JP2012155120A - プロジェクターシステム、プロジェクターの天吊装置、およびプロジェクターシステムの制御方法 - Google Patents
プロジェクターシステム、プロジェクターの天吊装置、およびプロジェクターシステムの制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】投写光を遮断する開閉式のシャッター5を備えたプロジェクター1を、プロジェクター1のシャッター5を開閉操作するシャッター開閉部31を備えた天吊装置30で天吊支持し、プロジェクター1は、ユーザーの遠隔操作を受け付ける操作部23に所定の操作が入力された場合に、天吊装置30にシャッター開閉部31の開閉動作を指示することを特徴とする、プロジェクターシステム。
【選択図】図2
Description
図1(a)、(b)は本実施形態のプロジェクターシステムのシャッター開閉状態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクターシステムは画像を投写して表示するプロジェクター1と、プロジェクター1を、例えば天井などから吊り下げ、支持する天吊装置30とを含み構成される。また、プロジェクター1は後述する構成部材を内部に収容した筐体を天吊装置30に支持され、天吊される。
プロジェクター1の投写側である筐体前面の開口部には、投写レンズ13が露出しており、スライド式のシャッター5により、投写レンズ13を保護することができる。シャッター5はシャッターつまみ5aを保持して移動することで、開閉操作する。
開閉アーム31aの先端はフック等(図示せず)でシャッターつまみ5aと接続され、開閉アーム移動部31bが開閉アーム31aを送り出し、または引き込むことでシャッター5を開閉する。開閉アーム移動部31bは駆動モーター、搬送ギヤなどで構成される(いずれも図示せず)。
プロジェクター1と天吊装置30はコネクター34で接続され、通信を行うようになっている。
図2に示すように、プロジェクター1は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、光源制御部22、操作部としての入力操作部23、画像信号入力部2、画像信号処理部3、OSD処理部4、シャッター5、報知部15、通信部16等で構成されており、これらは図示しないプロジェクター1の筐体の内部に収容されている。
天吊装置30は、シャッター開閉部31、異常検出部33、シャッター制御部35等で構成されており、異常検出部33、シャッター制御部35等は図示しない天吊装置30の筐体の内部に収容されている。
入力操作部23が備える複数の操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、複数の画像信号入力部2に入力される画像入力端子を切り替えるための入力切替キー、各種設定を行うための設定メニューを重畳表示させるメニューキー、メニューからユーザーが設定項目を選択するカーソルキー、決定キー、エスケープキー、また、投写を中断する画面ミュートキー等がある。
ユーザーが入力操作部23の各種操作キーを操作すると、入力操作部23は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。
制御部20が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理部4は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、投写画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理部3から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、液晶駆動部14に出力される。
なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部4は、画像信号処理部3から入力される画像情報を、そのまま液晶駆動部14に出力する。
図3(a)に示すように、プロジェクター1が入力操作部23への電源オン操作を検出すると(ステップS101)、制御部20はシャッター開閉モード21aが有効(設定)になっているか否かを調べる(ステップS102)。シャッター開閉モード21aが有効になっている場合は(ステップS102:Y)、ステップS103に移行する。一方、シャッター開閉モード21aが有効になっていない場合(ステップS102:N)、ステップS105に移行する。
シャッター制御部35はシャッター開閉部31の動作後、異常検出部33が異常を検出した場合は異常発生を、検出していない場合は正常終了を応答として制御部20に返す。
図3(b)に示すように、プロジェクター1が入力操作部23への電源オフ操作を検出すると(ステップS201)、制御部20は光源11(ランプ)を消灯し(ステップS202)、その後シャッター開閉モード21aが有効(設定)になっているか否かを調べる(ステップS203)。シャッター開閉モード21aが有効になっている場合は(ステップS203:Y)、ステップS204に移行する。一方、シャッター開閉モード21aが有効になっていない場合(ステップS203:N)、ステップS207に移行する。
シャッター制御部31はシャッター開閉部31の動作後、異常検出部33が異常を検出した場合は異常発生を、検出していない場合は正常終了を応答として制御部20に返す。
図4(a)に示すように、プロジェクター1が入力操作部23への画面ミュート操作を検出すると(ステップS301)、制御部20は画像投写部10に黒画面を投写するなどミュート状態にし(ステップS302)、その後シャッター開閉モード21aが有効(設定)になっているか否かを調べる(ステップS303)。シャッター開閉モード21aが有効になっている場合は(ステップS303:Y)、ステップS304に移行する。一方、シャッター開閉モード21aが有効になっていない場合(ステップS303:N)、ステップS307に移行する。
シャッター制御部31はシャッター開閉部31の動作後、異常検出部33が異常を検出した場合は異常発生を、検出していない場合は正常終了を応答として制御部20に返す。
図4(b)に示すように、プロジェクター1が入力操作部23への画面ミュート解除操作を検出すると(ステップS401)、制御部20はシャッター開閉モード21aが有効(設定)になっているか否かを調べる(ステップS402)。シャッター開閉モード21aが有効になっている場合は(ステップS402:Y)、ステップS403に移行する。一方、シャッター開閉モード21aが有効になっていない場合(ステップS402:N)、ステップS406に移行する。
シャッター制御部31はシャッター開閉部31の動作後、異常検出部33が異常を検出した場合は異常発生を、検出していない場合は正常終了を応答として制御部20に返す。
ステップS407において、本フローを終了する。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
本変形例によれば、プロジェクター1が電源オフの状態であってもシャッター5の開閉動作を行うことができる。これにより、なんらかの要因でプロジェクター1が故障した場合においても、シャッター5の開閉動作を行い、投写レンズ13を保護することが可能となる。
Claims (7)
- 画像を投写して表示するプロジェクターと、
当該プロジェクターを吊り下げ、支持する天吊装置と、を備え、
前記プロジェクターは、
投写光を遮断する開閉式のシャッターを備え、
当該天吊装置は、
前記プロジェクターの前記シャッターを開閉操作するシャッター開閉部を備えたことを特徴とする、プロジェクターシステム。 - 請求項1に記載のプロジェクターシステムであって、
前記プロジェクターは、
ユーザーの遠隔操作を受け付ける操作部をさらに備え、
前記制御部は、前記操作部に所定の操作が入力された場合に、当該天吊装置に前記シャッター開閉部の開閉動作を指示することを特徴とする、プロジェクターシステム。 - 請求項2に記載のプロジェクターシステムであって、
前記プロジェクターは、異常発生を報知する報知部をさらに備え、
前記天吊装置は、前記シャッター開閉部の開閉動作時に異常が発生したことを検出する異常検出部をさらに備え、
前記報知部は、前記シャッター開閉部の開閉動作時に異常が発生した場合に、その旨を報知することを特徴とする、プロジェクターシステム。 - 請求項1に記載のプロジェクターシステムであって、
前記天吊装置は、
ユーザーの遠隔操作を受け付ける操作部と、
前記操作部に所定の操作が入力された場合に、前記シャッター開閉部の開閉動作を行うシャッター制御部と、をさらに備えたことを特徴とする、プロジェクターシステム。 - 請求項1からの4のいずれかに記載のプロジェクターシステムであって、
前記天吊装置は、
商用電源に接続され、前記プロジェクターの電源部に電力を供給する電源制御部をさらに備えたことを特徴とする、プロジェクターシステム。 - 画像を投写するプロジェクターを吊り下げ、支持する天吊装置であって、
前記プロジェクターの投写光を遮断するシャッターの開閉操作をするシャッター開閉部を備えたことを特徴とする、プロジェクターの天吊装置。 - 画像を投写して表示するプロジェクターと、
当該プロジェクターを吊り下げ、支持する天吊装置と、を備えるプロジェクターシステムの制御方法であって、
前記プロジェクターは、
投写光を遮断する開閉式のシャッターを備え、
当該天吊装置は、
前記プロジェクターの前記シャッターを開閉操作するシャッター開閉機構部を備え、
前記プロジェクターが所定の操作を検出すると、前記シャッター開閉機構部により、前記シャッターの開閉動作を行う、シャッター開閉ステップを備えたことを特徴とする、プロジェクターシステムの制御方法。
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- 2011-01-26 JP JP2011013763A patent/JP5625950B2/ja active Active
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