JP2009092993A - 表示フィルタ、及び表示フィルタを有する表示モジュール - Google Patents

表示フィルタ、及び表示フィルタを有する表示モジュール Download PDF

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Atsumasa Fujii
淳将 藤井
Hideki Nakajo
秀樹 中條
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    • G02B5/286Interference filters comprising deposited thin solid films having four or fewer layers, e.g. for achieving a colour effect

Abstract

【課題】複数の意匠パターンを独立して透過照明表示しかつ光源光の消灯時における美観をも損なわない表示フィルタ及び該表示フィルタを有する表示モジュールを提供する。
【解決手段】複数の意匠パターンフィルタ111,112と、目隠しフィルタ113とを備える。目隠しフィルタは、光源120とは反対側の視認側に配置され、各意匠パターン111b、112bを透過するそれぞれの特定波長域の光源光を透過し、かつそれぞれの特定波長域外の波長域の光を吸収する。よって目隠しフィルタを設けることで、光源が点灯状態のときには、各意匠パターンを透過照明表示可能とし、光源が消灯状態で外周光のみが存在するときに、各意匠パターンを従来に比べて見えにくくし、美観低下を防止可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示箇所に複数の意匠パターンを切り替えて表示する表示フィルタ、及び該表示フィルタを有する表示モジュールに関する。
複数の光源から発生するそれぞれ異なる発光色を切り替えることで、同一の表示箇所に複数の意匠を切替表示する表示装置が存在する。このような表示装置は、基本的に以下のように構成されている(例えば特許文献1)。
即ち、図31に示すように、表示装置10には、例えば赤色光を発する赤光源1と、例えば緑色光を発する緑光源2と、緑色光を遮光する赤色にてなる赤色フィルタ3と、赤色光を遮光する緑色にてなる緑色フィルタ4とが備わり、各光源1,2からの光が各フィルタ3、4を透過するように構成されている。又、赤色フィルタ3と緑色フィルタ4とは実際には合体され、一枚のフィルタとして形成されている。ここで、赤色フィルタ3には、図32の(ロ)に示すような、透明な又は開口にてなる円形意匠部分3aが形成され、それ以外の領域3bは赤色である。又、緑色フィルタ4には、図32の(ハ)に示すような赤色にてなるX形意匠部分4aが形成され、それ以外の領域4bは緑色である。上述のように、赤色フィルタ3と緑色フィルタ4とは一枚のフィルタであることから、図32の(イ)に示すように、円形意匠部分3aとX形意匠部分4aとは、同一箇所に位置する。
このように構成される従来の表示装置10は、以下のような表示動作を行う。即ち。赤光源1を点灯させたときには、赤色光は、赤色フィルタ3では、赤色領域3b、及び透明な又は開口にてなる円形意匠部分3aの両方を透過し、緑色フィルタ4では、緑色領域4bで遮光され赤色にてなるX形意匠部分4aを透過する。よって結果的に、赤光源1の点灯時には、X形意匠部分4aが赤色にて透過照明表示される。一方、緑光源2を点灯させたときには、緑色光は、赤色フィルタ3では、赤色領域3bで遮光され、透明な又は開口にてなる円形意匠部分3aを透過し、緑色フィルタ4では、緑色領域4bを透過し、赤色にてなるX形意匠部分4aで遮光される。よって結果的に、緑光源2の点灯時には、円形意匠部分3aが緑色にて透過照明表示される。
このように表示装置10では、光源1,2の点灯を切り替えることで、同一箇所に2つの意匠をそれぞれ独立して表示することができる。
実開昭61−171088号公報
上述のように、従来の表示装置10では、赤光源1及び緑光源2のいずれかが点灯しているときには、円形意匠部分3a及びX形意匠部分4aをそれぞれ独立して表示することができる。しかしながら、赤光源1及び緑光源2の両方とも消灯しているときには、表示装置10の周りの外周光の作用により、円形意匠部分3a及びX形意匠部分4aの両方が図32の(イ)に示すように重なって見えてしまうという問題点がある。即ち、表示装置10は、例えば携帯電話等の操作部に用いることができるが、電池駆動されるモバイル機器等では、消費電力の低減が望まれている。よって、操作ボタン等の照明用光源は、必要時以外、消灯するのが一般的である。従って、モバイル機器等の操作部のように美観を重視する機器では、消灯時に不要な意匠パターンが見えることは大きな欠点となる。
又、上述の問題点を解決するものとして、色フィルタ3,4の光透過側に、例えば黒色系のスモークフィルタをさらに設けた構成を開示する文献もある(例えば、日本国特許第3160166号)。しかしながら、上記スモークフィルタを設けることで、消灯時において複数の意匠パターンは見えにくくなるが、スモークフィルタは、全波長域の光を一様に遮光するものであることから、光源点灯時における意匠パターンの透過表示の輝度までも低下させてしまうという、新たな問題点を発生する。
本発明は、上述したような問題点を解決するためになされたもので、光源光が切り替えられることで、複数の意匠パターンをそれぞれ独立して透過照明表示し、かつ光源光の消灯時における美観をも損なわない表示フィルタ、及び該表示フィルタを有する表示モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の第1態様における表示フィルタは、互いに重ね合わされる複数の意匠パターンフィルタと、
上記複数の意匠パターンフィルタを間に挟み光源とは反対側に位置する視認側に上記複数の意匠パターンフィルタと重ね合わされ配置される目隠しフィルタとを備え、
それぞれの上記意匠パターンフィルタは、特定波長域の光源光を透過する意匠パターンを有し上記意匠パターン外の素地部では上記特定波長域の光源光を吸収する吸収型のフィルタであり、互いに異なる意匠パターンを有し、かつそれぞれの上記特定波長域の光源光を吸収してそれぞれ異なる上記意匠パターンを表示し、
上記目隠しフィルタは、上記光源光が消灯状態で外周光により複数の上記意匠パターンが可視となるのを防止するフィルタであり、それぞれの上記意匠パターンを透過するそれぞれの上記特定波長域の光源光を透過し、かつそれぞれの上記特定波長域外の波長域の光を吸収する、
ことを特徴とする。
又、それぞれの上記意匠パターンフィルタ及び上記目隠しフィルタは、一枚のシート材として一体的に形成してもよい。この場合、一枚のシート材にインク印刷にて一体的に形成することもできる。
又、上記目隠しフィルタよりも上記視認側又は光源側に配置され、上記光源光が消灯状態であり上記外周光により可視となる表示意匠パターンを有する無彩色フィルタをさらに備えることもできる。
又、上記表示意匠パターンは、上記目隠しフィルタへのインク印刷により形成することができる。
又、上記無彩色フィルタにおける上記表示意匠パターンは、透明又は半透明のシート材へインク印刷又は真空蒸着にて形成することができる。
又、上記無彩色フィルタにおける上記表示意匠パターンは、上記意匠パターンフィルタにおけるいずれかの意匠パターンと同一パターンであってもよい。
又、それぞれの上記意匠パターンフィルタが吸収する上記光源光の上記特定波長域は、それぞれ独立しており重複しないようにしてもよいし、境界域で重複してもよい。
又、それぞれの上記意匠パターンフィルタに形成された各意匠パターンは、同一箇所に重複して配置することもできるし、重複せず、互いに独立した位置に配置することもできる。
さらに本発明の第2態様における表示モジュールは、上記第1態様に記載するいずれかの表示フィルタと、
上記表示フィルタに含まれるそれぞれの意匠パターンフィルタが吸収する特定波長域の光源光を発する光源と、を備えたことを特徴とする。
上記第2態様において、上記光源は複数個設けられ、各光源は、それぞれの意匠パターンフィルタにおいて吸収されるそれぞれの特定波長域に対応した光源光をそれぞれ発し、
発光させる上記光源を切り替え、発光した光源からの光源光に対応する意匠パターンフィルタにおける意匠パターンを表示させる切替スイッチをさらに備えることもできる。
本発明の第1態様における表示フィルタによれば、複数の意匠パターンフィルタと、目隠しフィルタとが備わり、光源とは反対側の視認側に目隠しフィルタを配置し、目隠しフィルタは、それぞれの意匠パターンを透過するそれぞれの特定波長域の光源光を透過し、かつそれぞれの特定波長域外の波長域の光を吸収するように構成される。
よって、当該表示フィルタにおいて光源から光源光が照射されたときには、光源光が有する特定波長域を吸収する意匠パターンフィルタに描かれた意匠パターンを上記光源光が透過し目隠しフィルタに入射する。目隠しフィルタでは、上述のように、それぞれの上記意匠パターンを透過するそれぞれの特定波長域の光源光が透過することから、上記意匠パターンを透過した上記光源光は、目隠しフィルタを透過する。したがって、光源光が有する特定波長域を吸収する意匠パターンフィルタに描かれた意匠パターンを視認することができ、上記光源光を切り替えることで、複数の意匠パターンをそれぞれ独立して透過照明表示することができる。
一方、光源光が消灯されたときには、外周光が、目隠しフィルタに入射し、又、目隠しフィルタにて反射し、さらに、目隠しフィルタを透過した外周光は、それぞれの意匠パターンフィルタへ入射し、又、各意匠パターンフィルタで反射する。目隠しフィルタでは、上述のように、それぞれの上記意匠パターンを透過するそれぞれの特定波長域の光源光は透過され、かつそれぞれの特定波長域外の波長域の光は吸収される。よって、各意匠パターンフィルタで反射されて目隠しフィルタを透過した光は、各意匠パターンフィルタに対応したそれぞれの特定波長域を合成した波長域の光となる。よって、各意匠パターンフィルタの重なりによる色のバラツキを低減することができ、又、複数の意匠パターンフィルタに対して目隠しフィルタを加えることで、視認される色を黒色(無彩色)に近づけることができる。したがって、光源光が存在せず外周光のみが存在する場合に、各意匠パターンフィルタに形成されているそれぞれの意匠パターンを従来に比べて視認し難くすることができ、表示部分の美観の低下を防止することができる。
又、各意匠パターンフィルタ及び目隠しフィルタを一枚のシート材に形成することで、当該表示フィルタをよりコンパクトに形成可能となり、扱いやすくなる。
さらに無彩色フィルタを備えることで、光源光が存在せず外周光のみが存在するときに、無彩色フィルタに備わる表示意匠パターンを表示させることができる。
又、無彩色フィルタを目隠しフィルタに印刷により形成することで、当該表示フィルタをよりコンパクトに形成可能となり、扱いやすくなる。一方、無彩色フィルタを透明又は半透明のシート材にて形成することで、無彩色フィルタの着脱が可能となる。又、無彩色フィルタに備わる表示意匠パターンを、いずれかの意匠パターンフィルタに備わる意匠パターンと同一とすることで、光源光が照射されたときには、表示意匠パターンは、上記光源光及び外周光の両方の作用によって、輝度をより向上させることができる。
又、本発明の第2態様における表示モジュールによれば、上述した第1態様の表示フィルタを備えることから、複数の意匠パターンをそれぞれ独立して透過照明表示することができ、かつ光源光の消灯時においても美観の低下を防止することができる。
本発明の実施形態である表示フィルタ、及び該表示フィルタを備えた表示モジュールについて、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。又、各図において、点線によるハッチング及び網目模様は、断面を示すものではなく、以下に説明する各種の意匠パターンフィルタ、目隠しフィルタ、及び無彩色フィルタを表現するものである。一方、実線によるハッチングは、構造物の断面を示している。
第1実施形態;
図1に示すように、本実施形態における表示モジュール101は、基本的構成部分として、表示フィルタ110と光源120とを備え、筐体190内に、回路基板191に実装された光源120に対向して表示フィルタ110を配置した構成を有する。さらに、光源120のオン、オフ、及び複数光源の切り替えを行う光源駆動回路部193を回路基板191に接続することができる。
このような構成により、表示モジュール101は、光源120から照射された光源光が表示フィルタ110を透過することで、表示フィルタ110に形成されている意匠パターンを視認側192にて視認させることができるとともに、光源120の消灯時において表示部の美観の低下を防止することができる。以下に、さらに詳しく説明する。
光源120は、複数色を発光可能な構造を有し、本実施形態では、青色の波長域の光を発する青色光源121と、赤色の波長域の光を発する赤色光源122とを備えている。このように光源120は、特定の波長域の光を発する必要があることから、例えばLED(発光ダイオード)、LD(レーザダイオード)、及びEL(エレクトロルミネッセンス)等を使用するのが好ましい。本実施形態では、青色光源121として、例えば465±20nmの特定波長域の光源光121aを発するLEDを使用し、赤色光源122として、例えば630±15nmの特定波長域の光源光122aを発するLEDを使用している。尚、赤色光源122の特定波長域として、605±15nmの光源光122aを使用することもできる。
尚、本明細書において「特定波長域」とは、上述のように所定幅を有する波長帯を意味することは勿論のこと、該波長帯に含まれる一つの波長、例えば上記465nm等、のみをも指す場合も含む概念である。
又、光源120は、上述の青色光源121及び赤色光源122に限定されるものではない。図11に示すように、既に存在し周知の緑色、黄緑色、黄色、オレンジ色等を発する各LED等を光源120として使用可能であり、さらに将来製造可能となるであろう発色光源をも使用可能である。
又、本実施形態では、光源120は、青色及び赤色の2色であるが、3色以上を発生させる構成とすることもできる。
又、本実施形態で使用する青色光源121及び赤色光源122では、互いの特定波長域が重なり合うことはないが、光源120から2つの特定波長域の光源光が発せられる場合に、2つの特定波長域の境界領域において重なり合うような2つの光源光を使用することもできる。さらに、3つ以上の特定波長域の光源光が発せられる場合、少なくとも2つの特定波長域の境界領域が重なり合うような光源光を使用することもできる。
さらに又、構成が簡易なことから本実施形態では光源120として独立した2つの発色源を設けているが、光源120は、一つの光源と、複数の色フィルタとを有し、色フィルタの選択により発色を変更可能とした構造を採ることもできる。
表示フィルタ110は、図1及び図2に示すように、青色の意匠パターンフィルタ111と、赤色の意匠パターンフィルタ112と、目隠しフィルタ113とを備え、本実施形態では拡散板114を付属している。これらのフィルタは、同一形状にてなり、かつ重なって配置され、光源120側から視認側192に向けて、拡散板114、青色の意匠パターンフィルタ111、赤色の意匠パターンフィルタ112、目隠しフィルタ113の順で、最も視認側192に目隠しフィルタ113が配置されている。又、このように構成される表示フィルタ110を保護するため、通常、目隠しフィルタ113よりも視認側192に透明なカバーが配置される。
尚、青色意匠パターンフィルタ111と、赤色意匠パターンフィルタ112とは、上述の順番に限らずに配置位置を交換してもよい。
図示及び以下の説明では、図示及び理解を容易にするため、青色の意匠パターンフィルタ111、赤色の意匠パターンフィルタ112、及び目隠しフィルタ113は、それぞれ別個独立したシート材にて形成されるものとするが、当該第1実施形態及び後述する第2実施形態では、一枚のシート材にインク印刷処理にて、青色意匠パターンフィルタ111、赤色意匠パターンフィルタ112、及び目隠しフィルタ113が一体的に形成されている。勿論、以下の説明のように、それぞれ別個独立したシート材にて形成した、青色意匠パターンフィルタ111、赤色意匠パターンフィルタ112、及び目隠しフィルタ113を重ね合わせて、例えば貼り合わせることで一体的に表示フィルタ110を形成してもよい。
又、一枚のシート材への蒸着処理により、青色意匠パターンフィルタ111、赤色意匠パターンフィルタ112、及び目隠しフィルタ113を一体的に形成することもできる。
表示フィルタ110を構成する各意匠パターンフィルタ111,112は、光源120が発する上記特定波長域の光源光を吸収する吸収型のフィルタである。即ち、本実施形態では、光源120として、上述の特定波長域の光源光121aを発する青色光源121と、上述の特定波長域の光源光122aを発する赤色光源122とを有することから、図12及び図14に示すような、赤色の光源光122aにおける特定波長域の光を吸収する青色の意匠パターンフィルタ111と、図13及び図15に示すような、青色の光源光121aにおける特定波長域の光を吸収する赤色の意匠パターンフィルタ112とが設けられる。このように、意匠パターンフィルタは、設置した光源120が発する複数色の光源光、つまり複数の特定波長域に対応して、複数、設けられる。
尚、図12には、赤色光源122の発光特性、換言すると特定波長域122b(実線)に対する青色意匠パターンフィルタ111における光波長の透過特性111c(点線)を図示し、図13には、青色光源121の発光特性、換言すると特定波長域121b(点線)に対する赤色意匠パターンフィルタ112における光波長の透過特性112c(実線)を図示している。
ここで、図12に示す青色意匠パターンフィルタ111における光波長の透過特性111c、及び図13に示す赤色意匠パターンフィルタ112における光波長の透過特性112cは、意匠パターンフィルタ111,112におけるそれぞれ理想的な透過特性を示している。意匠パターンフィルタ111,112の素地部111a,112aを蒸着処理にて形成した場合には、比較的、上記理想的な透過特性に近い特性を得ることができる。
又、図14の(a)、(b)には、青色意匠パターンフィルタ111の素地部111aをインク印刷にて形成した場合の青色意匠パターンフィルタ111における、光波長に対する透過率及び反射率をそれぞれ図示し、図15の(a)、(b)には、赤色意匠パターンフィルタ112の素地部112aをインク印刷にて形成した場合の赤色意匠パターンフィルタ112における、光波長に対する透過率、及び反射率をそれぞれ図示している。
又、それぞれの意匠パターンフィルタ111、112には、青色光源121及び赤色光源122のいずれかが点灯したときに視認させる意匠パターンがそれぞれ形成されている。即ち、本実施形態では図2に示すように、青色の意匠パターンフィルタ111には、青色の素地部111aに対して、例えばバツ印にてなる意匠パターン111bが透明に又は開口にて形成され、赤色の意匠パターンフィルタ112には、赤色の素地部112aに対して、例えば丸印にてなる意匠パターン112bが透明に又は開口にて形成されている。これらの各意匠パターン111b、112bは、本実施形態では、図3に示すように、互いに重なって配置される。尚、図10に示すように、各意匠パターン111b、112bを重ならせずに、互いに独立した位置、例えば隣接位置に配置することもできる。この場合、各意匠パターンを同一とし、例えばその向きを「―」、「|」のように変更することもできる。
したがって、意匠パターンフィルタ111、112は、図12〜図15に示す特性から明らかなように、以下のように作用する。
即ち、赤色光源122が点灯したときには、赤色光源光122aは、青色の意匠パターンフィルタ111の素地部111aでは吸収され、一方、透明又は開口にてなるバツ印にてなる意匠パターン111bを透過して、赤色の意匠パターンフィルタ112へ入射する。赤色の意匠パターンフィルタ112では、赤色光源光122aは、素地部112a、さらに透明又は開口にてなる円形の意匠パターン112b部分を透過する。よって、赤色光源122が点灯したときには、青色の意匠パターンフィルタ111におけるバツ印の意匠パターン111bが赤色にて表示される。
又、青色光源121が点灯したときには、青色光源光121aは、青色の意匠パターンフィルタ111の素地部111a、及び透明又は開口にてなる意匠パターン111bを透過して、つまりバツ印の意匠パターン111bを表示することなく赤色の意匠パターンフィルタ112へ入射する。赤色の意匠パターンフィルタ112では、青色光源光121aは、素地部112aでは吸収され、透明又は開口にてなる円形の意匠パターン112b部分を透過する。よって、青色光源121が点灯したときには、赤色の意匠パターンフィルタ112における丸印の意匠パターン112bが青色にて表示される。
次に、本実施形態において特徴的構成部分の一つである目隠しフィルタ113について説明する。
目隠しフィルタ113は、光源120からの光源光121a、122aが消灯状態のときに外周光のみによって複数の意匠パターン111b、112bが可視となるのを防止するフィルタであって、図1に示すように、意匠パターンフィルタ111,112を間に挟み光源120とは反対側に位置する視認側192に、意匠パターンフィルタ111,112と重ね合わされて配置される。このような目隠しフィルタ113は、それぞれの意匠パターン111b、112bを透過するそれぞれの上記特定波長域の光源光122a,121aを透過し、かつそれぞれの上記特定波長域外の波長域の光を吸収し、反射光成分を減らす。
図16及び図17を参照して具体的に説明する。図16には、上述した、図12に示す、赤色光源122の発光特性122bに対する青色意匠パターンフィルタ111の光波長透過特性111c、及び、図13に示す、青色光源121の発光特性121bに対する赤色意匠パターンフィルタ112の光波長透過特性112cに加えて、目隠しフィルタ113の光波長透過特性113cを図示している。尚、光波長透過特性113cは、理想的な透過特性を示しており、目隠しフィルタ113を蒸着処理にて形成した場合には、比較的、上記理想的な透過特性に近い特性を得ることができる。又、図17の(a)、(b)には、目隠しフィルタ113をインク印刷にて形成した場合の光波長に対する透過率及び反射率をそれぞれ図示している。
図16及び図17から明らかなように、目隠しフィルタ113は、青色光源121が発する例えば465±20nmの特定波長域121bの光源光121a、及び、赤色光源122が発する例えば630±15nmの特定波長域122bの光源光122aをほぼ100%透過するが、一方、これらの特定波長域以外の波長域、つまり約560nm付近を中心とした波長域の光をほぼ100%吸収する。尚、目隠しフィルタ113、並びに青色の意匠パターンフィルタ111及び赤色の意匠パターンフィルタ112をインク印刷にて形成した場合、これらのフィルタの透過率、反射率及び吸収率について、理論的には、透過率+反射率+吸収率=1の関係があり、さらに、インク印刷で使用される顔料では、透過率と反射率との間には相関関係がある。つまり、例えば透過率が上がれば反射率も上がる。このような光波長の吸収、透過特性を有することから、目隠しフィルタ113を色で表現すると、各光源光121a,122aの青色と赤色とを合成した合成色、つまり紫色(マゼンタ)である。
本実施形態の目隠しフィルタ113では、上述のように特定波長域の光源光の透過率はほぼ100%、特定波長域外の光源光の吸収率はほぼ0%である光波長の吸収、透過特性を有する。又、本実施形態のように特定波長域121bの青色の光源光121a及び特定波長域122bの赤色の光源光122aに対して、目隠しフィルタ113としての以下に説明するような機能を果たすためには、目隠しフィルタ113は、目隠しフィルタ113の理想に近い透過特性の一例を示す図18に示すような矩形の透過特性を有するのが好ましい。一方、光源120からの光源光121a、122aが消灯状態のときに外周光のみによって複数の意匠パターン111b、112bを視認できなくする観点からすれば、目隠しフィルタ113の透過率は、低い程よく例えば10%以下であってもよい。しかしながらこのような低い透過率では、光源120の点灯時に光源光121a、122aが目隠しフィルタ113を透過できず、意匠パターン111b、112bの視認ができなくなってしまう。又、現状では実際のところ図17の(a)に示すように、インク印刷にて目隠しフィルタ113を形成した場合における青色及び赤色の特定波長域における透過率は、40%前後であり、この程度の透過率で十分に目隠しフィルタ113の機能を果たすことが可能である。したがって、目隠しフィルタ113としての以下に説明するような機能を果たすためには、約40%前後から、好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上の特定波長域の光源光の透過率、及び95%以上の上記特定波長域外の波長域の光の吸収率が備わっていれば良いことが確認されている。
又、青色の光源光121a、及び赤色の光源光122a以外の2又は3以上の波長域の光源光が用いられる場合であっても、目隠しフィルタ113が上述の光源光の透過率及び吸収率を備えることで、複数の光源120からの各特定波長域にかかわらず、目隠しフィルタ113としての以下に説明するような機能を果たすことができる。
又、上述したように、目隠しフィルタ113は、意匠パターンフィルタ111、112に対して最も視認側192に配置されることから、意匠パターンフィルタ112を出射した光は、目隠しフィルタ113に入射する。これに対し目隠しフィルタ113は、上述の光波長透過、吸収特性を有することから、青色光源121が点灯したときに赤色の意匠パターンフィルタ112にて表現される青色の円形の意匠パターン112b、及び、赤色光源122が点灯したときに青色の意匠パターンフィルタ111にて表現される赤色のバツ印の意匠パターン111bは、それぞれ透過率が低下することなく、そのまま視認可能である。この点で、目隠しフィルタ113は、従来用いられている、いわゆるスモークフィルタと大きく特性を異にする。
上述の目隠しフィルタ113は、図3に示すように、その全面に対して、上述の光波長の吸収、透過特性を有するように構成してもよいし、あるいは図4に示す目隠しフィルタ113−1のように、各意匠パターン111b、112bに対応する部分に対して上述の光波長の吸収、透過特性を有し、各意匠パターン111b、112b以外の領域113−1aについては透明に構成してもよい。
上述のように最も視認側192に目隠しフィルタ113を配置することで、目隠しフィルタ113は、さらに以下の作用を行う。
青色光源121及び赤色光源122が消灯し光源光が存在しないときには、全波長を含む外周光が、目隠しフィルタ113に入射し、あるいは目隠しフィルタ113の表面にて反射し、さらに、目隠しフィルタ113を透過した外周光は、それぞれの意匠パターンフィルタ111,112へ入射し、又、各意匠パターンフィルタ111,112の表面で反射する。目隠しフィルタ113では、上述のように、それぞれの意匠パターン111b、112bを透過するそれぞれの特定波長域の光源光122a、121aは透過され、かつそれぞれの特定波長域外の波長域の光は吸収される。よって、各意匠パターンフィルタ111,112で反射され目隠しフィルタ113を透過した光は、各意匠パターンフィルタ111,112に対応したそれぞれの特定波長域を合成した波長域の光となる。よって、各意匠パターンフィルタ111,112の重なりによる色のバラツキを低減させることができ、又、各意匠パターンフィルタ111,112に目隠しフィルタ113を加えることで、視認される色を黒色(無彩色)に近づけることができる。したがって、青色光源121及び赤色光源122が消灯した状態で外周光のみが存在するときに、各意匠パターンフィルタ111,112に形成されているそれぞれの意匠パターン111b、112bを従来に比べて視認し難くすることができ、表示部分の美観の低下を防止することができる。
上記消灯状態にて、各意匠パターン111b、112bを従来に比べて見えにくくすることができることについて、図5〜図9を参照してさらに詳しく説明する。
まず、上記消灯状態で外周光のみが存在する場合で、目隠しフィルタ113を設けないときには、各意匠パターンフィルタ111,112に形成されているそれぞれの意匠パターン111b、112bがうっすらと見えてしまう原理を説明する。
上記消灯状態で外周光のみが存在する場合において、積層された複数層によって視認される表示つまり反射光は、図5に示すように、各層で透過反射したものが合成されて見える。これは、視覚の特性より、赤(R)、青(B)、緑(G)成分の合成で考えることができ、上記合成されて見える反射光(Ref)は、各層で透過反射したもの(ref1〜refn)を加算して求まり、下記の式にて表すことができる。
Ref=ref1 + ref2 + ref3 +・・・+ refn
=(r1)+(T1*T1*r2)+(T1*T2*T1*T2*r3) +・・・+(T1*T1*T2*T2*…Tn-1*Tn-1*rn)
ここで、r: 反射率(rn:n層目の反射率)、T:透過率(Tn:n層目の透過率)。
上述の原理に基づいて、図6では、目隠しフィルタ113が存在しない場合に外周光194が青色意匠パターンフィルタ111及び赤色意匠パターンフィルタ112に作用する状態を図示し、図7では、目隠しフィルタ113を設けた場合に外周光194が青色意匠パターンフィルタ111及び赤色意匠パターンフィルタ112に作用する状態を図示している。
即ち、図6に示すように、RGB成分を有する外周光194が赤色意匠パターンフィルタ112、青色意匠パターンフィルタ111、赤色意匠パターンフィルタ112と青色意匠パターンフィルタ111とが重なっているマゼンタ部分、及び無色透明部分に作用することで、赤色意匠パターンフィルタ112部分及び上記マゼンタ部分からは主に赤色波長域の光が視認側192へ出射され、青色意匠パターンフィルタ111からは主に青色波長域の光が視認側192へ出射され、上記無色透明部分からは赤色、緑色、及び青色波長域の光が視認側192へ出射される。
一方、図7に示すように、視認側192に目隠しフィルタ113を配置した本実施形態の表示フィルタ110の構成では、RGB成分を有する外周光194が表示フィルタ110に入射することで、以下のような作用が生じる。即ち、目隠しフィルタ113では上述のように緑色波長域の光を吸収することから、目隠しフィルタ113からは青色波長域の光、及び赤色波長域の光が視認側192へ出射される。又、赤色意匠パターンフィルタ112部分では、緑色波長域の光は目隠しフィルタ113にてほぼ吸収され赤色意匠パターンフィルタ112まで到達せず、青色波長域の光は目隠しフィルタ113を透過するが当該赤色意匠パターンフィルタ112にて吸収される。よって、赤色意匠パターンフィルタ112部分からは、赤色波長域の光が目隠しフィルタ113を透過して出射されるとともに、目隠しフィルタ113の表面にて反射した青色及び赤色の波長域の光が視認側192へ出射される。又、上記マゼンタ部分では、赤色意匠パターンフィルタ112の表面で反射し目隠しフィルタ113を透過した赤色波長域の光、及び目隠しフィルタ113の表面にて反射した青色及び赤色の波長域の光が視認側192へ出射される。又、青色意匠パターンフィルタ111部分では、青色意匠パターンフィルタ111の表面で反射し目隠しフィルタ113を透過した青色波長域の光、及び目隠しフィルタ113の表面にて反射した青色及び赤色の波長域の光が視認側192へ出射される。
このように目隠しフィルタ113を配置した本実施形態の表示フィルタ110の構成では、外周光194によって視認側192へ出射される光の波長域は、赤色意匠パターンフィルタ112部分、マゼンタ部分、青色意匠パターンフィルタ111部分、及び透明部分のいずれにおいても、青色及び赤色の波長域となる。したがって、視認側192では、色むらが認識され難い。即ち、光源120が消灯状態において、各意匠パターン111b、112bを従来に比べて見えにくくすることができる。
さらに又、色フィルタの素材が光の吸収特性を有する場合、減色法の理論よりマゼンタ+青+赤でより黒に近づく。よって、本実施形態におけるマゼンタ色の目隠しフィルタ113と、青色の意匠パターンフィルタ111、及び赤色の意匠パターンフィルタ112とが混色されることで黒色(無彩色)に近づけることができる。この点からも、目隠しフィルタ113を設けることで、特に本実施形態の構成では、光源120の消灯状態において各意匠パターン111b、112bを従来に比べて見えにくくすることができる。
尚、理想の黒色とするには、Y(イエロー)+C(シアン)+M(マゼンタ)が望ましい。よって、このような組み合わせとなる光の波長域を有するように、光源120、意匠パターンフィルタ、及び目隠しフィルタを構成することで、光源120の消灯状態において各意匠パターン111b、112bをほぼ視認不可とすることができる。
尚、目隠しフィルタ113を設けた構成にあっても、青色光源121及び赤色光源122が点灯状態であるときには、上述したように、及び図9に示すように、青色の光源光121a及び赤色の光源光122aが目隠しフィルタ113を透過して視認側192に到達可能である。図8では、目隠しフィルタ113を設けていない場合を示し、青色の光源光121a及び赤色の光源光122aは、視認側192に到達している。
以上説明したように本実施形態の表示フィルタ110によれば、光源120が点灯状態であるときには、光源光が有する特定波長域を吸収する意匠パターンフィルタに描かれた意匠パターンを透過照明表示することができる。一方、光源120が消灯状態であり外周光194のみが目隠しフィルタ113及び複数の意匠パターンフィルタ111,112に入射するときには、目隠しフィルタ113により、各意匠パターンフィルタ111,112に形成されているそれぞれの意匠パターン111b、112bを従来に比べて見えにくくすることができ、表示部分の美観の低下を防止することができる。
本実施形態では、上述のように、光源120からの青色光源光121a及び赤色光源光122aに対して、青色の意匠パターンフィルタ111、赤色の意匠パターンフィルタ112、及びマゼンタ色の目隠しフィルタ113を設けた。これに限定されず、青色光源光121a及び赤色光源光122aを用いる場合、例えば、赤色の意匠パターンフィルタ112、緑色の意匠パターンフィルタ、及び黄色の目隠しフィルタを用いることもでき、又、青色の意匠パターンフィルタ111、緑色の意匠パターンフィルタ、及びシアン色の目隠しフィルタを用いることもできる。
このような表示フィルタ110を有する表示モジュール101の動作について説明する。
光源駆動回路部193にて青色光源121を点灯させたときには、赤色の意匠パターンフィルタ112に形成さている丸印の意匠パターン112bを透過した青色光源光121aがさらに目隠しフィルタ113をも透過して、視認側192に到達する。よって、青色光源121の点灯時には、青色の丸印の意匠パターン112bを視認することができる。
又、赤色光源122を点灯させたときには、青色の意匠パターンフィルタ111に形成さているバツ印の意匠パターン111bを透過した赤色光源光122aがさらに目隠しフィルタ113をも透過して、視認側192に到達する。よって、赤色光源122の点灯時には、赤色のバツ印の意匠パターン111bを視認することができる。
よって、光源駆動回路部193にて光源120が発するそれぞれ特定波長域を有する複数の光源光を切り替えることで、表示モジュール101は、各光源光121a,122aが有する特定波長域を吸収する意匠パターンフィルタ112,111に描かれた意匠パターン112b、111bをそれぞれ独立して透過照明表示することができる。
一方、青色光源121及び赤色光源122が消灯状態であり、外周光194のみが存在するときには、目隠しフィルタ113により、各意匠パターンフィルタ111,112に形成されているそれぞれの意匠パターン111b、112bを従来に比べて見えにくくすることができ、美観の低下を防止することができる。
上述したような表示フィルタ110を備えた表示モジュールの具体的な構成例を図19から図23に示す。これらの図示は、例えば携帯電話のテンキー部の一部分等を模式的に示したものである。又、光源等の各構成部分の配置場所、数等は、図示の構成に限定するものではない。又、図19から図23に示す表示モジュールには、図1に示す光源駆動回路部193は図示していない。
図19は、光源120をLEDとして青色光源121及び赤色光源122を有し、ドームスイッチ195を備えた表示モジュール105の一部分を図示している。該表示モジュール105では、上述した表示フィルタ110が印刷処理にて透明な筐体部105aに形成され、筐体部105aに設けた可動部105bには、青色光源121又は赤色光源122の点灯に応じて意匠パターン112b、111bが表示される。意匠パターン112b、111bを視認して可動部105bを押下することで、シリコーンゴム等の透明な弾性部材に設けた押し子195aを介してドームスイッチ195が作動する。
図20は、図19に示す表示モジュール105における光源をLEDに代えて、青色及び赤色のEL123とした表示モジュール105−1を図示している。表示モジュール105−1の動作は、上述の表示モジュール105と変わるところはない。
図21は、光源120として青色光源及び赤色光源を有するEL123とし、タッチセンサ196を備えた表示モジュール106の一部分を図示している。該表示モジュール106では、上述した表示フィルタ110が印刷処理にて透明な筐体部106aに形成され、該筐体部106aには、青色光源又は赤色光源の点灯に応じて意匠パターン112b、111bが表示される。これらの意匠パターン112b、111bを視認して筐体部106aに触れることで、タッチセンサ196が作動する。
図22には、図19に示す表示モジュール101の構成に電子ペーパ197を加えた構成を有する表示モジュール107が示される。該表示モジュール107では、電子ペーパ197が透明に形成された場合、青色光源121又は赤色光源122の点灯に応じて筐体部105aに表示された意匠パターン112b、111bを視認することができる。
図23には、図21に示す表示モジュール106の構成に電子ペーパ197を加えた構成を有する表示モジュール108が示される。上述の表示モジュール107と同様に、表示モジュール108は、電子ペーパ197が透明に形成された場合、意匠パターン112b、111bを視認することができる。
第2実施形態;
図24は、第2実施形態における表示モジュール102を図示している。表示モジュール102は、上述の第1実施形態における表示モジュール101に備わる表示フィルタ110を表示フィルタ110−1に変更した以外、上記表示モジュール101と構成上、変わる部分はない。よって、以下には、変更部分である表示フィルタ110−1について説明を行い、その他の同一構成部分について、ここでの説明は省略する。又、表示フィルタ110−1においても、第1実施形態における表示フィルタ110と同一の構成部分については、同じ符番を付し、その説明は省略する。
第2実施形態における表示モジュール102においても、光源120から照射された光源光121a,122aが表示フィルタ110−1を透過することで、表示フィルタ110−1に含まれている意匠パターン112b、111bを視認側192にて視認させることができる。さらに、本実施形態の表示モジュール102は、光源120の消灯時において、上記外周光194により、以下に説明する表示意匠パターンを視認させることができる。以下に詳しく説明する。
図24及び図25に示すように、表示フィルタ110−1は、第1実施形態にて説明した、青色の意匠パターンフィルタ111と、赤色の意匠パターンフィルタ112と、目隠しフィルタ113とを備え、さらに、第2実施形態にて特徴的構成部分である無彩色フィルタ115を備えている。尚、本第2実施形態においても拡散板114を付属している。
無彩色フィルタ115は、意匠パターンフィルタ111,112、及び目隠しフィルタ113と同一形状にてなり、かつ重ねて配置され、目隠しフィルタ113よりも視認側192に配置される。
無彩色フィルタ115には、光源120が消灯状態で外周光194のみが表示フィルタ110−1に作用するとき、外周光194により可視となる表示意匠パターン115aが形成されている。本実施形態では、無彩色フィルタ115は、図25及び図26に示すように、目隠しフィルタ113を含む第1実施形態における表示フィルタ110の目隠しフィルタ113上に配置されることから、表示意匠パターン115aは、上記意匠パターン111a,112aと重なる位置に配置される。
無彩色フィルタ115は、例えば、透明又は半透明のシート材を基材とし、表示意匠パターン115a以外の素地部115bを、表示意匠パターン115a部分とは光反射率、光吸収率、及び光拡散度差の少なくとも一つが異なる材料にて印刷又は真空蒸着することで作製される。例えば、表示意匠パターン115a部分を光反射率が高い材料で、素地部115bを光吸収率が高い材料で形成する。
このように作製された無彩色フィルタ115では、外周光194が照射されたとき反射する部分は白く見え、光吸収が高い部分は黒く見える。よって、光源120が消灯状態であり外周光194のみが作用するとき、無彩色フィルタ115を有する表示フィルタ110−1は、第1実施形態で説明したように上記意匠パターン111b、112bを視認し難くするとともに、表示意匠パターン115a部分を素地部115bとは異なって視認可能とする。即ち、消灯時には、表示意匠パターン115aが表現される。
又、光源120の発光時において、表示意匠パターン115aが邪魔をして意匠パターン111b、112bに表示ムラが発生するのを防止するため、表示意匠パターン115aと、素地部115bとの光透過率を同一又はほぼ同一にするのが好ましい。
上述のように、無彩色フィルタ115は、表示意匠パターン115a部分を光反射率が高い、例えば数%の反射率の材料で形成し、素地部115bを光吸収率が高い材料で形成している。しかしながら、表示意匠パターン115a部分の光反射は、外周光の照度に大きく左右される。このことは、屋内外で使用される例えば携帯電話等のモバイル機器に当該表示フィルタ110−1を採用する場合、表示意匠パターン115aの光反射率の決定を非常に難しくする。即ち、光源120が消灯しているとき、屋内における外周光のみで表示意匠パターン115a部分を表示させるために表示意匠パターン115a部分の光反射率を高くし過ぎると、光源120の点灯時に光源120の光により表示意匠パターン115a部分が表現されてしまうという問題が生じ、逆に、該問題を防止するため、また屋外における外周光に対応させて、表示意匠パターン115a部分の光反射率を低く設定し過ぎると、屋内では光源120の消灯時に表示意匠パターン115a部分が表現できない。したがって、実際には、表示意匠パターン115a部分の光反射率と、素地部115bの光吸収率と、表示意匠パターン115a部分及び素地部115bの光透過率とを、微妙に調整する必要がある。
上述の例では、無彩色フィルタ115は、意匠パターンフィルタ111,112、及び目隠しフィルタ113を有する表示フィルタ110とは別の部材にて形成したが、図27及び図28に示すように、目隠しフィルタに表示意匠パターン115aを形成することもできる。即ち、図27及び図28において、符号116にて示すものは、上述した目隠しフィルタ113と、無彩色フィルタ115との機能を併せ持つ目隠しフィルタである。当該目隠しフィルタ116の視認側192には、上記表示意匠パターン115aが形成されている。又、このような目隠しフィルタ116を有する表示フィルタについて符号110−2を符番し、該表示フィルタ110−2を備えた表示モジュールについて符号103を符番する。
このように構成した表示フィルタ110−2についても、上述の表示フィルタ110−1と同一の作用、効果を得ることができる。
又、上述した表示フィルタ110−1、110−2では、表示意匠パターン115aは、意匠パターンフィルタ111,112における意匠パターン111b、112bとは異なる意匠パターンであるが、図29に示すように、例えば青色の意匠パターンフィルタ111に形成した意匠パターン111b−1と同一の形状及びサイズとすることもできる。表示意匠パターン115aを、意匠パターンフィルタ111における意匠パターン111b、又は意匠パターンフィルタ112における意匠パターン112bと同一にすることで、光源120からの光源光及び外周光により、表示意匠パターン115aの輝度を向上させることができる。
又、上述した第2実施形態では、表示意匠パターン115aを有する無彩色フィルタ115は、目隠しフィルタ113よりも視認側192に配置しているが、例えば図30に示すように、目隠しフィルタ113よりも光源120側に配置することもできる。即ち、無彩色フィルタ115は、目隠しフィルタ113と意匠パターンフィルタ112との間、意匠パターンフィルタ112と意匠パターンフィルタ111との間、又は意匠パターンフィルタ111よりも光源120側に配置することができる。尚、図30は、無彩色フィルタ115を、目隠しフィルタ113と意匠パターンフィルタ112との間に配置した表示フィルタ110−3を図示している。
本発明は、同一の表示箇所に複数の意匠パターンを切り替えて表示するような表示フィルタ、及び該表示フィルタを有する表示モジュールに適用可能である。
本発明の第1実施形態における表示モジュールの断面図である。 図1に示す表示モジュールに備わる表示フィルタを示す斜視図である。 図2に示す表示フィルタに備わる目隠しフィルタの一例の作用により意匠パターンが視認し難くなることを説明するための図である。 図2に示す表示フィルタに備わる目隠しフィルタの他の例による作用により意匠パターンが視認し難くなることを説明するための図である。 図2に示す表示フィルタに含まれる意匠パターンが視認される原理を説明するための図である。 図2に示す目隠しフィルタにより意匠パターンが視認し難くなることを説明するために目隠しフィルタが存在しない場合を説明するための図である。 図2に示す目隠しフィルタにより意匠パターンが視認し難くなることを説明するための図である。 図2に示す目隠しフィルタの存在の有無に関係なく意匠パターンを視認可能であることを説明するため目隠しフィルタが存在しない場合を説明するための図である。 図2に示す目隠しフィルタの存在の有無に関係なく意匠パターンを視認可能であることを説明するため目隠しフィルタを設けた場合を説明するための図である。 図2に示す表示フィルタに含まれる意匠パターンを重ねず別々に配置した状態を示す図である。 図1に示す表示モジュールに備わる光源に使用可能な各色のLEDにおける光源光の波長域を示すグラフである。 図1に示す表示モジュールに備わる赤色光源の発光特性、及び青色の意匠パターンフィルタの光透過特性を示すグラフである。 図1に示す表示モジュールに備わる青色光源の発光特性、及び赤色の意匠パターンフィルタの光透過特性を示すグラフである。 図1に示す表示モジュールに備わる青色の意匠パターンフィルタの光透過特性及び光反射特性を示すグラフである。 図1に示す表示モジュールに備わる赤色の意匠パターンフィルタの光透過特性及び光反射特性を示すグラフである。 図1に示す表示モジュールに備わる赤色及び青色の光源の発光特性、青色及び赤色の意匠パターンフィルタの光透過特性、並びに目隠しフィルタの光透過特性を示すグラフである。 図1に示す表示モジュールに備わる目隠しフィルタの光透過特性及び光反射特性を示すグラフである。 図1に示す表示モジュールに備わる目隠しフィルタの理想に近い光透過特性の一例を示す図である。 図1に示す表示モジュールの具体的構成例の断面図である。 図1に示す表示モジュールの具体的構成例の断面図である。 図1に示す表示モジュールの具体的構成例の断面図である。 図1に示す表示モジュールの具体的構成例の断面図である。 図1に示す表示モジュールの具体的構成例の断面図である。 本発明の第2実施形態における表示モジュールの断面図である。 図24に示す表示モジュールに備わる表示フィルタを示す斜視図である。 図24に示す表示フィルタに備わる無彩色フィルタの作用を説明するための図である。 図24に示す表示フィルタの他の例を備えた表示モジュールの断面図である。 図27に示す他の例における表示フィルタの斜視図である。 図24及び図27に示す表示フィルタにおいて、無彩色フィルタに形成した表示意匠パターンを意匠パターンと同一にした場合を示す斜視図である。 図24に示す表示フィルタの変形例であって、無彩色フィルタを、目隠しフィルタと意匠パターンフィルタとの間に配置した場合を示す斜視図である。 従来の表示モジュールの断面図である。 従来の表示モジュールの動作を説明するための図である。
符号の説明
101,102,103…表示モジュール、110…表示フィルタ、
111…青色の意匠パターンフィルタ、111b…意匠パターン、
112…赤色の意匠パターンフィルタ、112b…意匠パターン、
113…目隠しフィルタ、115…無彩色フィルタ、
115a…表示意匠パターン、116…無彩色フィルタ、
120…光源、121…青色光源、121a…青色光源光、
122…赤色光源、122a…赤色光源光、
193…光源駆動回路部。

Claims (13)

  1. 互いに重ね合わされる複数の意匠パターンフィルタ(111、112)と、
    上記複数の意匠パターンフィルタを間に挟み光源とは反対側に位置する視認側(192)に上記複数の意匠パターンフィルタと重ね合わされ配置される目隠しフィルタ(113)とを備え、
    それぞれの上記意匠パターンフィルタは、特定波長域の光源光(121a,122a)を透過する意匠パターン(111b、112b)を有し上記意匠パターン外の素地部(111a、112a)では上記特定波長域の光源光を吸収する吸収型のフィルタであり、互いに異なる意匠パターンを有し、かつそれぞれの上記特定波長域の光源光を吸収してそれぞれ異なる上記意匠パターンを表示し、
    上記目隠しフィルタは、上記光源光が消灯状態で外周光により複数の上記意匠パターンが可視となるのを防止するフィルタであり、それぞれの上記意匠パターンを透過するそれぞれの上記特定波長域の光源光を透過し、かつそれぞれの上記特定波長域外の波長域の光を吸収する、
    ことを特徴とする表示フィルタ。
  2. それぞれの上記意匠パターンフィルタ及び上記目隠しフィルタは、一枚のシート材として一体的に形成される、請求項1記載の表示フィルタ。
  3. それぞれの上記意匠パターンフィルタ及び上記目隠しフィルタは、一枚のシート材にインク印刷にて一体的に形成される、請求項2記載の表示フィルタ。
  4. 上記目隠しフィルタよりも上記視認側又は光源側に配置され、上記光源光が消灯状態であり上記外周光により可視となる表示意匠パターン(115a)を有する無彩色フィルタ(115)をさらに備えた、請求項1から3のいずれかに記載の表示フィルタ。
  5. 上記表示意匠パターンは、上記目隠しフィルタへのインク印刷により形成される、請求項4記載の表示フィルタ。
  6. 上記無彩色フィルタにおける上記表示意匠パターンは、透明又は半透明のシート材へインク印刷又は真空蒸着にて形成される、請求項4記載の表示フィルタ。
  7. 上記無彩色フィルタにおける上記表示意匠パターンは、上記意匠パターンフィルタにおけるいずれかの意匠パターンと同一パターンである、請求項4から6のいずれかに記載の表示フィルタ。
  8. それぞれの上記意匠パターンフィルタが吸収する上記光源光の上記特定波長域は、それぞれ独立しており重複しない、請求項1から7のいずれかに記載の表示フィルタ。
  9. それぞれの上記意匠パターンフィルタが吸収する上記光源光の上記特定波長域は、境界域で重複する、請求項1から7のいずれかに記載の表示フィルタ。
  10. それぞれの上記意匠パターンフィルタに形成された各意匠パターンは、同一箇所に重複して配置されている、請求項1から9のいずれかに記載の表示フィルタ。
  11. それぞれの上記意匠パターンフィルタに形成された各意匠パターンは、互いに独立した位置に重複せずに配置されている、請求項1から9のいずれかに記載の表示フィルタ。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の表示フィルタ(110,110−1、110−2)と、
    上記表示フィルタに含まれるそれぞれの意匠パターンフィルタ(111,112)が吸収する特定波長域の光源光を発する光源(120)と、
    を備えたことを特徴とする表示モジュール。
  13. 上記光源は複数個設けられ、各光源は、それぞれの意匠パターンフィルタにおいて吸収されるそれぞれの特定波長域に対応した光源光をそれぞれ発し、
    発光させる上記光源を切り替え、発光した光源からの光源光に対応する意匠パターンフィルタにおける意匠パターンを表示させる切替スイッチ(193)をさらに備えた、請求項12記載の表示モジュール。
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