを受信すると、この情報に基づいてメニュー画面を表示し、選択キー211〜214および決定キー215のみを用いて、項目の選択や決定を実行できるようにする。
以上のメニューマップにおいて、「カメラ操作」の項目と、その下位層の項目にそれぞれ対応する動作(ただし、「セルフタイマ」を除く)の制御は、撮像装置100に設けられた専用のスイッチに割り当てられていたために、これらの項目はカメラモードでのメニューマップには現れなかった項目である。間接操作モードでは、このような動作についても外部機器から制御可能にするために、これらの動作に対応する項目がメニューマップに加えられて、操作側の機器に通知される。
図7は、図6のメニューマップに基づく操作側の撮像装置における表示画像の例を示す図である。なお、カメラモードの場合と同様に、メニュー画像は、現在撮像中の画像あるいは再生画像の上に合成して表示されるものとする。
操作側の撮像装置200において、例えば、まずメニューキー206が押下されると、図7(A)に示すように、第1層に対応する項目が横方向に並列表示される。そして、選択キー213,214が押下されると、いずれかの項目が選択されていることを示すカーソル枠221が表示されて、左右に移動される。この状態で、決定キー215が押下されると、その時点でカーソル枠221が位置している項目の下位層の項目が、縦方向に並列表示される。なお、決定キー215の押下を待たずに、カーソル枠221が位置している項目の下位層の項目を、縦方向に自動的に並列表示してもよい。
さらに、第2層の項目が表示されている状態で、選択キー211,212が押下されると、第2層の項目を選択するためのカーソル枠222が表示されて、上下に移動される。そして、決定キー215が押下されると、その時点でカーソル枠222が位置している項目が決定され、そのことが被操作側の撮像装置100に対して、無線通信部18を介して送信される。
このように、操作側の撮像装置200は、項目が選択されて決定されると、その項目の下位層に項目が存在する場合には、下位層の項目をさらに並列させて表示パネル201に表示する。そして、選択・決定された項目が階層構造の末端のものである場合には、その項目に対応する動作の実行を、被操作側の撮像装置100に対して無線を通じて要求する。
なお、図7(B)は、第2層の「画像サイズ」が選択・決定された場合の画面表示例であり、「カメラ操作」「画像サイズ」の各項目が現在選択されていることが明示されるとともに、「画像サイズ」の下位層に対応する設定可能なサイズが縦方向に並列されて表示される。このとき、選択キー211,212が押下されることで、カーソル枠222が表示されて上下に移動され、決定キー215によりいずれかの項目を決定可能になる。
また、この例では、画面右上に、間接操作モードに設定されていること、および、現在被操作側あるいは操作側のどちらに設定されているかをユーザに通知する通知画像223が表示されている。
次に、間接操作モードでの実際の撮影時の動作例について、具体的に説明する。まず、図8は、撮像装置間で通信を確立するまでの処理シーケンスを示す図である。また、図9および図10は、通信が確立されるまでの各撮像装置における画面表示例を示す図である。なお、図9および図10(以下の図12、図13、図16〜図19、図21、図22でも同様)では、被操作側の撮像装置100の画面表示例を図中左側に、操作側の撮像装置200の画面表示例を図中右側に示している。
撮像装置100では、メニューキー106が押下され、選択キー113,114により「通信」の項目が選択されると、他機との通信のための選択項目が表示パネル101に表示される(ステップS131)。図9の画面P131のように、「通信」の項目の下位層には、通信相手を検索するための「検索」、画像データを他機に転送するための「転送」、遠隔操作を実行するための「遠隔」、通信に関する設定を終了するための「終了」の項目が用意されている。
この状態で、選択キー111,112の操作に応じて「検索」の項目が選択され、決定キー115が押下されると(ステップS132)、通信相手を検索する処理が開始される。撮像装置100は、無線通信部18を通じて、自機を識別するためのID、通信要求信号などを送信し、他機からの応答を待機する(ステップS133)。また、このとき、他機からのID、通信要求信号なども待機する。このステップS133の処理は、例えば一定の期間繰り返し実行される。なお、図9の画面P133は、このときの画面表示例である。
そして、通信相手が検索されると、図10の画面P134のように、例えば、検索された通信相手の機器名(ここでは、「B2」「C3」)が、表示パネル101上に一覧表示される(ステップS134)。これらの機器名は、機器を識別するIDそのものであってもよい。なお、本実施の形態では、撮像装置100の機器名が「A1」、撮像装置200の機器名が「B2」とされている。
一方、撮像装置200でも、上記と同様の手順で通信相手の検索が行われる。すなわち、メニューキー206が押下された後、「通信」の項目が選択・決定され(ステップS231)、さらに「検索」の項目が選択・決定されると(ステップS232)、通信相手の検索が開始される(ステップS233)。通信相手が検索されると、それらの機器名が一覧表示される(ステップS234)。
なお、図9の画面P231は、ステップS231で「通信」の項目が選択された後の画面、画面P233は、ステップS233での通信相手の検索処理実行中の画面、図10の画面P234は、ステップS234で検索された通信相手の機器名が一覧表示された画面をそれぞれ示す。
次に、例として、撮像装置200において、選択キー211,212の操作に応じて通信相手として「A1」が選択され、決定キー215が押下されると(ステップS235)、撮像装置200は、選択された通信相手(ここでは撮像装置100)に対して、通信要求信号を無線により送信する(ステップS236)。撮像装置100は、撮像装置200からの通信要求を受信すると(ステップS136)、通信を許可する許可通知信号を返信し(ステップS137)、撮像装置200はこれを受信する(ステップS237)。これにより、撮像装置100と撮像装置200との間で通信が確立し、図10の画面P137,P237のように、通信相手の機器名と、この相手と通信中であることが、通知画像124,224として表示される。
なお、以上のステップS235〜S237,S136〜S137のような通信相手の選択処理は、撮像装置100でのキー操作に応じて実行されてもよい。
次に、図11は、間接操作モードに設定するための処理シーケンスを示す図である。また、図12および図13は、間接操作モードに設定されるまでの各撮像装置における画面表示例を示す図である。
図11の処理における初期画面は、上述した図10の画面P137,P237に対応する。なお、図12の画面P141では、図10の画面P137と同様の項目と通知画像124が表示されている。このような状態から、例えば、図12の画面P241のように、撮像装置200において、選択キー211,212によって「遠隔」の項目が選択され、決定キー215によって決定されると(ステップS241)、画面P242のように、「遠隔」のさらに下位層の項目として、「直接操作モード」「間接操作モード」が表示される。この状態からさらに、「間接操作モード」が選択されて決定されると(ステップS242)、図13の画面P243のように、「間接操作モード」のさらに下位層の項目として、「操作側」「被操作側」が表示される。
この状態から、「操作側」の項目が選択されて決定されると(ステップS243)、撮像装置200は、「間接操作モード」への設定を要求する信号と、撮像装置200側を操作側の機器とすること(または、撮像装置100側を被操作側の機器とすること)を要求する信号を、無線により送信する(ステップS244)。
撮像装置100は、これらの信号を受信すると(ステップS144)、これらの要求に対する許可通知信号を返信する(ステップS145)。さらに、この撮像装置100の機能の制御や設定を外部機器から操作できるようにするための制御コマンドのリストであるコマンドリストを、撮像装置200に対して送信する(ステップS146)。後述するように、このコマンドリストは、図6に示したメニューマップ上の各項目に対応する制御コマンドやそれらの付加情報などが、このメニューマップと同様の階層構造に従ってリスト化されたものである。
撮像装置200は、モード設定要求に対する許可通知を受信し(ステップS245)、さらにコマンドリストを受信すると(ステップS246)、間接操作モードに遷移して、操作側の機器として動作するようになる。また、撮像装置100も、間接操作モードに遷移して、被操作側の機器として動作するようになる。このとき、撮像装置100の表示パネル101には、機器名が「B2」の機器から間接操作モードにより操作されていることを示す通知画像125が表示され(ステップS147)、撮像装置200の表示パネル201には、機器名が「A1」の機器を間接操作モードにより操作していることを示す通知画像225が表示される(ステップS247)。
さらに、撮像装置100は、現在撮像中の画像(プレビュー画像)のデータを、操作側の撮像装置200に対して送信する(ステップS148)。図13の画面P146は、このときの表示パネル101の画面を示す。撮像装置200は、撮像装置100から送信されたプレビュー画像のデータを受信して、これを表示パネル201に表示する(ステップS248)。プレビュー画像のデータは、モニタリングに必要とされる適切なフレームレートに合わせて、撮像装置100から一定時間ごとに連続的に送信され、撮像装置200では、受信データに基づくプレビュー画像が表示パネル201に逐次表示される。図13の画面P246は、プレビュー画像と上記の通知画像225が表示された状態の表示パネル201の画面を示し、これによりユーザは、撮像装置200の表示パネル201を通じてプレビュー画像をモニタリングしながら、撮像装置100の撮影動作を制御できるようになる。
なお、図13の画面P146,P246では、ともに、「通信」の項目が選択され、その下位層の各項目が表示されて、項目の選択・決定の操作を受け付けられるようにしているが、これらのメニュー画像の表示は、例えば一定時間後に終了される。また、ステップS147,S247の時点で、これらのメニュー画像の表示が終了されるようにしてもよい。
また、上記の図11〜図13の例では、撮像装置200側の入力操作により間接操作モードに遷移する場合の例を示したが、これに限らず、撮像装置100の入力操作により間接操作モードに遷移してもよい。
また、以上で説明した、通信確立までの処理、および、間接操作モードに遷移するまでの処理については、撮像装置100と撮像装置200との間で授受される信号とその順番のみ規定されていれば、それらの過程でのメニュー表示や操作対象のスイッチなどは、撮像装置100,200のそれぞれにおいて個々に決められていればよい。
次に、間接操作モードで撮像装置100における撮影動作を制御する場合の具体的な処理手順について説明する。ここでは例として、ズームの操作を行った後、シャッタ半押し、全押しの操作を行う場合について説明する。
図14および図15は、間接操作モードにおいて撮影動作を制御する際の処理シーケンスを示す図である。また、図16〜図19は、間接操作モードでの撮影動作制御時における各撮像装置における画面表示例を示す図である。
なお、図14および図15に示した処理中のほとんどの期間では、撮像装置100からのプレビュー画像のデータの送信処理は一定時間ごとに連続的に実行されるので、この送信処理については図中に点線矢印によって示し、その説明を適宜省略することにする。また、撮像装置200は、プレビュー画像のデータを受信すると、そのデータに基づくプレビュー画像を表示パネル201に表示するが、この処理についての説明も適宜省略する。
図14の初期状態に対応する図16の画面P150,P250は、それぞれ、図13の画面P146,P246からメニュー画像の表示が終了された状態を示す。すなわち、撮像装置200の表示パネル201には、撮像装置100の表示パネル101に表示されているプレビュー画像が、ほぼ同じタイミングで表示されている。
このような状態から、撮像装置200のメニューキー206が押下されると、撮像装置200は、間接操作モードの設定処理の際に撮像装置100から受信したコマンドリストに基づくメニュー選択画面の表示を開始し、これ以後、選択キー211〜214と決定キー215によって、被操作側の撮像装置100の動作を制御することが可能になる。メニューキー206の押下直後には、第1層に対応する「カメラ操作」「露出モード」「撮影モード」の項目が横方向に並列されて表示され、選択キー213,214の操作に応じて「カメラ操作」の項目が選択されると、この項目の下位層の項目が縦方向に並列されて表示される(ステップS251)。図16の画面P251は、このときに表示される画面を示している。
ここで、図17の画面P252のように、選択キー211,212の操作により「ズームTELE」の項目が選択され、決定キー215が押下されると(ステップS252)、撮像装置200は、コマンドリストを参照して、「ズームTELE」に対応する制御コマンドを、撮像装置100に対して無線により送信する(ステップS253)。撮像装置100は、この制御コマンドを受信すると(ステップS153)、ズームレンズを望遠側に1段階だけ移動させるズーム動作を実行し、動作完了を通知する信号を撮像装置200に対して返信する(ステップS154)。図17の画面P154は、この状態の表示パネル101の表示画面を示す。また、撮像装置200では、動作完了通知の信号を受信したとき(ステップS254)、図17の画面P254のように、ズーム動作により被写体が1段階分だけ拡大されたプレビュー画像が表示される。
なお、例えば、「ズームTELE」の項目が選択された状態で、決定キー215が複数回連続して押下されると、ステップS253,S153,S154,S254の処理がその回数分だけ繰り返され、その結果、決定キー215の押下回数に対応する段階分だけズーム動作が実行される。ユーザは、撮像装置200の表示パネル201を通じて、ズーム動作の実行に応じて徐々に拡大されていく被写体の様子を確認することができる。また、ズームレンズを広角側に移動させる処理も、「ズームWIDE」の項目が選択された状態で上記と同様の手順で実行させることができる。
次に、図18の画面P255のように、選択キー211,212の操作により「シャッタ半押し」の項目が選択され、決定キー215が押下されると(ステップS255)、撮像装置200は、コマンドリストを参照し、「シャッタ半押し」の項目に対応する制御コマンドを、撮像装置100に対して無線により送信する(ステップS256)。撮像装置100は、この制御コマンドを受信すると(ステップS156)、フォーカスおよび露出の制御状態を適正化し、これらの制御状態を固定する。そして、動作完了を通知する信号を撮像装置200に対して返信する(ステップS157)。図18の画面P157は、この状態の表示パネル101の表示画面を示す。
撮像装置200では、動作完了通知の信号を受信すると(ステップS257)、例えば、次に他の項目が選択されて、「シャッタ半押し」に対応する動作を要求する状態が解除されるまでの間、フォーカスおよび露出の制御状態が固定されたプレビュー画像が、表示パネル201に表示されることになる。なお、例えば、この状態で「シャッタ半押し」の項目が再度選択されて決定されることで、制御状態を固定する状態を解除するように要求できるようにしてもよい。
次に、ステップS157,S257が実行された状態で、図18の画面P258のように、選択キー211,212の操作により「シャッタ全押し」の項目が選択され、決定キー215が押下されると(ステップS258)、撮像装置200は、コマンドリストを参照し、「シャッタ全押し」の項目に対応する制御コマンドを、撮像装置100に対して無線により送信する(ステップS259)。撮像装置100は、この制御コマンドを受信すると(ステップS159)、直後に取り込まれた撮像画像のデータを記録用のデータに変換し、記憶部15に格納する。そして、動作完了を通知する信号を撮像装置200に対して送信する(ステップS160)。撮像装置200は、その通知信号を受信する(ステップS260)。
このとき、撮像装置200では、被操作側の機器において撮影動作(撮像画像の記録動作)を実行させたことを示す通知画像226が、表示パネル201に表示される(ステップS261)。一方、撮像装置100でも、操作側の機器からの要求により撮影動作が実行されたことを示す通知画像126が、表示パネル101に表示される。
さらに、撮像装置100は、このとき記録された画像データに対応するプレビュー画像(あるいは、記録された画像データをデコードした画像)を、撮像装置200に対して送信する(ステップS162)。撮像装置200は、この画像データを受信し、このデータに基づく画像を表示パネル201に表示する(ステップS262)。これにより、ユーザは、撮影した画像を、表示パネル201を介して即座に確認することができる。
図19の画面P162,P262は、それぞれステップS162,S262の状態における表示パネル101,201の表示画面を示す。この状態から一定時間後に、撮像装置100からプレビュー画像のデータの送信が再開され(ステップS163)、撮像装置200では、このデータを受信して、プレビュー画像が表示パネル201に再び表示されるようになる(ステップS263)。このとき、図19の画面P163,P263のように、表示パネル101,201には、プレビュー画像とともに、間接操作モードで外部機器から操作されていること、外部機器を操作していることをそれぞれ示す通知画像125,225が、再度表示される。
なお、以上の例では、ズーム動作や「シャッタ半押し」に対応する動作を実行させた後、撮像画像の記録を実行させるようにしたが、例えば、このようなズーム動作や「シャッタ半押し」に対応する動作を実行させることなく、「シャッタ全押し」の項目が選択されて決定されることで、即座に撮像画像の記録を実行させることもできる。
また、例えば、「画像サイズ」の項目が選択されて決定された場合には、この下位層の項目が縦方向に表示され、これらの項目のうちの1つを選択して決定することで、選択された項目に対応する制御コマンドが送信される。これにより、選択された画像サイズが撮像装置100において設定される。また、設定が完了したことを示す通知信号が、撮像装置100から撮像装置200に対して返信される。
また、例えば画面P263では、表示パネル201の表示面積の関係から、「カメラ操作」の下位層のすべての項目が表示されていない。しかし、選択キー211を押下し続けることにより、表示されていなかった「セルフタイマ」の項目を表示させて選択し、決定キー115により決定することができる。
「セルフタイマ」の項目が選択されて決定された場合には、「画像サイズ」の場合と同様に、この下位層の項目が縦方向に表示され、これらの項目のうちの1つを選択して決定することで、選択された項目に対応する制御コマンドが送信される。これにより、選択されたタイマ時間が撮像装置100において設定される。また、設定が完了したことを示す通知信号が、撮像装置100から撮像装置200に対して返信される。
また、上記の説明では、「カメラ操作」の項目が選択・決定された場合についてのみ例示したが、「露出モード」「撮影モード」の下位層の項目に対応する動作要求も、上記と同様の手順で実行することが可能である。例えば、「露出モード」の項目が選択されて決定された場合には、この下位層の項目が縦方向に表示され、これらの項目のうちの1つを選択して決定することで、選択された項目に対応する制御コマンドが送信される。これにより、選択された露出モードが撮像装置100において設定される。また、設定が完了したことを示す通知信号が、撮像装置100から撮像装置200に対して返信される。
また、操作側の撮像装置200では、選択・決定された項目に対応する制御コマンドを送信した後、対応する動作の完了を示す通知信号を一定時間以内に受信できなかった場合には、表示パネル201上に、要求した動作が正常に実行されなかったことを示す通知画像(図示せず)が表示される。
次に、図20は、撮像装置間で通信を終了するまでの処理シーケンスを示す図である。また、図21および図22は、通信が終了されるまでの各撮像装置における画面表示例を示す図である。
図21の画面P170,P270は、図20の処理の初期状態における表示パネル101,201の各画面を示す。このとき、画面P170には、図16の画面P150と同様に、現在撮像中の画像(プレビュー画像)と通知画像125とが表示されている。また、画面P270には、図16の画面P250と同様に、撮像装置100において撮像されている画像(プレビュー画像)と通知画像225とが表示されている。
この状態から、図21の画面P271のように、撮像装置200のメニューキー206が押下され、表示された項目の中から「終了」が選択されて決定され、さらに、「終了」の下位層の項目の中から「通信終了」が選択されて決定されると(ステップS271)、撮像装置200は、通信終了を要求するための信号を、撮像装置100に対して無線により送信する(ステップS272)。撮像装置100は、この信号を受信した後(ステップS172)、通信終了の許可を通知する信号を返信し(ステップS173)、撮像装置200は、この信号を受信する(ステップS273)。
撮像装置100は、許可通知の信号を返信すると、図22の画面P174のように、通信相手との通信を終了することを通知する通知画像127を表示パネル101に表示した後、プレビュー画像のデータの送信を終了する(ステップS174)。また、撮像装置200は、許可通知の信号を受信すると、図22の画面P274のように、通信相手との通信を終了することを通知する通知画像227を表示した後、プレビュー画像のデータの受信・表示を終了する(ステップS274)。図22の画面P175,P275は、それぞれステップS174,S274の実行直後の表示パネル101,201の画面であり、撮像装置100,200はそれぞれカメラモードに戻り、それぞれで撮像中の画像(プレビュー画像)を表示パネル101,201に表示するようになる。
なお、上記の「終了」とその下位層の項目は、撮像装置200においてあらかじめ規定されているものであり、ここでは例として、撮像装置100からのコマンドリストに基づくメニューマップにおいて、第1層に対応する項目に並列させて、「終了」の項目を表示させるようにしている。しかし、ステップS272において通信終了を要求する信号を送信させるまでのスイッチ操作手順や画面表示の遷移としては、上記の例に限ったことではない。
以上説明した処理では、コマンドリストを被操作側から操作側に受け渡し、操作側でこのコマンドリストを基にメニュー画像を表示して、操作側が備える汎用的な操作スイッチ(すなわち、選択キーおよび決定キー)のみを用いて、コマンドリストに対応付けられた被操作側の全動作を遠隔操作するようにしたので、操作側と被操作側とが異なる機種の撮像装置であった場合でも、被操作側で実行可能な任意の動作を、操作側から要求して確実に実行させることができる。特に、操作側の機器が同じ動作を実行可能であるか否か、あるいは、操作スイッチの数やその操作対象の動作が操作側と同じであるか否かに関係なく、被操作側の任意の動作を操作側から遠隔操作できる。
なお、上記の説明では、例として静止画像を撮影するモードでの処理について述べたが、これに限らず、例えば、記録済みの画像の再生モードや、動画像の撮影モードでの任意の動作を、操作側から要求して実行させることもできる。例えば、動画像の撮影モードであれば、動画像の記録開始、記録終了などの項目を含むコマンドリストを被操作側から操作側に送信するようにする。これにより操作側では、受信したコマンドリストに基づいて、動画像の記録開始、記録終了などの項目をメニュー画像の中に表示し、選択・決定の操作を受けることができるようになる。
次に、間接操作モードで使用される制御コマンドおよびコマンドリストについて、具体的に説明する。図23は、コマンドリストの構成例を示す図である。
図23では、例として、図6に示したメニューマップに対応するコマンドリストの構成例を示している。上述したように、図6のメニューマップは3層の階層構造を有しており、図23のコマンドリストも、これらの各層に対応する3つのリストL1〜L3から構成されている。すなわち、リストL1には第1層の各項目に対応する制御コマンドなどが記載され、リストL2には第2層の各項目に対応する制御コマンドなどが記載され、リストL3には第3層の各項目に対応する制御コマンドなどが記載される。
1つの項目に対応する情報は、制御コマンドを識別する識別番号301と、テキストデータで記載された制御コマンド名302と、対応する上位層の項目の識別番号を示す上位層番号303と、項目が決定されたときにその状態が保持されるか否かを示すホールド情報304と、その項目に対応する制御値がとり得る段階に関する情報である段階初期値305、最小値306、および最大値307とから構成されている。なお、ホールド情報304、段階初期値305、最小値306、および最大値307については、後に詳しく説明する。
このコマンドリストでは、制御コマンド名302のそれぞれの識別番号301が与えられ、下位層の制御コマンド名302にはその上位層の対応する識別番号301を示す上位層番号303が付与されている。これによって、操作側の機器では、項目の階層構造を認識して、その階層構造に従って項目を表示できるようになる。
そして、操作側の機器では、メニュー画像上の項目が選択・決定され、その項目に対応する制御コマンドを被操作側の機器に送信する場合には、その制御コマンドとして、上記の識別番号301、または制御コマンド名302を送信することで、対応する動作を実行させることができる。すなわち、被操作側の撮像装置は、識別番号301または制御コマンド名302と、対応する動作とをあらかじめ対応付けたテーブル情報を、制御部16のROMなどにあらかじめ保持しておき、操作側の機器から識別番号301または制御コマンド名302を受信したときに、テーブル情報を参照して対応する動作を識別し、その動作を実行する。なお、上述したように、操作側の機器において、制御コマンドが送信されるのは、階層構造の末端に位置する項目が選択・決定された場合である。
また、制御コマンド名302をテキストデータとして記載し、その制御コマンド名302として、その項目により制御できる動作の内容をユーザが認識しやすいような名称を付与しておくことで、操作側の機器では、制御コマンドの内容を特に解釈することなく、単にその制御コマンド名をメニュー画像上の項目として表示するだけで、ユーザに理解しやすい操作インタフェースを提供することが可能になる。
さらに、操作側の機器は、制御コマンドの内容に関係なく、項目の階層構造の情報のみに基づいて、メニュー画像に対して項目を様々な方法で表示できる。従って、例えば、操作側の機器が備える選択キーの数やそれに対応づけられた選択方向などの操作側の機器の都合に応じて、メニュー画像上の項目の表示やそれらの選択方法を、適切に選択することができる。
例えば、上述した例では、操作側の撮像装置200に、上下方向への選択のための選択キー211,212と、左右方向への選択のための選択キー213,214とが設けられており、上下と左右という2次元の方向へのカーソル選択が可能となっていた。このため、図7(A)などに示すように、メニュー画像においても、項目を2次元方向に配列して選択操作を受けることが適していた。しかしながら、例えば1方向への選択が可能な選択キーだけしか設けられていない場合には、メニュー画像においても、項目を1次元方向だけに配列した方が、ユーザは項目の選択操作を行いやすくなる。
図24は、項目を1次元方向に配列した場合のメニュー画像の第1の表示例を示す図である。
ここでは例として、操作側の機器において、2つの選択キーにより上下方向への選択が可能となっている場合について説明する。図24(A)では、コマンドリストを基に抽出した第1層の項目である「カメラ操作」「露出モード」「撮影モード」が、縦方向に並列されて表示されている。なお、「終了」の項目は、間接操作モードを終了させるための項目として、操作側の機器で付与したものである。これらの項目は、2つの選択キーの操作に応じて、カーソル枠228aが上下に移動されて選択される。
また、「カメラ操作」の項目が選択された状態で決定キーが押下されると、メニュー画面は図24(B)のように変化する。このメニュー画面では、選択・決定された「カメラ操作」の項目の横に、この項目の下位層の項目が、同じく縦方向に並列されて表示されている。これにより、ユーザは、同じ2つの選択キーを操作することで、カーソル枠228bを上下に移動させて項目を選択できるようになる。
図25は、項目を1次元方向に配列した場合のメニュー画像の第2の表示例を示す図である。
この図25に示したメニュー画像では、項目を階層ごとに表示するのではなく、階層構造の末端の項目を1次元方向に並列させて表示している。2つの選択キーが操作されると、カーソル枠228cが上下に移動して項目が選択されるが、このとき、カーソル枠228cは、図中の「シャッタ半押し」「シャッタ全押し」「ズームTELE」「ズームWIDE」「3264×2448」「2592×1944」「2048×1536」の項目のみを移動していく。これにより、2つの選択キーのみで項目を選択できるだけでなく、別の階層に属する項目を選択するために決定キーを押下する必要もなくなる。
なお、この例では、操作側の機器がコマンドリストを基に階層構造を解釈することで、選択可能な項目が属している上位層の項目名についても表示し、ユーザが項目の内容を理解しやすいようにしている。例えば、このメニュー画像では、図中の「3264×2448」「2592×1944」「2048×1536」の項目が、「画像サイズ」の項目の下位層に属することが視覚的に認識できるようになっている。
また、以上の図24および図25のように、項目を1次元方向に配列した場合には、選択キーとして2つではなく、1つだけを用いて選択することもできる。この場合、例えば、1つの選択キーの押下によりカーソル枠を常に一方向(例えば、上から下の方向)に移動させるようにする。そして、末端の項目(例えば、最も下の項目)が選択された状態で、さらに選択キーが押下されると、先頭の項目(例えば、最も上の項目)にカーソル枠が移動して、その項目が選択される。
さらに、このように、1つの選択キーのみを用いて一方向(例えば、横方向)への選択操作を行うようにした場合、別の1つの選択キーを用いて、他の方向(例えば、縦方向)への選択操作を行うようにすることもできる。すなわち、2つの選択キーだけで、上記の図7(A)のように2次元的に項目が配列されたメニュー画像に対する選択操作を行うことも可能である。
次に、コマンドリストに含まれるホールド情報304を用いた処理の例について説明する。図26は、シャッタ半押し操作を実行させる場合の画面表示例を示す図である。
上述したように、コマンドリストに含まれるホールド情報304は、メニュー画像上の対応する項目が決定されたときに、その状態が保持されるか否かを示す情報である。例えば、「シャッタ半押し」の項目に対応する制御コマンドが送信されると、被操作側の撮像装置では、フォーカスおよび露出の制御状態が固定されて、その状態が保持される。このように、操作に応じた動作が被操作側で実行されたとき、被操作側でその動作実行時の状態が保持され、後の何らかの操作により状態が解除されるような動作に対応する項目については、ホールド情報304の値を“1”としておくことができる。そして、操作側の機器では、この情報を基に、メニュー画像の表示方法や操作中の表示変化方法などに応用することができる。
図26では、「シャッタ半押し」の項目に対応する動作を実行させた場合のメニュー画像の表示変化の例を示している。まず、図26(A)のように、「シャッタ半押し」の項目が選択されて決定されると、被操作側の撮像装置では、フォーカスおよび露出の制御状態が適正化されて、その制御状態が保持される。操作側の撮像装置は、コマンドリストを参照して、「シャッタ半押し」の項目に対応するホールド情報304の値が“1”であれば、この「シャッタ半押し」の項目が選択・決定された後、他の項目が選択・決定されるまでの間、「シャッタ半押し」の操作に伴う被操作側の制御状態が保持されていることを、ユーザが認識できるような動作を行うようにする。
図26(B)の例では、「シャッタ半押し」の項目の色を変化させて、制御状態が保持されていることをユーザが視覚的に認識できるようにしている。この後、例えば「シャッタ全押し」の項目が選択されて決定されると、図26(C)のように、「シャッタ半押し」の項目の色は元に戻される。
また、図26(B)の状態から、「シャッタ半押し」の項目が再度選択されて決定されたときにも、「シャッタ半押し」の項目の色を元に戻すようにしてもよい。ただし、この場合には、被操作側の撮像装置において、「シャッタ半押し」に対応する制御コマンドを連続して受信した場合には、制御状態を固定した状態を一旦解除するようにあらかじめ決められている必要がある。このように、被操作側の撮像装置において、特定の制御コマンドの受信パターンごとに別の動作を行うといった特殊な条件を設定しないようにするためには、例えば、コマンドリストの中に、「シャッタ半押し」により制御状態が固定された状態を解除するための「半押し解除」といった項目を含めておいてもよい。
なお、制御状態が保持されていることをユーザに認識させるには、上記のように項目の色を変化させる方法の他、例えば、項目の色の濃さを変化させる、項目の枠体の色、線の太さ、線種などを変化させる、項目表示画像を点滅させるなどの方法も適用可能である。また、このような視覚的な通知方法ではなく、音声によりユーザに通知してもよい。
次に、コマンドリストに含まれる段階初期値305、最小値306、および最大値307の各情報を用いた処理の例について説明する。図27は、ズーム動作を操作する場合の画面表示例を示す図である。
コマンドリストに含まれる段階初期値305、最小値306、および最大値307は、その項目に対応する制御値がとり得る段階に関する情報である。段階初期値305は、最初にその項目が選択されて決定される直前における、対応する制御値の全段階数に対する相対的な位置を示す。また、最小値306および最大値307は、その項目に対応する制御値がとり得る最小の値と最大の値を示す。従って、例えば、最小値306の値が“0”で、最大値307の値が“9”である場合、その項目に対応する制御値は、“0”から“9”までの10段階の値をとり、その項目が最初に選択・決定される直前には、制御値は“0”の段階にあることになる。
図27では、例として、これらの情報がズーム動作に関する項目(「ズームTELE」または「ズームWIDE」、またはそれらの両方)に対して設定されていた場合のメニュー画像の表示例を示す。図27(A)では、「ズームTELE」の項目が選択されて決定されたときに、ズーム動作の制御範囲内における現在の制御値の相対位置(例えば、ズームレンズの移動範囲内における現在の相対位置、あるいは、焦点距離をとり得る範囲内における現在の焦点距離の相対位置など)を視覚的に表すための制御値表示部229aを表示している。ここで、「ズームTELE」の項目が1回決定されるたびに、現在の制御値の相対位置を示すマーカ画像229bが、図中上方向に1段階分だけ移動される。これによって、被操作側の撮像装置から現在の制御状態を示す情報を受け取ることなく、その制御状態を操作側の機器の処理のみによって管理し、ユーザに通知できるようになる。
ところで、上述したように、コマンドリストには、制御コマンド名302がテキストデータとして記載されている。このため、制御コマンド名302として、対応する項目により制御できる動作内容をユーザが認識しやすいような一般的な名称を付与しておくことで、このコマンドリストを受信した操作側の機器が、個々の項目に対応付けられた動作制御内容をある程度認識できるようにもなる。例えば、制御コマンド名302として“ズーム”という文言が含まれていれば、ズーム動作を制御するための項目であることを容易に認識できるし、さらに“TELE”“WIDE”という文言が含まれていれば、ズームレンズをそれぞれ望遠側、広角側に移動させるための項目であることを容易に認識できる。
図23に示したコマンドリストでは、「ズームTELE」「ズームWIDE」の各項目について、最小値306および最大値307のそれぞれに同じ値を設定している。従って、これらの項目に対応する制御値は、同じ“0”から“9”までの10段階の値をとることがわかる。さらに、上述のように制御コマンド名302から各項目に対応する動作制御内容も認識可能であることから、図27(A)に示した制御値表示部229aにおけるマーカ画像229bの表示位置を、「ズームTELE」「ズームWIDE」の双方の項目に対する決定操作に応じて連動させて移動させることもできる。
図27(B)は、この場合の画面表示例を示している。この画面において、例えば、「ズームTELE」の項目が選択されて決定されると、操作側の機器は、制御値表示部229cに表示したマーカ画像229dの表示位置を、1段階分だけ図中上側に移動させる。これとともに、このときのズーム制御値の相対位置(例えば、10段階中の“1”)を記憶する。次に、例えば「ズームWIDE」の項目が選択されて決定されると、操作側の機器は、記憶したズーム制御値の相対位置を基準として、マーカ画像229dの表示位置を図中下側に移動させる。
なお、上述のように、「ズームTELE」「ズームWIDE」の各項目に対応する制御コマンド名302を基に、各項目に対応する制御内容を認識できることから、操作側の機器は、「ズームTELE」に対応する処理が実行された場合と、「ズームWIDE」に対応する処理が実行された場合とでは、ズーム制御値の相対位置の移動方向を互いに逆方向とすればよいことを容易に判断できる。
また、図27(B)の制御値表示部229cでは、図中上方向に望遠側を示す“T”の文字が、図中下方向に広角側を示す“W”の文字がそれぞれ表示されている。例えば、ズーム制御値の相対位置が現在最も広角側にあるときに、「ズームWIDE」に対応する制御コマンドが被操作側の撮像装置に送信されると、要求された処理を実行できないことを示すエラー通知が返信される。このことから、操作側の機器は、制御値表示部229cの中のどの方向に“T”“W”の各文字を表示したらよいか、各項目に対応する動作実行時にマーカ画像229dをどの方向に移動させたらよいかについて、容易に判断できる。
以上のように、コマンドリストに含まれる段階初期値305、最小値306、および最大値307の各情報を用いることで、操作側の機器内の処理のみによって、ユーザに対して理解しやすい操作インタフェースを提供することも可能になる。
なお、以上の実施の形態では、被操作側の動作制御を、操作側の選択キーおよび決定キーのみを用いて行うようにしたが、上記のコマンドリストの情報を基に、操作側が備える他の操作スイッチに、任意の項目を選択・決定するのと同等の機能を割り当ててもよい。上述のように、操作側の機器では、制御コマンド名302を基に各項目に対応する動作制御内容を認識できることから、元々操作側の機器が備えている操作スイッチに対して、これに元々割り当てられていた動作と同じ動作に対応する項目を、コマンドリスト内から抽出し、この項目を操作スイッチに対応付けることができる。
例えば、上記の実施の形態において、操作側の撮像装置200のシャッタキー203には、これを半押しすることでフォーカスおよび露出の制御状態を固定し、全押しすることで撮像画像を記録させるという動作が割り当てられている。すなわち、これらの動作は、被操作側の撮像装置100から受信したコマンドリスト内の「シャッタ半押し」「シャッタ全押し」に対応する動作と同じである。
そこで、操作側の撮像装置200は、コマンドリストを受信すると、これを基にメニューマップの階層構造を認識して、メニュー画像を構築するとともに、制御コマンド名302を基に、「シャッタ半押し」「シャッタ全押し」への選択・決定操作を、それぞれシャッタキー203に対する半押し操作、全押し操作にも割り当てる。これにより、ユーザは、間接操作モードにおいて、メニュー画像内の選択・決定操作だけでなく、シャッタキー203を操作することでも、被操作側の撮像装置100に対して、フォーカスおよび露出の制御状態を固定させることや、撮像画像を記録させることを要求できるようになり、操作性が向上される。
なお、以上の説明では、操作側の機器としてデジタル方式の撮像装置を適用したが、これに限らず、操作側の機器としては、操作スイッチとして1つ以上の選択キーと決定キーとを備え、なおかつ、メニュー画像を表示するための表示パネルと、被操作側の撮像装置との間の無線通信機能とを備えていれば、いかなる携帯型の電子機器も適用可能である。このような電子機器としては、例えば、通話用以外の無線通信機能を備えた携帯型電話機、無線通信機能を備えた携帯型オーディオプレーヤまたはビデオプレーヤ、無線通信機能を備えた携帯型ゲーム機、無線通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)などを利用できる。
また、被操作側の撮像装置としても、無線通信機能および撮像機能を備えていれば、上述のような専用の撮像装置に限らず、携帯型電話機、携帯型ゲーム機などを適用することができる。
実施の形態で用いられる撮像装置の基本的な内部構成を示すブロック図である。 一方の撮像装置の操作パネル面の構成を示す図である。 他方の撮像装置の操作パネル面の構成を示す図である。 図2に示した撮像装置がカメラモードである場合のメニューマップの例を示す図である。 図4のメニューマップに基づく表示画像の例を示す図である。 図2に示した撮像装置が間接操作モードとされ、かつ、被操作側の装置とされる場合のメニューマップの例を示す図である。 図6のメニューマップに基づく操作側の撮像装置における表示画像の例を示す図である。 撮像装置間で通信を確立するまでの処理シーケンスを示す図である。 通信が確立されるまでの各撮像装置における画面表示例を示す図(その1)である。 通信が確立されるまでの各撮像装置における画面表示例を示す図(その2)である。 間接操作モードに設定するための処理シーケンスを示す図である。 間接操作モードに設定されるまでの各撮像装置における画面表示例を示す図(その1)である。 間接操作モードに設定されるまでの各撮像装置における画面表示例を示す図(その2)である。 間接操作モードにおいて撮影動作を制御する際の処理シーケンスを示す図(その1)である。 間接操作モードにおいて撮影動作を制御する際の処理シーケンスを示す図(その2)である。 間接操作モードでの撮影動作制御時における各撮像装置における画面表示例を示す図(その1)である。 間接操作モードでの撮影動作制御時における各撮像装置における画面表示例を示す図(その2)である。 間接操作モードでの撮影動作制御時における各撮像装置における画面表示例を示す図(その3)である。 間接操作モードでの撮影動作制御時における各撮像装置における画面表示例を示す図(その4)である。 撮像装置間で通信を終了するまでの処理シーケンスを示す図である。 通信が終了されるまでの各撮像装置における画面表示例を示す図(その1)である。 通信が終了されるまでの各撮像装置における画面表示例を示す図(その2)である。 コマンドリストの構成例を示す図である。 項目を1次元方向に配列した場合のメニュー画像の第1の表示例を示す図である。 項目を1次元方向に配列した場合のメニュー画像の第2の表示例を示す図である。 シャッタ半押し操作を実行させる場合の画面表示例を示す図である。 ズーム動作を操作する場合の画面表示例を示す図である。
符号の説明
11……光学部、12……撮像部、13……信号処理部、14……表示部、15……記憶部、16……制御部、17……入力部、18……無線通信部、100,200……撮像装置、101,201……表示パネル、102,202……電源キー、103,203……シャッタキー、104,105……ズームキー、106,206……メニューキー、107……サイズキー、108,208……モードスイッチ、111〜114,211〜214……選択キー、115,215……決定キー

Claims (20)

  1. 無線通信機能と表示パネルとを備えた電子機器において、
    外部の撮像装置において他の機器から遠隔操作されることが可能な動作をそれぞれ示す1つ以上の操作項目を含む操作項目情報を、前記撮像装置から無線により受信する操作項目情報受信部と、
    受信した前記操作項目情報を基に、前記操作項目を配置したメニュー画像を生成して、前記表示パネルに表示させるメニュー画像生成処理部と、
    前記メニュー画像上の前記操作項目をユーザが順次選択するための1つ以上の選択キーと、選択された前記操作項目に対応する処理の実行をユーザが決定するための決定キーとを備えた入力部と、
    前記決定キーにより決定された前記操作項目に対応する動作の実行要求信号を、前記撮像装置に対して無線により送信する実行要求送信部と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記メニュー画像には、前記操作項目が1つ以上の方向に並列されて配置され、前記選択キーが押下されることにより、前記メニュー画像上で選択される前記操作項目が当該選択キーに対応付けられた方向に移動されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記操作項目情報には、前記各操作項目が階層構造で対応付けられて定義されており、
    前記メニュー画像生成処理部は、前記階層構造に従って前記操作項目を前記メニュー画像内に配置することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記実行要求送信部は、前記階層構造の末端の前記操作項目が、前記選択キーにより選択されて前記決定キーにより決定されると、当該操作項目に対応する動作の前記実行要求信号を前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 前記メニュー画像生成処理部は、前記メニュー画像において、前記階層構造における階層ごとに前記項目情報を並列させて配置し、所定の階層内のいずれかの前記項目情報が前記選択キーにより選択されて前記決定キーにより決定されると、当該項目情報の下位層の前記項目情報を並列させて配置していくことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  6. 前記メニュー画像生成処理部は、前記メニュー画像において、所定の階層の前記項目情報を第1の方向に並列させて配置し、前記第1の方向に対する選択のための前記選択キーによりいずれかの前記項目情報が選択されて、前記決定キーにより決定されると、当該項目情報の下位層の前記項目情報を第2の方向に並列させて配置し、前記第2の方向に並列されて配置された前記項目情報に対する選択操作を、前記第2の方向に対する選択のための別の前記選択キーにより受け付けることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 前記操作項目情報には、前記各操作項目が、対応する前記撮像装置での操作対象の動作を表した文字情報として記述されており、
    前記メニュー画像生成処理部は、前記メニュー画像内に、前記操作項目を示す前記文字情報を並列させて表示させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 前記操作項目情報には、前記各操作項目に対応する制御コマンドが含まれており、
    前記実行要求送信部は、前記操作項目情報を参照して、前記決定キーにより決定された前記操作項目に対応する前記制御コマンドを、前記実行要求信号として前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  9. 前記実行要求送信部は、前記決定キーにより決定された前記操作項目を示す前記文字情報を、前記実行要求信号として前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  10. 前記電子機器が画像を撮像する機能を備えている場合に、
    前記操作項目により遠隔操作することが可能な前記撮像装置の動作には、前記電子機器内で実行可能な動作以外のものが含まれていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  11. 前記電子機器が画像を撮像する機能を備えており、前記選択キーおよび前記決定キー以外の1つ以上の操作スイッチに対して、画像撮像機能に関する前記電子機器内の各種動作の実行要求が割り当てられている場合に、
    前記撮像装置からの前記操作項目情報に基づいて前記メニュー画像を生成し、前記選択キーおよび前記決定キーへの入力操作に応じて前記実行要求信号を送信する第1の遠隔操作モードの他に、前記選択キーおよび前記決定キー以外の前記各操作スイッチに対する入力操作に応じて、前記各操作スイッチに割り当てられた前記電子機器内の動作と同じ動作を、前記撮像装置に実行させるように無線を通じて要求することが可能な第2の遠隔操作モードを備え、
    前記第1の遠隔操作モードと前記第2の遠隔操作モードとが、ユーザの入力操作に応じて選択可能とされていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  12. 前記電子機器が画像を撮像する機能を備えており、前記選択キーおよび前記決定キー以外の1つ以上の操作スイッチに対して、画像撮像機能に関する前記電子機器内の各種動作の実行要求が割り当てられている場合に、
    前記実行要求送信部は、少なくとも1つの前記操作スイッチへの入力操作を受けると、当該操作スイッチに割り当てられた前記電子機器内の動作と同じ動作を、前記撮像装置に実行させるように無線を通じて要求することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  13. 前記撮像装置において現在撮像中の撮像画像の信号を無線により受信する撮像画像受信部をさらに有し、
    前記表示パネルには、前記撮像画像受信部の受信信号に基づく前記撮像画像に対して、前記メニュー画像が合成して表示されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  14. 前記操作項目情報には、前記操作項目に対応する動作の実行要求に応じて、前記撮像装置において対応する動作が実行されたときに、その動作の実行により当該撮像装置内の制御状態が別の動作の実行までの間保持されるか否かを示す動作保持情報が、前記各操作項目に対応付けて記述され、
    前記メニュー画像生成処理部は、前記メニュー画像上の前記操作項目への選択・決定操作に応じて、前記実行要求送信部により前記実行要求信号が送信されたとき、前記動作保持情報に基づき、当該操作項目に対応する動作が、前記制御状態が別の動作の実行までの間保持されるものである場合には、その後に、別の前記操作項目への選択・決定操作に応じて、前記実行要求送信部により前記実行要求信号が送信されるまでの間、前記制御状態が現在保持されていることをユーザが視覚的に認識できるように前記メニュー画像を変化させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  15. 前記制御状態が別の動作の実行までの間保持される動作として、フォーカスおよび露出の制御状態を適正化して保持する動作が含まれることを特徴とする請求項14記載の電子機器。
  16. 前記操作項目情報には、前記操作項目に対応する動作の実行要求に応じて、前記撮像装置において対応する動作が実行されたときに、その動作の実行により当該撮像装置がとり得る制御段階の全段階数と、その動作が最初に実行されたときの段数を示す初期段数とが、前記各操作項目に対応付けて必要に応じて記述され、
    前記メニュー画像生成処理部は、前記メニュー画像とともに、前記全段階数に対する現在の段数の相対位置を示す段階表示情報を生成して前記表示パネルに表示させ、前記操作項目情報において前記全段階数および前記初期段数が記述されていた前記操作項目への選択・決定操作が行われて、それに応じて前記実行要求送信部により前記実行要求信号が送信されるたびに、前記初期段数の位置を初期位置として、前記段階表示情報における前記現在の段数の相対位置を所定の方向に変化させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  17. 前記全段階数および前記初期段数が記述される前記操作項目として、ズームレンズを移動させる動作に対応する前記操作項目が含まれることを特徴とする請求項16記載の電子機器。
  18. 画像を撮像する撮像機能と、撮像により得られた画像信号を記録する画像記録機能と、表示パネルと、無線通信機能とを備えた撮像装置において、
    外部の撮像装置において他の機器から遠隔操作されることが可能な動作をそれぞれ示す1つ以上の操作項目を含む操作項目情報を、前記外部の撮像装置から無線により受信する操作項目情報受信部と、
    受信した前記操作項目情報を基に、前記操作項目を配置したメニュー画像を生成して、前記表示パネルに表示させるメニュー画像生成処理部と、
    前記メニュー画像上の前記操作項目をユーザが順次選択するための1つ以上の選択キーと、選択された前記操作項目に対応する処理の実行をユーザが決定するための決定キーとを備えた入力部と、
    前記決定キーにより決定された前記操作項目に対応する動作の実行要求信号を、前記外部の撮像装置に対して無線により送信する実行要求送信部と、
    を有し、
    少なくとも前記選択キーおよび前記決定キー以外の操作スイッチに対する入力操作に応じて、前記撮像機能および前記画像記録機能を制御する通常操作モードと、前記外部の撮像装置からの前記操作項目情報に基づいて前記メニュー画像を生成し、前記選択キーおよび前記決定キーへの入力操作に応じて前記実行要求信号を送信することで、前記外部の撮像装置を遠隔操作する遠隔操作モードとが、ユーザの入力操作に応じて選択可能とされていることを特徴とする撮像装置。
  19. 画像を撮像する撮像機能、および、撮像により得られた画像信号を記録する画像記録機能を備えた撮像装置と、表示パネルを備えた電子機器とが、互いに無線により通信可能とされた撮像システムにおいて、
    前記撮像装置は、
    前記撮像機能および前記画像記録機能に関する動作のうち、外部の機器から遠隔操作されることが可能な動作をそれぞれ示す1つ以上の操作項目を含む操作項目情報を、無線により前記外部の機器に送信する操作項目情報送信部と、
    前記外部の機器からいずれかの前記操作項目に対応する動作の実行要求信号を無線により受信すると、当該操作項目に対応する動作を実行させる動作制御部と、
    を有し、
    前記電子機器は、
    前記操作項目情報を前記撮像装置から無線により受信する操作項目情報受信部と、
    受信した前記操作項目情報を基に、前記操作項目を配置したメニュー画像を生成して、前記表示パネルに表示させるメニュー画像生成処理部と、
    前記メニュー画像上の前記操作項目をユーザが順次選択するための1つ以上の選択キーと、選択された前記操作項目に対応する処理の実行をユーザが決定するための決定キーとを備えた入力部と、
    前記決定キーにより決定された前記操作項目に対応する動作の実行要求信号を、前記撮像装置に対して無線により送信する実行要求送信部と、
    を有することを特徴とする撮像システム。
  20. 無線通信機能と表示パネルとを備えた電子機器において、外部の撮像装置の動作を遠隔操作するための撮像遠隔操作方法であって、
    操作項目受信部が、前記撮像装置において他の機器から遠隔操作されることが可能な動作をそれぞれ示す1つ以上の操作項目を含む操作項目情報を、前記撮像装置から無線により受信し、
    メニュー画像生成処理部が、受信された前記操作項目情報を基に、前記操作項目を配置したメニュー画像を生成して、前記表示パネルに表示させ、
    1つ以上の選択キーへの操作入力に応じて、前記メニュー画像上の前記操作項目が順次選択され、1つの前記操作項目が選択された状態で決定キーへの操作入力が行われると、実行要求送信部が、選択された前記操作項目に対応する動作の実行要求信号を、前記撮像装置に対して無線により送信する、
    ことを特徴とする撮像遠隔操作方法。
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