JP2009093116A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】投影画像の劣化を起こす汚れを容易に除去できるプロジェクタを提供する。
【解決手段】プロジェクタ1は、筐体2の前面側に位置するレンズユニット3と、レンズユニット3の前面を開閉自在に覆うレンズカバー4と、レンズカバー4の背面に設けられたパッド13と、レンズカバー駆動機構16と、レンズユニット3を前後方向に進退させるレンズユニット駆動機構10と、制御手段21とを備えており、制御装置21は、レンズカバー駆動機構16およびレンズユニット駆動機構10を制御して、レンズカバー4を閉塞させた状態でレンズユニット3を回転且つ前進させることにより、パッド13によりレンズユニット3のレンズ9を払拭する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズユニットの前面の埃や汚れを自動的に除去しうるようにしたプロジェクタに関する。
天井に設置されるタイプのプロジェクタでは、長期間室内に置かれているために、レンズユニットの対物側のレンズ面に室内の塵埃や水分等が付着して、画面が見にくくなることがあった。そのため、下記特許文献1に示す塵埃除去機能を備えたプロジェクタが提案されている。
特許文献1に示すプロジェクタは、ファンの気流をレンズ表面に誘導して流すことにより、塵埃がレンズ面に付着することを防止するとともに、既に吸着した塵埃を吹飛ばすことによって除去するものである。
また、特許文献2はデジタルカメラのレンズに関するものであるが、プロジェクタへの応用を提案している。特許文献2のプロジェクタは、レンズカバーのカバー裏面に帯電部材を設け、カメラ筐体側に帯電部材に接触可能な擦り部材を備えている。レンズカバーを閉じる際に、帯電部材がレンズ表面に接触することなく対向した状態を保つことにより、レンズ面に付着した塵埃を帯電部材に静電吸着するものである。
特開2005−173119号公報 特開2003−344904号公報
しかしながら、いずれの除去方式においても、塵埃を含んだ水蒸気がレンズユニットのレンズ面に結露すると、湿性で付着性があるため除去することが困難である。特に、天井設置型のプロジェクタの場合、室温の高低差により水分がレンズ面に結露し易いほか、空気中の塵埃の付着やカビ類等の発生によりレンズ面が汚染されても、高所に設けられているために、掃除し難いために、徐々に投影画質が低下する問題がある。
本発明は、投影画像の劣化を起こす汚れを容易に除去できるプロジェクタを提供することを課題としている。
本発明のプロジェクタは、筐体の前面側に位置するレンズユニットと、前記筐体に設けられて前記レンズユニットの前面を開閉自在に覆うレンズカバーと、前記レンズカバーの背面に設けられて前記レンズユニットの前面を払拭する払拭部材と、前記レンズカバーを開閉駆動するレンズカバー駆動機構と、前記レンズユニットを光軸周りに回転させながら前後方向に進退させるレンズユニット駆動機構と、前記レンズカバー駆動機構および前記レンズユニット駆動機構を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記レンズカバーを閉塞させた後に前記レンズユニットを回転且つ前進させて前記払拭部材に前記レンズユニットの前面を相対的に払拭動作させることを特徴とする。
この構成によれば、レンズユニットの前面を清掃するときには、制御手段により、前記レンズカバーを閉塞させた後に前記レンズユニットを回転且つ前進させて前記払拭部材に前記レンズユニットの前面を相対的に払拭動作させると、レンズユニットの前面が払拭部材に接触して払拭される。これによって、レンズユニットの正面側のレンズの汚れを簡単に除去できる。
また、この場合、レンズユニット駆動機構は、レンズユニットのズーム機構若しくは合焦機構の少なくともいずれかで構成されていると、新たな機構を導入しなくても既存の機構でレンズユニット駆動機構を構成できる。また、レンズカバーが、ブラシを備えていると、払拭部材の払拭前に塵を払うことができるので、払拭部材が汚れ難くなり、清掃機能を長期間維持できる。
更に、上述のプロジェクタにおいて、払拭部材にクリーニング液を含浸させる供給容器を備えていても良い。この場合、払拭動作に伴ってレンズユニットの前面に付着したクリーニング液を乾燥させる送風手段を、更に備えていても良い。
このような構成によれば、払拭部材にクリーニング液を含浸させて払拭することにより、レンズユニットの前面の清掃効果を高めることができる。その際に、送風手段を備えていると、クリーニング液や結露等で濡れたレンズユニットの前面を乾燥でき、空気中の塵等がレンズ面等に付着することを防止できる。
また、プロジェクタが、制御手段による払拭動作を遠隔操作により行う遠隔操作手段を、更に備えていると、天井等や離れた場所にプロジェクタが設置された場合にも払拭動作を行うことができ、プロジェクタの清掃が容易である。投影画質の低下が見られたとき等の必要な時にレンズ面の清掃を行うことが容易である。
(第1の実施例)
図1〜図7は、本発明の実施の形態にかかるプロジェクタの例を示している。図においてプロジェクタ1は、プロジェクタ1の筐体2、筐体1に設けられたレンズユニット3、筐体1の前面に開閉可能に設けられたレンズカバー4を備えている。プロジェクタ1は、筐体2内に、投影用の光源ユニット5と、パーソナルコンピュータ等から出力される映像を各色毎に投影するための偏光板等を備えた光学装置6と、光学装置6にて形成された投影画像を図示しないスクリーンに向かって投影するレンズユニット3を備えている。また、レンズユニット3は、投影画像を合焦させる合焦機構7と、投影画像をズーミングするズーム機構8とから成り、レンズユニット3のレンズ9を自己の光軸周りに回転させながら前進させるレンズユニット駆動機構10を備えている。さらに、プロジェクタ1は、レンズカバー4を開閉動作させるレンズカバー駆動機構16を備えている。そして、レンズユニット駆動機構10およびレンズカバー駆動機構16は、光源ユニット5や光学装置6を制御する制御装置21により制御される。
図4に示すように、筐体2の正面側には、レンズユニット3の前面のレンズ9が臨む開口部11が形成されており、この開口部11にはレンズカバー4が設けられている。レンズカバー4は、筐体2の正面においてレンズユニット3の正面側のレンズ9を覆う閉塞位置と、レンズ9を開放する開放位置との間で横方向に開閉自在に構成されている。
図1に示すように、レンズカバー4の背面には、レンズ9表面に付着した塵を払う先端側のブラシ12と、払拭部材としての基端側のパッド13と、が離間して設けられている。パッド13は、レンズユニット3の前面側のレンズ9を払拭可能な柔らかい素材で構成され、レンズ9を包含する大きさを有している。ブラシ12とパッド13との間の離間距離Lは、レンズユニット3の前面のレンズ9の口径より大きい距離とされ、両者間にレンズ9が位置できる間隔に構成されている。
すなわち、このレンズカバー4では、レンズカバー4の背面の先端側にブラシ12を設け、基端側にパッド13を設け、ブラシ12とパッド13の離間距離をレンズ9の口径と同等かそれ以上に設定している。レンズカバー4で開口部11を完全閉鎖すると、ブラシ12とパッド13の間の部位12aにレンズ9が位置し、レンズカバー4の開閉時に、必ずブラシ12でレンズ9を払うことができるようになっている。
ブラシ12は、その毛先がレンズ9に接触できる程度の長さを有している。ブラシ12は、レンズ9のほこりを静電力より吸着する樹脂製のものであっても良い。パッド13はスポンジ状のものであり、例えば発泡ポリウレタン等の樹脂により形成され、耐熱性のものが望ましい。パッド13の厚みは、レンズ9の表面がパッド13に沈み込んで全面接触できる程度のものが望ましい。また、パッド13の表面には、布地や植毛布地が設けられていても良い。
レンズユニット3のレンズ9は、通常時には図1に示すようにブラシ12の毛先が触れる程度の位置にあり、レンズクリーニング時に、レンズユニット駆動機構10(合焦機構7若しくはズーム機構8)を駆動することにより、所定の前進位置に移動する。すなわち、レンズユニット駆動機構10により、レンズユニット3のレンズ9を回転且つ前進させ、さらに前進端位置から回転且つ後退させることにより、レンズ9がバッド13に回転接触(払拭動作)するようになっている。
図5は、レンズカバー4を駆動するレンズカバー駆動機構16を示している。レンズカバー駆動機構16は、レンズカバー4の横移動を案内する相互に平行に配設した一対のガイドレール17と、一方の端部をレンズカバー4に連結したラック18と、ラック18に噛み合うピニオン19と、ピニオン19を回転させるモータ20と、で構成されている。モータ20が正逆回転すると、ピニオン19およびラック18を介して、レンズカバー4が開閉動作する。そして、このモータ20は制御装置21により制御される。なお、図示では省略したが、レンズカバー4の完全開放位置、完全閉塞位置およびバッド13がレンズ9の正面に位置する払拭位置を、それぞれ検出するセンサを設けることが、好ましい。また、図中の符号14は、レンズカバー4が手動で開閉させるための突起(操作レバー)である。
制御装置21は、プロジェクタ1の装置全体の制御系を制御する図示しないマイクロコンピュータおよびROM、RAM、インターフェース等の周辺回路から構成され、光源ユニット5、光学装置6を制御するだけでなく、レンズユニット駆動機構10およびレンズカバー駆動機構16を制御する。
制御装置21は、レンズカバー駆動機構16を駆動してレンズカバー4を、バッド13がレンズ9の正面に達するまで閉塞させた後、レンズユニット駆動機構10を駆動し、レンズユニット3を回転且つ前進させて、パッド13にレンズユニット3の前面のレンズ9を相対的に払拭動作させる。この実施形態では、パッド13がレンズ9の前方で静止しているときに、レンズユニット3のレンズ9が回転しながら前進してレンズ9をパッド13により払拭させるが、レンズ9が回転しながら前進しているときにパッド13が横から移動して払拭するタイプでも良いし、レンズ9が既に前進して停止しているときに、パッド13がレンズ9を横切ってレンズ9を払拭しても良い。すなわち、制御装置21は、レンズユニット駆動機構10とレンズカバー駆動機構16の駆動を制御する際に、両者を同時に駆動しても良いし、両者の一方を他方より先に駆動しても良い。
図6の(a)〜(d)はレンズカバー駆動機構16によるレンズカバー4の動作工程を示すものであり、また図7は、図6(a)〜(d)のレンズカバー4およびレンズ9の動作工程を示すフローチャート図である。この図6の(a)〜(d)の動作工程を、図7のフローチャート図に示すレンズクリーニング動作の流れと共に説明する。図6(a)はプロジェクタ1を起動させる前の状態、すなわち電源をONする前の状態である。このときレンズ9はブラシ12の毛先の移動領域に位置しており、レンズ9はブラシ12とパッド13の間の位置12aにある。
図6(b)はプロジェクタ1を起動(電源ON)させた直後の状態であり、レンズカバー駆動機構16がレンズカバー4を開放位置に向かって移動させる。プロジェクタ1の起動直後では、制御装置21が、レンズカバー駆動機構16を制御し、レンズカバー4を図の左方向に移動させ、ブラシ12の毛先にてレンズ9の表面に付着している塵を払い清掃を行う。図7のフローチャート図により説明すると、プロジェクタ1の起動によってクリーニング動作がスタートし、レンズカバー4の開方向への移動が行われ、ブラシ12による塵払いが行われる(図7のステップSt1)。
図6(c)はプロジェクタ1がパッド13によってレンズをクリーニングしている状態を示したものである。ブラシ12により塵払いが終わると、制御装置21は、レンズユニット駆動機構10を制御し、クリーニングのためにレンズ9を所定の位置に移動させる(図7のステップSt2)。次に、制御装置21はレンズカバー駆動機構16を制御し、レンズカバー4を図の右方向に移動させ(図7のステップSt3)、パッド13によるレンズクリーニングを行う。レンズクリーニング動作としては、例えばレンズユニット駆動機構10が駆動することにより、レンズ9を回転させながら、レンズカバー駆動機構16がレンズカバー4をレンズ9の光軸を中心に往復駆動する。なお、レンズクリーニング動作は上記動作に限らず、レンズカバー4を所定の位置に停止させ、レンズ9を回転させてクリーニングを行っても良いし、レンズ9を回転させずにレンズカバー4のみを左右に駆動することでクリーニングを行っても良い。
図6(d)は、レンズクリーニング動作が完了し、プロジェクタ1が画像を投影している状態を示したものである(図7のステップSt5)。このとき、既にレンズカバー4は図の左方向の開放位置に移動しており(図7のステップSt4)、所定の位置においてプロジェクタ1の投影終了まで待機している(図7のステップSt6)。
パッド13は、レンズカバー4が所定の位置で待機している間に、クリーニング液の補充を行うことができる。具体的には、パッド13が待機する所定の位置にパッド13が接するように、クリーニング液補充容器22が配置されている。パッド13と接する側のクリーニング液補充容器22の面は、パッド13と同じ材質で構成されており、パッド13と接触している間にクリーニング液をパッド13側に浸透させることでクリーニング液を補充することができる。クリーニング液補充容器22に充填されるクリーニング液としては、一般に使用される低沸点の石油系溶剤、IPAなどのアルコール系溶剤、およびこれに加え、少量乃至微量の静電気除去材、レンズコーティング剤、界面活性剤などの添加剤を含有したものを使用することができる。なお、本実施形態は一例であり、パッド13にクリーニング液を補充することができれば、その態様は問わないことはいうまでもない。
プロジェクタ1の投影が終了する際も、図6(a)から(c)を逆順に行う。すなわち、プロジェクタ1の投影が終了したら、電源OFFをトリガとして、図6(c)のレンズ9を拭く状態になるように、制御装置21は、レンズカバー駆動機構16を駆動し、レンズ9の面をパッド13により払拭する(図7のステップSt7)。レンズ9をパッド13で拭いたら、次にブラシ12でレンズ9を払うようにレンズカバー4を図6(b)の位置に移動させる(図7のステップSt8)。ブラシ12によるレンズ9の清掃が終了したら、レンズユニット駆動機構10を駆動してレンズ9を後方に移動させ(図7のステップSt9)、レンズ9が所定の位置まで格納されたら、レンズカバー駆動機構16を駆動してレンズカバー4で開口部11を閉塞する(図7のステップSt10)。これによって、レンズ9は再度清掃が行われ、画像の投影中に埃やチリ等がレンズ面に付着しても払拭動作によって清掃される。
上述した本実施形態によれば、以下の効果がある。
本実施形態のプロジェクタ1によれば、プロジェクタ1の電源投入時および電源遮断時にレンズ9の清掃を自動的に行うことができるので、常にレンズ表面を綺麗な状態に保つことができ、最適な画像を提供することができる。また、本実施の形態のプロジェクタ1は天井設置型のプロジェクタに好適である。すなわち、手の届きにくい場所に設置されたプロジェクタは定期的にメンテナンスを行う必要がある。しかし、本実施形態のプロジェクタ1は、電源投入時および電源遮断時に常に自動的にレンズカバー4でレンズユニット3の前面のレンズ9を覆った状態でレンズ9の払拭動作を行うため、一番汚れが目立つレンズ9をクリーンに保つことが出来、メンテナンスの頻度を大幅に低減することが出来る。
(第2の実施例)
第1の実施例では、プロジェクタ1が電源投入時および遮断時に自動的にレンズクリーニングを実行したが、適宜レンズクリーニングを実行するようにしても良い。次に、プロジェクタ1のレンズクリーニングを任意に実行できるよう構成した実施例について説明する。図8は、第2の実施例におけるプロジェクタ1の機能ブロック図である。
図1のプロジェクタ1との相違点は、リモートコントローラ100、操作パネル101が追加された点である。リモートコントローラ100の操作信号の受信部102は、プロジェクタ1の投射面側若しくは投射面の反対側に設置されている。操作パネル101はプロジェクタ1の上面または側面に設置されている。レンズクリーニング処理を実行させるには、リモートコントローラ100および操作パネル101にクリーニング処理用の専用ボタンを設けても良いし、所定の複数のボタンの組み合わせ操作、或いは所定の単一のボタンの長押し操作でも良い。上記構成により、リモートコントローラ100または操作パネル101を操作することにより、上記の図6(a)〜(c)のクリーニング処理を動作させることができる。
上述した本実施形態によれば、以下の効果がある。
このように、リモートコントローラ100若しくは操作パネル101からレンズクリーニング処理の指示を行うことができるので、自動クリーニングとは別にレンズ9が汚れているときには迅速にプロジェクタ1のレンズクリーニング処理を実行することができる。これにより、レンズ表面を綺麗な状態に保つことが出来るので、最適な画像を提供することができる。特に、天井等への設置や離間した場所でのプロジェクタ1の使用はレンズ9が汚れやすいが、リモートコントローラ100を操作することにより、離れた位置で簡単にレンズ清掃を行うことができる。
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
(変形例1)
なお、本実施形態は、以下のように変更しても良い。
図9はレンズカバー駆動機構16の変形例である。このレンズカバー駆動機構30は、一対のガイドレール17と、レンズカバー4の前後端部に取り付けたワイヤ31と、ワイヤ31をガイドするプーリ32と、ワイヤ31を駆動するプーリ33およびモータ34からなる構成としても構わない。
(変形例2)
図10はレンズカバー駆動機構16の更なる変形例である。このレンズカバー駆動機構40は、一対のガイド軸17と、レンズカバー4の後端部に取り付けたスライド軸41と、スライド軸41を駆動するリニアモータ42からなる構成としても構わない。
(変形例3)
図11は光源ユニット3のランプの冷却ファン50の冷却風をレンズ9側に供給するように構成したものである。冷却ファン50をレンズ9の横に設置してランプによる熱風をレンズ9側にも導き、レンズ9に乾燥した空気を供給する構成としても構わない。このような構成にすることにより、クリーニング液によって湿潤したパッド13によりレンズ9を払拭清掃したときに、レンズ9をいち早く乾燥させて空気中の塵埃がレンズ9に付着することを防止できるという効果を得ることができる。
本実施例は、プロジェクタ1の電源投入時・遮断時に自動的にレンズクリーニング処理を実施していたが、上記処理を手動で行っても良い。例えば、図3、4に示すものでは、レンズカバー4の上端部に手動操作可能なための突起14が設けられている。突起14は筐体2の点板部に形成された溝状開口部15に沿って移動可能とされている。この突起14を操作することにより、簡単なレンズクリーニング(ブラシクリーニングのみ)を行うことができる。
第1実施形態におけるプロジェクタの概略ブロック図である。 レンズカバーのパッドによりレンズユニットの前面を払拭する状態の説明図である。 プロジェクタのレンズカバーを閉じた状態の斜視図である。 プロジェクタのレンズカバーを開いた状態の斜視図である。 実施形態のレンズカバー駆動機構の構成を示す説明図である。 プロジェクタのレンズクリーニング動作の説明図である。 レンズクリーニング動作のフローチャート図である。 第2実施形態におけるプロジェクタの概略ブロック図である。 レンズカバー駆動機構の変形例を示す説明図である。 レンズカバー駆動機構の更なる変形例を示す説明図である。 プロジェクタにレンズ乾燥手段を設けた説明図である。
符号の説明
1:プロジェクタ 2:筐体 3:レンズユニット 4:レンズカバー 5:光源ユニット 6:光学装置 7:合焦機構 8:ズーム機構 9:レンズユニット前面のレンズ 10:レンズユニット駆動機構 12:ブラシ 13:パッド(払拭部材) 16:レンズカバー駆動機構 18:ラック 19:ピニオン 20:モータ 21:制御装置(制御手段) 22:クリーニング液補充容器(供給容器) 50:冷却ファン(送風手段) 100:リモートコントローラ(遠隔操作手段)

Claims (6)

  1. 筐体の前面側に位置するレンズユニットと、
    前記筐体に設けられて前記レンズユニットの前面を開閉自在に覆うレンズカバーと、
    前記レンズカバーの背面に設けられて前記レンズユニットの前面を払拭する払拭部材と、
    前記レンズカバーを開閉駆動するレンズカバー駆動機構と、
    前記レンズユニットを光軸周りに回転させながら前後方向に進退させるレンズユニット駆動機構と、
    前記レンズカバー駆動機構および前記レンズユニット駆動機構を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記レンズカバーを閉塞させた後に前記レンズユニットを回転且つ前進させて前記払拭部材に前記レンズユニットの前面を相対的に払拭動作させることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記レンズユニット駆動機構は、前記レンズユニットのズーム機構および/又は合焦機構で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記レンズカバーの背面には、前記レンズカバー駆動機構の開閉に伴って、前記レンズユニットの前面を清掃するブラシが更に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記払拭部材にクリーニング液を含浸させる供給容器を更に備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプロジェクタ。
  5. 前記払拭動作に伴って前記レンズユニットの前面に付着したクリーニング液を乾燥させる送風手段を、更に備えていることを特徴とする請求項4に記載のプロジェクタ。
  6. 前記制御手段による前記払拭動作を遠隔操作により行う遠隔操作手段を、更に備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のプロジェクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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